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NIGHTMARECITY(悪夢の日々)

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
この物語は有名なFLASH(NIGHTMARECITY)を自分でアレンジした作品ですのでFLASHと異なる点がいくつかあります。NIGHTMARECITYをしらない方は一度FLASHを見てから読むことをおすすめします。                              悪夢の日々第1章               ピピピ・・ピピピ・・ピピ・・カチッ・・・「ギコそろそろ起きなさい」「後5分だけ」「学校に遅刻するわよ」「・・・忘れてた」 彼の名はギコ、どこにでもいる普通の中学2年生「やべー無遅刻無欠席狙ってるのに」ギコは学校めがけて走り出した「ふー危なかったぜ」何とか間に合い教室のドアを開けた瞬間クラスのみんながギコに注目した ギコは赤面しながらも自分の席に座った「あっギコモナ」彼の名はモナー、ギコの友達で語尾にモナを付けてしゃべる「いつも早いのに今日は遅かったな」彼の名はフサギコみんなからはフサと呼ばれギコとは親友、人より毛が多い「ああ、かーちゃんに起こされなかったらアウトだったぜ」「ギコくん遅いんだからな」彼の名はモララ、ギコの友達、語尾にだからなを付けてしゃべる、、みんながモラと呼ぶので自分でもそう呼んでいる「はーい皆さん席について」先生が来てもこのクラスはにぎやかである「明日から夏休みに入るので楽しんでください」朝の会も終わり終業式で学校は終わる「おい明日からみんなでキャンプ行こうぜ」「それはいいモナ」「俺も行くぜ」「モラも行くんだからな」「あとは流石兄弟でも誘うか」「楽しくなりそうだな」「なになにキャンプ?私も連れてってよ」彼女は、つー つーは活発で男勝りな性格の女の子「いいぜ」終業式も終わり通知票をもらい帰宅した。「流石ん家寄ってくか」「そうだな」ギコとフサは家が近いのでよく一緒に帰っている ピンポーン ガチャ 「おおよくきたなギコ、フサまあ上がれや」彼の名は兄者、中学3年だがあまり学校には来ない、パソコンで萌え画像の収集を趣味とするいわゆるオタク、スポーツが苦手だが勉強全般を得意とする「おじゃましまーす」「兄者、客か?」彼の名前は弟者、兄に似てオタクだがスポーツ万能。「明日からキャンプ行くんだけどくる?」「どうする兄者」「弟者は行きたいのか?お前が行くなら俺も行く」「久しぶりに外で遊ぶか」「決まりだな」「飲み物持ってきたのじゃ」彼女の名は妹者、兄に比べたらだいぶまともである。小学6年生「そうだ、妹者お前もキャンプ行くか?」「行きたいんのじゃ」「ギコ、妹者もいいか?」「ああ大歓迎だ」「じゃあまた明日な」しかしギコは何か嫌な予感をしていた。しかし自分から言い出したので誰にもいえなかった。                                                                 悪魔の日々第2章    キャンプ場はモナーの家の近くでテントやいろいろな物もモナーな家から借りている。ちなみにモナーの家は研究所でいろいろな実験をしている。「みんな遅いモナ」「しかし穴場だよなここ、近くに川もあるし」「さっそくテントをはるんだからな」みんな張り切ってテントを張っている「テント張るのも楽じゃないな~」「なんだなんだテントは腰を使って張るんだよ ここは俺にまかっせてバケツに水をくんできてくれ今、つー達がいるから」「重いのじゃ~」妹者もがんばって水をくんでいる「妹者無理するなよ」ヒョイ つーが妹者の水も持った「ウワーつーさんすごいのじゃ」「なーに軽い軽い」「ただいまー」「すっげーつーちゃん一人で二つも持って来やがった」フサが感心しながら言った。