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【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part26【変な女】

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 17:40:57 ID:3mQ37kNW
  !. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.!    \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
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    | : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i        ' ,
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・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part23【変な女】(実質24)
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1193909420/

・佐々木とくっくっ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8130/
・佐々木とくっくっ避難所(携帯用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/8130/

・佐々木SSの保管庫
Part1-10まで http://blog.goo.ne.jp/sasaki_ss
Part11以降  http://www10.atwiki.jp/sasaki_ss/

・佐々木 = 例の変な女
 自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで塾に行く間柄
 キョンとは学校内外でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった
 キョンは否定するも傍からみるとどう考えても...
 古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」
 恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに

・次スレは>>970が立ててくれたまえ。立てられない時は遠慮せずに言うといい。
 このスレの住人は快くキミの代役に名乗り出てくれるだろう、くっくっ

・このスレは基本sage進行だ、間違えてageるならまだしも
 意図的にageるような行為は慎んでくれたまえ。


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 17:41:42 ID:3mQ37kNW
僕からの追加のお願いだ。
・リンクを貼るときは直リンは禁止してくれると僕も助かるよ。
・荒らし、それに反応する人への対応は無視するのが一番と昔から決まっているんだ。
・次スレは立候補した人が責任を持って立ててくれたまえ。
 ただし、無理な場合はその所信表明を行い、次なる立候補者を集うべきだね。
・次スレへの誘導リンクが貼られるまでは今まで通り書き込みは控えるのが最良の手立てと僕は思う。

あと、SS保管庫の中の人からこんなコメントをいただいている。
判断はみんなに任せるよ。くれぐれもこれで争うことの無いようにしてくれたまえ。
201    wiki [ sage ]  2007/08/26(日) 09:33:29 ID:lc10YmQU
 どーもwikiの中の人です。
 タイトルにSSってつける件ですが、個人的にはなくても無問題です。
 SSかどうかはみればわかるし。
 今までどおりでOK。
 それよりも、SSにはタイトル(名前欄でも文中でも)と長編なら通し番号をつけてもらえるとありがたいです。
 あと、未完成ならそれがわかるようにしてもらえるとなおよし。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 17:49:19 ID:JKECoyju
     , -‐- 、
    ,'. /  ト、 ヽ 早い、早いよ!
.   i. ((从ソ #从〉
   l. (|┳ ┳i!l \\  人
.   ハNiヘ  ヮ ノハ!  | |<  >∧∩
    ⊂)"ー'゙i )   | |  ∨"Д")/>>1
     /ュュュ/ソ   | |  ., -‐- 、、/
     <_ノ//    | | 人 u ; ヽヾ
       #   //<   >ノリ从))
       # 彡     ∨| > <|!|
                | トリ、'' (フ''ノ'!|
                 レ゙ {i"づ_iづリ

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 18:58:08 ID:XSSgbnHN
キ「はあはあ、うっ!」
佐「早い、早いよ!」

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 19:05:27 ID:WdZgc1mE
>>1乙、佐々木さんも乙

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 19:27:40 ID:drw3YK7X
>>1乙だが
早い、早いよ!


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 19:55:17 ID:mum1pK3F
>>1乙でも早いです

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 20:03:45 ID:+xoBCfTU
            ,ィュ-‐-、_
         /: : : : : : : : : :`ヽ
         /: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
       イ : : : : ,ィ ./リ| ト、: : : : : ゝ 立てんのはやいよ…
        !: :/: :,AZ__ |/' >r.、: :N
        !'ヽ: :! ―-   ニ| .! .!ノ
         _人_l、u.   i .(ヾ| .! iヽ
    _,..-'´/:::::| ヽ 〜 ,.ネ、   ト、
  r'´:::::::::::::く:::::::|  ノ` =く. .|::ヤ   .|:::`゙ー、
 /:!::::::::::::::::::/::::::.レ'^YニY/レ!:::ヽz='=i::::::::ヽ
/::::::!::::::::::::::::ヽ:::::::|  .〉-〈 /::::::〈:::::::::::::|:::::::::::!


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 20:06:47 ID:Ww6K1WO6
早すぎwww

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 20:51:45 ID:3tOTIfHd
  !. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.!    \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
 l: . .!. : : . : : . : : : :.!: : : : : : : : : : :,':./   _ゝ‐-: :|、:.!:.:.:.:.ヽ
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. !. . |: : : : : : : : : : : :ト; : : : : : : :.! l !イ       !ヽ |.!/:.:.:.:.:.:.:l
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. !: . .! : : : ヘ: : ,x '´: : ト、ヽ . :.:.:!レ    ー斗匕て',ラ゙:.:.:.:!., ヽ.:.:.:}
. l. . :.',: : : : :.X: :.ヘ-、:.::fヽ \_,'     "ヘっ_..::.ノ.! :.:.:.:k' /:.:.:.i
 !. : : ',: ヽ:.´.:ヽ、:.ヘ xz≠ミk           ゝ- ´ ! :.:.:.:.Y.:.:.:...ヘ
 l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ           |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
. ',. : : : : ` -`_t xz、 ヘヒr- ´    、        |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ  僕のまんこくっせええええ   
.  ', : : : : : :.:.:.:.iヘしヽ           ,     ,.l :./:l./:.ィ:ハ.}  ー`   
   ', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ >       ー "´     イi:.////ソ リ
   i : : : : ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _           / リ/iイ'
.   }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - '   メ
    | : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i        ' ,
    l: ハ:トヘ  ̄             j        ` - _
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            _ ,ヘ: :.ラ      `          そ: / . . : : : : : : :ヽ
          ,´: : : :ヽ::}            _ ― :.: ̄i      . : : ヽ
          ,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::.....    {      . . : : i

11 :ササッキーのラブソング:2007/12/06(木) 21:16:51 ID:mum1pK3F
あんまりフラクラしないで
君はいつでもフラクラ
余所見をするのは止めてよ
僕は誰より一番
好きよ好きよウッフン
好きよ好きよウフフ

星達が輝く夜更け
夢見るよキョンの全て
愛しても君は知らん振りで、今頃は巨乳に夢中
あー、君って人は何人嫁候補を持っていんだ
あー優しさをばら蒔いて
僕を悩ませるよ

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 21:18:03 ID:mum1pK3F
すまん、新スレに書いてしまった。

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 22:04:42 ID:e33It0cJ
前スレが間違ってる。

【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part25【変な女】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1195219763/l50


14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 22:35:53 ID:mum1pK3F
さては、そのまま貼ったな。よくあることだ。

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 23:48:10 ID:9DgxtN2y
⌒(´・ω・`)⌒ きょこーん

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 23:50:40 ID:z+clOdbe
乙りんこ

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 00:56:19 ID:nkN72v5e
1乙なのね

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 06:42:11 ID:Qqisjwr/
スレッガーさんかい?早い!早いよ!


まあ次スレ立てる時に修正ヨロシク>>970

19 :SS驚愕にて:2007/12/07(金) 10:31:19 ID:nkN72v5e
キ「ところで、ハルヒの神の能力はどうやって移すんだ?」
藤「フン、禁則だ」
橘「えーと、佐々木さんの閉鎖空間に丸三日いてもらいます。心配しなくても食べ物や飲み物のことは大丈夫です」
キ「それが、方法か。いるだけで良いのか?
それで、佐々木は納得したのか?」
佐「僕は神の能力はいらないけれど、その移植方法に興味があってね
端的に言うと、中学時代に出来なかったことだよ。くつくつ」
 心なしか、佐々木は照れたように頬を赤らめているようだった。
キ「それで、閉鎖空間で三日間、俺は寝てれば良いのか?」
橘「そう、寝るんですよ。判っちゃいましたか。ははは」
藤「勘が鋭いな、現地人。
本当は閉鎖空間で無くてどこでも良いがな。邪魔が入らないとなると、あそこしかない。」
 九曜さんは赤ん坊をあやす姉のようにガラガラをいじっている。
九「―――10月後――楽しみ―――」
佐「できちゃったとしても、スポンサーが資金援助してくれるし、法律くらい変えてくれる」
 いまいち意味が判らないが、何もしないで良いなら楽かな?


キ「なあ、そうしたいというわけじゃないけど、能力を移せるのは佐々木だけなのか?他の人間にはできないのか?」
佐「そんなことをすると、僕が君を刺すよ」
橘「駄目です。才能の無い人に移すとその瞬間に死んじゃいますよ。もしかしたら、世界を巻き込んで」
 その様子は本当らしいな。しかし、佐々木が俺を刺すって。神にして大丈夫か?
佐(今気付いたけど、朝比奈さんや長門さんには才能あるのかな?だから、、、)

キ「ハルヒは駄目で、佐々木なら大丈夫という根拠は、一体何処にあるんだ?」
橘「キョンさんは一生涼宮さんのお守りをしているつもりですか?
涼宮さんはキョンさんがいても、いつ爆発するか判らないのです。
佐々木さんはキョンさんがいれば大丈夫なのです」
 本当か?おい
キ「ハルヒは随分まともになったぞ。もう少しまともになって、彼氏作るまでの我慢だな。
多分、卒業するまでには何とかなるだろう」
 まー、ハルヒに彼氏できれば正直さびしいけれど。早くて3か月かな―?
橘「な!」
 女超能力は電池の切れたロボットの様に停止した。

橘「私達はあなたを見誤ってました。涼宮さんの精神が安定していないのも道理です」
キ「なんで、俺の責任なんだ」
橘「てっきり、涼宮さんの性格がアレなので、彼氏になるのを拒否していたと思ってたのです。
でもそれで、中学時代のことも納得しました」
キ「俺がその気でも、ハルヒがその気になることなど無いだろ」
橘「はあー」

 対照的に、佐々木はクリスマス直前の子供のようにはしゃぐ。
佐「それで、閉鎖空間のことだが、どうせなら今日、今から始めて。期間も2週間に伸ばすのはどうかな?キョン
橘さんも良いですか?」モジモジ
キ「あまり長くいたくないが、2週間くらいなら、」
橘『作る気マンマンなのは良いですけど。無駄です。今のキョンさんなら2週間が1年でも、何も起こりませんよ』
佐『そうなの?』ショボーン

(終わり)

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 14:52:00 ID:P5s5w2WB
モデル付き恋愛小説1万ヒットおめでとう

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 19:24:26 ID:P5s5w2WB
忘れていた、1乙

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 19:52:54 ID:zZEz+gUq
>>1乙なのです!

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 20:15:29 ID:ZFcdzsfF
前スレ>>1000到達

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 20:27:21 ID:LQ3JRKxJ
>>1

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 20:54:18 ID:iCUFXOys
せっかちさんの>>1






ところで…ポンジーネタ用意してて間に合わなかった人手を挙げて
ノシ

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 21:07:04 ID:iZ0oqfYK
前1000
やってくれたなww

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 21:23:47 ID:ZLlkPXmJ
最近投下してないな。ネタが浮かばないぜ…

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 22:14:23 ID:7gh01itT
>>前スレ1000
まさに驚愕だ

明日本屋覗くか

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 22:17:43 ID:3EaSdBMl
wikiトップ絵はもしかしてアッーなのか?

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 22:18:24 ID:3EaSdBMl
誤爆

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 22:45:09 ID:P5s5w2WB
定期あげ

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 23:31:48 ID:Y5oA7S8y
自分のサイトからss持ってきてここに貼るのって宣伝っぽくなるから辞めた方が良いかね?

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 23:32:31 ID:P5s5w2WB
昔よく本を読んだーーー>今はあまり好きでなくなるーーー>長門に会うーーー>また本を読むようになった
昔超常現象にあこがれたーーー>今はそんな物無いと思うーーー>ハルヒに会うーーー>超常現象にあふれる世界を体験する

ということで
昔勉強好きだったーーー>あまり好きでなくなるーーー>佐々木に会うーーー>また勉強好きになった
となるのかな?

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 23:34:26 ID:ZLlkPXmJ
>>32
俺は一考に構わない!投下するんだ

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 23:34:50 ID:DCYmtQQN
ササッキーは別に勉強好きじゃなかったような

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 23:38:42 ID:P5s5w2WB
>>32
良いのじゃない?
保管庫の「佐々木を保管するページ」もサイトの宣伝みたいなものだし。
佐々木画像やSSの良質な物が拝めるなら大歓迎だぞ。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 23:41:41 ID:Y5oA7S8y
>>34>>36
了解


38 :36:2007/12/07(金) 23:42:04 ID:P5s5w2WB
すまん、「佐々木を補足するページ」だった

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 00:22:07 ID:jYqwSPBq
>>37です。んじゃお言葉に甘えて投下します。10レスくらいになる予定

40 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:24:03 ID:jYqwSPBq
 一日が終わる二十四時。窓から見える世界は暗闇に包まれていた。
俺は今日という日に、主に、涼宮ハルヒよって作り出された、我が身に降り注がれる疲労感を一掃させるべく、
いつもよりかは少し、早めに就寝しようと考えて、布団の中に入ろうとする行動を始めようとした、今、まさに、
「ブーッ、ブーッ」
 ベットの上にある携帯が、小刻みに震えだす。
誰だよ、こんな夜中に。迷惑な野郎だ。きっと電話を掛けてきた相手も、俺の精神を不快にさせる人物に違いない。例えば?…古泉とか古泉とか古泉とか。
 そしてもしも、この電話の相手が朝比奈さんだった場合、俺は、そこの窓から喜んで飛び降りようじゃないか。
誰あろう朝比奈さんをあの年中ニヤケ面の不可思議超能力機関の一員なんぞと同じ扱いにしてしまったのだ。…やべ、あいつの顔思い出したら腹立ってきた。
それにだ、この電話の相手が朝比奈さんだったのなら、それは素直に喜ぶべき事だ。一日の終わりに、朝比奈ボイスが聞けるという事なのだから、俺の鼓膜もさぞ嬉しかろう。
 そんな妄想を繰り返している内に、5コール目に入った着信音。
あわててディスプレイを見る。そこには古泉以上に、俺を不快にさせる名前が記されていた。
深い溜息を吐きながら、渋々電話に出る。

「なんだよ」
「お久しぶりなのです。」
 そんなにお久しぶりでもねえだろうよ。
俺の記憶が正しいのなら一ヶ月程前に、佐々木と、天秤領域女と、あの忌々しい未来人と、お前とで、茶店で会話を交わしていたはずだぜ。さっさと抹消させたい記憶ではあるが。
 電話の相手は橘京子だった。
「相変わらず口が悪い人ですね。」
普段の俺はそうでもないさ。多分、話し相手によるんだと思うな。
「…段々声を聞いてるのも不快になってきたので、手早く用件を伝えようと思います」
 ああ、そうしてくれ。俺がそう言うと、橘京子は手元にある台本を読むかのようにこう喋りだした。
「明日の午前九時に市民プールに集合です。持ち物はプールバッグ、お金は、まあそこら辺はご勝手に。ではさようなら。」
 コホン…。ちょっと待ってくれよ。さすがの俺も、これは引き止めるね。橘京子よ、理由くらい述べてくれ。何をする気だ?そこには誰がいるんだ?お前だけなのか?
集合場所と持参品あたりで予測すれば、何をするかくらいは大体わかるが。お前が俺を呼び出す理由が抜けてるじゃねーかよ。
 そこまで俺が言ってやると橘京子は、溜息交じりにこう言い放つ。
「相変わらず、面倒臭い人ですね」
 手に持っている携帯をそこの窓から思いっきり遠投してやりたくなる衝動に駆られるが、それは理性で止めておく。怒りに身を委ねるのは良くない事だ。
それにしても、会話手段が電話で良かったな橘。流石に電話だと、俺はお前を殴れない。
「面倒臭い人ではありましたが、か弱い女の子を殴ろうとするような人だとは思っていませんでした。」
 本当にか弱い女の子は、か弱い女の子を誘拐したりはしないさ。そもそもそれはお前が勝手に俺の人柄を決め付けているだけだろう。
俺は限度を超えるほど腹が立ったら、例え女でも容赦しないさ。多分な。
 次の瞬間、橘は呆れ返ったような声色で俺に反論する。
「嘘ばっかり。あたしの知っている貴方はそんな事しません」、と。
 俺は言い返す。お前に俺の何がわかるんだろうな?と。
すると橘京子はそろそろ面倒臭くなったのか、はたまた興味が無くなったのか、
それとも、俺との電話以外に、手早く用件を済ませなければならない「何か」が橘京子の身の回りで生じたのか。
理由はまったくわからないが、橘京子は既にめちゃくちゃになりかけている本題を、まとめようとし始めていた。
「まぁその話は良いです。とりあえず理由を話します。」

41 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:24:53 ID:jYqwSPBq
 その後、だらだらと橘京子は俺を誘う理由を話し出した。
とりあえず簡単に説明しよう。俺が橘に呼び出された理由を。
ずばり、『二人で市民プールに泳ぎに行こうぜ!』みたいな内容だったのだ。しかしそれは橘京子とでは無い。
俺と、そしてもう一人は佐々木とで、だ。メンバーは佐々木と俺のみ。とりあえず、それを聞いてホッとする。あの忌々しい未来人野郎と、誘拐女の顔は見ずに済んだからな。
「私がいなくて、残念ですか?」と、受話器からは笑えない冗談が聞こえてきたので
「ご冗談を」と、俺は一応紳士的に返答しておいた。
いやしかし、古きからの親友と二人きりでプールとは、なかなか青春じゃないか。うむ。
だがしかし、それならお前じゃなくて佐々木が直接俺に電話すれば良いんじゃないのか?なぜお前が俺を誘うんだ?と、俺は至極当然な疑問を橘京子にぶつける。
返って来た答えはこうだ。

「それは佐々木さんからの私に対するお願いなのです。
貴方みたいな人にはわからないでしょうけど、佐々木さんはああ見えて意外と乙女なんです。
しかも恥ずかしがり屋なのです。佐々木さんが何を恥ずかしがっているのかは私にもよくわかりませんが、
とにかくあの人は恥ずかしくて貴方に電話出来ないそうです。つまり、そういう事なのです。」
 …いや、俺には意味がちっーともわからないんだが。
「貴方は本当に乙女心がわからない人ですね…。佐々木さんは新しいビキニを買ったのです!だから貴方と二人でプールに行きたいそうです。ではこれで、さようなら!」
 一方的に電話を切られた。佐々木がビキニ?あの貧乳が…。…いや、ここは皆まで言わないでおこう。これ以上言ってしまうと謎の訪問者が俺の命を奪いに来そうだ。
まぁ、誰あろう佐々木の頼みとなれば、しょうがない。それに明日はどうせ暇であったし、その暇をどう潰そうかと考えていたくらいだからな。
 部屋の中は心地良い夜の沈黙に満たされている。現在の時刻二十五時。そして明日の待ち合わせ時間は午前十時。起きれるだろうか?多分、遅刻はなくても佐々木より遅くなるのは間違いないだろうと思う。
それでは、佐々木をあまり待たせないように、今日はもう寝ますかね。おやすみシャミ。腹に乗るな。

「にゃ〜」

42 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:25:53 ID:jYqwSPBq
 耳に張り付くような蝉の鳴き声。見てると吸い込まれそうな青い空。
そしてそこに位置する入道雲。どこからか鳴り響く風鈴の音。カンカン照りの太陽。
激しく飛び散る水しぶき。25mもある水溜り。そしてそこに浸かっている年齢一桁台達。
その中を、隠れるように浸かっているいるのは、先ほどからニコニコと何がそんなに嬉しいのかよくわからないが、不気味な笑みを浮かべている神様第二候補者と、どこにでもいる平凡な地球人。まさしくこの俺である。
 俺は与えられた、ある程度の描写説明という役割をとりあえず終えたので、一言言わせてもらう事にしようかな。
「 なんで俺はこんな所にいるんだったっけか 」
バタバタ。という擬音の後に、どこからともなく返答が俺の耳に入ってくる。

「理由なんて、あって無いようなものさ」
 いや、嘘をつくな、嘘を。
確か俺がここに呼ばれた理由は、このプールでビキニ鑑賞会が開催されているからだと聞いたのだが。…しかし、佐々木よ。なかなか似合ってるんじゃないか?うん。
佐々木の細く美しい体の大事な部分を守っているのは、なんと、紐の水着である。色は明るいオレンジで、今日の太陽のように、夏らしく、正直、めちゃくちゃ似合っている。
貧乳…、いや、微乳ながらも、スレンダーで美曲線を描いている佐々木の体は、まさにモデルのそれと、ほぼ変わらない。
いや、本物のモデルさんを見た事は無いが、多分佐々木の体も、勝るとも劣らないくらいであろう。モデルっつってもピンキリだしよ。
 佐々木を見つめてみる。佐々木は必死で浮き輪に掴まりながら、これまた嬉しそうな表情で前髪をかき上げ、空を眺めていた。
「キミのおかげで、とても充実した一日になりそうだ。今日はありがとう」
佐々木はニコリと微笑んで、そう言った。いつもの『くっくっ』というような、特徴的な微笑み方では無い。心底俺に感謝しているような、そんな仕草だった。
「別に。感謝されるような事は俺はしていない。自慢じゃねぇけど、結構暇なんだよ、これでも」
「宇宙人や超能力者を知人に持つキミでも、暇があると言うのかい?それは驚くべき事体だね」
今度は、いつものように、佐々木は「くっくっ」と、実におかしいと言うように。右手で口元を隠すように笑う。
…その瞬間だった。佐々木が必死で掴んでいる浮き輪が、ひっくり返りそうになる。
佐々木は「うわっ」、と、実にらしくない焦り方をする。ジタバタしながら、必死に浮き輪を掴んで、離さない。
―――そう、実は佐々木は、カナヅチなのだ。

43 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:27:13 ID:jYqwSPBq
 思い返すと中学時代、こいつの数少ない不得意科目には、「水泳」があった。
あまりにも泳げない佐々木を見て、体育教師に、「佐々木、お前は水泳には出なくて良いぞ」とまで言われていたくらいだった。
佐々木は毎回面白いように溺れては、最後は保健室に連れて行かれるのでな。
だが、根はとんでもないくらい負けず嫌いの佐々木は、一度クロール25mのタイムを測定するときに、急にプールサイドにあるベンチから飛び出し、
「私、いきます。」と、突然名乗り出て、まあ……案の定、5mも持たずに溺れていた事があった。
その時俺は無意識的に一目散に佐々木にクロールで駆け寄り、抱きかかえて保健室まで連れて行った挙句、体育終了後、クラス中から温かい目で見られたという思い出がある。
まぁ佐々木には悪いが、俺にとっちゃそんな事も、今となってはすっかり良い思い出なのさ。
 思い出話を終えると、佐々木は恥ずかしそうに呟く。
「よくもまぁキミは…そんな憎たらしい記憶を脳裏の片隅に放置しておけるね…」
 おいおいそうは言うがな佐々木。お前にとっては憎たらしくても、俺にとっては良い思い出なんだってば、本当に。
なかなか叶わない努力をしているお前は輝いていたぞ?お前はカナヅチの天才だ。あの溺れっぷりは…悪いが、見ていて腹を抱えてしまう程笑った。
足の届く所なんだから死にはしないってのによ。

 佐々木は悔しそうに、そして恥ずかしそうに、顔を赤らめる。
「…もしかしなくてもキミは僕を馬鹿しているようだね」
 そう言い終えてから佐々木は表情を覆うように、浮き輪に顔をうずめた。かなりご立腹の様子。
ちょっとした冗談だよ。ジョークジョーク。ごめんな?…おい。佐々木。こっちを向け。
俺が慰めていると、佐々木は、『リベンジしてやる。』と言わんばかりの、サドっぽい笑みを俺に静かに向ける。
「はぁ〜…それじゃあ僕もキョンのとびっきりの黒歴史を誰かに暴露してしまおうかな〜?」
 お、脅しかよ!くそっ。あの事はさっさと忘れろよ!っていうか、謝ってるんだから潔く許せ!それに、そもそも俺はお前を馬鹿にした訳じゃないんだぞ。
俺は『そんな佐々木も可愛かったな〜』っと言ってるだけだ。だから…な?許せ。
「溺れてる僕が可愛いはずないだろっ!あんなに醜いポーズなんだから!」
 …いやまぁ、確かに、溺れてるときのお前は悲惨だった。目も当てられないくらいで、同情すらした。描写するのも怖いくらいだ。あんな動きが人間に出来たとはな。と言うか、どうやったらあんなに醜い姿で溺れられるんだ?
…と、思いはしたが、口にはしないでおく。そんな事を言おうものなら、佐々木の堪忍袋は大震災を起こすところだ。
 だがな佐々木。俺が言いたいのは、苦手な事に挑戦して努力するお前の姿に俺は感動したんだ。あの醜いポーズで溺れてしまっても、別に良いじゃないか。佐々木。そういうのもマニアは喜ぶもんなんだぞ?

