投稿日 2012年10月27日01:52
なんで未だにmixiやってんの?
mixi/Twitter/Facebook と主要SNSを制覇したので雑感をまとめてみる。
どこをもってこれらを主要とみなしたかというと、ブログの端にある「共有ボタン」の設置率。
あと個人的に愛用しているブクログというサービスのログイン方法にその3つのアカウントを使えるから。
パソコン主体の人間なのでLINEやモバゲーなどの携帯端末主体のSNSへの視点は抜けてるかも。
結論から。mixiはオワコン。
※オワコンとは・・・終わったコンテンツの意。流行遅れ的なニュアンスのネットスラングだ!
匿名性を好む層はTwitterに、実名性を好む層はFacebookに、と二極化した印象を持ってる。
mixiは全体的にどっちつかず。タイムライン式の流行りを受けたボイス機能も完全に後発。
ログを遡れないし、共有もできないし、グループ分けもできないし、逆になにができるんだろう?
唯一の栄光「イイネ!」もFacebookにお株を奪われてしまった。
このイイネ機能についての功罪はあとで述べる。
独特の売りである日記はほっとんど誰も書いてない。
ここに一人変な使い方してる人間がいるけど、特殊な性癖なんでしょうね。
本当に誰にも読まれないチラシの裏に書くよりはなんかモチベが出るっていうだけ。
何かを表現する以上、ある程度反応は欲しいっちゃ欲しいけどそこまでは求めてない。
自己完結で楽しめるのは武器といえるのかな。創作活動のモチベは利己的な面が強い。
主な目的は思考の整理とリマインダー。記憶力にゃ限界があるんで。
さて、こんな性格なので僕はTwitterをメインに使っています。
基本ひとりごとでいい。そのひとりごとにたまーに誰かが反応してくれるとちょっと嬉しい。
それが物足りないって人はFacebookを使えばいい。
実名だし、フォロワー(?)もリアルの人間関係の延長だから反応を得るには困らない。
ここがFacebookの利点であり、欠点でありうる。
一個人が割ける「友達付き合い」への時間は有限です。だから交友関係を広げれば広げるほど関係の密度は希薄になる。
自分にとって相手は1/20でも、相手にとって自分は1/100だったり。
「なんでイイネ押してくれないんだ! アイツは俺のことなんて見てくれてないんじゃないか?」なんてすれ違いが起こりうるかもしれない。
これがイイネ機能の罪。
コメントするにはなんかあれだけど、とりあえずイイネ押しとくかーみたいな。
希薄な人間関係を助長している・・・とは僕の尊敬する人の弁なんだけど、僕もそう思います。
それに、リアルの人間関係の延長だからいろいろ気を遣う。
たとえば会社の上司から友達申請がきたとする。
仕事とプライベートとの境目が曖昧になりかねないが、かといって無視はできない。
拒否すれば角が立つ。あぁどうしよう。
たとえば誰かが大学の友人と旅行した写真を上げる。
しかしそれをみた他の誰かは、なんで俺は同じ大学生なのにクソ忙しいんだと内心憤りを憶えるかもしれない。
その何気ない不和が実名を晒しあった状態で起きるのはちょっと怖い。
この感覚は匿名文化に慣れたがゆえなんだろうか。
上手く説明できないけど、ハンドルネームやアバターみたいな捌け口がないのが不安。
気を使った結果、無難になりがち。
これも希薄な人間関係を助長する、のかもしれないし、人間関係は元々そういうものなのかもしれない。
人間関係ってなんだろうね、とか言ってみる。
忘れてたけどmixiの特徴に「コミュニティ」ってものがある。
見ず知らずの人とでも、同じ趣味を持つもの同士で友達になりましょうってやつ。
友達の友達と友達になりましょうっていう高い理想もあったみたいだね。
でも、やっぱり一個人が割ける交遊関係には限界があるから、そう上手くはいかない。
友人を増やして増やしまくった結果、誰だかわかんない人の身内話でボイスが埋まるとか。
そしてめんどくさくなって放置しちゃう人が増えた結果が今のこの有様なんじゃないかなー。
「SNSとは、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスの事である。」とWikipedia先生は言う。
社会は一人じゃ成り立ちませんね。つまりSNSは人が大勢いなけりゃ成り立たない。
人が離れ始めれば加速度的にそれが進み、すぐに閑散とする。
サービス自体への愛着はあんまりないんだろうね。人が多いほうへ簡単に乗り換えてしまえる。
mixiからFacebookへ乗り換えが進んでるのは、少なくとも僕の交友範囲では事実。
個人的にはそのFacebookもいずれ乗り換えられると思ってる。
そうしたらみんなはどこに行くのかな。
最後に。
なんでアナタはmixiやってんの?ってことだけど・・・
Twitterだと長文がめんどくさいからです。
知ってた!
LINEのシェアの高さにはびびったけども
最終更新:2012年12月10日 16:55