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~蒼色の国~ (Cisuka)

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匿名ユーザー

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プロローグ


昔世界は一つだったと言われている。だが、市民の反乱で四つの国に分かれた。

朱の国、蒼の国、金の国、地の国。

それらの国では、王がいた。王は政治などを取り仕切る権利があった。

だが、蒼の国で、事件が起こった。

王が殺された。人々は怖がり、その国を出て行ってしまった。

蒼の国はとても綺麗で美しい国だが、ふと跡地しか残らなくなってしまった。

蒼の国は消えたのか?・・人々は恐ろしくなり、忘れようとしていた。

今現在、蒼の国は誰も記憶の中に無い。

蒼の国は本当に忘れ去られたのだろうか・・

ならば、どうして蒼の国はいなくなっただろうか・・

誰も蒼の国の話はする人はいないという・・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


第一章~旅立ちの日~

ここは朱の国、ここで少年と、少女がいた。
少年の名は「ギコ」。青色の猫型AA。だがこれは本名ではない。なぜか?それはギコが拾われたからだ。ギコは空から降ってきた。そこで少女の母親に拾われた。
少女名は「しぃ」ピンク色のギコと同じAA。彼女はどこからか引っ越してきたという。ギコの背中には、羽の模様がついていた。昔からついていたという。
二人はビルの屋上で座りながら話していた。
「くぅぅ~やっぱここはいいなぁ・・」
ギコは寝そべりながら空を見上げた。横を見るとしぃがいた。
「ギコ君ったらw子供みたい」
クスクスと笑いながらギコを見る。しぃの笑顔につられてギコも笑う。
「けど・・空って本当澄すんでいるね・・」
しぃは空を見上げながら話した。目に映る空がとっても綺麗だった。
「ここは安全でいいよね・・」
しぃはポツリと言った。ここの間では戦争が激しかった。だがここ朱の国はとっても安全だった。
「あぁ。ずーっと一緒にいられるしな。」
ギコは起き上がってしぃに手を差し伸べた。しぃはギコの手をとり立ち上がった。
「なぁ、しぃ・・」
ギコが横を見ながら言った。
「あれ・・」
と指を指しながら言った。
「軍隊だ・・」
と同時に
「敵軍隊だぁぁー!逃げろぉぉ!」
ギコとしぃは眼を疑った。 どうして! なぜ?! と・・
「とりあえずあそこに行くぞ!」
とギコがしぃの手をつかんで走り始めた。


ババババババ


と飛行機の音がする・・ ギコはがむしゃらに逃げた。
逃げた場所はトンネルだった。森の奥深くにある秘密の場所だった。
外では物凄い音がした。相手はおそらく、隣国の金の国だろう。
飛行機の音と、走る音・・そして・・悲鳴、恐怖だけだった。
しばらくすると静まり返った。恐る恐る外を見た・・そこには・・


自分の国の滅亡だけだった。

ギコは下に降りた。死体があちこちに転がっている。

もう原型をとどめていないものもあった。

ギコは自分の家に行った・・だが・・

自分の思い出のいっぱいある家は無かった。

あるのは死体だけ。それと人が焼ける匂い・・

しぃは今にも泣きそうだった・・

『俺たちは助かった・・けど・・どうしたらいいんだ・・』

ギコに残ったのは・・悔しさだけだった・・

「そうだ!しぃ!モナーとモララーのところへ行こう!」
「え”?」
モナーとモララーは地の国の住民である。そこはとっても都市で、行くのにそんなに難しくは無かった。

あいつらに言えば分かる!


