第一章 世界滅亡の序章
--------------------------プロローグ----------------------------------------
なぜ、人は自分の命を第一に考えるのか?
生けるものすべてに死は訪れる。なのに人はそれを恐れ真っ向から立ち向かおうとしない。
なぜだ、わたしには分からない
わたしの名前は、デス。死神だ。
この世界には3つの世界がある。光、闇、そして虚無。
光、闇、虚無これらの世界にはあるものと無いものがある。
光の国は幸福と優しさに包まれている。だが、絶望や悲しみ、苦痛などが無い
闇の国は絶望、悲しみ、苦痛などに包まれているが、幸福と優しさが無い
虚無の国は絶望、優しさ、幸福、苦痛などに包まれているが、平和が無い
これらの国は、互いに干渉し合い、そして無いものは補い三つの国は助け合ってきた。
しかし、やはりテロリストや強盗、殺人などもある。しかし彼らはそれも難なく攻略した。
なんと自分たちの特殊な能力を世の中のために使おうと言い出した者たちがいた
最初に言い出したのは皇帝・バーストしかしいまは皇帝などという称号をもらっているわけではないが
そして神部隊と呼ばれる組織を作ったそれぞれの国の最強の人物が入った。計30人
これからはかれらの話の中から説明しよう
---------------------------第一話 部下選抜試験-----------------------------
「よぉーし、みんな集まったか?」男が言った
この男は皇帝・バースト虚無の神部隊のボスだ
「集まったぜぇーっしっかし何のようだ朝早くからたたき起こしやがって」深い青色をした髪の少年が言った年は16くらいだろうか
「はぁ、メビウスったらホント何にも聞いてないわね。昨日バーストが言ってたじゃない明日から新しい部下の選抜試験だって」
紺色をした髪の子は雷帝・メビウス。活動力があり奇襲作戦に用いられるようだ
そしてもう一人の澄んだ青色の髪をした少女は、氷帝・ブルー。虚無の神部隊の唯一の女性だ攻撃力が高くその技は一撃必殺といわれる
「うるせぇなぁ、アン時はめちゃくちゃ眠かったからだよ」雷帝が弁解する
「まぁ辞めろって二人とも今日は試験官やんなきゃいけないんだからこんなとこで体力使うなよ」と燃えるような赤い色をした髪の少年が言った
この少年は炎帝・ブレイズやんちゃな二人を抑える役でもある
「わかったよ」メビウスが言った
「よーし、落ち着いたところでいくか、もうそろそろ受験生も集まっているだろうからな」黄金の衣を着ている男が言った
この男は帝王・アルテマ。この神部隊のなかで№2に入る実力者だ
「了解!」ブレイズが言った
そして、10分ほど歩いたところにやたらでかい草原があったここで試験が行われるらしい
「よし、これから試験を始める。オレは知ってるかもしれないが皇帝・バーストだ、よろしく、さてこれからお前らに受験内容を説明するからよーく聞け、まず最初は筆記試験30分、実技試験1時間、そして組み手50分だ。筆記はみんなも知っての通りテストで知力を測る、そして、200点満点中150点取った者が次の実技試験を行える、実技試験ではスピード、パワーなどを測り十帝の審査に合格したものが次の組み手に入る。組み手は俺達十帝と組み手をしてもらう、勝てるわけ無いじゃんと言う前にちゃんと話を聞け、まず、風帝から雷帝までは30秒そして死帝は20秒、帝王は10秒、オレは5秒生き残れば合格俺たちの部下になれる。組み手は別にルールなどは無い、逃げ回ってもよし、挑んでもよし、やり方はお前たちの自由だ、これで説明は終わる質問は無いか?」これだけ言うと皇帝は質問を投げかけた
「あのぉ、実技って具体的に何をやるんですか?」燃えるような赤毛の少女が言った
「例えば、360度から俺たちが銃を撃つからすべてよけるとか、全方位から襲ってくるロボットを一撃で全員倒すとかだな」皇帝が言った
「アリガトウございました」少女が言った
「よしじゃあ試験を始める」皇帝が言った
30分後
「よし、止め、動くなよ後ろから集めて来い」皇帝が行った
「よし、合格者を発表する」皇帝が言った
「フロア、ゼイラ、コドム、ヒラ、セツラ、コキア、ラクス、マルス、レクサ、レスロ、フレア、コンス、レスポンス、ヴァイオ、ブレス、レクシラ、クレスアウ、バラスピロ、ロセ、ロクセルス、以上。合格者は5分後1K先のドームに来い」皇帝が言った。
「結構むずかしっかたぜ、過こもんやったんだけどなぁ」がやがやと不合格者が出て行く
「やったー受かったよーラクス」少女が言った
「わたしもうかったーでも実技大丈夫かしらあなたは大丈夫?フロア」ラクスと言われた少女が言った
「実技は自信あるよー」フロアが言った
「早く行かないと遅れるよー貴方達」少女が言った
「アリガトウございますー」ラクスとフロアが言った
5分後
鈍く光ったドームにみんなが集まり、中に入っていった、そのなかは外見からは想像がつかないほど広くみなを驚かせた
「よし、みんな集まったか?」皇帝が呼びかけた
「これからみんなにくじを引いてもらうこのくじは、試験官を選ぶためのものであるこの紙の中に試験官の名前が書いてあるからその試験官の下に言って試験を受けろこのような処置を下すのはより効率よく試験をするためである、一人ずつくじを引け」皇帝が言った
「私は、えーと、氷帝・ブルー?やったー」セツラが喜んでいるとどこからか声が聞こえてきた
「それ、あたしのことよ」氷帝が言った
「えっ!?」セツラが思わず振り向いた
「あ、よろしくお願いします」緊張しまくりながら言った
「そんなに、硬くならなくてもいいわよ私の担当はパワーだからよろしく」氷帝が言った
「あら?そういえばあなた一人だけ?」氷帝が聞いた
「分かりません・・・あ、5人ぐらい来ました」セツラが言った
「遅れました申し訳ありません!!」5人同時に言った
「それはいいけど、まだあと10分あるし・・・そうだ貴方達自己紹介してくれない?もしかしたら部下になるかも知れないから」
「えっ・・・じゃぁ私から名前はセツラ15歳です能力は氷で氷帝・ブルーさんに憧れて受けました種族は神族です」セツラが言った
「私はフロア16歳で能力は炎種族は魔族です。世界を守りたくて受けに来ました」
「私はラクス16歳です。能力は雷種族は魔族です。雷帝・メビウスさんに憧れてきました」
「オレはロクセルス15歳。能力は炎種族は神族。強くなりたくて来た」
「僕はロセ14歳。能力は風種族は神族で皇帝・バーストさんみたいになりたくて来ました」
「オレはコドム15歳。能力は水種族は魔族で悪者が大嫌いなので来ました」
「じゃぁ最後に私が名前はブルー、氷帝ってのは称号でまぁあるいみの姓ね年は17歳能力は氷種族は神族ここへは、昔あたしは孤児だったからほかに行くところも無かったし正義感も強かったからここに来たのがきっかけね。あ、そろそろかしら、さぁみんな準備してそろそろ始めるわよ。」氷帝が言った
「まずは、あの鉄の塊を10秒以内に壊してOK?」氷帝が言った
「OK!!」全員が言った
さて1時間後
「合格者を言うぞ、総合のな」皇帝が言った
「フロア、ラクス、セツラ、コドム、ゼイラ、ヒラ、レクサ、マルス、レスロ、フレア、ロクセルス、ロセ、ヴァイオ、ブレス以上」
「合格者はさっきの草原へ来い」皇帝が言った
5分後
「一人ずつだ分かったな?」皇帝が言った
「分かりました」
------------------一回戦炎帝-------------------------------------------------
「えーと、オレの相手はフロアか」炎帝が言った
「よろしくお願いします!」フロアが言った
「おう、よろしく30秒だからな。よしはじめるぞ」炎帝が言った
そして炎が周りを囲った
「よし、いくぜ!!」炎帝が言った
「秘神刀・炎帝王!」すると炎帝の手から白熱の炎が出てきてなにやら形を象っていった
「えっ!じゃぁ私も!」フロアが何か唱え始めた
「ボルケーノ!!」地面から炎が出てきた!そしてフレアの手に収まった
「なるほど、武器はもう手に入れてるようだな」
「じゃぁ、いきます!」
二人が正面からぶつかった! ガキーーン!!
「なるほど、なかなか腕は立つようだが甘い!」すると炎帝が目の前から消えた!
「えっどこ?」すると後ろから激痛が走った・・なんと後ろに回りこまれたのだった
「ぐっ・・・さ・・すが・・ですね・・・でも・・まだ・・倒れてません!」そういうとフロアは炎帝に向かって走っていった
「これが・・最後の・・一撃です!!」全体重を掛けた一撃が炎帝に襲い掛かる!!
「その根性は認めるが甘い・・・」そういうと炎帝はすばやく後ろに回りこみボルケーノを一刀両断にした
バタ・・と倒れるフロアそして炎帝が何か囁く
「・・合格・・だ」最後の一撃を交した時にもう30秒経っていたのだった
ワァーーーと物凄い歓声があたりを埋め尽くした
--------------------二回戦雷帝-----------------------------------------------
「次はオレか・・相手は誰だ?」雷帝が言った
「私です!!光栄です!憧れてた雷帝さんと組み手が出来るなんて!」ラクスが言った
「はぁ・・オレもそんなに褒められて光栄だな」雷帝が照れくさくいった
「じゃぁはじめるか!!」
「秘神刀・雷帝王!」空から雷が落ちてきて雷帝の手に帯びているそして雷帝が一振りすると刀に変わった
「魔刀・雷!」ラクスが叫ぶと刀が天から落ちてきた
「へぇー結構武器持ってる奴多いなぁ」雷帝が感心した
「隙あり!!」ラクスが叫んだ
「おおと、甘い甘い」雷帝が言った途端に後ろに回りこまれた
「!?」ラクスが驚くのも無理は無いなにせ0.1秒で後ろに回りこまれたのだから
「オレに憧れてるならオレの特殊能力ぐらい分かるだろ?」雷帝が言った
ひゅっ ガキンガキン
目にも留まらぬスピードでどんどん押されていくラクス
(くっ・・雷帝さんの動きを読まないと絶対やられるあと20秒もあるし一か八か勝負に出る!私の必殺技で!)
「いきます!!戦慄雷!!」雷帝にも負けないスピードでラクスが切りかかるしかも怪しげな光をした雷を帯びながら
「くっ・・早いなじゃぁ俺も行くか・・行くぜ!閃雷!!」雷帝が消えた!そして
ザシュ・・・ビリビリ・・
「ちぇ・・35秒も経っちまった技出すのに時間掛けすぎたな・・おい大丈夫か?」雷帝がいった
「は・・い・・なんと・・・か急所に・・当てるの・・・を・・防ぎま・・した・・から」ラクスがいきも絶え絶えに言った
「ああ・・あの必殺技のおかげか、おまえ頭いいなきにいたぞ」雷帝がそういうとラクスが微笑んだ
「あ・・りが・・とう・ござい・・まし・・た」
「おう・・早く手当て受けて来い」雷帝が言った
50分後
「合格者言うぞー」
「フロア、ラクス、セツラ、コドム、ゼイラ、ヒラ、レクサ、マルス、レスロ、フレア、以上」皇帝が言った
「合格者集合!」皇帝が言った
「よし、まずは、試験に受かった諸君おめでとう!これから君たちに今後の予定とそして研修内容を言うからよく聞けよ。まず研修の話だこれからお前たちには自分の属性に合った十帝と組んでもらいお前たちの属性の質を更に高めるために研修を行ってもらう。それぞれ研修が終わった後には今よりもっと成長していることを願う次に今後の予定をはなすまずは研修の途中に武器を手に入れてもらう。この武器はお前たちにとって最も重要な相棒になるからな必ず習得することよしじゃぁパートナーを決めるために自己紹介してくれ」皇帝が言った
「私はフロア、16歳で属性は炎です種族は魔族です」
「よし、フロアは炎帝とだな。よし、次」
「私はラクス、16歳で属性は雷です。種族は魔族です
「よしラクスは、雷帝だな。次」
「私はセツラ、15歳です。属性は氷です。種族は神族です
「セツラは氷帝とだな。次」
「オレはコドム、15歳属性は水種族は魔族
「コドムは死帝とだな。つぎ」
「私はゼイラ16歳属性は闇種族は魔族です
「ゼイラは闇帝とだな。次」
「オレはヒラ16歳属性は光種族は神族です
「ヒラは光帝とだな。次」
「オレはレクサ17歳属性は重力種族は神族です
「レクサは帝王とだな。次」
「オレはマルス14歳属性は土種族は魔族です
「マルスは土帝とだな。次」
「オレはレスロ14歳属性は風種族は神族です
「レスロは風帝とだな。次」
「私はフレア17歳属性は音種族は神族です
「フレアはオレとかOKこれで全部だな?」皇帝が数えながら言った
「オーケーじゃぁ研修スタート!」
--------------------研修雷帝-------------------------------------------------
「よし、ラクス、まずお前の雷の色をみしてみろ」
「は・・はい!」ラクスは手に雷を集めたそして放った!
