哲学因果応報貧困人権物理学生物学、格言集

哲学形而上学・因果応報・人権貧困・物理学生物学その他に関するよくある勘違い、格言集

真実は一つ?

「真実は一つしかない」
人の数だけある。「一つしかない」は数ある真実の一つに過ぎない。「真実は唯一つ(それを知っているのは自分)」は、精神的未熟さから派生する根源的な勘違いの一つで、その視野狭窄した価値観に陥った者はその独善が引き起こす矛盾体験つまり争いを繰り返す羽目になる。つまり「真実は一つ」という考えこそが、あらゆる争いの元

真実は人の数だけあるようだが、彼は一人で多くの真実を抱えているようだ。
言葉の定義上「真実」は一つであるはずで、一つでないと主張するなら「真実などというものは存在しない」という方が正しい。


すべては彼の個人的主観

「サイト主は虐めの原因は常に100%虐める側にあると言ってる。絶対はないということと矛盾する」
主観で理由を付けて「絶対がある」とは誰でも言えるということ。無論その内容は全てサイト主の個人的主観であり、それに賛同するかしないかは読者の自由

一方で、彼は「主観は根拠にならない」というべき主張を繰り返している。

「何であれ対外評価は尊重すべき」
評価者自身の主観・感想に過ぎないので、必ずしも常に真に受ける必要はない
(「人権侵害行為(DV・虐待・虐め・差別その他犯罪)、今いじめられている人へ、家庭内暴力への対処 」より)

「残酷だから止めるべき」
何が残酷かは主観による。曖昧な基準は理由にならない
(「死刑(抑止力・殺人発生のメカニズム・贖罪社会正義終身刑・厳罰化更生その他・冤罪・廃止論)」より)

人の誤りを指摘するのに「主観」を強調し、自らが指摘される場合には「主観」だからと批判を躱す。
自身の主張は個人的主観にすぎないというならば、「証拠」や「真実」などという言葉の使用は避けるべきだ。


自家撞着

「“真実は一つではない”という命題が唯一の真実なら、自家撞着する」
単語の定義範囲を柔軟に捉えれば、「万物は流転する・諸行無常」「この世に絶対はない」が当該命題自身を含まないのと同様、文意は十分汲み取れるもの。言葉を杓子定規に解釈している限り、所謂「究極的命題」は理解できない

「この世に絶対はなく全て相対、という命題自体が絶対なので自家撞着」
「諸行無常」「万物流転」や「真実の数」などと同様、いわゆる究極的命題に付き物の原理。文字を杓子定規に解釈するから矛盾して見えるだけ

とのことだが……

「全ては無意味」
思春期にありがちなニヒリズム。その全てに「無意味であるという意味がある」ので矛盾する

なんとも都合のよい「自家撞着」の運用である。


絶対はある

「この世に絶対はある」
概念としてはあるが、実体としてはない。全ては相対である。上下、強弱、大小、明暗、優劣、左右、長短、寒暖、軽重、有無、是非、善悪、白黒、主観と客観、光と闇、空間と時間、悟りと煩悩、Aと非A・・・地球は二元的相対性を体験する場である
概念は全て人工物であり、普遍的に正しい価値観や判断基準はない。絶対もまた「相対-絶対」という相対概念の片割れに過ぎない

絶対零度「……」


「必然」とは

「奇跡や偶然は存在する」
この世に偶然や奇跡は存在しない。それが存在すると思っている人がいるだけである
全ては必然であり起こるべくして起こっている。そして全てには意味がある。物事の摂理・必然性を理解(解明・説明)できない者が、その言い訳の為に偶然・奇跡・理不尽・矛盾等の概念を創り出しているに過ぎない

「全ては必然、は決定論で運命論で結果論に過ぎない」
全ては必然、は「過去に学べ」という意味である。「結果論だ」は学習しないための逃げ口上

物理の話をしているのか、精神論の話をしているのか。
「真実は一つ」ではないが「全ては必然」らしい。


悪魔の証明

「人間の個体は皆必ず死ぬ。これは絶対」
死なない人もいるかも知れない。四六時中監視している訳ではないので誰にも分からない

「何も食べずに生きるのは不可能」
水のみ或いは日光のみで長年生きている人は実在する

日光のみで長年生きていると主張する人間を四六時中監視している訳ではないので実在しているか誰にも分からない。
事例により悪魔の証明を使い分ける意味不明な思考。
そもそも水のみ或いは日光のみで長年生存する事は人間の機能では不可能。それは人間ではない。


思考は現実化する

「願いは叶う」
必ずしも叶わない。例えば金持ちになりたい、という願望は「金を持ってない」という現実が無いと生まれない。つまり「金持ちになりたいなりたい」と強く願えば願うほど「今は金持ちではない、金を持ってない持ってない(だから金持ちになりたい)」という思念を強めることになる。結果願望の裏にある思考が現実化し、金を持ってない状態が長引くことになる