そう信じてあるだけの荷物を用意し、二人で旅立った。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――


第二章~地の国~


ここは地の国、大都市である。ここは戦争では一回も負けた事が無いぐらい強い国である。だが住民はほとんどが優しい奴である。
「おーいモララー。」
よ、走ってくる白いAAがいた。
彼の名はモナー、性格は優しいが、怒ると怖い。彼の呼んだ相手はモララー。色は紫で、とっても強いが少々悪い所がある。二人はとっても仲がよく、喧嘩もする二人だ。
「どうした、モナー」
モララーがモナーの方を向いて聞いた。モナーは息をすって言った。
「朱の国が絶滅したモナ。だけどギコたちは生きているモナ。」
モララーは驚いた目つきをしてモナー見た。
「それ・・本当か?」
モララーはおそるおそる聞いた。
「本当だモナ。」
モナーは悔しそうに言った。
「けど・・ギコは生きている。」
「そう・・か・・」
モララーは安心したように胸をなでおろす。
二人は城へ行った。
回廊を抜けるそこには隠し部屋があった。
トントンと軽いノックを鳴らす。
「どうぞ・・」
と小さい声が聞こえた。ドアをあけるとそこには銀色の髪の色した女の人がいた。
背は高くほっそりとした美しい女性がいた。
「朱の国が滅亡しました。」
モララーが伝える。女性は目をつぶった。
「いずれそうなる事は知っていました。」
女性は悲しそうに窓の外を眺めていた。
「ルナ様・・しかし、ギコはいずれここへ来るでしょう」
モララーが言うと、ルナはびっくりしてモララーを見た。
「それは本当ですか?」
「はい。」
ルナはほっとして窓のいすに座った。
「彼は覚醒していますか・・?」
「いえ・・。まだのようです。」
「そう。ならいいんです。」
ルナはちょっと微笑んで窓を見た。
「まだ、戦争は続いているのですか?」
「はい。」
「もういいです。おゆ来なさい。」
「はい。」
二人はドアを閉めた。ルナはどこか遠くを見ていた。

「選ばれし 勇者 ソラ その者 世界の扉 開き者 ・・か」
ルナは独り言を言って眠ってしまった。
~ギコ達は・・~

ギコ達は地の国のすぐ前まで来ていた。森を抜けて、草を掻き分け、つかれきった体で・・
「もう少しだしぃ・・」
ギコはそんなことをずーっと言い続けていた。
「うん・・」
しぃは歩きながらギコにぴったりつく。
と、そこへ・・
「がさがさっ」
と、音がした
「誰だ!」
とギコが聞いた・・
「モナだよ。ギコ」
ひょいと顔を出す。
「も・・モナー」
ギコはなんだぁ・・というような顔をして座り込んでしまった。
「話は聞いているモナ。こっちへ来るモナ。」
と言われ、洞窟の中ね入った。
「ここは・・?」
ギコはしぃをおんぶしながら入っていった。
「城の中モナ。モララーが待っている。すぐ行くモナ。」
「あぁ・・」
小走りでギコは奥へと入っていた。
「ぎぃぃ」
と扉を開ける音がする。
「こっちだギコ!」
間の前にはモララーがいた。
「来い。」
と、いわれるとそこには回廊があった。
コツコツと歩く音がする。
「おい。ここに入って平気なのか?」
ギコは心配そうにモララーに聞いた。
「大丈夫だ。あのお方に言えばな。」
というと隠し部屋に行き。扉を開けた。
「こっちへ来なさい。ギコ」
ルナはギコを呼んだ。
とりあえずしぃを寝かすと。
「話は聞いています。あなたはこれからどうするの・・?」
ギコは突然の質問に驚いた。
「えっ?どうするって・・」
ギコは意味が分かっていなかった。
「つまり・・あなたは選ばれし者なのです。」
『選ばれし者ってなんだ・・?」
ギコは疑問に思った。
「な、なぁ・・選ばれし者って・・」
ギコはルナに聞いた。
「今、世界は分かれています。それをつなげる事ができる扉があります。それをあける事ができるのが・・あなたなのです。ギコ。」
ギコは驚いた・・ つまり・・選ばれし者だということなのか・・
ルナはギコにあるものを渡した。
「なんですか・・これ・・」
ギコは眺めながら聞いた。
「いずれ判ることでしょう。それよりあなたは蒼の国へ行きなさい。」
「なんでだ・・?」
「それは・・」
というと・・





バーーーーーーーーーン



「金の国からの襲撃だぁ!」
住民は悲鳴をあげながら逃げている。
「あいつらっ!ちくしょう・・」
ギコは立ち上がって窓を見た。
「俺のせいだ・・俺が・・」
ぎこは思い詰めた顔をして窓を見ている・・
「あなたは自分を悪いと思っているのですか・・なら行きなさい。」
ギコはその言葉道理に外へ出た。



第三章~キーブレード~

ギコが広場に行くとそこはもう戦争だった。
銃の音、戦車の音、そして・・悲鳴と恐怖。
ギコは恐ろしかった。なんでだ・・と・・

「動くな!」

はっと気がつくとそこには金の国の兵士がいた。
「お前の大事な人を殺してもいいのか・・?」
「なっ!しぃっ!!」
そこにはしぃとルナがいた。どうやら見つかったらしい。
「ギコ君・・ごめんねぇ・・」
しぃは泣きそうな顔しながら俺を見ている・・