「………………」

 佐々木は口元を水面に沈めて、ブクブクさせながら、かなり恨めしそうな目でジトーッと俺を見つめる。
「やっぱりキョンは僕の事を馬鹿にしてるんじゃないか……」
 てな事を言われてしまった。だから違うんだ、佐々木。冗談だよ冗談。
そう言いながら佐々木の頭を、俺はなるべく優しく撫でる。…そうすると佐々木は、また口元を水中に入れて、空気を出してブクブクさせる。相変わらず、いじめ甲斐のある奴だ。まったく。
まあ、いつもは逆に、俺がいじめられる場面ばかりなのだが、舞台がプールという事だと別だ。「水泳」という検索ワードで調べると、佐々木の面白話然り、赤面話は、それこそ永遠と出てくる。
 なんせ俺は一昨年の夏、佐々木の水泳弱点克服の為に、佐々木と共にこの市民プールに何度も通っていた事があるのだ。…まあ、案の定、佐々木の水泳技術が上がる事は無く、俺のクロールに磨きが懸かるばかりであった。
しかも佐々木は、毎回のように溺れ、そしてこの市民プールで、あの怖いくらい醜いポーズを、周りにいる子供達に披露しては爆笑されるだけだった。
その後の帰り道に、悔しさと恥ずかしさで、今にも泣き出しそうな佐々木を慰めるのには骨が折れたが、まぁそれも今となっては良い思い出さ。

44 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:29:26 ID:jYqwSPBq
「キミは僕の理解して欲しい部分は少しも触れないでおきながら、あえて僕の理解して欲しくない部分をこれ以上ないくらいに抉り取るような、嫌味な人間だね」
 やべ、ちょっと怒ってる。しょうがないな。宥めてやるか。っというか、お前には俺に理解して欲しい部分なんてあるのか?
「い、色々あるのだよ。僕くらいの年頃の女性にはね。まあキミに理解出来るはずもないだろう」
 必死に浮き輪に掴まりながらいじける佐々木は、悪いが少し、滑稽だった。
ってか、お前は女であって女じゃないようなモンだろ。自分の事を呼ぶ際も、「僕」だしさ。心は男だよな。
…と、俺は慰めるつもりで、もちろん冗談半分で、そう言い放った、のだが。この場面でこの言葉は、史上最悪のNGワードだった事を、俺は次の瞬間に思い知らされる事となるのだ。
…佐々木が浸かっている水面が、プルプルと振動しているのがすぐにわかった。
なんだなんだ?そう思って俺は佐々木の顔を覗き込む。…完全に涙目で、耳が真っ赤だ。
必死で浮き輪を掴んでいる佐々木のその拳は、これまたプルプルと震えている。
どうやら俺は、『親友』を、完全に怒らせちまったらしい。

「もうキョンなんて知らない…!」

 珍しく、佐々木が怒りを露にしているという事で唖然としている俺の顔に、顔を真っ赤に染めながら瞳に涙を浮かべる佐々木は、そう言い放った。
佐々木は水中で、プイッと俺に背を向けて、バタ足で必死にプールサイドへ向かっていく。おいおいおい、これはちょっと本格的にまずい空気だぞ。佐々木をここまで怒らせたのは、初めてかもしれない。
「おい佐々木っ!」俺は必死にバタ足して、しかもなかなか進まない佐々木の背中に、そう叫んだ。
返答はない。振り返ってもくれない。
―――そこで事件は起きた。


「きゃあっ!」
 という、甲高い声がプール全体に響く。
クロール25mの競争をしていた子供達が…!なんと浮き輪無しではこの水中の世界を生きてはいけない女、佐々木にぶつかってしまったのである。
「まずい!」、と俺は、咄嗟に思った。 
溺れた佐々木を助ける事だけならイアン・ソープともなかなかの勝負が出来る事で有名になれる、かもしれない俺が、クロールで出陣。


 だが、時すでに遅し。
いつかのシーンが俺の脳裏で鮮明にフラッシュバックしていた。
佐々木は大方の予想通り、見事にあの、「怖いくらい醜い姿」。を、久々にこの市民プールで披露して見せたのだ。

「なんだよー。お姉ちゃん気持ち悪いよー。体の構造どうなってんだよー」

 …という、佐々木にぶつかった子供達の声も、遥か遠くに聞こえる。俺の背筋は、ただただ。冷たく凍り付いていた。そして、額からは嫌な汗がどんどん出てくる。
俺の指先が、恐怖により震えている。…このあと俺は、佐々木にどんな仕打ちを受けるのだろう?と、想像しただけで、俺の全身は細かく震える。
「もう終わった…」。そう、自然と呟いている自分に気づく。これは決して大袈裟の事では無い。佐々木という人間を怒らせたらどうなるのか。そんなこと、想像したくもなかった。
ここら辺で俺は、「ハッ!」となる。そうだ、後の事はとにかく謝れば良い。なんなら土下座でも、靴の裏でも舐めてやる。
 でも今はそうじゃない。今はとにかく、佐々木を助けなければ!勝負だイアン・ソープ!俺のクロールに酔いしれろ!

―――そして俺は、年齢一桁台達の脇を駆け抜け、いつかのように佐々木の下に賭け付け、そして抱きかかえ救出したのだった。

45 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:31:30 ID:jYqwSPBq
―――そんな事があってから、もう一時間は経っているかな。
俺は今、この世の冷酷さと無情さを、その身をもって痛感していた。

「…………………。」
今しがた帰路を歩く佐々木の背中は、未だ怒りを物語っていた。俺より前方を早足で歩く佐々木の存在が、やけに怖い。そして冷たい。
「どうしたものか」と、悩んでいる暇は,俺には無いのだ。とにかく謝らなければ。そう思って俺は佐々木に向かって、何度も謝ってはいる。
「佐々木…さっきは本当に悪かった…恥かかせてしまって…」
返答はもちろん、

「…………………。」
やはり、長い沈黙しか返ってこない。長門にだって話しかけたら、もう少しくらいリアクションをくれるだろうによ。
 不意に、向かい風が吹く。佐々木が身に纏っている白いスカートが揺れる。見えそうで見えな…ではなくてだな…。
さて、どうしたものか。と俺は、茜色に染まりあがってく空を見上げ、思う。さすがにあそこまで怒らせてしまってはなぁ。
 あの事件があってから、佐々木は無言で更衣室に向かい、そして更衣室から出てきた。
しかも、無言でだ。会話どころか、そもそも俺は未だに佐々木の顔もまともに見れちゃいない。佐々木はずーっと俯いて、地面を見ている。前髪で眼が隠れていて、それが異様に怖い。
佐々木はただ黙って自宅に向かう道を歩く。淡々と。そして俺はそれに付いていく。
 俺は先ほど二本購入したコーヒーを、佐々木に一本手渡し、そこから会話を広げよう!…という、なんとも古臭い作戦に出てみたものの、駄目だった。受け取ってもくれない。
 だが俺はまだ、最終兵器を隠し持っているのだ。
これさえ使えば、どんな状態でも佐々木を一発で上機嫌にさせる。そんな凄い兵器が、な。
それを発揮するには、今は申し分ない場面であろう。よし、行くか。

「佐々木、手を貸してくれ。」

 そう言っても、貸してはくれない。そればかりか、振り向いてもくれない。ピクリと反応すらしないのだ。だが、俺はこんな事も想定内さ。
俺は小走りで佐々木の隣まで行く。やっと佐々木の表情が目に入った。なるほど、かなり落ち込んでいるな。
 次の瞬間、俺は佐々木の手を、強引に奪い取った。
「あんまり早く歩かないでくれよ。見失うかもしれないだろ?」
俺は今自分が出来る限り、飛びっきりの笑顔で、佐々木に告げる。だが佐々木の返答は、

「…………………。」
相変わらず、沈黙である。だが表情は見る限り、まだむくれているはいるが、頬には桜色が灯っていた。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 00:32:25 ID:rV4jNiom
支援

47 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:33:00 ID:jYqwSPBq
 

 昔、岡本に言われた事があるのだ。佐々木と少し、すれ違いがあった時、俺は相談相手に岡本を選び、そして、岡本は快く俺の相談に乗ってくれた。
そんなある日、岡本は得意げに言った。『そういうときはね、ササッキーの手を、こう、強引に握ってしまえば良いんだよ!』…とのアドバイスを、な。
ちなみにササッキーってのは、佐々木のあだ名だ。
 そして俺はその翌日あたりに、半信半疑で佐々木に対して実行してみた。『強引に手を握る』という行為を。
まあこれが。ズバリ的中のナイス采配だった訳なのだ。
手を握ってしまうと、すぐに佐々木は上機嫌になった。理由は今でもよく知らん。もしかして俺の秘めたる超能力なのか?とも思ったが、首を振ってすぐに否定する。「んな馬鹿な」と。
 
 …だが、これは列記とした事実なのだ。本当に、俺が手を握って優しく謝るだけで、佐々木はどんな喧嘩の後でも、すぐに機嫌を良くする。手を繋いだだけでだぜ?
やっぱり、少し変わった奴なんだなー。と、俺は改めて思わされる訳だ。
 しかし、佐々木と手を繋いでいると、やはり男として、何だか俺まで少し変な気分になってくる。
それもそのはず、佐々木の手は小さくて、綺麗で、そして触り心地がとてつもなく良いので、俺もどうしようもなく興奮してしまうのだった。

…まあそんな変態染みた話はどこか隅にでも置いておいて、俺は、「佐々木」と、呼びかける。まあ、もちろん、返答はない。
だか俺は言う。俺は続ける。手を握って、今も少し顔を赤らめている佐々木の横顔に、俺は言う。
「最後はあんなになっちまったけど…」
 佐々木は、未だ沈黙。口を堅く閉ざしている。意地でも喋らないつもりらしい。
俺は、先ほどの笑顔を大きく上回る、今日一番の笑顔を向けて、佐々木に言い放った。

「今日は楽しかったよ。誘ってくれてありがとな、佐々木」

 ついでに、お前の水着姿もめちゃくちゃ似合っていたしな。と、俺は続けて、佐々木の頭に手を置く。柔らかい髪質だ。その髪から、少し香る、甘い匂い。そんな佐々木の頭を、俺は優しく撫でる。
佐々木の顔は、笑えるほど赤かった。
そして同時に、とても悔しそうだった。
 …これで俺の事を、佐々木に許してもらえなければ、俺はもう最悪土下座をするしかねぇな、と。
まさに、そう思いかけた時だった。

48 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:34:47 ID:jYqwSPBq

「キミって奴は…」
 と、佐々木はモジモジしながらも、やっと口を開いてくれたのだ。
だが、やはりそこには少し恥ずかしさがあるのか、俺と目を合わせてはくれない。
 俺は昨晩の橘京子との電話のやり取りを思い出す。佐々木は乙女で、しかも恥ずかしがり屋らしいな。
そのせいなのだろうか、顔はまだ赤い。
 だかそれも、今にも沈みそうな夕日のせいかもしれないな。と俺は勝手に思っていた。
「キミは本当にずるい奴だよ」
 それはそれは。すまないね。
「そろそろ僕の頭の上に置いている手をどけてくれないかな?」
 おっと。すまない。ずっと撫でていたようだ。…ふふ。なんだ?どうした佐々木、顔が赤いぞ?
「…あんまり女性はからかわない方が良いと思うぞ?キミの為に言っているんだ」
 別に自覚は無いのだが、まあすみませんね。…それにしてもだ、佐々木、今日は楽しかったな。
「とても…とても恥ずかしかったよ。僕はね」
 でもまあ、それも含めて、ちょっとは楽しかっただろ?久しぶりにあのポーズもとれた事だし。観衆の注目を集めた事だしさ。
「ばかっ」
 バカですまないね。
「…キミには少しお灸が必要のようだね」
 そう言い終えてすぐに、佐々木は急に俺の腕に体全体を傾けてきた。と思ったら、俺の腕に佐々木の腕が絡まってくる。俗に言う、腕を絡めてきたのだ。
そして、佐々木の何か二つの柔らかい物が、俺の腕に僅かに当たっている。…ほんとーに、僅かにな。ほんの少しだけだ。マジでわずかに。
 …っというか、佐々木。重いぞ?歩きにくいし。

「うるさいうるさい。黙りたまえ。これは今日のキミに対する、罰だ。よくも僕に恥をかかせてくれたね?」
 罰を与えてるにしては、なんかお前も楽しそうだな。
「くっくっ…気のせいじゃないか?あるいはキミの脳内でおきている勝手な妄想だとか」
 そんな佐々木の言葉を聞いて、俺達は笑いあった。
確かにあまり会えないとは言え、俺は今でもお前の親友だぜ?お前が本当に楽しそうにしてるか、否かなんてのは、俺にはまさに手に取るようにわかるさ。
そこまで俺が言うと、佐々木は先ほどまでの様子とは、まるで正反対に、とてつもなく上機嫌そうな笑みを見せてから、

「悪かったね。白状しようか。そうさ、僕は今凄く楽しいよ。とても憎たらしい、キョンという名の悪戯坊主を、僕が今成敗している所だからね」
 そう言って、堪え切れなかったのか、珍しく佐々木は口元に手を置いて、腹を抱えて大爆笑してた。俺もそれにつられて、ついつい吹き出してしまう。
男女の高校生が道路の真ん中で、腕を組み、寄り添いあい、体を密着させながら、爆笑しているような所を、道行くおばさん達は迷惑そうに、或いは温かい眼差しを向けながら見つめてくる。だが俺はそんな事も気にせず、佐々木と笑い合っていた。
 …心から、岡本には感謝しておこう。訳わからんくらい上機嫌だな。佐々木よ。
そんな佐々木を見ていると俺だって、少なからず嬉しいような、そんな気持ちが湧いてくるってもんだ。こんな時間が愛しい。心からそう思う。


49 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:36:55 ID:jYqwSPBq

 なぁ佐々木。たまにで良いから、連絡くれよな?そんで、こうやってまた遊ぼうぜ。
「ばか。それは僕の台詞だろう?僕は毎日だってキミと会いたたがっているのだよ。
それに、男性のキミからアプローチの意味で連絡をくれるのが、世間一般的な常識なんじゃないかな?
…それにだね、今日は僕が誘ったんだから、次の約束は、キョン。キミが僕を誘うのが、道理としては正しい。と、僕は思うのだけれど?」
 
 いや、…お前が誘ったというか、俺は橘に誘われたんだけどな。
「…それは言わない約束だろう…」
 そう言われて佐々木にコツンと頭を叩かれた。…おい佐々木、人を叩いておいて微笑むとは何事だ。
俺がそう言うと佐々木は、心底楽しそうに、しかし、少しだけ、物哀しそうに、話出した。
「いやぁね、キミとの時間は本当に充実していて…それ故に…僕の心の中に、やり場の無い 寂しさが芽生えてしまう程だよ」
 
 やたらと、佐々木の声が沈んでいくのがわかった。
寂しいさが芽生える?楽しいのに、寂しいのか?わかってはいたが、不思議な奴だな。と俺は言う。
すると佐々木は俺を見上げて、心底呆れ返った様子で、呟く。
「本当にキミは乙女心のわからない奴だなぁ…」
 …その台詞なら、昨晩忌々しい女超能力者に聞かされたところだよ。
「つまりだ、キョン。よく聞きたまえ。僕はだね、これほどまでに、キミといる時間が充実しているからこそ、僕は、キミと会っていない時間が余計に寂しく、中身の無い物になってしまうと、それが哀しいと、僕は言っているのだよ。わかったな?僕の乙女心がキミにも」

 佐々木は、今にも泣き出しそうな表情を浮かべていた。だが、それは見ない振りをしておこう。
負けず嫌いなこいつの事だ。指摘したらまた機嫌を悪くするだろう。
俺は佐々木の問いには返答せずにいた。しかし、その代わりと言うように、佐々木を少し抱き寄せる。相変わらず俺の右腕には、佐々木の全体重が掛かっている。
信じられないくらい軽い。こいつは普段何食ってんだ?と不安になるほどだ。

50 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:38:35 ID:jYqwSPBq

 ふと、気づくと、蝉の音が少し遠くに…。そして入道雲は、夕日の仕業で、茜色染まっている。
俺は、この世でもっとも、美しい風景を眼にしているのかもしれない。
そうだ。もうそろそろ本格的に、秋になっていくんだなと、思わされる。

 一昨年の。中学三年時の、この季節は、俺は何をしていたかな?多分、塾と学校に追われながらも、でも、それなりに楽しくやっていたんだろう。
なぜなら、俺の隣にはずっと、佐々木がいたからな。
今となっては、過去になってしまった、あの頃を思い出しながら、「ふぅ」と、俺は一つ息を吐く。

―――今にも泣き出しそうな親友に向かって、俺は一言、言ってやる事にした。
「電話くらいなら、いつでも受け付けてるから。なんかあったらいつでも電話してこいよ」
 と、早口で言い放つ。佐々木の表情は、なんだか呆気にとられていたようで、口がポカンと開いていた。
そして俺の言葉の意味を理解した瞬間、佐々木は、面白いくらいにあわてるのだ。あたふたしている様子の佐々木を見て、
俺は少し、幸せの中に隠れている、胸の奥底から込み上げてくる感情に気づく。
 目頭が、少し熱い。

…不味いな、これは佐々木には隠し通さなければ。

「珍しいね。キミは電話による会話手段を、面倒臭いと豪語して避けていたじゃないか。僕の記憶違いか…?」
 ぐすっ。と、俺は涙を隠す。そして平静を装い、返答する。
「確かにどうでもいい奴との会話なんて、電話じゃなくても極力したくないさ。だかな、逆に、お前となら、さ。話してても最高に面白いし…だから…お前だけは、俺に遠慮なんてしないでくれ。」
 …そこまで俺が言い終えると、うん。まぁ、なんと言うか…俺は、胸の奥底から込み上げて来る感情に、…涙腺が、負けてしまったのだ。
目頭がカーッと熱くなり、そして次の瞬間、俺の瞼からは大粒の涙が零れ出てしまう。…制御したい。でも、そう思う度に、涙の粒は大きくなる。
 俺はついに、声を漏らして泣いてしまう。そこで佐々木はやっと、俺が泣いている事に気づいたらしい。
ふと見た佐々木の表情は、今日一番のサディズムスマイル。悪戯娘が、「良いものを見つけた!」というかのように、それはそれは嬉しそうに、「ニヤリ」と微笑んだのだ。
 俺は佐々木に、一番見せてはいけないものを見せてしまったのかもしれない。


51 :SS 茜色の雫:2007/12/08(土) 00:41:01 ID:jYqwSPBq

「…泣いているね?」
 と、佐々木は小さく呟く。そして次の瞬間、「うふふっ」と、あの個性的な笑い方では無く、別の笑い声が聞こえてくる。
くそっ、心底俺は悔しくなる。佐々木のような悪戯娘の前で泣いたりするのは、この世で最もやってはいけない事の一つに、間違いなくランクインするだろう。
「…わ゛るいがよ゛っ…」
 と、俺は涙のせいで、上手く返答出来無いが、それでも言う。「悪いかよ?」と言ったつもりが、酷く声が震えてしまう。
だが佐々木は俺の言葉を理解し、そして、返答してくれる。

「全然、悪くない。むしろ、うん。僕は今、とても嬉しいよ。この際はっきり言ってしまうとさ、正直、凄く不安だったんだぞ?
この春キミとたまたま駅前で出会うまで、『キミは僕の事を完全に忘却しきっているのではないか』と思っていたし、
まあ、その他色々な感情に取り巻かれて、僕はとても不安だったんだよ?…キミのせいでね」

 佐々木は、思い出しながら話をしているような、そんな口調だった。
とても慎重に、佐々木は言葉を選んでいる。選んで、選んで、絞って、切り捨てて、そして、とても大切に、大事そうに、選んだ言葉を佐々木は声に出す。
すると、佐々木が放つその言葉は、まるで命を持つかのように俺の耳に、脳に、全身に、染み込んでくる。どうしようもなく心地良かった。この瞬間が。
佐々木はまた、言葉を選ぶ。そして、続ける。

「でも、目に見える現実として、キミはこうして僕と、今ある時間を共有して、感極まって泣き出してしまうほどにキミは、僕と共にいる事に感動してくれている。
これほど、僕にとって幸せな事は無いんだ。…キョン。本当だよ?…僕は、今…そう……とても……っ……」

 そこまで佐々木は言うと、話すのを止めた。というより、話すことが出来なかった。次の瞬間、俺の耳に響くのは、佐々木の泣き声だった。
とても深く、弱々しく、とても…とても綺麗な涙だった。佐々木は声も出さずに、だが、俺のそれとは比べものにならないくらいの、大粒の涙を流していた。
その涙は、留まる事を知らず、佐々木の大きな瞳から、止め処なく零れだしてくる。

―――色んな想いが、そこにはあったんだろう。そして、それよりも多くの不安を、佐々木はきっと、その小さい背中に背負っていた。
俺は佐々木の涙を見て、とても深く、後悔する。なんでだよ。
なんで、俺はもっと早く、佐々木に会えなかったのだろう。こいつがこんなに不安になってしまう前に、電話の一本でもして、会ってしまわなかったのだろうと、後悔する。
ハルヒ達と出会ってからも、俺は決して佐々木を忘れていた訳では無い。時々思い出し、「あの頃もあの頃で楽しかった」と、嘆く程度ではあったが、だか、それでも俺は佐々木を忘れたりはしなかった。

 佐々木の瞼から零れ落ちる涙を、夕日は照らし出す。茜色の涙。
俺は佐々木の頬を伝うその涙を、指で優しく拭い取る。佐々木の頬は温かかった。

 少し時間も経つと、佐々木は、気持ち的にも落ち着いたのか、呼吸も一定のリズムを保ち始めた。だがまだ、哀しい余韻を残すかのように、少し、嗚咽をあげている。
 夕暮れの茜色が、時に切なく、俺達二人の影を映し出す。
佐々木は、必死に声を絞り出し、消え入りそうな声色ではあったが、確かに、俺に向けて言葉を発していた。


「僕はもう、不安になったりはしないよ」
 その声に、その言葉に対し、俺は強く頷く。お前を不安にさせるなんて事は、俺がさせない。もう二度と、だ。
俺は佐々木と目を合わせて、そう宣言する。佐々木は、目に少し涙を浮かべながら、またも頬を赤く染める。
「うむ。頼んだよ。次、僕が涙を流したりしたら、それはキミのせいだからな?わかっているね?僕の大切な、キョン」
 はいはい。わかっておりますとも。ええ、よぉくこの身に言い聞かせておきますとも。
俺と佐々木はまた、笑い合った。

 もう二度と、哀しい涙を流したりはしないように。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 00:44:42 ID:rV4jNiom
支援

53 :51:2007/12/08(土) 00:44:52 ID:jYqwSPBq
以上です。佐々木スレで投下は初めてだったので何か無駄に緊張したw
ブログに載せているのでもしかしたら見た事ある人もいるかもしれません。
そんな人にはとりあえず謝っときます。すんませんでした

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 00:49:52 ID:cq1VJLPQ
佐々木さんSS読んでるときの俺の脳内森永理科本気で自重しろwww

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 00:58:24 ID:xTKSyPBq
>>53
感動した、GJ!
ひょっとして巨人の人?ブログあるなら見たいな。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 01:03:21 ID:rV4jNiom
>>53
GJ
恋愛に慣れてなくて、ぎこちない感じの二人が良いよ。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 01:21:50 ID:iCnsXfEw
gj
佐々木さんかわいいよ

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 01:25:04 ID:jYqwSPBq
>>55
巨人の人では無いですw
URLは貼れないけど、ブログ名くらいは出しても大丈夫なのかな?
でもそれも宣伝になっちゃうか…

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 01:43:13 ID:IoPVVQqi
テラgj

すんごい良かった。綺麗な文章。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 01:57:45 ID:IoPVVQqi
すまぬ。あげちゃった。本当にごめんなさい。
どうかご容赦を

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 02:18:51 ID:rV4jNiom
中学時代の佐々木さんの話に岡本さんや須藤達を出すのも面白そうだな。

須藤→岡本→キョン説もあるけど、須藤と岡本は佐々木×キョンみたいに、恋人未満の関係だったと個人的に思っている。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 08:29:59 ID:Qy8r9Dwu
お早う、そして一寸ビターな甘さのSSありがとう。

GJ!