「紫か・・まぁ良い方だ。だが未だ経験が足りないな、まず、研修の目的を話すいいか?」
「も・・もちろんです!」
「うん、いい返事だ。じゃぁ言うぞ、まず、ラクスの雷の色を直す、なぜかというと黄色、紫は不安定な色だからな安全で威力の高い蒼い色に矯正する、あと武器を手に入れる以上で質問は?」
「武器って、どうやって手に入れるんですか?」ラクスが聞いた
「経験を積むとある日突然使えるようになるってのが多いな、詳しいことは俺でも分からん」
「分かりました・・じゃぁご指導の程をお願いします」
-----------------------第二話 異次元転送!!--------------------------------
すると、皇帝が叫んだ
「おーい、みんなー大変だー、さっき電話があって銀行強盗に襲われているって連絡があった。今すぐ支度して行くぞー」
「なに!?でも研修中だぞ!?」帝王が言った
「お前気がおかしくなったのか?人の命のほうが大事だろうが!」皇帝が叫んだ
「研修せいも来い、実践訓練だ銀行強盗を全員気絶させろ!」
「了解!!」全員が言った
そしてしばらく走ったところで煙を出して銃撃戦をしているビルがあった。どうやら警察と強盗が銃撃戦をしているらしい
「ちっ結構被害が出てんな、早くいかねぇと大変なことになるぞ」雷帝が言った
「よし、ここは研修生に任せてみよう」帝王が提案した
「それもそうだな、研修の成果見せてみろ」皇帝が言った
「ハイ!!頑張ります」ラクスが言った
「いいか、チームで動くときは何よりもチームワークが大切だ。これを失ったら死ぬと思え」皇帝が言った
「分かりました」全員が返事をした
「よしじゃぁまず役割を決めよう」フロアが提案した
「よしじゃあまず足の速い奴は誰だ?」コドムが聞いた
「多分、アタシ、メビウスさんと研修してるから」ラクスが言った
「そうだな、じゃぁまずラクスが一気に銀行に突入する。そうすれば強盗がパニックになるはずだ。そのあとにセツラが強盗の武器をすべて機能できなくしたあとで俺達全員で、強盗をやっつければいい」コドムが作戦を話した
「了解」全員が承知したようだ
「よしじゃぁ任務開始!」コドムが言った
ラクスが物凄い速さで銀行に突撃していった。案の定銀行内はパニック状態に陥っている
「よし作戦成功だ、あとはセツラ頼んだぜ」コドムがささやくように言った
「OK任せて、氷魔弾!」セツラの手からツララが無数に出てきた
「「「ウワァァァァッァァァ」」」強盗達が叫び声をあげた
「この餓鬼どもよくもやってくれたな」
するとどこからか声が聞こえてきたと思った次の瞬間! ザシュ・・と人を切った音が当たりに響いた
「あれ、なんか力が入んない・・・なん・・で・・?」セツラの背中にはVの字に切られたあとがあった
だが、つぎ気が着いたときはその声の主が氷帝と戦っていた
「あなたよくもセツラにあんなことを!!ゆるさない!」氷帝の声は怒りに震えていた
「ふっ・・所詮はただの餓鬼、存在価値など無いのさ!」謎の声の主は恐ろしい声でそういった
「あなたを・・・殺す・・・」氷帝が叫んだ
しかし、雷帝、炎帝にとめられた
「何するの二人とも!?離して!敵をとらせて!」氷帝が叫んだ
「落ち着け!!ブルー!今あいつを殺したとしても何の意味も無い!自我を取り戻せ!」炎帝が叫んだ
「破壊王、貴様は何でも奪っていくな、仲間、部下それだけ俺たちの大切なものを奪ってどうするというのだ?」皇帝が静かに言ったがその口調には怒りが込められていた
「貴様らを別次元に送ってやる!そうすれば俺に敵などいない!」そういうと破壊王は異常なほど強い磁場を作り出しそして
「なに!?展開が速すぎるぞ!理由を言え!」雷帝が言った
「理由だと?ふっ・・・そのうち分かるさじゃあな邪魔ものども」破壊王が言うと
十帝とその部下ともども別次元へ送ってしまったのだ
「うーーん、ここはどこだ?」最初に目覚めたのは雷帝だった
そこは虚無の世界とは瓜二つの世界だった
-------------------------第三話 武器の習得----------------------------------
「はっそうだラクス、ラクス起きろ!」
「う・・・んここは?」ラクスが起きたようだ
「おそらく地球だろう別次元でここまで虚無の世界に似た世界は無い」雷帝が言った
「地球!!!???」ラクスが異常なほど驚いた
「なんで!?」ラクスが取り乱しながら言った
「まあまあ、落ち着けラクス、破壊王が言っただろ?別次元に送るって」雷帝が言った
「でも、行き成り過ぎてよく飲み込めない・・・」
「まぁ、それはよくわかるけど、一番大事なのはどんなときでもパニックに成らない事だ」雷帝が言った
「分かりました」ラクスが言った
「さて、ここがどこか調べないとな」雷帝が言った
「隊長!、ここは日本という国らしいです」ラクスが言った
「何で分かるんだ?」雷帝が聞いた
「ほらこの新聞に書いてあります」ラクスが言った
「なるほど、上出来だ!」雷帝が言った
「アリガトウございます」
「あそこで、誰かが何者かに襲われているぞ!」雷帝が言った
「あ、ほんとだ!」ラクスも言った
そこでは、闇の陣営の魔神苦がいた
「おい、魔神苦なにやってんだ!?」
「こ・・の・・人間・・を・・殺すため・・さ」魔神苦が言った
「なんだと!!?その人間が何をしたってんだ!!言ってみろ!」雷帝が言った
「俺たちの邪魔ばかりするから制裁を加えてやろうと思ってな」魔神苦が言った
「邪魔!?」雷帝が焦りながら言った
「ああ、この世界を支配しようと刺客を送ってやったのに、何回もこいつらが邪魔するからオレが殺してやろうとな」
「貴様!俺たちの世界では、他の世界に干渉してはならないという条約を忘れたのか?」雷帝がいった
「そんなもの、何の意味は無い」魔神苦が言った
「ちょっと、分けわかんないことばっか話してないで、あたし達と勝負するなら、勝負しなさいよ!!」謎の少女が言った
「やめとけ、お前ら人間では、確実にこいつに殺される」雷帝が言った
「何ですって!?わたし達をなめないでよ!」謎の少女が言った
「わたし達は、光神!」と名乗った少女が言った
「光の守護神ガーディアン!」ライトレイズと名乗った少女が言った
「なに!?なぜ、光の守護神がここにいる!?」雷帝が驚いた
「いちゃ悪い!?」なぜか怒り気味に言った
「ああ、さっきも言ったが光の国、虚無の国、闇の国、それぞれこの銀河系には干渉してはいけないことになっているからな」雷帝が説明した
「なにそれ?」ライトブルーが聞いた
「まぁ、この魔神苦をまずこの地球から追い出してからだな」雷帝が言った
「あなたたちで追い出せるわけ?」ライトレイズが言った
「わたし達の力、分かってないようですね」ラクスがいった
「じゃぁ、まずお前らから気絶してくか」雷帝が言った
「あなたたちになんかに負けるわけ無いじゃない!」ライトブルーが言った
「じゃぁ、ラクスこいつらを死なない程度にやってくれ、こいつらなら、お前一人で充分だ」雷帝が言った
「了解、隊長」ラクスが言った
「何ですって!あたしたちをなめてるの!?」ライトブルーが言った
「お前らぐらいの奴なら、ラクスだけで充分だ」雷帝が言った
「じゃぁ、はじめますか、守護神さん」ラクスが言った
ラクスが飛び掛った、しかし、守護神は間一髪で避けた、だが、ラクスは隙が無い攻撃を疲れを全く見せず仕掛けてくる、守護神はだんだん追い詰められてきた。
「くっ・・・こいつ今までに無いくらい強い・・」
「あら、さっきまでの余裕はどこに行ったのかしら」
「二人いるって事忘れないでよね!!」
うしろから、ライトレイズが襲ってきた!
「ふっ・・見え透いてるわね」ラクスが言った
すると、ラクスがバック転してライトレイズに殴りかかった!
「うっ・・」
ライトレイズは数メートル吹っ飛んで気絶した
「レイズ!!」ライトブルーが叫んだ
「後は、あなた一人ね」ラクスが言った
「許さない!!」
「やぁぁぁぁぁぁーー」ライトブルーが殴りかかった
「しょうがないわね・・・閃光魔弾!」
ラクスは一回宙返りして手に雷を集め・・一気に放出した
ビカーーーン ドゴォォォォォォォォン
「終わりました。隊長。」
「よし、じゃぁ、次はこいつだな・・」雷帝が言った
すると、天からいきなり雷が落ちてきた!
ビカーーん
「!!!!?」二人ともが驚いた
「よかったな!ラクス、新しい神刀が手に入ったぞ!」雷帝が言った
「えっ・・・!!?」ラクスが驚いた
「ここに来て見ろ」雷帝が言った
「あっ・・・!!?」
そこには、雷を帯びた、刃渡り70センチぐらいの長刀が刺さっていた
「魔雷刀・雷轟閃、魔刀の中では、最高レベルだ」雷帝が言った
「これが・・・アタシの・・新しい刀!?」ラクスが言った
「ああ、ラクスの経験がこの刀を呼び起こしたんだ。さぁ、早くこの刀を手にとって」雷帝が言った
「すごい・・・軽い・・」ラクスが驚いて言った
「じゃぁ、隊長、早くこの魔神苦を追い出しましょう!」ラクスが言った
「おう!」雷帝が言った
「早く来い!」魔神苦が言った
常人の目では追えないほど雷帝、ラクスの動きは早い、この速さは魔神苦でも追えないらしく、どんどん追い詰められていく
「グォォォォォ」
時折、魔神苦が叫ぶ
「おら、どうした!?まだまだ始まったばかりだぞ!?」雷帝が言った
「止めだ!必殺!雷激火!!」
そう雷帝が叫ぶと、雷帝の刀に異常なほど雷が纏い、衝撃波を放ったと思った瞬間!異常な速さで魔神苦に切りかかり・・物凄い勢いで十字に切ると傷口に蒼く光った極太の雷が落ちて魔神苦は木っ端微塵に吹き飛んだ!