俺は弱い。

そして無力。

俺が強かったら。

そしたら・・


ギコの頭は無念の思いと、自分の無力さだけが残っていた。
と、声が聞こえた。女の人の声。

『諦めてはいけません。あなたの思いを武器にするのです・・』
「でもどうやって・・」
『私はあなたを見守ります・・』


パァァとギコを光が包む。
ギコの片手には鍵のような剣が握られていた。
『キーブレード・・あなたの武器はこれです!!』
「俺は・・負けない!!」
ギコは兵士に向かってまっすぐに走っていた。
「おらぁぁぁぁ!!!!」
ギコはキーブレードを兵士に突き刺す。兵士は散りのように消えていった。
しぃたちはべちゃっと地面についた。
「大丈夫か?」
ギコはしぃの所へ行くとルナが起きてきた。
「ギコ・・兵士は何万人といるよ・・どうするの?」
ルナは精一杯の力で話していた。
「全部・・倒す!」
ルナはギコを見てふっと笑うとギコの手を握った。
「私はもうじき死ぬだろう・・お前に力をやる・・」
ルナは光になり、キーブレードに吸い込まれた。
「ルナッ!?」
ギコはキーブレードを見た。キーブレードに何かを感じていた。
『いける!!』
ギコは何万人の兵士が向かっているのを確認して飛び出していった。
『ルナ・・ありがとう・・』
ギコの心の中でそういった。
「ファイガ!」
ギコがそういうと兵士が火に包まれた。
ゴ~という音と共に兵士が消えて行く。
「すげぇ・・」
ギコは驚きながら眺めていた。
「ギコッ!!ルナ様は!?」
モララーとモナーが駆けつけてきた。
「すまねぇ・・。」
ギコは下を向きながら悲しそうにキーブレードを見ていた。
「そうか・・お前はこれから蒼の国へいくんだろう?」
モララーがギコに話しかけた。
「俺たちは王様を探しに行かなくてはならない。一緒に・・いかないか?」
ギコは嬉しそうに・・
「あぁ!」
と微笑んだ。
「王様って誰?」
ギコがモララーに聞いた。
「この国の王さ、とっても強い、やさしい王様だったのだがいなくなってしまったのさ。それ以来・・戦争が多くこの世界で異変が起きている。」
ギコは成る程~・・というような顔をして聞いていた。
「だから探しに行くのさ。世界を救うためにな。」
モララーは空を見上げていた。
ギコはルナのいった言葉が頭に入ってきた。


『あなたがやるのです・・』





ギコは決心した。



俺が救うと

第四章~しぃの秘密~


ギコたちは、蒼の国に向かうことにした。まずどこにあるかを探すことだった。調べた結果金の国をどうしても通らなくてはならないらしい。ギコたちはとりあえず行くことにした。
「・・にしても・・どうすんのさ、俺ら。」
ギコが心配ながらモララーに聞いた。
「とりあえず俺らの国を襲ったやつらは金の国の末端だから金の国は知らないだろう。」
モララーはにっこりしながら説明をした。
「あれが末端なのかぁ!?多すぎだろう・・」
ギコはため息をついて気力がまったくなくなってしまった。
「金の国は帝国だからなぁ・・権力がすごいんだよ。」
モララーは道の先を見ながらギコに説明をしている。
「あれ?あそこが金の国?」
しぃが指を刺す方向には・・大都市があった。
「あそこは~っと・・」
モナーが地図を開きながら見ると・・
「ロディオン都市というらしいモナ。」
モナーが地図を閉じると再び歩き始めた。
「一応金の国の土地だからな。気をつけろ。」
「わかった」
全員が頷くと再び歩き始めた。街の手前まで来る。
「とりあえず解散しよう。」
「わかったモナ。」
「OK!」
「はい。」
三人が答えるとモララーが掛け声を上げる。
「散!」
四人はすっと煙がたち街の中へ入っていった。
~モナー~

モナーは街道をてくてくと歩いていた。
「えっとまず宿を取らなくてはならないモナ。」
すると近くにあった宿に寄る。
「四人で泊まりたいんですけど・・」
モナーが予約をしていると・・
「あれっ?モナーじゃん。」
モララーがひょいと現れてきた。
「えっ?モララー?」
モナーはびっくりしてモララーに聞いた。
「どうしてここに?」
「いちおう休みたくてな。」
「あっ予約キャンセルで。」
モナーはモララーのとった部屋に入っていった。
~ギコとしぃ~

