君も同じ、月を見ているだろうか?
しぃのいない日はとても悲しく、孤独だった。
だから明日、俺は君を探しに行こう。
すべての始まりは昨日の夜だった。
あの日、俺は城の見張りをやっていて・・・
「モララー!どういうことだ!?
なぜお前が俺達に剣を向ける!?」
俺とモナーは剣を向けるモララーに言った。
するとモララーは不気味な笑いをしながら、言った。
「キッキッキ!貴様達のアホずらを見てると、
笑いたくなるよ。あひゃひゃひゃひゃ。」
「答えろ、モララー!」
「ひっひっひ。
俺はなぁ、次元界の住人よ!」
次元界。世界のバランスを崩そうとしているもの。
そして俺達の敵でもあった。
「次元界!?それは俺達の敵じゃないか!」
「それだからアホずらなんなんだよ!
スパイに決まってんだろ!おおっと。時間が過ぎちまった。
じゃあな。あとで何もないこの世界に遊びに来るよ。」
「モララー!親友だと思ってたのにッ!
くそぉぉ!」
俺はモララーにきりつけようとしたが、きりつけなかった。
モララーはここに居た時、1/4しか力を出していなかったのだ。
逆に吹っ飛ばされた。
「ギコ。しぃはもう次元界に送ってある。
へんな動きをした時、あいつはあぼーんだ。」
「な、なんだって?」