「うし、終了」雷帝が言った
「あとは、あの子達ですね。」ラクスが言った
「ああ、しかしラクス、いくら魔神苦を追い出すためといっても、やりすぎじゃないか?」
「隊長が気絶させろといったんですよ?けどあの子達の精神力結構強かったです。あのくらいの力でやらないと、とても気絶は難しかったでしょう」
「ああ、じゃぁおこして説明してやっか」雷帝が言った
5分後雷帝たちは公園の丘へ来ていた
「ん・・・・んん」
「お、気がついたか?」
「ここは?」
「公園かな?オレにもよくわからん」
「あ!貴方達!!さっきはよくもやってくれたわね!!」ブルーが言った
「だから、今説明してやるって」雷帝が言った
「俺達は、虚無の陣営だ。虚無はわかるか?」雷帝が聞いた
「聞いたことはあるわ、たしか現代に最も似ている陣営って」レイズが言った
「ああ、その通りだ。だが決定的に違うところが一つある。現代は平和だが、虚無の世界は戦争が絶えない。しかも、身体能力が人類とは次元が違う」雷帝が行った
「そんなに・・・?」レイズが言った
「だって、お前らラクスに触れることさえ出来なかっただろ?」雷帝が言った
「たしかに・・・・」
「そういえば、何であんたたちは刀とか剣とか原始的な武器なのよ?普通は大砲とか戦車とか機械系じゃないの?」ブルーが聞いた
「俺たちの世界では、刀は作った者の魂が宿るその魂と一体化することにより使い方次第で機械の数十倍の威力を発揮することが出来るからな」
「でも、どうしてここに?」レイズが聞いた
「わたし達が虚無で銀行強盗を捕まえようとした時にです。破壊王と名乗る人物にここに転送されてしまったのです」ラクスが言った
「そうだ、お前たちの家にしばらく泊めてくれないか?行く当てないからな」雷帝が行ったが、答えはもちろん・・・
「えぇぇぇぇぇぇ」二人が叫んだ
「ラクスはいいとして、あなたも?」雷帝を指差しながら言った
「当たり前だろ。何か不都合でも?」
「当たり前でしょ、女の子のうちに泊めるなんて」ブルーが言った
「結論はどうなんだ?」雷帝が聞いた
「うーーん」二人が悩んでいる
「いいわ、ここに置き去りするのもすごい薄情だし」
「ありがとう、恩に着るよ」雷帝が言った
「でも、どっちが、どっちに行くの?」レイズが聞いた
「オレがブルーで、ラクスがレイズだ」雷帝が言った
「何でそうなるわけ?」ブルーが聞いた
「まぁ、どっちにしたって同じだろ?」
「それはそうだけど、あ、そういえば、貴方達の名前聞いてなかったわね」
「オレは、雷帝・メビウス、こっちがオレの部下の、ラクス」
「部下?」
「ああ、この前の選抜試験で決まった」
「私は、本名皇紀しおり」
「私は、本名喜烏しずく」
「よろしくな」
「そういえば、学校はどうするの?」しおりが聞いた
「お前たちと同じ学校だな」雷帝が行った
「オレの年齢は17だが15とごまかせば大丈夫だろ」
「・・・無理だと思うんですけど・・・」しずくが言った
「じゃぁ、あしたな、ラクス」
「了解です、隊長」
--------------------------第四話 雷帝の兄・メガリス!-----------------------
-------------------------そのころ氷帝----------------------------------------
「まったくあの破壊王め今度あったら絶対殺してやるんだから」氷帝が言った
「にしても、結構傷が深いはね、どうしましょう。の前にここはどこーー?」
「貴様!何者だ!」どこからか声がした
「・・!だれ!?」咄嗟に氷帝は剣を構えた
「オレの名前はメガリス。不法侵入者は殺す!!」メガリスが言った
「そう簡単に殺されてたまるもんですか!」氷帝が言った
「ってか姿を現しなさーい」
「ここだ」
そこには蒼い長髪の男が立っていた体全体に怒りのオーラを纏って目には激しい憎悪の色が立ち込めていた。身長は180ぐらいで、年は18ぐらいに思えた
(こいつヤバイ!!)直感でそう思った
「貴様・・十帝の氷帝・ブルーだな!?」メガリスが言った
「なんで、アタシの名前を知ってるの!?」
「当たり前だろ、愚かな弟が入っている部隊だからな」メガリスは更に憎悪をこめて言った
「なんですって!?」氷帝は驚いた
「そうさ、あの愚かな、メビウスのなぁーー!」そういうとメガリスは切りかかってきた。
しかし、氷帝は動けなかった、いきなりの展開で状況が読み込めなかったがギリギリで剣を抜いた
ガキーーーン
受けるのがやっとなぐらい重い一撃だった。だが、斬撃は休むまもなく襲ってくる
「くっ・・このままではやられる!!しょうがない一旦下がって力を貯めないと」すると氷帝は下がって、膝を突いて瞑想状態に入っている
「ふっ・・勝負を捨てたか!?」メガリスが襲いかかってくる!!
「すべての物に裁きの氷を・・・すべての物に永久凍結を・・・氷の力よ我に力を与えよ・・・目の前に連なる愚者どもをなぎ払え!!奥義!!氷影虚空剣!!」
すると、襲い掛かってきたメガリスに正面から当たり、怒涛の連続攻撃をかまし地面に叩き付け氷帝は空中に上がっていった。そして、剣に異常な冷気を纏いながらメガリスに叩き付けた!!
ドガがガがガがーーーーん
「くっ・・・・強いな・・・流石だ」メガリスは体中キズだらけになりながら言った
「これは・・・引き分けかしら?」氷帝が言った
「ああ・・・そうだな。さっきは悪かったな」
「気にしないで、でも本当?メビウスの兄って?」
「ああ、それは本当だ。オレは1歳違いの兄さ・・・だが目指すものが決定的に違った。俺は、学者、メビウスは剣士それで俺たちは対立して俺はこの地球に住むことになったんだ」
「でも、学者を志してた割には、強くなかった?」
「ああ、最初のころはオレも剣術をやってたからな。オレも一応神族だからな」
「あ、持ってたら救急道具分けてくれない?部下が重症なの」氷帝が聞いた
「わるいな、オレには自然治癒能力があるからなそういうものは必要ないんだ。あと2~3キロぐらいのとこに町があるからそこにいってみれば?オレも付き合うから」メガリスが言った
「ありがとう。じゃぁ、そうしてもらえるかしら」氷帝が言った
--------------------------第5話メガリスの異変-------------------------------
10分後氷帝たちはついさっきまで雷帝たちがいたところに来ていたが、無論今は誰もいない
「あ、あそこの家で手当てすれば?」メガリスが行った。そこはしおりと雷帝が共同生活している家だった
「あのーすいません誰かいませんかぁー?」氷帝が言った
「はい。何ですか?」しおりが出た
「あのぉ、仲間が怪我しちゃったんでちょっと休ませてもらってもいいですか?」氷帝が言った
「いいですよ、どうぞ中へ」しおりが言った。メガリスも入っていった
「あ!!貴様!!!」メガリスが突然叫んだ
「あ・・・兄貴か・・・?」雷帝も言った
「貴様ーーー!今度こそぶちのめしてやる!!外へ出やがれ!!」メガリスが言った
「なんで・・・兄貴がここに?!の前にぶちのめすって俺なんか悪いことしたか?」雷帝が言った
しかし、メガリスは話も聞かずメビウスを連れ出した
「剣を抜け!」メガリスは興奮状態だ
「何だってんだ」メビウスもしぶしぶ抜いた
すると、一瞬のうちにメビウスと鍔迫り合いをしていた。
「兄貴!!どうしちまったんだ!?」メビウスが言った
「貴様・・・を・・・殺・・す」メガリスは途切れ途切れに言った
「!!?メガリスの様子がおかしい!!」氷帝が叫んだ
「メビウス!!メガリスを気絶さして!!」氷帝がまたもや叫んだ
「そう・・簡単に・・・いうな・・よ」雷帝が押されながら言った
メガリスはすべて急所狙いで襲ってくるため、雷帝は迂闊にガードを崩せない!
「けっ・・流石は兄貴!だが受けてばかりじゃ勝てないんでな、そろそろ行かせて貰うか」雷帝が言った途端雷帝が消えた
ここから先は、ラクスでさえ残像すら見えただろうか、そのぐらいの早さだった。何がなんだか分からないまま、どんどんメガリスにキズが増えていく。しかし、すべてのキズは浅く致命傷にはなっていなかった
「そろそろいいかな?」雷帝が更にスピードを上げた。そして・・・
ザン!!
体重がたっぷり載った斬をメガリスに叩きつけた。メガリスは10メートルぐらい吹っ飛んで気絶した
「まったく、何だってんだ!!よぉブルー久しぶり!!一週間ぶりかな?」雷帝が言った
「そうね、でもメガリスったらどうしたんだろぉ、さっきあったときはもっと優しかったのに」氷帝が行った
「そういえば、ブルーセツラはどうした?」
「しおりの家に休ませてもらってる。でもメビウスはどうしてここに?」
「いやぁ、目覚めたときにしおりが魔神苦に襲われてたのを助けて勝手にお邪魔になってる」雷帝が言った
「へぇー、あたしもメガリスのうちに泊めてもラぉー」氷帝が言った
「そういえば、ほかの奴らはどうしたんだろ」
「わかんない、アタシもここまでにほかのメンバーとは、全く会ってないわ」氷帝が行った
「その前に、なんでメガリスが襲ってきたか考えるべきではないですかね?隊長?」ラクスが言った
「あ、忘れてた」雷帝がいった
「ぉぃぉぃ」氷帝がボソッと言った
「誰かが、操ったってこともありうるよなぁ?」雷帝が言った
「でもそこまで魔力が強い奴っている?」氷帝が言った
「出来るとしたら、デビルかバーストよね?」ラクスが言った
「デビルがそんなことするわけないし、それ以前にメガリスがオレの兄貴だってしらねぇはずだ」雷帝がいた
だが、彼らは知ることになる、3つの世界が破滅の道へ進もうとしていることを、十帝が気付いたころにはもう遅いという事を
「まぁもう遅いし寝ようぜ」雷帝が言った
「オレはラクスと寝るから、氷帝たちはセツラとだよな?」雷帝が言った
「えっ・・・!?隊長と寝るんですか?」ラクスが驚いた
「ん?オレじゃだめか?大丈夫ラクスには何もしねぇからな」雷帝が言った
「・・・そういう問題じゃなくて・・・」ラクスがボソッと言った
「よし、じゃぁ寝ようぜー」
そして、銀河系で夜が更けていた
------------------------------第6話 異変----------------------------
「やっと、邪魔者が消えたぜ。」謎の男が言った
「ああ、これで俺たちの世界がやっと出来るな」もう一人の男が言った
「作戦はいつにする?」
「あの魔神苦が無様に負けやがったからな、しばらく様子見るか」
「だが、光の奴らに気付かれたらどうする?」
「そしたら、あいつらを殺すしかないよな」謎の男が不気味に笑いながら言った
「そうだな・・・」
「この世界を滅亡させ俺たちの世界を作るんだ!!」
「「「「「おおおおおお!!!」」」」」
世界滅亡のカウントダウンが開始された。
第一章 世界滅亡の序章 完
第二章 世界滅亡
---------------------第一話 光の世界の異変---------------------------
ここは、地球のどこか
「やはり、うわさは本当だったか」皇帝が言った
「まさかあいつらが裏切るとはな」帝王が言った
「破壊王も、あいつらとくんでいたようだな」
「俺たちがいるのが邪魔だったんだろう」
「どうする?ほかのやつらは?」
「部下たち全員に武器を持たせないとな。いくら俺たちでもきついからな」
「だが、全員手に入れられたとして俺たちは、虚無の世界に戻れるのか?」
「いや、アルテマの磁場じゃ戻ることは不可能だ。今すぐ助けに行きたいのにな」
「神皇レイゼル俺たちが帰るまで耐えてくれ!」皇帝が言った
「裏切りの代償は払ってもらうからな よ」
-------------------------一方 光の世界----------------------------------
「なぁブライト」レイズが言った
「ん?なに?」
「最近ブルー見ないんだけど知らない?」
「アタシも最近メビウス見ないのは何でだろ」
この人たちは雷皇・ブライトと氷皇・レイズ。光の国の神部隊で雷帝と氷帝のライバルだ
----------------------第二話 人間界の学校---------------------------------
打って変わってここはしおりの家
「ファーーよく寝た」
「あんたたちすごいわね、あれだけの傷が一日で治るなんて」しおりが感心していった
「ああ、人間とは違うからな。そういえばおまえのうちって親いないのか?」雷帝が聞いた
「うん、出張でみんないないからあたし一人」しおりが言った
「そうだ、あなたたちきょうは平日なんだから、学校に行くよ」しおりがいった
「おまえ達のところは共学か?」雷帝が聞いた
「うん、しかもしふくOKだから制服買う必要なし」しおりがいった
「OKじゃぁいこうぜ」雷帝がいった
5分後
「ここが、おまえたちのがっこうかぁ~」雷帝がいった
「ねぇ、さっきからウザイぐらいじろじろ見られてるのはなぜ?」氷帝がいった
「そりゃ、蒼い長髪の人間がいたら見られるでしょ。」
「ここが、あたしたちの教室。あなたたちのことは先生に言ってあるから大丈夫」しおりがいった
「おはよう、メビウス、ラクス、あれこの人たちは?」しずくが来た
「よぉ、しずくおはよう。この二人は氷帝・・・じゃなかったブルー・ブライトだ。もう一人はセツラ・コンヒュード」雷帝がいった
「よろしく。ブルーさん、セツラさん」しずくがいった
「ほらーみんなせきにつけーお知らせがあるからきケー」先生が入ってきた
「今日は外国の転校生が4人も来たぞ」
「そりゃすげぇな。誰だ?誰だ?」
「じゃぁ、きてくれ」先生が言った
そういわれて雷帝たちが教壇の方へ言った
「じゃぁ、自己紹介をよろしく」
「メビウス・ブラストです。よろしく」
「ブルー・ブライトです。よろしく」
「ラクス・ブラスターです。よろしく」
「セツラ・コンヒュードです。よろしく」
「「「「「「よろしく」」」」」」
放課後・・・
「まったく、人間界のがっこうってあんな5歳児でもできることしかやんねぇのか?」
「そりゃ、あなたたちとは頭のつくりが違うからね」
----------------------------第三話 闇の刺客---------------------------
ドゴォォォォォォォォォン
「な・・・なんだ!!?」雷帝がいった
「学校の外からよ!!」氷帝が言った
「なんだありゃ・・・」雷帝がいった
「なんで、あれが人間界に・・・・」
そこには、人間の影が数倍に膨れ上がり人の形を作ったような生き物がいた
「あいつは・・・ロイド・・・」雷帝がいった
「ロイド?」
「ああ、人の心の闇が具現化したものだ。普通は闇の陣営の兵士として扱われるんだがなぜあいつらがここに?」
雷帝が考えているうちにロイドが殴りかかってきたがそのとき
ガキィィィィン
誰かが受け止めたその人物とは・・・・
「「ブレイズ!!」」
「よぉ、遅くなってごめんな。と謝るのはいいが手伝ってくれないか?」ブレイズがいった
「ごめんごめん」
「秘神刀・雷帝王!」
「秘神刀・氷帝王!」
「今行くぜ、ブレイズ!」
「一撃必殺!!一閃!!」
ザシュ!!
