モナー小説掲示板ログ保管庫@wiki(´∀`*)

バス男2、燃えよ吉野家 (K★)

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
俺とおにぎりは一晩中、DVDでグレムリンを見た。
翌朝起きたのは、8時だった。俺はサラミソーセージを
切り、レンジで焼いたパンに切ったサラミを乗せて、食べた。
うまいのなんのって、焼けたパンとサラミが結合し、油こくって
美味かった。俺はテレビをリモコンでつけて、朝のワイドショー
を見た。そして、インスタントコーヒーの中に砂糖、2杯入れると
それを一気に飲んだ。その後、俺は服を着替えた。ジーパンに
シャツ、金色のジャンパーだ。そしてアパートの階段を駆け下りて
観光客の送迎用又は自家用車のシトロエンCX2200ディーゼル
に乗り込んだ。このシトロエンは中古車だが、まだ新品同然だ。
エンジンをかけると、クラッチを押し、シトロエンを発進させた。
向かう先はそう、TSUTAYAだ!
TSUTAYAに着いて、シトロエンを駐車場にとめると、店の
前で待った。まだ9時50分なのだ。マルボロの煙草を吸いながら
待っていると、店が開いた。店に入るとビデオを借り始めた。
借りたビデオは「チャイルドプレイ」と「ラストワルツ」だ。
俺は店から出ると、シトロエンに乗って、アパートに戻った。
アパートの駐車場には軽トラが止まってある。ここに引越してきたの
かなと思った。階段を上がると、一人の女が立っていた。
「あっあんたは・・・」
俺はビックリした、なんと昨日、バスで助けた女性だったのだ。
「あっあの時の空手使いさん?」
彼女が言った。
「いや・・・俺はモララーって言う名前だけど」
「そうあたし、レモナよろしくね」
「あの・・・出来れば俺と・・・俺と」
俺は一緒に食事しようと言うのに・・・言葉に出ない。
「俺と・・・吉野家に行きませんか・・・」
やって出た。レモナの返答はあっさりしていた。
「いいわよ」
というわけで、レモナと一緒に近所の吉野家へ歩いていったのだ。
吉野家に入ると、カウンターの席に座った。
「レモナは何にする?」
「あたし、鶏炭火焼丼」
「じゃあ俺は豚丼にするか」
俺は自分の好きな豚丼を店員に頼んだ。すると隣の席から騒ぎ声が聞こえた。
「モギャアモギャモギャギャギャー」
「だから牛丼はないんですって、何回言えばいいんですか」
店員が弁解している。ジャスティスマスターはどうやら吉野家の牛丼が
食べたいらしい。俺たちの前に豚丼と鶏炭火焼丼がやって来て、食べたのだが
ジャスティスマスターがうるさいので、食べる気になれない。そこで俺は席を
立って、ジャスティスマスターのところまで行って、
「ちょっと牛丼がないからって騒ぐのは客の迷惑なんだがね」
「モギャ?」
「吉野家は皆の店なんだぜ、牛丼がメニューの中に無くなったのは
 仕方ないだろ」
ジャスティスマスターは顔を真っ赤にさせた。
「モギャー、モギャモギャー」
「面白い?決闘だって?よし、表に出ろ」
俺とジャスティスマスターは店の外に出た。ジャスティスマスターは
バッグからBBガンのワルサーP38とルガーP08を取り出した。
俺はルガーを手に取る。一方ジャスティスマスターは服を着替えていた。
スーツに長いコート、まるで「男たちの挽歌」のマークのようだった。
二人は5メートルほど離れ、BBガンを上着の中に隠した。そして、
俺がルガーを引き抜いた時、ジャスティスマスターもワルサーを上着から
引き抜き撃つ。俺もためらわず撃つ。BB弾がジャスティスマスターの
胸に当たった。俺はマトリックス避けをしてよけた。
しかし、その弾はクックルの警官の顔に当たったのだ。クックルの顔は
無表情だが目は怒っていた。数分後、もう一人、警官がやって来たのだ。
「それで・・・西部劇のガンマンのつもりで遊んでいたのかね」
「モギャ~モギャギャ」
「違うんだ!牛丼のことでけんかになったんだ、遊びでやったんじゃない!」
「まぁ今回は厳重注意とBBガンを没収と言うことにしておく」
「モギャア!モギャギャギャ」
クックルが一歩前に出た、クックルはジャスティスマスターを睨み付ける。
いわいる無言の圧力ってやつだ。
「モギャ」
ジャスティスマスターは「はい」と言った、俺は店に戻る。そして豚丼を食う。
お支払いはワリカンでなく俺のおごりだ。
レモナとは交差点で別れた。
「あたし、コンビニによるから」
「ああ、じゃあ明日」
こうして彼女との一日目の情事が終った。後はアパートに戻るだけだ。
アパートに戻ると、二人の男が部屋の玄関のドアをドンドンと叩いていた。
俺は一瞬泥棒かと思った、しかしそうではなかった、2歳上の兄貴のドクオと
マララー叔父さんだった。
俺と兄貴は7歳の時に映画館の経営をしている叔父さんに引取られた。
毎日学校から帰ると俺と兄貴は叔父さんの裏商売、密造酒作りを手伝った。
作った密造酒を居酒屋や酒屋に売った。そんなこんなで、俺は高校卒業後
田舎町を出て、今の仕事に就いた。一方、兄貴は面白半分で、テレビ番組
「お笑いスター誕生」に出た、その一発ネタは凄すぎた、それはアニメ
「まんが日本昔話」のエンディング曲に合わせたやつだ、兄貴は「熊の子
見ていたかくれんぼ」のところで服を脱ぎ、カメラと観客に自分のチンコを
見せた、「お尻を出した子一等賞」の場面で汚い尻を観客に見せたのだ。
肛門も見えた。兄貴はその場で逮捕された、今は無職でインターネットの
チャットで知り合った女性に夢中だそうだ。しかし、顔はまだ見たことはない
が、まだあったこともない。叔父さんはと言うと現在、通販で売ってある
タイムマシン欲しさに、危ない商売を始めたそうだ。俺は思うんだが
そのタイムマシンはインチキ商売で叔父さんは騙されているんだと思う。
ちなみに俺の親父の死因はマクドナルドで一日三食、ハンバーガーと
ポテトMサイズ、コカコーラMサイズの食事で肝臓を悪くし、あっさり
他界したのだ。親父は危険な賭けが大好きだった、ゴムでなくミシン糸で
バンジージャンプをするほどの危険な事大好き男だったのだ。

つづく。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー