イヤダ・・・ コワイ・・・
タスケテ・・・ クルシイ・・・・
ダシテ・・・ココカラダシテ・・・・
俺はギコ
わけあって山奥にすんでいる
「さぁてと・・・今日の夕飯でもとってくるか・・」
飯をとりに森へ向かった
『ガサガサ』
「！熊か？！ 猪か？！」
俺は短剣を構えた
『バッ』
今だ！
「でぇぇぇい！！！！！」
？！
でてきたのは熊でもなく猪でもなく
ピンク色の少女だった
「いや・・・こないで・・タスケテ・・・」
その娘はひどくおびえていた
「お・・・おい・・大丈夫か？」
「！？あ・・・・」
そのまま彼女は気を失ってしまった
「いたぞ！おいお前！その娘を今すぐ渡せ！」
？！兵士・・・っぽい格好してるな・・・
「な・・なんなんだゴルァ！」
「いいからはやく渡せ！さもなくば・・・」
ちっ・・・
「何がなんだかわからねーが・・女の子をいじめるのはよくねぇぜっ・・！」
『ドガッ』
強烈な蹴りを入れてやった
「こ・・こいつ・・！」
剣をもって飛び掛ってきた
「おっと・・・っぶねぇな・・」
『ドゴッ』 『バキッ』
「ふぅ・・・しっかし何なんだ・・・とりあえずつれてくか・・」
俺はとりあえずその娘をウチへ連れて行くことにした
「う・・・・」
「お、気がついたみたいだな」
「あ・・・貴方・・誰・・・？」
その娘は今だにおびえていた
「えーと・・・俺は・・ギコだ・・君は誰？」
「あ・・・私は・・その・・」
？言いたくないのか
「まぁとりあえず飯でも食って元気だせ 今用意すっから」
俺は肉を焼こうと火をつけた
「！！嫌・・・やめて・・・こないで・・」
「あ！ご、ごめん！」
やっぱり何か変だ・・・
それにあの兵士みたいなのに追われていたのは・・・
「なぁ・・・あの兵士はなんだ 君追われてたみたいだけど」
「王家・・・」
王家・・・？
「王家って・・・・」
『バン！』
「見つけたぞ！」
！！？
