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○組合名称 アイテム作成ギルド ○設定 「アイテム作成会」というゲームがある。 正確な名前は別にあるが、オフシーズンの間に行なわれた「第○回アイテム作成会」という小規模なイベントより、一般に「アイテム作成会」と呼ばれている。 テストプレイに近いものであったが、参加した者は皆一様に楽しみ、そして、一部のPLは一つの結論に至った。 「ゲームをプレイするためのマイルさえあれば、理論上何でも出来る」 もちろん、危険はある。口に出すのも恐ろしいため、此処では語れないほどの危険が。 だがそれでも人は、「自分の欲しいものが手に入るかも知れない」という衝動を抑えられない。 なにしろ、可能性が眼の前にあるのだ。しかも、成功の確率はソコソコに高い。 冷静に考えれば失敗の確立のほうが高かったりもするのだが、人はそこに浪漫を感じるのだろうか。 そして、実行に移した集団がいる。 最初は、雑談だった。参加する予定だったアイテム作成会が流れて残念だねぇ、という。至極普通の雑談だった。 そこで、ふと思いついてしまった。 「なぁ、お詫びに貰ったマイルを貰って自分からゲームを起こせば良いんじゃないか?」と。 人を集め、予定を組み、資本(マイル)をまとめ、会議をした。 そもそも流れたゲームで作る予定だった指輪を作ることでまとまり、実際にゲームが行なわれた。 色々トラブルもあり、できたものは想像したものとは違ったが、皆不満は言わなかった。 楽しかった。 その一言に尽きる。本当に楽しかった。 人を集めた主催者は思った。このゲームは流行ると。 そして、このシステムを企業にしようとした。大勢の人間が少量の資本を持ち寄りアイテムを作って還元する株式会社のようなものである。 だが、壁に当たった。その条件で正しく稼動させるには成功率を限りなく100%にしなければならないからである。 出資者をそのまま作成ゲームに出せば、失敗しても「まぁ、仕方ないよね。俺たち頑張ったもの」で済むかも知れないが、コレもシーズンインすると聯合問題から難しくなる。越境聯合が必要になる場合など、最早不可能に近かった。 思想に賛同する人間は集まってはいたが、成功率とシーズンインによる聯合問題を考えると頭が痛かった。 色々改革案を練ったものの、やはり成功率だけはどうしようもない。 そんなとき、新ルールが発表された。編制の改正などでさらに頭が痛かったが、とある一文を見つけた。 冒険組合の中の一文である。そこには、こうあった。「騎士団・藩国の編制との重複可能」と。 つまり、冒険組合としてチームを作れば、垣根を越えてゲームへ参加可能ではないかと。 つまり、冒険組合としてチームを作れば、失敗を気にせず皆で楽しめるのではないかと。 それからの行動は速かった。 有志を募り、マイルをあつめ、急造で組合の準備を始めた。 名前は、アイテム作成ギルド。 騎士団でも組合でもなく、ギルドである。意味合いとしてはギルド=組合ではあるが、そこはそれ、響きとニュアンスの問題である。つまり、深い意味は無い。 そのギルドの掲げる決まりは一つ。「常により良いアイテムを作れ」 そのためには、イベントで冒険もするし、生活ゲームで研究もする。 より良い材料とより良い技術により、より良いアイテムが生まれるのだ。 そのギルドに所属するための決まりは一つ。「アイテム作成に興味があること」 評価が低かろうが、知識がなかろうが、そんなものは関係ない。 ようは、作りたいアイテムがあり、それに対して努力できるかである。 ギルドというには小規模で、ギルドのわりには決まった守護聖人もないが、今日も彼らは何かをしている。 それは研究だったり、交渉だったり、様々であるが、それもまた、正しい姿である。 つまりは、アイテム作成が出来ればこの世は幸せ。 「マイルがあればこの世はハッピーというなら」、ソレを最大限に楽しもうと言う人間の集まりなのだ。

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