クロガネ全話ダイジェスト13

57本目 「一万本」

+ ...
801:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2012/10/26 09:41:10  ID:kKpGlzxtI(5)

.>>800
じゃあ簡易バレしてよ…一応今回は俺やるけど

残り3人は落丁。道場では20年前にIH2位だった隠居大将時の黄金期の話
これからやるのはその時にやった練習法で、互いに1万本勝つまで試合というもの
疲れて倒れて夢修行IN、メガネが大モに15代目の話して真にやりかえそう!
で次週。アオリは「決戦の日は近し!」、来週で合宿終わりそう

18 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/27(土) 17:55:36.83 ID:N5kCZhXrO
もう文字バレで前もって発散させないといけない程クズではなく
内容もめちゃくちゃでツッコミするのも馬鹿らしいレベルになったので文字バレさんが来ないの?

本スレで話してるトンデモや本格云々って漫画であることが前提で話してるのにクロガネって

20 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/27(土) 18:24:21.28 ID:xBEeto160
.>>19
詳細バレの者だけど、ごめん風邪でダウン中なんだ・・・
画バレ投下されてたようなので休ませて貰ってる

22 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/27(土) 18:33:29.48 ID:4ziUqrP30
.>>20
そうか
あなたのツッコミをトレースして文字バレすることは出来ると思うけど
今更っぽいしやめとくかな

お大事に

ところで、何故体調を崩したのか疑問に思わないかい・・・?

78 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/28(日) 07:59:30.23 ID:kodbUKfhO
文字バレなし?


79 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/28(日) 09:04:40.11 ID:3mvcaWqJ0
バレもクソも
1万本勝負始めました
以上のモノないからな
あと、さゆり本体が連載史上最ブサイク顔だった

58本目 「渡さない」

+ ...
763 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12:19:33.13 ID:2gHGCtMQ0
冒頭、メガネvsクラウド
メガネは既に疲労中、クラウドは気合の入っている、対照的な表情。
はたしてメガネの胴・・・いやこれ胴なのかコレ?
なんだか身体の前で両手を交差させた感じの右片手胴・・・なのか?
そんな不思議打突をものともせず、クラウドの右片手面が入る。
BBP「シドウ君6000本!!」
メガネ「・・・っ!」

58本目 渡さない

ぜーぜーとへたりこむメガネ。
クラウド「・・・・クロガネ そのペースじゃ終わらんぞ」
メガネ「・・・!うん・・・ごめん・・・・」
メガネ(・・・・でももう3日も動きっぱなし・・・腕が・・・っ 足が重い・・・っ)
    (少しでも気を抜いたら倒れそうだ・・・!)
毎度の虚弱設定があるのかどうか、中途半端な状態のメガネ。
メガネ(「これをやりとげれば強くなれる」・・・”かもしれない” それだけが・・・今立っていられる ギリギリの希望・・・!)
再び立ち上がり、構えをとるメガネ。それをBBPは驚いた表情で見ている。
と、そこに隠居(防具はつけていない)が。
隠居「・・・・どうだスコアは」
BBP「やっぱり朝霧さんとシドウ君がダントツで多いです」
   「クロガネくんはこのままだと・・・」
隠居「厳しそうか?」
BBP「あっでもっ・・・連勝数はシドウ君並だったり 全員から満遍なく勝ててたり」
   「独特のスコアは出てて凄いと思うんですけど・・・」
   「ただ・・・一度スタミナが切れると全く動けなくなっちゃうので・・・」
   「やっぱり少しでも休ませてあげた方が・・・!」
相変わらずゲームのHPみたいな体力ですねメガネ。
1か0かしかないのかコイツは。
が、そんなBBPの言葉に隠居は背を向けて言う
隠居「・・・だめだ それこそ間に合わん」
BBP「でも・・・!」
隠居「・・・無理だと思ってたらハナから連れてこねぇよ」
BBP「え?」
でも今までメガネを見る限り、「無理」だとしか思えないハズなんですけど・・・
と、ここで鼻傷が気合を入れる
鼻傷「あと半分だ!!入れ直せーーっ!!」
全員「おおおおーーーーっ!!」
メガネ「おああーーーーーっ!!」
隠居「・・・あいつらならやりとげるさ そう信じたから初めてここへ連れてきたんだ」

そして落丁しつつ合宿は進む。
アホら4人の前にそれぞれ浮かぶ数字。
アホ 7914 クラウド 8826 王子 9137 鼻傷 9650
これが時間の経過の表現なのか、現時点での各個の本数なのかはわからない。
      • っていうかほんと時間の経過の表現が下手だな池沢くん・・・
ということで何日目かの朝。 10000表示のカウンターが4つころがり、残る一つも9999表示
全員「あと一本! 一本ーーーっ!」
メガネ、クラウドと対峙するも、既に体力がつきてヤバイ表情。
メガネあsdfぎゅいおl!! くぇrちゅいおp!!」
何を言っているのかわからないが、右片手面を打ち込んできたクラウドの竹刀が当たらず
別に避けたわけでもなく、斜めに構えていたメガネの竹刀がクラウドの右小手に当たる
何を言っているのかわかんねーと思うが自分でも何をいっているのかわからないぜ!
そしてメガネのカウンターが1万を指す。


764 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12:20:21.72 ID:2gHGCtMQ0
全員「一万本 達成ーーーーっ!」
アホ「っしゃあーーーーーっ!終わったーーーーーっ!!」
抱き合う殴打ボーイズ+モッピー
いい歳こいた師匠なんだからもうちと落ち着けよモッピー
と、その3人に鼻傷がだきつく
鼻傷「お前らよくやったーーーっ!!」
3人「主将!!」
鼻傷「ナオ!お前も来い!
王子「おいおい俺はそういうの」 鼻傷「いいから!!」
ということで全員で集まって喜び合う5人。
数を数えるくらいしか仕事していなかった女どもも、それぞれ目当ての男によりそったりだきついたりしてるぞ!
アホとクラウド、お前らは泣いていい・・・

その歓喜の輪から外れたおっさんが一人
隠居「・・・あいつら少しはやるでしょう・・・先生」
   「・・・行ってきます ・・・もう一度 インターハイへ・・・!!」

さて、合宿も終わった日の放課後
アホ「さすがに今日は部活ナシかーっ」
BBP「クロガネくんも一緒に帰ろーっ」
アホとBBPが下校しようとする。相変わらずクラウドはハブってんのかこいつら・・・
しかしモッピーを連れたメガネは
メガネ「ごめん・・・今日はちょっと」
と断る。
アホ「おお!? 何だよラーメン食おーぜラーメン!」
またラーメンに誘うアホに、
クロガネは変な顔で「大事な用があるんだ」と返す。

.・・・そして、夜
一週間前、まこっちゃんに襲撃された場所。
待つまこっちゃん、来るメガネ。
ま「・・・・来たか」
振り向いてメガネを見留めるまこっちゃん
彼(仮)を見て一筋の汗が顔を伝うモッピー
ま「・・・?  ・・・誰だ?」
そんなモッピーに気が付いたまこっちゃんが尋ねる。
メガネ&も「・・・・・」
メガネ「・・・・わからないなら いい・・・」
ま「何?」
っていうかまこっちゃんがモッピーを見ただけでわかるわけねーだろメガネ。人形だよ?見た目
も(覚悟はしてきた・・・だがこうして目の前で見ると・・・ホントにーーーー)
(注:上の台詞はもしかしたらモッピーではなくまこっちゃんのものかもしれません。
 自然なのはモッピーなのでモッピーの台詞とします)
ま「・・・まぁいい 何を隠してるか知らないが」
 「僕が勝ったら 今日こそ吐いてもらうぞ」
そういって(多分)壁の上から降りる(多分)まこfっちゃん
ま「七代目 小百合が残した 桜一刀流”秘伝書”の在り処をーーー!」
あれ?メガネに流派を使わせないようにするのが目的だったんじゃ?
メガネ「!!」 も「・・・・秘伝書・・・!?」
メガネ(そうか・・・ 刀条は”桜一刀流について書かれた本”か何かを 僕が持ってると思い込んでるんだーーー・・・」
も「ヒロト・・・」
メガネ(どっちにしても誤解をとけるわけじゃない)
いや説明もしないで誤解をとけないと判断するのはどうよ!?


765 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12:21:01.46 ID:2gHGCtMQ0
メガネ「・・・大丈夫 勝てばいいんだ」
そういって口元に笑みをも浮かべ、眼鏡を取るメガネ。
メガネ「君にさゆりは渡さない」
竹刀を突きつけて言い放つメガネ
あれ?刀条としては秘伝書を目的に定めたわけだから、
別にモッピーがいなくなるとかそんなことなくね? 正直に話せばいいんじゃね?
なんでモッピーが奪う奪われるな話になってんの?
ま「・・・・!」(”さゆりは”!? 何を言っている・・・?)
ま(まぁいい・・・勝てばわかること)
ま「・・・いくよ」
ドンッ(立体)と対峙する二人。
まこっちゃんの背後には壁・・・ってどんだけ広い道幅なんだよ!
そして先に手をだしたのはメガネ。
このコマでは二人の横に壁。一体この路地はどうなっているんだ!!
間合いを詰め、鍔迫り合いから体当たりをしてまこっちゃんの体勢をくずそうとするメガネ
まこっちゃんは飛び退り、間合いを開ける
ま(フェイント・・・!? 様子見を読まれたか!? いやーーーー・・・ まぐれだっ!!)
何か喜ぶモッピー
まこっちゃんの突きを左に避け、小手を打ちに行くメガネ。
それを竹刀で防ぐまこっちゃん。
伸ばした竹刀で防ぐとか物理的にありえないがさすが桜一刀流の使い手だぜ!!
ま「!!?」
交差し、振り向き、再び構える二人。
ま(読まれてる・・・!? まさかな・・・ 読み合いは僕のほうが上手のはずだ)
 (それに・・・仮に読みが当たったとしてもムダだ。所詮その”桜一刀流”は半端なマネごと・・・)
 (まともな”飛び込み技”を持たない君には フェイントを打っておけば負けることはないんだよ・・・!)
まこっちゃんもジャン剣道にどっぷり浸かっていたらしい。もうだめだこの流派・・・
ま「・・・いくよ」
メガネ「!!」
二人「”桜花七式”!」
モッピーの脳裏に先日の夢修行がよぎる
も「・・・いいか ヒロト」
 「桜一刀流は”返し技”に特化した剣術 それ故”見せ掛け技(フェイント)”が最大の弱点であり
  それを狙われるのが宿命だ・・・」
 「だがこの技は 3すくみにおけるその宿命を逆手にとる!」
 「”相手は返し技の剣士” ”飛び込んでこないから見せ掛け技で外させよう”そう思わせた時点でお前の勝ちだ」
 「”五月雨” ”陽炎”と同じ構えで”見せ掛け技”を誘い 突如右手で繰り出す”最速最短の”飛び込み面”」
別に返し技に特化してないじゃん。返し技じゃない技もあるじゃん。しかも奥義で
そんな疑問を無視してメガネは右手で突きを放つ
え!?突き!?
メガネ「”三の太刀”---・・・」
驚愕の表情のまこっちゃんの頭上をかすめる”三の太刀”
メガネ「”飛花”!!!」
ま「・・・・・!!」(こいつ・・・!!)

