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テイルズオブAA

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いつも、人が賑やかな街、グレイナ。 グレイナは、花が綺麗で、観光客も多い街。
その街を、一人、青いAAの少年が歩いている。
彼の名は、ギコ・アウラ。17歳。腰には剣。職業は剣士らしい。
「しっかし、すごい人だなー今日も。」
人がいっぱいいて、迷子になりそうなぐらい、人数が多い。
「だけど・・・あいつはいないか・・・・。」
周りを見ながら歩く。
「あいつ・・・大丈夫なのかな・・・・。」
ギコは空を見上げる。
果てしなく続く空を・・・・・――――――――――

あいつと別れたのは、あの日・・・・・。
俺はあいつと一緒に、散歩をしているときだった。
モララー・エルラ。緑色のAA。歳は俺と同い年。あいつは一番の友達だった。
職業は譜術士。回復術も使えた。
あいつは真面目で、譜術もなんでもこなしていた。けれどすこしドジだったり。
「俺達以外、誰も歩いてないな・・・・。」
たしかに誰もいない、小さな森。
「この道は、魔物が多いから、恐れられてるんですよ。」
と、モララーは答えた。道はずっと続く。どこまでも。
「とにかく、早く出ようぜ。」
「おや?ここに来たいといったのはギコでしょう?」
と、とても楽しそうな顔をしている。
「う・・・も、もう暗いしさ・・・。」
焦りながらも言うが・・・ 。
「今、昼ですよ。」
「・・・・・・わ、わかってるよ!」
汗がドバドバ出てくる。しかし、どれくらい歩いたのだろうか。
「つか、魔物が多いっていうけど、俺ら一度も会ってないぞ?」
「そうですが、この先にいるんじゃないですか?」

5分後・・・・

「いつまで続くんだ・・・・。」
ギコは汗だらけになっていた。 モララーは汗ひとつかいていない。
「おっと、魔物がでてきたんじゃないですか?」
「や、やっとかよ・・・・。」
出てきたのは、6匹のライガ。
「いくぜっ!」
ギコは腰の剣を抜き、1匹のライガへと走り、剣を振り上げる。
「双牙斬っ!」
1匹は光の粒となって消えた。
「さてと・・・・。」
モララーは詠唱をしている。足元には赤の譜陣が輝いていた。
「終りの安らぎを与えよ――――――――――  フレイムバースト!」
「ちょっとまてぇぇぇっ!!」
ギコは叫んだが遅かった。
「え・・?」
1匹のライガにあたったが、その火が・・・・・

ボッ・・・・・

木に火がうつった。
「あああああっっ!!??」
ギコは焦る。
「大丈夫・・・・・アクアレイザー!」
木にうつった火は消えたが、まだ4匹のライガが残っている。
「気をとりなおして・・・・ウィンドエッジ!」
「くらえっ!蒼破刃っ!」
次々と、光の粒となって消えていく。
「アイスニードル!」
そして残りは1匹。
「終わりだぜっ!翔破裂光閃っ!!」
最後のライガを倒した。
「ふぃ~・・・・終わったぜー!」
「いや・・・・終わってない・・・・・。」
「えっ!?」
ギコは辺りを見るが魔物もいない。だが・・・。
「・・・・・あ、あれなんだ!?なんか光ってるぞ!」
あまりにも、光が強いので、何があるのか分からない。
「くそ・・・・なんだよこれっ・・・・!?」
「光が強く・・・・なってる・・・・っ!」

―――――――キィン・・・・!

光から音が聞こえる・・・・。
「な、なんだ・・・!?」
「この音っ・・・聞いたことがあるっ・・・!?」
モララーがそう言うと・・・。
―――――――キィン・・・・!!

音と輝きは増しそして・・・・・。

「「うわぁぁぁぁっっ!!」」

その後、俺は、自分の家にいた。
だが、モララーの姿はなかった。
俺はあいつを必死に探した。街も、あの森も・・・・。
でも、どこにもいなかった・・・・。
今でも、探してるよ。おまえのこと。


(いったいどこにいるんだ・・・モララー・・・・。)
ギコはなぜか、森に来ていた。
「あれ?なんでここに・・・・。」
辺りを見回してもやっぱりあいつはいない。
すると、突然!

―――――――キィン・・・・!

目の前が光る。
(これって、あのときの・・・!!)

―――――――助けて・・・・。

「えっ!?」
そして・・・・。
「うわぁぁぁぁぁっっ!!」


「ねぇ・・・・大丈夫っ!?」

(誰だ・・・・?俺を呼んでるのは・・・・。)

「はっ!!」
ギコは目を覚ます。横には桃色の少女が。
体を起こす。辺りをみると、さっきいた、森とは全然ちがうところにいた。
「あっ!大丈夫っ!?怪我してない!?」
「うわっ・・・・・。」
ギコは少し驚いた。
「き、君は誰?」
訊いてみると・・・・・。
「私は、しぃ・リアノールよ。職業は、譜術士であり、  剣士よ。回復術も使えるわ。」
(譜術士と剣士・・・・。)
「あ、俺は、ギコ・アウラ。剣士だ。」
「よろしくね。」
しぃの笑顔に少しだけ顔が赤くなる。
「でも、いきなり光からあなたが出てきてびっくりしたわ。」
「あっ!しぃ!緑色のAA見なかったか!?ここにきてるはずなんだ!」
いきなり声を上げてしぃはすこし驚いた。
「いえ・・・・。見てないの・・・・。」
「そうか・・・・・。」
ギコはがっかりする。
「あなたの友達?」
ギコは頷く。
「あぁ・・・・。ずっと前、ある森で、光に包まれて・・・  それから、消えたんだ・・・・。」
「名前は・・・・?」
「モララー・エルラだ。」
モララーの名前を聞いたとたん、しぃはハッとする。
(モララー!?・・・・・これで、そろったわ・・・・。)
「とにかく、いったん、私の家に来てくれない?」
「いいけど・・・。」

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