今から3000年前、この世には五つの国に分かれていた。
それぞれの国には幻魔と言うものが住み着き、その国の平和を守り続けていた。
それから100年の月日がたったある日、その五つの国の一つ、炎の国で大規模な内乱が発生。
これにより炎の国の人々の心に暗い影が落とされ、炎の幻魔は姿を消した。
さらにこの事件が起きた半年後、どこからともなく強大な力を持った軍隊が風の国へ攻め込み、風の国を撃破。
その後、その大軍隊は大地の国、水の国をも撃破し、残りは光の国とだけになった。
そのときの光の国の王女「シャインド・レモナ」は国民全員を国から逃がし、ただ一人光の国に残った。
そして、この戦いは幕を閉じた。
それから2000年後、今じゃその五つの国は一つになり、文明も栄え平和な国となった。
人々の心の中にはもう、あの事件の面影はなかった。
そして、あの事件が起きる。
「おいっモナード!早く起きろ!」
「う~ん、なんだモナ?」
「凄いものを見つけたんだ!古の遺跡で!!」
「……なんだって?!!」
古の遺跡と言う言葉を聞いた瞬間モナードは布団から飛び起きた。
「え?でも古の遺跡って確かもう発掘工事が全て終わってしまって今は何もないんじゃ?」
「それがあったんだよ!!古の遺跡の奥の祭壇に!!」
ギコッズは目の前にモナーがいるのにもかかわらず、大声で叫び続けた。
「ちょっとギコッズはうるさいモナ、静かにするモナ。」
「はいはいスマソスマソ。」
「###…早く行くモナよ!!」
モナードとギコッズは遺跡に急行した。
「…それで何が凄い発見モナか?」
そこにあるのは石柱が数本と巨大な祭壇だけであった。
「ギコッズー何も凄いなんてないモナよ?」
「まぁ見てろって。今から凄いんだから。」
ギコッズはそう言いながら祭壇へ近づいて行き、ポケットから綺麗な指輪を取り出した。
「それ、何モナ?」
「これはな……なんと幻魔がつけていたと言われる伝説の指輪なのだ!!」
「はいはい凄い凄い。」
「フッフッフ、これがただの凄いで終わると思うなよ?モナードく~ん。」
ギコッズが指輪を祭壇の上に載せると突然遺跡に深い霧がたち込みはじめた。
「ギコッズ!これはどういうことモナ!?」
「黙ってみろ!この後が凄いんだ!!」
次の瞬間、祭壇に載っていた指輪が光を放ち始め、やがてその光は六つの光に分かれ、それぞれの所へ向かって行った。
そして、その光が見えなくなると、またいつもの遺跡に戻っていった。
「やっぱ俺の予想通りだったぜ!!」
「予想通りって、ギコッズはこれを試してないモナか?」
「当たり前だろ?こんなの一人じゃ怖くて出来ねーって。」
「でもよくこんなのが起こると分かってたモナね。流石ギコッズだモナ。」
「それはこの指輪のおかげなのだ!!」
ギコッズは指輪を取り、その中の宝石を抜き取った。
「ば、馬鹿モナか!?それは王家に伝わる大事な指輪じゃ・・・」
「まーこの指輪を見てみろって。」
モナードがその指輪をよーく見てみると、何やら祭壇に指輪を載せている絵が描かれている。
「これをモナ達が行ったモナか?」
「そのとーり!」
「それで、これを行うとどうなるモナか?」
「シラネ。」
二人が考えていた時、後ろから声がした。
「それは幻魔の封印をとくための物じゃ無いのかな?」
『は!その声は!??』
ーーーーーー続くーーーーーー
それぞれの国には幻魔と言うものが住み着き、その国の平和を守り続けていた。
それから100年の月日がたったある日、その五つの国の一つ、炎の国で大規模な内乱が発生。
これにより炎の国の人々の心に暗い影が落とされ、炎の幻魔は姿を消した。
さらにこの事件が起きた半年後、どこからともなく強大な力を持った軍隊が風の国へ攻め込み、風の国を撃破。
その後、その大軍隊は大地の国、水の国をも撃破し、残りは光の国とだけになった。
そのときの光の国の王女「シャインド・レモナ」は国民全員を国から逃がし、ただ一人光の国に残った。
そして、この戦いは幕を閉じた。
それから2000年後、今じゃその五つの国は一つになり、文明も栄え平和な国となった。
人々の心の中にはもう、あの事件の面影はなかった。
そして、あの事件が起きる。
「おいっモナード!早く起きろ!」
「う~ん、なんだモナ?」
「凄いものを見つけたんだ!古の遺跡で!!」
「……なんだって?!!」
古の遺跡と言う言葉を聞いた瞬間モナードは布団から飛び起きた。
「え?でも古の遺跡って確かもう発掘工事が全て終わってしまって今は何もないんじゃ?」
「それがあったんだよ!!古の遺跡の奥の祭壇に!!」
ギコッズは目の前にモナーがいるのにもかかわらず、大声で叫び続けた。
「ちょっとギコッズはうるさいモナ、静かにするモナ。」
「はいはいスマソスマソ。」
「###…早く行くモナよ!!」
モナードとギコッズは遺跡に急行した。
「…それで何が凄い発見モナか?」
そこにあるのは石柱が数本と巨大な祭壇だけであった。
「ギコッズー何も凄いなんてないモナよ?」
「まぁ見てろって。今から凄いんだから。」
ギコッズはそう言いながら祭壇へ近づいて行き、ポケットから綺麗な指輪を取り出した。
「それ、何モナ?」
「これはな……なんと幻魔がつけていたと言われる伝説の指輪なのだ!!」
「はいはい凄い凄い。」
「フッフッフ、これがただの凄いで終わると思うなよ?モナードく~ん。」
ギコッズが指輪を祭壇の上に載せると突然遺跡に深い霧がたち込みはじめた。
「ギコッズ!これはどういうことモナ!?」
「黙ってみろ!この後が凄いんだ!!」
次の瞬間、祭壇に載っていた指輪が光を放ち始め、やがてその光は六つの光に分かれ、それぞれの所へ向かって行った。
そして、その光が見えなくなると、またいつもの遺跡に戻っていった。
「やっぱ俺の予想通りだったぜ!!」
「予想通りって、ギコッズはこれを試してないモナか?」
「当たり前だろ?こんなの一人じゃ怖くて出来ねーって。」
「でもよくこんなのが起こると分かってたモナね。流石ギコッズだモナ。」
「それはこの指輪のおかげなのだ!!」
ギコッズは指輪を取り、その中の宝石を抜き取った。
「ば、馬鹿モナか!?それは王家に伝わる大事な指輪じゃ・・・」
「まーこの指輪を見てみろって。」
モナードがその指輪をよーく見てみると、何やら祭壇に指輪を載せている絵が描かれている。
「これをモナ達が行ったモナか?」
「そのとーり!」
「それで、これを行うとどうなるモナか?」
「シラネ。」
二人が考えていた時、後ろから声がした。
「それは幻魔の封印をとくための物じゃ無いのかな?」
『は!その声は!??』
ーーーーーー続くーーーーーー