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伝説の木 (ゆう)

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匿名ユーザー

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俺の村にはある伝説があった
『ある不思議な木があり、その木は心の優しい人が本当に困ったとき、力を貸してくれる』
そんなどこの村にもありそうな伝説だった
俺はもちろんそんなこと信じてはいなかった


「ギーコ!おはようモナ!」

コイツは俺の友達『モナー』だ

「遅いぞ!いったい何時だと思ってるんだ」

彼は『モララー』俺の友達だ
今日は3人でその伝説の木がある森に逝くことになった

「ココモナ!でっかいモナー!」

モナーははしゃいでいた

「なぁ・・あんまりこの木に近づかないほうがいいぜ・・なんか呪われそうでちょっとなぁ・・」

俺は少し怖かった

「なーんだ!ギコは怖がりだな~!平気だって。もともと伝説なんて嘘に決まってるんだからな」

モララーが言った
それを聞くとなんだか安心した

(俺って単純だな・・)

「わーいモナー♪こんなとこまで上れたモナー♪」

モナーがいつのまにか木に上っていた

「おい・・・!それは流石にやばいぞゴルァ!」

俺は止めたがモララーまで上り始めてしまった

「わーいいながめー ギコも上ってきなよ」

俺はモララーの言葉を聞いていなかった
とんでもないものを見てしまったからだ

「大変だ・・・おい!お前らすぐ逃げろ!森が燃えてるぞゴルァ!!」

俺は叫んだが声が届かなかったらしい

「ギコがなにか言ってるモナ」

「どうしたんだろうね」

二人はのんきに話している
こっちの事態もしらないで

「燃えてるんだよ!!早く逃げろ!!!」

すると突然モナーが木から落ちた

「モナー!!」

それを助けようとモララーも一緒に落ちた

「モナー!モララー!」

二人が落ちたところは運悪く炎の囲いの中だった

「や・・やばいモナァー!!」

モナーが叫んだ
炎はどんどん二人に近づいてくる

「モナー!モララー!」

俺は叫んだ
すると木から声が聞こえてきた

『二人を助けたいか? ならばお前に力をたくそう』

するとギコの手に消火器が現れた

(なんでよりによって消火器・・・・?)

俺はそんなことを思いながら消火器を炎に向かって発射した

『シュワァァァア!!』

結果火は消えた
モナーもモララーも無事だった

(もしかしてあの木が・・・?)

「ギコ!ありがとうモナ!」

「でもなんで消火器なんか持ってたんだ?」

俺は二人に聞かれたが何一つ答えなかった

「これからは少しあの木を大切にしてみっか・・・」


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