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あなたはいじめを止められますか? (( ´∀ )

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
「うっわー!きたねー!」
一人のAAがもう一人のAAに触った…
それだけなのに、もう一人が騒ぎ始める。
周りのみんなもいっせいに笑い出した。
「おい!モナ川君!はやく洗ってきなよ」
もう一人…つまりモナ川は急いで教室から出て行く。
(終わった気がした)

あなたはいじめを止めますか?

いじめられっこ『ガナー』はそう思った。
このクラスでは、
ガナーに触るとバイキンというあだ名がつけられる―――という闇のルールがあった。もちろん先生には内緒である。
「ふぅ…間に合ったかい?モラ君?」
モナ川が帰ってきてからそう言った。
モラはこのいじめの審判役である。
「ブゥー!お前、バイキン決定ッ!」
「そんなぁー!」
モナ川が大袈裟に嘆く。
モナ川は八つ当たりのようにガナーの椅子を蹴飛ばした…

     掃除の時間
「さぁて、机を運ぶか…」
みんなはいっせいに机を運び始めた。
ガナーは今、気絶している。
なぜか…それは5分前の事だ。
『お前が掃除すると汚くなるからやめろ』
と言われた後、殴られ、今に至る。

     放課後
みんなが帰った後、ガナーは自分の机を運ぶ。

「いつもいじめられてるね」
突然、声がした。
ガナーが驚くのも無理はない。
だって、話しかけられたことがなかったから。
「君と、僕は、おなじ者同士だ。友達になんないか?」
声の主はモニ田くん。クラスでは地味な存在。
ガナーはよろこんで友達になった。

それからガナーは、学校に行くのが大好きになった。
新たな発見。
深まる友情。
だが、この幸せは長くは続かなかった…。

ガナーは鼻歌まじりで、学校へ登校する。

階段もスキップで、廊下は早歩きで。
モニ田に会いたかったんだと思う。

教室に入ると、モニ田が机に座っていた。
いつもと変わらない事にガナーはうれしくなっていた。

そして、ガナーがモニ田に話しかけると、
モニ田から信じられない言葉が返ってくる。
「誰?君は?クソ雑巾みたいな奴に気安く話しかけられたくない」

たちまちクラスに笑いが起こる。
「英雄・モニ田に拍手っ!」
そういう事か、ガナーは悟る。
彼は、自分を捨てることで、クラスの人気を手に入れたのだ。
モニ田はガナーを蹴り飛ばすと、
「ありがとう。クソボロカス雑巾さん?」と言った。

ガナーを可哀想と思ってはいけない。
君もいじめられるかもしれないから。
それでも君は、止めてみるかい?

      いじめという差別を

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