アオリ:もう贋物とは呼ばせない!!
巻末コメ:初めてそばの出前を電話で頼みました。ネット注文がメインだったので緊張。<春人>


766 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12:22:01.21 ID:2gHGCtMQ0
以上です。

最近はソバもネットで注文できるんですねえ。便利な世の中になったものです


え?漫画の内容?塩味がとっても効いてますね!

「桜一刀流漫画道場1」

+ ...
787 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 13:32:01.63 ID:2gHGCtMQ0
剣の代わりにペンを取れ!!桜一刀流漫画道場!!
も「この道場では、私が漫画の極意を伝授していくぞ!」

しかしこのアオリは序盤に出てきた医者に言わせたいな!


第一回”読みやすさを追求せよ!”
「クロガネ」の強みは、画面の「読みやすさ」だ!!
たとえ面白いキャラやアイディアがあっても、読者にストレスなく読ませることができなければ意味が無い!
第一回は実例を交えながら「読みやすさ」の奥義を伝授していくぞ!!

おお、毎度毎度好きだという人が言ってることですね!
つまり読みやすければ面白くないキャラやアイディアがあってもいいと、そういうわけですね!!

●心得その1!
逆Zに視線を誘導すべし!

メガネが王子に「本当は剣道部に戻りたいんですよね・・・!?」
と言ってるページが例に挙げられている

コマ割りとフキダシの配置で視線を逆Zに誘導している!!

読者はフキダシを追って漫画を読み進めてゆく。
つまり読者が読みやすいようフキダシを配置し、視線を誘導することが読みやすさの秘訣だ!
ここで覚えておいてほしい原則が、上の例で説明している逆Z。
読者が最もストレスなく視線を移動できるのがこの形ということを肝に銘じよう!

●心得その2!
伝えたい情報を厳選せよ!!
BBPがアホに「本当は剣道好きなんじゃないの?」
と言っているページが例に挙げられている

大ゴマを使い、表情と台詞以外の余分な情報もそぎ落としている!

読みやすいページを作るには、まず最も読ませたい情報を明確にすることが肝心。
一番伝えたい部分を決め、それを中心に他のコマを配置していくことで、
読み味にもメリハリが付くぞ! 上野ページは、ツバメの言葉に核心を突かれたアオハルの表情を中心に
構成されていることがわかる!

●まとめ
「読みやすさ」の秘訣、わかってもらえただろうか?漫然と話を進めるのではなく読者に、
 何を、どう読ませたいか、今一度しっかり考え直し、伝わり易い作品を目指してくれ!!



788 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 13:36:44.13 ID:2gHGCtMQ0
以上です。

これまで詳細文字バレを投下させていただいた身として言わせて貰うと
心得その1は大体守られていると言うか、漫画の基本だからやれてないとおかしいw
しかしその2は・・・

特に戦闘シーンで顕著なんだけど、動きの経過がわからないことがすごく多い気がする

59本目 「二本の桜」

+ ...
613 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20:18:03.41 ID:Zm7rJWy60
59本目 二本の桜
アオリ:交わる一閃・・・!

あれ?「フェイントを打っておけば負けることはない」っていってたし、フェイント飛び込みでとで「交わる」っておかしくね?
更に先週の引きではまこっちゃんは片手で胴を打ってたのに、
今回両手で面打ってるけどまあ気にしないでおこう!

ま「こいつっ・・! なぜ”飛花”を!?」
  「一週間前とは まるでーーーー」
メガネがどや顔で振り返り、チャンバラっぽい構え(少なくとも剣道の構えではない)で向き直・・・
って誰だよお前!!
メガネっぽいメガネ「浅かった・・・! 完全に不意を突いたのに・・・外された・・・!」
ま「・・・”読み合い”に”飛花”・・・ よく一週間で詰め込んできたもんだね」
 「・・・何故そんなに必死になれる? なぜそうまで桜一刀流を手放したくない?」
 「贋物の くせに・・・っ」
まこっちゃんの威圧感にびくつくも、答えるメガネっぽいメガネ
メガネっぽいメガネ「・・・ 何で君はそんなに本物贋物にこだわるんだ・・」
            「言っておくけど・・・僕はキミの探してるものは持ってない!」
            「知りもしなかった・・・」
            「今はうまく言えないけど・・・」
            「桜一刀流を知っているのには ちゃんと理由があるんだ・・・!」
「今は」ってことは「将来は言える」ってことになると思うけど
今でも将来でも「幽霊に教えてもらいました」以外にどう説明するつもりなんだろう?

メガネ「それでもダメなのか!? 僕がこの剣を使うことの何がいけないんだ・・・!」
   「”刀条”じゃないからか!?」

いや使っている理由の説明もろくにせずに
「それでもダメなのか!?」とか「何がいけないんだ!」とか頭おかしいのかメガネ

そんな超理論で迫られたまこっちゃんが答える。
ま「・・・ 違う・・・・ 弱いからだ」
 「この剣は かつて”当世最強”と呼ばれ 全ての剣の頂点に君臨していた」
 「桜一刀流は ”王の剣”だ」

えっ?それって技術が強いんじゃなくて、使い手が強くないとダメってことなんじゃないの?
えっ?最強?剣の頂点に君臨?王の剣?
だったらなんで書物とかに残してないんだよ道場が焼けただけで全滅寸前になるんだよ
そこまで強く、頂点に立ってたというのなら、全国各地に広まっているはずなんじゃないのかよ。

ま「最強故に負けることは許されず・・・ 故に弱者に振るうことは許されない・・・」
 「その誇りと覚悟をもって育てられた15代目(ぼく)の裏で・・・ 君は何度負けてきた!?」

そういやまだか相手に1回負けたよね。師匠も弟子も。

ま「王者であるべきその剣で・・・何度恥を晒してきたっ!!」
竹刀を突きつけ憤怒の表情のまこっちゃん。その気迫に圧されるメガネ(このあたりから元のメガネ)

ま「・・・”七代目” 歴代最強と言われた小百合亡き後・・・」
 「他の流派は今こそ”桜”を破り 最強の名を得んと血眼になり八代目を探したという」
 「先代の名を汚すことを嫌った八代目はその身を隠し・・・」
 「桜一刀流は一子相伝の秘剣となった」


614 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20:18:59.00 ID:Zm7rJWy60
負けそうになったから逃走して隠れるとかどんだけチキンなんだよ八代目!!
っていうか本当に流派が強いんじゃなくて使い手が強いだけなんじゃねーかこの流派!
本当に流派として強いのなら、それでも勝つんじゃないのか桜一刀流!
負けそうな時は逃げるから最強なのか桜一刀流!!!

ま「自分が表舞台で負けることで桜一刀流の”名”が滅ぶくらいなら」
 「最強”七代目”を伝説として残すことを選んだんだ」
 「世から忘れられた今でも 僕たち刀条家は 人前で剣を振るうことを禁じ」
 「八代目の想いを守ってきたーーーー・・・」
 「・・・それをお前が・・・ なぜーーー・・・」

いやいやおもっくそ人前(モッピー)で剣を振るってますがな!
現時点ではまこっちゃんはモッピーは部外者という認識ですがな!
そもそも今、夜の住宅街のど真ん中ですがな!! 物音聞かれて人が見る危険性ハンパないですがな!!
もうわけわかんねえよなんだこの漫画!!

そんなまこっちゃんの独白が終わり、路地が静寂に包まれる。

も(・・・ ”枷”-------・・・)
 (私の誇りだった”当世最強”の名は 150年・・・ 私の後を生きた弟子たちの 枷となっていたのか・・・」

モッピーの脳裏に当時の光景が浮かぶ。ぱっと見「あれこれどこの神社っすか?」という感じだが。
ってか子供ばっかりすかモッピー。全員同じ服装っすかモッピー。

も(”八代目”があの中の誰なのかはわからない・・・ だが何故だ・・・)
 (私は・・・ 私はこんな・・・)
 (弟子にこんな重荷を背負わす為に 剣を振ってきたのかーーー・・・!?」
憤怒の表情のまこっちゃんを見て、モッピーが苦い表情を浮かべる

メガネ「・・・」

メガネ「・・・違うよ」
も(ヒロト・・・!?)
ま「・・・何?」
メガネ「桜一刀流は そんな剣じゃない・・・」
    「確かに僕は弱いよ・・・ 何の取り得もなくて 一杯恥もかいてきた・・・」
    「でも桜一刀流は こんな僕にも 剣道が楽しいってことを教えてくれた」
    「こんな僕でも 遥か高い所を目指していいんだって・・・」
メガネっぽいメガネ「この剣が 夢をくれた」
メガネ「・・・桜一刀流は 僕みたいに 弱い人達の為にある剣なんだ」

おいおい七代目が最強最強言ってたし、最強を誇りにしてるって言ってて
しかもお前は「目がいい」というトンデモ能力があるから強いわけだし
弱い人達の為とは微塵も思えないぞメガネェ!!

しかしそんなメガネの言葉に心奪われる最強(笑)
も「ヒロト・・・」

そして当然怒りに燃える最強(笑)
ま「・・・桜一刀流が・・・ 弱者の剣だって・・・?  ふざけるな・・・!!」
 「だったら見せてみろ・・・!! その弱い剣でーーーー」

ーーーー何ができるのかっ!!
まこっちゃんが右足を踏み出し、体勢を低くしてメガネに襲い掛かる
ま(”桜花七式” ”四の太刀”----!!)

そこにモッピーが、メガネの持っている竹刀を奪い割って入り
まこっちゃんの手から竹刀を払い飛ばす。


615 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20:19:32.96 ID:Zm7rJWy60
ま「!!」 メガネ「・・・!!」
も「フーッ 女々しいのう・・・」
ま「・・・!?何だこいつは・・・!?」
竹刀を払ったとき、メガネとまこっちゃんの間に居たはずのモッピーが
いつのまにかまこっちゃんの随分背後に花足していた。さすが桜一刀流花足やで!!

