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聖剣伝説~神々の遺産~ (カイザー)

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この世のどこかにあると言われる聖剣。
別名”神々の遺産”。
聖剣にはこの世の秩序を変えてしまう程の力があり、
そして、すべてを破壊する力があった・・・。

     第1章   さすらい剣士 ギコ

俺の名はギコ。異名は”バトルマスター”。
ここ、サーバー王国の剣士として働いていた。
いままでミスなしで働いていたのに、今日城を追い出された。
それは、大臣率いる『削除隊』の仕業だったのだ。
先代の王 ヒロユキの死去によってその息子 夜勤が王になった。
しかし、夜勤が幼いことをいいことに大臣がでしゃばり始めたのだ。
ヒロユキに関係ある者はすべて城から大臣が追い出した。
俺はヒロユキから信頼があったという、馬鹿みたいな理由で追い出され、
毎日毎日酒場で酒を飲んでいた。酒を飲めばいやな事から避けられると、
思っていたからだ。
「あ、兄貴!大変ですぜ!今、夜勤王が病死しました!」
おれの子分ちびギコが息を切らしながら俺に叫んだ。
一瞬で酔いが覚め、思わず叫んでしまった。
「な、何!?病死!?」
そして俺は、わかった。大臣が仕掛けたことなのだと。

夜勤の病死から1週間後・・・。
大臣が王位についた。
大臣は貧乏農民からケタ違いの税金を取り立て、
富豪商人からは、裏でワイロを受け取っていた。
しかしはむかう者はすべて処刑され、
夜逃げする者があとを絶たない。
俺は、逃げた。
恐怖から逃げた。
夜の城下町をあとにし、暗闇に溶け込んでいった。



「君が・・・ギコ君?」
俺を呼ぶ声で眼を覚ます。
「誰だ。」
「あ、ごめん。僕の名はホリー。
反サーバー対抗組織ヴァーゴの一応、リーダーです。」
ヴァーゴ・・・たしか、腐りきったサーバーを立て直す組織・・・・。
いつもの俺なら、瞬殺しているところだ。
しかし今の俺には意味のないこと。
「ギコ君。僕達、ヴァーゴには、無駄な戦いは避けたい。
だから、城を直接攻撃する作戦、ウォール作戦を開始したいんだ。
そこで!君の力を借りたい。」
「わからんな。」
「・・・そーだね。いきなり言われても、分からないか。
とりあえず、一回、本部に来てよ。」
俺は、本部に行くことにした。

「みんな、僕だ。ホリーだ。」
「自由。」
「草花。」
「通ってください。」


「・・・という訳なんだ・・。
ギコ君!力を貸してほしい!」
「・・・考えさせてくれ。」
俺は、自分を信じられなかった。
・・・いつか、王が言ってたな。
『いつの時も自分を見失ってはならん。
信じる道を進め!そして悔いを残すな!』
俺は、ヒロユキのサーバー王国を取り戻したい。
よし!決まった。
俺は、悔いを残さないッ!!

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