「なーフサ今何時だ?」ギコが空を見上げ聞いた。「11時23分」「昼のだよな?」「当たり前だろ何言ってんだ」ギコは無言で空を指指した「何だあれ」ギコが指さしたとき太陽が黒くなっていた「あれは日食モナ。太陽と月が重なって出来る現象モナ」「でも以上に早いんだからな」「言われてみれば確かに早いモナ」「研究所に行ってみようぜ」そういって全員モナーの家に入った「おお、いいところにきた今大変なことになっとる」「日食モナ?」「ああそうじゃ、私が発明したNIGHTMARECITYに異常が起こったのじゃ」「なんだNIGHTMARECITYって」「お父さんが開発したもう一つの世界モナ」「NIGHTMARECITYに異常が起こればこちらの世界にも異常が起こるその逆にこちらが異常ならばあちらも同じ」「どうすればいいんだ?」「あちらの世界に行き異常を起こしている原因を見つけて解決してくれ 君たち行ってくれるか?」みんなで顔を見合わせ「このままじゃキャンプも楽しくないし行くか?」「おーーー」「ありがとう。ではこのカプセルに入ってくれ」「わくわくするんだかな」「みんな聞こえるか向こうの世界でもし死んだりしたら戻れなくなるからきおつけてな」「エッ」「聞いてねーぞーー」ギコが叫ぶと同時に強烈な光が差した「たくっめちゃくちゃな」ギコはそう言うと立ち上がった「ここがもう一つの世界・・・なんじゃこりゃー」ギコの大きな声でみんなが起きた「どうした?」みんなあぜんとしたなんとみんなの体が猫になっているギコは黄色く尻尾の長い猫、フサは茶色い毛がモサモサした猫、兄者は緑色の猫 弟者は青い猫 妹者はそのまま「つーとモナーとモララがいないぞ」 確かに三人の姿が見あたらない「仕方がない歩くか」みんな兄者の指示に従った。するとピンク色の猫がうずくまっていった「どうした?どこか痛いのか?」「違うの」「声からして女の子だよな?」ギコは心の中でそう思い「俺はギコ、君は?」「私はしぃ」「しぃ、俺たちと一緒に来ないか?」「いいの?」「ああ大歓迎だ、そういえばしぃは一人なのか?」「私、友達いないの」しぃは寂しそうに言った「なら俺が友達1号だ」ギコは満面の笑いを見せた「本当・・ありがとう」しぃは照れくさそうに言った「みんなに紹介するから来いよ」「うん」ギコとしぃはみんなのいるところまで走って行った。「紹介するね、茶色い猫はフサ、緑色の猫は兄者、青い猫は弟者、この小さい女の子が妹者」「よろしくお願いします」「ギコ誰だこの子は?彼女か?」ギコとしぃは赤面しながら「フサ冷やかすなよ彼女はしぃ、一人でいたから連れてきた」「よろしくなしぃ」「よろしく」「よろしくなのじゃ」「ところでギコ、つーちゃん達は見つかったか?」フサがあせりながら言った「いや」・・・「ちょっといいですか?」「何だ、しぃ」「私、数分前に三つの大きい光があのビルの屋上に上がるの見たよ、もしかしたら探してる人かも」「本当か?とりあえず分かれて探そう」そういってギコは2つのグループに分けた(ギコ・しぃ・フサ)(流石3兄弟)ギコ達は西 、流石兄弟は南に分かれた「何かあれば携帯に電話する」そういってみんな分かれた                                                                                                 悪魔の日々第3章               「しかしどこいったんだろあいつら?しぃこのビルか?」「うん、けどもういないみたい」「あそこに橋があるからいったんこの町から出てみようぜ」そういってギコ達が橋の中間ぐらいまで来たとき「うぉぉぉぉ!」モララ、つーが降ってきた。着地した反動でコンクリートは砕けた「モララ、つーどこ行ってたんだよ?