あっという間の出来事だった瞬きをした瞬間にロイドが倒れた
「これが、あたしの特殊能力よ!!」
「一撃必殺?」しずくが聞いた
「そう、必殺技とかに反映してるの」氷帝が言った
「貴様ら!さっきから邪魔ばかりしやがって!」謎の声が聞こえた
「誰だ!!」炎帝が叫んだ
「闇の帝王、闇帝王・レスト」レストが言った
「聞いたことねぇなぁ」雷帝が言った
「剣を抜け赤髪!!」レストが言った
「オレか!?」
「そうだ、お前を殺せと命令されてるからな」レストが言った
「あ、そう、じゃあ殺される前にお前を殺す」炎帝がすごい剣幕で言った
「リミッター解除!炎帝覚醒!!」炎帝が言った
すると物凄い温度と炎が巻き上がってきた!そして、炎帝に炎が取り巻いて瞳には焔が燃え盛っている
「覚醒時間は2分だ、だから、悪いが遊んでられない2分でお前を帰らせる」炎帝が言った
「あんな、聞いたことも無いような雑魚に覚醒使うとはな」雷帝が言った
「覚醒って何?」しずくが聞いた
「自分の能力を限界点を超えて成長させ、強さ、速さ、能力を数倍あげることが出来ることです。しかし、普通は自然に覚醒する物の為、自分の意思で覚醒すると、覚醒時間、体力を物凄く消費するため滅多に自分でやる人はいません」ラクスが説明した
「2分で、俺を倒せると思ってんのかぁーー」レストが言った
「じゃあ、はじめるか」
だが、案の定、一瞬で終わった。レストが攻撃を振りかぶった瞬間、炎帝の剣が既に体に十字の傷を作っていた
「お前、弱すぎだぞ、詰まんないなぁ」炎帝が言った
「あと、一分三十秒もあるじゃねぇか」
「くっ・・・クソォォォォォォ」レストが叫んだ
「最後に教えてくれ、お前らがここに来たのはなぜだ?」炎帝が行った
「それは、教えられねぇな、あいつらに完全に殺されちまう、ただこれだけは教えてやる。あっちの世界は滅亡に走ってるぜ」レストが言った
「なんだと!?」雷帝が叫んだ
「どういう意味だ!!」
「直に分かるさ・・・じゃあな」そういうとレストは去っていった
「はぁ・・・ハァ・・・・ハァ」
「おい、大丈夫かブレイズ?何であんなときに覚醒したんだ?」雷帝が言った
「へ・・・おれの力がどんなもんか試したかっただけさ」炎帝がそういうと眠ってしまった
「あっ・・・大丈夫なの?この人」しおりが聞いた
「ああ・・・眠っただけだ心配すんな」雷帝が言った
--------------------------第四話 NIGHTMARE-------------------------
「なぁ・・俺たちの側に入れよ、元々はお前も俺たちの仲間だろ?」謎の男が言った
「わるいな、お前らの側に入るわけにはいかない。オレは、お前らのように人を見捨てて生きる人間ではない!
「けっ・・・つまんねぇなまたくるぜソン時はいい返事を期待してるぜ」
そういうと謎の男は去っていった
「いくら、お前たちでもオレは皇帝バーストを裏切りたくないんだ」闇帝・デビルはそういうと空を見上げた
今日は三日月だな」
--------------------------謎の国-------------------------------
「なぁ・・作戦実行はまだか?」男が言った
「ちょっと待てよ、あと二日ぐらいじゃねぇか?」もう一人が言った
「まったく、少しは我慢しろよ、俺も早くやりたくてうずうずしてんだからよ」
--------------------------しおりの家(夜)-----------------------
「くそ、もう始まっちまったのか?」
「隊長、早く逃げてください!!」
「そうはさせないぜ、全員ぶっ殺すんだからな」
「なっ・・・いつ・・・の・・ま・・に?」
ザシュ・・・・
ガバッ
「はぁはぁ・・・」雷帝が飛び起きた
「どうした?メビウス」
「いや、ちょっと、不気味なNIGHTMAREをみちまってな」
「なんだ、じゃぁ早く寝ろよ、睡魔は怖いからな」炎帝がいった
「ああ、お休み」
「お休み」
「ナンだったんだ、今のリアルで生々しい夢は」そういうと雷帝はまた眠りに付いた
このNIGHTMAREが自分の故郷に起こるとも知らずに・・・
---------------------第五話 世界滅亡------------------------
「じゃぁいくぞお前たち!」
「「「「「「おおおお!!!」」」」」
そして・・・侵略が始まった・・・闇の世界の光の世界に対する侵略が・・・
「おらおらおら雑魚供!!オレ様にひざまずけぇーーー!」
「くそぉ!!もう闇の世界の侵略が始まっちまったのか?」司令官らしき人が言った
「隊長!!早く逃げてください!!」
「そうはさせないぜ全員ぶっ殺すんだからな!」
「なに?いつの間に!!」
「死ね!!」
ザシュ
「タイへんだぁぁぁーー」
「どうした?ウインド」
「大変だライゼル!闇の世界の侵略者達が俺たちの世界を襲ってる!!」
「ナンだと!!??」
「いま、司令官が重症で部下が死んだ」
「みんなを呼び集めろ!!闇の世界と全面戦争だ!!」
「了解」
10分後
「集まったか!?」
「おう、畜生!!こんなときに皇帝たちがいないなんて都合が良すぎるぞ!!」雷皇ブライトが言った
「そんなことをはなしている暇はない!!今すぐみんなを助けに言ってくれ」
「わかった」
だが町はみるも無残な姿と化していた・・ビルや建物には夥しい数の血痕、地面には市民の亡骸、屍、その姿は正に地獄絵そのものだった
「くそぉぉぉぉぉ!!絶対に許さないからな!!!」そういうと十皇の全員の体が光り始めた・・・・覚醒だ
「みんな・・・俺たちに力を貸してくれ・・・こんな事しやがった闇の奴ら全員根絶やしにするために」
「うおぉぉぉぉぉぉ」全員が覚醒したその時に全員走り出した・・・
十皇たちは物凄い速さで町の中枢部に向かった底には・・・
「よお、正義の使者が全員お着きだ」神王・レイドがいた
「裏切り者め、所詮は人間の端くれということか?」ライゼルが言った
「だまれ、貴様らにはオレが手を汚さずに死んでもらう」
すると周りにいた侵略者が襲ってきた
「覚醒している俺たちの敵ではない!!」ライゼルが言った
物凄い戦闘だった目も眩む閃光や焔、重力いろいろなものが飛び交った、だが数はいっこうに減らない
「ちっ・・・多すぎだぜこいつら」炎皇・フォトンが言った
「しょうがないあの技を出すしか」レイズが言った
「でもアレは・・・」
「こんな奴らに屈服するよりはこの技を使ったほうが本望だ」
「「「「わかった」」」」
「よし、いくぜ!!」
「協力究極奥義!!滅牙鳳雷氷炎空生滅撃牙剣!!」
地面に魔方陣が現れそれぞれの角に十皇が立っている直径1Kぐらいの大きな魔方陣だそしてその魔方陣に向かって強大な光の柱が落ちてきた!!そして・・・
ゴォォォォォォォォン
闇の侵略者たちは一瞬で消滅したがなぜか十皇たちも消えかかっていた
「お前らってホント馬鹿だな」レイドが冷たく言った
「あの、禁じられた究極奥義を使うなんてなアハハハハハ」
「ちっ・・あいつらまで・・・倒せなかったか・・・バースト・・・後は・・・頼んだ・・・」
そして十皇は消えていった
「フハハハハハハハこの世界は俺たちのものになったんだー」レイドが叫んだ
こうして、神部隊が消滅した・・・もはやこの世界に未来は無い・・・唯一の希望は帰ってくる兆しなし
故に闇が支配する
”世界の滅亡”
第二章 世界滅亡 完
第三章 決戦
-----------------------第一話 十帝の再臨----------------------
-----------------------暗黒の世界-----------------------------
「許さないからな神王・レイド!!」神皇ライゼルが言った
「生き残ったのは俺ぐらいか?」
「いや、俺も生きてるぜ」神王・サタンが言った
「生きてたのか!!サタン!」ライゼルが言った
「全員生きてるよ」ブライトが言った
「お前ら、どうやって!?」ライゼルが驚いた
「闇の十王達は危ない力が出てるからな十帝たちがいないと動けないぜ」フォトンが言った
「危ない力?」ウインドが聞いた
「お前も見ただろ?レイドから出てる邪悪なオーラを」ミカエルがいった
「確かに、アレはすごかった」ガブリエルが言った
「今の俺たちじゃ、どうすることもできねぇな」レイズが言った
-------------------------地球----------------------------------
「アルテマ!!急いでほかの奴ら集めるぞ!!」皇帝が叫んだ
「いきなりどうした!?バースト!」
「光の国が全滅した・・・いい加減俺たちもいかねぇと今度は虚無の国になる」
「ナンだって!!?大急ぎで集める」アルテマが消えた
-------------------------しおりの家-------------------------------
「ここが三帝がいるとこか、よし行くぞ」
「メビウス!!ブレイズ!!ブルー!!いるかーー?」
「「「だれ?」」」三人同時に言った
「帝王・アルテマだ。皇帝・バーストがよんでる。今すぐ行くぞ!!」
「「「はぁ!!?」」」
「話は後だ!!」
10分後・・・三帝たちはでかい草原に来ていた。そこには、十帝全員いた。
「静かに!!これから、お前らに言うことがある、よーく聞け、突然のことで混乱するかも知れないが全部真実だ。昨夜、光の世界が闇の世界によって攻め落とされた」
「「「「「「なんだって!!?」」」」」」
「だから、俺たちは大急ぎで奴ら十王を倒す。そして、十皇は全員生きてるみたいだが、体力が無に等しいらしい、十王をたおしたら、十皇と共に光の世界を立て直す分かったな?」皇帝が行った
「でも、どうやって帰るんだ?」デビルが言った
「覚醒したアルテマが破壊王と同じことをする、そして戻るというわけだ」皇帝が言った
「今日?」
「当たり前だ」
「お前ら準備はいいか?」
「よく、状況がつかめないが、光の世界をぶっ壊したことは許せない!!俺は行くぜ」雷帝が言った
「俺も行くぜ、俺たちは正義のために作られた部隊だ殺戮のためじゃない!!」炎帝も言った
「行かない人なんていなわよね。」氷帝が言った
「「「「「おおお!!」」」」」全員が言った
「行くぞ!!決戦場へ!!」皇帝が行った
-------------------------第二話 決戦 十帝VS十王--------------------------
「なんて光景だ・・・・」闇帝が言った
「正に地獄絵だな」土帝も言った
「やぁやぁ諸君君たちも殺されに来たのかい?」ビルの上に神王・レイドがたっていた
「んなわけねぇだろ!!てめぇらをぶっ飛ばしに来たんだよ!」雷帝が言った
「んじゃ、それぞれのライバルと戦っていただきましょう」神王がそういうと十王がそれぞれ出てきた
「けっ・・・そうなると思ったぜ」炎帝が言った
「じゃぁいくぜ!」
------------------------風帝VS風王---------------------------
「よう、ライズ!!」ファルガがそういった
「ふん、貴様を殺したいとドンだけ思ったか知ってるか?」
「そんなこと知りたくもないね」
「いつもいつも生意気な奴だぜぇおまえはぁぁぁぁぁぁ」そういうとライズは切りかかってきた
「この新米がオレに勝てると思ってるのか?」
「お前が、闇に囚われてる今なら勝てるぜ!?」
「雑魚の分際で!!ころす!!」
物凄い風圧の中で二人は戦っている。全くの互角だ、しかし、だんだん風帝が押されてきた
「おらおら、さっきまでの威勢はどこに行った?ええファルガ君よぉ」
「ちっ・・うるせぇぞライズ。」そういうと風帝は上空へ飛んだ
「これでも食らえ。鎌異太刀!!」風帝は刀に風を纏いながら風王に突っ込んでいった
「甘いぜ、魔風剣!!」
異常なまでの風圧がぶつかった。そして・・・両方はじけとんだ!!
「くそ・・・流石だな」風帝が言った
「まだまだぁ、食らえ!!奥義!風魔風神剣!!」
「なに!?まずい!!回避行動を取らないと!!」
風帝は気流を操り上空数十メートルほど飛んだが・・・
「甘すぎる!!」風王は一瞬で近づき一瞬で全身を切り刻みそして下降気流と同じ原理で地面に叩き落した!
「な・・に・・?」風帝は動けない
「ふっ・・・所詮貴様の力はそんなものさ・・・止めだ!!」剣に風を纏いながら物凄い速さで落ちてくる!
「オレも・・・ここまで・・・か・・・みんな・・・ごめんな
--------------------------プロローグ----------------------------------------
なぜ、人は自分の命を第一に考えるのか?
生けるものすべてに死は訪れる。なのに人はそれを恐れ真っ向から立ち向かおうとしない。
なぜだ、わたしには分からない
わたしの名前は、デス。死神だ。
この世界には3つの世界がある。光、闇、そして虚無。
光、闇、虚無これらの世界にはあるものと無いものがある。
光の国は幸福と優しさに包まれている。だが、絶望や悲しみ、苦痛などが無い
闇の国は絶望、悲しみ、苦痛などに包まれているが、幸福と優しさが無い
虚無の国は絶望、優しさ、幸福、苦痛などに包まれているが、平和が無い
これらの国は、互いに干渉し合い、そして無いものは補い三つの国は助け合ってきた。
しかし、やはりテロリストや強盗、殺人などもある。しかし彼らはそれも難なく攻略した。
なんと自分たちの特殊な能力を世の中のために使おうと言い出した者たちがいた
最初に言い出したのは皇帝・バーストしかしいまは皇帝などという称号をもらっているわけではないが
そして神部隊と呼ばれる組織を作ったそれぞれの国の最強の人物が入った。計30人
これからはかれらの話の中から説明しよう
---------------------------第一話 部下選抜試験-----------------------------
「よぉーし、みんな集まったか?」男が言った
この男は皇帝・バースト虚無の神部隊のボスだ
「集まったぜぇーっしっかし何のようだ朝早くからたたき起こしやがって」深い青色をした髪の少年が言った年は16くらいだろうか
「はぁ、メビウスったらホント何にも聞いてないわね。昨日バーストが言ってたじゃない明日から新しい部下の選抜試験だって」
紺色をした髪の子は雷帝・メビウス。活動力があり奇襲作戦に用いられるようだ
そしてもう一人の澄んだ青色の髪をした少女は、氷帝・ブルー。虚無の神部隊の唯一の女性だ攻撃力が高くその技は一撃必殺といわれる
「うるせぇなぁ、アン時はめちゃくちゃ眠かったからだよ」雷帝が弁解する
「まぁ辞めろって二人とも今日は試験官やんなきゃいけないんだからこんなとこで体力使うなよ」と燃えるような赤い色をした髪の少年が言った
この少年は炎帝・ブレイズやんちゃな二人を抑える役でもある
「わかったよ」メビウスが言った
「よーし、落ち着いたところでいくか、もうそろそろ受験生も集まっているだろうからな」黄金の衣を着ている男が言った
この男は帝王・アルテマ。この神部隊のなかで№2に入る実力者だ
「了解!」ブレイズが言った
そして、10分ほど歩いたところにやたらでかい草原があったここで試験が行われるらしい
「よし、これから試験を始める。オレは知ってるかもしれないが皇帝・バーストだ、よろしく、さてこれからお前らに受験内容を説明するからよーく聞け、まず最初は筆記試験30分、実技試験1時間、そして組み手50分だ。筆記はみんなも知っての通りテストで知力を測る、そして、200点満点中150点取った者が次の実技試験を行える、実技試験ではスピード、パワーなどを測り十帝の審査に合格したものが次の組み手に入る。組み手は俺達十帝と組み手をしてもらう、勝てるわけ無いじゃんと言う前にちゃんと話を聞け、まず、風帝から雷帝までは30秒そして死帝は20秒、帝王は10秒、オレは5秒生き残れば合格俺たちの部下になれる。組み手は別にルールなどは無い、逃げ回ってもよし、挑んでもよし、やり方はお前たちの自由だ、これで説明は終わる質問は無いか?」これだけ言うと皇帝は質問を投げかけた
「あのぉ、実技って具体的に何をやるんですか?」燃えるような赤毛の少女が言った
「例えば、360度から俺たちが銃を撃つからすべてよけるとか、全方位から襲ってくるロボットを一撃で全員倒すとかだな」皇帝が言った
「アリガトウございました」少女が言った
「よしじゃあ試験を始める」皇帝が言った
30分後
「よし、止め、動くなよ後ろから集めて来い」皇帝が行った
「よし、合格者を発表する」皇帝が言った
「フロア、ゼイラ、コドム、ヒラ、セツラ、コキア、ラクス、マルス、レクサ、レスロ、フレア、コンス、レスポンス、ヴァイオ、ブレス、レクシラ、クレスアウ、バラスピロ、ロセ、ロクセルス、以上。合格者は5分後1K先のドームに来い」皇帝が言った。
「結構むずかしっかたぜ、過こもんやったんだけどなぁ」がやがやと不合格者が出て行く
「やったー受かったよーラクス」少女が言った
「わたしもうかったーでも実技大丈夫かしらあなたは大丈夫?フロア」ラクスと言われた少女が言った
「実技は自信あるよー」フロアが言った
「早く行かないと遅れるよー貴方達」少女が言った
「アリガトウございますー」ラクスとフロアが言った
5分後
鈍く光ったドームにみんなが集まり、中に入っていった、そのなかは外見からは想像がつかないほど広くみなを驚かせた
「よし、みんな集まったか?」皇帝が呼びかけた
「これからみんなにくじを引いてもらうこのくじは、試験官を選ぶためのものであるこの紙の中に試験官の名前が書いてあるからその試験官の下に言って試験を受けろこのような処置を下すのはより効率よく試験をするためである、一人ずつくじを引け」皇帝が言った
「私は、えーと、氷帝・ブルー?やったー」セツラが喜んでいるとどこからか声が聞こえてきた
「それ、あたしのことよ」氷帝が言った
「えっ!?」セツラが思わず振り向いた
「あ、よろしくお願いします」緊張しまくりながら言った
「そんなに、硬くならなくてもいいわよ私の担当はパワーだからよろしく」氷帝が言った
「あら?そういえばあなた一人だけ?」氷帝が聞いた
「分かりません・・・あ、5人ぐらい来ました」セツラが言った
「遅れました申し訳ありません!!」5人同時に言った
「それはいいけど、まだあと10分あるし・・・そうだ貴方達自己紹介してくれない?もしかしたら部下になるかも知れないから」
「えっ・・・じゃぁ私から名前はセツラ15歳です能力は氷で氷帝・ブルーさんに憧れて受けました種族は神族です」セツラが言った
「私はフロア16歳で能力は炎種族は魔族です。世界を守りたくて受けに来ました」
「私はラクス16歳です。能力は雷種族は魔族です。雷帝・メビウスさんに憧れてきました」
「オレはロクセルス15歳。能力は炎種族は神族。強くなりたくて来た」
「僕はロセ14歳。能力は風種族は神族で皇帝・バーストさんみたいになりたくて来ました」
「オレはコドム15歳。能力は水種族は魔族で悪者が大嫌いなので来ました」
「じゃぁ最後に私が名前はブルー、氷帝ってのは称号でまぁあるいみの姓ね年は17歳能力は氷種族は神族ここへは、昔あたしは孤児だったからほかに行くところも無かったし正義感も強かったからここに来たのがきっかけね。あ、そろそろかしら、さぁみんな準備してそろそろ始めるわよ。」氷帝が言った
「まずは、あの鉄の塊を10秒以内に壊してOK?」氷帝が言った
「OK!!」全員が言った
さて1時間後
「合格者を言うぞ、総合のな」皇帝が言った
「フロア、ラクス、セツラ、コドム、ゼイラ、ヒラ、レクサ、マルス、レスロ、フレア、ロクセルス、ロセ、ヴァイオ、ブレス以上」
「合格者はさっきの草原へ来い」皇帝が言った
5分後
「一人ずつだ分かったな?」皇帝が言った
「分かりました」
------------------一回戦炎帝-------------------------------------------------
「えーと、オレの相手はフロアか」炎帝が言った
「よろしくお願いします!」フロアが言った
「おう、よろしく30秒だからな。よしはじめるぞ」炎帝が言った
そして炎が周りを囲った
「よし、いくぜ!!」炎帝が言った
「秘神刀・炎帝王!」すると炎帝の手から白熱の炎が出てきてなにやら形を象っていった
「えっ!じゃぁ私も!」フロアが何か唱え始めた
「ボルケーノ!!」地面から炎が出てきた!そしてフレアの手に収まった
「なるほど、武器はもう手に入れてるようだな」
「じゃぁ、いきます!」
二人が正面からぶつかった! ガキーーン!!
「なるほど、なかなか腕は立つようだが甘い!」すると炎帝が目の前から消えた!
「えっどこ?」すると後ろから激痛が走った・・なんと後ろに回りこまれたのだった
「ぐっ・・・さ・・すが・・ですね・・・でも・・まだ・・倒れてません!」そういうとフロアは炎帝に向かって走っていった
「これが・・最後の・・一撃です!!」全体重を掛けた一撃が炎帝に襲い掛かる!!
「その根性は認めるが甘い・・・」そういうと炎帝はすばやく後ろに回りこみボルケーノを一刀両断にした
バタ・・と倒れるフロアそして炎帝が何か囁く
「・・合格・・だ」最後の一撃を交した時にもう30秒経っていたのだった
ワァーーーと物凄い歓声があたりを埋め尽くした
--------------------二回戦雷帝-----------------------------------------------
「次はオレか・・相手は誰だ?」雷帝が言った
「私です!!光栄です!憧れてた雷帝さんと組み手が出来るなんて!」ラクスが言った
「はぁ・・オレもそんなに褒められて光栄だな」雷帝が照れくさくいった
「じゃぁはじめるか!!」
「秘神刀・雷帝王!」空から雷が落ちてきて雷帝の手に帯びているそして雷帝が一振りすると刀に変わった
「魔刀・雷!」ラクスが叫ぶと刀が天から落ちてきた
「へぇー結構武器持ってる奴多いなぁ」雷帝が感心した
「隙あり!!」ラクスが叫んだ
「おおと、甘い甘い」雷帝が言った途端に後ろに回りこまれた
「!?」ラクスが驚くのも無理は無いなにせ0.1秒で後ろに回りこまれたのだから
「オレに憧れてるならオレの特殊能力ぐらい分かるだろ?」雷帝が言った
ひゅっ ガキンガキン
目にも留まらぬスピードでどんどん押されていくラクス
(くっ・・雷帝さんの動きを読まないと絶対やられるあと20秒もあるし一か八か勝負に出る!私の必殺技で!)
「いきます!!戦慄雷!!」雷帝にも負けないスピードでラクスが切りかかるしかも怪しげな光をした雷を帯びながら
「くっ・・早いなじゃぁ俺も行くか・・行くぜ!閃雷!!」雷帝が消えた!そして
ザシュ・・・ビリビリ・・
「ちぇ・・35秒も経っちまった技出すのに時間掛けすぎたな・・おい大丈夫か?」雷帝がいった
「は・・い・・なんと・・・か急所に・・当てるの・・・を・・防ぎま・・した・・から」ラクスがいきも絶え絶えに言った
「ああ・・あの必殺技のおかげか、おまえ頭いいなきにいたぞ」雷帝がそういうとラクスが微笑んだ
「あ・・りが・・とう・ござい・・まし・・た」
「おう・・早く手当て受けて来い」雷帝が言った
50分後
「合格者言うぞー」
「フロア、ラクス、セツラ、コドム、ゼイラ、ヒラ、レクサ、マルス、レスロ、フレア、以上」皇帝が言った
「合格者集合!」皇帝が言った
「よし、まずは、試験に受かった諸君おめでとう!これから君たちに今後の予定とそして研修内容を言うからよく聞けよ。まず研修の話だこれからお前たちには自分の属性に合った十帝と組んでもらいお前たちの属性の質を更に高めるために研修を行ってもらう。それぞれ研修が終わった後には今よりもっと成長していることを願う次に今後の予定をはなすまずは研修の途中に武器を手に入れてもらう。この武器はお前たちにとって最も重要な相棒になるからな必ず習得することよしじゃぁパートナーを決めるために自己紹介してくれ」皇帝が言った
「私はフロア、16歳で属性は炎です種族は魔族です」
「よし、フロアは炎帝とだな。よし、次」
「私はラクス、16歳で属性は雷です。種族は魔族です
「よしラクスは、雷帝だな。次」
「私はセツラ、15歳です。属性は氷です。種族は神族です
「セツラは氷帝とだな。次」
「オレはコドム、15歳属性は水種族は魔族
「コドムは死帝とだな。つぎ」
「私はゼイラ16歳属性は闇種族は魔族です
「ゼイラは闇帝とだな。次」
「オレはヒラ16歳属性は光種族は神族です
「ヒラは光帝とだな。次」
「オレはレクサ17歳属性は重力種族は神族です
「レクサは帝王とだな。次」
「オレはマルス14歳属性は土種族は魔族です
「マルスは土帝とだな。次」
「オレはレスロ14歳属性は風種族は神族です
「レスロは風帝とだな。次」
「私はフレア17歳属性は音種族は神族です
「フレアはオレとかOKこれで全部だな?」皇帝が数えながら言った
「オーケーじゃぁ研修スタート!」
--------------------研修雷帝-------------------------------------------------
「よし、ラクス、まずお前の雷の色をみしてみろ」
「は・・はい!」ラクスは手に雷を集めたそして放った!
