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ウララーの悩み (水城 葉)

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匿名ユーザー

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第一章 プロローグ
戦争とはいつも虚しいもの。
何をしたわけでもない・・・何もしていないのに・・・そう、僕も何もしていないのに戦争にかり出された、何が国のためだ、殺し合うだけの戦争なんて・・・無意味だ・・・・・・
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第二章 友
無意味だ戦争なんて。ん・・・外の方からなにか聞こえる・・・
「おい、本当にこの1405号室に>>1さんがいるのかYO?何もき声ないYO」
誰だ・・・僕のことを探しているのか?
「いるはずなんだけどね・・おーい>>1さーんいるんでしょう?入るよー?」
ん?今の声はおにぎりか?ってことは八頭身もいるのか?
ガチャ
入ってきた・・・
最初に入ってきたおにぎりというAAは入ってくるなり
「お?やっぱりいるじゃないか、八頭身!!」
と叫んだ
「へへ、いたのか?だって何も聞こえないからさぁ-」
後から入ってきた、AAは八頭身というらしい
「それよりさ、御飯もってきたんだけど・・いるよね?いやいや食べなくちゃだめだよ」
と言いながら>>1と呼ばれているAAの横に座った。八頭身も、のそのそ入ってきた
「そういえば>>1さん戦争が始まってから暗くなったね」
当たり前だ戦争が始まってから明るくなるやつなどいるものか。と心の中で叫んだ
「おーい>>1さん?」
「もう、死にたいくらいだ・・・・」
このごろ不思議とこの言葉が出る
「死にたい?だめだよ!死にたいとか言っちゃ!!」
「ん?なに?僕なんか言った?」
「え」
あたりは沈黙におそわれた
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第三章 襲撃
・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・もう遅いから・・」
おにぎりの言葉が妙に響く
「じゃあね>>1さん・・・・・」
八頭身も出ていく、>>1は何も言わなかった、再び部屋には沈黙におそわれた。
その沈黙が続いた、そのとき>>1が立った
そうだ八頭身の部屋に行こう
ちょうどそのとき・・・・・・・・・警報がなった
「敵の軍隊だ!!敵が来たぞ!!全員持ち場につけ!!」
>>1は部屋を出ていった。
戦場にはすでにおにぎりがいた・・・・・
「>>1さーん大丈夫?なんか今日変だったから・・・・」
「大丈夫だよ」
(>>1さんは大丈夫と言ってるが不安が残るな・・・)
「おい!!そこのお前ら!!そこの八頭身と一緒の決死部隊だろ!!なにもたもたしてんだ!!」
「は、はい!!」
なにも言わず二人は歩いていく・・・・・このときにこの二人の運命はもう決まっていたのだろうか。
しばらく行くと八頭身がいるところまでついた、かなり遠くだが銃声も聞こえる。
「あ、いたいたどこにいたの?」
八頭身がこちらに気付いたようだ
タン ドギューン ズダダダダダ
「おっと、敵がここまで来てるらしい。いくよ」
八頭身の口調がはやくなった、焦っているらしい
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第四章 憎しみ
・・・・・・今は何時だ、あれから30分位経ったんだっけな、ここはどこだ、今どこにいるんだ
けっこう経ったぞ・・・銃声は聞こえるがまったく敵の姿はない、決死部隊が聞いてあきれる
>>1、おにぎり、八頭身のチームは皆とは別行動をとっているようだ・・・
「す、少し休もう・・30分歩きっぱなしだ」
>>1が言った
「休もう」
おにぎりが木がもたれかかった
「OK漏れも休もうと思ったところだ・・・・・・ん?」
八頭身がなにかをみつけた
「どうしたんだい?」
「あれだよ、あれ!!」
八頭身が指をさしたた方向には誰かがいた
「敵か・・・・?いや漏れ達の軍服だよ」
「あれはギコじゃないか?そうだよギコだよ!・・・でも、なんであんなふうに棒立ちしてるんだ?」
三人が近寄った、黄色のAAギコは月を見ながら、泣いていた------
「どうしたんだい、ギコ君?」
>>1が訳を聞いた、するとギコは突然叫びだした
「うおおおおおおおおお!!・・・・・・・モ、モナ-が・・・・・モナ-が死んだ・・」
八頭身が驚いた表情をしている、そしてギコは話しをつづけた
「モナ-だけじゃない・・・・モララー・・・・フサ・・・皆死んだ・・・」
「そんな、嘘だろ・・・・」
>>1がぼそっと言った
「嘘じゃない!全部・・全部・・現実なんだよ!!!」
ギコはもうすでに戦闘不能状態だった・・
「最後に一ついいかい?」
八頭身は話を続けた
「今、どこらへんで戦闘が行われているんだ?」
ギコは指を前に出すと
「あっちだ・・・」
とだけ言った、ギコにとってはそれが精一杯の言葉だった
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第五章 死という悲しみ
誰も話さない・・・・・誰も口を開こうとはしない・・・・沈黙の世界
銃声が大きくなった、もうすぐつくんだ。とおもった瞬間道が開けた。
三人が見たのは、地獄絵図のような戦場であった、今も激しい銃撃戦が行われている
「すごい」
>>1が思わず声をだした瞬間、隣にあった木を鉄砲の弾が貫いた。
>>1はっと上を見上げた
(なんだあれは・・・ああバズーカか)
バズーカの弾が>>1をめがけてとんでくる、そのとき、時が止まった
(ああ、そうか、僕は死ぬのか)
そこには自分の死を受け入れている自分がいた、自分でも不思議だった
(そりゃそうだよな・・・・あんなに死にたいとかいってたんだ受け入れられるのも不思議じゃないか、僕はやっと死ぬことができるのか喜ばなくちゃ)
「死ぬ・・・とか・・考えちゃ・・・ダメだよ・・・>>1さん」
「だ、誰だ!?今の声は」
いや自分でも分かっていた声の主ぐらい
その声の主が黒い影になり>>1の前に飛び込んだ
「え?」
と思った瞬間、爆発が起きた
「な、なぜ、なぜ僕なんかのために」
>>1が泣叫ぶ、飛び込んできたのはおにぎりだった
「うう、なんで、なんで僕なんかのために、何でお前が、死ななくちゃ・・・・いけないんだ」
>>1はおにぎりの亡骸を抱いた
「僕は、僕は君に何もしてやれなかった」
悲しんでる>>1に八頭身が声をかける
「>>1さん・・・・おにぎり君は死んだんだ・・・・もう・・」
「だまれ!!貴様が僕のなにが分かるんだ!!僕にとっておにぎり君は最高の友だった・・・・なのにこんなふうに・・・・死ぬなんて」
八頭身の心遣いは逆効果だった。
「>>1さん・・・・・」
二人が黙り込んだ瞬間
「プ、見苦しいね」
「誰だ!!」
と叫びながら振り向いた
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第六章 逃げる
「フーン小隊長!?」
フーンと呼ばれるAAは笑いながら話した
「馬鹿なやつが仲間でよかったなw」
>>1が立ち上がった
「なんだと!?」
「プ、かなり見苦しいね、そんなに八つ当たりすんなよ、お前になにが+.できるってんだよw」
「僕は、僕はこれからおにぎり君の敵討ちに行く!!」
「>>1さん、それはあb」
八頭身が止めに入ったが、フーンは話しを進めた
「フーン、でおにぎりとかいうを殺したやつはどこにいるんだ?」
「分からない・・・・けd」
「無駄死にするきか?破滅級のヴァカだな」
「死んだら死んだでいい!!けどおにぎり君のかたきは絶対にとる!!」
「そんな死んd」
八頭身がなにかをいいかけた、そのときフーンの拳が>>1の顔に直撃した。
「馬鹿め!!貴様は死んだ者の思いが分からんのか!!おにぎりは自分かたきを望んでいるんじゃない!!お前の幸せを望んでいるんだ」
「貴様がおにぎり君をかたるな!!親友を殺された気持ちが貴様に分かるか!!」
押されつつも>>1は対抗した
「ああ、痛い程分かるからいってんだ」
「なにが分かるってんだ」
「俺の最高の友だったネーノとDはもう、すでに死んでる、俺を助けようとしてな」
>>1は思わず声が出てしまった
「え」
「そのネーノが最後に言い残した言葉だ「お願いだ逃げてくれ、そして幸せになってくれ、俺の死を無駄にしないでくれ」とだけ言い残したんだ・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「わかるか?お前のしようとしてる事はおにぎりの死を無駄にしてるんだよ!」
フーンの声が異常に響く
「お前らはここから逃げろ・・・・おにぎりの死を無駄にするな」
「・・・・・・行こう>>1さん」
>>1は何も言わず八頭身についていく。
フーンは上を見上げていった
「ごめんなネーノ、俺はお前の死を無駄にしそうだ、あいつが気に入ったんだ、いいだろ?」
あたりは一時の沈黙につつまれた
「・・・・・フ、ありがとよ、おまえらしいぜ」
と言ってフーンは敵陣の方へ走っていった
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第七章 存在
ガサ ガサ ザッザ ガサ

