Intensity pro
利点:
- HDMIキャプ可能
- WindowsVista対応
- PCI-Expressなので帯域の心配なし
- GameSwitchを使えば・・・
欠点:
- やや高い
- ソフトウェアエンコードなのでPCへの負荷がでかい
- コンポーネント使用時に白飛びが起こる
- 海外メーカー
- PCI-Express非搭載PCには付けられない
- ソフトが面倒
Intensity
- PCI Express x1接続のビデオキャプチャカード
- HDMI入出力を各1系統備え、HDMI出力のあるHDVカメラからの入力に対応
- 4:2:2 HD/SDでのHDMI入出力が可能
- 映像信号として1080(59.94/50i)と720(60/59.94/50p)をサポート
- 音声入出力は2ch(HDMI経由)
- Premier Pro、Final Cut Pro、After Effectsなどのソフトが利用可能で、DirectshowやQuickTimeにも対応
- HDCP非対応
Intensity Pro
- アナログコンポーネント(HD/SD)、コンポジット、S-Videoの入出力が追加
- アナログ2chのオーディオの入出力が追加
- デジタルオーディオ(同軸)の出力が追加
Connections |
Intensity |
Intensity Pro |
Digital Video Input |
1 x HDMI input. |
Digital Video Output |
1 x HDMI output. |
Support HDMI formats |
525 NTSC, 625 PAL, 720HD and 1080HD switchable. |
HDMI Audio Input |
2 Channels. |
2 Channels. |
HDMI Audio Output |
2 Channels. |
2 Channels. |
Analog Video Input |
None |
Component, NTSC, PAL or S-Video. |
Analog Video Output |
None |
Component, NTSC, PAL or S-Video. |
Analog Audio Input |
None |
2 Channel RCA HiFi audio in 24 bit. |
Analog Audio Output |
None |
2 Channel RCA HiFi audio in 24 bit. |
SPDIF Audio Output |
None |
2 Channel 24 bit. |
Dual Rate support |
HDMI switches between high definition and standard definition. |
HDMI and Analog Component switches between high definition and standard definition. |
Sync Input |
None |
Device Control |
None. Use FireWire if capturing from HDMI cameras. |
Updates |
Firmware for cards built into software driver. Loaded at system start, or via updater software. |
Price |
US$249 |
US$349 |
メーカー価格 |
38,850円 |
52,500円 |
IntensityとIntensityProのキャプ関しての注意点
IntensityとIntensity Proでのキャプに関して、下記の注意点があります
- HDMI-GS-HDMI-ふぬああ-huffyuv → YPbPr→YCbCr色域変換プラグイン必要
- HDMI-GS-HDMI-ふぬああ-Decklink MJPEG →インターレースでキャプされる
MJPEGのデコーダによっては以下の設定でfield orderを変える必要あり
圧縮設定→コンプレッサ→Decklink MJPEG→→プロパティ→swap field orderをチェック
- HDMI-GS-HDMI-MediaE-MJPG →インターレースでキャプされる
- HDMI-GS-HDMI-MediaE-無圧縮 → HDDx4台程度のRAID0構成が必要
- コンポーネント → 白飛び(Intensity Proでの問題)
IntensityProのアナログ入力の白飛び対策案(?)
デルの2405FPWというモニタのコンポネ入力映像で、輝度が高いシーンで画面が乱れるという
不具合があったのですが、コンポネの輝度信号線とコネクタの間に可変抵抗を噛ませるという方法で
それを解消した方がおられました。
FAQ
キャプチャソフトが有りません
1.3から「Blackmagic Media Express」というソフトがインストールされる様になりました
付属CDのソフトが1.2の場合インストールされないのでBMD社のHPから1.3以降をダウンロードしてインストールしなおしましょう
「Blackmagic Media Express」で予約録画ができません
BMD社では予約録画などが出来るソフトが出る事はありません
編集機器ですので、基本的にFinal Cut ProやAdobe Premiere ProとIntensityを組み合わせて使うものです
DirectShowに対応しているのでDirectShowベースのキャプソフトを使用する事が出来ます
DirectShowベースのキャプソフトの「ふぬああ」が使えるので、メーカーがどうこう言う前に「ふぬああ」に頼りましょう
「No Video Input」って出ます
Intensity、Intensity Proに映像信号が入力されていない場合に「No Video Input」と表示されます
接続しているケーブルを確認してください。また、規格が違う場合もでるのでそこも確認してください
下の項目も確認してください
コンポーネント入力したものが表示されません
Intensity Proの初期設定ではHDMI入力の設定になっています
コントロールパネルのIntensityからinputをコンポーネントに変更してください
また、「At 0.0 IRE for use in Japan」にチェックが入ってるか確認してください
7.5IREになっていると黒浮きが発生します
S端子がないのですがどうするのですか
Intensity Proの仕様にはS-Videoが入力可能となっていますが、S端子は無いのでコンポーネントを利用して入力させます
S端子の信号であるYとCを分岐させるケーブルを使いコンポーネントに接続します。
(この方法は、放送用機器で使われていた接続方法です)
下記のように接続する事になります
┏━緑(Y)━<━Y ━┓
━ブレイクアウトケーブル━┫ ┣━S端子変換コネクタ━
┗━赤(Cr)━<━C ━┛
プログレッシブ表示には対応していますか
「Blackmagic Media Express」は入力された信号をそのまま表示されます
インターレースの映像を入力した場合は、横方向に櫛状のインターレースの縞が見えます
i/p変換は行われません
720(60/59.94/50p)をサポートしていますので、どうしてもプログレッシブ表示が必要な場合は720pを入力してください
ふぬああでお勧めのコーデックは?