も「いやぁ・・・ どーにも女々しい男だと思っての・・・」
 「・・・そんなに”当世最強”の名を守りたいなら ひきこもってねーで”なっちまえばいい”」
 「・・・正々堂々表舞台で”日本一”にな」
そう言いつつモッピーをじろりと睨み、まこっちゃんが言う
ま「・・・ お前は一体・・・」
も「・・・”何も知らない”子供(ガキ)さ ただーー・・・」

も「私がもし”七代目(さゆり)”だったら・・・ そう言うと思ってな」
まこっちゃんの背後には巨女の気配が・・・慌てて振り返るまこっちゃん。
そこにはちょこんと人形がいた。

も「どうだ?」
ま「・・・!?  ----・・・っ」
 「・・・フン・・・ ・・・忠告を聞くわけじゃないが・・・ いいさ・・・」
 「君を見て悟ったよ ”本物”の”桜一刀流”の力を 世に知らしめる”機”が来たのだとねーーー・・・」
 「八代目から150年ーーー・・・」
 「桜一刀流十五代目当主として 僕は初めて表舞台(おもて)へ出よう」
まこっちゃんの目力にぞくっとし、目線を外してそのまま後ろに向き返るメガネ。
メガネ「・・・ その時は相手になるよ・・・刀条」
    「・・・僕はクロガネ ”桜一刀流” 黒鉄博人だ!!!」

ドンっ!と別れる二人。

アオリ:静かに昂ぶる、それぞれの覚悟(おもい)・・・・!!


616 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20:20:58.33 ID:Zm7rJWy60
いつもの詳細バレの者ですが
ちょっとした事情で手に入ったので早速投下させていただきました。


.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今週の心身共にくるダメージは一体なんなんだ・・・

「桜一刀流漫画道場2」

+ ...

60本目 「答え」

+ ...
378 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08:11:19.45 ID:8WmkM0gO0
ある晴れた放課後。多分学校の道場。
多分というのは屋根しかかかれていないから。

鼻傷「これがIH前最後の稽古だ!! 気合入れろーっ!!」
全員「おおおーーーーっ!!」

60本目:答え
アオリ:気合十分!!

BBP「すごい・・! 調整時期だからセーブしてるはずなのに・・・」

今日はメガネの虚弱設定がない日らしい。

アフロ(気迫とか動きとか・・・そーゆーレベルじゃねえ・・・!)
    (剣道そのものが違ぇ・・・! レギュラー全員!!)

そりゃそうだろう、彼らがやっているのは剣道ではなくジャン剣道だからな!

由なんとかさん「監督!一体合宿で何を・・・!?」
由さんは練習に参加していない模様。やはり・・・あのときの傷が・・・
そんな由さんの質問に「ん?」と返す隠居。

隠居「・・・さぁ 俺は知らんねぇ・・・」
さらりと酷いことをいってのける隠居。
レギュラー以外はおいてけぼりにしておいて「俺は知らない」。
由なんとかさん「・・・?」
ハテナマークを浮かべる由さんの隣で、BBPがクスクス笑っている

え?何?「プッ これだから合宿参加させてもらえなかったゴミは・・・www」ってことですか?


379 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08:11:58.14 ID:8WmkM0gO0
さらに隠居は想う。
隠居(頼むぜお前ら おそらく今年は俺の人生で 最袖最後のチャンスー・・・)

つまりあれか
1.これまでやらかした数々のことで今年一杯でのクビが決まっている
2.三年が卒業したら、よっぽど腕利きの1年が入らない限り、アフゲノコのせいで勝てない
の二択ってことですね!

さて、練習もおわり、王子を中心にレギュラーメンバーがパンフレットのトーナメント表を見ている。
もちろん由さんとアフゲノコはいない・・・いくら補欠でもせめて対戦相手くらいは見たほうがいいt想うんだけどな。

アホ「桜夏(うち)はどこだ!?」 王子「ちょっと待てよ・・・」
誰か「ここだ! 第三シードの山・・・」 誰か「てことは!?」
誰か「準決勝で 第一シード 落陽に勝てば・・・全国!!」

王子「バーカ 気が早ぇよ」 鼻傷「む」
王子「よく見ろ 準決まで強豪揃いだ 先を見すぎると足掬われんぞ」
鼻傷「わかっているが気合は」 誰か「とにかくまずは緒戦を・・・」

そんなやりとりの横で、なkぜか眼鏡をはずしたメガネがパンフレットをぱらぱらと読み進める
彼の目が止まったのは「登録選手名簿」の項目。
そこには「男子」とあり、おそらく各校のレギュラーメンバーが書かれているが
文字をあらわしている線が1チーム7本ある。
いままでのことから補欠枠があるとは考え辛い・・・ すわ!?まさかダブルスか!?

メガネ「ツバメさん この”雲鶴高校”っていうのは・・・?」
BBP「え? ああ・・・えーっと 東京っていっても 西の山奥の学校でね」
   「毎年”初戦不戦敗”で負けてるとこね」

あのさぁ・・・まぁこの漫画の登場人物は基本クズだからいいんだけどさぁ
せめて「ああ・・・えーっと、東京の西のほうの山間の学校でね。毎年初戦不戦敗になっているところなの」
とするだけでも随分印象が変わると想うんだけどなぁ・・・
なんで「東京っていっても」とか「負けてるとこね」とか付けちゃうのかなぁ・・・

BBPのイメージ画像が浮かぶが、それは高校というよりも分校っぽい規模の建物。

BBP「うん・・・変わった学校でね・・・ 昔雑誌で読んだの」
BBP「剣道の本質は勝敗をつけることではない」って理念があって」
   「大会への出場や 対外試合を一切しないらしいの」

池沢くんよ・・・”剣道の理念”って知ってるか?

BBP「だから多分・・・今年も出ないんじゃない? 何か気になることがあるの?」
メガネ「いや・・・ちょっとね・・・」

そのメガネの視線の先には、雲鶴高校の蘭にある
3年 猪戸猛 2年 刀条真 の文字が・・・

さて、舞台変わって雲鶴高剣道部部室。

「IHに出るぅ!?」
ま「・・・あぁ」

ついにまこっちゃんの性別が確定いたしました。


380 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08:12:33.20 ID:8WmkM0gO0
CCD「おめぇだってウチの”理念”に理解があって やってきたんだろ?」
   「それをいきなり出たくなったから出るって そーゆーわけにゃいかないっしょ」
ま「もう決めたことだ 僕一人でも出る」
CCD「あのなぁ・・・ホンット頑固!!お前!! お前一人の問題じゃねぇの!」
   「IH登録してんのだって部活動の義務だからで・・・」

そんな義務聞いたことねえ!

ま「・・・頼む」 CCD「!!」
CCD「・・・お前の口からそんな言葉がでるたァな 何があった?一体・・・」
ま「・・・どうしても 戦わなきゃならない相手に 出会ってしまった」
 「部の理念は理解しているつもりだ 剣の本質は勝負にはない」
 「だが こればかりは どちらが上かという問題だけじゃないんだ」
 「その男には 勝たなきゃならないんだ」
 「刀条真という”人間” その全身全霊(すべて)をかけて」
 「・・・だから ・・・頼む」

いやなんかさ、これで出場することになるんだろうけど
一人の我侭で曲げるとかやっすい理念だなぁ・・・もうちょっと他に理由を思い浮かばなかったのか・・・

再び戻って舞台桜夏。
メガネ(刀条は・・・きっと出てくる 他の人達も もっと強くなって・・・)
    (白零も 城礼や こーちゃんたち そして落陽も・・・)
    (今までやってきた全てのこと その結果がたった一日で決まる」
    (明日の夜には全部が終わってる・・・)
ナレ(・・・ 緊張・・・恐怖・・・高揚・・・ 決戦の日を再興の精神で迎えるのは 至難だ)
も(私も御前試合の前はあんなんだったな)

えっ?御前試合したのに記録が残ってないの?

ナレ(そこへたどり着く方法に正解はない)
   (各々が各々の”答え”をもって 迎えるしかないー・・・)
由「いよいよだね 最後のIH]
鼻傷(変な顔)「あぁ・・・」
王子「・・・何だよそのマヌケな面(つら)は・・・ 今更ふぬけてんじゃねーぞ」

王子も指摘していますが、鼻傷のアップのコマは 本 当 に 変 な 顔 で す。
違和感がなんか凄い

鼻傷「ふぬけてなどおらんよ 全てはこの日のためにやってきたのだ」
   「・・・俺は今日までに一片の悔いもない」
   「ただ・・・明日が待ち遠しくてな」
王子「フン・・・そうかよ」
王子(・・・お前らしいな 俺は・・・公開だらけだ)
   (一年の空白(ブランク) あの日・・・あのときああしれいれば・・・)
   (意味のない仮定は尽きない 俺はどうしてもそういう生き物らしい)
   (・・・だから明日だけは たった一日だけは なんの悔いもなく終えてみせよう!)
   (できる気がするんだよ 神宮がいりゃあな)
そんな二人を眺める隠居。いい加減生徒の前でタバコ吸うのやめたほうがいいんじゃねえの?
隠居(・・・さすがにあの2人は 心配なさそうだな)

ってことは心配のある奴にはアドバイスとかする・・・わけねえよなぁ・・・)


381 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08:13:09.44 ID:8WmkM0gO0
さて更に舞台は変わって校舎の横。
アホとBBPがなにやら話をしている。

BBP「あれ?江花くん! 今日は放課後の部活ないよ 大会に備えて早く休めーって」

あれ?じゃあ今回の冒頭でしていた練習は一体なんなんだ?
あいもかわらず時間経過の描写をちゃんとしないなぁ・・・

アホ「わかってます・・・ただ・・ あの・・・その・・・ と・・・」
アホ(メガネっぽい)「とにかく明日ッ! 必ずいいとこ見せますから!!」
BBPは「うん」といいにっこり微笑む・・・これBBPだよな?

アホ「じゃっじゃあ!」そういってアホは走り去り、BBPはアホを見送る。

さらに舞台はかわり、屋上
扉を開けて入ってきたクラウドは、屋上のフェンスの前にいるメガネを見つける。
クラウドの手にはビニールの袋。何が入っているのかわからないが
もし食事ならクラウドって学食で特別メニューのメシ食うんじゃないの?

クラウド「・・・珍しいな」
お前が会話するのも珍しいけどな

メガネ「あ、うん・・・シドウはよく来るんだ?」
クラウド「・・・まぁな」

池沢くん、クラウドは何をしに屋上にくるんだい?

メガネ「何か落ち着かなくてさ 放課後の稽古あればよかったのに・・・」
クラウド「・・・クロガネ」
     「負けられない相手がいるのか?」
図星を突かれたメガネが変な顔をする

メガネ「・・・何で・・・」
クラウド「・・・わかる 俺も同じだからな」
下駄を脱いでフェンスに背を置き、座り込むクラウド
彼の脳裏に浮かんだのは、あのときのタマちゃん
クラウド「あの時 初めて負けるのが怖いと想った」
メガネ(シドウでもそんなことあるんだ・・・)
クラウド「だが・・・だから何だ?」
     「迷えば・・・考えれば 選択肢が増えるのか? ・・・違う」
     「”勝つ”しか俺のやるべきことはない」
     「負けるのは・・・お前にだけで十分だ」
そんなクラウドに苦笑いで返すメガネ
この期に及んであの勝負の真相を隠すのか

メガネ「ビックリする位いつも通りだね ・・・シドウは」
クラウド「・・・お前はどうなんだ クロガネ」
メガネ「・・・僕はー・・・  負けるかも」
クラウド「何?」
メガネ「・・・僕は シドウと違って ずっと負けっぱなしだったから・・・」

剣道始めてからはほぼ無敵のメガネがよく言うわ
しかも自分より強いと思い込んでいる相手に、誤解も解かずに「お前さんとちがって負けっぱなしだった」とか
ちょっと酷くないっすかねぇ

メガネ「今までやってきたこと 全部明日でなくなっちゃうかもって そう考えたら怖くなって」

いや別に剣道は辞める必要ないし来年もあるじゃねえかお前は


382 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08:13:44.57 ID:8WmkM0gO0
クラウド「クロガネ お前・・・」
メガネ「・・・でもさ 今までのこと・・・思い返してみたらさ  ・・・楽しかったんだ」
   「もちろん大変だったし・・・辛かったけど ずっとそういうのから逃げてきたから・・・」
   「・・・だから少し安心したんだ。あれは・・・無駄になんてならないって!!」
そういって変な格好でフェンスに飛び登るメガネ


普通左手を上にしてしがみついたら、右足が上じゃないっすか?
いやわからんけどw

も「!?ヒロト!何やってんだ危ーーー・・・」
メガネ「わっとっ」
モッピーの静止もきかず、フェンスのてっぺんの返しの部分にしがみつくメガネ
メガネ「だからさ・・・僕は弱いけど いつも通り 死ぬほど声張り上げて 倒れるまで目一杯あがくよ」
    「・・・明日は負けるかもしれない」
    「だけど 絶対勝つよ ・・・変かな?」

なんというか、ここまで自分を弱い弱い連呼してると
負けた時の言い訳してるようにしか見えないんだが・・・
クラウド「いいや クロガネ(おまえ)らしくていい」

ナレ(--それぞれの答えを胸に 剣士たちは 最も長い一日へ挑むーーーー)

アオリ:迫る、決戦の刻・・・!!


383 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08:14:35.05 ID:8WmkM0gO0
以上です

なんか・・・なんかもう凄く疲れたよ今回・・・

あとキャラの顔が変なコマ多数です

61本目 「田舎者」

+ ...
975 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 09:50:58.08 ID:M2iGZYLF0
インターハイ 東京予選ーーー

アオリ:今日一日で 全てが決まる
61本目 田舎者

どこかの体育館の外。集まる学生。
そこにやたら大声が響く

誰か「人多っ!! これが都会!大会って奴かよおい!!」
  「これぜーんぶ敵ってことだろ!? なあアメ!!」
誰か2「敵だなんて・・・僕はハレとしかやったことないから変な感じだよ・・・」
その二人は、うんこく高校一年 猫宮晴 と 雨の兄弟。
晴は髪を三つ編にし、タンクトップ。カンフー少年っぽい
雨はぶかぶかの上着?に黒タイツ・・・ 所謂男の娘的なアレっぽい

①「そーだな! いい加減同じ相手ばっかで飽きてきたとこだし ちょーどよかったぜ」
●「えっ・・・ 僕はハレとやれれば十分なのに・・・」
誰か「おいおい…あんまはしゃぐんじゃねーよ・・・」
また誰かがやってくる
誰か「真の都会っ子は人多い位でさわがねーっ じゃないと田舎者丸出しで・・・ みっともねーべ・・・?」
うんこく高校2年 狐賀 敦之
バンダナ?に雲のような髪 そして三角グラサン・・・
眉毛の上にはピアスっぽいもの

①「お前が一番みっともねーんだよ!それホントに流行ってんだろーな!?」
▽「MODE(ざっし)にかいてあったからまちがいねーべ」
●「それ古沢書店でホコリかぶってたやつ・・・?」
モブ(田舎者だ)(イナカモンだ)
池沢くんは田舎に何か恨みでもあるんだろうか

CCD「ハイハーイ 注目ーーーッ!」
CCD「とりあえずは集まるっしょ! 今日は団体戦だからオーダーを決めにゃあ・・・」
その隣にはまこっちゃん
ま「朝礼なら僕抜きでやってくれ オーダーは僕の希望の所だけあけておけばいい」
そういってその場を去るまこっちゃん。
CCD「・・・ったく」
①「俺らはいいけどさーーーー 一番”理念”にうるさいアンタがアイツの頼みなんかよく聞いたよな」
理念にうるさい学校で部活なのに・・・礼儀がまるでなってない奴らばかりなのは一体なんなんだ

CCD「んーーー・・・」
CCDのの脳裏に浮かぶのは、まこっちゃんお言葉
ま(倒さなきゃならない相手に 出会ってしまった)
CCD「・・・どうしても 知りてーことが あってな・・・」
①●「?」
CCD「さーとにかく 俺らチーム組むのも初めてなんだ オーダーとか何に書いてどこに出しゃいいんだ・・・? ん?」
何かに気付くCCD 彼の視線の先には・・・

977 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 09:58:19.65 ID:M2iGZYLF0
さて、場面変わって桜夏陣営。
レギュラー5人+モッピーと隠居が居る
隠居「ちゅーわけで・・・ 由利の抜けた次鋒に朝霧が入りーーー
   その他のオーダー関東大会と同じでいく!」

うっわ手抜きだな隠居。これまでで一番大きな大会なのに、これまでで一番適当なオーダーの決め方だ・・・
しかも「由利が抜けた」って・・・問答無用すか

アホ「っしゃあ 俺がまた先鋒だな」
も「ヒロトは副将か」 メガネ「え・・・!」
隠居「組合せ見たトコ 一回戦まで時間あっから 身体冷やさねーように・・・」
   「まぁその辺は三年に任せるわ」
鼻傷「ハイ」

あ、ツインテ確認。

BBP「みんな体調は平気?寝れた?」
アホ「バッチリっス!」 メガネ「大丈夫だよ」
BBP「何かあったら言ってね!サポーターつけるならアップ前にーーー」
現役怪我人のクラウドを放置して、アホとメガネの体調を心配するBBP

BBP「一回戦まで時間あるから10時頃に軽食ねー」
メガネ「いよいよ始まるんだ インターハイ・・・・!」
    (一度でも負けたら 終わりーーーー)
そんなメガネの頬をつねるモッピー
も「弱気厳禁! 昨日言ってた覚悟はどーした!」 メガネ「あ・・・・」

覚悟って「負けるかもしれないけど絶対勝つ」というアレか
あれ覚悟だったんだ(笑)

そんなやりとりを聞いてアホが絡む。
アホ「弱気ィ!? ヒロトてめー!!」
メガネ「ちっちがうよ ちょっと緊張してただけーー」

と、そこにCCDが
CCD「あのォ・・・すんません オーダーって何に書いてどこに持ってきゃいいんスかね?」
王子「は!?」

あれ?CCDって王子よりも身長低くね!?

CCD「いやァ・・・ウチ 大会出るの初めてなもんで・・・」
メガネ(大会初めて・・・!? てことは・・・)
メガネ「刀条・・・・!!」

そこには(多分)剣道着に身を包んだCCDと別行動していたはずのまこっちゃんが
それにしても・・・やっぱりあの変和服は恥ずかしいのかな(笑)

978 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 09:59:27.38 ID:M2iGZYLF0
メガネ「・・・やっぱり 来てたのか・・・」
CCD(! あれが刀条の言ってた男かーーーー)
アホ「何だぁ!?」 BBP「クロガネくんの知り合い?」
メガネ「・・・」
ま「・・・無駄話をするつもりはない 単刀直入に聞こう」
  「どうすれば君と戦える? まさか大将じゃないよな? 次鋒か?副将か? 僕が合わせよう。」
  「僕は君と戦うためにここに来たんだ ・・・答えろ」
メガネ「・・・副将だお」

そういや以前オーダー探りに来た奴をスパイだのなんだのと批判してたなぁ

ま「聞いたか ・・・僕が副将だ」
CCD「あ!? わーったよ ったく・・・」
アホ「何だ?今の奴・・・」 BBP「クロガネくんまた何か・・・」
なんかこの二人もうカップルっぽい扱いだな

と、そこに「あぁウ!」という奇声が。

▽「なんで美しい・・・! これが都会の女子(おなご)だべか・・・!!」
BBP「!?」
▽「大きな目にふわふわの髪!! ボンキュボンにミニスガード! 町の女とは大違いだべ!!」

池沢くんは田舎に何か恨みでもあるのかな・・・

▽「お嬢! 俺が勝っだら 一緒にーーーー」
アホ「なーにを言ってんだテメーは」
アホが▽のバンダナを下げてメガネを落とす

CCD「じゃーこれに書いて受付に出せばいいと! どーもどーも助かったわー おーいおめーら行くぞーーーっ!」
▽「待ってぐれーーーっ! きっとこれは運命の・・・」
①「あーうぜーうぜー」
①と●に押されてその場を去る▽

アホ「何だったんだあいつら・・・ 遊びに来たのか?」

いやお前CCDと鼻傷のやりとり見てたか?