木々をかき分ける音しかしない無音の世界、ここにいるだけでおかしくなってしまいそうだ、
今までは三人で仲良く時をすごしたが、もう、おにぎりはいない
「なぁ八頭身・・・・・・」
>>1が話しはじめた
「死ぬってどんな事なんだろ」
「・・・・・・・・」
八頭身は何も答えない
「そりゃ、考えてみたこともあったさ、でも、考えれば考えるだけどんどん奈落の底に落ちてくような感じで、なんとも言えなかった・・・こわかった・・・人の死がこわかった」
「・・・・・・ダメだよ、そんな事考えちゃ」
>>1はしゃがみ込んだ、それを見た八頭身は止まった
「おにぎり君にはもう会えないのだろうか」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・死んだ人は、やがて忘れられていくのだろうか、僕はおにぎり君を忘れてしまうのだろうか?忘れるのが怖い、も、もう一緒に暮らせないのだろうか!!そんな世界だったら………s」

バチッ

「>>1さん!!あなたはマダそんなことをいってるのか!!あなたは自分のことしか考えてない!!あなたが幸にならなかったらおにぎり君は幸せになれない!!!わかりますか?」
「………う……………」

ガサ  ガサガサ

なにかの物音がするが>>1達は気付いていない
「やっとみつけたニダ。あのときは変なおにぎり頭が邪魔したが今度はそうはいかないニダ、それにしても馬鹿ニダ、戦場であんなに大声出すなんてwあんな奴等にしてやられるとは、このスーパースナイパーのニダー様の名前が泣くニダ」
そういうなり、言い切りに「ニダ」をつけるAAはバズーカをとりだした
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第八章 二人目の死

「次ははずさないニダ、このRX-78のハイパーバズーカ並みの威力を持つ、このバズーカでしとめてやる」

ズドーン

そのバズーカの弾は>>1と八頭身の間を見事なほど綺麗に抜けて地面に当たった
               が
その爆風により>>1と八頭身はまるで人形のようにふきとばされた
八頭身は木に頭を激しく打った
>>1はすぐに起き上がり八頭身の元に走った
「大丈夫かい八頭身!!?」

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