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ぽろろと―――- (名無世)

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匿名ユーザー

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==出会い==


  ポツン・・・・・ポツン・・・・・
『・・・・アァ・・・・また・・・食べちゃった・・・』
青色のAAが、紅い血の付いた顔を下に向けて泣いていた。

  コツ・・・コツ・・・コツ・・・
誰かが、近づいてきた。
『・・・・だれ?・・・・来ないで・・・・』
  コツ・・・コツ・・・コツ・・・
足音は、青色のAAの近くで止まって、
青色のAAを優しくなでた。
『・・・・・僕が、怖くないの・・・?』
青色のAAが顔を上げて、
近づいてきたAAの顔を見た。
すると、
ヒョイッと青色のAAを抱き上げて、にっこり笑ってこう言った。

「俺の名前は、モララー。お前、俺と殺しやるか?」


=={烏の通り道}==


『・・・・・・・・え・・・?』
青色のAAは、モララーの言葉に少しおどろいた。
すると・・・
「あ・・・悪い、急用ができた。取り敢えず返事はここで聞くから。」
モララーは、そう言うと一枚のメモを渡すと走り去っていった。
『あのっ、ちょっと待って!』
青色のAAが、モララーの後を追いかけたが、分かれ道で見失ってしまった。
青色のAAは、「はぁ・・」とため息を付き、手に握っていたメモを広げた。
そのメモには、
      「  烏の通り道
     
         B-44ブロック  」

『・・・からすの・・・とおりみち・・・』
青色のAAは、その場所に行ったことがあるような気がした。
『B-44ブロックって・・・・・・』
その時だった、
       ・・・ゾクッ・・・
後ろに振り向くと、小さな建物がたたずんでいた。
小さな建物の、小さな看板に、{烏の通り道}と書いてあった。
『ここが烏の通り道・・・・・』
ゴクッと息を呑んだ。
そして、ドアノブに手を置き、
 ・・・・・ギィィィィイイイイイイイイイイイ・・・・・
と、音を立てゆっくりとドアを開けた


==ハシゴ==


青色のAAは、ドアを開けると辺りを見回して、
不安そうに、
『・・・モララー・・・居るかな・・・』
と、言った。

「呼んだ?」
何所からか聞き覚えのある声がした。
青色のAAは、建物の上を見上げた。
黒い服にベットリと血を付けていたモララーだった。
「来てくれたんだね、[ぽろろ]君」
モララーは、クルリと建物から飛び下りて[ぽろろ]と言う名前を口にした。
『・・・!! 何で僕の名前を・・・?』
ぽろろと言うAAは、モララーの顔を見て言った。
「まぁ、そんな細かい事はいいから中に入ろう。」
『細かっ!?』
モララーは、にっこり笑って建物の中に入っていった。
ぽろろは、納得いかない顔でモララーに、付いて行った
建物の中は、地下室に繋がるハシゴだけだった
そしてモララーは、ズンズンとハシゴを下りていった。
しかし、ぽろろは、ハシゴの前で止まっていた。
「・・・・・ん? どうした?」
モララーが、穴から顔をだしてぽろろに聞いた。
『え、あっ何でもない・・・』
ぽろろは、返事を返したがハシゴを下りようとしなかった。
モララーが、ニヤニヤしながらこう言った。
「へぇー、高い所怖いんだww」
ぽろろは、その言葉にカチンときた。
『怖くなんかない!!』
「じゃあ頑張れ」
モララーは、そういうとカツンカツンと音を立ててハシゴを下りていった。


==黒い手==


ぽろろは、ハシゴと睨めっこをして、
五分くらい時間がたってから、ぽろろの顔がしょんぼりした顔になり、
『・・・・っ・・うぁっ・・うわぁぁああああ』
ついに、泣き出してしまった。
「うるせぇぇぇぇええええ!!」
大声と同時に下から、黒い手の様な物がぽろろを掴んで
ハシゴが掛かってある穴に飛び込んだ。
穴の中を凄いスピードで出口に向かうとぽろろを
そこで放した。

ビタァアアアン!!

地下室の中にその音が響き渡った。
「あ・・・やり過ぎたかな・・・」
モララーが頭を掻きながら気絶しているぽろろを
抱き上げ医務室に連れて行った。


==夢の中==


――・・・ンナ・・・・・――

誰?

――・・・ゴメンナ・・・――

何で泣いているの?

――ゴメンナ・・・ぽろろ・・・――

彼方は誰なの?
・・・おとうさん・・・?
おとうさんなの?
おとぅサ・・――

  パチ

『あ・・・れ?ここは・・・?』
ぽろろは、目を覚まして辺りを見た。
「おっ、目ぇ覚ましたか。」
モララーが椅子に腰掛けて、タバコを吹かしていた。
『ここ何所?』
「医務室。」
『(医務室なのにタバコ吸っていいのか?)』
ぽろろは、寝ていたベットの横に伏せてある、
写真たてを見た。
その写真には、モララーと綺麗な女のAAとぽろろと似ている、
青いAAが写っていた。
『この人誰?』
ぽろろが女のAAと子供のAAに指刺して聞いた。
「ん?ああ、助手とその子供。』
『そうなんだ。』
ぽろろが写真たてを直すとベットにもぐった。
「寝るのか?」
『うん』
「じゃぁ風呂入ってくる。」
そう言ってモララーは、部屋を出ていった。
しばらくしてから、ぽろろが起きてボーとしていた。
『モララーまだ帰ってない・・・』
ぽろろは、すこし不安になった。
「モララー様なら仕事です」


==タカラ==


『?』
部屋を見回しても誰もいない。
「アハハハ、上ですよ。」
『え?上!?』
上を向くと天井に蜘蛛の様に、水色のAAが細い糸でぶら下がっていた。
「こんにちは、僕はタカラと言います。貴方は?」
タカラが名のると、
天井から糸を切り離し見事に床に着地した。
『ぽ・・・ぽろろ』
「ぽろろさんですか。よろしk・・・」
  ガコンッ     バキッ
「ぱうぇあ!!!」
天井の板が落ちてきてタカラの頭に当たった。
「・・・クォォォオオオオォォォオオオ・・・・」
『だっ、だいじょうぶ!?』
タカラは、余りにも痛かったのか頭を抱えてその場にうずくまってしまった。
「おっ、タカラなにしてんだ?」
天井の空いた部分から紅いAAが顔をだした。
「『なにしてんだ』だと?」
タカラは、うずくまるのをやめて、
さっきとは大違いの口調と顔をしていた。
「誰のせぇだと思ってんだぁゴルァ・・・」
『(タカラ・・・人格変わってるよぉ~(泣き))』
「ちょっと、どうしたんだよ!?怖いって!!」
ぽろろと紅いAAは泣きそうになった。
「覚悟は出来てるんだろうなぁ・・・」

       チャキッ

タカラは、何所からか大きな斧を取り出した。
「今日はサービスして10枚に卸してやらぁ・・・」
「ヘルプミーーーー!!マジでこの人殺きだぁぁああああ!!!!」
「しねぇぇぇぇええええぇぇぇぇええええええええぇぇぇええええ!!!!!!!!!!」
タカラが襲いかっかた瞬間、
「皆さん、ご飯ですよ・・・」

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