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嘘が本当になるように (カルピス)

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匿名ユーザー

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俺はギコ。ある一つのスレを荒らしてしまった・・・・
というより荒らし扱いされた。・・・ギコと名乗る偽者が出てな・・・・
俺は名前を変えてこのスレを出るようにした。そう。嘘の名前を使って。でもいつか・・・・嘘が本当になるように・・・このスレに戻って来たい・・・・
歩いているうちにあるスレについた。何だこのスレは・・・・?荒れすぎではないのか・・・・そこらじゅうに死体が転がってる・・・・しかもしぃの死体ばかり。よく見ると看板みたいなものがあった。・・・・”しぃ虐殺スレ”・・?

1しぃとの出会い

「ア!!AAガイル!!タスケテ!!!シ・・シィィィ!!!」
「助けを求めるなんて卑怯だよぉ・・・?さっさと死ね!!」

虐殺モナー・・・?ここはしぃスレなのに?虐殺モナーはしぃを持っていた剣で切り裂き蹴り飛ばした。・・・・・酷いな・・・・こんなこと・・・本当にするなんて・・・・・

「何だお前は・・・?名前は何だ」
「俺は・・・ギコル。」
「ギコルか・・・。ここはしぃ虐殺スレ。お前も虐殺に来たのか?ならばこのしぃを切り刻め。そうしないとお前も殺す。」
「なっ・・・・すまねぇ・・しぃ・・・」
「シニタクナイ・・・・イヤダ・・・」
「さっさとやれ!!!!!!」

目をつぶって思いっきり剣を振り下ろした。何回も何回も振り下ろした。
すまねぇ・・・しぃ!・・・

「よくやった。ほら!次行くぞ!」
「・・・・・」

殺されたくはない。命令に従うしかないのか・・・・
手についた血を眺めながら殺したしぃの事を考えていた。

「どうした?そんなにしぃの血が嫌なのか?ハンカチを貸そうか?」
「いや・・・いい・・」

早くこのスレを出たい・・こんな悲しいスレ・・・
と思った瞬間大きな音がした。

「な・・・何事だ!!」
「大変です!!一匹のしぃが基地にむかって銃を撃ちました!基地がくずれていきます!!」
「そいつを殺せ!!」

基地を破壊する・・・?そうか、そうしたら虐殺モナーたちも困るな・・・・まてよ・・?基地を破壊したしぃが危ない・・・??・・・俺には関係ねぇか・・・・俺と同じ年くらいのしぃだな・・・

「シィタチニハ・・・イ・・キ・・ル・・・・ケンリ・・・ガ・・アル・・・」
「よく喋る!!!さっさとくたばれ!!!」
「シィィィィ!!」

虐殺モナーの一人がしぃを力強く蹴った。基地を破壊したしぃのお母さんらしきしぃが泣きながら見ている。お母さんしぃにむかって虐殺モナーは石を投げた。見事に命中し、お母さんしぃは顔から血を流し、その場に倒れた。
俺には・・関係ねぇよな・・・・そうだ・・俺には関係ないと思って前のスレを荒らしたんじゃないか・・・・

「おい!!ギコル!!お前もこのしぃたちを殺せ!!」
「・・・そんな事するか!!お前らを殺してやる!!しぃたちが何をしたっていうんだ!!!」
「なんだと・・・?こいつも殺せ!!!」

あーぁ。言っちゃよ俺。虐殺モナーがこっちに向かって銃を撃った。もう死んじゃうのかな?
と思ったらお母さんしぃが俺をかばった。

「アナタハ・・・イイAA・・・・ドウカ・・ワタシノシィヲ・・・ミンナヲ・・・マモッテ・・・・」
「・・・・すまねぇ・・・俺のせいで・・・」
「イインデス・・・コレヲツカッテ・・・・ギャクサツモナーヲ・・・・」

お母さんしぃが一つの剣を出した。俺は受け取り、虐殺モナーたちを一人一人殺していった。全員殺してお母さんしぃの子供のしぃのところへ行った。まだ息はしている。

「・・アリ・・ガ・・トウ・・・・・・」
「なんてこたぁねぇよ!それより傷の手当をしてやるからじっとしてろよ」
「ワタシノオカアサン・・シンダノ・・?」
「・・・・・」

俺は黙って薬箱を出して傷薬を塗ってやった。しぃは泣いていたが俺はずっと黙っていた。どうすることも出来なかった・・・・・

「おい・・しぃ。俺と一緒に旅しねぇか?」
「タビ・・?」
「あぁ。そうだ。色々な景色が見れるぜ。」
「シィ・・・ジャマニナラナイ?」
「あぁ。もちろん!」
「アリガトウ・・・」
「アナタノナマエハ?」
「ギコル。」

