遙かなる時空の中で3~運命の迷宮~ @Wiki
和歌などいろいろ
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匿名ユーザー
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□ヒノエ・絆の関3
天の海に 雲の波立ち 月の舟
星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
大意:
天海の雲の波を分けて月の船が数多(あまた)の星の林の中を
漕ぎ隠れつつ行くのが見える──
(万葉集・柿本人麻呂)
□ヒノエ・絆の関4
君が行く道の長路(ながて)を繰り畳(たた)ね
焼き亡ぼさむ 天の火もがも
大意:
あなたの行く長い道を手繰り寄せて焼いてしまいたい
そんな天の火はないだろうか──
(万葉集・狭野茅上娘子が越前の国へ行く恋人に贈った歌らしい)
□景時・終章の結界作成
朝夕に 神の御前(みまえ)に 禊(みそぎ)して
皇(すめら)が御代(みよ)に 仕え奉らん
吾が為す業(わざ)を 遠津神(とおつかみ)
固め修めし 大八州(おおやしま)
天地(あめつち)共に 永遠(とわ)に栄へむ
「禊神歌」だそうだがゲーム中では途中端折られている模様
↓正式にはこちら↓
朝夕に 神の御前に 禊して
皇が御代に 仕へ奉らむ
天神(あまつかみ) 地祇等(くにつかみたち)
見添(みそな)はせ 思ひ猛(たけ)りて
吾為す業を 遠津神
固め修めし 大八州
天地共に 永遠に栄へむ
□景時・終章の結界解除
天清浄 地清浄 内外(ないげ)清浄 六根清浄と 祓給う
天清浄とは 天の七曜九曜(しちようくよう)二十八宿を清め
地清浄とは 地の神三十六神を清め
内外清浄とは 家内三賽大荒神(かないさんぽうだいこうじん)を清め
六根清浄とは 其身其体(そのみそのたい)の穢(けがれ)を
祓給(はらいたまえ) 清め給う事の由(よし)を
八百萬(やおよろず)の神等諸共(かみたちもろとも)に
小男鹿(さおしか)の八(やつ)の御耳(おんみみ)を
振立てて 聞し食(きこしめっせ)と申す
(天地一切清浄祓(てんちいっさいしょうじょうはらい))と呼ばれ、天地に存在するあらゆるものを浄化祈願する祝詞らしい)
□弁慶・クリスマスパーティー中
人生意を得んには 須(すべから)く歓びを尽くすべし
(人生得意須盡歓)
大意:
人としてこの世に生まれ、心にかなうことがあったなら、歓びを味わい尽くすことが肝要である
(將進酒の一節・李白)
□リズヴァーン・クリスマスパーティー中
契闊(けいかつ)談讌(だんえん)して 心に旧恩(きゅうおん)を念(おも)う
(契闊談讌心念舊恩)
大意:
さあ久々に飲み語らい、旧交を温め合おう
(短歌行の一節・杜甫)
□リズヴァーン
新鬼は煩冤し旧鬼は哭す
(新鬼煩冤旧鬼哭)
大意:
戦死したばかりの亡霊はもだえ恨み、古い亡霊は泣き叫ぶ
(兵車行の一節・杜甫)