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- たまによく判らないので、芝村さんの意図が判りますように。
あのSSはなんだと考える。
多分儀式魔術で何かやるためのものだ。
全く訳が判らないが、何処かに正解があるはずだ。
なら、まあ、もし当たってれば。うまくやりゃあ蒼龍出てくるんじゃないだろうか。
7人の乗り手の中に。
一か八か俺の信じる最強の札をSSとして出して、奉納に変えてみよう。
ぶっちゃけアップする手段が無いので、SSしかできん。蒼龍の思い出を、7人の乗り手の下へ出撃するまでを書くことで代えよう。
俺の仕事は、蒼龍をエントリーさせる事だ。
7人乗り手の中の、武装の一つを描写するのだ。本題に沿ってるか全く自信がない。
PCが生きて携帯を持っている以上、PLACEはNWに居たはずで、かつ越前でフェアリーが未成年に指定されている以上、問題が出たら必ず行く。問題が起きなかったと言う結末は、時間犯罪でも流石にないと思う。
ならばPLACEは越前で生きているはずだ。
残った資料を分析するに、たとえ今の機体が壊れていても、6月28日付で出来た新しい蒼龍のボディはある。
作成者の吾妻さんは帝國軍として宇宙に居るので、死亡して計画頓挫も有り得ない。
そして新型と現行の2つのボディがある以上、どちらかは残っている筈だ。仮に吹き飛ぶとしてもAI入りの方だし、蒼龍は二つに分裂したりしない。
そして加護がある以上、蒼龍は生きている。たぶんまだ宰相府の吾妻工廠跡か膝元の星鋼の研究室、あるいはお礼状に書いてある孤児院前に。
多分ドラゴンのように裏返った味方と戦ったか、あるいは自分を停止させたのだ。
ならば、宰相府が吹っ飛んで文殊のバックアップが吹き飛んでいる今、わやになってる事務手続きを終わらせ、データを呼び出してインストールすれば起動するはずだ。
時間犯罪もへったくれもない。
思えばなんというか、蒼龍のDAIANは初めから話が通じない奴だった。
作戦内で普通に無茶をするくせに、定義だけは守る。
奴と話す時はエアリード機能をオフにして全部説明する気でないと、会話が通じない。
感情論は通じず、利害を解かないと対話にならない。とは言え、人の感情を人でないものに押し付けるのもすさまじく失礼な話ではあるので、逆に考えればある意味気楽に話せる相手である。
機械相手の失言とは、感情に由来しない。
蒼龍は鎖がついた異世界の獣、とは誰の言だったか。
航空機でありつつも、その思考は本気で訳が判らない。元は艦船用だそうだが、お前の思考は艦船でもわかんねぇよ。
どんな武装でも使いこなすし、どんな無茶振りにも答えるAIである。
ソレは正しく剣だった。うまくやれば宇宙や赤い糸や子供の喧嘩まで切れるが、使い方がすげぇ難しい。
蒼龍の武装が何か、と言うのは余り思い出がない。何があっても余り関係が無いからだ。
そもそも馬に載せられるような武装はない。むしろ馬になる側である。
そして機体が変わるなら、全く関係がない。
機械には魂がある。ソレは人と違うかもしれないが、缶コーヒーに種類がある現代で、魂に種類があっても問題は無いはずだ。
あいつに魂があるのなら、その一部はこの胸にある何かでもあるはずだ。
その声に従い、今この場を持って呼び覚まそう。
そして戦場へ送るのだ。俺の中の蒼龍が叫んでいる。まだ終わりではないと、戦わせろと。
そしてソレについていけるぐらいに腕を磨くのだ。コクピットに乗っていなくてもいい。
あいつの戦う道を、指し示せるぐらいに。
時空が歪む今ならば、正しく声は伝わるかも知れない。
武具は用意した。戦場も、志も。
後はお前だけだ。こい、蒼龍。7の1の剣となってくれ。
蒼龍へ。
ミッションナンバー00
オペレーション”キュウリのウマ”
まあ7人の中に入るかは兎も角、ちょっと行ってみようぜ。
最終更新:2011年07月07日 22:12