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FFAA ANOTHER STORY (フサ犬)

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FFAA ANOTHER STORY

第一話「戦いの幕開け」

世界有数の巨大都市、2ちゃんねるシティ。
ところ狭しと高層ビルが建ち並び、
そのあいだをたくさんのAAが行き来している。
街の中央に位置するセントラルビルは、街で最も大きな高層ビルだ。

午前10時、セントラルビル最上階、総合管理室。

すっきりとした大きな部屋にあるのは、
街の様子をいつでも監視できる多数のモニター。
そしていくつものコンピューターだ。
ちょうどそのとき、オートロックドアが静かに開いた。
この街の最高責任者、ヒロユキだ。
ヒロユキ「おはよう、夜勤くん。今朝もはやいな」
夜勤と呼ばれた帽子をかぶったAAはヒロユキの方を向いた。
夜勤「はい。最近街での犯罪が増加しているみたいなので」
それを聞いたヒロユキは真剣なまなざしで聞き返す。
ヒロユキ「そうか・・一体どんな犯罪だ?」
夜勤「最近ちまたで騒がれている荒らしとかいうテロリストどもが
小規模な爆破テロや強盗みたいですね。担当がヒロユキさんに
伝えたはずですが・・・・」
ヒロユキ「そんな報告は入っていないな・・」
夜勤は申し訳ないという動作をした。
夜勤「すみません。セキュリティレベルをあげているせいか、
みんなあせっちゃって・・・・・」
ヒロユキ「まあ仕方ないか・・」
そう言うとヒロユキはモニターを管理する
自分の指定席に座った。

同時刻、2ちゃんねるシティ郊外、モララーの家。

小さな家の中から、チンチンという音が聞こえる。
モララーがおわんを箸で叩いているのだ。
彼がラーメンを食べるとき、決まってこの音がなる。
その音に合わせて、紫の柔らかなとがった耳は
ピクッピクッと小さく動く。
モララー「一人でラーメン食べるからな」
家には彼しかいない。だが彼はたしかにそう言った。
ちなみに、彼は「~するからな」など自己主張が激しい。
モララー「誰にもあげないからな」
ガチャ。不意に扉が開いた。
さいたま「さいたま~」
とぼけた顔で三人のAAがそう言いながら入ってきた。
彼らはさいたま。さいたま太陽を中心に、右、左という名前の
AA三人で構成されている。
モララーはため息まじりで告げた。
モララー「今日はさいたま~なんてやる暇ないからな」
そのあとモララーは麺のびるし・・と加えた。
大抵、彼らは断られると怒るがそのうち帰ってくれる。
しかし・・・・・。
さいたま「・・・・・べきだ」
顔をモララーに向けず、たしかにそう言った。
モララーは首をかしげる。
次の瞬間、さいたま達は殺気をあらわにし、
大声で怒鳴った。
さいたま「さいたましない者は!!
腹を切って!!死ぬべきだ!!!」
あまりの急展開にモララーは驚きを隠せない。
さいたま「さいたまさいたさいたまさいたま!さいたま~!!」
モララーは昔衝動買いしたハンマーを握りしめて
さいたま達と向き合った。
モララー「そう簡単にはやられないからな!!」

続く

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