ギコはモナーと同じく街道を歩いていた。
「しぃが喜びそうな物ってなんだぁ・・?」
ギコはどうやらしぃのプレゼントを探していたらしい。
「あっここがいいな!」
ギコが入った店はアクセリー店だった。
入るとそこには・・
「あれ?ギコ君!どうしてここに?」
しぃがいた。
「えっ・・いやぁ・・俺に似合うアクセサリーを・・」
ギコはなんとかごまかそうとしていた。
そこであるものが眼についた。
「しぃ。これお前に似合うな。」
それは杖型のネックレスだった。
「そぉ?じゃあギコ君これちょーだい!」
「お前キャラ変わっているぞ;;」
いちおうしぃに買ってあげた。
「可愛いね。」
「あぁ。」
二人の時間がとっても短く感じた。すると・・
ギコの方にぽんっとたたく音がした。
「こっちに来い。」
ギコはいわれるまま倉庫らしき物へ連れて行かれた。
「おいっなんだよ!」
ギコはしぃを背中のうしろで待機させる。
「お前、朱の国の者だろう。」
男はギコの過去を知っていた。
「だからなんだ?」
「お前を・・殺しにきたのさ。」
男は大きな銃を前に構えた。

ガチャ

と音がする。

「俺は負けねぇよ!」
ギコはキーブレードを出した。
しぃはそれを見ていることしかできなかった・・
『私も何かできれば・・足手まといは嫌。』

ギコは男と戦っている。

自分は何にも・・できない。

すると



パァァンッ


と銃声の音がする。
「ギコ君!!」
ギコの肩に銃弾が当たる。

「グァァッ・・」

ドシャっとギコが倒れる。

「ウグッ・・っ・・」

ギコは肩を手で押さえながら立とうとする。
「お前は終わりだ。」

カチャ

と音がする。


「やめてぇぇ!!」

しぃが叫んだそのとき、しぃのネックレスが光った。

「なんだ!?」
「しぃっ!?」

二人はしぃを見る。

しぃの片手には青色の杖が握られている。

一番上には青色の玉がきらきらと光っている。

「まさか・・セイヴザクイーン+!?」
男が叫んでいる。
しぃは杖を振り下ろす。

「もう足手まといは嫌!『サンダー!!』」

男は悲鳴を上げることはなく、消えていった。

「しぃ・・お前・・」
「ギコ君!大丈夫?」
しぃがギコに近寄る。
「お前・・それ・・」
ギコがしぃの杖を指す。
「分からない。いきなりでてきたの・・ギコ君が心配で・・」
しぃは泣きながらギコの肩を握り締める。ギコは微笑んで倉庫を出て行った。