それから毎日虐殺モナーをずっと殺し続けた。しぃたちが自由になれるように。でも最近は虐殺モナーいないな・・・もう全員死んだのかな。

「ギコル!ウシロ!」
「!!!????」

虐殺モナーだ・・・チッ・・・まだいやがったのか・・・だがこれで最期の一人らしい。こいつを殺せば・・しぃたちは自由だ・・・・
俺は剣を取ろうとしたが相手は身構える前に襲い掛かってきた。

「死ね!!」
「なんだ・・こんな攻撃・・・弱いな」
「なっ・・・」

動きが遅いなぁ・・バッカじゃねぇの?それで虐殺モナーか?
さて・・そろそろ殺してやるか。

「じゃぁ逝ってらっしゃい」
「いやだ・・・死にたくない・・・」
「・・・・・」

どうしよう・・死にたくないって・・・でも・・・こいつが死ななきゃしぃたちが・・・

「バーカ隙あり♪」
「ぐぁっ・・・」
「ギコル!」

クソ・・・罠か・・・・背中が・・・でも・・こんなとこで負けてたまるか・・!!

「うぉぉぉぉ!!!!」
「な・・・っ・・・ぐぁぁぁぁ!!!!!」

殺した。全員殺した。これでしぃたちは自由だ・・・・
しぃが駆け寄ってきた。隠れてたほかのしぃもうじゃうじゃ出てきた。

「オニイチャンアリガトウ」
「スゴイ!!カッコイイ!」

いつまでもこのスレでいたかったが立ち止まってられない・・・俺が荒らしたスレから追手がくるかもしれないしな。

「じゃぁ・・しぃ。行くぞ」
「ウン!」

最期に俺はこのスレの看板を立て替えた。『平和しぃスレ』
背中の傷はほっといてまた歩き始めた。

2帰る場所

平和でにぎやかなスレだな・・・おぉ・・あんな所に・・!!!

「チクショォ・・・なんて良い液晶画面なんだ・・・・持って帰りてぇ・・」
「ギコル・・w」

ん・・・?持って帰る・・・帰る・・か。俺には帰る場所なんてあるのか?あのスレに戻ったって捕まえられて殺されるだけだしな・・・・平和しぃスレに戻ったら・・・逃げるなんて卑怯だしなぁ・・・・

「ドウシタノ?」
「いや。なんでもねぇ」

とりあえず今は今だ。俺にはしぃがいる。それだけで十分だ。

「あぁ!!???何だとぉぉ????」
「やめてモナ!!兄貴!!」

喧嘩か・・にしても激しい喧嘩だな・・・・

「二ダー兄貴!やめてよモナ!」
「黙れ!!モナー!!」
「すみませんすみませんすみませんすみません」
「弟者がんばれ!」

二ダーというAAは斧を振り回し叫んで暴れていた。一方弟者というAAは何回も土下座していた。
しょうがねぇな・・止めてやるか・・

「おい。やめろよ・・弱いものいz・・」
「黙れニダ!!じゃぁお前が変わりになれニダ!」
「ぎゃぁ!!蹴ったな!!!」
「少年!スマン!!おい!!クソ兄者!!!!」
「弟者・・時にもちつk・・・」
「罪を俺になすりつけやがってぇぇぇぇ!!!」

ぐぇぇぇ・・・・この二ダーっつーおっさんつえぇ・・・・
しぃが心配そうに見てる・・・あのクソしぃ・・・何故俺を助けない・・・

「やめてモナァァ・・・」
「るっせぇ!!!」
「ぎゃ!!!」

モナーが蹴られた。壁にぶつかりその場に倒れこんだとおもったら・・・

「クソやろ!!!おい!!止めてやってんのに何やってんだこのクソ兄貴!」
「え・・?モナー・・?」
「???」

全く理解できない・・・モナー・・・あんまり無視されると怒るのか・・・
ぐぇっ・・・背中蹴られた・・・傷口が・・・・ぐぇぇぇ・・・
俺は倒れた。

「オーノー!少年!兄者!そこのしぃを頼む!俺は少年を助ける!」
「OK!」

目がさめた。ここは兄者と弟者の家らしい・・・

「気がついたか。少年。」
「あ・・俺少年じゃなくてギコルね・・」
「うむ。」
「あぁ・・・そういえば助かったよ。」
「それはこっちのセリフ♪助けてくれてありが・・」
「うぜぇよ!このクソ兄者!反省してこい!」
「ガーーン」
「あ・・俺少年じゃなくてギコルね・・」