鼻傷「気にするな ・・・当たることはなかろう」
も「ヒロト・・・」 メガネ「うん・・・」
メガネ(あの刀条が連れてきた人達だ・・・・ ただ変わった人達ってだけなハズはーーー」

いやメガネ、お前らの前で変な人だったのは▽だけだったじゃないか
他の三人まで変わった人達認定するのは酷いと思うんだが。

979 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10:00:02.66 ID:M2iGZYLF0
さて、大会も始まり…
観客席から試合場を見下ろす桜夏メンバー BBA確認
鼻傷「初戦まで一時間はあるな・・・」
王子「うちはデータ少ねぇからな 当たりそうな相手はチェックしとけよ」

さらっとマネージャー批判をかます王子。

それに対してBBPは仕事してますよと言わんばかりに
BBP「あの・・・だったらBコートで、さっきの雲鶴の試合が始まりますけど・・・」
王子「・・・あそこはどーでもいいが・・・ その相手は見といた方がいいな」

鼻傷といい王子といい、節穴っすねー
これじゃあただの見る目の無い奴じゃないですかー こういう台詞はアフロとかそのあたりに言わせ・・・
そういやアフロらいないな

王子「”関東個人戦ベスト8”2年エース緑川率いる洸南高校 あそこは上がってくるぞ・・・!」
あ、個人戦あったんだ。

じゃあ
ま こ っ ち ゃ ん は 個 人 戦 で メ ガ ネ と 対 戦 す れ ば い い ん じ ゃ な い の ?

緑川「絶対全国!!」 モブ「おおーーーーーーーーーーーー!!」
緑川「まずは初戦!相手は初出場の田舎者だ。圧倒して次への勢いをつけよう!」

池沢くんは田舎に(ry

①「実際よー オレらどんくらいつえーんだろな? 東京ン中ではよ!」
●「ハレは結構強いと思うよ・・・」

CCD「”剣道とは・・・剣の理法の修練による 人間形成の道である”最も基本の剣道の理念っしょ」

ついに、ついにここにきて剣道の理念の名前が・・・!
しかし、「人間形成」を全くしていないキャラしかいないのはどういうことなんすかねぇ・・・

CCD「”相手が自分より弱いか”よりも!”自分が強いか”が重要なんよ」
   「自分の剣道ができれば結果はおのずとーーーー・・・」

いやいやいや 剣道の理念は強いとか弱いとか、結果は関係ないでしょ。
あくまで自己鍛錬と礼儀を尊ぶのが剣道の理念じゃないのか・・・

▽「じゃあ行ってくるっぺよ!」
そんなCCD・・・いや剣道の理念を無視して試合にいく▽。
審判の始めっ!!の掛け声。そして始まる試合・・・
▽の相手はなんとか浦くんだ!
なんとか浦「IH予選ナメんなよ・・・! 圧倒して勢いをーーーー」
あいかわらず変な正眼でつっこむなんとか浦くん
そのなんとか浦くんの出端に面をあわせる▽
ガク・・・とくるなんとか浦くん
なんとか浦「・・・はい?」
審判「面アリィーーーッ!」
驚きの表情の緑川。
▽「・・・フン」
そして右手を高々と上げる▽。
▽(見ててくれたっぺか!! さっきの子!!」
審判「やめーーーっ! 合議!!」
▽「!?」


980 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10:01:59.12 ID:M2iGZYLF0
ひそひそと何かを相談しだす審判団。
▽「何!? 何だべ!?」
審判「一本取り消し!!」
▽「なぬーーーーーっ!?

BBP「ガッツポーズは”残心なし”と見なされて一本取り消しになるのよ」
と苦笑いのBBP
王子「高校にもなってやるバカ初めて見たぜ・・・」
メガネ(知らなかった・・・ きをつけよう・・・)
欄外「小学生の大会とかでよく見る」

今更こういうことに触れるのはどうかと思うんですがねぇ・・・
ていうか理念重視のところの選手がやることじゃないと思うんですが・・・

①「何だ結局引き分けかよ!」
▽「あんな知らんルールいきなり言われたら とまどいもするべよ」

おめーら一体いままで何をやってきたんだ
田舎者とかそういうレベルじゃないと思うんですが・・・
剣道やってる人間でこれは・・・  何?ネガキャン?

そんな▽に怒りの緑川
緑川(常識がないにも程がある・・・! あんな高校になめられるわけにはーーー)

何これ。田舎者で剣道やってる奴は常識がないっていいたいわけ?
池沢くんは(ry

さらに次鋒、中堅と①、●が落丁で勝利。
●「なんか・・・あんま強くない人たちだったね」
①「こんなんならアメのが100倍マシだぜ!!」

えっと、雲鶴って理念を重視する学校・・・なんだよね・・・

緑川(0-2 ありえない!ありえない! プライドを捨てて・・・三年のザコに大将を譲ってまで勝ちに来たんだ!!)
   (副将戦は絶対にーーー)
ま「・・・くだらない試合(たたかい)だ」
 「”桜花” ”七式”」
BBP「!!? あの構えーーー!」

まこっちゃんが礼の構えから相手に背中をみせつつ回転する!
そして下から竹刀を振り上げ、その切っ先は緑川の喉に!!
縦の円運動から突きを入れるとはさすが桜一刀流わけわかんないぜ!!!!

ま「”新一の太刀” ”時雨”」
  「・・・キミがどこの誰かは知らないがーーー・・・」
  「三下には 少しもったいない技だったな」

どよどよとどよめく会場。トーナメント表を登る雲鶴。
ていうか、個人ベスト8がいても他の4人が弱いのなら別に不思議じゃなくね?


981 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10:03:22.56 ID:M2iGZYLF0
モブ「関東ベスト8が瞬殺・・・!? マジで何者だよあの刀条って奴・・・!」
CCD(俺も勝ったんだけどな・・・)
モブ「見たこともねー技使ったぜ・・・」

王子「雲鶴・・・急いでデータまとめとけよ」
BBP「ハイ!!」
王子「ただーーー・・・ 総合的に見りゃ敵わないって程じゃあないだろ」
   「パワー スピード 白零や錬兵に比べればまだーーーー・・・・」

CCD「あ゙っ!!」 ▽「あ?」 緑川「何だ?」
CCD「しまった・・・ お前ら竹刀何使ってる?」
▽「そりゃあいつもの・・・」 ①「学校で使ってる奴だろ?」
CCD「これは”稽古用の特性竹刀”だ!! 試合は多分普通のを使うんだよ!!」

不自然ーーーーーーーーッ!!
そして仕事しろ大会運営!!!

モブ「何!? 竹刀・・・!?」
緑川(まさかあいつら・・ 計量をごまかして軽い竹刀を使ってーーーー・・・!?)

おい・・!と声をかけようとした緑川。
しかしハレとアメは持っていた竹刀を「なーんだ」と言ってポイと捨てる
竹刀をポイすてするなよ・・・ 理念を重視している学校なんだからさぁ・・・

その捨てられた竹刀は、ドシャアッと派手な音を立て床に落ちる

①「あれ どんくらいあんだっけぇ?」 ▽「三キロ※だべ」
※通常の竹刀は500g程度

CCD「玄関の方に武道具店が来てたからーー 竹刀買って計量し直して来りゃいいっしょ」
竹刀をなげんな竹刀をと注意しながらCCDが言う
●「僕は別にあれでもいいけど・・・ 慣れてるから」

ああ、だから先鋒戦でなんとか浦くんが面食らってぐらついてたのか。
ていうか・・・王子の節穴っぷりが今回ハンパないな・・・

鼻傷「よく計量※を通ったなアレ・・・」
※520g以上
王子「そりゃ不利になるだけだから 重い分には制限ねーからな・・・ 何にせよ」
   「何で起きてきたのか知らねぇが 東京にはまだとんだ獅子共が眠ってたもんだ・・・・」
   「特に副将のおかっぱ・・・一人明らかに頭抜けてやがる。 ありゃあ”来る”ぞ クロガネ・・・!」
メガネ(刀条・・・!!)

アオリ:対決の刻、迫る!!

983 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10:04:06.35 ID:M2iGZYLF0
以上です
ちょっとこれから出かけますので抜けとかあったらすみません


参考までに
  • 大会用の竹刀について
剣道連盟のHPを見ると、
竹刀は竹、または剣道連盟の認めた竹に代わる化学製品のものと限定され、
高校生の場合、
長さは117cm以下 重さは480g以上(上限はない模様) 太さは26mm(上限はない模様)
となっております。
お解りの通り、欄外注釈の「520g」というのは間違いだと思われます。
大学、一般だとも思ったのですが、大学、一般は510g以上ということで、こちらでも合っていません。

  • ①について
猫宮晴を①としていますが、本来○に縦棒一本あるのにしたかったのですが、
そのフォントがなかったので①にさせてもらいました。
ピンと来た方もいらっしゃると思いますが、天気記号の晴れと雨ですw


62本目 「対策通り」

+ ...
830 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11:20:07.81 ID:SxRXbcR40
うんこく、アメが試合をしている。
あいかわらずおかしな正眼ではあるが…
すでにグラサン、ハレは二本勝ちをしており、アメも1本とっている。

62本目 対策通り
アオリ:躍進する無名校・・・その名は”雲鶴”!!

モブ「来るぞ・・・”雲鶴” データとっとけよ」
モブ「あぁ・・・ つっても 特徴なんて一目でわかる・・・ 印象とは裏腹の・・・」
   「恐ろしく美しい あの形(フォーム)・・・・!」

普通に見たら「おかしい」正眼の構えを「美しい」とはさすがやで!
ただ、確かに今までに比べたらマシではあるが・・・
散々ここでチ○コの構えと言われたから練習したのかな。

犬「お手本みたいな構えですね・・・!」
まだか「あぁ・・・ 普通フォームっていうのは より早く打とうと よけながら打つため」
    「競争の中で崩れてくもんだが・・・彼らにはそれがない」
    「競争から隔絶された世界で 汚れずに洗練された剣道ーーー・・・」

そうかぁ?
試合とかで見る高段者の構えって綺麗だと思うけどなぁ。
少なくとも自分の先生の構えは凄く綺麗だったよ池沢くん!

本郷「こんな奴がいるのか! クセもスキも見当たらねぇ・・・ くそっ!くそっ・・・」
   「あ゙ぁ゙あ゙ーーーーーーー!!」
突如奇声をあげる本郷。それに驚き飛び退る雨。
ハレ「なーにてこずってんだよアメ!」
CCD「気圧されたのさ・・・ 俺たちは勝負なれしてないからな・・・」
   「だが 技術はーーー・・・ 俺たちの方が数段上だったらしい・・・・」
遠間からバカ正直に突きにくる本郷くん。それを避け、あっさり胴を入れるアメ。

モブ「みたかよ? 雲鶴またストレート」
モブ「あぁ・・・ありゃあ本物だよ!」
トーナメント表を見ているメガネ。そこにBBPが
BBP(発情)「みんなっ! 一回戦は・・大丈夫だよね・・?」
       「雲鶴も気になるけど・・・今は目の前の相手に集中っていうか・・・その・・・」
       「だからあの・・・落ち着いて・・・いつもあの・・・あれ・・・あれ?」

あれ?うんこくは既に二回戦を終えたのに、桜夏はまだ1回戦もやってないの?

