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NIGHTMARE CITY-無限の可能性- 滝。)

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匿名ユーザー

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「ギコ君・・・早く・・・逃げて・・・」


ピンク色のAA、しぃが涙を流しながら言う。


「待ってろしぃ・・・必ず助けに来るからな・・・」


覚醒しようと『境目の谷』から飛び降りる、黄色のAAギコ。


「しぃ・・・なぜあいつを逃がした?」


そして血で染まったような真っ赤な剣を持つ藍色のAAモララー。


「モララー・・・」


「俺らは管理AI。部外者を排除するのが役目だろう?」


「・・・・」


「裏切ったのかしぃ!」


「えぇそうよ・・・」


「では裏切り者には死・・・・だな。だがその前に聞こう。なぜあいつを助けた?」


「・・・・助けてくれる可能性があったからよ。この「悪夢の街」をね・・・」


「フフフ・・・アハハハハ!助けるだって?この「悪夢の街」を!しぃ。君笑わせてくれるなぁ」


「笑ってられるのも今のうちよ。・・・そろそろ時間だわ」


                シュゥゥゥゥ・・・


モララーとしぃの体が消え始めた。


「そうか・・・新しいプログラムへ移動だな。研究者め、この力を抑えられなくなったか」


「じゃぁあっちで会いましょう」


「フ・・・次会った時はお前の最後だ」


                    トプン・・・


2人のAAの姿が完全に消えた。










―ここは新しいプログラムNIGHTMARE CITY-CATASTROPHE-。


「・・・NIGHTMARE CITYより比べ物にならないくらい荒れ果ててるわ・・・。あら?」


路地裏に小さな子供が居た。足を怪我してるようだ。


「大丈夫?僕」


「お姉ちゃん・・・誰?」


「私はしぃよ。足を怪我してるみたいだけど・・・」


「僕逃げてくるときに転んで挫いて歩けないんだ」


「そぅ・・・じゃぁお姉ちゃんが治してあげるね」


しぃが手をかざすと傷がみるみる治っていった。これもAIの力なのだろう。


「ぁ・・・ぁ・・・」


「ほぅら。もう痛くない」


「もしかしてお姉ちゃんAI・・・?」


「・・・・・・・・・」


「うわぁ!AIだ!誰か助けてー!!!」


子供はしぃがAIだと知ると、逃げていった。


「・・・・」


しぃは悲しそうに公園の噴水の所に座った。もう水も何も出てない。





-ビルの屋上-


「>>1さーん・・・もう逃がさないよ・・・」


オレンジのムチを手にしている白い3人のAA。八頭身だ。AIである。


「くっ・・・ここまでか」


黄色の髪の毛で傷だらけなのは>>1さんである。


「最後は八頭身にやられるなんてね・・・」


こっちはおにぎりで上に海苔が付いてるおにぎりだ。


「>>1さん安心してねぇ・・・すぐには逝かせないよ」


「おにぎり君。僕君のこと大好きだったよ」


「僕も>>1さんと遊んでてとても楽しかった」


もう2人は死ぬ覚悟である。


「じゃぁ準備はいいかい?>>1さ~ん」


        「「「ちょっと待ったぁ!」」」


そこにはレモナ、ニダー、ボルジョアの3人が居た


    『『誰だ・・・?』』


8頭身は3人のことを知らないようだ。


「まぁいい。部外者は排除するのみ・・・」


                            ダァン!


鈍い音が響いた。見てみると、8頭身の1人がニダーに倒されていた。


「なっ・・・」


「まぁ待て。あいつが油断してたからやられたのさ。俺たちはあんなヘマしない」


「ぁ・・・あぁそうだな」


1人は一瞬冷静を無くしたようだが、もう1人の言葉で取り戻した。


「油断しないでいけば大丈夫さ」


「そ・・・そうだな」


                           バァン!!


言うが早いか、すぐにうろたえていた8頭身の腹にボルジョアの攻撃が入った。


「お・・・おい!」


問いかけに8頭身は答えなかった。


「て・・・てめェこの野郎!」


最後の1人はムチを無茶苦茶に振り回している。苦し紛れだろうか。


「冷静を完全に失ってるわね!」


レモナはムチ見事に避けて、8頭身のすぐ近くへ行った。


                             ドォン!!!


今までで一番すごい音がした。その勢いで、8頭身は下へ落ちていった。


       「「「排除完了(コンプリート)!!」」」














                         バンバン!


夜の陸橋に、銃声が鳴り響く。


「だめだ・・・全然あたらないよ弟者」


そう話しかけてるのは、青い髪の毛の人間の格好をしている妹者。


「やばいぞ・・・残り弾数が少なくなってきた」


答えてるのは青色のAA弟者。


「ぎりぎりまで引き付けて当てるしかないな」


突然言い出した緑のAA、兄者。この3人は家族らしい。


「ぇ!兄者、それ本気で言ってるの?」


「妹者の言う通りだ兄者!自殺行為だ」


「じゃぁ他に方法はあるのか?」


「・・・・」


「そうね・・・やりましょう」


「妹者までそんな!」


「ここでジッとして殺されるより抵抗したほうがいいわ」


「・・・わかった。やろう」


「アヒャヒャヒャヒャ。そんな物で倒そうと?」


赤いAAのつー。そしてAIでもある。


「倒すんじゃぁない!殺すんだ!」


「ふん・・・面白いこと言ってくれるじゃないモナ」


白いAAであり、AIであるモナー。


「モナー。こいつらの先制攻撃あたしにやらせておくれよ」


「いいモナよ。ただし止めはモナにやらせるモナ」


「OK。お前ら!死ぬ準備はできてるかい!?」


つーの手から、紫をあびた赤い短剣がでてきた。


~続く~

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