「思考は必ずしも現実化しない」
思考は100%現実化するので、「必ずしも現実化しない」と思えば全くその思考通りになる(必ずしも思考が現実化しない現実を、思考者当人が体験する)

「思考は必ず現実化する」と願えば願うほど「今は思考が現実化しないしない(だから現実化させたい)」という思念を強めることになる。結果願望の裏にある思考が現実化し、現実化しない状態が長引くことになる


物理の勉強

「時間は存在する」
存在しない。時間とは物体の周期的な変動から便利の為に人々が作り出した概念/道具に過ぎない
その概念が時間である。

「宇宙は膨張している」「宇宙はビッグバンから生じた」
「膨張していると仮定すると観測結果との辻褄が合う」というだけで、ビッグバンは仮説の一つに過ぎない
最初の提唱者はベルギー人のカトリック司祭。聖書の記述に科学的お墨付きを与え教義・教会に権威を持たせようという意図は断じてなかった・・・とは誰にも言えない
なお宇宙には始まりも終わりもなく、あるのは常に「変化」である(「始終」自体が人為的概念に過ぎない)
というのも一つの仮説に過ぎない

「不確定性原理により、全ては必然とは言えない」
人間の観測できる範囲に物理的限界があるのも、また必然
不確定性原理は「人間が観測できるかどうか」ではない。
観測という行為そのものが観測対象に影響を及ぼしてしまうという問題であり、観測者が人間であろうがなかろうが原理的に観測し得ない。

「夜空が暗いのはそこに星が無いから」
人間の目の感知能力に限界があるからである
星に寿命があることと、光速が有限であるため。
数学的に言えば、観測可能な宇宙の地平線が全宇宙の星々と地球の平均距離より短いから。


彼ら自身の意図

「蜂は幼虫用の部屋を6角形に作る」
結果的に6角形になるだけで、恐らく彼ら自身は一つ一つを丸く作っているつもりである(それが最も効率的かつ丈夫)

彼ら自身の意図は聞いてません。
あなたの妄想も聞いてません。


ラマルキズム?

「いや~ん瞳がウルウルしたチワワがプルプル震えてチョ→カワイ~」
ブリーダーが故意に栄養失調状態にし代々交配したため、極端に頭部が大きく体が痩せ細り先天的に病弱な体質を持ったもの。長期間を掛けたDNA操作であり、動物虐待の一種

栄養失調状態は遺伝しません。


ワクチンでおk

「致死率が高いので感染しない方が良い」
逃げてばかりいると貧弱な体質になるので、ある程度は故意に感染し免疫力を付けた方が良い(日本人は衛生環境が良過ぎて免疫が落ちており、とある観光地で食中毒が発生した際重症化したのは日本人だけだったという例がある)。赤ん坊は動物園に連れて行くなどし、徐々に慣らすと良い

それをワクチンと言います。


動物虐待

「猿回しは面白い」
猿自身にとっては面白くないことを無理矢理やらされ、ストレスや恐怖心からしばしば腕を噛むなど自傷行為が見られる。人間のエゴ、動物虐待の一種

「毛皮は本物に限る。暖かくて気持ちいい」
コスト削減と品質のために、脳天を殴打し生きたまま全身の皮を剥ぎ取っている業者もいる。動物虐待の一種

「動物園は動物虐待」
飼われている動物が苦痛を感じているならその通りだが、快適に暮らしているなら虐待とは言えない

猿自身が面白いと感じているなら猿回しは虐待ではないし、皮を剥ぎ取られている動物が快楽を感じているなら虐待とは言えない。


因果混同

「河原の石が下流ほど小さく丸いのは、流されるうちにぶつかって角が取れたから」
正しくは「小さく丸いから流された」である。転がれば、割れたり欠けたりして却って角ができる

この理論では河原の石と同様の形体の石があらゆる地形に存在しなければならない。
無論そのような事実はない。
河原の丸い石は水の流れる場所、または過去にそうであった場所に存在する。
水流の影響によって角が取れるように割れたり欠けたりする。


矛盾の真実

「奇跡や偶然は存在する」
この世に偶然や奇跡は存在しない。それが存在すると思っている人がいるだけである
全ては必然であり起こるべくして起こっている。そして全てには意味がある。物事の摂理・必然性を理解(解明・説明)できない者が、その言い訳の為に偶然・奇跡・理不尽・矛盾等の概念を創り出しているに過ぎない

彼に矛盾を見いだすのは我々の責任であるらしい。

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最終更新:2011年07月05日 22:47
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