教育体罰躾・法律ルール礼儀作法・交通事故  

教育躾体罰・法律ルール礼儀作法マナー・交通事故の原因に関するよくある勘違い

感情自己責任論?

「感情自己責任なので、暴言をどう捉えようと受け止める側の責任」
年端もいかない子供に強いるのは酷。そもそも暴言を吐くこと自体が、感情に自己責任が取れていない証拠なので自家撞着

カテゴライズ(子供は子供らしく等)したがる
(「 民度・文化度・成熟度の低い集団や人の特徴」より)

子どもに感情責任を強いるのは酷、とカテゴライズしたがる民度の低い例。


権利は平等ではない?

「一定の年齢になれば誰でも親になる権利・資格がある」
無制限に親の資格を与えるのは、悪平等の典型。本来親になる資格の無い者に育児をさせるから、間違った方法で育てられた子供が事件や事故を起こす。人格形成には最低でも児童心理学等に通じた専門家の見識が必要であり、未熟な素人に子育てをやらせるべきではない

人権概念が未発達、生き方の選択肢が少ない、個性・多様性を認めない、規制が多い
(「 民度・文化度・成熟度の低い集団や人の特徴」より)

「親になる資格の無い者」には生き方の選択肢、個性・多様性を認めない、規制を増やしたがる民度の低い例。


制度に罪はあるのかないのか

「現行の教育制度は万全」
内容が知識偏重でバランスを欠いている。制定当時の国民が「欧米に追いつき追い越せ」「物質的豊かさが幸せの条件」と信じ教育行政に「即戦力のある人材の育成」を求めたため、経済産業分野に寄与する科目ばかりが重宝され、その結果人格形成に必要な知恵や哲学・宗教学・心理学・論理学・道徳・倫理といった「金にならない学問」は軽視されている

「受験制度が諸悪の根源」
制度自体に罪は無い。それを利用する者自身の心の問題である

「制度は悪くない。現場のヤル気の問題。教師の質を変えるべき」
教師採用試験の制度の不透明性もまた問題。全ての問題の根源は「目に見えるシステム」ではなく「目に見えないマインド」にあるが、関係者の自発的意識改革に期待しても時間が掛かる。先に制度を変えた方が効果が早く出る場合もある

制度を変えた方がよいが、制度に罪はない。
制度に罪はないが、制度は変えた方がよい。
現場のヤル気の問題ではないのだから。

「戦争があったから科学技術も進歩し今の繁栄がある」「戦争は必要悪」
進歩云々は技術者たちのヤル気の問題であって、戦争が無くても十分に成され得る。戦争で人類が被った物的人的精神的文化的損失及びそれに伴う技術発展の遅れの方が、遙かに甚大
(「太平洋戦争外交反中デモ軍拡核武装論他戦争論」より)

一方、技術の進歩は予算や制度ではなくヤル気の問題である。


新聞や辞書は主観?

「新聞記事や辞書や法律は主観ではない。客観である」
記者や編者やその制定に携わった個々人の主観が反映されている。様々な辞書や法律を読めば分かる事
人は自分の主観の正当性に自信がなくなった時にそれを客観化(一般化)したがる

「辞書や法律は他の人間も共有するのだから、客観である」
共有するしないを決めているのは個人の主観。客観とは「共有された主観」に過ぎない。客観性を強調するのは、己の主観に自信が無いことの表れ

彼は人に辞書を引くよう勧めるが、彼自身は辞書に基づいた言葉の運用をしない。
彼と言葉が共有できないのはこのあたりに原因がありそうだ。(参考:用語集
むろん、「完全な客観」は存在しない。だが、「客観的」であることはできるし、「客観性」を求めることはできる。
それを「己の主観に自信が無いことの表れ」とするのは実に主観的な決めつけである。


全か無か

「スピードの出し過ぎで事故った場合、事故の原因はスピード超過である」
原因は「スピード超過」ではなく「運転者が正しい状況判断が出来なかったこと」にある。速くても事故を起こさない人は起こさないし、遅くても起こす人は起こす。正しい状況判断が出来ない者は当然、スピードを出し過ぎてはならない

スピード超過でも事故を起こさない人はいる。だからスピード超過は事故の原因ではない。
彼のお得意の論法である。
では、スピード超過者が全員事故を起こした場合はどうなるのか?

「クラスの殆どから苛められるのは、苛められる側に原因がある証拠」
40人中40人が苛めていたとしたら、その40人一人一人に原因があるということである。40人が100人でも同じこと。物事の良し悪しは数の大小で決まらない
(「人権侵害行為(DV・虐待・虐め・差別その他犯罪)、今いじめられている人へ、家庭内暴力への対処」より)

「100人中99人が同じ評価なら、尊重すべき」
10億人全員が同じ評価であっても、各人の主観であることに変わりはない
(同上)

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最終更新:2011年07月06日 22:07
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