兄者はへなへなと外へ出てありったけの水を頭にかけた。
・・・このスレおもいしろいな・・・・特にこの兄弟w

「ちなみに俺と兄者あわせて」
「流石兄弟!!」
「兄者は黙って水ひっかけてろ」
「・・・・」

兄者は寒そうに何回も水をかけていた。しぃは笑っていた。

「そういえば・・・ギコル・・お前何かスレ荒らしのギコに似てるな・・・」
「・・・・いや、人違いだよ。」
「そうか・・・」

もうこんなところにまで噂が・・・・

「ギコが荒らしたスレは今かなりの大騒ぎになってるらしい」
「え?」
「モララーと名乗るAAが暴れだしてな・・・」
「・・・・大変だな・・・」

助けに行かないと・・でも俺が戻ったら・・・
俺の帰る場所はあのスレなのに・・・戻ったら・・・今さらだけど何で偽者なんかが・・
そういえばあのスレの名前なんだったけ。あー・・・平和スレか・・・戻りたいな・・平和スレ・・・・モララーを倒さなきゃ・・・でも・・・でも・・・

「さっきからどうしたんだギコル、頭抱えて悩んで・・・」
「いや・・・ちょっとおやつのプリンを思い出して・・・」

言い訳は得意だ。・・・何故だかな。
ちょっと変な言い訳しか思いつかないけど・・・

「次のところへ行くぞしぃ。」
「ウン」
「じゃぁな。また会おうぜ」

さようなら・・・流石兄弟・・・・二ダー・・モナー・・・・

3「見たな」

このスレ・・暗いなぁ・・・・しかも墓だらけだし・・・って何だありゃ?墓の後ろに火が浮いてらー・・・・ん?え!!あれって・・・・・

「ひぎゃぁぁlfにjffvぎ!!!!」
「ギャァァジjギ;cjフ!!!!」

しぃも驚きやがった・・・しぃの驚き方すげぇな・・・・
と思ったらしぃが俺にしがみついて身動きが出来ず逃げられなくなった。

「アヒャヒャヒャヒャ!!オドロキスギwwwアヒャヒャ!!」
「誰だお前は!!本気でビックリしたぞ!!!」
「オレハツー。オマエハダレダ!!」
「俺はギコル。こっちがしぃ」

つーというAAは包丁を振り回して笑い続けていた。・・・こんにゃろぉ・・・
が、そこらへんの草がざわざわ音を立て始めた。

「オヤオヤ・・・・テキガキタヨウダゼェェ!!!!」
「なっ・・!?」
「誰だお前ら・・?まぁいい。誰であろうとここに入ったやつらは・・全員コロス。」
「オイ!ギコル!ブキモッテルカ?」
「あぁ。剣なら持ってるぞ。」
「シィ!コレツカエ!」
「アリガトウ!」
「おっと・・・自己紹介が遅れたな・・・俺はフサ。右側からしぃ、ギコル、つーだな」

何故俺らの名前を・・・?あ、そうか。さっき自己紹介してたもんな・・。
つーがナイフを持ってフサに飛び掛ったが、サッと避けこっちに向かってきた。

「こっちに来るんじゃねぇ!!!」
「あぁ・・?うぜぇよ!!!」
「なんだとコラァッ!!!」
「あぁ!!????」

何だよコイツ!!むかつく!!ムキィィィ!!!
つーがポカーンとしてみてたが、その後ゲラゲラ笑い始めた。しぃはつーの隣いてじっと見ていた。

「大体なんだよその武器!プッ・・・wそんなへなちょこな剣より俺の剣みろよ!」
「んだとぉ!!なんだよその剣!!どうせ店でも10円ぐらいで売ってあるだろうな!」
「はぁ!!??お前の剣は1円だ!!」
「じゃぁお前の剣は0.00001円だ!!!!」
「ハイハイ!!ウゼェヨバカヤロウドモ!!!!!」

つーが頭をぶん殴った。痛い・・・・たんこぶできたじゃねぇか・・・
フサも苦しんでいる。よほど痛かったんだろうな・・・・

「あぁ・・・すまなかった・・・ちょっと落ち着いたよ。お前らいいやつらだな。今日休む場所無いだろ?見たところ旅してみたいだし。俺んち来いよ」
「オレハイエグライアル!!!ジャァナ!!」
「じゃぁな!つー!」
「マタアエルカモナ」

