いつも変わらない日常。

いつも側に居てくれた君。

いつも笑ってくれた君。

いつも大好きだった――……。

君の事。


俺はギコ。普通の学生。俺はしぃと友達。俺はしぃの事好きなんだ__


「ギコ君。おはよう」

朝一にしぃが話しかけてくれる。

「よっ」

俺は最初しぃに片思いだったけど日に日に距離が縮まっている気がした。

しかし俺達はもうすぐで卒業。どうやらしぃは受験するらしい。

俺はそのまま就職するつもり何だが・・だから卒業式前には告白したかった。

告白するすきを見つけて・・。

しぃに告白しないまま大分月が経った。もう一週間くらいで卒業式・・。

俺は決心してこういった。

「し、しぃ・・明日・・一緒に喫茶店でも行かないかゴルァ?」

いつもしぃから誘われていたので妙な緊張がはしる。

「うん。良いよ。ギコ君から言ってくれるなんて珍しいね」

しぃはそう言いクスッと笑った。

ギコは照れ笑いした(そんなのあるんでしょうか・・?)

~~~~~~次の日~~~~~~~~~~~

約束の喫茶店に着いた。時間より少し早かったみたいだ。

約束の時間は一時。今は十二時半。

「少し・・早かったかな。ゴルァ」

しぃが来るのを待っていた。

しかし三十分経ってもしぃはやって来ない。

「(どうしたんだ・・?いったい・・)」
心配になって喫茶店の外に出てみると人が群がっていた。

どうやら事故があったらしい。

「どうしたんですか!?」
ギコが聞く。すると

「誰かトラックにひかれたんだよ。ピンクの女の子・・」
一人のオバサンが言った。

ギコは人を押し退けてみると

ひかれたのは










         しぃだった。


ギコは倒れておるしぃの所に行き手を握った。とても冷たい。

死んでいるんだ・・。

「しぃ・・なぁ・・嘘って言ってくれよ・・しぃ・・しぃ・・」

ギコは泣きながら言った。

「おいおいそこの君!少しどいてくれ!」
警察官が来ても無視し又言った。


「しぃ・・ずっとしぃの事が好きだった・・目ェ覚ましてくれよ・・」






     ““しぃ―――””


泣きまくった。

叫んだ。

もう壊れそうだった。

―――自分が自分で居られない気がしたんだ。

しぃが居ない寂しさと孤独さで、

死になくなった。

自分なんか死んでしまえ。消えてしまえ。

そう思った。

~~~~~~~卒業式~~~~~

しぃの居ない卒業式が始まった…。

クラスの女子は皆泣いていた。

この日は悲しくて泣けなかった。

むしろ悲しすぎて泣けなかった。

何でだろう・・何でだろう・・。


別にしぃがいなくても生きていける・・なのに・・もう生きる気力が無い。

しぃはオレの事が好きだったのだろうか?

しぃはオレの事が嫌いじゃなかっただろうか?

しぃは毎日オレと居て嫌じゃなかったのだろうか?

しぃは何で死んでしまったのだろうか?

しぃはどうしてオレの前から姿を消してしまったのだろうか?

ドウシテ……ドウシテ……


オ レ 二 ハ シ ィ ガ ヒ ツ ヨ ウ ダ ッ タ ン ダ 。


END

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