第五章~裏切り者~


モララーは裏町へと出ていた。裏町のBARで誰かと待ち合わせしているらしい。カウンターでまっていると、一人の男が来た。

「よう。ゼアノート。」

モララーは黒いマントを着た男を呼んだ。

「モララーか・・何の用だ。」

男は厳しそうな顔をしてモララーを見た。

「まぁまぁ、そうつれなくするなって。とっておきの情報がはいったからよぉ。」

男はモララーの隣に座る。

「とっておきの情報?」

男は不思議そうにモララーを見た。

「あぁ。ⅩⅢ機関にとって大事な情報。」

モララーはロックを飲みながら話した。

「お前らは本物になれるぞ。これが成功したらな。」

男は信用していない顔つきでモララーの話を聞いている。

「キーブレードのギコいるだろう?あいつが鍵さ。あいつの力でお前たちはキングダムハーツになれる。」

「その話は本物か?」

「あぁ。間違いない。とりあえず王様を殺さなきゃならねぇな。」

モララーは微笑んでどこか遠くを見ていた。

「王様というと・・アンセムか?」

「あぁ・・とりあえずソラからリクを人質にすればいいだろう。」

「リクか・・あいつはどこにいる?」

「しぃの中だ。封印されているとか・・」

男は、BARを後にした。

「なんだよ・・帰るのか?」

「あぁ・・このことをⅩⅢ機関に伝える・・」

「そうか・・じゃあな。」

男はドアを開けてでていった。

「ふっ、ⅩⅢ機関はすごいからな。誰にも負けないからな。」

モララーは適当に金を払って出て行った。

けど、モララーの顔はどこか悲しそうだった。

~モナー~

一方モナーは、また街道をふらふらしていた。

買い物をしているようだ。

「はぁ~みんなどこ行ったモナ・・。ギコたちは帰ってこないし、モララーはどこか出かけたし・・。モナの事はなぁーんにも心配してくれないし・・」

モナーはふてくされているようで頬を膨らませていた。

「にしても・・なんかギコとしぃちゃんラヴラヴだなー・・いいなぁ・。」

モナーは空を見上げている。眼に映る空はどことなく寂しそうだった。

モナーは宿に着くと夕食に準備をし始めた。

「ただいま。」

モララーが帰ってくる。モララーはどこか楽しそうだった。

「モララーなんかいいことあったモナ?」

「あぁ。とっても・・。」

「フゥ~ン。教えてモナ!」

「駄目。これは俺とあいつ等だけの秘密だからな。」

「・・。 そう。」

モララーは満月を見ている。表情はとても嬉しそう。けど・・なにかが裏にある。モナーにはそう感じていた。


「ただいま・・」

ギコとしぃが帰ってきた。

ギコは深傷を負っていた。

「うぐぅ・・。」

ギコはその場にぐしゃりと倒れてうめき声を上げている。

「ギコッ!はやく病院へ・・」

モララーはそれを黙ってみているだけ。

その眼には殺意がありそうな気がした。

「おい。ギコ・・。」

モララーがいすから立ってギコに紅い剣を出した。

「一緒に来てもらおうか・・。」

モララーの剣はギコの首に突きつけられている。

ギコは疑いの目でモララーは見ているだけ。

「なん・・・だと・・ ?」

「だから一緒に来い。お前をあそこに連れて行くんだよ。」

モララーの言葉は誰にも理解できていない。

よく意味がわからなかったのだ。

「どういうことモナ!?」

「俺はお前たちのことをずっと裏切っていたんだよ。」

モナーは悲しくなった。

いつも一緒にいたモララーが裏切っていたんだと・・

「ギコ君をどうするつもりなの?!」

しぃはギコをずっと抱えている。

「さぁてねぇ?たぶん・・扉を開けさせると思うよ?」

モララーは笑いながらしぃに答えた。

「俺ははな。お前たちがうざかったんだよ。」

モララーの言葉は心に突き刺さる言葉だった。

「『仲間』なぞ必要ないんだ!そんなのがあるから世界は戦争起こすんだ!」

モララーは親を軍隊に殺された記憶がある。

右手のてを握り締めながら。うつむいている。

「モラ・・ラー。」

ギコは精一杯の力でかんばっている。

ギコは今にも死にそうだった。

体から汗が出ている。

手は動かせない状態。

もはや何にもできないほどだった。

「モララーが・・そうゆうんだったら・・モナは・・モララーを倒す!!」

「ほぉ~。お前がそんなにやる気だったら相手しようか。」

モナーはギコの前にたった。

「じゃぁ合図出すぜ・・3・・2・・1」



パリーーーン


ガラスが割れる音がした。

二人は街へと出ていた。

第六章~戦い~

モナーは街のビルを走りながらモララーの所へと向かっている。

モナーの武器は白く光っていた。大剣だった。

大剣を抱えながら向かってゆく。

モララーは笑いながらモナーの攻撃をかわす。

「やめろぉ!俺がいけばいいんだろぉ?!」

ギコは窓に寄りかかり叫んでいる。

「そうだけど?だからなに?」

モララーはギコの方を向いている。

「もらったモナァァ!!」

モナーがモララーを斬ろうとした・・だが・・

「そんなことわかっていたさ。」

モナーの肩に剣を置く。

すると紅い光線が剣から出てきている。

「グァァァ!!」

モナーは痛そうに肩を抱える

「モナーっっ!!」

ギコは叫んでいた。

「弱いね。大体君は弱いのになんで僕と一緒なんだろう?」

「うぐぅ・・。」

「無様だね。」

モララーはモナーを見ている。

笑いながら・・・・・・・・


「モララーっ!あなたどうゆう神経しているのよ!?」

しぃがロッド(いつもの杖です;;)を抱えて

モララーのところへ行く。

しぃはロッドをモララーに向ける。

「サンダー!!」


バチチチチ


と言う音と共にモララーの周りに雷が落ちる。

モララーは確実に当たっている・・しかし・・

「こんなの・・効かないな!!」


剣で振り払う。雷はしぃの方向へと向かっている。

「きゃぁ!」

けどあったたのはしぃではなく・・


ギコだった・・


「ギ・・ギコ君・・。」


「くそっ。」


ギコはキーブレードで何とか攻撃を避わす。

「ははは。面白いやぁ!あははは。」

するとモララーの後ろで影が動く。

「油断禁物モナ。」

ばっとモララーの背中から血があふれ出す。


「グァァァッッ・・」

するとモララーの背中に種が植え付けられていた。

「なんだあれ!?」

すると後ろで声がした。

「種ですよ。ソラ様。」

女の声がした。黒いマントをかぶっているが確実に女だとわかった。

「種?!なんだよそれ?」

ギコが振り向くと女は答えた。

「悪魔の種です。」

「なんだそりゃぁ?」

「自分以外の人格が生まれます。」

「じゃぁ・・今のモララーは・・。」

しぃはモララーを見た

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