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流石な日常 (ゆう)

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匿名ユーザー

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兄者を捜せ!


いつもどおりの日常のはずが大変なことになってしまった――

「ちっちゃい兄者大変なのじゃ!おっきい兄者がいなくなってしまったのじゃ!」

「・・・バイトでもいってるんじゃないのか?」

弟者はまったくどうじてないようだ

「それが・・こんな置手紙があったのじゃーー!!!」

「・・?どれどれ・・・」

弟者が手紙を受け取るとそこにはこう書いてあった

『弟者、妹者、突然いなくなってすまない。漏れはしばらく旅に・・・・』

弟者はびっくりしすぎて声がでなかった

「おいおいおい・・・冗談だろ」

「でもしっかり書いてあるのじゃ。これは間違いなく兄者の字なのじゃ。それにPCだっておきっぱなしなのじゃ」

「なんだってーーー?!こうしちゃおれん!妹者!捜しにいくぞ!」

「ラジャー!でも捜すったってあてがあるの?」

「なせばなる!!!」

妹者はあきれたような顔をした

「とりあえず手あたりしだいに捜してみるか。妹者はあっち、漏れはあっちを捜すから」

「わかったのじゃ・・」

―――1時間後―――

「どうだ・・見つかったか?」

「う・・ううん・・見つかんなかったの・・じゃ・・」

「そうか・・」

妹者は弟者を不思議そうに見ていた
それもそのはず弟者はなぜかゴミだらけ、傷だらけ、水びたしだったのですから

(・・・いったいなにやったらこんなになるんだろ・・)

「どうかしたか?妹者?」

「い・・いや、なんでもないのじゃ・・」

「そうか・・しかし兄者はいったいどこに・・」

『   バン   』

「ただいまー弟者!妹者!」

「「あっ?!兄者ぁーー!?」」

「兄者!どうして・・旅にでたんじゃ・・」

「?漏れが?旅に?なにいってんだ」

「!?あっ!ちっちゃい兄者!見るのじゃ!手紙に・・!」

弟者は手紙をよく見てみた。見ると後に文章が書かれていた

『――旅に出ていた友達と会うから数時間家をあけるぞby兄者』

「・・・・こっこれは・・」

「文章をちゃんと読まなかったのじゃ・・」

肩の力がいっきにぬけた

「どうした?旅にでていた友達からのおみやげがいっぱいあるぞ」

「・・・流石だな、兄者・・・」


兄者の家庭教師


「・・・で・・なんで家庭教師が弟者なんだ?」

「しかたがないだろう?家庭教師が急用でこれなくなったんだから」

「だからって・・まぁいい・・さっそくだがここを教えてくれ」

(ってか兄者って学生だったっけ?)

兄者が指を指した

『50÷2=?』

「・・・兄者?これは小学生の問題では?」

「なにを言っている!これは高校生の問題ではないか!」

(ぇえーー!!?ってか兄者って高校生ーー?!)

「どうした?ここを教えてくれ」

「あぁ・・分かったよ・・」

――2時間後――

「これで分かったか?じゃあもう終わりだな」

「ああ!たくさん問題をといたからな!これでテストはバッチリだ」

――テストの日――

「じゃ、逝ってくるからな」

「あぁ・・逝ってらっしゃい・・」

(どうせ悪い点数だろう)


『ガチャ』

兄者が帰ってきた
しかしうつむいていた

(やっぱりだめだったか・・)

「兄者・・元気だs・・」

「弟者!!やったぞ!!ほら!満点だ!」

弟者はおどろきすぎて声が出なかった

「ぇええええ??!!嘘だろぉぉぉぉ???!!!」

「やったぞ!弟者のおかげだ!ありがとう!」

「やはり流石だよ・・兄者・・」

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