探したんだぜ」ギコが手をさしのべるとモララが持っていた赤い大剣でギコに斬りかかった「何すんだ」 ジリリジリリ「フサだ」「兄者だ、いきなりモナーに襲われた。いったいどうなってんだ」「兄者分かったぞ3人とも操られている」「さすがだ弟者」「聞こえたなフサ決して3人とも殺すんじゃないぞ。俺たちもがんばるから」ガチャ 「ギコそいつら操られている」「なんだって!」「どっかに操るための機械があるはずだそれを潰せ」「そんな無茶苦茶な」モララもつーも容赦なく攻撃している「つーちゃん、こっちだ」「ニガサナイヨ」つーはフサを追いかけていった。「ギコ君怖い」「大丈夫だ必ず俺が守るから」そう言い残し橋のてっぺんにモララを誘いこんだ「ここならしぃに被害は無いだろ。しかし操ってる機械かどこにあるんだ?」モララはギコの一瞬の隙をついてギコを切り刻んだ。モララがにやりと笑うとギコは下の川に落ちた「何で俺がこんなめに、このまま沈んでいけば楽になるだろうか」ギコが諦めかけたそのとき、どこからか声がした「本当にこのままでいいのか?」「誰だ?」「もし、お前がこのまま死ぬならそれは運命。しかし残されたしぃはどうなる?」「しぃ、あいつを守りたい、しかし、もう力が出ない」「もしお前が運命に逆らうのなら力を授けよう」ギコは目を開き冷たい川の底を力一杯蹴った「ギコ君ごめんね 私をかばおうとして」しぃは泣きながらギコに謝った「しぃーー」 「聞こえる!!ギコ君の声」「何を馬鹿なあいつは確かにこのモララさまが殺した。次はお前の番だ!」「まてーーー」ギコが川から飛び出してきた「ギコ君!!」ギコは片手に水の剣を持ってモララに立ち向かった「モララ目をさませ!!」「何度やっても同じ事」「私には彼らの戦いを見守ることしか出来ないの」しぃは自分の無力さに悔しくてたまらなかった。そのときしぃの両手に光が集まってきた「何?力がみなぎってくる」するとその光は弓矢に変わった「これで私も戦える」しぃはそう思いモララを見た。するとモララの背中に3センチほどの機械が張り付いているのを見つけた。「あれがモララ君を操ってる機械?」「少しはがんばるじゃないか、しかしいつまでもつかな」モララは容赦なくギコに襲いかかる「くそ目がかすんできやがった」そのとき「グハァ」モララの動きが止まった「どうしたんだ?」「私がモララ君の機械を潰したの」「しぃ、お前スッゲーなどの辺にその機械付いてたんだ」「背中に付いてた」 ガバ、モララが起きた「ここどこ?黄色い猫がいる!!僕の名前を呼んでいる」ギコがモララに駆け寄り今までの事を全て説明した。「とゆうことは・・・」川に映る自分の姿を見てモララは叫んだ「何でモラも猫になってるんだ~?」モララは紫色の猫になっていた「まっかわいいからいっか」・・・「相変わらずの性格だな」モララがしぃのところに駆け寄って「僕、モララ、よろしく」「私は、しぃよろしくねモララ君」「モラでいいよ」「モラは元に戻った。そっちはどうだフサ」「結構、厳しいぜ」「背中に機械があった、たぶんつーも同じだ」「わかっ・・・・」ツーツーツー「フサ!フサー」「つーちゃん頼むから元に戻ってくれ」「オマエヲコロシテアノヒトニホメテモラウ」つーが赤く光る短剣をフサめがけて投げた。フサはなんとかよけた「あぶねー」「チッ、シブトイヤツ」その時つーの上に飾られていた看板がつーめがけて落ちてきた「つーちゃん危ない」ガッシャーン「イテテ!オマエナンデアタシヲカバッタ」「怪我・・無い・つー・ちゃ・ん」フサはつーを守り看板の下敷きになっていた「バカカオマエ」「俺・つーちゃ・んの・ことが・・前から・好き・・だったん・だ」「オマエホントウニバカダヨ」つーのホホに涙が流れた「おーいフサー」ギコ達が駆けつけた「フサーー」そこにはつーに抱かれぐったりしているフサがいた「ワタシヲカバッテ・・」ギコはそっとつーの機械を外した「とにかくそこのビルに入ろう」ギコはフサを背負って近くのビルに入った「ラッキー病院じゃん」「誰かいませんか~?」