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サクラサクキセツ (ゆう)

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匿名ユーザー

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「・・・ん・・朝か・・・」

俺はギコ
ごく普通のAA

今日は友達のモナー、しぃと約束をしていた

「・・・やべぇ!時間がねぇぇぇ!!!」

俺は急いでいつもの場所に向かった
丘の上の桜の木がいつも集合場所になっていた

「すまん!遅れたー!」

「遅いよー ギコ君!」

「いやぁ・・寝坊しちまって・・・;」

「ったくギコは・・毎度のことだ・・もう慣れたよ・・・」

「ははははは で、今日は何だ」

今日の約束はしぃから言ってきたんだ

「え・・と・・ま・・まぁいいや!それよりみんなで遊ぼうよ!」

「おう!そうだな!」

様子が変だな・・・
しぃになにかあったのかな・・・

「何があってもずっと一緒にいような」

モララーが言った

「何だよ突然・・・」

「・・・うん・・・ずっと・・・一緒にいられるといいね・・・」

しぃはそう言ったがやっぱり何か寂しそうだった




数日後 俺はいつものように家でごろごろしていた


『プルルルルプルルルル』


「おっと電話か・・・」

受話器をとった

「はい・・ギコd・・」

「ギコか?!大変なんだよ!」

「モララーか・・・うるっせーな・・・何だよ」

「そんなこといってる場合?!しぃが引っ越すんだってのに!!」

え・・・・?

「しぃが・・・引っ越す・・・?」

「だーっ!もー!今そっち逝くからな!」


『ガチャン! ツー・・・』


嘘だろ・・・しぃが・・・


「ギコー!いるかぁー?!」

「モララー!おい!どういうことだよ!」

「俺だって分かんないよ!とりあえずしぃを探そう!」


っ・・しぃ・・・!どこだ・・・!

「しぃーー!!どこだーっ!」


くそ・・・見つからねぇ・・・!
どこだ・・・しぃは・・どこに・・・

「・・・そうだ・・!あそこ・・・」

丘の桜の木・・もしかしたら・・・


「ハァ・・ハァ・・ハァ・・」

 ! ピンク色のものが見える・・

「しぃ!」

「!ギコ君・・・!!?」

「ハァ・・ハァ・・お前・・何で黙ってたんだよ・・・」

「・・・知っちゃったのかぁ・・・あはは・・ごめんね・・・」

何で笑うんだよ・・・
約束したのに・・

「ずっと一緒にいようって・・約束しただろ!」

「・・・私だって・・みんなと別れたくなかったよ・・・でも・・・」

「どうしても・・・か・・?」

「うん・・・・ごめん・・」


「ギコ!・・・しぃ・・・」

「モララー・・・」

「モララー君・・・」

「しぃ・・・どうしても逝かなきゃならないの・・?」

「・・・ギコ君・・・・モララー君・・・ありがとう・・・でも逝かなくちゃ・・・」

「・・・・いこう・・・ギコ・・・」

「な・・ちょ・・待てモララー!離せ~!!」

「しぃはああ言ってるんだ・・俺らが引き止める権利はない・・・」

「おま・・しぃと別れてもいいってのか?!」

「・・嫌にきまってるだろ!!俺だって・・・しぃと会えないのは嫌だよ!でも・・・もう俺達にできることは・・笑顔で見送ってやることだけだから・・」






ついに・・・・この日が来た・・・

「ギコ・・・いこう・・しぃを見送ってやらなきゃ・・・」

モララーも元気がない・・・

「ギコ君・・・モララー君・・・」


『まもなく列車が出発します お乗りの方は――』


「っ・・・しぃ・・俺らのこと忘れんなよ・・・」

「ありがとう・・・モララー君のこともギコ君のことも忘れないから・・」


   『発射します』


「っ・・・!!しぃ!!またあの桜の木で・・あの桜が咲くころにまた・・会おうな!絶対・・・!!」


「・・・うん・・絶対・・・」

しぃの目から一筋の涙が流れ落ちた


「・・・いっちゃったな・・・また会えるよな・・ギコ・・」

「あぁ・・・必ず・・」


約束したから
またこの サクラサクキセツ にまた会おう と

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