メガネ「大丈夫だよ!」

レギュラー陣を背に、そんなメガネの言葉に発情段階が1段階UPするBBP

モブ(桜夏か・・・どうかな? 関東で錬兵に勝ってる)
モブ(さーな・・・剣道にはまぐれがあるからな)

かるーく剣道をDisる池沢くん

モブ「初戦の相手は・・・ うわ・・・」
モブ「ああ・・・ ”あの”亞角工業・・・」

眼鏡だーーーーーーーーーー!!
きっとあれだ、頭脳は集団だよここ・・・


831 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11:22:35.96 ID:SxRXbcR40
頭脳派金髪「桜夏か・・・案外強そうですね」
頭脳派黒髪「なぁに 対策はバッチリだし 油断しなけりゃ・・・大丈夫だろ」
頭脳派モアイ「バカヤロウ・・・そういうのを油断っつーんだ」
頭脳派眼鏡「・・・いずれにせよ ”対策”通りに」

5人中1年が3人、大会出場がほとんどない3年が1人というチームに「対策」・・・だと・・・?
今までそういう描写があったのならともかく・・・

ツインテ「亞角工業?」
ツインテとBBA確認

BBP「・・・はい とにかくデータによる細かい各校対策と、粘着質な戦法が有名でーーー」

このあたり”粘り強い”ではなく”粘着質”という言葉が出るあたり性格が出るよね。

BBP「うちも関東での試合や、朝霧さんの二年時のデータまでは 間違いなく洗われて対策を立てられてるハズです」

で、お前はデータとか集めたりしてたのかBBP

モブ「桜夏の”無名税”はここまでだ 中堅どこに対策立てられたらひとたまりもねぇよ」

無名税?
今まで超有名高校2校と練習試合したり、新人戦で優勝したり、関東大会でベスト8高校に勝った実績のあるところを
「無名」というのは少々無理があるぜ池沢くん!

頭脳派先鋒(一年江花青春 桜大杯新人戦優勝時の先鋒・・・)
        (運動能力が高く型にはまらない戦い方をするが 典型的飛込みタイプでカウンターに弱い)
アホ「・・・」
頭脳派眼鏡「残念だが我々は どんな弱小相手にも手は抜かない」

いやだからこれまでの実績から既に弱小じゃないだろ・・・

ということで試合開始。いきなり右の剣道パンチ?を放つアホ
っていうかこれなんだ? 肘か?肘なのか?

頭脳派先鋒「!!?」
頭脳派モアイ「な・・・・」

頭脳派先鋒(小柄なのに何てパワーだ・・!)
       (落ち着け・・・力任せに飛び込んでくるだけだ 弱点はカウンター!!)

いやそんなことより「今何をしてくるか」で対策したほうがいいんじゃないのか・・・

とりあず小手を打ちに行く頭脳派先鋒・・・っていうかカウンターするんじゃないのかよ!
それをジャンプでかわし、面を打ちに行くアホ  え?ジャンプ!?

頭脳派先鋒(フェイント・・・!? 嘘だ!データにはこんなーーーーー)

こっちが嘘だと言いたいわ!
「カウンターするぞ!」と言って自分から打ちに行くし
小手をかわして面を「これはフェイント!?」というし
言ってることと起こっていることが全然ちがうぞ池沢くん!!

審判「勝負あり!!」
頭脳派「おい!本当にデータは最新なのか!?」
頭脳派「たっ確かにほんの一ヶ月前のーーー・・・」
そんな頭脳派集団のあわてぶりに「ハッ」と笑う隠居
ああ、「データなんか集めるからwww」ってことか。隠居の集めたデータもなんの役にも立ってないしな!


832 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11:25:38.20 ID:SxRXbcR40
続いて王子。面っぽい打ち方をしているんだが当たっているのは小手という王子マジックに
「アサギリさまーーっ!」と発情するツインテ
ついでに面金から飛び出している王子の前髪。手ぬぐいってなんのためにあるのかな・・・

王子(・・・本気出すまでもなかったな・・・)
アフロ「朝霧さん・・・流しましたね・・・」
由「うーん・・・久々に”見れる”と思ったんだけどな」 BBP「?」
頭脳派「くそぉっ データを洗え!データを・・・」
隠居「雑草ほど伸びるのが早いってな ウチの対策をするなら・・・ 今朝のデータでも持ってくるべきだったな」

と、自分が昔データを集めていたことをすっかり棚に上げてドヤ顔している隠居の前で あっさりクラウドが勝利。
モブ「見えたか・・・今の?」「いや・・・ 片手・・・だよな?」
随分久しぶりにクラウドにスポットが当たったな。
頭脳派金髪(化け物・・・! こんなの弱点も何もーーー・・・)
っていうか中学ではかなり有名だったんだろクラウド・・・

頭脳派モアイ「高校剣道・・最後の試合・・・」(ここは・・・負けられんのだ・・・!)
モアイを前に例の変構えをするメガネ
モブ「!?あの構え・・・ あの刀条と同じ・・・!?」
犬「クロガネが先だクロガネが!!」
まだか「一体どーなってんだいあの剣は・・・」
も(来たぞヒロト!! ”読み合い”だ!!)

頭脳派モアイ(クロガネヒロト・・・錬兵エース白銀を破った”最強の初心者” 変わった技を使うが・・・)
        (フェイントが弱点のカウンタータイプだ・・・!)
メガネ(相手が僕をカウンターの剣士だと思ってるなら きっとフェイントをしかけてくる・・・!)
    (飛び込みだ・・・! ”三の太刀”----)
頭脳派モアイ(だが!!  ここまで三人がデータを上回り 弱点を消してきた)
        (コイツもフェイントを読んで飛び込んでくるに違いない・・・・・!)
いやいや、弱点あったのアホだけじゃん・・・
王子もクラウドも弱点らしい弱点とかなかったじゃん!瞬殺されてたじゃん!!

頭脳派モアイ(ここは・・・”返す”!! ”読み”は俺の勝ちだ・・・!)
緊張の走るモッピー 読まれたメガネは

メガネ(見えるーーーー)
も「悪いなあんちゃん・・・ うちのヒロトは 見てから手が変えられる!!」
メガネ「”二の太刀” ”陽炎”」
 右手一本の胴を決めるメガネ
飛び込み打ちから手を変えるとかさすがメガネ、すごい筋力ですね。

王子(”後出し”・・・) 驚くまだか、無人くん、まこっちゃん。
頭脳派メガネ(何が・・・起きた・・・!?)
        「ありえない・・・!こんな短期間でデータが更新されることなど・・・それとも何だ お前たちは・・・」
        「このわずかな間に 数百試合・・・ いや千試合でもしてきたというのか!?」
鼻傷「一万だ」

モブ「すげぇ・・・ 誰も予想してなかっただろ・・・この組合せ」
モブ「ったりめーだろ・・・なんせ」
モブ「万年初戦敗退・・・ダークホース同士の対決だ・・・・!!」

一体ダークホース何頭いるんだよ!!
っていうかもううんこくvs桜夏かよ!桜夏シード扱いかよ! 弱小じゃねーじゃん!!シード校じゃん!!打ち切り近いの!?やったね!

モブ「特に副将戦・・・ ああ・・・あの剣 謎の剣同士の 戦いが見れるぞ・・・!」
対峙するメガネとまこっちゃん 次号、人気投票結果発表!

アオリ:”真の桜一刀流”は果たしてどちらに!?


833 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11:26:59.20 ID:SxRXbcR40
以上です

なんかもう・・・なんだこれ・・・


巻末コメは>>57に。
自分、最近サボってるなあw

63本目 「アオハルvsコガ」

+ ...
779 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15:04:06.32 ID:SQo//JYz0
  |l、{   j} /,,ィ//|     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
  |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |     < 『先週のラストで「次、変な構え同士が当たるぞ!』
  fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人.    | とモブどもが騒いでいたところで引いたと思ったら
 ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ   | 桜夏の2回戦や試合前の盛り上げもなく、桜夏vs雲鶴先鋒戦が始まっていた
  ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉.   | 手抜きだとか落丁だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
   ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ. │ こりゃ打ち切りだな。賭けるぜ、俺の魂ッ!!
  /:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ \____________________


アオリ:男を見せろ!!先鋒アオハル!!
63本目 アオハルvsコガ

とまあそんなポルナレフさんの魂がどうなるか微妙に心配ではあるが、唐突に始まる先鋒戦。
まずはアホvsグラサン。又割りをして睨むアホ。
BBP「江花くんっ!がんばってーーーーっ!!」
もうお馴染みになった「とりあえず応援しとけ」という感じのBBPの声援。
それに「ハーーーイ!!」と手をぶんぶん振って答えるアホ。
モブからの「何だアレ?」「みっともねー」という声にいたたまれない桜夏陣営。
▽「あ・・・っ わがっだぞ・・!!」
 「江花(アイヅ) あの子の彼氏だべよ・・・!!」

まっしろになるハレアメま。
グラサンの脳内で繰り出される
「アホに勝つ→BBPに声をかける→晴れて結ばれる」という妄想。
▽「先鋒は絶対とったるべ 見てろよーーーっ!!」
こちらにもかけられる、モブの「なんだぁ?アレ」「みっともねーー」の声。
●「・・・大丈夫かなぁ・・・今度の相手はちょっと強そうだよ・・・?」
①「なーにコガと俺で2勝してくっからよ アメは気楽にまってろって」
●「でも・・・」
ま「・・・大丈夫だ 僕は必ず勝つ だから頼む・・・副将戦までに三敗だけは避けてくれ」

ていうかまこっちゃんよ。メガネも逃げる気なしだし、お互い申し合わせて試合できるんだから、
個人戦に誘うなり、先鋒に誘うなりすればいいんじゃないのか?