病院は怖いぐらいシーンとしていた「誰もいないんだからな」「私応急処置ぐらいなら出来る」しぃが言ってギコはほっとした。「頼むフサを助けてくれ」しぃはうなずき手術室へ入った「モラ君手伝って」「あい」「アタシノセイデ、フサガ、フサガ」「つー心配するなしぃが必ず助けてくれる」「フサガアタシノコト、スキッテイッテクレタ、ナノニアタシハ、ヒドイコトヲシテシマッタ」つーは泣きながら何度もフサに謝った。ガラガラ手術室のドアが開きしぃとモララが出てきた「フサどうだった?」やけに二人ともぐったりしてる「モラ、フサは、フサはどうなんだ」「・・・フサは・・・たいしたこと無かったんだからな」ギコとつーは安心した「何で二人ともぐったるしてんだよ?」「ここの病院ねアルコールがこぼれて手術室がとても臭かったの。そしたらモラ君が気分を悪くしてそのうち私まで気分が悪くなってぐったりしてるの」ギコは久しぶりに笑った「うるせーー」フサが手術室から飛び出してきた。そしてつーの顔を見て赤面した。「つーちゃん無事だったんだ」フサガ照れくさそうに言った。つーは泣きながらフサのところまで駆け寄った「アリガトウ、フサ」「つーちゃん」「トコロデソコノピンクノコダレ?」「私はしぃ、よろしく」「アタシハ、ツーヨロシク」「ところでつーは何で片言なんだ?」「ネコニナッテカラキバガハエテシャベリニクインダヨ」とりあえず二人は元に戻ったな                    悪魔の日々第4章              ギコ達は流石兄弟のところへ向かった。「兄者、何か良い作戦は無いのか?このままでは我らが殺されてしまうぞ」 「すまん弟者、何も思いつかない」「弾も残りわずかなのじゃ」 「こいつら弱いモナー、すぐ楽にしてやるモナー」「待てーーー」 「誰モナ?」「弟者、助っ人が来たぞ」モナーめがけて赤い短剣が飛んできた 「つーちゃんそれ当たったら死んじゃうよ」「ダイジョウブ、チャントネラッテルカラ」「モナーすまない、お前のためだ、ちょっと痛いが我慢しろよ」そう言うとギコは水の剣、モララは赤い大剣、つーは赤い短剣、しぃは弓矢を持ちモナーを囲んだ「何で?こいつら武器持ってるの?ちょっと痛いじゃすまないよ。下手したら死んじゃうよ・・・俺も武器探しに行こ」そう言ってフサは武器屋に行った「これいいな、いや、こっちもいいぞ、これに決めた」そう言ってフサは日本刀を二本もって店から出てくるとモナーはおびえていた「どうしたんだ?」「何か急におびえだした」「モラ何でか分かるんだからな」モララが自信満々に言った「あのねみんなでモナーを囲んだときモナー、後ずさりしながらビルにぶつかったよね、その時に機械壊れたんだからな、それに気が付かなかったから、みんなモナーを殺しそうな勢いでにらんだでしょ?だからモナーはおびえてたんだからな」「こいつ、もしかして恐がりか?」「誰もお前を殺さないぞ」ギコがモナーに優しく言った「ほんともなー」モナーは立ち上がり、ギコと二人で話に行った。「でもつーのあの目は本当に怖かったんだからな」「モラ、チョットコイ」そう言うとつーはモララをビル裏まで連れて行った。数分後みんなでビルの中に戻り話し合った「こいつらを操ったのがこの町に起こった異常だな。お前ら何も覚えてないのか」三人は顔を見合わせ首を横に振った「そうか・・クソ振り出しに戻っちまった」「この町はね元々大勢の人がいたのしかし突然、破壊神と名乗る黒猫がこの町にやって来て人々を猫に変えてそして、殺したの」しぃが突然話し出した「じゃあしぃは人間だったのか?」しぃはうなずいた。その時、ズドーン 「何だ何だ」みんなあわてて外に出た「やはりまだ生き残りがいたか」そこには真っ黒の猫がいた「こいつが破壊神?」「違うこいつは手下よ」「何だお前ら機械が潰れて記憶が戻ったのか?