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いれかわった二人 ◇モナーとモララー◇ (サクラ)

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匿名ユーザー

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ある年の七夕の日の夜、2人のAAが広い草原で空を眺めていた・・・
空に流れ星が1つ流れたと同時に一人のAAが口を開いた。
「今日は流れ星がたくさん見えるモナねー♪」
白色の体で目が細いAAが声を弾ませながらいった。
「でもさ、いくら何でも流れすぎじゃない? モナー」
どうやら彼の名はモナーというらしい。
「綺麗な物ならいくらでも流れてもいいモナよ! モララーはうれしくない
モナ?」
そして、もう一人のAAの名はモララー・・・黄色の体をした黒目のAAだ。
モララーがモナーの問いに静かに答えた。
「別にうれしくないけど・・・」
「流れ星が流れたら願い事が叶うモナよ!?」
「願い事? アホらしい・・」
モララーの言葉を聞いたモナーはさっきより大きな声で
「アホらしくなんかないモナ!! ママンに聞いたモナよ!!」
モララーはあきれた顔をして、モナーにいった。
「モナーはそういう事すぐ信じるんだからな、願い事なんてそんな簡単に
叶うはずないだろ・・・やっぱり自分の努力だよ、もっと現実をみろ」
「うっ・・いいモナよ~、モナは絶対に流れ星にお願いするモナよ~!」
モナーがそういった瞬間、流れ星が流れた。
「あっ! 流れ星モナァ!!」
モナーがそういったあと、今まで本をみていたモララーが空をみて
目をまるくした。
「ちょ・・ちょっとまってよ! 何!? あの流れ星!! どうみたって
普通の星の大きさじゃないだろ!!」
なんとモナー達がみた流れ星は、普通の流れ星の3倍はあったのだ・・・
「じゃあ、願い事が3倍の確率で叶うモナね♪」
「いや、そういう問題じゃ・・」
モララーが言おうとしたその時、目も開けられないほどの光が空をおおった。
「わ~♪ すごいモナー!」
「よく楽しそうにいられるな!! てかなんだよ今日の空・・・
意味わかんねぇ、俺もう帰るからな!!」
「あっ! モララー待ってモナ!!」
モナーがそう言った時は、もうモララーの姿はみえなかった。
「まったく・・怒りっぽいモナねぇ・・・でも、モナはモララーのそういう
ところにあこがれてるモナよ♪ だから、モナの願い事は・・・」

~7月8日 午前7時~
いつも静かなモララーの家、しかし今日は少しちがった・・・
「はあぁ!?」
朝早くからモララーの声が聞こえた、その声はいつものおちついた声では
なかった。
「ど・・どうなってんだよ!」
鏡の前でモララーが叫んでいる・・いや、そこにモララーの姿はなかった、
鏡に映っていたのは、まぎれもなくモナーの姿だった・・・
モララーはしばらく鏡に映った自分をみて、一つため息をついてから自分の
立場に気づいた・・・
「・・モナーになってる・・・」
ショックで意識がもうろうとする中、遠くで何かの音が聞こえた。
プル・・ル・・ル・・・
最初は上手く聞き取れなかったが、だんだん音がはっきりとしてきた。
・・電話だ・・・
モララーは動かない足を引きずり、受話器をとった。
「はい・・もしもし・・モララーで・・」
(あれ・・?)
モララーは自分の声が変化している事に気づいた・・
(嘘・・・声までモナーになってる・・・)
「もしも~し!」
受話器から声が聞こえる、間違いなく自分の声・・
誰かが自分の声で話しかけてくるのだ。
「・・も・・もしかして・・・モナー・・?」
思い通りに動かない口を必死に動かして、それだけいった。
「あれ? モナの声モナ・・という事はモララーモナね!!」
「やっぱり・・モナー・・・」
「わ~♪ すごいモナぁ! モナたちいれかわってるモナよ!!」
モナーの声は弾んでいる・・・
モララーはそんなモナーに腹がたってきた。
「何でそんなに楽しそうにいられるの!?」
「だってモナの願い事叶ったモナぁ♪」
モララーは昨日の事を思い出した・・・
”ちょ・・ちょっとまってよ! 何!? あの流れ星!! どうみたって
普通の星の大きさじゃないだろ!!”
”じゃあ願い事が3倍の確率で叶うモナね♪”
(も・・もしかして・・本当に・・・)
「モララー?」
受話器から自分の声が聞こえる。
モララーは気がおかしくなりそうだった。
「う・・うるさいな!! 黙れ!!」
「あっあっ・・ゴメ」
「どんな願い事したか知らないけどさ!! どうしてくれるの!?」
「あっあの・・」
ガチャン!!
モナーがしゃべる前にモララーは電話を切った。
それから何時間たったのだろう・・・モララーは家にひきこもりっぱなしだ
「あ~あ・・こんな姿じゃ外にでられないよ・・・」
ピーンポーン♪
(だれか来た・・・)
出たくてもでられない、声を出したくてもモナーの声・・・
(だれだろう・・・)
「お~い!! モララーいるかゴルァ!!」
(ギコだ・・・どうしよう・・こんな姿みたらビックリするだろうな・・)
「あっ! モララーいたのか!!」
外からギコの声が聞こえる
(僕がいた・・? まさか・・・)
モララーは気になってドアをすこしあけて外をみてみた・・・
(!・・やっぱり・・・)
外には僕の姿をしたモナーと、何も知らないギコがいた。
「ようモララー、ちょっと頼みごとあるんだけd」
「あ・・あ、ええと・・今日はムリモ・・ム・・ムリなんだ!」
「え、ちょ・・」
「ゴメン!」
モナーはそういって、もうスピードでモララーの家に突っ込んできた・・・!
「えっえっ・・?ちょっと・・」                    ドオォン!
勢いよく突っ込んできたモナーがモララーと激突した・・・
「痛・・てぇ・・!」
モララーが目をあけるとドアの前でモナーが気絶していた。
「う・・う~ん・・頭の中でおにぎりが踊ってるモナぁ・・・」
しばらくしてモナーが目をあけた。
「あっモララーごめんモn」
ゴスッ!
モララーは近くにあったハンマーでモナーの頭を殴った。
「一生気絶してろ!!」
「オンドルゥ二ウラディッタンディスk」
「うるさい! 誰のせいでこんなことになったと思ってるんだ!!」

小1時間後・・・
 
「とりあえず・・・」                                  
モララーがくちを開いた。
「僕とモナーがいれかわったのは、昨日の流れ星のせいだ」
そう

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