「紫か・・まぁ良い方だ。だが未だ経験が足りないな、まず、研修の目的を話すいいか?」
「も・・もちろんです!」
「うん、いい返事だ。じゃぁ言うぞ、まず、ラクスの雷の色を直す、なぜかというと黄色、紫は不安定な色だからな安全で威力の高い蒼い色に矯正する、あと武器を手に入れる以上で質問は?」
「武器って、どうやって手に入れるんですか?」ラクスが聞いた
「経験を積むとある日突然使えるようになるってのが多いな、詳しいことは俺でも分からん」
「分かりました・・じゃぁご指導の程をお願いします」
-----------------------第二話 異次元転送!!--------------------------------
すると、皇帝が叫んだ
「おーい、みんなー大変だー、さっき電話があって銀行強盗に襲われているって連絡があった。今すぐ支度して行くぞー」
「なに!?でも研修中だぞ!?」帝王が言った
「お前気がおかしくなったのか?人の命のほうが大事だろうが!」皇帝が叫んだ
「研修せいも来い、実践訓練だ銀行強盗を全員気絶させろ!」
「了解!!」全員が言った
そしてしばらく走ったところで煙を出して銃撃戦をしているビルがあった。どうやら警察と強盗が銃撃戦をしているらしい
「ちっ結構被害が出てんな、早くいかねぇと大変なことになるぞ」雷帝が言った
「よし、ここは研修生に任せてみよう」帝王が提案した
「それもそうだな、研修の成果見せてみろ」皇帝が言った
「ハイ!!頑張ります」ラクスが言った
「いいか、チームで動くときは何よりもチームワークが大切だ。これを失ったら死ぬと思え」皇帝が言った
「分かりました」全員が返事をした
「よしじゃぁまず役割を決めよう」フロアが提案した
「よしじゃあまず足の速い奴は誰だ?」コドムが聞いた
「多分、アタシ、メビウスさんと研修してるから」ラクスが言った
「そうだな、じゃぁまずラクスが一気に銀行に突入する。そうすれば強盗がパニックになるはずだ。そのあとにセツラが強盗の武器をすべて機能できなくしたあとで俺達全員で、強盗をやっつければいい」コドムが作戦を話した
「了解」全員が承知したようだ
「よしじゃぁ任務開始!」コドムが言った
ラクスが物凄い速さで銀行に突撃していった。案の定銀行内はパニック状態に陥っている
「よし作戦成功だ、あとはセツラ頼んだぜ」コドムがささやくように言った
「OK任せて、氷魔弾!」セツラの手からツララが無数に出てきた
「「「ウワァァァァッァァァ」」」強盗達が叫び声をあげた
「この餓鬼どもよくもやってくれたな」
するとどこからか声が聞こえてきたと思った次の瞬間! ザシュ・・と人を切った音が当たりに響いた
「あれ、なんか力が入んない・・・なん・・で・・?」セツラの背中にはVの字に切られたあとがあった
だが、つぎ気が着いたときはその声の主が氷帝と戦っていた
「あなたよくもセツラにあんなことを!!ゆるさない!」氷帝の声は怒りに震えていた
「ふっ・・所詮はただの餓鬼、存在価値など無いのさ!」謎の声の主は恐ろしい声でそういった
「あなたを・・・殺す・・・」氷帝が叫んだ
しかし、雷帝、炎帝にとめられた
「何するの二人とも!?離して!敵をとらせて!」氷帝が叫んだ
「落ち着け!!ブルー!今あいつを殺したとしても何の意味も無い!自我を取り戻せ!」炎帝が叫んだ
「破壊王、貴様は何でも奪っていくな、仲間、部下それだけ俺たちの大切なものを奪ってどうするというのだ?」皇帝が静かに言ったがその口調には怒りが込められていた
「貴様らを別次元に送ってやる!そうすれば俺に敵などいない!」そういうと破壊王は異常なほど強い磁場を作り出しそして
「なに!?展開が速すぎるぞ!理由を言え!」雷帝が言った
「理由だと?ふっ・・・そのうち分かるさじゃあな邪魔ものども」破壊王が言うと
十帝とその部下ともども別次元へ送ってしまったのだ
「うーーん、ここはどこだ?」最初に目覚めたのは雷帝だった
そこは虚無の世界とは瓜二つの世界だった
-------------------------第三話 武器の習得----------------------------------
「はっそうだラクス、ラクス起きろ!」
「う・・・んここは?」ラクスが起きたようだ
「おそらく地球だろう別次元でここまで虚無の世界に似た世界は無い」雷帝が言った
「地球!!!???」ラクスが異常なほど驚いた
「なんで!?」ラクスが取り乱しながら言った
「まあまあ、落ち着けラクス、破壊王が言っただろ?別次元に送るって」雷帝が言った
「でも、行き成り過ぎてよく飲み込めない・・・」
「まぁ、それはよくわかるけど、一番大事なのはどんなときでもパニックに成らない事だ」雷帝が言った
「分かりました」ラクスが言った
「さて、ここがどこか調べないとな」雷帝が言った
「隊長!、ここは日本という国らしいです」ラクスが言った
「何で分かるんだ?」雷帝が聞いた
「ほらこの新聞に書いてあります」ラクスが言った
「なるほど、上出来だ!」雷帝が言った
「アリガトウございます」
「あそこで、誰かが何者かに襲われているぞ!」雷帝が言った
「あ、ほんとだ!」ラクスも言った
そこでは、闇の陣営の魔神苦がいた
「おい、魔神苦なにやってんだ!?」
「こ・・の・・人間・・を・・殺すため・・さ」魔神苦が言った
「なんだと!!?その人間が何をしたってんだ!!言ってみろ!」雷帝が言った
「俺たちの邪魔ばかりするから制裁を加えてやろうと思ってな」魔神苦が言った
「邪魔!?」雷帝が焦りながら言った
「ああ、この世界を支配しようと刺客を送ってやったのに、何回もこいつらが邪魔するからオレが殺してやろうとな」
「貴様!俺たちの世界では、他の世界に干渉してはならないという条約を忘れたのか?」雷帝がいった
「そんなもの、何の意味は無い」魔神苦が言った
「ちょっと、分けわかんないことばっか話してないで、あたし達と勝負するなら、勝負しなさいよ!!」謎の少女が言った
「やめとけ、お前ら人間では、確実にこいつに殺される」雷帝が言った
「何ですって!?わたし達をなめないでよ!」謎の少女が言った
「わたし達は、光神!」と名乗った少女が言った
「光の守護神ガーディアン!」ライトレイズと名乗った少女が言った
「なに!?なぜ、光の守護神がここにいる!?」雷帝が驚いた
「いちゃ悪い!?」なぜか怒り気味に言った
「ああ、さっきも言ったが光の国、虚無の国、闇の国、それぞれこの銀河系には干渉してはいけないことになっているからな」雷帝が説明した
「なにそれ?」ライトブルーが聞いた
「まぁ、この魔神苦をまずこの地球から追い出してからだな」雷帝が言った
「あなたたちで追い出せるわけ?」ライトレイズが言った
「わたし達の力、分かってないようですね」ラクスがいった
「じゃぁ、まずお前らから気絶してくか」雷帝が言った
「あなたたちになんかに負けるわけ無いじゃない!」ライトブルーが言った
「じゃぁ、ラクスこいつらを死なない程度にやってくれ、こいつらなら、お前一人で充分だ」雷帝が言った
「了解、隊長」ラクスが言った
「何ですって!あたしたちをなめてるの!?」ライトブルーが言った
「お前らぐらいの奴なら、ラクスだけで充分だ」雷帝が言った
「じゃぁ、はじめますか、守護神さん」ラクスが言った
ラクスが飛び掛った、しかし、守護神は間一髪で避けた、だが、ラクスは隙が無い攻撃を疲れを全く見せず仕掛けてくる、守護神はだんだん追い詰められてきた。
「くっ・・・こいつ今までに無いくらい強い・・」
「あら、さっきまでの余裕はどこに行ったのかしら」
「二人いるって事忘れないでよね!!」
うしろから、ライトレイズが襲ってきた!
「ふっ・・見え透いてるわね」ラクスが言った
すると、ラクスがバック転してライトレイズに殴りかかった!
「うっ・・」
ライトレイズは数メートル吹っ飛んで気絶した
「レイズ!!」ライトブルーが叫んだ
「後は、あなた一人ね」ラクスが言った
「許さない!!」
「やぁぁぁぁぁぁーー」ライトブルーが殴りかかった
「しょうがないわね・・・閃光魔弾!」
ラクスは一回宙返りして手に雷を集め・・一気に放出した
ビカーーーン ドゴォォォォォォォォン
「終わりました。隊長。」
「よし、じゃぁ、次はこいつだな・・」雷帝が言った
すると、天からいきなり雷が落ちてきた!
ビカーーん
「!!!!?」二人ともが驚いた
「よかったな!ラクス、新しい神刀が手に入ったぞ!」雷帝が言った
「えっ・・・!!?」ラクスが驚いた
「ここに来て見ろ」雷帝が言った
「あっ・・・!!?」
そこには、雷を帯びた、刃渡り70センチぐらいの長刀が刺さっていた
「魔雷刀・雷轟閃、魔刀の中では、最高レベルだ」雷帝が言った
「これが・・・アタシの・・新しい刀!?」ラクスが言った
「ああ、ラクスの経験がこの刀を呼び起こしたんだ。さぁ、早くこの刀を手にとって」雷帝が言った
「すごい・・・軽い・・」ラクスが驚いて言った
「じゃぁ、隊長、早くこの魔神苦を追い出しましょう!」ラクスが言った
「おう!」雷帝が言った
「早く来い!」魔神苦が言った
常人の目では追えないほど雷帝、ラクスの動きは早い、この速さは魔神苦でも追えないらしく、どんどん追い詰められていく
「グォォォォォ」
時折、魔神苦が叫ぶ
「おら、どうした!?まだまだ始まったばかりだぞ!?」雷帝が言った
「止めだ!必殺!雷激火!!」
そう雷帝が叫ぶと、雷帝の刀に異常なほど雷が纏い、衝撃波を放ったと思った瞬間!異常な速さで魔神苦に切りかかり・・物凄い勢いで十字に切ると傷口に蒼く光った極太の雷が落ちて魔神苦は木っ端微塵に吹き飛んだ!