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 11:41:08 ID:3cfIwi0k
今日も雪降り、寒いよ佐々木さん

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 12:00:13 ID:bu7MsSQ4
>>54
 森永理科って本当に佐々木に似合いそーだよな。

>>53
ぐっじょぶ。 すんごく良かった。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 12:32:34 ID:Q0xJA/oj
佐々木さん可愛いよ佐々木さん
ビキニに泣き顔とは大サービスだなあ。

青春いいじゃないかっ。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 13:06:50 ID:rV4jNiom
流れ読まずにビターなSSというか小ネタ投下

67 :SS赤い糸:2007/12/08(土) 13:13:37 ID:rV4jNiom
君の小指の赤い糸は誰とつながっているかな?
まー、判らないだろうな。
人は、結ばれる運命にある異性と左手の小指に結ばれた赤い糸でつながっているらしい。有名な話だが。
 ・
 ・
 ・
佐々木やハルヒ達に「誰を選ぶ?」と詰め寄られ、佐々木を選んだ俺だった。

「キョン、僕を選んだ、僕を選んだ。エヘヘ。
キョンと僕は赤い糸でつながっていたんだ」
選ばれた佐々木は幸せそうな顔で、はっきり言って馬鹿面だった。


「キョン、晴れて夫婦となったからには、これからは毎日やらしてあげるよ」
夫婦?今のところ恋人では?

「その代わり、浮気したら、、、
わかるね?

閉鎖空間に幽閉だからね。くつくつ」
そう言った佐々木には、女神の美しさと残酷さが同居していた。

その時、俺は初めて、神:佐々木を怖いと思った。それとも、これは女の怖さなのだろうか。
今まで、普通に会話できたのが不思議だ。


その後の俺は、常に閉鎖空間に囚われた、いや見えない鎖に縛られているようで、自由を感じることは無かった。
早まったか?いや、誰を選んでも同じだったはず。
それに、これは本来、結婚している人すべてが縛られている鎖のはず。俺だけじゃない。
佐々木に不満を持つなんて贅沢だ。
 ・
 ・
 ・
君の指の赤い鎖は誰とつながっているかな?
(終わり)

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 13:26:38 ID:YL8+UMio
乙〜
しかし佐々木と聞くと同級生を連想するから困る
しかも男

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 14:52:59 ID:Qy8r9Dwu
>>67
佐々木さんなかなかの壊れっぷり乙

『結婚は人生の墓場だ』

という言葉を思い出す…

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 15:18:23 ID:uIVNutR8
結婚なんてつまらない。
死ぬまで夫婦の約束を守らなくちゃならないんだもの。
そんなバカげた約束を誰ができて?明日どんな風が吹くか、神様だってご存知ないわ。

ミア・フォロー(アメリカの女優)


結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。
これまで見たものの中で最も美しかったものは、
腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。

グレタ・ガルボ(スウェーデン出身のハリウッド女優)


どちらも両極端な言葉だが、それだけにどちらも真理だ
個人的には、キョンと結ばれる女性、佐々木さんでも長門でもハルヒでもいいんだが、
生涯愛し合って幸せに暮らして、グレタ・ガルボの言葉にあるような
「腕を組んで歩く老夫婦」であって欲しいと思うぜ

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 15:32:48 ID:ma+BkScn
腕を両側から捕まえられて連行されるキョン
しか思い浮かばないのは何故だろう……

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 15:42:00 ID:uIVNutR8
結婚をしないで、なんて私は利口だったんでしょう。
これまで見た修羅場の中で最も酷かったものは、
涼宮と長門と佐々木に両腕を捕まえられて連行されるキョンの姿でした。

谷口(日本の高校生・WAWAWA忘れ物の開祖)

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 15:49:50 ID:QTc7jDxN
SS作家や絵師の皆さん。
そろそろクリスマス・大晦日・正月の季節となってきました。
また、エキスポランド閉園ネタもありますので、皆さん頑張ってください。

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 16:09:31 ID:Qy8r9Dwu
コラ>>71-72、せっかく>>70でうんうんと納得してしんみりしたのに吹いてしまったではないかw

と思ったら>>70>>72は同じ人物とな!?ますますよくやったと言わざるを得ないww

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 17:39:31 ID:rV4jNiom
>>72
谷口GJ

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 17:56:52 ID:6jvxwzkA
「佐々木さんのフラグをどうやって
あの無敵のフラクラのキョンさんに対して立てるんですか?
メルアドの交換から・・・」

「NON
時間がかかりすぎる
あいつらが現状にいつまでも満足しているとも限らん
休みのたびの外出の取り付け」

「NON
SOS団の活動があります
あの涼宮さんが許可をするとは思えません
毎日校門近くでの待ち伏せ」

「NON
TFEIの監視で学校周辺では
待ち伏せはおろか接近すらもできない
正面からの告白」

「NON
長門さんは切り抜けてもフラクラがあります」

「結論は神もTFEIもフラクラをも物ともせず
キョンに対してこの僕のフラグを立たせることのできる
そんな方法だ」

「―――まさしく――無理難題――――」

「ダヨネ・・・」

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 20:30:44 ID:XwGiYmKw
ヒント:人生、宇宙、すべての答え=42

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 00:04:36 ID:7KLFYVP1
>>76
佐々木さんがむばれ

79 :SS橘の呼び出し:2007/12/09(日) 00:33:34 ID:31xlLpL4
ある日、橘に呼び出された。
喫茶店で、橘にははっきりと怒りのオーラが見えた。
女の子と二人きりでも喜べない状況なのは、何かの呪いか?誰か助けてくれ
「昨日、また佐々木さんの閉鎖空間に神人が発生したのです」
「俺の責任とか言う口振りだな」
「100%、キョンさんの責任なのです。男らしく佐々木さんに対して責任とるのです!」
声がでかいぞ。周りから注目をあびている。

ヒソヒソ
(責任取れだって?)
(あの子を妊娠させたのよ)
(違うわよ、話の流れから言って、妊娠したのは、あの子の友達よ)
(佐々木とか言ったわね)
(まだ高校生なのに)

古泉といい、橘といい、超能力者は俺に責任転嫁することが趣味らしいな。
「いつものように、佐々木が俺の家に来て、勉強して、食事しただけで、いかがわしいことはしていないぞ」
溜息をつきながら橘は言った。
「あきれました。映画の券とレストランの食事券をあげるので、明日にでも佐々木さんを誘って下さい」
「そうだな、映画を見て食事でもすれば、佐々木の気分も落ち着く、ん?どうした?」

橘は、うちのシャミセンがセミの抜け殻を見つけた時の目をした。
そういや、いつか古泉もその目をしていたな。
それ、超能力者の間で、はやっているのか?

「あきれて言葉も出ないのです。キョンさんがこんな馬鹿だったとは」
「俺が馬鹿なのは認めるが、面と向かって言われると傷つくな」
「ずっと見ていて気付かないのですか?
佐々木さんはキョンさんを恋人として独占したくて、日々悶々としているのです。それとも涼宮さんの方が良いのですか?」
周囲の視線が刺さって痛い。

ヒソヒソ
(聞いた、二股よ二股、それも一人が妊娠)
(女の敵よね)
(どっかで見たと思ったら北高校の涼宮さんの彼氏よ)
(ということは、涼宮さんは二股かけられていたの?ザマー見やがれ、じゃなくてかわいそう)
(私は、涼宮さんみたいなDQNがまともな男に相手されるわけがない、とずっと思っていたわ)
(佐々木というと、彼の元彼女よ、確かそうだわ)

橘には、以下のことを言われた。
@正式に告白して、今後佐々木を恋人扱いすること
A他の女の子に色目を使わないこと
B優しくすること
Cデートの時には最低でも抱き締めたりキスすること
D時々Hすること
E卒業したら結婚すること
F浮気しないこと
G佐々木を第一に考えること
H育児や家事は分担すること
Iギャンブルはしない
J煙草は吸わない
K酒は二十歳からで、適量を
「佐々木さんとの約束ですからね。絶対守って下さいね」
約束って、お前の一方的な要求だろうが。
「ここは私が払っておきます。明日はよろしくお願いしますよ」
おーい、俺はYESともNOとも言ってないぞー

なお、その後、古泉と喜緑さんにも似たようなことを言われた。
俺の選ぶべき相手はハルヒ、長門と違っていたけど。しかし、俺はどうすれば良いのだよー
(終わり)

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 00:50:49 ID:wexgPbjU
>>79
ひょっとして、取り巻きの方が苦労している?

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 02:36:11 ID:wexgPbjU
>>79
次の日、涼宮と佐々木に両腕を捕まえられ、長門に背中を押されて連行されるキョンの姿があった。
それが、俺達が『キョン』の姿を見た最後だった。
キョンは人生の墓場に行ってしまった。ある意味、俺達の知っているキョンはその時死んだのだった。

次の日から、『キョン』は存在しなかった。
代わりに『佐々木の婿』が『キョン』の席に座った。
ちなみに、『佐々木の婿』は生まれ変わったキョンのことだ。

谷口談
(おしまい)

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 03:40:48 ID:wexgPbjU
>>73
万博会場だったエキスポランド閉園するのか。
大阪大学工学部キャンパスの近くなんだね。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 03:44:52 ID:ECR2Tn8x
グレイのように連行されるにも、腕が1本足りない展開w
TFEIは卑怯だろ、つか参謀が極あk...

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 04:16:45 ID:31xlLpL4
谷川スレで見たけど、TFEIって機関の人が使っている隠語らしいよ。何の略かは不明。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 04:32:02 ID:31xlLpL4
案外、Tとても、Fファンキーで、Eエロい、I淫乱な奴等とかいう意味だったり。

86 :俺の愛車は軽トラだ MK.W 1/4:2007/12/09(日) 10:17:33 ID:K3115ozz
「そこだ、キョン。最大のボトルネックは流通構造なんだよ!」

 その佐々木の言葉を聞いた時、こいつは何を言っているんだと怪訝な瞳で佐々木の顔を見つめたのが本当のところだった。
だからいつもの様に話を聞き流してしまえばいいだろうといういう、俺の考えが甘かった。
佐々木の話はいつもの雑談・勉強モードから懸け離れており、魚の流通に関して淡々と述べていた。
事業目的は鮮魚・地魚の急送による直接販売であり、港と料理屋や小売店に流通経路を発掘する事であった。
最大のネックである既存の流通経路に対抗するには、ニッチ分野でのルート開発しか有り得ないだろうと・・・・。

 佐々木は喜々とした表情で話を進めてゆき、その話の相手をしている内に夜が明けてしまったので、佐々木を車に乗せて家まで乗せ
て帰る事にした。年頃の娘を二日連続外泊させたんだから、親御さんに俺から謝りの1つでも入れておこうとも思った訳だ。
助手席で眠る佐々木を横目で見ると、実に満足感に溢れた表情をして穏やかに眠っていた。この表情を見れるのは家に着くまでだ。
 ・・・・後で写メで撮っておこう。
佐々木を家まで送り親御さんにお詫びをして家に帰った俺は2日分の疲れを癒すべく、最長睡眠時間記録を更新してやろうと思いなが
ら寝床に着いた。


ぷるるるる・・・・
 電話が鳴っている。ウザいぞ。寝たばかりなのにまた邪魔する気か。
ぷるるるる・・・・
 ほっといてくれ。俺は眠いんだ。
ぷるるるる・・・・
 やれやれ、俺には落ち着ける時間も暇もないのか。液体金属の中でクロールしている様な重さを感じつつ電話をとった。
「・・・・・・」
 ノイズひとつ無い沈黙の時間。間違い電話ならとっとと謝って切るのがマナーなんだぜ。最近の若い奴は礼儀も知らな・・!
・・・長門か?
「・・・・図書館まで、来て欲しい」
 電話は必要最低限の内容を伝えただけで着信モードへと切り替わり、ふたたび沈黙の時間の時間を取り戻した。
長門が電話してくるなんて最近は珍しいな。あいつが電話してくる以上は何だかの宇宙的・未来的・超能力者的な問題が起こっている
に違いない。寝床から起きた俺は頭を掻き毟りつつやがて1つの言葉を呟いていた。
「やれやれ」




87 :俺の愛車は軽トラだ MK.W 2/4:2007/12/09(日) 10:19:22 ID:K3115ozz
 徒歩と自転車と軽トラ。図書館までの道のりを何を使って行くべきか脳内会議を行い、俺は軽トラを使って行くべきと判断した。
最近は運動不足気味でもあり徒歩と自転車で向かいたい気持ちもあったが、俺を呼び出した相手の事を考えると火急速やかに行くべき
と判断した。もっとも、家からの距離と車の出し入れの時間を考えると自転車の方が早いかも知れなかったけどな。
 図書館の駐車場に愛車を止めた俺は長門を探しに図書館に足を踏み入れたのだが、電話をとった時に居場所まで聞いていなかったし
長門も伝えてくれなかったので、俺は書架を巡る事になった。
あいつと図書館の組み合わせは何度かあった組み合わせの1つであり、最初は高一の時のSOS団第一回不思議探索の時にまで遡る。
その時はハルヒに眠りをぶち壊されて狼狽しつつ長門を探しあて図書館カードを作って帰ったのだが、その後も何度か図書館と長門の
組み合わせはあった。大抵の場合は俺が本に飽きて寝てしまい、そろそろ時間だと思って長門を探しに館内を巡ったのだった。

 デニム地のシャツとすらりとしたジーンズをまとった長門がそこに居た。
少し着古した感じの色が長門のイメージカラーに合い、体のラインに合わせたかの様なデザインはアップテンポな軽快さを感じさせた。
 ・・・・よう、長門。久しぶりだな。
「あなたに伝えたい事がある・・・・。こっちへ」
 長門は音も立てずに颯爽と俺を導き、自習スペースへと歩を進めた。机の上には夥しい程の本が整然と平積みされていた。
一体これは何なのだろう?長門はこれだけの本を俺に読めと言っているのか。何の為だかさっぱり見当が付かず少しばかり驚いた表情
で長門へと振り返った俺なのだが、あいつが取った行動が俺を更に驚かせる事になる。
俺の手の平を優しく掴んだ長門は、その手を自らの胸の前まで採り上げて両手で包み込んだ。まるで耶蘇の人が祈るかの様子で。
 予想外の動作に俺は少し戸惑いを感じて長門を見詰めようとしたが、頭をもたげているのでその表情は分からない。やがて首を上げ
て俺を真正面に捕らえた長門は、星々が一杯詰まっているかの様な瞳を向け、ひと言だけ俺に言葉を投げ掛けた。
「あなたは・・・・あなたは、きっと大丈夫。だから・・・」
 それだけを言うと踵を返して小走りに駆けて行き、俺は本と共に取り残された。




88 :俺の愛車は軽トラだ MK.W 3/4:2007/12/09(日) 10:20:02 ID:K3115ozz
 一人取り残された俺は本の山を一瞥した。
本には引き千切ったメモ帳らしき白い紙の小片が挟まれており、ジャンルに区分けされているかの様だった。長門らしさを感じさせる
几帳面さで本が並べられており背表紙を一覧する事が出来たのだが、どうもこれは会社設立に必要な知識の倉庫らしかった。
とても一人では片付けられそうにないと感じた俺は、本の虫を自称している娘に電話する事にした。
 恐らくは俺よりも寝起きは悪かったであろう佐々木は電話先で声をひそめて笑い「今度は図書館デートかい?」とつぶやいた。
違う、違うんだって!思わず声を上げて突っ込みを入れた俺は、ここがドリンクコーナーである事を幸運に感謝した。

 やがて佐々木は初夏に相応しい軽快で機能的な衣装をまとって図書館にやってきたのだが、本の山を見るなり絶句する事になる。
「キミは僕の話をちゃんと聞いてくれていたんだ。僕、なんか嬉しいな」
 ・・・・ここで宇宙的な介入があったと言うのは止めておいた方が良さそうだ。
「僕とキミとでこの本を調べ尽くそうって事だね。ちょっと力がみなぎってきたよ」
 ・・・・まぁ、そう言う事だ。と言っておくのが無難であろう。佐々木はよく調べたねとか、これは適切な選択だと何やらつぶやい
ていたが、おもむろに本の山を自分と俺の分に切り分けると空いている自習スペースへ潜り込んだ。どうやら佐々木が自分の分として
持って行った本は法律や経理に関する本らしい。
どうやら俺には残された経営・経済・営業の指南書と格闘する事が定められたらしい。まったく手を付けないと佐々木に後で何を言わ
れるかわからないと思った俺は、随分とコミカルな表紙をしたビジネス書を手に取った。
父親の急死で中堅企業の社長になった女子高生を主人公としたラノベらしい。


 俺はどちらかと言えば、これはハッキリと言える事だと思うがお金に対してはダークなイメージしか持っていなかった。
自分で本を読んで初めて気が付いたのだが、金が無ければ世の中は機能しない様になっているのを論理的に理解出来たし身近なものだ
と感じた。そしてその流れに翻弄されるばかりではなく、自分の意思・意図をもって介入したいという気が起きてくるのは自然な物の
考え方では無かろうか?
 その事を佐々木に話すと最初は少し戸惑いの表情を見せつつも、我が意を得たりといったちょっとした悪戯を思い付いた子供の様な
表情をさせながら「それじゃ僕と一緒に思考実験をしてみないか」と俺に促した。

 思考実験と言っても、そう大した物じゃない。事務職1名と仕入・営業を兼ねる1名で事業を興し、損益分岐点がどこかとか事業を
行う上でボトルネックはどこになるかと机上で語り合うだけの事だ。
はじめに意見がぶつかったのは従業員に対する賃金の事だった。自分がしたい事を自分の手で行う訳だから無給でも無休でも構わない
だろうと思ったのだが、佐々木は無給や無休では法人登記が出来ないと返してきた。
「それに将来の事を考えると、ある程度はキミも僕も手取りが要ると思わないか」
 まぁ、世の中の仕組みがそうなっているなら仕方無いよな。
佐々木が望んだ回答を俺がしたのだろうか?頬を桜色に染めた佐々木は握った右手を唇に当て、声を堪えて笑っていた。
そんな会話をしつつ二人でビジネスモデルを考える日々が続き、やがてそんな日々は終わりを迎える事になる。




89 :俺の愛車は軽トラだ MK.W 4/4:2007/12/09(日) 10:20:45 ID:K3115ozz
 最初はお互いに無視していたのだが、結局は避けられない問題点が残った。要するに元手をどうするかだった。
さすがの佐々木もこの問題の解決法は思い浮かばなかった様子で悩んでいる。時々俺の方をちらっと眺めて視線を逸らす動作を何度も
繰り返すのだが、俺にだってこんな問題は解けないのはこいつだって判ってはいるだろう。確かにマトモではない方法なら思い付く。
未だ存在する変人組織をそそのかして無心するとか、宇宙的存在に本物を超えた偽物を用意して貰うとか、未来的存在に預金を預けて、
未来の口座から預金を引き出すとか思い付くが、こんな事を言うと拳を突き上げて佐々木は怒るに違いない。
 この気まずい雰囲気を突き崩したのは手を組み、祈りのポーズをした佐々木だった。
「キョ・・キョン!もし・・・・万が一にもキミがそれでいいならば僕に一計があるのだが、聞くだけ聞いて貰えないだろうか?」

 どうやらこいつは出資者に覚えがあるらしい。


 俺はその話に否応もなく賛同し、それに向けての準備を行う事にした。
人を説き伏せるのであれば直感的な方が好ましいし、より視覚的に訴えた方が効果的だ。学校の授業で民間会社から助教として教鞭を
執っていたエンジニアがそう言っていたし、結局の所は人を動かす力がない限りは優れた考察も埋もれて消えると。
佐々木と話し合った事はメモや日記に書いていたが、それを1つのストーリーとして他人に理解して貰うのは非常に大変な事だった。

 俺は今、大人の前で大人として話をしている。佐々木が借り切った日本料理の店の中に俺達は居た。
どちらかと言えば人前で話をするのは苦手な分野に属する事であって、俺はそんな自分を補強すべく資料を整えた。
まずは事業の意味と意義を説くべく日本の食文化に属する事から話を始め、それが危機的な状態にあると訴えた。ただ単に危機を煽る
だけでは押売と同じだから、俺は各種の統計を例に出して問題点を列挙し、解決方法として二人で考えたビジネスプランを提示した。
資料は佐々木の目を通さずに俺一人で作り上げて出来映えが心配な所ではあったが、横目で見る佐々木の様子からするに遡及点は貰え
そうな資料になっている様で、時折大きくうなづくのを見ると提示の仕方も悪くは無いようだ。
しかし、これだけでは説得力に乏しいと考えていた俺は、資料に用意していない台詞を訴えるように言い放った。
「このモデルを成立させるのは俺一人では出来ません。是非とも俺に娘さんを預けて頂きたい」

 世界が静止したような時間がしばし流れた。
ウチの両親が「やれやれ」とつぶやき、妹は「キョン君、恥ずかし〜」と囃し立て、佐々木の両親はくつくつと笑っていた。
・・・・なぁ、ここまで来たら俺達はもう引き返せないぜ。
横へ視線を向けると陶酔感に満ち溢れたのか、すっかり惚けたような表情をしている佐々木がいた。



90 :俺の愛車は軽トラだ MK.W:2007/12/09(日) 10:24:23 ID:K3115ozz
とりあえず、プロポーズ大作戦編は終了です。

このシリーズでは以下を参照してつくられました。
 ・原作
 ・秒速5センチメートル
 ・女子高生ちえの社長日記
 ・スレ住人の愛情

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 11:19:22 ID:tTGn76OW
>>90
GJ!