現状の市販CPUの性能だと下の通り無圧縮又は可逆圧縮しか方法はないと思われます
画質:Uncompressed=huffyuvs=fastcodec>>MJPEG
容量:(小) MJPEG<fastcodec<huffyuvs<Uncompressed (大)
ふぬああで画面に横網が入るんですがどうにかなりませんか?
ふぬああにデインターレースの機能はありません
デインターレースフィルターをインストールすればふぬああで使用することもできます
DScalerなどです
ふぬああを使いコーデックを可逆圧縮にすると色が薄くなる
YPbPr→YCbCrの変換がされてない可能性があり
色域変換プラグインで下記設定にするとほぼ同じになった。
変換ID1 177
変換ID2 14
HDDはRAIDが必須ですか?
Uncompressed(無圧縮)で画質重視で行く場合は、RAID0 HDDx4の構成以上が必須になります
huffyuvsやfastcodecの場合は、S-ATAのドライブであればおおむねHDDは1台でも可能な様です
ただし、HDDの速度は一定ではないので、安全のためHDDx2台のRAID0を構築しておいた方が安全だと思います
どの程度のPC構成なら良いのか?
C2D T7400で非RAIDのS-ATAのHDD環境で、ふぬああ+huffyuvsで行ったところコマ落ちしました
最低限DualCoreの中堅クラス(C2D E6600くらい)は必要だと思います
2chにてE6320でキャプ+プレビューしながら圧縮で、CPU使用率は30%程度との書込もありました
音声のデジタル入力がありません、どうすればよいですか?
HDMI入力に関してはHDMIに重畳されたデジタル入力が行われます。
コンポーネント入力に関してはアナログのみとなるので基本的には不可能です
ただし、「ふぬああ」などのキャプチャーソフトで、音声の入力を任意に変更できる場合は、サウンドカードなどのデジタル入力を選ぶことで可能になります。この場合、音声がずれる可能性があります
また、Proでは無駄が出てしまいますが・・・
下の様なコンポーネントをHDMIに変換するアダプターを使うことで音ずれを少なくできる可能性があります
CP280H
また、Digital Music PXを使いふぬああと組み合わせてAACをビットストリーム録音出来るとの事です。著しい音ズレも無いそうです
録画したAVIファイルを再生すると、早回しor遅回しで再生される
早回しは録画時にドロップフレームが発生しており、遅回しは再生時のデコードでドロップ再生されている可能性が高いです。どちらもPCスペックが足りていないと思います。
他形式に再エンコを行って遅回しが無くなっていれば・・・ですね
1.4や1.5にしたら不安定になる
1.4や1.5は若干不安定な感じがします。「Blackmagic Media Express」を使おうとすると初期化出来ずにエラーが出たりと・・・
Intensity Proは1.5で使用しないとなのでどうにもならないですが、Intensityに関しては1.3に戻すことが可能です
1.4or1.5をアンインストールして、1.3をインストールを行えば、ファームウェアも書き換えが行われます
キャプソフト
IntensityはVer1.3から「Blackmagic Media Express」というキャプチャと再生が可能なソフトがインストされる様になりました。これにより、Premier Proが無くても使う事が可能です。
しかし・・・コーデックが無圧縮かMotion JPEGの二種類しか選べないので、このまま使用するのにはRAID0を持たせたPCが必要となり、とっても敷居が高くなってしまいます
しかしながら、IntensityはDirectShowをサポートしています
DirectShowベースのキャプソフトというと・・・「ふぬああ」が思い出されるのではないかとw
Intensityを「ふぬああ」で使ってみると・・・
キャプソフト
コーデック
最終更新:2007年07月23日 22:10