「うし、終了」雷帝が言った
「あとは、あの子達ですね。」ラクスが言った
「ああ、しかしラクス、いくら魔神苦を追い出すためといっても、やりすぎじゃないか?」
「隊長が気絶させろといったんですよ?けどあの子達の精神力結構強かったです。あのくらいの力でやらないと、とても気絶は難しかったでしょう」
「ああ、じゃぁおこして説明してやっか」雷帝が言った
5分後雷帝たちは公園の丘へ来ていた
「ん・・・・んん」
「お、気がついたか?」
「ここは?」
「公園かな?オレにもよくわからん」
「あ!貴方達!!さっきはよくもやってくれたわね!!」ブルーが言った
「だから、今説明してやるって」雷帝が言った
「俺達は、虚無の陣営だ。虚無はわかるか?」雷帝が聞いた
「聞いたことはあるわ、たしか現代に最も似ている陣営って」レイズが言った
「ああ、その通りだ。だが決定的に違うところが一つある。現代は平和だが、虚無の世界は戦争が絶えない。しかも、身体能力が人類とは次元が違う」雷帝が行った
「そんなに・・・?」レイズが言った
「だって、お前らラクスに触れることさえ出来なかっただろ?」雷帝が言った
「たしかに・・・・」
「そういえば、何であんたたちは刀とか剣とか原始的な武器なのよ?普通は大砲とか戦車とか機械系じゃないの?」ブルーが聞いた
「俺たちの世界では、刀は作った者の魂が宿るその魂と一体化することにより使い方次第で機械の数十倍の威力を発揮することが出来るからな」
「でも、どうしてここに?」レイズが聞いた
「わたし達が虚無で銀行強盗を捕まえようとした時にです。破壊王と名乗る人物にここに転送されてしまったのです」ラクスが言った
「そうだ、お前たちの家にしばらく泊めてくれないか?行く当てないからな」雷帝が行ったが、答えはもちろん・・・
「えぇぇぇぇぇぇ」二人が叫んだ
「ラクスはいいとして、あなたも?」雷帝を指差しながら言った
「当たり前だろ。何か不都合でも?」
「当たり前でしょ、女の子のうちに泊めるなんて」ブルーが言った
「結論はどうなんだ?」雷帝が聞いた
「うーーん」二人が悩んでいる
「いいわ、ここに置き去りするのもすごい薄情だし」
「ありがとう、恩に着るよ」雷帝が言った
「でも、どっちが、どっちに行くの?」レイズが聞いた
「オレがブルーで、ラクスがレイズだ」雷帝が言った
「何でそうなるわけ?」ブルーが聞いた
「まぁ、どっちにしたって同じだろ?」
「それはそうだけど、あ、そういえば、貴方達の名前聞いてなかったわね」
「オレは、雷帝・メビウス、こっちがオレの部下の、ラクス」
「部下?」
「ああ、この前の選抜試験で決まった」
「私は、本名皇紀しおり」
「私は、本名喜烏しずく」
「よろしくな」
「そういえば、学校はどうするの?」しおりが聞いた
「お前たちと同じ学校だな」雷帝が行った
「オレの年齢は17だが15とごまかせば大丈夫だろ」
「・・・無理だと思うんですけど・・・」しずくが言った
「じゃぁ、あしたな、ラクス」
「了解です、隊長」
--------------------------第四話 雷帝の兄・メガリス!-----------------------
-------------------------そのころ氷帝----------------------------------------
「まったくあの破壊王め今度あったら絶対殺してやるんだから」氷帝が言った
「にしても、結構傷が深いはね、どうしましょう。の前にここはどこーー?」
「貴様!何者だ!」どこからか声がした
「・・!だれ!?」咄嗟に氷帝は剣を構えた
「オレの名前はメガリス。不法侵入者は殺す!!」メガリスが言った
「そう簡単に殺されてたまるもんですか!」氷帝が言った
「ってか姿を現しなさーい」
「ここだ」
そこには蒼い長髪の男が立っていた体全体に怒りのオーラを纏って目には激しい憎悪の色が立ち込めていた。身長は180ぐらいで、年は18ぐらいに思えた
(こいつヤバイ!!)直感でそう思った
「貴様・・十帝の氷帝・ブルーだな!?」メガリスが言った
「なんで、アタシの名前を知ってるの!?」
「当たり前だろ、愚かな弟が入っている部隊だからな」メガリスは更に憎悪をこめて言った
「なんですって!?」氷帝は驚いた
「そうさ、あの愚かな、メビウスのなぁーー!」そういうとメガリスは切りかかってきた。
しかし、氷帝は動けなかった、いきなりの展開で状況が読み込めなかったがギリギリで剣を抜いた
ガキーーーン
受けるのがやっとなぐらい重い一撃だった。だが、斬撃は休むまもなく襲ってくる
「くっ・・このままではやられる!!しょうがない一旦下がって力を貯めないと」すると氷帝は下がって、膝を突いて瞑想状態に入っている
「ふっ・・勝負を捨てたか!?」メガリスが襲いかかってくる!!
「すべての物に裁きの氷を・・・すべての物に永久凍結を・・・氷の力よ我に力を与えよ・・・目の前に連なる愚者どもをなぎ払え!!奥義!!氷影虚空剣!!」
すると、襲い掛かってきたメガリスに正面から当たり、怒涛の連続攻撃をかまし地面に叩き付け氷帝は空中に上がっていった。そして、剣に異常な冷気を纏いながらメガリスに叩き付けた!!
ドガがガがガがーーーーん
「くっ・・・・強いな・・・流石だ」メガリスは体中キズだらけになりながら言った
「これは・・・引き分けかしら?」氷帝が言った
「ああ・・・そうだな。さっきは悪かったな」
「気にしないで、でも本当?メビウスの兄って?」
「ああ、それは本当だ。オレは1歳違いの兄さ・・・だが目指すものが決定的に違った。俺は、学者、メビウスは剣士それで俺たちは対立して俺はこの地球に住むことになったんだ」
「でも、学者を志してた割には、強くなかった?」
「ああ、最初のころはオレも剣術をやってたからな。オレも一応神族だからな」
「あ、持ってたら救急道具分けてくれない?部下が重症なの」氷帝が聞いた
「わるいな、オレには自然治癒能力があるからなそういうものは必要ないんだ。あと2~3キロぐらいのとこに町があるからそこにいってみれば?オレも付き合うから」メガリスが言った
「ありがとう。じゃぁ、そうしてもらえるかしら」氷帝が言った
--------------------------第5話メガリスの異変-------------------------------
10分後氷帝たちはついさっきまで雷帝たちがいたところに来ていたが、無論今は誰もいない
「あ、あそこの家で手当てすれば?」メガリスが行った。そこはしおりと雷帝が共同生活している家だった
「あのーすいません誰かいませんかぁー?」氷帝が言った
「はい。何ですか?」しおりが出た
「あのぉ、仲間が怪我しちゃったんでちょっと休ませてもらってもいいですか?」氷帝が言った
「いいですよ、どうぞ中へ」しおりが言った。メガリスも入っていった
「あ!!貴様!!!」メガリスが突然叫んだ
「あ・・・兄貴か・・・?」雷帝も言った
「貴様ーーー!今度こそぶちのめしてやる!!外へ出やがれ!!」メガリスが言った
「なんで・・・兄貴がここに?!の前にぶちのめすって俺なんか悪いことしたか?」雷帝が言った
しかし、メガリスは話も聞かずメビウスを連れ出した
「剣を抜け!」メガリスは興奮状態だ
「何だってんだ」メビウスもしぶしぶ抜いた
すると、一瞬のうちにメビウスと鍔迫り合いをしていた。
「兄貴!!どうしちまったんだ!?」メビウスが言った
「貴様・・・を・・・殺・・す」メガリスは途切れ途切れに言った
「!!?メガリスの様子がおかしい!!」氷帝が叫んだ
「メビウス!!メガリスを気絶さして!!」氷帝がまたもや叫んだ
「そう・・簡単に・・・いうな・・よ」雷帝が押されながら言った
メガリスはすべて急所狙いで襲ってくるため、雷帝は迂闊にガードを崩せない!
「けっ・・流石は兄貴!だが受けてばかりじゃ勝てないんでな、そろそろ行かせて貰うか」雷帝が言った途端雷帝が消えた
ここから先は、ラクスでさえ残像すら見えただろうか、そのぐらいの早さだった。何がなんだか分からないまま、どんどんメガリスにキズが増えていく。しかし、すべてのキズは浅く致命傷にはなっていなかった
「そろそろいいかな?」雷帝が更にスピードを上げた。そして・・・
ザン!!
体重がたっぷり載った斬をメガリスに叩きつけた。メガリスは10メートルぐらい吹っ飛んで気絶した
「まったく、何だってんだ!!よぉブルー久しぶり!!一週間ぶりかな?」雷帝が言った
「そうね、でもメガリスったらどうしたんだろぉ、さっきあったときはもっと優しかったのに」氷帝が行った
「そういえば、ブルーセツラはどうした?」
「しおりの家に休ませてもらってる。でもメビウスはどうしてここに?」
「いやぁ、目覚めたときにしおりが魔神苦に襲われてたのを助けて勝手にお邪魔になってる」雷帝が言った
「へぇー、あたしもメガリスのうちに泊めてもラぉー」氷帝が言った
「そういえば、ほかの奴らはどうしたんだろ」
「わかんない、アタシもここまでにほかのメンバーとは、全く会ってないわ」氷帝が行った
「その前に、なんでメガリスが襲ってきたか考えるべきではないですかね?隊長?」ラクスが言った
「あ、忘れてた」雷帝がいった
「ぉぃぉぃ」氷帝がボソッと言った
「誰かが、操ったってこともありうるよなぁ?」雷帝が言った
「でもそこまで魔力が強い奴っている?」氷帝が言った
「出来るとしたら、デビルかバーストよね?」ラクスが言った
「デビルがそんなことするわけないし、それ以前にメガリスがオレの兄貴だってしらねぇはずだ」雷帝がいた
だが、彼らは知ることになる、3つの世界が破滅の道へ進もうとしていることを、十帝が気付いたころにはもう遅いという事を
「まぁもう遅いし寝ようぜ」雷帝が言った
「オレはラクスと寝るから、氷帝たちはセツラとだよな?」雷帝が言った
「えっ・・・!?隊長と寝るんですか?」ラクスが驚いた
「ん?オレじゃだめか?大丈夫ラクスには何もしねぇからな」雷帝が言った
「・・・そういう問題じゃなくて・・・」ラクスがボソッと言った
「よし、じゃぁ寝ようぜー」
そして、銀河系で夜が更けていた
------------------------------第6話 異変----------------------------
「やっと、邪魔者が消えたぜ。」謎の男が言った
「ああ、これで俺たちの世界がやっと出来るな」もう一人の男が言った
「作戦はいつにする?」
「あの魔神苦が無様に負けやがったからな、しばらく様子見るか」
「だが、光の奴らに気付かれたらどうする?」
「そしたら、あいつらを殺すしかないよな」謎の男が不気味に笑いながら言った
「そうだな・・・」
「この世界を滅亡させ俺たちの世界を作るんだ!!」
「「「「「おおおおおお!!!」」」」」
世界滅亡のカウントダウンが開始された。
第一章 世界滅亡の序章 完
第二章 世界滅亡
---------------------第一話 光の世界の異変---------------------------
ここは、地球のどこか
「やはり、うわさは本当だったか」皇帝が言った
「まさかあいつらが裏切るとはな」帝王が言った
「破壊王も、あいつらとくんでいたようだな」
「俺たちがいるのが邪魔だったんだろう」
「どうする?ほかのやつらは?」
「部下たち全員に武器を持たせないとな。いくら俺たちでもきついからな」
「だが、全員手に入れられたとして俺たちは、虚無の世界に戻れるのか?」
「いや、アルテマの磁場じゃ戻ることは不可能だ。今すぐ助けに行きたいのにな」
「神皇レイゼル俺たちが帰るまで耐えてくれ!」皇帝が言った
「裏切りの代償は払ってもらうからな よ」
-------------------------一方 光の世界----------------------------------
「なぁブライト」レイズが言った
「ん?なに?」
「最近ブルー見ないんだけど知らない?」
「アタシも最近メビウス見ないのは何でだろ」
この人たちは雷皇・ブライトと氷皇・レイズ。光の国の神部隊で雷帝と氷帝のライバルだ
----------------------第二話 人間界の学校---------------------------------
打って変わってここはしおりの家
「ファーーよく寝た」
「あんたたちすごいわね、あれだけの傷が一日で治るなんて」しおりが感心していった
「ああ、人間とは違うからな。そういえばおまえのうちって親いないのか?」雷帝が聞いた
「うん、出張でみんないないからあたし一人」しおりが言った
「そうだ、あなたたちきょうは平日なんだから、学校に行くよ」しおりがいった
「おまえ達のところは共学か?」雷帝が聞いた
「うん、しかもしふくOKだから制服買う必要なし」しおりがいった
「OKじゃぁいこうぜ」雷帝がいった
5分後
「ここが、おまえたちのがっこうかぁ~」雷帝がいった
「ねぇ、さっきからウザイぐらいじろじろ見られてるのはなぜ?」氷帝がいった
「そりゃ、蒼い長髪の人間がいたら見られるでしょ。」
「ここが、あたしたちの教室。あなたたちのことは先生に言ってあるから大丈夫」しおりがいった
「おはよう、メビウス、ラクス、あれこの人たちは?」しずくが来た
「よぉ、しずくおはよう。この二人は氷帝・・・じゃなかったブルー・ブライトだ。もう一人はセツラ・コンヒュード」雷帝がいった
「よろしく。ブルーさん、セツラさん」しずくがいった
「ほらーみんなせきにつけーお知らせがあるからきケー」先生が入ってきた
「今日は外国の転校生が4人も来たぞ」
「そりゃすげぇな。誰だ?誰だ?」
「じゃぁ、きてくれ」先生が言った
そういわれて雷帝たちが教壇の方へ言った
「じゃぁ、自己紹介をよろしく」
「メビウス・ブラストです。よろしく」
「ブルー・ブライトです。よろしく」
「ラクス・ブラスターです。よろしく」
「セツラ・コンヒュードです。よろしく」
「「「「「「よろしく」」」」」」
放課後・・・
「まったく、人間界のがっこうってあんな5歳児でもできることしかやんねぇのか?」
「そりゃ、あなたたちとは頭のつくりが違うからね」
----------------------------第三話 闇の刺客---------------------------
ドゴォォォォォォォォォン
「な・・・なんだ!!?」雷帝がいった
「学校の外からよ!!」氷帝が言った
「なんだありゃ・・・」雷帝がいった
「なんで、あれが人間界に・・・・」
そこには、人間の影が数倍に膨れ上がり人の形を作ったような生き物がいた
「あいつは・・・ロイド・・・」雷帝がいった
「ロイド?」
「ああ、人の心の闇が具現化したものだ。普通は闇の陣営の兵士として扱われるんだがなぜあいつらがここに?」
雷帝が考えているうちにロイドが殴りかかってきたがそのとき
ガキィィィィン
誰かが受け止めたその人物とは・・・・
「「ブレイズ!!」」
「よぉ、遅くなってごめんな。と謝るのはいいが手伝ってくれないか?」ブレイズがいった
「ごめんごめん」
「秘神刀・雷帝王!」
「秘神刀・氷帝王!」
「今行くぜ、ブレイズ!」
「一撃必殺!!一閃!!」
ザシュ!!
