キーンコーンカーンコーン・・・。
チャイムが鳴り続ける。
俺は、もう大学も卒業した立派な男だ。
だから、小学校のチャイムは懐かしきものなのだ。
俺は、チャイムとは、不思議な縁があるのだ。
過去の話を話そう。
・・・・今から12年ほど前、俺は、小学4年生ごろだった。
「チャイムなんのはやいよな~」
俺は、友人、モララーに言った。
「そうか~?10分もあるんだよ?」
モララーは、きっぱり言った。
「モララーは、変わってんな~」
「変わってんのはギコだよ」
俺は、これに、
「な!?みんな俺と同じこと考えてんだぜ!」
「ええ?」
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