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《diary》 (喜田浦 瑠菜)

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第1話  Shii’s diary

  私は貧乏神じゃない!
  ・・・裏切られたの・・・?
  ずっと信じていたのに・・・
  私達は小学校の時からの親友じゃなかったの!?
  もう嫌!!あんな言い訳聞きたくなかった・・・

じぃは、衝撃を受けた。
しぃは、よく、日記を書いていたけれど、
ノート丸々1冊が、こんな内容で埋め尽くされていたなんて・・・。
「しぃ・・・、何で隠していたのだ・・・?
辛いことがあったら、いつでも言って欲しいって、
約束したのだ。なのに・・・。」
じぃの目から、涙が溢れ出す。

しぃは、小さい頃から、毎日日記をつけていた。
楽しかったこと、嬉しかったこと・・・
そんな内容を、突然書かなくなったしぃ。
その境の日を、じぃは探した。
「あった!・・・4月20日(水)・・・」


第2話  shock!

じぃは、日記を一通り読み終えた。
「しぃが帰ってきたら問い質すのだ。」
じぃは、そう言って、しぃの部屋を出た。

・・・でもしぃはもう、帰れない状態になっていた。
たまたま点いていたニュース番組が教えてくれた。
しぃは、大勢のAAたちに、耳を、足を、手を・・・eぎ取られていた。
じぃは、泣き崩れていた。
モララーのいる町へ、元気良く出発して行ったのが、
2時間前・・・なのに、今は・・・。
 
誰も居ない朝は初めてだ。
昨夜も、あまり寝ていない。
 
   サクッ

トーストを食べる音って、こんなに大きかったんだ・・・。
もうすぐ7時。『行ってくるね!』
テニスラケットを持って、学校へ行こうとするしぃの声・・・。
聞こえたはずなのに、しぃの姿は・・・無い。
じぃの手元が濡れた。
一滴、二滴・・・・止まらない。
「・・・ご馳走様なのだ。」
沢山残った朝食に見向きもせず、
じぃは、カバンを取りに行った。

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