92 :俺の愛車は軽トラだ MK.X 1/5:2007/12/09(日) 14:17:49 ID:K3115ozz
 その後の慌ただしい日々は俺は焦燥感を相棒に共に過ごす事になった。
自分の腕1つでどこまで出来るか確かめたい気分であったし、あいつの微笑みを見たかったからだ。
「キミはよくやったよ、うん」
勉強を見て貰っていた時に満足気な表情を浮かべて微笑む仕草が妙に恋しかった。今までは目先が分かり切った課題を解くだけの人生
だったが今度の相手は先が読めない相手だから、そんな中で回答を導き出して驚かせてみようという気持ちがあったのは否めない。
事業を始めるに当たって必要不可欠な事務処理を二人で一緒にこなした俺は、愛車と共に見果てぬ荒野に目指していた。

 最初は挫折の連続で生来、楽天家の俺もめげそうになる事も屡々あった訳なのだが、あいつに俺は元気とアイデアを貰って再び外に
出掛ける日々が何日も何日も繰り返された。石を積み上げては崩されまた積み上げる、まるで昔の刑罰の様な日々だった。
 そしてある日、初めての取引が成立した。
『☆入金確認☆』短いメールを受け取った俺は小さな宴を催す事を考えた。そんなに俺にも手持ちが残っている訳でもなく、コンビニ
で買ったチューハイと俺が仕入れた魚で祝う事にした。
魚は地魚ではなかったが、街中では絶対にお目に掛かれない新鮮な秋刀魚だった。
俺は台所に立つと包丁を使わずに指だけで秋刀魚をおろしにして、これ見よがしに新鮮さをアピールした。
普通は秋刀魚を処理するならば柳刃包丁を用いた繊細なテクニックが求められるのだが、鮮度がいいなら鰯を処理する要領で腸と骨を
一緒に抜けて、ちょいと掴んで引っ張れば綺麗に皮も剥けるものだ。
「これはプレゼンテーションに使えるよ。僕にも教えてくれないか?」
 不意に秋刀魚祭りが始まって、久しぶりに俺が帰郷のを眺めたいのであろうか、親達や妹が集まりだして祭りは賑やかになってきた。

最初の1つの成功は小さな自信となり、次の成功の一歩となった。
そんな事を繰り返しながら俺の20代前半は過ぎてゆき、最初の目標であった損益分岐のラインを超える事に成功した。
俺は軽トラの冷凍庫に黒ペンキを使い、何度も繰り返して練習した文字を鮮やかに描き上げた。

「 (株)佐々木鮮魚 」




93 :俺の愛車は軽トラだ MK.X 2/5:2007/12/09(日) 14:19:42 ID:K3115ozz
 最近になると事業がうまくいっている証として、ひとづてに紹介をされる事も多くなって港では意欲的な漁師に出会い、街に戻れば
新進で活躍する店主と出会う事になって色んな話を聞く立場へと変わり、時には産地と消費地を繋ぐ仲介業的な立場にもなったし、
色々な店を巡っている関係で店のコンサルっぽい事もする様になった。
俺は事業拡大は蜜の罠と考えていたので料理屋の経営とかをネタに銀行が融資話を持ち込み俺は丁重にお断りをしていたが、顧客の
事業拡大には諸手を挙げて賛同するようにしていた。その方が仕事甲斐があるしな。
 やがて取扱量が増えていくと軽トラでは間に合わなくなり、中型トラックへ愛車が替わった。色んな思い出が詰まった愛車を手放す
のは一抹の寂しさを憶える事だったが、これは必要な事だからと自分自身を納得させて思いを断ち切った。


 ひと言に俺の仕事を魚屋さんと言うのも出来るのだが、これはこれで結構手間の掛かる仕事だ。
思いっ切り要約すれば、自分で魚を仕入れて自分で売り歩くという事になるのだが、実務を考えると思いの外大変だったりする。
最高の鮮度で仕入れようと思うと漁船が港に戻る時を狙うのがいいのだが、時期や魚種で時間がマチマチだったりするので完全に一人
でこなすのはどのみち無理な事だ。
だからこそ漁師のつてを頼って魚を確保して貰う必要があったし、販売先の顧客の方も開店時間に間に合わせる必要があった。
 この顧客に合わせるというのも中々の苦労を要するのだ。
店によっては開店時間中に珍しい魚を手で運び、いわばパフォーマー的な存在を求められる時もあるし、仕込時間中に納品しなければ
いけない客もいる。これに珍魚好き・近海好き・鮮魚好きが混じれば、俺の行動は徹底的に効率化しないと注文を捌き切れないのだ。
 確かに忙しい毎日が続いていたが、俺はそれを満足していたし不満など奈辺にもありはしなかった。
俺は自分の体に鞭を打ち走り続け、20代後半は足早に去っていった。


そんなある日、高速道路のサービスエリアでしばしの惰眠を貪っていた時にそれは起こった。

ドンドン・・
 誰かがドアを叩いている。ウザいな。駐車ラインはキッチリ守っているぞ。。
ドンドンドン・・
 エンジンは切っているからエコなんだよ。俺は眠いんだ。
ドンドンドンドン・・
 やれやれ、愛車を壊されたら叶わないからな。すっかり強ばった体の重さを感じつつ俺は体を起こして音源の方へと振り向いた。
「あほ!さっさと起きなさい!中に入れなさ〜い!!」
 なんでハルヒがここに居るのだ?




94 :俺の愛車は軽トラだ MK.X 3/5:2007/12/09(日) 14:20:39 ID:K3115ozz
 ――よぉ、ハルヒ。随分と久しぶりだな。
言い終わるが先に俺がドアロックを開いた途端、ハルヒが息を切らせながら助手席に乗り込んできた。
 ――車に乗り込むだけで息が上がるとはお前も寄る年波には勝てないのか?
そんな戯れ言を言おうとする間も無く、俺はハルヒに腕を掴まれ車外に引き摺り出されていた。相変わらずこいつは粗暴者だな。

 寒い夜だった。高速道路の照明がハルヒを橙色に染め上げてはいたが、明かりの色とは無関係に寒々とした空気が俺達を包み込んで
いたし、ハルヒの表情も怒っているかのようでいて冷たい感じの表情と視線を俺に向けていた。
「ねぇ、キョン」
 ――どうした、ハルヒ。
「・・・・」
 ――こんな所でお前に出会うとは思ってなかったよ。
「・・・・」
 ――どうしたんだ?俺に声をかける以上、俺に何か用事でもあったんじゃないか
「なんで・・・
 ・・・何であたしがこんな事しなくちゃいけないのよ!!」
 悲鳴に近い叫びを上げたハルヒは全身の力を手の平に集めて俺に平手打ちを食らわせて、よろめいた俺の襟首を両手で掴んで締め上
げると愛車にぶつけるようにして俺から逃げ場を奪った。
「あんた、自分がやっている事がどんな事かわかる!?
 自分で自分の大切なものを奪い去ろうとしているのよ!
 本当にあんたって奴は救い様もないバカだわ!!そんなあんたに付き合っているあたしもホント、馬鹿馬鹿しいわ!」
 ・・・・何の事かさっぱり判らないが、ここはひとつ連絡でも入れた方がいいかも知れないと思った俺は携帯電話を取り出して、久
しぶりとなる生声の業務連絡を入れようとボタンを押した。

「現在、この番号はお客様の都合により・・・・」
頭からすぅっと血が引いていく感触を感じ、俺は力無く地面へへたり込んだ。
 ――何があったんだ、ハルヒ。俺に教えてくれ。
ハルヒは何も言おうとしなかった。俺の前に正立して手は硬く握られて小さく震えていた。
視線を俺から逸らしてきつく唇を閉じていたハルヒはしばらくして大きな深呼吸を何度も繰り返し、右手を俺に差し向けた。
「ねぇ、キョン。
 今ならば、今だったら戻れるかも知れないわよ」
 それは今までに見た事がない、優しげで包容力に満ち溢れたをたたえたハルヒの微笑みであった。

俺は差し出されたハルヒの手を見詰め、こいつの手はこんなに小さく白かったのかと思った。




95 :俺の愛車は軽トラだ MK.X 4/5:2007/12/09(日) 14:22:04 ID:K3115ozz
「さぁ、キョンこっちについて来なさい」
不安で一杯になった迷子の幼児を引き連れるかのようにハルヒは俺を引き連れていった。
そこには懐かしい車があった。「 (株)佐々木鮮魚 」とペイントされた、随分と前に分かれた愛車がそこにあった。


・・・・随分と昔の事を思い出した。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん。本当に帰れるの?大丈夫なの?」
「だ、大丈夫なんだからっ。あったしにど〜んとまかせなさい!」
 妹が産まれる前か後か、帰省先で従兄弟の姉ちゃんに連れられて虫取りに出掛けた時だった。姉ちゃんは俺を喜ばせようと遠くまで
一緒に出掛けたのだが、帰りの道が途中で判らなくなりすっかり陽は降りた暗い夜道をさまよう事になった。その時の俺は今思えば情
け無いが泣いていた。姉ちゃんはそんな俺をなぐさめながら、時には歌をうたって俺の手を引いていた。
 姉ちゃんの手の平の感触を俺は妙にはっきりと憶えていた。
帰りが遅くなった俺達は散々絞り上げられたのだが、今となっては懐かしい思い出だ。
・・・・なんで今更に思い出したのだろうか。
そうか、これは夢の世界に違いない。
夢ならば、いつかは目覚めないといけないんだよな。



「キョン、キョン。着いたから起きなさい」
肩を小さく揺さ振られる感触がして俺は目を覚ました。暖かい柔らかな感触を手に感じていたので目をやると白い手があった。
「いい加減、手を離してくれない?片手運転はホント大変だったのよ」
 ――色々と済まないな。
ハルヒは俺を連れて目の前にある白い建物へ入っていった。
この中にアイツが居るんだと思うと緊張感がみなぎってきた。俺は叫びたい駆け出したい気持ちで一杯となったが、その衝動を鎮めて
ハルヒに従って歩みを進めた。
常に冷静でありたいというのがポリシーだし俺もそうありたいと思っていた。たとえこの先に何があろうともだ。

 やがて1つの部屋の前に立ったハルヒは手を肩まで上げ、人差し指でドアを指し示した。
「ここから先は、あんたが行きなさい」
 ・・・・ああ、判っているよ。でもな、俺がここまで来られたのはお前のおかげなんだから、俺はお前と一緒に入るぞ。
緊張感で涌いてきた唾を呑み込むと俺はドアノブに手を掛けた。




96 :俺の愛車は軽トラだ MK.X 5/5:2007/12/09(日) 14:23:15 ID:K3115ozz
「お帰りなさい、キョン」
そこにはベッドに身をゆだねた佐々木が手をひらひらと振っている姿があった。
「まったくキミという人間の底知れ無さは僕をいつも驚かせる。このまま戻ってこないんじゃないかと思ったよ」
 ――なぜお前が病院で休んでいるのだ。
「ここまで言われるとさすがの僕も怒るよ。
 キョン、君はね。世間で云うところの"お父さん"になったんだよ」

俺は頭がクラクラとして床にへたり込む事になった。
一日、何度までなら許してもらえるかね。

97 :俺の愛車は軽トラだ MK.X:2007/12/09(日) 14:33:37 ID:K3115ozz
これで「俺の愛車は軽トラだ」シリーズを終了とします。
ただし、もしかすると番外編が入るかも知れません。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 14:50:41 ID:tTGn76OW
>>97
これで終わりか…GJでした


余談だが……普通街中で秋刀魚って見かけないのか?
普通に置いてあるだが……

99 :97:2007/12/09(日) 15:05:08 ID:K3115ozz
>>98
「新鮮な秋刀魚」と云う事でご理解下さい。
漁港ではありふれた光景みたいですが、地元の人達ってトロ箱抱えて魚を買いに行くのがデフォルトみたいで、
とれたてぴちぴちの秋刀魚も4〜5`を数百円で買っていくのです。
そして家で手捌きさばいて一気に食べちゃうんですよね。
そんな昔見た光景を、今は会えない娘の事を思い出しながら書きました。


100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 16:26:39 ID:tm1XWIyh
>>99
お前の過去に一体何が……

101 :佐々木vsキョン:2007/12/09(日) 16:58:24 ID:tm1XWIyh
佐々木「魔法カード≪恋文≫発動!」
キョン「恋文?」
佐々木「このカードは自分フィールド上にモンスターが存在し、尚且つ魔法・罠ゾーンに
     カードがセットされている時に発動可能なカードで、二つの効果から相手が
     一つを選択して発動するんだ」
キョン「佐々木のモンスターを貰うか、それとも佐々木が俺にセットカードを寄越すか……
     よし、じゃあセットカードの方を貰うぞ」
佐々木「君ならそっちを選ぶと思ってたよ。君のフィールドにこの伏せカードを渡そう。
     そして更に、魔法カード≪ハリケーン≫を発動! フィールドに伏せられた
     魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す! キョン、君のフィールドにセットされた
     このカードが僕の手札に戻った事で、効果が発動するよ」
キョン「何っ!?」
佐々木「魔法カード≪秘めた思い≫の効果発動! 僕は1000ポイントのライフを回復し、
     君は1000ポイントのダメージを受ける! さあキョン、どうかな? 僕の秘めた想いの
     伏せカードの威力は?」
キョン「随分回りくどいバーンカードだな。≪ご隠居の猛毒薬≫辺りでいいんじゃないか?」
佐々木「…………」

キョン「≪アックス・レイダー≫で、佐々木の≪恋する乙女≫に攻撃! アックス・クラッシュ!」
佐々木「くっ……だけど、恋する乙女は戦闘では破壊されない! そして恋する乙女を
     攻撃したモンスターには、乙女カウンターが一つ乗るんだよ」
キョン「乙女カウンター? 何だそりゃ」
佐々木「すぐわかるさ、くっくっ……僕のターン! 恋する乙女に≪キュービッド・キス≫を装備!」
     そして恋する乙女でアックス・レイダーに攻撃する!」
キョン「何だ? それじゃお前のライフが削られるばかりだぜ」
佐々木「その通り、僕のライフは減る。だけど、キューピッド・キスの効果で、恋する乙女を
     傷つけたモンスターのコントロールを得ることが出来るのさ。どうかなキョン?
     僕を……もとい、僕のモンスターを傷つけた君……のモンスターには、きっちりと
     責任を取ってもらって……」
キョン「永続罠発動、≪洗脳解除≫。全てのモンスターは元々のコントローラーの元へ帰るぜ。
     キューピッド・キスの効果でコントロールを奪われたアックス・レイダーも戻ってくる。
     残念だったな、佐々木」
佐々木「…………」



佐々木「……僕が! あんなにアピールしてるのに! キョン専用デッキまで組んだのに!
     キョンは気づかないどころか除去カードで恋する乙女を破壊したりして!
     キョンのバカー!!」
橘「さ、佐々木さん落ち着いて! アッー! 閉鎖空間にモンスターっぽい『神人』がー!」

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 18:27:02 ID:NR6hu8zy
>>86-97乙&GJ!
長門とハルヒとなにより(元?)佐々木さんに感謝しろよ?キョン

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 19:02:40 ID:NR6hu8zy
連レスだったら失礼、今VIPまとめに挙がってるパンジーの優雅な休日って、
前に春日局でささっきーが『ポンジーがVIPでも大活躍』って言ってたやつ?

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 19:14:03 ID:KKvq7/Vz
トラック、GJ

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 21:53:06 ID:VZn4C+Iu
軽トラの話、意味不明なんだが。
誰か解説してくれないか。

ハルヒの「自分で自分の大切なものを奪い去ろうとしているのよ!」って何のこと?
佐々木が、仕事ばかりで構ってくれないキョンと分かれようしてるってことか?
長門の行動もよく分からない。何が大丈夫なんだ?

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 21:57:35 ID:31xlLpL4
トラックGJ

>>103
多分それだ。懐かしい。

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 22:00:23 ID:BXUs8Iqa
佐々木夫妻の仁義なき戦い
キョンと佐々木の七日

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 22:54:29 ID:EEmxI/Fw
いつも面白いお話が読めるとは限らない

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 23:23:16 ID:NR6hu8zy
>>105
長門のは頑張って佐々木との会社を成功させろ、って応援してるんだと思う。
ハルヒのは…>>99見る限り言っちゃいけない雰囲気が(ry
まあ解釈の仕方だから全然違う可能性も充分あるけどね

>>106
おお、やはりそうでしたか。ポンジーなかなか面白かったw

110 :αで佐々木が出ない理由:2007/12/09(日) 23:52:03 ID:31xlLpL4
「というわけで、私もキョンも神能力移植には反対だわ」
「判りました。佐々木さんが神になりたくないというなら、その意志を尊重します。
これから我々は付きまといません」
「判ってくれましたか?」
「ということで、これからはキョンさんに会わないで下さい。
我々は、これからは、機関と共に涼宮さんの管理をするのです」
「・・・・・・
え?何で会ったら駄目なの?」
「佐々木さんがいると、涼宮さんが嫉妬して良くないことが起こるのです。
佐々木さん自身にとっても、世界にとっても」
「・・・・・・」
「それが無難だな」
「――もう―――彼に―――会えない―――」

「・・・・・・
えー?そんなー」
「――考え―――直す?―――」

私はキョンに何も言わずに組織の資金で長期の海外留学をすることになった。
(終わり)

111 :あたしの愛車は冷凍車 1/5:2007/12/10(月) 00:34:52 ID:jj7j0lYe
 起こった事を端的に言い表すとあたしはキョンに見放された訳なのよ。
佐々木さんに負けたとはあたしは認めたくなかったし、負けるという言葉に反応してしまったのも理由の1つかもね。
負けたと思ったら自分がほんとうに惨めになるし、少しでも根性がねじ曲がっていたら逆恨みの原因にもなりかねないから。
 あたしはこう考えたの。あたしに落ち度がいっぱいあって、それが原因にキョンに振られてしまい見放されてしまったのよ。
そう思うと胸の中のヤキモキはすっきりしてきた。あたしの胸に秘めていればアイツにも迷惑掛からないしさ。
今夜は一晩ず〜っと泣いて泣いて過ごして、明日になったら一歩踏み出そう。


やがて学校を卒業して社会に飛び立つ日が来たけど、あたしはその群衆の中から"あの二人"が居ないように心に願った。
もっともこれはあたしの記憶違いだった様子で"あの二人"はあれから直ぐに学校を辞め、二人で事業を始めたらしかった。
その時はキャンパスでも噂になったねと、卒業の日に思い出話の1つとして語られたけどあたしには全然興味がない話だし聞きたくも
無かったから、耳をふさいでその場を立ち去った。

 就職したのは地元の水産会社で家から近いと云うだけでなんの取り柄も無い会社だった。
あたしはここで頑張って輝いてみせるんだと思ったけど、これが意外に長続きしなかった。
切っ掛けはよくある話で上司や同僚とかと仕事で色々あったのよ。結局はみんな同じ方向に向かっているんだけど、その方法が回りく
どく非効率と感じたあたしは独断で改革してみようと思って行動した。
 すると仕事の効率は上がったけど上司から独断は許さない、新入りのクセに生意気だと目を付けられた。
同僚の、あたしから見れば只のヒヨッ子連中は自分で物事を判断出来ないクセに上司へとなびいていった。
ここはあたしの居場所じゃないと思った時には辞表を出した後だった。2年ぐらいは働いたかな。

 次に就職したのはまたも近所の惣菜製造の元締めをしている会社だった。ここは少し長かった。
商品企画グループに配属されたあたしにある程度の裁量が与えられ、惣菜物に関する独自の調査を行う事が出来て、自分自身の企画で
新製品を発表する事が出来た。小さな満足感は次の企画へのチャレンジ精神に変わり、次々へシリーズ化の展開を行って業界でも少し
名前が知られるようになったのはそれほど時間は掛からなかった。
 でもある日、その会社の御曹司があたしに声を掛けてきた時からすっかり調子が出なくなった。色々と優しくはしてくれる人だった
し、悪い事は絶対考えもしない本当にいい人と思いはしたけれど、それだけでは社会に出られないと思った瞬間からその御曹司に冷酷
な対応を取ってしまう事になった。
 もうこの会社では居られないと思ったあたしは思い立ったらと辞表を書いていた。3年ぐらいは働いたかな。

 あたしの手元には昔からでは思いも付かないようなお金が残っていた。
大してお金が掛かるような事には使っていなかったし、そんな時間も無かったから手元に残っただけの話だった。
両親はそのお金を使って自分を磨いてそろそろ相手を見付けなさいと言ったけど、全然乗り気じゃなかったあたしは親の言う事も無視
して次の仕事を探していた。
 色んな会社を受けてみたけれど、大きな会社では履歴書だけでハネられていた。人に言われて初めて気が付いたけど、自分の職歴に
書く内容の何と短い事。その上に実際に働いた年数も短かったから、あたしは根性無し新人類と見られているようだった。

 そんな事があったから、発想の転換としてバイトから始めようと陳腐な行動をとったのも当然だと思う。




112 :あたしの愛車は冷凍車 2/5:2007/12/10(月) 00:35:34 ID:jj7j0lYe
 あたしは自分が出来そうな仕事は片っ端からやってみた。
色んな出来事があってそれなりの経験は積んだつもりだったけど、何故かいつもあたしはドロップダウンをしていた。
そんな事を繰り返してるうちに、自分が独りぼっちになっている事に気が付いた。