①「チッ 頼むならもーちょい言い方ねーのかよ」
そんなやり取りに苦笑いというか微笑みというかそんな表情のアメ。
CCD「ま・・・大丈夫っしょ! コガもハレもそう簡単にやられねー」
   「それによ・・・1~2回戦で一つ気付いたことがあんよ」
審判「始めっ!!」
その声と同時に、竹刀を担いで突撃するアホ
担ぎ技は意表を突いた高速技だと聞いたのだが・・・

CCD「俺達が”普通”に剣道をするだけで ここの試合慣れした連中に効く”魔法”になる・・・!!」
アホ(まずは一発っ・・!!)
   (・・・・・!!)
何かに気付き、急ブレーキをかけるアホ。

一応いっておきますが、試合開始時点での間合いは、竹刀の切っ先が触れ合うくらいで始まります。

グラサンは変わらずチ○コの構え。
アホ(見かけによらずスキのねぇ構えしてやがる・・・! こいつただのバカじゃーーーー・・・)
▽「・・・あの子は いただぐ」
アホ(ただのバカだ!!)
刹那、両者の面が相打つ。
BBP「合い面!! 江花くんの得意なーーー」
え?そうだったの?


780 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15:05:14.36 ID:SQo//JYz0
しかし交差したたグラサンの竹刀は、アホの竹刀を強引に軌道を逸らさせ
アホの面に襲い掛かる。
その面をアホが首を傾け肩に当てさせることで回避。
なぜかずざーっと後ろに下がるアホ。
アホ(何だ・・・!? 同じタイミングで打ったハズなのに・・・ あいつの面だけが”残った”・・・!?)
モブ「なっ 何だ今の技はっ・・・!?」
▽「何って・・・ふつーに面打っただけだべよ・・・」
CCD「これが”魔法”・・・」

王子「今のは・・・”面切り落とし面”」
   「”飛び込み技”にして”返し技ーーー 合い面において相手の竹刀を”落としながら”打つーーー」
   「現代剣道の奥義と言われる技だーーーー・・!!」
(参考 http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=dl0OofZ071Q

メガネ「ええ!?」
王子「もっとも 狙ってじゃないだろうがな。 タネはあの”正確すぎるフォーム”だ・・・!!」
   「本来は高い集中力と精度で 相手の竹刀を狙う技だが・・・」
   「奴は”それしか”打ち方を知らない故に”正中線※”を絶対に譲らない!!」
   「結果的に相手の竹刀を弾いてしまうだけだ」
(※身体の中央を真っすぐ通る線)

メガネ「天然の奥義・・・!」 王子「・・・そうなるとまずいな・・・」 メガネ「え?」
王子「言っただろ あの技は ”飛び込み技”と”返し技”両方の性質を持つーーー
   「ジャンケンで言うならグーとパーを両方出すようなもんだ。飛び込みは”落とされ”・・・フェイントは最速で刺される」
   「面以外の飛び込みか返し技なら可能性はあるが・・・ どちらも江花が極端に苦手としている技だ」

いやいやいや、相手はあくまで「狙って」切り落としをするわけじゃないんだからカウンターにはならないだろ
あくまで「面と面なら優勢」というだけで。
他の部位を狙えば・・・って極端に苦手なのかよ!!! なんだその唐突な設定!!

王子「あのフォームの面より早く打てるとは思えないーーー」 メガネ「・・・!」
アホ(俺だって返し技くらい打てらぁ!! よく見りゃ狙ってる技は”起こり”の動きでわかる・・・!」
   (あとはそれに合った技を打ちゃーーー  楽勝っ・・・!!)
あれ?そこはかとなくメガネの視力のアドバンテージ減ってないか?

案の定また突撃するアホ。いや返し技狙うんじゃなかったのかよ!!
そんなアホの思惑を知ってか知らずか、竹刀を始動するグラサン。
アホ「さっきと同じ動き・・・! 面か!!!」
しかしグラサンの身体は沈み、竹刀は横に倒される
アホ(胴ォーーーーッ!?)

あわてて横に飛び退るアホ。空を切るグラサンの竹刀。
いやいや、アホよお前突撃してたよな? なんで相手の動きを見て横にジャンプできるんだよ!!
なんだこの物理法則!!

モブ「うおっ あれをよけたよ!!」「すげえ運動神経だな・・・」
なんかアホもメガネ並みの視力があるような気がしてきた・・・

アホ(んなバカなっ 途中まで完全に面と同じ動きだったぜ!?)
メガネ「これも”フォーム”ですか・・・?」 王子「ああ・・・」
王子「教科書通りに言やぁ本来「小手」「面」「胴」は、同じ動きから繰り出されるのが正しい・・・
    いまどき誰もそうなっちゃいないが・・・」
   「あいつらそれを忠実に守ってやがる・・・!」
   「あそこまで完璧に”起こり”が見えない・・・ 技の読めない打突は初めて見たぜーーー・・・」
モブ「雲鶴か・・・フタを開けてみりゃとんでもねーとこだぜ・・・・」
モブ「飛び込もうとすりゃ切り落とされる・・・ フェイントは無意味・・・ 返そうとしても何打ってくるか全く読めないーー」
アホ(見てもわかんねーなら カンで読むしかねーが・・・)
   (正ー直この”読み合い”っちゅーのはどーも苦手だ。 確かヒロトなら相手の癖を見てーーー ん?」
   (おいおい・・・!”ヒロトなら・・・”? 俺はいつからヒロトを追っかけるようになった!!?)


781 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15:07:09.28 ID:SQo//JYz0
試合中にもかかわらずわざわざメガネのほうを向くアホ。
その先にはなんだか心配そうなメガネ。
アホ(何だよあの心配そうな顔 俺はーーーー)
アホ「フン・・・」
アホ(情けねぇーーー・・・)
腰を落とし、かがみこむ感じに体勢を変えるアホ。
モブ「何だ急に足が止まったぞ・・・!?」「打つ手なしなのさ・・・」「・・・勝負あったな・・・!」

そんなアホに、自分の優位を感じるグラサン
▽(こりゃ勝でる・・・! いげるべよ・・・!!)
▽「・・・お前さん・・・もう諦めたべか? それなら・・・ あの子はもらっだべ」
その言葉にプッツーンとくるアホ
アホ「・・・おめーよォ・・・さっきからいい加減にしろよ・・・ いらつくんだよ”それ”・・・!!」
  「俺のもんでもねーんだよ ほっとけバカヤロォ!!」
▽「・・・は?」
モブ「何だ・・・?何か話してるのか?」 BBP「江花くん・・・?」
アホ「ツバメさんはなあっ・・・!! 勝った奴になびくよーな バカじゃねーんだよ・・・!」
でも実際「勝つ奴・勝ってくれる奴」に靡いているよね

アホ(そりゃー俺だってわかってんだよ・・・ もしかしたら意味ねーかもしんねーってことぐらい・・・)
アホの脳裏に浮かぶのは、BBPと和気藹々に話している場面。そして
BBPが発情視線を向けている、ク ッ ソ イ ラ ツ ク メ ガ ネ の 笑 顔

っていうかメガネ視線をこっち向けるな!マジでキモいから!!

アホ「だったら諦めんのか!? 違ぇーだろーがよ!! 突っ走るしか ねーだろーがよっ!!」
またも相変わらず正面から突っ込むアホ。
モブ「まっすぐ突っ込む気だ!!」「やけかよ!! これで終わりだ・・・っ!!」

迎え撃ち、面を打ちに来るグラサン。
と、その時右斜め前にジャンプするアホ     はい?
そのまま右片手で振りかぶるアホ   え?え?
モブ「とんだああああああーーーーっ!!?」
キューブ「ハッソウ飛び・・・!!」
剣 道 に そ ん な 技 は あ り ま せ ん

物理法則を無視してジャンプするアホ

 ア→  .グ
     \↑

こんな動きができるのか!2045年の人類の身体能力すげえ!!

アホ(真っすぐ突っ込むのがダメなら ”避けながら突っこみゃいい!!)
いやそれ・・・打つ暇なく交差しちゃうと思うけど・・・ 2045年の人類だから仕方ないね!

王子「なるほど・・・江花らしいな 普通の読み合いの”ナナメ上”を押し通ってきやがった・・・!!」
アホ(剣道にゃ色々小難しいかけひきがあんのはわかった けど俺には向いてねえ!!」
   (知った上で 壊すだけだ!!)
あの合宿に参加した意味は全くなかったってことだね!

▽「あ゙あ゙あ゙っ!!」

もうなんかいろいろ無視したアホの右片手面が、グラサンの面に”横から”炸裂する!
アホ「・・・おめーみてえなバカには わかんねぇだろーなぁ ムリだとわかってても かなわねえって知ってても
   突っ走んのが 男だ!!」
いや・・・「おめーみてえなバカ」といわれても、一目ぼれした以外、
      どんなバカなのかさっぱりわからんのですが・・・
審判「面アリィーーーーッ!!」
ちょっと待てええっ!?あれ有効になんの!?

アオリ:男の一撃!!

784 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15:08:44.39 ID:SQo//JYz0
以上です

何度も言いますが、普通剣道ではこんなジャンプはありえません
今回のアホの面が認められることもおそらくないでしょう。


巻末コメと人気投票は既に投下されてましたのではしょりましたが
詳細希望があれば後ほど投下します。

793 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15:38:03.19 ID:SQo//JYz0
画像が消えているとのことで投票結果を再掲。
総数3907票
1位メガネ 784 「一位なんて初めてだよ・・・!夢じゃないよね?」  そりゃ第一回だし初めてだわな
2位さゆり 756 「ホホホ やるなヒロト!」  ホホホ!?
3位シドウ 452 「・・・」  このコメント考えた人、キャラ掴めてないのかな・・・
4位朝霧 321 「ククク・・ こりゃあいい眺めだぜ」
5位BBP 245 「私が5位!? うれしいけど・・・いいのかな・・・」 キャラ少ないしいいんじゃないっすか?
6位アホハル 227 「6位~~~!? でもツバメさんの隣か・・・」 BBP睨んでるけど・・・コメントと表情が合ってないですよ?
7位神宮 198 「俺はこの位が丁度いいのだ!!」  そ、そうっすか
8位大狼 9位由利 10位夜鷹 11位白銀

ところで普通人気投票の発表って最初のページに来るよね?
この手の宣伝ページ的なところで発表って初めてかもしれない

64本目 「64本目 朝霧vsハレ」

+ ...
642 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21:17:40.23 ID:LHtVim+R0
         |l、{   j} /,,ィ//|       あ…ありのまま 今週 起こった事を話すぜ!
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ       『冒頭、先週のラストの引きのリプレイで、これから二本目、
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |        グラサンの反撃が始まると思っていたら試合が終ってた』
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人      
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ     な…何を言っているのか、わからねーと思うが
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉     俺も何がなんだか わからなかった…
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ     頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ   落丁とか左右反転だとか
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ 今年度中に打ち切りなかったら…どうなんの俺の魂…ッ!?

64本目 朝霧vsハレ
アオリ 飛べ! 打て!

というようにてっきり先週のヒキだと思っていたら、左右反転していただけで
同じようにアホが二本目を取って勝負アリ
BBPの「江花くーーーん!」という声に手を振って答えるアホ
▽(敵わながっだ… 外の世界にはこんな男がいたべよ…)
▽「おい・・・お前・・・」 アホ「あ?」
▽「あの子を・・・頼んだべ」 そう言ってビシッと親指を立てるが
小手をはめたままでよくできるな・・・
アホ「うるせぇよ さっさと帰れ!!」
メガネ「アオハル!」 との声にアホが視線をやると、メガネがサワヤカ(笑)な笑顔で手を振っている。
それに目を細めるアホ。
メガネの胸に拳を当て「・・・俺は負けねーかんな」とごちる。
メガネ「? 勝ったじゃないか アオハル」 アホ「・・・へっ」

さてうんこくサイド

●「どうしよう・・・やっぱり強いよあの人たち・・・」
①「わーってるよ 確かにありゃ今までとちげー・・・」
●「・・・ハレは負けないよね? ハレが負けたら僕ーーー・・・」
①「大ー丈夫だって! アメはいつも通り俺に任せりゃいーんだよ!」
●「・・・・うん・・・!」
CCD(相変わらずアメは兄に頼りきりだな・・・ 剣の素質は誰よりもあるハズなんだが あれじゃあな・・)
   (今はいい・・・だがもし兄の後ろに隠れられなくなったら・・・)
   (その時はどうする アメーーー・・・)
と険しい表情のCCD。そして始まる王子vsハレ

唐突に王子が何も無い手にトランプのジョーカーを出現させる。
王子「”ジョーカー”ね・・・」
鼻傷「おいナオ・・・油断するなよ!!」
王子「ハイハイ・・・わーってるよ」
①(チッ・・・余裕じゃねーかコノヤロー 見てろ・・・すぐにそのキザな顔 崩してやらぁ!!」
審判「始めっ!!」
ハレはグラサンと同じくビシッと完璧なフォーム(笑)で構えるハレ
王子(・・・やはりコイツもか 完璧なフォーム・・・そしておそらく”面切り落とし面”を持っている)

いや王子、面切り落とし面はたまたまそうなるというだけで、別に持っているわけじゃないと思うが・・・
クラウド「先鋒と同じ構え・・・」 メガネ「うん・・・だとしたら簡単には攻められない・・・」
アホ「飛びゃいいんだ 飛びゃあ!!」
クラウド「・・・あれはお前にしかできない あんなバカなマネ」 アホ「あぁ!?」
メガネ(そうだ・・・アオハルが勝ったからって あれはアオハル以外にはマネできないし 相手にもバレてる・・・)
    (どうするんだ朝霧さんはーーー・・・!?」
いやメガネよ、その方法で2本連取できたんだけど・・・
バレてても通用してるんだけど・・・


643 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21:18:50.86 ID:LHtVim+R0
①「どうした・・・! 攻められねぇなら こっちから行くぜッ!!」
突っ込むハレ。だから剣道の開始はそんなに離れて始まらないってば・・・
そうやって突っ込んでくるハレに、王子は身体を左に少し傾けて、小手を打ちに行く
アフロ「出小手ッ!!※」 (※代表的な返し技の一つ」
出小手ってこんな打ち方したっけ・・・

と、小手が入る瞬間、ハレが竹刀の鍔のあたりで強引に竹刀で王子の竹刀を払う
モブ「弾いたっ!! タイミングは完璧だったのに・・・」
王子「・・・チッ」と焦りの表情の王子
①「ヘッ・・・読めたぜ・・・ 飛び込みじゃ敵わねぇから 返し技で攻めようってわけだ・・・
  悪いが・・・”俺には”効かねぇっ!!」
再び飛び込み面のハレに、出小手を合わせる王子
メガネ「また返し技・・・!!」
①「チッ」と、また竹刀全体で払うハレ
どうでもいいけど相手の竹刀を払うのは基本的に先のほうだと思うんだけどな・・・
ハレのような竹刀全体を動かして払ったら二撃目を狙われると思うんだが・・・
モブ「また弾いたっ!?」
相変わらず「別の手」や、緩急をつけない奴らばっかだな

王子(・・・これもあの”完璧なフォーム”と身軽な身体が成せる技か・・・ チッ)
   (重心が崩れず 余分な力も入ってない分 打突の途中でもギリギリ姿勢が変えられる・・・!)
いやそれメガネもやってたよね。

①「俺はコガと違って反射神経(はんのう)がいいんだ 甘く見んなよ・・・!!」
 「さっきまでのキザな顔はどーしたァ!?」
と、またも正面からつっこむハレ。
くっ・・・と焦り顔でもしっかり出小手を合わせる王子
モブ「また返し技っ!?」
①「しつけぇな!! 効かねぇッつってんだろ!!」
そして繰り返される ハレの正面から無策の飛び込み面→王子の出小手→それを払うハレの構図
なんというか・・・多分剣道の攻防ってこういうのじゃないと思うんだ
メガネ「効かないってわかったのに 何で返し技ばっかり・・・!」

読者「出小手で返されるのが解っているのに 何で何の策もなく真正面から面ばっかり・・・!」
多分そう言いたい読者は一定数はいると思うぜ!

アホ「技が効かなくて パニクってんじゃねーか・・・!? 1年もブランクあんだろ・・・!?」
メガネ「・・・!そんなーーーー・・・」
いやパニック起こしてたら自分からつっこんだりするだろ・・・

そんな状況に「くっ・・・」と怯む王子
●「ハレーーーッ!!」
CCD(・・・こりゃ杞憂だったかね・・・?)
ツインテ「アサギリさまっ・・・!」 ユニキ「朝霧・・・!」
①「どーしたキザヤロォ! 他にやることねーのかァ!?」
王子「・・・ああ・・・・もう打つ手ねーよ」 ①「何ィ!?」
王子「真っすぐ勝負だ」 ①「あぁ!? だまされっかよ!!どーせまた返し技を・・・」
と、お互いに面を打つ二人。交差する竹刀。
BBP「合い面!? 朝霧さんっ!!」
①「バカが!マジでまっすぐきやがった! 俺は合い面じゃ負けたことねぇぞ!!」
アホ「バカヤローーーッ! それは切り落とされんぞっ!!」


644 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21:20:35.48 ID:LHtVim+R0
ニヤリと笑う王子。ゴムのようにうにんうにんする竹刀。
はたして王子の竹刀は、ハレの竹刀を弾き、面を打つ。
①「な・・・」 アホ「・・・はっ!?」
多分メガネ「朝霧さんが 切り落としたーーーーっ!?」
鼻傷「全く・・・いつもこっちまでだまされる」 メガネ「え!?」
鼻傷「”奸計千手” 全ては朝霧(ヤツ)の掌上で行われたことだったのだ」

そ、そうだったのだ

王子「タネがわからねぇってツラだな 教えてやってもいいぜ? 俺は手品師じゃないからな」
①「・・・・!うるせえっ!!」
その言葉に、すっと正眼に構える王子 それに反応し怯むハレ。
王子「”返し技が来たら 竹刀でよける” その動きが染み付いた身体で・・・」
   「”迷いなく正中線を貫けるか”? さぁ来い 合い面か返し技かはわからんがな」

いつのまにか二択にさせられていたハレ。
①「おあああああああああああああっ!!」と面を打ちに行くハレ
多分出小手で返す王子。その出小手がヒットする。

①「てめぇ・・・苦戦してるように見せて 効かねー返し技を続けたのは」
  「全部・・・俺のフォームを崩すため・・・」
王子「おいおい・・・そんだけか?そんなに安い手品じゃねぇよ」
   「試合前にわざと余裕を見せたのは むかつく相手を追い込む快感に酔わせることで タネに気付かせないため」
   「返し技をあえてかわしやすい出小手に絞ったのは お前の飛び込みを面に絞るため・・・
    まああげればキリがないが・・・」
①「だからって・・・」
王子「あぁ ”面切り落とし面”か? 俺は狙って打てる」  しれっと言う王子に悔しさ爆発のハレ
①「な・・・・ てめぇ・・・最悪だぜ」  王子「褒め言葉だ」

ついに公式で「クズは褒め言葉」となりましたよみなさん!

審判「勝負アリ!」
ツインテ「アサギリさまーっ!」 アフロ「見れましたね・・・ 久々に」 ユニキ「うん・・・」

王子「おい・・・ ところで誰かブランクとかパニクってるとか言ってなかったか? なぁ黒鉄」
とアホの喉をチョークしながら尋ねる王子
メガネ「いや・・・僕はちょっと・・・」

さてうんこくサイド。 無言でもどってくるハレ。アメの言葉もスルーし、面を外す。
悔しさ前回の表情で歯軋りするハレ。
●「ハレ・・・」  CCD「! おいアメ・・・」
モブ「雲鶴・・・ストレート2敗だってよ」 モブ「ああ・・・なんか意外と大したことなかったよな」
モブ「特にあの次鋒 結局何もできなかったしな」 モブ「あーーー・・・勢いだけで弱かったよな」

なんつーか、いくらアメをキレさせる目的でもさー
観客、しかも大会に出ているであろう奴らに、毎度こういうこと言わせるのはなぁ・・・
試合前に酷い態度とかっていうのならわかるけど・・・

●「・・・・・・・・ハレが・・・・・ 弱い・・・?」
表情が一転して不気味に変わるアメ
CCD「おい アメ・・・?」  ●「主将・・・ 僕の相手・・・ 強い?」
CCD「は? そりゃあお前 さっきの試合見たっしょ?  ・・・化け物さ」

えっ?ってことは桜夏は1回戦やってたってこと?どこで?あ、落丁ね!

●「じゃあ・・・ハレは?」 CCD「は?」 ●「強いよね?」 その言葉にゾクリとくるCCD
●「ハレより弱い 僕が勝てば みんなきっとわかるよ・・・ その為なら・・・  僕は 化け物にでもなる・・・・!」

アオリ:眠れる獅子が・・・牙を剥く!!


645 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21:21:30.12 ID:LHtVim+R0
以上です


来週ちょっと楽しみだ
どんな無茶が飛び出すかwktkするw

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最終更新:2013年04月05日 03:24
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