つーは消え去った。フサは家まで俺らを案内した。
フサっていい奴だな・・・・・しぃは晩飯を食べた後パタリと寝てしまった。
俺は布団に入ったが中々眠れない。2時間ぐらいたったら、フサが急にパタリと起き上がり、布団から出て外へいった。トイレにしては長すぎる。3時間くらいしたらフサは帰ってきてそのまま寝た。
流石にどこへいったなどは聞けなかった。

「今日は嵐になりそうだな。今日も泊まるか?」
「あぁ。悪いな。」

今日の夜も同じだった。流石に怪しくなり、俺は後をつけた。嵐だったから風と雨が襲い掛かる。よれよれ歩きながら、フサの後を追った。・・・ここは・・・?墓場か・・?墓の後ろに隠れ、遠くまで来たので休んでいた。
・・・後ろから音がした・・・なんだこの音・・・・?

        かりかりかりかりかり

かりかり・・・・?

        かりかりかりかりかり

後ろを見た。・・・・フサが墓を掘っては骨を中からだし、かじっていた。
思わず俺はうっと声をあげてしまった。そのとたんフサがこっちに気づいて

           「見たな」

といった。それは・・・生きているAAとは思えないほどの目つきに、白い顔だった。
俺は悲鳴をあげ、走って逃げた。しぃのところへ行くと、しぃをかかえてとっさにこのスレから逃げ出した。
フサはスレの出口の門からじっと見てたが、また墓へ戻り、かりかりかりとは音をたて、骨をかじりはじめた。
一生に一度の怖い体験だった。しぃが起きた。

「ドウシタノ?」
「いや・・・なんでもねぇ。嵐の中だけど出発するぞ」
「ウン」

フサは一体なんだったのだろうか。AA・・・・または・・・・
フサの正体はみなさんのご想像にお任せします。
でも・・・・・スレの出口の門から出たとき・・・フサは・・・確かに・・少しだけ笑っていた・・・・・
俺は後ろを振り返り、大声で言った。

「フサーーーー!!じゃぁなぁぁぁぁ!!!とめてくれてありがとよ!!!!元気でな!」

返事は返ってこない。かりかりかりと音を出すだけ。だが、かすかに・・・

「また遊びにこいよな」

と声がした。
俺は安心して、また歩き出した。

4翼の伝説

このスレは全員本を読んでるな・・・しかも分厚い本・・・・
一人のAAがこっちに向かって歩いてきた。本を読んでいて分からなかったのかな。ぶつかってしまった。

「すみません・・・」
「あ、いいんだよ。」

ぶつかったAAは足早にその場を立ち去り、市立図書館と思われるところへ向かった。
何か本を読みたくなったので後をついていくことにした。のん気だな。俺。

「ナンだこの本・・・・”翼の伝説”・・・?」

興味があるので読んでみることにした。しぃもロマンチックな本を読んでいる。

「その島には春が来て夏が過ぎ、秋が遊びに来て、冬が来ました。
島の住人は全て二枚の翼が生えています。
翼を使い、優雅に宙を舞い、すぎてゆく時間と戯れていた。
ところが・・・・ある邪悪な翼のAAが生まれた。
羽は全部で6つ。生まれてすぐなのに泣いてない。
そのAAの親たちは気持ち悪くなって捨ててしまった。
数年立った夏の事・・・邪悪な翼のAAが戻ってきた。邪悪なAAは親を殺し、一人残された弟をさらっていった。
邪悪なAAは弟の記憶を消し、偽の記憶を植えつけた。しかも弟の翼を封印し、島へ戻り、島のAAを弟と一緒に全員殺した。
邪悪なAAは弟のAAを殺したところだけ記憶を消し、弟と一緒に暮らした。
が、弟は一人で旅立ち、ある一つのスレで幸せに暮らした。」

長ったらしい・・・・でも・・・最期のページを見ているとこの本は1000年前に購入したというハンコが打ってあった。1000年前なのに何故こんなに新品なのだろう・・・・?しかも所々消してある・・・
俺はこの本を借りる事にした。また続きを読むか・・・
宿に泊まり、また読み始めた。
・・・・・読めない・・・・何か・・・・消されている・・・?
こんな新品な本が・・・・ここだけ真っ黒になってる・・・・・・

「うあっっっ・・・・!!!」

激しい頭痛に襲われた。
声がする・・・・・?

「僕のかわいい弟・・・・僕のところへおいで・・・さみしいんだ・・・平和スレに・・・おいで・・・・・」

平和スレ!?・・・・・・・俺に兄なんかいねぇぞ!!!!!

「僕が記憶を消したんだもの・・・」

何・・・・・?

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