ミサさんとヤガミ 14 /20080508
#途中から掲載の編集版になります。
ミサ:「あのね、ちょっと教えてもらいたいことがあってね」
ミサ:「危機管理について教えて欲しいの」
「電話で聞いたらよかったんだけど、電話持ってないし…」(がくり
総一郎:「ま、貧乏なのは仕方ない」
総一郎:「どんな話だ?」
ミサ:「ええとね、また戦争色々始まってね、以前は戦争もだけど人間関係でも色々失敗してね、うちの国」
総一郎:「それは覚えている」
ミサ:「そういうの危機管理ができてないからだって。」
総一郎:「嫌味なやつに言われたと。俺がなぐさめたことは?」
ミサ:「あったとおもう」<なぐさめ
芝村:総一郎は盛大にため息
総一郎:「悪いことだけ、いつまでも覚えている」
ミサ:「うっ」
総一郎:「まあいいか。失敗覚えているならそれを回避すればいいだけだ」
ミサ:「うん」
ミサ:少しうつむきます
芝村:総一郎は貴方を抱き寄せた。
ミサ:顔をおしつけます
総一郎:「で。慰めるのに専念するか、危機管理を教えるか。どっちがいい?」
ミサ:「教えて」
ミサ:顔をあげます。
総一郎:「危機管理というのはもぐら叩きだ」
総一郎:「やったことは? もぐら叩き」
ミサ:「結構あるよ」
総一郎:「どんなゲームか俺に説明できるか?」
ミサ:「どの穴から出てくるかわかんないもぐらが、顔をだしたら叩くゲーム」
総一郎:「危機管理は、パワー(権能)というハンマーで、モグラ(危機、リスク)を叩くゲームだ」
総一郎:「まさにもぐら叩きだな。ぴょこぴょこ顔をだすのをタイミングよく叩いていく」
ミサ:頷きながら聞きます
総一郎:「重要なのはもぐら叩きと同じだ。つまり動体視力だな。危機を見つける力だ」
ミサ:「それどうやったら身に付くかな」
総一郎:「次にハンマーを高速に使わないといけない。でかくて重いので叩いても、遅い。このもぐら叩きは、頭が完全に出ると爆発するもぐら叩きだ」
ミサ:「うん」
総一郎:「動体視力は十分じゃないのか?噂を聞く力と、事件を追う力があればいい」
ミサ:「噂とか、情報を持ってても、物事が繋がらないのよね。よく勿体無いって言われる」
総一郎:「想像力がないんだな」
芝村:総一郎はくすっと笑った。
ミサ:「それは致命的ねー」
ミサ:苦笑します
総一郎:「俺も想像力はないな。新人の時は特に怒られた」
ミサ:「そうなんだ」 まじまじと見ます
ミサ:「がんばった?」
総一郎:「大きな紙にアイデアを付箋紙でかいては張り、書いては貼り」
ミサ:少し微笑みます
総一郎:「近いものをならべる、まあ、グルーピングするようになってからはマシになったな。元上司のひどいやつがやっと教えたものだ」
ミサ:「なるほど。それは関連付けしやすいね」
総一郎:「こっそり今でもやってるな」
ミサ:微笑みます
総一郎:「自分だけじゃなく、人にもさせるといい。誰かが気付けばいいんだ」
総一郎:「問題対処チームを作らせて対応させる。二人一組か三人一組がいいな」
ミサ:「うん」
総一郎:「リスクが小さければ、少ないパワーで叩ける」
総一郎:「危機管理というのは、ようするにリスクなんだ。起こり得る破局や危険、爆発だな」
総一郎:「リスクリストを作って、上から叩いていく」
ミサ:ふんふん言いながら聞いてます
ミサ:「たくさん出てきそう」 少し笑います
総一郎:「リスクをどうやっつけていくかが問題だな。トップテンリスクを作るといい」
総一郎:「重要そうなのを上にもってくる。叩けば、つまり対応すれば、その分リスクが減る。順位も後退するだろう。圏外と交代するかもしれない」
総一郎:「分かるだろ?もぐら叩きといったいったわけが」
ミサ:「うん。叩き方に頭つかいそうだけどね」 少し笑います
ミサ:「もう失敗したくなかったの。ありがとう、ごめんね」
総一郎:「2、3個、出してみろ」
総一郎:「叩き方くらい教える」
ミサ:「ええとね。あ、急に言われたらなんかどうなの、とかおもうねコレ」
「えーと、今ちょっと危ないかなっておもってるのは国の維持とか。これからの戦い方とか。あとは、」
ミサ:orz
総一郎:「ほんとにリストにしてもってたほうがよさそうだな」
ミサ:「つくっとく」
総一郎:「漠然と色々ありそうだと、不安におしつぶ・・・」
芝村:総一郎、落ち込んだ。
芝村:orz
ミサ:「なんであんたがおちこむのよ」 少し笑います
芝村:#昔、上司(知恵者)に同じことを言われてます
ミサ:#わはは
総一郎:「あんまり人にえらそうなこと言えないが、まあ・・・」
総一郎:「役には立つ。うん」
芝村:/*/
芝村:はい。お疲れ様でした
ミサ:お疲れ様でした、ありがとうございましたー。
最終更新:2008年09月21日 05:18