せっかく俺様が付けてやったのに」そう言うと黒猫は刀を出し襲いかかってきた。「行くぞみんな」モララが斬りかかると黒猫はそれを防いだ「そんなものでは破壊神様には勝てんぞ「隙あり」フサが後ろから斬りかかった「卑怯な」 ドサ 「命を賭けた勝負に卑怯もクソもあるか」「その通りだ」「誰だ?」「私は破壊神この世界の神だ」「お前がこの町を滅茶苦茶にしたモナー」「そうだ」「そんな神様いないのじゃ」「お前を倒せばこの町から出られる」「私を倒す?面白い冗談だ」「冗談じゃねー」ギコは破壊神に斬りかかった「あまいな」破壊神は黒い大剣で防いだ「アンタモアマイヨ」つーが破壊神目掛けて短剣を投げた。破壊神はそれも避けた。「こいつ強い」「みんなあそこまで走って」しぃが指さしたのは砂漠だった。みんなは一目散に砂漠へ向かった。「逃がさないよ」破壊神はギコ達を追いかけた「あいつ起きかけて来やがる」するとしぃがが立ち止まった「早く行こうぜ」「今までありがとう。私はこれ以上行けないわ」「何で?」ギコがしぃに近寄ろうとした時「来ないでー」しぃがそう言うと地面から大きな壁が出てきた「しぃー」ギコは何度もしぃの名前を叫んだ「早く行きなさい」しぃの声は震えていた。するとギコ達が立っていた地面がだんだん消えていった。「やばいモナー」ギコ達は落ちた 「ちっ、こいつ仲間を逃がしやがった。しかし、貴様はここで死んでもらうぜ」そう言って、しぃに斬りかかると「私はもう逃げない」そう言ってしぃは弓矢を破壊神目掛けて放った「何!!」しぃの放った弓矢が破壊神の肩に刺さった「チクショウこいつ・・油断した」そう言い残すと破壊神は逃げた                 悪夢の日々第5章                    「ギコ起きろ」 バシッ 「やっと起きたか」「叩くこと無いだろ」「何だここ」「兄者達は狭間の世界と呼んでいる」「狭間の世界?」「現実世界とNIGHTMARECITYの狭間だそうだ」「何だ、あの二つの門は?」「片方が現実に戻る門、片方はNIGHTMARECITYに戻る門だ」「ギコ、どっちに行くモナー」 「決まってるだろ」みんなが顔を見合わせほっとした「戻るんだよNIGHTMARECITYに」みんながあぜんとした「ギコ何言ってるのか分かってるのか?」「俺はしぃを助けに行く、あいつと約束したんだ。必ず俺が守るって」みんなが沈黙した「エライ」つーが沈黙を破って言った「アンタエライネ、イチドシタヤクソクヲイノチニカエテマモル。アタシモギコニツイテクヨ」「つーちゃんが行くなら俺も行くぜ」「フサ、ありがとう」「何言ってんだ。俺たち親友だろ」「モラも行くー」「モナーも」「兄者どうする」「しまった、あそこにパソコン忘れた。取りに戻るか」「素直じゃないな、パソコンは元々持ってきてないだろ。兄者が行くなら俺も行く」「兄者、弟者」「妹者も行くのじゃ」「みんなありがとう」ギコはそう言ってみんな門をくぐった「帰ってきたモナー」あまり変わってないな「手分けしてしぃを探そう」ギコはそう言って走り出した「ありゃ、しぃに惚れてるな」「フサ、余計なこと言わず俺たちも探そう」「ああ」そう言ってみんな、しぃを探した 町には破壊神の手下が数人いた。ギコは町中走りしぃを見つけようとした。フサ・つー・モララは川沿いを探した。兄者・弟者・妹者・モナーは橋の方を探した「しぃどこだー」ギコは何度も叫びながら町中探した。するとしぃは枯れ木の下に座っていた「しぃー」 「ギコ君?・・・なぜ戻ってきたの」 「約束しただろ、俺は何があってもしぃを守る」「バカ」しぃは嬉しそうに言った。一方、兄者達は橋で敵と戦っていた。「この先にはギコがいる。なるべく時間を稼ぐぞ」「モナー、その武器では遠距離は無理だ。これを使え」兄者はそう言ってピストルを渡した。「兄者敵が来たぞ」「ありったけの弾を撃てー」そう言ってみんなありったけの弾を撃った。しかし、敵は全て避け持っていた短剣を投げた。「クッ」兄者・弟者・妹者に短剣が刺さった。カチャッ カチャッ「弾が切れたモナ」 「死ねー」手下が斬りかかった時、ダーン 「まだ弾はあるのじゃ」妹者は手下の額目掛けて撃った。 手下の額に風穴が空いた。 手下の後ろからもう一人の手下が斬りかかって来た。「もらった」 妹者は恐怖のあまりしゃがみ込んだ。 キーン 刀と刀がぶつかる音がした。 「フサさん」「妹者、危ないところだったな」「ちっ助けが来やがった」そう言って手下は逃げていった。「待てー」フサはそれを追いかけて行った。「読みが甘かったな」手下は短剣をフサ目掛けて投げた。「クッ」フサの左肩に刺さりフサは追うのをやめた。「チクショウ、俺としたことが、あれは、ギコとしぃじゃないか」フサはギコの元へ向かい怒鳴った「みんな戦っているんだぞ」しぃはションボリした「ごめんなさい・・・」「しぃ」ギコは心配そうに、しぃに語りかけた。「来る」しぃは突然立って光を両腕に集め弓矢を作った。ギコが暗闇をジッと見ると、そこには破壊神がいた。「今度は逃がさない」破壊神はそう言ってすごい勢いでこちらに向かってきた。しぃは弓矢を放つも全て避けられた。ギコも水の剣を作り破壊神に斬りかかった。「貴様を倒しこの世界そしてお前の世界を征服する」「そんな事はさせない。ここでお前を倒す」その瞬間お互いに間合いを取りビルを駆け上り空中戦になった。お互い次の一瞬で決めるつもりらしい。「くらえー」ギコはありったけの力で破壊神に斬りかかった。「それは幻影だ」「しまった」「ウォー」ギコは地面に叩きつけられた「死ねー」破壊神はギコ目掛けて大剣を投げた。「もうだめだ」ギコはそう言って目を閉じた「あれ?痛くない」目を開けるとしぃが自分の体を犠牲にギコを守った。「ギコ・・君・今まで・・ありがとう」そう言い残し、しぃは光になった。ギコは泣いた「邪魔が入ったがこれでこの世界は俺の物だ」そう破壊神が言うと空が見る見る赤く染まっていった。しぃの光がギコの体の中に入った。「しぃ・・・しぃー」ギコはしぃの名前を叫び激しい光に包まれた。「何だこの光は?」 「破壊神、お前だけは許さない」ギコはしぃの力を借りて擬人化した。ギコは破壊神に斬りかかった。ギコは破壊神を町はずれの荒野まで吹き飛ばした。「クソ、この俺が押されている?」ギコは破壊神を崖まで追いつめ、破壊神と共に崖から落ちた。「貴様、死ぬきか」「俺は死なない、死ぬのはお前だけだ」ギコと破壊神はガラスの屋根を突き破った。「俺はただでは死なん」そう言って破壊神は体にエネルギーを溜め自爆した。ギコは爆風で空まで飛ばされた「勝った・・・けど、しぃはもう」するとギコの体から光の玉が抜けた「ギコ君」ギコが目を開けるとそこには擬人化したしぃがいた「しぃ何で?」「お別れに来たの」しぃは悲しそうに言った「ごめん俺、しぃを守れなかった」「そんなこと無いよ。ギコ君はこの町を守ったんだから」「でも、しぃは」ギコとしぃが手を取り合おうとするとしぃが消えていった「ギコ君、ありがと」そう言ってしぃは消えた。「しぃーー」ギコは泣きながら下まで落ちたその時ギコの体が光に包まれた。                                           最終章                「みんなよくやった」ギコ達は一人の犠牲も出さず現実世界に帰ってきた。「疲れたモナー」モナーは、嗄れた声で言った「もうあんな世界嫌なのじゃ」妹者も泣きながらいった「死ぬかと思ったぜ、なあ弟者」「まったくだ」「結構楽しかったんだからな」「モラはのんきだねー」「ギコどうした?」「・・・なんでもない」「キャンプは中止モナ?」「そうだな、さすがに疲れた。ギコも中止でいいよな?」「ああ」そしてみんな自分の家に戻った。「しぃーしぃー」ギコは何日も泣き続けた。「おじゃましまーす」フサがギコの家を訪ねた。「ギコいるか?」フサは焦った口調で言った「NIGHTMARECITYに生命反応だ」「・・・」「いつまで自分を責めてるんだ、しぃが生きてるかもしれないんだぞ」その言葉を聞きギコは飛び起きた「本当か?」「しぃかは分からんが行ってみる価値はあるだろ?」ギコは急いで研究所に向かった。「おお、ギコ君」「博士、俺をNIGHTMARECITYに連れてってくれ」「モナーから事情は聞いたしかしそのしぃと言う子は向こうの住人、人間の姿じゃ無ければこの世界には来れん」博士は言った「あいつ人間だ、俺あいつが人間である姿を見た」「本当か?しかし、あり得ん向こうの住人が人間なんて・・・分かった行ってこい」「みんな行こうぜ」ギコはみんなに言った「冗談じゃない、あんな恐ろしい所ごめんだぜ。それにしぃちゃんとの再会に俺たちが邪魔しちゃいけないだろ。必ずつれて来いよ」「フサ、ありがとう」そう言ってギコはNIGHTMARECITYに言った。「しぃはきっとあそこにいる」ギコはしぃと初めて会った場所に向かった。そこにはピンク色の猫が座っていた。「しぃーー」ピンク色の猫は耳をピクリと動かし辺りを見渡した。「ギコ君?そんな分けないよね」しかし声は近づいて来た。「しぃーー」「ギコ君?何でここに」「しぃ、会いたかった・・・ごめん」ギコは頭を下げた「俺、しぃを守るって言ったのに守れなかった」ギコは泣きながら謝った「ギコ君は悪くないよ。私が勝手にしたことだし、それにまた会えたんだから」しぃは優しく言った「そうだ、俺たちの町に来ないか?」ギコは涙を拭いて言った「私はこの町の住人だし行けるわけ無いじゃない」「それが行けるんだよ」しぃは驚いた「本当、本当に行けるの?」「ああ」「けどやっぱり行けない」しぃはションボリしながら言った「私が言っても行く所がないし」「何言ってるんだよ、俺の家に来いよ」「けど迷惑じゃ」「迷惑なんて、しぃみたいにかわいい子は大歓迎だ」「えっ」ギコは勢いで言った言葉に気づき赤面した。「ありがとう、ギコ君」チュッしぃはギコのホホにキスをした。お互い赤面したまま黙り込んだ。ギコは我に返りしぃの手を握り現実世界に戻った。「帰ったぜ」「本当に連れてきおった、信じられんNIGHTMARECITYの住人がこの世界に来れるなんて」博士は独り言を言いながら部屋にこもった。「皆さん、お久しぶりです」「これが、しぃちゃん?」フサは口を開けたまま呆然とした。「フサ口開けっ放し」「おっと、俺はつーちゃん一筋だからね」フサは焦りながら言った「何もここで言うこと無いだろ」つーは赤面しながら言った。「しかし、美人だな」「妹者も大きくなったらああなるのか?」「兄者何、妄想してんだ」「小さい兄者、もうそうってなんなのじゃ?」「妹者にはまだ早い言葉だ」「しぃちゃん困った事が合ったら何でもあたし達に聞きな」「はい、ありがとうございます。つーさん」「家はどうすんだ?」兄者が質問した「ああ、俺の家に泊める」「そうか」「兄者、残念」モララが言った。「冷やかすなよ、じゃあそろそろ行くか」そう言ってみんなは自分の家に帰った。                {完}                                                                                                                                                                                                                                                                            

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