+第一話+ ―――― 今、星が悲鳴をあげている。
この星に小さな小さな隕石が
俺の星におちたんだ。
その隕石は、優しかった生き物を
『狂暴化』させてしまうんだ。
だからペットになるほど大人しい生き物が
狂暴化し、人を食らう。
その菌は地球全体を包み込もうとしていた・・・―――――。
そして俺が住んでいるこのアスキー村にも、菌が攻め込んでいた。
「――コ。ギコ。ギーコー!!!」
「うわっ!ビビった。モララー、どうした?」
「悪いけど、ぎゃしゃが森に本を忘れたんだよ。
着いて来てくれないか?」
「いいぜ。暇だし」
モララーは俺の幼馴染。そして大親友。
小さい頃から森に行ったりして、
探検ごっこをやってきた仲だ。
そしてぎゃしゃとは、俺が小さい頃に引っ越してきた
女の子(?)だ。(正式には性別不詳)
いつも「モララー虐殺するよ」と言い続けてここまで来た。
ガサガサ。
「確かここら変でぎゃしゃは寝てたらしいけど・・・」
「これじゃねぇか?『虐殺専門用具店紹介』って書いてあるぞ」
「ぎゃしゃ・・・こんなの読んでるのか??」
そうか、数日前からぎゃしゃが
「フフ。これで今度こそモララーを」って言ってたのはこれか・・・(汗)
「あれ?ギコ。あそこに」 「ん?なんだ?」
「女の子が倒れてる」
―――――運命の歯車が動き出した―――――
=====================================
登場人物紹介 ∧∧
(゚д゚)ギコ この小説の主人公。
正義感が強く、意外と熱血。 ∧∧
(・∀・)モララー ギコの大親友。
お金に関しては細かく、
皆のまとめ役。 +第2話+
「死んでる・・・のか?すごく傷だらけだけど」
「心臓は動いてる。俺の家につれていくか」
なんでこの桃色の子はこんな森に倒れていたんだろう。
ここの森はまだ・・・感染してないはずだけど・・・。
「しっかし包帯の仕方なんて知らないしなー。傷の手当てができない・・・」
小さい傷は、ばんそこうでなんとかしたけど、どうしたらいいんだ?
バン!!
「モララー。僕の本を返して欲しいんだからね!!」
「ぎゃしゃ!返してって・・・俺が探してきてやったんだからな!」
ちょっと待てよ・・・?ぎゃしゃって確か!
「ぎゃしゃ!グッとタイミングだぞ!お前、傷の手当てできるよな?」
「えっ?まぁできないこともないけど。なんでだい?」
「あの子を見たらわかる。桃色の子、傷だらけだろ?
手当てしてやってくれないか?」
「まぁいいけどね。救急箱かして」
「あなた達は誰ですか?」
=====================================
+第3話+ 「え?君起きたの?」
桃色の子はそう言った。 正直、何て説明したら・・・
「斜めってるよ、ギコ。で、僕はぎゃしゃって言うんだ」
「俺はモララーだ。よろしく」
「お、俺はギコって言うけど・・・君は?」
「え?私は・・・一体誰なの?ここはどこ?一体何がおきてるの?」
ヤバい。俺まずい事聞いてしまった。
「や、それを聞きたいのは僕達の方なんだけど」
「そんなこといわれても、わからないんじゃ意味が無いだろ。
この子が可愛そうだぞ」 「なぁ、どう思う?」
「え??どう思う?って言われてもなぁ。ぎゃしゃは?」
「たぶん記憶喪失ってやつじゃない?ショックな事でもあったのかな?」
「きおくそうしつ?それって記憶が無くなるやつ??」
「ううん。無くなるっていうか、忘れるって言うのかな・・・」
記憶喪失か・・・なんか手がかりになるものはないかな??
ん?ペンダントをかけてる。こういうのって裏に名前が・・・
「キター――――――――(゚∀゚)――――――――――!!!!」
「なっ!何だよギコ!驚いただろ!!」
「いやいや、裏になんかあって、「C」ってあるんだ。
これって「しぃ」って事だろ?=名前じゃないのか?」
466日前
FFAA―End of river―(14話完了) (梓(シンと読む。))1286日前
◆第二部◆~PROJECT『DARK CONCENTRATION』~ (ギコ)1337日前
NIGHTMARE CITY (ギコ)1340日前
NIGHTMARE CITY-NEXT STORY- (ギコ)1342日前
FFAA Afterstory (美怜)1349日前
◆第二部◆~PROJECT『DARK CONCENTRATION』~ (ギコ)2061日前
救世主猫ーあらすじ・キャラ紹介ー (NIGHTMARE)/お絵かき掲示板ログ/13006日前
一行ずつ物語を書いていくスレ3914日前
救世主猫ー第二章ーflash編完結ー (night)4494日前
TOP
atwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!
最近アクセスの多かったページランキングです。話題のページを見に行こう!