あっという間の出来事だった瞬きをした瞬間にロイドが倒れた
「これが、あたしの特殊能力よ!!」
「一撃必殺?」しずくが聞いた
「そう、必殺技とかに反映してるの」氷帝が言った
「貴様ら!さっきから邪魔ばかりしやがって!」謎の声が聞こえた
「誰だ!!」炎帝が叫んだ
「闇の帝王、闇帝王・レスト」レストが言った
「聞いたことねぇなぁ」雷帝が言った
「剣を抜け赤髪!!」レストが言った
「オレか!?」
「そうだ、お前を殺せと命令されてるからな」レストが言った
「あ、そう、じゃあ殺される前にお前を殺す」炎帝がすごい剣幕で言った
「リミッター解除!炎帝覚醒!!」炎帝が言った
すると物凄い温度と炎が巻き上がってきた!そして、炎帝に炎が取り巻いて瞳には焔が燃え盛っている
「覚醒時間は2分だ、だから、悪いが遊んでられない2分でお前を帰らせる」炎帝が言った
「あんな、聞いたことも無いような雑魚に覚醒使うとはな」雷帝が言った
「覚醒って何?」しずくが聞いた
「自分の能力を限界点を超えて成長させ、強さ、速さ、能力を数倍あげることが出来ることです。しかし、普通は自然に覚醒する物の為、自分の意思で覚醒すると、覚醒時間、体力を物凄く消費するため滅多に自分でやる人はいません」ラクスが説明した
「2分で、俺を倒せると思ってんのかぁーー」レストが言った
「じゃあ、はじめるか」
だが、案の定、一瞬で終わった。レストが攻撃を振りかぶった瞬間、炎帝の剣が既に体に十字の傷を作っていた
「お前、弱すぎだぞ、詰まんないなぁ」炎帝が言った
「あと、一分三十秒もあるじゃねぇか」
「くっ・・・クソォォォォォォ」レストが叫んだ
「最後に教えてくれ、お前らがここに来たのはなぜだ?」炎帝が行った
「それは、教えられねぇな、あいつらに完全に殺されちまう、ただこれだけは教えてやる。あっちの世界は滅亡に走ってるぜ」レストが言った
「なんだと!?」雷帝が叫んだ
「どういう意味だ!!」
「直に分かるさ・・・じゃあな」そういうとレストは去っていった
「はぁ・・・ハァ・・・・ハァ」
「おい、大丈夫かブレイズ?何であんなときに覚醒したんだ?」雷帝が言った
「へ・・・おれの力がどんなもんか試したかっただけさ」炎帝がそういうと眠ってしまった
「あっ・・・大丈夫なの?この人」しおりが聞いた
「ああ・・・眠っただけだ心配すんな」雷帝が言った
--------------------------第四話 NIGHTMARE-------------------------
「なぁ・・俺たちの側に入れよ、元々はお前も俺たちの仲間だろ?」謎の男が言った
「わるいな、お前らの側に入るわけにはいかない。オレは、お前らのように人を見捨てて生きる人間ではない!
「けっ・・・つまんねぇなまたくるぜソン時はいい返事を期待してるぜ」
そういうと謎の男は去っていった
「いくら、お前たちでもオレは皇帝バーストを裏切りたくないんだ」闇帝・デビルはそういうと空を見上げた
今日は三日月だな」
--------------------------謎の国-------------------------------
「なぁ・・作戦実行はまだか?」男が言った
「ちょっと待てよ、あと二日ぐらいじゃねぇか?」もう一人が言った
「まったく、少しは我慢しろよ、俺も早くやりたくてうずうずしてんだからよ」
--------------------------しおりの家(夜)-----------------------
「くそ、もう始まっちまったのか?」
「隊長、早く逃げてください!!」
「そうはさせないぜ、全員ぶっ殺すんだからな」
「なっ・・・いつ・・・の・・ま・・に?」
ザシュ・・・・
ガバッ
「はぁはぁ・・・」雷帝が飛び起きた
「どうした?メビウス」
「いや、ちょっと、不気味なNIGHTMAREをみちまってな」
「なんだ、じゃぁ早く寝ろよ、睡魔は怖いからな」炎帝がいった
「ああ、お休み」
「お休み」
「ナンだったんだ、今のリアルで生々しい夢は」そういうと雷帝はまた眠りに付いた
このNIGHTMAREが自分の故郷に起こるとも知らずに・・・
---------------------第五話 世界滅亡------------------------
「じゃぁいくぞお前たち!」
「「「「「「おおおお!!!」」」」」
そして・・・侵略が始まった・・・闇の世界の光の世界に対する侵略が・・・
「おらおらおら雑魚供!!オレ様にひざまずけぇーーー!」
「くそぉ!!もう闇の世界の侵略が始まっちまったのか?」司令官らしき人が言った
「隊長!!早く逃げてください!!」
「そうはさせないぜ全員ぶっ殺すんだからな!」
「なに?いつの間に!!」
「死ね!!」
ザシュ
「タイへんだぁぁぁーー」
「どうした?ウインド」
「大変だライゼル!闇の世界の侵略者達が俺たちの世界を襲ってる!!」
「ナンだと!!??」
「いま、司令官が重症で部下が死んだ」
「みんなを呼び集めろ!!闇の世界と全面戦争だ!!」
「了解」
10分後
「集まったか!?」
「おう、畜生!!こんなときに皇帝たちがいないなんて都合が良すぎるぞ!!」雷皇ブライトが言った
「そんなことをはなしている暇はない!!今すぐみんなを助けに言ってくれ」
「わかった」
だが町はみるも無残な姿と化していた・・ビルや建物には夥しい数の血痕、地面には市民の亡骸、屍、その姿は正に地獄絵そのものだった
「くそぉぉぉぉぉ!!絶対に許さないからな!!!」そういうと十皇の全員の体が光り始めた・・・・覚醒だ
「みんな・・・俺たちに力を貸してくれ・・・こんな事しやがった闇の奴ら全員根絶やしにするために」
「うおぉぉぉぉぉぉ」全員が覚醒したその時に全員走り出した・・・
十皇たちは物凄い速さで町の中枢部に向かった底には・・・
「よお、正義の使者が全員お着きだ」神王・レイドがいた
「裏切り者め、所詮は人間の端くれということか?」ライゼルが言った
「だまれ、貴様らにはオレが手を汚さずに死んでもらう」
すると周りにいた侵略者が襲ってきた
「覚醒している俺たちの敵ではない!!」ライゼルが言った
物凄い戦闘だった目も眩む閃光や焔、重力いろいろなものが飛び交った、だが数はいっこうに減らない
「ちっ・・・多すぎだぜこいつら」炎皇・フォトンが言った
「しょうがないあの技を出すしか」レイズが言った
「でもアレは・・・」
「こんな奴らに屈服するよりはこの技を使ったほうが本望だ」
「「「「わかった」」」」
「よし、いくぜ!!」
「協力究極奥義!!滅牙鳳雷氷炎空生滅撃牙剣!!」
地面に魔方陣が現れそれぞれの角に十皇が立っている直径1Kぐらいの大きな魔方陣だそしてその魔方陣に向かって強大な光の柱が落ちてきた!!そして・・・
ゴォォォォォォォォン
闇の侵略者たちは一瞬で消滅したがなぜか十皇たちも消えかかっていた
「お前らってホント馬鹿だな」レイドが冷たく言った
「あの、禁じられた究極奥義を使うなんてなアハハハハハ」
「ちっ・・あいつらまで・・・倒せなかったか・・・バースト・・・後は・・・頼んだ・・・」
そして十皇は消えていった
「フハハハハハハハこの世界は俺たちのものになったんだー」レイドが叫んだ
こうして、神部隊が消滅した・・・もはやこの世界に未来は無い・・・唯一の希望は帰ってくる兆しなし
故に闇が支配する
”世界の滅亡”
第二章 世界滅亡 完
第三章 決戦
-----------------------第一話 十帝の再臨----------------------
-----------------------暗黒の世界-----------------------------
「許さないからな神王・レイド!!」神皇ライゼルが言った
「生き残ったのは俺ぐらいか?」
「いや、俺も生きてるぜ」神王・サタンが言った
「生きてたのか!!サタン!」ライゼルが言った
「全員生きてるよ」ブライトが言った
「お前ら、どうやって!?」ライゼルが驚いた
「闇の十王達は危ない力が出てるからな十帝たちがいないと動けないぜ」フォトンが言った
「危ない力?」ウインドが聞いた
「お前も見ただろ?レイドから出てる邪悪なオーラを」ミカエルがいった
「確かに、アレはすごかった」ガブリエルが言った
「今の俺たちじゃ、どうすることもできねぇな」レイズが言った
-------------------------地球----------------------------------
「アルテマ!!急いでほかの奴ら集めるぞ!!」皇帝が叫んだ
「いきなりどうした!?バースト!」
「光の国が全滅した・・・いい加減俺たちもいかねぇと今度は虚無の国になる」
「ナンだって!!?大急ぎで集める」アルテマが消えた
-------------------------しおりの家-------------------------------
「ここが三帝がいるとこか、よし行くぞ」
「メビウス!!ブレイズ!!ブルー!!いるかーー?」
「「「だれ?」」」三人同時に言った
「帝王・アルテマだ。皇帝・バーストがよんでる。今すぐ行くぞ!!」
「「「はぁ!!?」」」
「話は後だ!!」
10分後・・・三帝たちはでかい草原に来ていた。そこには、十帝全員いた。
「静かに!!これから、お前らに言うことがある、よーく聞け、突然のことで混乱するかも知れないが全部真実だ。昨夜、光の世界が闇の世界によって攻め落とされた」
「「「「「「なんだって!!?」」」」」」
「だから、俺たちは大急ぎで奴ら十王を倒す。そして、十皇は全員生きてるみたいだが、体力が無に等しいらしい、十王をたおしたら、十皇と共に光の世界を立て直す分かったな?」皇帝が行った
「でも、どうやって帰るんだ?」デビルが言った
「覚醒したアルテマが破壊王と同じことをする、そして戻るというわけだ」皇帝が言った
「今日?」
「当たり前だ」
「お前ら準備はいいか?」
「よく、状況がつかめないが、光の世界をぶっ壊したことは許せない!!俺は行くぜ」雷帝が言った
「俺も行くぜ、俺たちは正義のために作られた部隊だ殺戮のためじゃない!!」炎帝も言った
「行かない人なんていなわよね。」氷帝が言った
「「「「「おおお!!」」」」」全員が言った
「行くぞ!!決戦場へ!!」皇帝が行った
-------------------------第二話 決戦 十帝VS十王--------------------------
「なんて光景だ・・・・」闇帝が言った
「正に地獄絵だな」土帝も言った
「やぁやぁ諸君君たちも殺されに来たのかい?」ビルの上に神王・レイドがたっていた
「んなわけねぇだろ!!てめぇらをぶっ飛ばしに来たんだよ!」雷帝が言った
「んじゃ、それぞれのライバルと戦っていただきましょう」神王がそういうと十王がそれぞれ出てきた
「けっ・・・そうなると思ったぜ」炎帝が言った
「じゃぁいくぜ!」
------------------------風帝VS風王---------------------------
「よう、ライズ!!」ファルガがそういった
「ふん、貴様を殺したいとドンだけ思ったか知ってるか?」
「そんなこと知りたくもないね」
「いつもいつも生意気な奴だぜぇおまえはぁぁぁぁぁぁ」そういうとライズは切りかかってきた
「この新米がオレに勝てると思ってるのか?」
「お前が、闇に囚われてる今なら勝てるぜ!?」
「雑魚の分際で!!ころす!!」
物凄い風圧の中で二人は戦っている。全くの互角だ、しかし、だんだん風帝が押されてきた
「おらおら、さっきまでの威勢はどこに行った?ええファルガ君よぉ」
「ちっ・・うるせぇぞライズ。」そういうと風帝は上空へ飛んだ
「これでも食らえ。鎌異太刀!!」風帝は刀に風を纏いながら風王に突っ込んでいった
「甘いぜ、魔風剣!!」
異常なまでの風圧がぶつかった。そして・・・両方はじけとんだ!!
「くそ・・・流石だな」風帝が言った
「まだまだぁ、食らえ!!奥義!風魔風神剣!!」
「なに!?まずい!!回避行動を取らないと!!」
風帝は気流を操り上空数十メートルほど飛んだが・・・
「甘すぎる!!」風王は一瞬で近づき一瞬で全身を切り刻みそして下降気流と同じ原理で地面に叩き落した!
「な・・に・・?」風帝は動けない
「ふっ・・・所詮貴様の力はそんなものさ・・・止めだ!!」剣に風を纏いながら物凄い速さで落ちてくる!
「オレも・・・ここまで・・・か・・・みんな・・・ごめんな