 あたしは家に居る事が多くなった。
起きては何も考えずにぼ〜っとする事が多くなり、睡眠時間は極端に長くなっていった。
何もない毎日を繰り返している間に、あたしが居なければすべて解決するんだと思い至った。
親に見付からないように身辺整理を始めていた。最初は仕事関連の資料とかを思い切って捨てた。
次は大学時代の物を捨て去った。ついでに詰まらなかった中学時代の遺物を捨て去り、何もかも思い切って全部捨ててやった。

 もう残っている物はあたし自身しかなかった。
「じゃぁね。つまらなかったあたしの人生」
 当然訪れるだろうその時をあたしはジッとして待っていたけれど、何も起きなかった。
 ・
 ・
 ・
 焦れったいわよね。早く来なさいよ!
「やれやれだな」
 何よ、その言い様は!
「・・・・お困りの団長様を見捨てる俺じゃないぞ」




113 :あたしの愛車は冷凍車 3/5:2007/12/10(月) 00:36:09 ID:jj7j0lYe
 いきなりキョンのイメージが頭の中に拡がった。
何で、何でなのよ!いつもあんたはあたしの前に飛び出してきて勝手に去って行く。
あんたさえ居なければあたしの人生はもっと充実していたし、こんな思いはしなかったわよ!
とっくの昔に捨て去ったと思ったら、女々しくもあたしの心の中で巣くっていたとはお天道様もビックリだわ。
悪魔のとおりは黒装束だけど、あたしの場合は赤の方がいいかしら?今から迎えに行ってあげるから、首を洗って待ってなさい。

 あたしは夜の街へ当て処もなく車を走らせる事にした。
キョンの居場所は判らないけれど、どこかへ走ればきっと出会えるに違いない。あの夜空をもう一度二人で見たかったし、あの光景の
中で二人で逝けるならきっとキョンも満足するに違いない。そう思うと居ても立っても居られなかった。


  あたしの愛車は冷凍車。
  初めて買った大きな買い物。
  あの人が乗っていた、小さな小さな頼れる奴。
  ごみ捨て場に捨て置かれた、今のあたしの相棒よ。
  あたしは必死に磨き上げ、今宵も夜空を眺めてる。
  戻って欲しいと思うほど、想う程に離れて行く。


 キョンを見付け出すのにそれほどの時間は掛からなかった。
今すぐ頸根っこを押さえてやろうかと思ったけれど、あいつが今何をしているのかが気になった。
出来れば今のあたしと同じに不幸のどん底で喘いでいれば嬉しかったし、艱難辛苦のど真ん中に居て欲しかったから、キョンの様子を
少し眺めてみる事にした。

 あいつは疲れ切っている様子だった。
港と街の往復で半時たりとも同じ場所には居なかった。休みを取る時はホンの数分で、寝ている時は身動きひとつしなかった。
 それはとても嬉しいけれど、なんであいつは動くのか。
人と会えば笑顔を絶やさず、おばちゃん達の輪の中にも、おみやげ片手に乗り込んでいた。
あいつはいつも微笑んで、人の中へ融け込んでいた。

 キョンを見ている自分が無様に思えたから、あたしは街へ戻る事にした。
その原動力を、その根本と向き合う事が必要だと思ったから。




114 :あたしの愛車は冷凍車 4/5:2007/12/10(月) 00:36:48 ID:jj7j0lYe
 あたしは迷う事無く佐々木さんの会社を訪れていた。
キョンはもう何ヶ月も会社へは戻っていないのは確認してるから、ドアを開けるのにためらう事はなかった。
そこはベージュを基調としたシンプルな作りだけど、ほんのりと暖かさを持った空間だった。
「いらっしゃい、涼宮さん」
植木の向こうから澄んだ声が響いてきて、あたしの足は自然とその方向へと向かった。

 なによ、なによこの女。
人がせっかく来てあげているのに、椅子から立つ気は無いらしい。あたしの方がずっと礼儀正しくできるわよ。
そう思ったあたしは手近な椅子をたぐり寄せ、どかりと座って相手の瞳を見ようとした。

「そろそろ涼宮さんが来ると思って、私はずっと待ってたの」
・・・・あなたが待っていたのはあたしじゃなくてキョンじゃなかったの。
「そうね、そうかも知れないけれど、待てどもキョンは帰って来なかった」
・・・・いい気味じゃない。
「そうだね、まったく涼宮さんの言う通りだわ」
・・・・いい夢見れたんじゃないの?
「分不相応な夢は見れたけど、いつの間にかお互い違う夢を見るようになっていた。
 待つのには慣れた積もりではいたけれど、私もそろそろ限界が迫ってきたみたい」

 佐々木さんは立ち上がろうとしてよろめいた。
よろめいた彼女は机を支えにして何とか立ち上がると、お腹に手をあてて苦渋の表情であたしにこう言った。
「わたしはキョンを止める事が出来なかった。繋ぎ止める事は出来なかったの。
 今の彼を引き留める事はわたしには出来ないから、お願いだから涼宮さん。キョンの事をお願いします」
・・・・ちょっといきなり何なのよ!?それに佐々木さん、その体はどうしたのよ。

 佐々木さんはあたしの問いかけに応じる事無く床へ静かに倒れ込んだ。




115 :あたしの愛車は冷凍車 5/5:2007/12/10(月) 00:38:06 ID:jj7j0lYe
 その時のあたしが何を思って行動していたか、きっと思い出さない方がいい。
気が付くとあたしはハサミを、新聞のスクラッチに使うような大きなハサミを握りしめて佐々木さんの横でぼ〜っとしてた。
何をやっているのよ、あ・た・し!!
でもこんなのひどくは無い?なんであたしがこんな事をしなきゃいけないのよ。これもかれもみんなキョンのせいなの。
不承不服な思いを感じつつ、今のあたしに出来る最善の施しを佐々木さんにおこない、ふたたびキョンを探しに出た。

  あたしは小さな相棒と、ふたり一緒に夜の道。
  二人して暗闇を、走っているとまた逢える。
  そんな気がした夜の道。
  待っていてよね、あたしのキョン。

 あいつを見付け出したのは暗い夜道のサービスエリアだった。
既に誰の物とも判らなくなった憤りをキョンにぶつけると、大人しくあたしについてきた。
懐かしいあの軽トラに引き合わせると泣き出した。泣き出すのはまだまだ早いわ。
あんたに引き合わせたいのはこの子だけじゃないんだからね。あたしはキョンを連れて道を戻った。

  あなたを想っている人は、必ずあなたを待ってます。
  だからあなたは大丈夫。きっとあなたは大丈夫。


〜俺の愛車は軽トラだ〜 番外編 おわり

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 00:44:51 ID:4tqGQvyi
番外編GJ

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 00:47:08 ID:73gNdPQ9
>>1
「やあ、こんばんは。1乙、多少フライング気味だったが大丈夫だったようだね。さて、26スレ
目だね。26といえば、26文字で構成される表音文字のアルファベットを想起するね。知ってい
るだろうが、我々日本人が一般的に言うアルファベットとはローマ字、つまりラテン文字のアル
ファベットのことだ。実際にはスペイン語やドイツ語のアルファベットのように独自の拡張を行
なっているものもある。だからアルファベット=26文字というわけではない、ということだね。
思いこみと決めつけで物事の本質を見失わないように気を付けてくれ。と、言ったところで、
たいへんこれが難しいことなのだよね。たとえば僕のように女子でありながら、男言葉を使う
人間は“変なヤツ”というレッテルを貼られることになる。当然のことながら、多くの人々はそれ
でおしまいだ。ま、そういうのが楽だったから、僕はそういう生き方を選んだわけだよ。
まぁ今にしてみればもっとうまいやり方があっただろうとも思うのだけど。それは今更言っても
詮無いことさ。それにまだまだ僕も未熟者だからね。これからだって、こんなことはいくつもあ
るはずさ。だからさっきの言葉は僕のためにあるようなものなのだ。思いこみと決めつけと予断
は排除して客観視して物事を判断する。難しいことだが、実践できるようにしなければね。さて、
このスレッドでは僕はどんな人間なのだろうね、僕はそれにとても興味があるのだ。自分がど
んな風に他人に思われているのか、僕のような人間だってそんなことには興味があるのさ」

 そういって、佐々木は軽く片目を閉じて見せた。


 今日の佐々木さんは客観的でいたいようです。


118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 00:53:12 ID:4tqGQvyi
1乙乙

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 01:07:16 ID:NpKbjidh
>>111
すごく、ヤンデレです。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 01:08:28 ID:IjM8+ANa
>>101
今遊戯王にはまってる俺にタイムリーwww
俺もなんか遊戯王ネタ書こうかな…

121 :1/3:2007/12/10(月) 01:40:23 ID:0q1yF8/Z
佐々木さんの、子猫の目の日々4
Der Mechanismus der Catzen.Auf welche Weise funktionieren Die? 
というかマタタビ、マタタビ、マタタビの巻

今、ひと時の安らぎを求めて、帰宅路をのんびり歩いている俺は、SOS団所属のごく一般的な男子高校生。
強いていつもと違うところをあげるとすれば、 ポケットにマタタビが入っていることか……。

古泉が薦めてくれた、最初の1Pだけ読んだ漫画のマネはおいておくとして。
実際問題、俺のポケットには粉末のマタタビが入っている。ペットショップで数百円で手に入るものだ。
何のために買ったかといえば、
勿論こいつのためだ。
「やあキョン、おかえり。随分と寒くニャってきたね。風邪が流行っているようだから、
 外から帰ったらまずうがいと手洗いをしたまえ」
俺の部屋で、炬燵に入ってくつろぐ猫耳の佐々木、本人の希望するところの呼び方ではシャシャキ。
今日はことのほかご機嫌らしく、炬燵から覗くしっぽがリズミカルに踊っている。
なんか日に日に我が部屋でくつろぐ頻度が高くなってないかシャ……佐々木よ。
しかも問題解決のための努力を最近放棄してないか。
「さあ、半分は猫ニャので、そうそう複雑なことを求められても困るのだよ。くっくっ。
 まあ君に実害はかけていないと思うのだが、どうだろう」
いつもの笑顔で平然と返すシャシャキである。ああまただくそ。こっちも不本意ながら、
こいつが居座る我が部屋という状況に急速に慣れてしまいつつある。
自分の環境対応性がこういう時は恨めしい。SOS団で無駄に慣れてしまったからなあ、非常識な事態には。

しかし何時までもこのままではよろしくない。
健全な男子高校生には家人にすら伏せられるべきプライバシーな衝動が……いやそうじゃなくて。
ハルヒと顔を会わせても、何故か隠し事をしている気分になるし、気のせいか長門の視線が痛くて仕方ない時があるし。
そんなわけで買ってきたのがこのマタタビである。
誤解されることうけあいなので先に言っておくが、猫にとってまたたびは、沈静作用もあるのだ。
これで、シャシャキ化しているシャミを眠らせて、時間切れリングアウト勝ちを繰り返し、
佐々木に自分の体に戻っていただくよう遠まわしに実力行使するという、涙ぐましい作戦なのである。
確かにこの絵面は、コンパにコークスクリューをそ知らぬ顔で出し、さらに目薬まで入れるスーパーに自由な連中と
酷似していることは我ながら認めざるを得ない。だが、これはあくまで自衛手段であって、
そこに邪な感情は寸毫もない。眠った後のシャシャキをどうこうしようとかそういう考えはないんだ。ないんだったら。
「どうしたのだねキョン、入り口でずっと立っていられると冷えるだけだよ。早く炬燵に入りたまえよ」
無邪気に微笑むシャ……佐々木の顔に良心が僅かに疼くが、これもこいつ本人のためなのだ。
そう必死に自分に言い聞かせていると、佐々木が僅かに鼻をうごめかした。
「キョン。帰りに寄り道して買い食いでもしたのかな? 何か甘いような臭いがするのだけど」
「そ、そうか? 気のせいじゃないか」
鋭い。感覚器はシャミ並みか。
早速使ってしまおうかと思っていたのだが、これは隙を見つけるまで待つしかあるまい。
「そうかい。残念だニャ。最近特売チラシで、ペット用品大安売りが出ていたものだから、
劣情を持て余したキョンが、思い余ってマタタビを大量に買い込んで、僕を前後不覚に酔わせた上で、
思いのたけをありったけ肉体的にぶつけるというシチュエーションを想定していたのだが、
それも無駄となったか。
僕としても将来的にはそうした過激な方向もマンネリ化を防ぐためにアリだと思うが、
最初くらいは意識のはっきりした状態での方が望ましいと思うので、まあ仕方なしとするかニャ」
…………。
どこの三毛猫ホームズなんだ佐々木。動機と方向性は真逆だが、途中経過だけは全く推理の通りだよ。
この作戦もまた作戦だおれか。仕方あるまい。
ズボンのポケットに入れたマタタビは、後で捨てておこう。まあいい、どうせ数百円の出費だ。
ハルヒ達のコーヒーを一杯余計に頼んだと思えばいいさ。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 01:41:14 ID:0q1yF8/Z
鞄をベッドに放り投げ、炬燵に足を入れる。おお、暖かい。
まとわりつく佐々木の足を払いつつ、いつか聞いてみようと思っていたことをきりだしてみた。
「ところで佐々木……」
「シャシャキと呼んでくれたまえ、キョン」
ええい、畜生。
「し、シャシャキ、前から疑問に思っていたんだが、こんなに俺のところに入り浸っていて、お前自身の
生活は大丈夫なのか。ってか、お前がこっちにいる間、本体の方はどうなってるんだ。
また前の時みたいに意識不明になってるなんてのは勘弁してくれよ」
「ああ、それは大丈夫だよ。流石にこれ以上両親を哀しませるのは願い下げだしね」
そう願うよ。俺も短期間に2度も3度も入院したくないからな。しかしそうなると、お前の意識はどうなってるんだ。
「そもそもキョン、ここいる僕が、というか僕の意識が、君と同じ時間軸の僕だと、誰が保障したのかニャ?」
はい? なんだそりゃ。
「僕も完全に仕組みを理解しているわけではないのだけどね。
 大体のところ、僕の本体が眠っている間に、
 僕の精神はこのシャミくんの体を借りて、君の部屋にお邪魔しているようニャんだ。
 ところが、僕がこうしているのは殆ど放課後の時間帯で、勿論今の時間帯、僕は学校か、塾に行っている最中だ。
 だから、考えられる帰結としては、今こうして喋っている僕は昨日の夜の僕かもしれニャいし、
 或いは明日の夜の僕の意識なのかもしれニャい。先ほど広告のことを挙げたけれど、
 多分それを見たのが何日前か比べてみると、君の今と、僕の今がどれだけ違うか分かると思うよ。
 ねえキョン、時間というのは全く不思議なものだね」
不思議というか不可思議なのはお前のほうだ。
「僕本体に聞いても、多分今の状態のことはあいまいにしか覚えていニャいはずだよ。
 ただし、最近夢見がよいというか、良い夢としての時間をすごしているから、基本的に体調はすこぶる好調だけどね。
 くっくっ」
こっちでストレス発散して、いい夢みたで日常はスッキリってか。
まったく、何と言うややこしい仕組みを、こんなしょうもないことに使いやがって。
朝比奈さんとか長門が聞いたら、二人して目を回すぞまったく。
「キョン、僕にとってこの時間、君とこうしていられる時間は、何にもまして大切なものニャんだよ。
 だから、決してしょうもなくなんか、ニャいんだよ」
そ、そんな真剣なまなざしで見つめるな。思わずドキリとしたじゃないか。
猫口調と後ろで揺れる尻尾がなけりゃ、もう少しまじめに受け取ってしまう所だぞ。
「まあ、涼宮さんたちに、唯一勝る場所だしね。
 僕は割りと長い睡眠を取るほうだから、最長七時間はこの状況を連続して楽しめるわけニャのさ。
 意識だけの状態の1秒が、果たして現実の1秒と同等かという命題も未検証だけれどね。
 今度、どれだけ長くい続けられるか試してみようか」
試さんでいい、試さんでいい。
「そうかね。それは残念。
 まあともかく、今の状況を僕は充分に楽しんで、良きリフレッシュの場としているので、
 君もこの時間に楽しみを見出してくれることを希望するよ。くっくっ」
へいへい。まあ、お前の日常に負担がかかってないってんなら、それでいいけどな。

123 :3/3:2007/12/10(月) 01:41:53 ID:0q1yF8/Z
何かが解決したわけでもないんだが、佐々木の生活に害がないというのなら、
このへんてこりんな状況とも、まあ気長につきあっていきますか。
「さて、じゃ飲み物でも取ってくるわ」
「ああ、僕は暖めたミルクに蜂蜜を溶いたものがあれば嬉しいな。できればぬるめで」
ええい、注文のうるさいヤツめ。
炬燵から立ち上がったとき、姿勢の関係でポケットから何か滑り落ちた。
「おや、キョン、この袋は何かね?」
いかん! 今更になんってあんなもん見られては。
焦ったのがよくなかった。
とっさに足で踏みつけたビニールのパックはものの見事にずるりと滑り、
結果としてねじれちぎれて中身をシャシャキの方に盛大にぶちまけ、俺は盛大にすっころんだ。
「痛っ!」
「うにゃあっ!!」
軽くぶつけた頭をさすりつつ起き上がりシャシャキの方を見ると、なんだかうつむいて震えている。
すまんシャシャキ、大丈夫か? 
「き、キョン……」
いや本当すまん……って、シャシャキさん、あの、もしもし……
「ぼ、ぼ、僕は、僕はもう我慢できないニャーーー!!!」
いやあああああああ!!


翌日、SOS団の活動を休んで、俺は佐々木を呼び出した。
活動を休むにあたってハルヒは色々言いたそうだったが、俺の顔を見て余計なことは何も言わずに許可をくれた。
「やあキョン、どうしたんだね君から会いたいなどと……」
佐々木、お前に今すぐ伝えておかねばならんことがある。
いいか佐々木、親友として忠告する。飲酒だけはやめろ。
二十歳になろうと何があろうと、決して酒を飲んではいかん。マタタビ酒などもってのほかだ。
「ち、ちょっとキョン、どうしたんだい突然。それに、その顔は」
お前自身と、なにより周囲の人間の身の安全のために、酒は控えてくれ。頼む。
「……まるでライオンに襲い掛かられたような有様だよキョン。集団暴行でも受けたのかい?」
お前にやられたんだよ。この暴れ上戸め。普段のストレスを暴力で解消せんでくれ。
あ痛たたた。まったく、やれやれ。
                                                  おしまい

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 03:15:28 ID:YL2M4UPw
>>123
こんな時間でも来てみるもんだな、GJ!
三毛猫ホームズとかスーパーに自由な連中とか、
たとえがいちいち面白くてワロタw

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 06:12:00 ID:jyqUGp4g
>>115GJ
頑張れハルヒ、お前ならきっと幸せの首根っこも引きずり寄せられるさ

>>117
一乙乙です、このスレ本格始動ですな

>>123GJ
尻尾ネタ初登場!あう、触りたい…
猫好きな俺には堪らんww

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 08:13:27 ID:4tqGQvyi
>>123
シャミ佐々木乙

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 09:07:33 ID:t032uDId
>>115
ハルヒポエムだけど、これって韻文なのか?

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 10:24:34 ID:IjM8+ANa
席替えしたらキョンの前の位置になった

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 11:30:56 ID:ELHuJQx9
>>53
すごい亀レスだけど、
「茜色の雫」のキョンと佐々木さんがあまりにも可愛いので
ついかっとなって描いてしまった。
ttp://0bbs.jp/tkr62/img23_3
下手で申し訳ないけど作者さんGJってことで。

>>123
シャシャキさん可愛いよシャシャキさん
佐々木さんに猫耳猫尻尾付けたくなってきたじゃないか。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 14:04:51 ID:4tqGQvyi
>>129
GJ



驚愕早く出て欲しいけど、驚愕以降佐々木さんの出番無い可能性があるから微妙なんだよな。
アニメも消失以降はアニメ化しずらいし。

131 :121:2007/12/10(月) 17:47:09 ID:+wGKMCfU
>>121
い、今更になって、タイトルが
子猫の目の「甘い」日々4だったことに気がついた。
保管庫の管理人さん、すみませんが入れるときタイトル直してもらえないでしょうか……
orz
いやもう甘いというかアホい日々になりつつあるけどね……

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 18:03:35 ID:QiKt4A6S
12/14前後は双子座流星群が見られます。
流星ネタの投下を行いましょう。

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 18:29:25 ID:7/uMReL9
         i  ______/ i    |
  |        ``‐-、._    \      i
  .       i       ‐-、._ \ |      |
i     .   , -‐- 、    / ,. ‐ `‐-\
.    i   ,'. /  ト、 ヽ  /ノ /    ヽ  |
    . | i. ((从ソ 从〉./ ノハハハハハ !
  |    l. (|┳ ┳i!l/  !|─ ─ ,iリ)!    i
| .     ハNiヘ  ー ノハ!  ’ 、 - ,ノル´
    |   ⊂)"ー'゙iO   ⊂}゙|†'|´{つ i  |
  i      /ュュュュゝ      i´T `i         i
      i  〈__八_,〉     〈_,八__〉  i

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 19:14:27 ID:jyqUGp4g
>>129
キレイな挿絵GJ

>>130
エピローグで妻の旧姓は―――となるのを祈ろう

>>131
おっちょこちょいさん乙。出来れば>>121の冒頭の異国語の意味も教えてくだされ

>>132
ギャグだとオチはフラクラと双璧を成すアレしか無いんで、ある意味書き易いかもw

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 19:18:31 ID:+wGKMCfU
>>134
おっちょこちょいさん惨状!(涙目)
独逸語で「ネコのメカニズム。どのような仕方でそれは機能しているのか?」(機械語訳風)


136 :偽装問題:2007/12/10(月) 19:39:35 ID:QiKt4A6S
「ねぇ、キョン。
 最近続々と発覚している偽装問題だけど、君は何か思う事があるかい?」
「いきなり唐突な質問だな。佐々木よ」
「何でもいいから話をしてくれないか。退屈なんだ、僕は」
「確かめて判るような事ならいいのだが・・・」
「シュレーディンガーの猫・・・量子力学の話をしたいのかい。くっくっく」
「そんな話じゃないぞ。確かめても判らないような偽装は消費者にとって困ると思わないか」
「違うのか。まぁ、君の言う事も判るよ」
 ・
 ・
「この夏に親戚からお中元を貰ったんだ。それが噂の某料亭のブランド物でな。
 次に叔父にあった時どう言おうかウチの親が困ってるんだ」
「それは確かに気まずいね」
「俺はネタとして笑い飛ばせばいいと言ったんだが、
 ウチの親はこれだから関西人はと言われるのが嫌みたいんだよ」
「そう云う見方もあるのか。確かにステレオタイプで判断されるのは僕も好まない所だね。
 どうやら君の御両親とは気が合いそうだよ」
「そうか?」
「そうだよ」
 ・
 ・
 ・
「ところで君が言っている偽装問題の話だが、これはコンプライアンスの話だよね」
「いきなり何の話だ?天ぷらは俺の好物だぞ」
「違うよ!"倫理"って意味だ」
「すまない、日本語で頼む」
 ・
 ・
「目の前の人物が何かを偽装している可能性を君は考えた事はあるかね」
「お前は間違っても嘘をつくような人間じゃないな。俺が保証してやるよ」
「そう言ってくれると思ったけど、実際に言われると実に嬉しいね。
 でも嘘を付くつもりはなくても、何らかの事情で隠し事がある可能性ならどうだろう?」
「何かあるのか?俺は言いたくない事まで詮索するような野暮な男じゃないつもりだが・・・・」
「仮に僕は"男だ"としたらどうだろう」
「冗談だろ?お前をどこから見ても女にしか見えないぞ」
「僕は君に確認をとらせるような事をした憶えはないね」
 ・
「僕が君に確認をとるチャンスを与えると言ったらどうするつもりだい?
 あくまで確認だけでそれ以上でもそれ以下でも無い。あくまで確認だけだ」
 ・
 ・
 ・
「・・・・ゴクリ」

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 19:57:22 ID:BEPPLW4U
キョン自重しろw

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 19:58:30 ID:4tqGQvyi
確認?一体どうやって確認するんだろうか

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 20:04:42 ID:FNrOcw8R
>>136
           つまり、お前はあれってわけか?
               中村中?
           どこ行けば 適切な診断をしてくれるんだ
             やっぱ 精神神経科だろうな
            ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      , -‐- 、       ,. ‐-ー- 、
     ,'. /  ト、 ヽ.     ノ /    ヽ
.     i. ((从ソ u从〉     ノハハハハハ !
     l (|┳ ┳i!l      !|─ ─ ,iリ)!
.    ハNヘ  ヮ ノハ!     ’ 、 - ,ノル´
      ⊂)"ー'゙iつ .     〈i゙|†'|´{'>
       /ュュュュゝ .       i´T `i
       〈__八_,〉        〈_,八__〉

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 20:27:09 ID:jyqUGp4g
>>135自虐乙w
意味ありがたう


キョンを心と体に引き裂いてハルヒと分ける場合、佐々木さんはどっち欲しがるだろうか
>>136の佐々木さんなら体欲しがりそうだが

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 20:27:57 ID:CFBS5po2
>>136さんの勝手に続き

思わず『ゴクリ』と喉を鳴らした。確認と言ったら、まずは一般の男には無くて女だけが持っているもの…
これは冗談だろうか?いや、佐々木が俺を試しているのか?健全なる男子だし…お触りもOKなんだろうか?
ここからエロになりましたので掲載不可。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 20:28:43 ID:7kipx7+5
難しい問題だな

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 20:30:02 ID:YtzelkHw
ほほう

144 :佐々木さんの腹筋:2007/12/10(月) 20:35:22 ID:QiKt4A6S
「なぁ、佐々木よ」
「どうしたんだい?キョン」
「お前と俺が妙な関係だという噂が流れているのだが」
「それがどうしたと言うのだい?」
「いや、お前が迷惑していないかと思ってな」
「人の噂は75日って昔から言うから、放っておけばそのうち無くなるさ。
 それともキョン。君は僕相手の噂話が迷惑だと思っているのかい?」
「迷惑だとは思ってないぞ。
 しかし、何故そんな話が出て来たのだろう。
 佐々木よ、何か知ってるか?」
「たぶん、この前の事じゃないかな」
 ・
 ・
 ・
 ・
「お前の腹筋って結構凄いよな。何かトレーニングしてるのか」
「別にトレーニングなんかしていないよ。強いて言うなら笑う事かな?」
「笑うだけでそんなになるのか」
「キミもやってみると判ると思うが、僕の笑い方は横隔膜と腹筋に負荷が掛かりやすいんだよ。くっくっくっ」
「本当に凄いな。縦にも横にも・・・・」
「気が済むまで観察してくれ」



「お〜い、キョンと佐々木さん。
 もうすぐプールを閉めるから、いつまでも乳繰りあってないで早く来なよ」
「わかった、国木田君。もうすぐ出るよ」

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 20:41:16 ID:4tqGQvyi
>>140
そもそも、ハルヒが分けてくれないに一票

>>141
100%冗談だと思っていても、健全な男子ならそれくらいは妄想しそうだな。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 20:53:28 ID:pybehaGZ
>>136
「ゴクリ」というのは、喉仏の隆起を確認させるためにツバを飲み込んだ音か?

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 21:09:04 ID:tajJN24X
キ「佐々木、佐々木。お前はオトナ帝国、見たことあるか?」
佐「……。キョン、僕も君ももう高校生だ。禁止とは言わないが、アニメを見る前にするべきこともあるんじゃないかな」
キ「む、お前もそうやって先入観で。見たことないのか?」
佐「それは、十年以上続く作品だ。小さな頃は見ていたがね、今子供向け作品を見て楽しめるとは思えないよ」
キ「まあまあ」

視聴後

佐「………………うう」
キ「……あー、ハンカチいるか?」
佐「ありがとう……(ズズッ) ……キョン」
キ「ん?」
佐「……家族を作ろう……」
キ「……ん?」

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 21:10:45 ID:7kipx7+5
>>147
とんでもなく飛躍したなwww

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 21:20:54 ID:4tqGQvyi
>>144
おかしいな。ビキニじゃないと腹が見えないはず。体育の授業ではビキニじゃないよね?

>>147
GJ

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 21:26:27 ID:jyqUGp4g
>>147フイタw
いやあれは確かに名作です号泣します鳴咽上げます

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 21:39:53 ID:NMHgUgee
「ゴクリ……
い、いとしいしと! いとしいしとぉ!」
「き、キョンが壊れた!」
「カチューシャのしとつめたい鉄でゴクリいじめる!」

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 22:20:31 ID:G4QqdiEU
ロード・オブ・ザ…この場合何だろうw

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 22:47:03 ID:cNMx5WpL
神の力を捨てに、キョン達が旅立つのか。
まあ、ほぼ間違ってないな。
サウロンも神の眷属のなれの果てだし

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 22:48:34 ID:pybehaGZ
The Lord of the Flags

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:03:49 ID:GD9YCFs0
マジックアカデミーやってたら
ポンジーに遭遇したよ

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:12:14 ID:2ocXlYHy
今日、学校の給食でバンバンジーが出たんだが、
献立表を見るとバンバンジーがバンパンジーに見えて、
最終的にバンポンジーに見えた俺は末期だろうか?

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:13:40 ID:e9ALu7c+
給食って言葉に断絶を覚えるw

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:14:31 ID:gIPY2kZY
>>156
中学生にも情熱をもてあます…

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:33:58 ID:IjM8+ANa
給食食いてえよう
いいなあ中学生…
給食大好きだった

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:35:54 ID:v7qu3To1
しかし給食のうどんはまずかったよな
汁すってのびまくりで

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:48:44 ID:wJd/HqvU
そこがいいんじゃないか

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:50:10 ID:O00wlric
俺の通ってた中学校、給食無かったんだぜ……

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:51:07 ID:u//5fDgP
給食のカレーやうどんは完食すれば自分でおかわりつげるから
早食いだったなぁ・・・
きな粉やらココアパウダーのついた揚げパンも上手かった

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:53:14 ID:nia5fTur
あー中学生に戻りたいなー

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 23:57:43 ID:cNMx5WpL
給食は小学校だけだったなあ。
求職なら(ry

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 00:11:33 ID:j1Nu31xv
給食抜け出してラーメンを食べに行った俺が来ましたよ

佐々木は給食あんま喰わない感じがするな
余ったおかずをキョンに食べさせて間接キスを狙ってる佐々木が目に浮かぶ

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 00:16:36 ID:d+nYfV/m
何事もハルヒと対照的と考えるとそうかもね。
ハルヒは大食いみたいだし。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 00:47:00 ID:fEvoy3+q
>>166
友情のあかしその1.あーん
友情のあかしその2.給食の牛乳ラブラブ飲み

ってやつか…ゴクリ

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 00:47:10 ID:6UUSqabf
だから胸が小さいのk(ry

170 :俺の愛車(朝比奈との再会):2007/12/11(火) 01:46:05 ID:Q/5kKQBg
俺が軽トラを手に入れた数日後。朝比奈さんに再会した

昨日と同様、佐々木と一緒に帰るために待っていると、ハルヒがやって来た。
「キョン。そんなオンボロの変な車でなく私のに乗りなさい」
「いや、佐々木と約束しているし」
「何?団長命令が聞けないの?」

「今日は、キョン君。お久し振りです」
懐かしい声に振り返った先は、朝比奈さんだった。
ますます色っぽくなった。年齢は20代後半くらいの。

「みくる、ちゃん?」
「私は旧姓朝比奈みちると言います。みくるの姉です」
「へー、そっくり」
「キョン君とは何度か会ったことあるけど、涼宮さんとは初めてだっけ?
高校時代は妹のみくるがお世話になりました」
「いえ、こちらこそ」
「みくると一緒に日本に来たかったのだけれど、妹は急な病気で来れなくなって。涼宮さん達に会えなくなって、残念がっていたわ」

朝比奈さんが写真を見せる。
「これが私の夫と子供。かわいいでしょ」
そこには、幸せそうな顔をした朝比奈親子が映っていた。朝比奈さんも結婚したんだな。

「そうだ涼宮さん。良ければ梅田のホテルまで連れて行って下さいませんか?みくるとのことを、二人きりで話たいし」
「まあ、良いけど」

こうして、朝比奈さんとハルヒは行ってしまった。

佐々木が来たので家まで送った。
「そもそも、学校給食とは(後略)」
というような話をしながら

俺の家に帰って、気がつくと、胸ポケットに手紙が
『何月の何週めになるか判りませんけど、私は夜9時頃に佐々木さんの家を訪問します。
詳しくは禁則ですが、佐々木さん家しか行けないのです。行くのは月曜日か水曜日か木曜日です。
待っていて下さい。また会えたら良いですね。
キョン君へ 朝比奈みくる&みちる』
確か明日は水曜日だよな?
ハルヒや長門の家なら長居しようとは思わないけど、佐々木の家なら喜んで待ちますよ。
何でだって?自宅同様くつろげるのは佐々木の家だけなんだ。

こうして俺は愛車で佐々木を送り迎え、月水木には佐々木の家に長居することが日課になった。
いつしか、火曜日や金曜日でも佐々木の家に泊るのが当たり前になり、、、

「朝比奈みくるの役目はマッチメーカー。私と涼宮ハルヒにとってはマッチブレーカー
もっと早くに気付けば良かった」
長門は、すっかり大きくなって、はち切れんばかりの佐々木の胸と腹を悲しそうに見て言った。

そういえば、今日は水曜日で9時頃に朝比奈さんが来るかもしれないのだっけ。
この頃すっかり忘れていた。

佐々木は相変わらず元気だ。
「キョン、そもそも教育制度というものは(後略)」
しかし、胸を揉むとでかくなるのは本当だったんだな。
朝比奈(大)に匹敵する佐々木のマンモス巨乳を見て、思う俺だった。

って。こんなしょうもないこと考えていると立派なパパになれないぞ。反省、反省
(終わり)

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 01:53:47 ID:Q/5kKQBg
ちなみに、「俺の愛車は軽トラだ」とはパラレルです。もちろん作家も違います。

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 01:59:23 ID:fEvoy3+q
>>171
ういお疲れ。

で、朝比奈さんの子供ってのはどんな伏線なんで?
お相手は藤原々々?

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 06:35:38 ID:yTQDOSsG
>>170朝比奈さんGreatJob!
でも胸は子供生んで暫くしたら(ry

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 07:05:10 ID:ZoNDNwd/
給食……よく考えろ、>>156は小学生だ!

175 :佐々木さんの教育:2007/12/11(火) 07:31:50 ID:IDt/LhFF
「キョンに将棋や囲碁を教えたのは佐々木さんね」
「いかにもそうだ。辛い受験戦争の息抜きに私が教えたんだよ」
「キョンが時折言う小難しい言い回しはあんたが教えたのね」
「そうだよ、涼宮さん。受験に出て来そうな単語とかを教えるために私が伝授した」
 ・
 ・
 ・
「キョンが言う滑るギャグも佐々木さんが教えたのよね!?」
「・・・・すまない」

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 08:25:16 ID:Q/5kKQBg
原作でスベるギャグってどこで出て来たっけ?

177 :SSカナダ留学:2007/12/11(火) 12:54:30 ID:Q/5kKQBg
僕がいると神:涼宮の精神を刺激し、僕にとっても、世界にとっても良くないことが起きる。
ということで、僕はキョンに黙って海外留学することにした。
向こうで博士を取るので、8年はいることになる。

一人寂しく飛行機に乗る。見送りは誰もいない。
『親友の僕を見送りもしないなんて薄情だよ。キョン』
ああそうだ、キョンには知らせて無かったんだ。

飛行機が日本を離れる。
『キョン、君は今、幸せかい?』
もし『僕と一緒に来てくれ』と言ったら付いてきてくれたかな?
でも、これでお別れだね。
もう会うことも無いだろう。

不意に涙がこぼれる。
『いけない、キョンのことは早く忘れないと』
泣き疲れた僕はそのまま眠ってしまった。

・・・・・・・・・

目が覚めた頃、アメリカ大陸が見えてきた。
この飛行機はカナダ東海岸までノンストップだ。
「目が覚めたか?佐々木」
そうだ、僕はキョンと一緒にカナダに留学に来たのだ。
「酷い悪夢を見ていたよ。夢で良かった。君と一生離れ離れになる夢だった」
「俺も悪夢を見ていた。女ジャイアンに、奴隷としてこき使われる夢だ」
キョンの夢は僕の夢とは違うらしい。
 ・
 ・
飛行機は、空港に着いた。
「ホームステイ先は君の知り合いだけど、どんな人なんだ?」
「朝倉という俺の高校の同級生で、5月いっぱいでカナダに転校した奴だ。短い時間だったけど気があったな。
しかし、悪いことしたかな?」
「何?」
「いやなに。奴に刺される夢を見てしまって。お、奴が来たぞ」


キョンの示す方向には、とんでもない美人がいた。
夢で見た涼宮さんより、さらにランクが上の。何となく性格も良さそうだ。
「よう、朝倉。久しぶり」
「会いたかったキョンくん。一年も会えなくて寂しかった」
そう言って朝倉さんはキョンに抱き付く。

キョン、知り合いの朝倉さんというのは、もしかして恋人か?
「おい、そろそろ離せ、朝倉」
僕が睨んでいるのに気がついたのか、朝倉さんも僕を睨み返す。

「えーと、佐々木といいます。朝倉さんですね」
「佐々木さん。あー、あの佐々木さんね。
噂は聞いているわ。キョン君の中学時代の恋人でしょう。
私はてっきり、キョン君の男友達が来ると思っていたわ」
キョン、君って奴は夢でも現実でも。それで刺される夢か。納得したよ
「フェアにいきましょう。長い付き合いになりそうだけど、これからよろしくね」
手を差し出す朝倉さん
「左手なのは、わざとなのですか」
「そうよ、戦線布告よ」
(終わり)

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 13:51:40 ID:JmrepCyb
か、改変しちまったのか佐々木……

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 16:44:12 ID:4YDOpbAx
朝倉がナイフなら佐々木さんは?

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 16:45:46 ID:FkoLkj4v
鉈だろ

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 16:48:38 ID:4N4aGWNY
自転車のスポーク

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 16:50:35 ID:9mzyVHgv
脱ぎたてのストッキング

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 17:22:06 ID:Q/5kKQBg
本、は長門のイメージがあるから

3角定規とコンパス

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 17:42:02 ID:G3o/S3w2
ここはオーソドックスに斧で

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 17:54:21 ID:auncmeM8
不思議な踊りで

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 17:54:52 ID:A40ZpNM1
ペン

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 17:59:18 ID:KyUb+tFC
空鍋

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 18:11:29 ID:3P2mZu3g
ノコギリ

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 18:14:48 ID:4N4aGWNY
原点に帰って

言葉責め

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 18:20:34 ID:fZP4jd7c
なんかすごい佐々木っぽい
ttp://www.imgup.org/iup518596.jpg

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 18:23:08 ID:NHg+P/1f
>>181
ブラックエンジェル乙


192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 18:45:25 ID:ZtEffWZW
>>168 その同人誌もっている

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 18:53:40 ID:G3o/S3w2
>>192

         _,. ----、 _,_
      ,r''"          ヽ
     /    r' `゛  ― ミ.ミミ
.     l   彡    :.     i
     .!  r' r'"     、    l
     l.r-、"      ,;;;::::::;;:,;,, ,,_i_
     l  ヽ      ,r'i_lヽ "!irt、!
     .! 、      - 、    iT
      ヽ          r 、 l,!
    ,. r       ;ミヽ;:: -、,,,ノ
   / ヾ、    ,.r'" r ,: ':  ヾ
  '´    ヽ、. ;' ;r' ;'" r''";"'  ,;!
          ヾ; ; ,; ; '"   ミ
           ヾ;i:'        ミ
            ヾ、, ;r;,  ,ミヽ
                "''"  ヽ

    ゼッヒ・ジップデークレ[Sech Zipdeclair]
        (1938〜1996 オランダ)


194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 18:56:25 ID:3P2mZu3g
>>179
盾で殴る

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 19:00:54 ID:d7M2qccI
>>190
スレチだがkwsk

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 19:01:56 ID:HRW/iJmi
どこぞのパラディン乙

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 19:02:52 ID:yTQDOSsG
>>176
クリスマスパーティーでの鶴屋さんだけがウケてくれたやつでわ

>>179
毒あるいはスナイパーライフルで

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 19:27:34 ID:Q/5kKQBg
>>197
クリスマスパーティーですか。サンクス

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 19:38:20 ID:G3o/S3w2
佐々木さんにナイフは似合うと思うが、朝倉という強力なナイフ要員がいるからな……

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 19:44:25 ID:3P2mZu3g
     , -‐- 、
    ,'. /  ト、 ヽ
.    i.(从ノノ 从〉
    l. (|┳ ┳i!l
.   ハNiヘ  ー ノハ!  200ゲット
      {iつ旦と  ここ2-3日速度が早くなっているね
     とくュュュュ〉  くつくつ


201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 19:48:39 ID:3TAiFS1H
あえてバット
いや、パッドじゃないぞ。モチロンそれも持っているはずだが・・・。

おや、宅配便でもきたのかな?

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 20:16:42 ID:ZoNDNwd/
涙だな

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 20:25:38 ID:Kt9QS5Gu
大魔人の召喚だろ

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 20:31:50 ID:3P2mZu3g
キョンが浮気すると、大魔神佐々木がボーリングの玉を上手投げで投げて攻撃してきます。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 20:41:14 ID:G3o/S3w2
キョンの鈍感フラクラっぷりを見てると、自身のやっている行為が
浮気であると自覚しているかどうかすら怪しくなってくるな

206 :SS『フラクラは便利』:2007/12/11(火) 21:17:32 ID:3P2mZu3g
「君はもしかしてこう思ってないかい?
『チ○ポ入れなければ、恋人でなくただの友達で、
ただの友達と二人きりでどっか行ってもデートじゃない。
そもそもただの友達に『浮気者』と呼ばれる筋合いは無い』
君は僕の気持ちに気付いていないね。中学時代からずっとそうだ。

キョン、君は原作でも話数を重ねる度に鈍感になっていくね。
悔しいけど、憂鬱ではそれ程でも無かった気がするのに。


話は変わるけど、実はフラクラは作者にとって便利なんだよ。
親の反対とか経済的理由とかの障害が無いのにも関わらず、ヒロインの気持ちに気付いてなおかつヒロインと付き合わないということは
『ヒロインと付き合いたくない』ということ
つまり好感度が低いか女として見ていないということだから
ヒロインと急接近したとして『どんな良いことをヒロインにして貰ったんだ?その程度のことで惚れるか?』
となって、読者に対して説得力を持った文章書けないことが多い。

『ヒロインに好意を持っているが、鈍感なフラクラな性格』という、かなりぶっ飛んだ設定にしておくと、
何かの拍子にヒロインの気持ちに気付けば、そこでゴールとなって何時でも物語を終わらせれるんだよ。くつくつ

ということで、僕とキョンの物語は今終わらせよう。僕と君の結婚によって。
ーーーあれ?君は寝ているのか?」



「キョンくんは、さっき涼宮さんが殴って気絶させましたよ」
ガーン
「かわいそう。私が直してあげる」
「ちょっと、有希。勝手に何をやっているの」
「長門さん。キョンの介抱は、中学時代からの知り合いの私の方が適任だわ」

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 21:25:55 ID:G3o/S3w2
ハルヒに関しては、本人の語った「恋愛は精神病」というハルヒ理論を誰よりも愚直に信奉していて、
そしてそれを無意識的に防壁にして鈍感フラクラ力を全開にしているのではと見ている
佐々木さんに対しても似たようなものなのかな。長門へは恋人というより保護者的な感情が先行しているのか

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 21:42:30 ID:Eq+rUQxJ
佐々木の凶器はキョン専用に決まってるだろ。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 21:50:54 ID:yTQDOSsG
>>207
ハルヒからの好意は分裂で古泉との会話の中で「ハルヒが佐々木に嫉妬してるとでも云々」的な事言ってたから気付いてると思う
なのに付き合わない理由は佐々木スレ的にはともかく原作的には不明

長門は同意、朝比奈さんは好意を抱くなんて恐れ多い、かな

佐々木さんは中学時本気で一線を踏み越えるのに不安を抱いていた
キョンもそれを察知して踏み込まなかった、と見てる

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:10:04 ID:3P2mZu3g
>>209
朝比奈さんと付き合わないのは、未来人が過去の人と付き合うと、朝比奈さんの存在自体が消滅する可能性が高いという縛りのため。
恐れ多いという感情はゼロではないと思うが。

普通に考えたら、ハルヒの好意に気付いて付き合わないのは、ハルヒがDQNすぎるて躊躇しているためだが。
溜息の頃のハルヒならともかく、だいぶ性格が丸くなっているからなー。
それか、キョンがあの時の古泉の話を疑っているとか?
(また超能力者が俺を騙してハルヒの機嫌を取らせようとしているな。
はいはい、ハルヒが嫉妬しているんでしょ。わかっているよ)

長門は陰謀で随分フラクラした。

佐々木さんは。あの時は佐々木さんもキョンもまだ中学生だったし。受験で忙しかったから
自分の気持ちや相手の気持ちに気付かなかったとしても当たり前だし、一線を超える怖さもあるだろうし。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:11:05 ID:G3o/S3w2
好意に気づいてなお付き合わないのは、SOS団の現状を壊すのが嫌だからか?
団員の誰と誰が付き合ってどうこうって話になると、
何となく気まずいというか気を遣ってしまうというか……

212 :26-144:2007/12/11(火) 22:12:29 ID:IDt/LhFF
知らない間にスレが進んでいるけど、続編投下してもいいかな?

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:13:56 ID:3P2mZu3g
行け。雑談なら後でもできる。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:16:24 ID:yBDGOyTO
エロの予感wktk

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:33:47 ID:3P2mZu3g
おーい、まだかー

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:34:27 ID:3TAiFS1H
wktk

217 :ささキッス:2007/12/11(火) 22:48:12 ID:IDt/LhFF
あくまで確認だけだ。


佐々木にそう言われた時に中学の頃の自分の役割を思い出したのは誰が責められようか?
あの頃は受験生で佐々木に色々と教わる事が多かった俺は、佐々木の口調や状況であいつが何を望んでいるかを考え、望み通りの答えをしてやる事にある意味で充実感を感じていたのだ。
大きく分けて4つのパターンに分けられる。
 ・君は憶えてくれたかい?(勉強モード)
 ・君の考えならばどうだい?(プロファイルモード)
 ・君はどう思う?(予定調和モード)
 ・君だったらどうする?(雑談おちゃらけモード)
まぁ、こんな感じだろう。

突拍子もない事を言って瞳に喜色を浮かべている佐々木を見た俺は、これはおちゃらけな質問だなと思い、それに即した答えを導き出そうとしたのは、俺としては極めて自然な考えだった。
いま俺達がいるのは純喫茶(純じゃない喫茶って何だ?)の中で、机の向こうの目の前にいる佐々木は挑発的とも思える瞳で俺を見てる。
手近にあるおしぼりで手を拭いつつ、俺はひとつのいたずらを考え付いた。

―――なぁ、佐々木。瞳を閉じて決して開けてくれるな。
「ああ、いいよ。キョン。目を閉じればいいんだね」

おしぼりはまだ温かかった。
俺は左手でおしぼりを掲げて、右手を前に出して人差し指を鍵のようにして佐々木に突き出した。

「君は僕に何をさせようというのかね?君の口から是非とも詳細に説明をして貰いたい」

そうなる筈だった。

佐々木は確かに反応した。
おしぼりが発する熱赤外線を感じ取り体を動かした。
佐々木は両手を机に置いて音も出さずに体を乗り出すと、ごく自然な動作で俺の付きだした右手の人差し指に唇を重ねた。

驚いた様子で睫毛を上げた佐々木だったがすぐにさがって、いつもの微笑むような表情に変わった。
やがて頬が見る間に赤く染まり、緊張感が無くなり幸せそうな表情のまま俺の人差し指に唇を重ねていたのだった。
きっと普通に付き合っている男女でも、こんな時の女の表情の変化を見る事は決してないだろう。

1秒が10秒に感じ、10秒が100秒に感じ、俺にとって何も考えられない無限のような時間が流れた。
やがて佐々木の頬を一筋の涙が流れた時、自分がとった行動の意味とその罪深さを思い知る事になった。

「佐々木!」

おれは両手で佐々木の顔を包み、やっとあいつは瞳を開いた。

「・・・・キョン。ありがとう」

俺は返す言葉もなかった。

気まずい時間がしばし流れ、耐えきれなくなった俺は佐々木の手を引いて喫茶店を出て家まで送っていった。
佐々木は何も言わず、俺の袖を摘んでついて来た。
近所の公園まで来て佐々木は立ち止まり、今日は有り難うとつぶやいた。
佐々木は大きく手を振って家まで掛けていった。

あいつが帰った後、俺は右手の人差し指を見詰めた。
不意に人差し指にキスをした。
甘酸っぱい味がした。

今夜は眠れそうにないな。

218 :26-144:2007/12/11(火) 22:50:04 ID:IDt/LhFF
軽トラシリーズで大暴れしたお詫びに甘いのを用意しました。


219 :26-136:2007/12/11(火) 22:52:59 ID:IDt/LhFF
すみません。
26-214じゃなくて26-136の続編です。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:54:51 ID:3P2mZu3g
>>217
良いぞー。ちょっぴりビターで甘いSS
全然エロくないのも良い。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 22:58:33 ID:G3o/S3w2
エロいのが欲しかったのか? このいやらしんぼめ!

>>217
佐々木かわいいよ佐々木

222 :26-217:2007/12/11(火) 23:19:00 ID:IDt/LhFF
誰だっていつまで経っても忘れたくない思い出ってあるでしょ。
そんな想いを佐々キョンに込めて書きました。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 23:23:45 ID:bGDgXh8a
>>210
>ハルヒがDQNすぎるて躊躇しているためだが。
それは無いわw

>>222
俺も眠れなくなっちまったぜ…

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 23:49:37 ID:yTQDOSsG
>>217
睡魔に襲われてる頭じゃ状況分かり辛かったんで一度136に戻って確認してやっと理解できたよ
寝る前に甘いのさんくすGJ

では佐々木さん及び皆さんおやすみなさい

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 00:01:27 ID:j7y4YsAV
佐々木さんお休み

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 00:31:38 ID:MzpbbuQg
>>217
甘いSSありがとう

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 00:47:41 ID:J5hzJyKV
みくるverの未来とポンジーverの未来が分岐するのは、
神がハルヒか、佐々木かによって変わると見た。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 01:14:08 ID:nBIdftls
すまん、珍宝バージョンを想像して吹いた。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 01:20:05 ID:jScMo1kF
なんか電波。

仮面ライダーS王

ヒロインの旗を捕まえて 今すぐに折ろう約束の鈍感
全開無限 今飛び越え フラグクラシュジャンプ
(いいにょろ いいにょろ すげーにょろ)



230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 01:22:48 ID:MzpbbuQg
むしろ、キョンがハルヒと結婚するか、佐々木と結婚するかで分岐するとか

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 07:02:35 ID:Kn/bZ1Jp
いやいや、キョンが鶴屋さんと結婚すると朝比奈未来ルートで
橘と結婚するとポンジー未来ルートだろ
ハルヒ?佐々木?嫁にはもらいたくないね

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 07:33:47 ID:Xe0RX9K1
佐々木スレなのに凄いチャレンジャー現るww

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 08:52:54 ID:MzpbbuQg
朝比奈がハルヒルートを潰しに来た可能性は高いな。本人は何も知らないみたいだが。
ハルヒより美人でハルヒと違って優しい朝比奈みくるが側にいなければ、キョンがとっくにハルヒとくっついていたようなイメージある。

笹の葉?ジョンと会わなければ中学時代のキョンがつかまっていたんだよ。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 16:05:05 ID:xIs+slvg
>>233
「う〜、進学塾進学塾」
今塾へ行こうと走っているのはキョン(仮名)いたって普通の学生だ
強いて言うなら少し不思議な事に興味があるってところか
そういうわけで少々へんな奴がいるという東中前を通っていたのだ
ウホッ!良い女!
「手伝わないか」


こうですか?わかりません!><

235 :SSどうやったら勉強する気が起きる?:2007/12/12(水) 16:51:26 ID:j7y4YsAV
俺は国木田と一緒に昼飯を食っている。
「はー、昨日もお袋に言われたよ。『もっと勉強しないと佐々木さんと同じ大学行けないよ』だって。
出来の良すぎる友人持つのも考え物だな」
「キョンは佐々木さんと一緒の大学に行きたくないの?」
「無理して行くモチベーションなど無いぞ」
「そう」かわいそうに、佐々木さん

「高校入ってから全然勉強してないから、お袋が怒るのも理解できるけど。やる気が起こらないのだなー。
中学時代はあんなに勉強が楽しかったのだが」
「何故楽しかったかわかる?」
「知らん」
「じゃあ、中学時代と今でどこが違うかわかる?」
「うーん、何かな?色々変わったのでどれが原因かわからんぞ」
(ひょっとしてキョンは馬鹿?)

「キョンお前、馬鹿か。彼女といっしょだと勉強やる気になるだけじゃないか。
お前は涼宮とでもいっしょに勉強しろ」
何だいたのか谷口。しかし、俺は谷口の言葉でひらめいた。
「そうか、ありがとう谷口。やっと原因がわかったよ。
あ、ハルヒいたか。聞いていたか?」
「聞いていたわ」
「なら話が早い。俺は進学のために勉強を本格的に始めたい。
SOS団にも支障が出るかもしれないけど良いか?」
「まあ、しょうが無いわ。遊ぶわけじゃなくて将来のためだから」いっしょに勉強しようということ?ドキドキ
「ありがとう。ハルヒは団員思いの団長だ」

そして
「キョンはどうしたの?部室にも教室にも図書室にもいないけど。
いっしょに勉強する約束だったのに。どこ行ってるのよ!!」プンプン
「はあ、実は、キョンくんは」
「ところで古泉君は?」
「古泉くんはバイトが入りそうと言って、早退しました」
「有希。何か顔色悪いわね」
「彼は、佐々木といっしょに勉強するために早退した」
「何ですってー」(怒)

その頃
「やっぱり佐々木といっしょだと勉強が楽しいな」中学時代は佐々木と一緒に勉強したからなー
「僕もだよ。どうだい、これから卒業まで毎日いっしょに勉強するというのは」
「良いのか佐々木?いや、ありがとう。
佐々木と同じ大学に行ける様に頑張るよ」

(おしまい)

236 :25-701:2007/12/12(水) 17:32:03 ID:j7y4YsAV
軽トラ祭りの元凶の「俺の愛車」の作者です。
保管庫に投下したのでよろしく。

>>234
何かすごいSS書けそうだな。多分VIP向けだな

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 18:39:55 ID:MYDDtJQ1
>>235
ごめん、ハルヒのほうが可愛いwww

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 20:09:48 ID:Xe0RX9K1
ニュース聞いてたら「はたおりき」って言葉が耳に入ってきた。結局正体は機織り機だったけど、
旗折り名人キョンが頭から離れない

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 20:24:35 ID:PjOOxW/R
>>238
思い出したが七夕の物語に出てくる「織姫」は「機織娘」なんだよな。

フラクラ娘って誰だろう?

ハルヒか佐々木か・・・・・・・

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 20:26:15 ID:BrZl8w69
(兄に近づく他人の)フラグを折る娘:妹

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 20:34:51 ID:Xe0RX9K1
>>240
異様に納得。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 20:41:09 ID:d9agz0Cq
巧みにフラグを立てつつその全てを叩き折る『技の兄』キョン
当たるを幸い見境なく次々とフラグを破壊する『力の妹』キョンの妹

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 20:44:32 ID:xIs+slvg
>>238
旗を折るなら全部折る!
(生存)フラグ折っても折りぬけて
折りつくしたなら 俺の勝ち!!
俺を誰だと思っている
俺はキョンだ!ポンジーじゃない!
俺は俺だ!旗折りキョンだっ!!

この辺まで浮かんだ
そろそろ自重する

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 20:53:53 ID:d9agz0Cq
フラグを立てる者、フラグを壊す者――けして重ならない思いが重なる瞬間に、奇跡は生まれた。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 21:40:35 ID:663lWM1w
「キョンを補足!フラッグ・ファイター攻撃に移る!」
「何者だ!」
「久しぶりだねキョン!僕は佐々木!君の存在に心奪われた女さ!」
「乙女座の私には(中略)それとも涼宮さんが近くに居なかったから見つけられたのか――
恐らくは後者!」
「くぅうっ!」
「…手土産に唇の一つも頂いていくよ!」

「俺に、触れるな――!」

ポキーン(←フラグがへし折れる音)

「くっ…」

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 21:51:38 ID:j7y4YsAV
確かフラグが具現化するSSあったな。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 22:36:37 ID:lkQZLiZY
時は冬。
「なぁ佐々木、中学一緒だったよな」
「同じクラスで勉強を受け、一緒に塾に行ったという一年間が作られた記憶ではないのなら同じだろうね」
「なら……頼む! 佐々木、同級のよしみだ、俺の家に勉強を教えてくれないか?」
「そ、それは構わないが……君の家を度々訪問するのは親御さんに些か迷惑じゃないのかい? 勉強ともなれば回数もあるだろう」
「親か、佐々木なら大丈夫だろう。むしろ動機を聞けば手放しで喜ぶハズだ」
「追い込みになれば遅くなってしまう事もあるんじゃないのかい?」
「そうなりゃ、まぁ泊まればいい。むしろお願いします」
(これがフラグってやつかい?///)
「なら、いいんじゃないかな」

「ありがとう佐々木! やっぱりお前は最高の 親 友 だな!」
「親友…かい」
(ふふふ、フラクラしてやったぜ、最近はこれに快感を覚えちまってな、やめられねぇぜ)

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 23:01:21 ID:TKk3F6Wv
避難所落ちてる?

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 23:08:34 ID:xIs+slvg
というかしたらば全体が落ちてるっぽいな

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 23:19:57 ID:MzpbbuQg
フラグネタが続くなー

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 01:20:08 ID:U9qF/5kA
>>231
こうですか?
朝比奈→鶴×キョン
藤原→橘×キョン
機関に潜り込んで機関を操る未来人→ハル×キョン
橘の組織の黒幕の未来人→佐々×キョン

超能力者と未来人の争いと思っていたのが、実は未来人どうしの争いだったということ。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 05:41:04 ID:r43jGXC/
>>236
保管庫への勝手投稿は別に構わないけど、リンクを張るとかの付帯作業もちゃんと
する必要があると思うよ。
出来ないならば使うべきじゃないね。

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 05:45:25 ID:6RV6BD96
7分佐々木

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 05:50:43 ID:r43jGXC/
やぁ!

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 12:04:28 ID:PWNx7lzS
保管庫更新乙

256 :小ネタ:2007/12/13(木) 12:07:15 ID:NijAYSxN

「おっと」ドン
「あっ」
ドッボーーーン
「ああっ!キョンが池に!!」
「ゴバゴボ!ゴボゴボゴボゴボ…」
「待ってて!今助けるから!」
「ゴボ!ゴブガバ…ゴボ…ゴ…ボ……ゴ…プ…」
「あああ!沈んでしまった…」

………ゴ……ボ……ッ
「!?」
……ゴ…ポ……ゴポ…ゴボッ
「え?」

ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア

「池の中からキョンを抱えた女の人が!誰だか知らないけどありがとうございます!!」
「あなたが落としたのはこのフラグを折らないキョンですか?」
「えええ!?あ…えと違います」
「そうですか」ドボーン
「投げ捨てた!?」
「それではこちらの(グイッ)中学時代に仲の良かった女の子へ密かな好意を寄せつつも
 進路を違えたために疎遠になってしまったが、ひょんなことで再会したことにより
 想いが再燃し、これまでとは打って変わって積極的に逢うようになり、
 ある日の予備校帰りに待ち合わせた駅から帰る途中に寄った夜の公園で
 これまで溜まりに溜まった想いの丈を告白するタイプのキョンですか?」
「タイプって。ちょっといいけどそれも違います。私が落としたのは普通のキョンです」
「…あなたは正直者ですね。よろしい。あなたにはこの3人のキョンを授けましょう」ペイッ ドサドサッ
「えええええ!?」
「それでは…」ゴボゴボゴボゴボボボボ

「………」×3
「どうしよう…」


257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 12:23:19 ID:OfUVE212
>>256
一人は佐々木二人目はハルヒ三人目は長門、朝比奈、古泉、周防で争わせればいい

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 12:52:00 ID:OzFF9Y/8
ハルヒがポニーテールにしてるのを見て自分もする佐々木

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 13:05:50 ID:bZcy2Eh6
>>257
キョンを一人だけもう一度落とせば計六人になります。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 13:18:25 ID:dHsvUYie
テラカオスw

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 14:15:38 ID:+Ls00iKN
>>256
わーい、キョンが増えた。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 15:12:30 ID:EFFhldtz
キョンの分裂、これで万事解決。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 16:50:00 ID:OzFF9Y/8
増えた六人のキョンをハルヒ、長門、みくるに一人ずつ配る佐々木。

佐々木「勿論三人のキョンは僕のものだ。朝僕を、キスで起こすキョン。昼僕と一緒に昼ご飯を食べるキョン(勿論あーんでね)、夜ベッドで一緒に愛を(ry」
キョン×3「断る。やれやれ…」

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 17:03:14 ID:aqMLOa6l
>>259
五人じゃないのか

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 17:18:05 ID:NGq8LwdB
>>264
いや、九人だね

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 17:25:50 ID:/LK/cfnt
佐々木が囲ったキョン1号、2号、V3はそれぞれ特殊フラクラ能力を備えているのだ!

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 17:32:26 ID:n0NYovn2
佐々木さん、星占いはお好き? の巻

〜中学3年時代〜
キョン「お? 珍しいな佐々木、お前が星座占いの本を読むなんて。
    てっきり佐々木はそういうの、非合理的だとか言ってに興味を示さないと思ってたぜ」
佐々木「とんでもないよ、キョン。占いとは長年の英知の集積だよ。僕は非常に高い敬意を払っているよ」
キョン「そうか、佐々木も女の子なんだなあ。相性占いとか気になる奴でもいるのか」
佐々木「何を言ってるんだい、キョン。僕は君以外に特段相性が気になる異性などいないし、
    第一、そういう興味を持って読んでいるわけではないよ。占いそのものの結果など、
    ナンセンスとしかいいようがないね。僕の興味は別にある」
キョン「それ以外に何が面白くて占いの本読むんだ?」
佐々木「いいかねキョン。
    人間とは全く係わりのない星星の運行、しかも、たまたま地球という星の
    恣意的なの観測位置における他の天体の動きが、人の相性に何の意味を持つものかね。
    僕が興味があるというのは、そうした全く意味のないものに意味を付与する、
    いわば宗教的な「まやかしの体系」創設の努力であったり、
    占い師がどうやって顧客の信用を勝ち得たか、なのだよ。
    言ってみれば「占い」ではなく、「占い師」の方に興味があるんだ」
キョン「そ、そうか」
佐々木「考えてもみたまえ。根底にある星座の動きやら亀甲の割れ方やら水晶の輝きやらに
    意味がないとして、それをもっともらしく見せ、顧客の信用を得るというのは、
    逆にとてつもない高度な人心操作能力だとは思わないかね。
    占いの歴史すなわち、人心掌握術の歴史であるのだよ。
    街角の占い師など特にそうさ。気づかれないよう顧客から情報を引き出し、
    どちらともとれる発言で顧客の意識を誘導し、しかも「うそつき」呼ばわりされぬよう、
    言質は与えない。
    まさにプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい鮮やかさじゃないかね、キョン」
キョン「おいおい……」
佐々木「もちろん、占い師の「聞き上手」という点が、それだけである種のカウンセリング的な
    効能があることは認めるよ。特に精神科を頻繁に利用する習慣のない文化にとっては、
    きちんと話を聞いてあげ、それらしいアドバイスをするだけでも、十分な意義はあると思うんだ。
    ただ、それは彼らの本領ではないしね。
    僕が興味があるのは、たとえばこの本のように、不特定多数の人間、それも星座や血液型といった
    意味のないカテゴリーで分けた不特定多数の人間に、どうやって
    「彼ら・彼女らが望むような答えを破綻なく、かつ適度な曖昧さを以って発信するか」
    というテクニックなのだよ。
    人間はコミュニケーションによって非常に大きな影響を受ける動物だからね。
    こうした人心掌握術は非常に大きな武器になるはずなんだ。
    特に、正面から立ち向かっても全く効き目がないような鈍感な人間に対するときにね」
キョン「佐々木……、お前将来、悪徳信仰宗教の改組とか、ネズミ講の主催者とかなりそうだな……
    ガクガクブルブル」
佐々木「な、何故そんな話になるんだい!? 僕はただ、君に対して……」
キョン「悪の道にだけは進んでくれるなよ佐々木。頼むぜホント」
佐々木「き、キョン! だから!」


同級生KNKD氏は後に語る
KNKD「ええ、確かにキョンは血も涙もないフラクラ野郎でしたが、相手の佐々木さんにも
   非はあったというか、どっちもちょっとどころでなく変というか。
   類は友を呼ぶというか……」
                      おしまい     

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 17:33:48 ID:/LK/cfnt
KU☆NI☆KI☆DAwwwwwwwwww

269 :樵の泉ネタの逆バージョン:2007/12/13(木) 18:07:29 ID:+Ls00iKN
佐々木が池に落ちた
飛び込んで助けようとするキョン。しかし、

ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア
「池の中から佐々木を抱えた女の人が!誰だか知らないけどありがとうございます!!」
「あなたが落としたのはこの巨乳の佐々木ですか?」
朝比奈(大)に匹敵する巨乳の佐々木がいた。思わずゴクリと唾を飲み込む。しかし
「えええ!?あ…えと違います。もっと乳が小さい。はっきり言って貧乳の」
「そうですか」ドボーン
「投げ捨てた!?」

「それではこちらの(グイッ)若布髪の女の子らしい佐々木ですか?」
「キョンくん、私といっしょに勉強してくれませんか?駄目ですか?」モジモジ
「違います。僕っ子で、男みたいな口調の佐々木です」
「そうですか」ドボーン
「また投げた?」

「それでは、無口な眼鏡の佐々木さん?」
「それも違います。本物の佐々木はおしゃべりです」

「ドジッ子ツインテールの佐々木さんは?」
「違います」

「それでは、元気で唯我独尊な佐々木さんですね?」
「キョン、明日は二人で不思議探索に行くわよ」
まるでハルヒだやれやれ
「それも違います。そろそろ本物の佐々木を出して下さい」

「それではこちらの(グイッ)中学時代に仲の良かった男の子へ密かな好意を寄せつつも
 進路を違えたために疎遠になってしまったが、ひょんなことで再会したことにより
 想いが再燃し、これまでとは打って変わって積極的に逢うようになり、
 ある日の予備校帰りに待ち合わせた駅から帰る途中に寄った夜の公園で
 これまで溜まりに溜まった想いの丈を告白するタイプの佐々木ですか?」
「それも違います。もっと普通の、俺なんかに恋心を抱かない、親友の佐々木です」
「……」

どうしました、女神様?
「あなた大嘘吐きですね。罰として、このヤンデレの佐々木さんをあげます」
そこには、朝倉みたいな佐々木がいた。

ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア
「消えちゃった?」
「キョンくんは今の女の子と全て別れて。そしてあたしと結婚するの。
 もし浮気したら、閉鎖空間とナイフのどっちが良い?」
佐々木の右手にキラリと光るナイフ。嫌だ、死ぬのは嫌だ

「女神様、出て下さい。お願いだから元の佐々木を返して下さい」
ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア
「何故かあなたが気に入りました。特別です。残り6人の佐々木さんもあげましょう」

(終わり)

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 18:22:20 ID:/LK/cfnt
>何故かあなたが気に入りました

さりげなく女神様とのフラグも立てやがったwww

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 18:26:15 ID:OfUVE212
プラナリアみたいに増えたら大変!
苦労するのは橘だけだろうな

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 18:37:06 ID:+Ls00iKN
>>267
佐々木さんガンバ
国木田乙

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 19:03:14 ID:6mtr2kaF
泉の精ネタでセミ人間の死体を思い出すのは俺だけでいい

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 19:13:38 ID:9aLo3LNH
きれいなガキ大将思い出したのは俺だけじゃないはず

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 19:52:56 ID:+Ls00iKN
ちなみに、数年前、7人のナナとかいう漫画がチャンピオンに掲載されていてね

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 20:08:47 ID:03uxg3tz
>>275
ちなみにアニメも放送されてね

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 20:25:00 ID:qTs3Wxqc
元ネタよりさらに面白くなるってのも珍しいな。クソワロタ

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 21:19:36 ID:/LK/cfnt
クールな佐々木さんもいいけどヤンデレな佐々木さんもいいよね!

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 21:36:47 ID:HQ12mQkL
そういえばヤンデレ佐々木のssあんま見かけないな

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 21:38:45 ID:2NdTEYAc
>>278
なれ!!好きになれ!!
僕がいなくなったら寂しくて死んでしまうくらい、僕のこと好きになれ!!
僕は今までキョンに尽くしてきた! 完璧なくらい、いい女を描いてきた!
嫌われる要素は全部排除してきた!
僕は完璧! 僕は嫌われる要素なんて、何も持ち合わせていない!!
おかしいのはテメェなんだよ!
テメェの精神がおかしいんだよ! 異常なんだよ!!

某RPGのコピペでよければ。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 21:54:48 ID:6mtr2kaF
>>279
『最近』と付けとかないとまた(ry

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 22:20:56 ID:U9qF/5kA
>>279
もともとヤンデレ佐々木さん自体が少ないから
普段が真面目なだけに酷い振られ方をするとヤンデレになりそうなイメージあるな。

>>280
ヤンデレ佐々木さんにぴったりですね

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 22:31:21 ID:MT3AjNrW
>>281
ちょっと前に朝倉がナイフなら佐々木は?
というレスがあったが真っ先に肥後守が思いついた

その元凶となったSSのことを言っているのかな?

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 22:32:05 ID:yYJJCD41
なぜかヤンデレっぽいイメージがあるんだよね佐々木さん。
ど忘れしちまったが、IF世界で、橘とキョンが想いあってて〜みたいなやつの衝撃は凄かった

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 22:33:27 ID:/LK/cfnt
ヤンデレ佐々木さんの破壊力は異常

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 22:47:51 ID:6mtr2kaF
>>283
肥後守かどうかはわかりませんが、11スレの血染めの鉛筆が登場するやつです
アレは激しく鬱になる…

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 23:24:28 ID:M8P2CGz1
だから佐々木はヤンデレとかグサデレとかではないぞ。
確かに売られた議論に激しい殺意を抱く奴ではないな。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 23:34:11 ID:U9qF/5kA
>>284
多分、ハルヒ達を神能力で遠くに飛ばして『キョンと恋人になれる』と思ったところ、キョンが橘に恋してガーンとなるやつだと思う。
場面は佐々木の高校の文化祭。


それとは違うけど、キョンが橘に恋したので、「そうだ、橘さんに適当な男と付き合うように命令しよう」と佐々木さんが思うのがあったな、
場面はクリスマス直前だった。題名忘れたので誰か教えて下さい。

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 23:36:29 ID:g3C+glgj
>>287
まあ、まだわからないけどなー。
自分から喧嘩はうるみたいだけど。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 23:40:57 ID:yYJJCD41
議論は好きそうだけど、相手を言い負かそう、という感じじゃなさそうだけどね。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 23:42:53 ID:Vuf2Ugs6
俺の中の佐々木は京極堂みたく喋るイメージだな
関口はキョンでピッタリなんだが後もう一人自称神の探偵が欲しいところだ

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 23:47:52 ID:zTTnxqVE
ハルヒがぴったりだと思うんだが>自称神の探偵
どっちも一見破天荒で唯我独尊だけど、根は良い人だし
ハルヒはさすがに神は自称してないけどさ

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 00:12:07 ID:7qI4s2mj
>>288
アドレスキボンヌ

294 :俺は佐々木好き:2007/12/14(金) 00:18:01 ID:RHu2hmmR
俺は佐々木が好きだ。

こんな事を言えば誤解する輩がザルですくえそうな程に出てくるのは百も承知なのだが、好きか嫌いかという選択の余地もない二択の
選択を余儀なくされたら、俺は間違いなく"好き"に一票を捧げるだろう。

あいつは昔から根が驚く程に素直なんだよ。
馬鹿という地に指数表現が許されるなら、俺は迷いもなく数桁単位の数値を与えるだろう。
佐々木の言う事はいつも真剣で相手の事を思いやっての事だ。
いつもあいつは真剣に相手の事を考えて、自分の言葉で表現する。
その言葉には佐々木にとって異存の無い言葉であって、場合によっては直言に過ぎる言葉もある。
そんな言葉を冷たいとか感じる事もあるかも知れないが、佐々木は責任を持ってその言葉を発しているのだ。。
俺自身、佐々木のそんな態度や台詞に助けられた時もあるし、励みになった事もある。
こんな阿呆な俺でもそれくらいは判る。

俺はそんな佐々木が好きであるし、そんな資質は身を挺して守ってやるつもりだ。


なぁ、こんな事言っている俺を変人と思うか?
何なら承けて立ってやろう。
俺はそうするだろうし、それがあいつに対してのせめてもの恩返しだと思う。


295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 00:36:25 ID:bxDLZTZD
つまり、友達として佐々木が好きというわけか

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 00:48:02 ID:t4x4WaxX
あんまり佐々木の出番も何もかもが少なすぎるから
佐々木に対する愛があああああああああどんどんとおおおおお小さくううううううう


誰かああああああああああああ

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 00:49:00 ID:KxX7qLY7
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き


298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 00:57:04 ID:+nwyFPD9
>>296
旧保管庫から順に、SSを全部読み返すんだ。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 01:04:58 ID:n42RsrLq
>>296
やれやれ、お前の愛はそんなモンだったのか?
違うだろ?
思い出せよ、初めて佐々木にときめいたあの時の気持ちを

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 01:08:16 ID:rbffy7Y5
>>296
新刊が出たらお通夜になるかもしれないんだぞ
今は一分一秒も無駄にできないはずだぜ

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 01:15:17 ID:t4x4WaxX
お前ら強いな。すげえよカッケェよお前ら

涙を拭いて、そんでSSと分裂読み返してくるよ


302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 05:43:56 ID:7W8WbZ6L
>>293
てめー検索しろよ…、ってもキーワードがまるで無いな。無理言ってスマン。
前者は知らん(っつか他スレかもしれん)が、後者は24-310。wiki分類は短編だ。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 06:36:23 ID:Sn6oJi93
>>293
長編19-75の 佐々木と文化祭 かと。 


304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 09:05:56 ID:bxDLZTZD
>>302>>303
293じゃないが、俺も読みたくなっていたんだ。サンクス

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 09:44:09 ID:1WkaPWpX
>>297
ちょっとキミ、キョンと一緒にフロイトに基礎講座を教わってくると良い

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 11:00:18 ID:FPUrrw0Z
佐々木って変な女だからまんこも変な味がしたり変な臭いがしたりするの??


307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 13:12:11 ID:aCnyZhRo
>>297
よくわかったよ。君がDQNだということがね。くつくつ

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 17:22:12 ID:qB+5u9q5
新刊でお通夜わろた
流の作品は絶望系とハルヒしか読んだことないけど
主要キャラが死ぬパターンってあるのか

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 18:01:59 ID:cRLy4oPt
少なくともハルヒでメインキャラが死んだ事はないな
イージスはそういう人死にが出るような作品じゃないし、絶望系は別枠だしな

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 18:16:53 ID:FIC84lER
>>297
弱い男はMなんだよ

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 18:17:33 ID:sLGRZiYY
佐々木さんは立場が微妙だからな
展開によっては消滅したりハルヒに吸収・統合されたりする可能性があるからその事言ってるんじゃないか

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 18:18:36 ID:aCnyZhRo
敵では朝倉が死んでいるな。
あれが人間じゃないとか言うなら、長門も人間じゃない。

流がどうまとめるか知らないが、他の作家の作品では主要キャラが最終回寸前で急に死ぬのが、ごまんとあるから油断できないな。

313 :○○降る日に(1/2):2007/12/14(金) 18:20:36 ID:sLGRZiYY
続いて依頼のあった流星群SS投下
↓↓↓


『もしもし佐々木、今晩暇か?』
「どうしたんだねキョン、まさか夜のデートのお誘いとでも言うつもりかい?くっくっ」
『あー、まあそんなとこだ』
「んなっ!!!!!!!」

ちょ、落ち着け私。はいしんこきゅー、すぅ、はぁ。よし、落ち着いた。

「い、一応だね、念のためにだが、理由を聞いてもいいかな?」
『明日は土曜で休みだから、今夜はSOS団でハルヒ命名双子座流星群一晩ぶっ通し観測会の予定だったのだが、
当のハルヒが熱出して、見舞いにいったその席で自分が参加出来ない観測会なんか中止って言いやがったんだ。
が、今回は何故か長門が異様に乗り気だったし、
俺は俺で機材や防寒具用意したりして完全にやる気モードに入ってたからハルヒ抜きでもやりたかったんだがな、』

長門さん、気持ちは分かるよ……この日の為にあれだけ議論したんだものね。

『古泉がそんな事したら間違いなく閉鎖空間が発生するでしょうとかなんとか言うからしぶしぶ諦めたんだ。
で、持って行き場の無くなったやる気をどうするか考えてたら、気が付いた時にはお前に電話してたって訳だ』
「なるほど。僕も週末はこれといって用事も無いから、喜んでお共させて頂こう」

橘さん達との観測会はキャンセル決定。

「ところで、何故キミはそれほど迄にやる気だったのかな?
もしや星が流れてる最中に3回願い事を唱えられれば願いが叶うというアレの為かい?」
『挑戦しないとは言わんが、基本はまだ流れ星を見たことが無いから一度ちゃんと見てみたかったからだよ。
幸い天気予報でも今夜は快晴みたいだし、更に月の具合も…俺はよく分からんが古泉が丁度いいって言ってたからいいんだろう。
そんな訳で今夜が俺の流れ星デビューだって年甲斐も無く興奮してるんだ』
「くっくっ…そうかい、それは失礼な事を言ってしまったね。謝罪させてもらおう。
しかしキミが本気でやろうとしていたなら、それは無理だと言わざるを得ない所だったよ。仮に
『これなら金!金!金!の3回くらい言えそうだ、でも無粋だな、止めとこう』
まで思考してから見送れる程の時間流星が流れたとしよう。
だがそれは所謂スローモーションに感じる瞬間の中の出来事で、現実の時間ではせいぜい一秒を越える程度になるはずさ。
人間は集中すると瞳孔が開いて視覚情報が増え、最大で通常時の30倍にも脳の処理速度が高まるそうだ。
結果、体感として世界がスローモーションに見えるということになる。
身近な例を挙げるなら、たまに初めて見るCMをやたら長く感じる事があるだろう?あれも同じ原理だよ。
……話しが逸れたね、元に戻そう。そんな一秒前後という短い時間の中で3回も願い事を唱えるなんて、
余程事前に願いに適う言葉を選び、早口言葉の練習を積み、更に運良く一秒にも達する位の流星を見つける事が出来て初めて
やっと至難だが不可能ではないくらいのレベルになるというものだ、いきなりやったってまず無理というものだろう」
『やけに具体的だな、色々と』
「え!?あ、ああそれくらい難しいということで、特に深い意味は無いよ」

言えない……ここ二週間橘さん、周防さん、長門さんと一緒に我々の願いを叶えるに相応しい言葉は何が最適か激論を重ね、
意味合い・必要音数・言い易さを考慮した結果『豊乳』がベストであろうという結論に落ち着き、
一人でも願掛けが成功したらその人を皆で祝福しようと誓い合ったなんて言える訳が無い!

『そうか。じゃあ佐々木は流れ星を見つけても願い事言ったりしないのか?』
「それとこれとは話が別だよ。僕だってたまにはロマンチストになりたくなるのさ」
『へぇ。例えばどんな願い事をするんだ?』
「それはお互いに内緒にしておこうじゃないか。流れてみてのお楽しみって事にしよう」
『そうだな。じゃあ8時に迎えに行くから準備して待っててくれ』
「わかった」



314 :○○降る日に(2/2):2007/12/14(金) 18:23:24 ID:sLGRZiYY

さて、流星観測のポイントでも説明しようか。
まず、場所は街の明かりが入らずそれでいて開けているのがベストだが、主な移動手段がキョンの自転車だから近場で妥協する。
カメラを使う場合は広角レンズを着けて天頂方向か副射点、つまり流星が来る方向に向けてシャッターを数分開放を繰り返す。
肉眼での観測は地面に断熱シート等を敷いてその上で寝転び、なるべく広い範囲を視野に収めながら全体をぼんやりと眺める。
複数人いる場合は見る方角・範囲を分担した方が望ましいので、残念ながら二人仲良く並んで星を見ることはできないだろう。

そんな事を話しながら自転車と徒歩で2時間かけて現場に着き、設営も終わりいざ観測!という段になって…

「雨だね」
「いや、雪も混じってる。みぞれだなこりゃ」
「予報は快晴だったよね、これってやっぱり……」
「『やつ』のせいだろうなあ」


涼宮さんのばかぁー!!







で、いつもなら終わる所だけど、今日は一味違う展開が待っていた。
涼宮さん、貴女は気付いてないかもしれないけど重大なミスを犯したのだよ?では私のモノローグから続きをどうぞ、くっくっ


水を弾く断熱シートは最も高価なカメラを護るために使用しなければならなかった為、私達はまともに氷雨を浴びてびしょ濡れだ。
体温を保持するのが目的の防寒具も冷水を吸収し、ただひたすらに重く冷たく、全くその役割を果たさなくなった。
雪混じりの冷たい雨は10分程で上がったが、身体は冷え切り、とても観測を続けられる状態ではない。

「くしゅっ!」
「おい佐々木、大丈夫か?」
「これが大丈夫に見えるならキミも相当危ないね。幻覚が見えているようだ」
「どうにかして暖をとらんとマジでやばいな。さてどうするか……」


朝になって、屋根付きベンチの休憩所で断熱シートにくるまる私達を発見した古泉君の顔は蒼白だった。
可哀相に、余程寒い中を探し回ってくれたんだね。私達は温かいどころか暑く、いや熱くすらあったというのに。くっくっ


『月曜日の天気予報をお知らせます。午前・午後を通して概ね快晴、所により一時血の雨が降るでしょう』


(色々ぶち込んで終わり)

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 18:33:17 ID:aCnyZhRo
>>314
GJ

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 21:42:41 ID:Sh8HSs4r
血の雨ってちょwwww
でもGJ!

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 21:52:35 ID:aCnyZhRo
血は血でも佐々木さんの破○の、、、、

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 22:36:52 ID:cPj3bXWj
>>314
GJ!!
豊乳に感心したw

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/14(金) 23:24:31 ID:aCnyZhRo
>>318
気がつかなかった。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 00:06:53 ID:Fh8xPBwV
>>318が何に感心したのか解らない…。

>>314での天気予報が「概ね快晴」=豊乳になった
って意味?

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 00:27:14 ID:YFEFPRpK
おおむねかいせい
大 胸 改 正  って事?

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 00:55:43 ID:8TusdzAu
キョンが佐々木さんにぶちこんだのもガチだな
そして血は血でも、、、

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 01:13:38 ID:7sGsEnaB
>>320
いや、さすがにそれは深読みしすぎw

「一秒前後という短い時間の中で3回も願い事を唱える」必要があるという条件の下、
おっぱいを大きくしたいという夢を「意味合い・必要音数・言い易さを考慮した結果」
「豊乳」という短い単語に縮約したというのは上手いな頭いいなぁ
と文字通り思っただけ

もしかして作者さんはまじで>>320のような語呂合わせを意図してたのかな・・・

324 :流様の観察:2007/12/15(土) 02:41:57 ID:8TusdzAu
「キョン、九曜さんと僕で上位世界観察機を作ったよ。一緒に見てみよう」
「何?それ?」
「見ればわかるよ。くつくつ」

「なんだ、このおっさんは」
「フン、禁則だ」
「谷川流と言って、我々の世界を作る神らしいよ。この世界の外に存在するんだけどね。彼が書いた原稿が出版されると、僕達の時間が動き出すんだ」
「こいつが神?谷川?もしかして谷口の親戚か?」
「―――だいぶ―――禿げてる―――」


「5時間ずっとパソコンと原稿用紙ににらめっこしているが、何かの儀式か?」
「何も書けなくて、苦労しているんだよ」
「書いてくれないと、我々の時間が進まないですね」
「――また――髪が―――落ちた―――」

『「コラー、谷川、涼宮さんの能力を佐々木さんに移すのです」』

びっくりする谷川
『え?橘の声が原稿から聞こえたぞ。やっぱり疲れているのかな。気分転換にイラストでも書こう』

「長門に少し佐々木を入れたような女は誰だ?長門のつもりか?」
「フン、奴の高校時代の文芸部の女部長だ」
「文芸部というと、長門のモデルか。好きだったのかな」
「さあ、どうかな。君はどうかな?」
「俺は長門を信頼できる仲間だと思っている」
「はー」
「なんだ橘、その溜息は」


「偉そうなおっさんが来たぞ」
「出版社の人だよ」

『先生、今日は進みましたか?』
『いや、全然』
『そんなことだから、ラノベ界の冨樫と言われるんですよ』
『面目無い』

「原稿出来なくて怒られているのですね」
「――また――髪が―――抜けた―――」
「大変そうだな」

「そろそろ時間のようだ今日はこれまでだな。くつくつ」

次号予告:流様に何を願う

(谷川先生ごめんなさい)

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 03:27:05 ID:sjLMcuhE
やはり佐々木は悲しい末路を迎える運命なのか…
そんなキャラに恋してしまうなんて…

326 :ひゅ〜まのいど☆いんた〜ふぇいす:2007/12/15(土) 05:09:03 ID:0K2veipQ


「キョン、そろそろ受験勉強を考えなければいけない季節だね」
「お前まで俺を受験に駆り立てるのか。まったく、やれやれだ」
「そう言うと思って君の為に頼れる助っ人を用意したよ」
「誰だそいつは?」
「こっちにおいで」
 ・
 ・
 ・
「紹介しよう。この子は"僕っ娘型ヒューマノイドインターフェイス・ささっきー1号"だ」
「うわっ、佐々木がもう一人!?何なんだこれは??」
「キョン、僕ハ佐々木ダヨ」
 ポカッ!
「・・・・ササッキー1号デス」
「佐々木が佐々木を殴ったぞ!?何やってんだ?」
「・・・・ゴホン、九曜さんに頼んで作ってもらったんだ。
 この子には外見は当然として内面も僕に合わせて作られたアンドロイドさ。
 君の手となり足となり、受験ライフを陰ながら支援させて貰うよ」
「キョン、キミ自身ノ可能性ニ僕ト二人三脚デ頑張ロウヨ!」
「俺の可能性へのチャレンジか・・・・。なかなかいい事を言うな」
「きっと君を満足させるよ。ささっきー1号を可愛がってくれたまえ」

<一ヶ月後>
「佐々木よ。お陰様で森鴎外をスラスラ読めるようになったよ」
「くっくっくっ、エリスがヤンデレに見えるようになったかい?」

<二ヶ月後>
「ツオルコフスキーの法則が暗算で出来るようになったぞ」
「一緒に宇宙旅行にでも連れて行ってくれるかい?」

<三ヶ月後>
「俺は学校を辞めたぞ。なぁ、佐々木よ。俺と一緒に東大を目指さないか?」
「くっくっくっ、君はやれば出来る男だ。僕も頑張るよ」

<四ヶ月後>
「もうすぐ大統一理論を解けそうだ」
「凄いな、キョン!」
「更なる学習の為、ササッキー2号があれば貸してくれないか」
「ああ、いいよキョン」

・・・・ササッキー2号は僕の事なんだけどね。
それにしてもキョン、君は僕の想像を遥かに超える。
君は本当にタフだ。タフすぎる。
そんなに毎晩毎晩激しく攻められたら・・・・・・僕、壊れちゃうよ。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 06:13:58 ID:hyR99RJK
>>324
上から怒られ、ファンには急かされ、さらに登場人物に突き上げられるとは…
がむばれながるん

>>326
キョン潜在能力高杉ww
それを引き出すササッキー1号優秀杉
ササッキー2号こと佐々木さんの真の実力は推して知るべし?

それとも1号を使い潰したからねだったんだろうか

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 08:30:13 ID:8TusdzAu
>>326
ササッキー1号欲しい

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 08:39:35 ID:oTXZjEqa
>>326
ナニを攻め立てるんだ?ふふふ

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 10:09:19 ID:rCP5cqYA
最初に言っておく。
俺もササッキー1号がかーなーり欲しい!

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 11:23:57 ID:Ku7MOk7h
>>326
   オヤ モウできたノデスカ?
   すごいデスネ。大学院れべるデス
   確認シマス。お見せクダサイ
    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      こんなの 実力実力
      全問正解だったら、わかってるな?
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
   ハイ、もちろんデス
   僕、本番ハ 未経験とナッテおりマスノデ、
   ドウカ 優しく お願いシマス
    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              |- -|───┬───|- -|
              |:::::::| // i コンナ シヨウ :::|
              |:::::::|#.ト、.ヽ | キイテナイヨ ::::|
  ホンジツ ノ       |!!!!|从ソlll.从〉: クヨーサン….ll|
  ゴホウビ サービス ハ  |:::::::|┳ ┳i!l::   //|:::::::|
  SPコース 2ジカン デス. |:::::::|、 ー ノハ!∩    |:::::::|
          ,. -─- 、 |:::::/.───┴───ヽ::::|
        /. ソ  ト、 ヽ.~~, -‐-ー.、       ~~
     .  |. (〈从ソ 从〉〃   ヽヾ  コラッ
      |. (|で) で)!l i ハハバハ>  アッチ ヘ イッテナサイ
___  ハNiヘ.''' ヮ''ノハイ(! ─ ─|i  ________
        <')´_)._)ヽ、.ゞハ、'' ー ノ’         、
.         '〈___,!` ゙  <'}`|{†}|゙iφ       ( "8' ̄`ヽ
         l__ハ_,}l\ ̄ ̄ヽ三三ヽ ̄\     リ((ハヾNリ
.              |l\\.           \     !、ヘ´(ソ
.  ∧∧ …ネタテキ  |l__|.\l二二二二二二二l    (|廿| )
  ( ゚ x゚) オヤクソク      || |        || |    レーJ
〜( w   デアル      ||__|       ||__|

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 11:38:05 ID:oTXZjEqa
>>331
吹いたwww

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 12:05:11 ID:hyR99RJK
>>331
一部のスペックが本人を凌駕(ry

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 12:39:41 ID:8TusdzAu
分身と本人が入れ替わる話があったな。
既に佐々木さんはササッキー1号と、、、、、

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 13:30:56 ID:HVGc/I6O
>>326>>331
GJ

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 18:30:04 ID:HVGc/I6O
人がいなくて気持ち悪いけどSS投下
本当は2レスでまとめるつもりだったけど、無駄に長くなりました。
サルったらごめん。できれば支援してね

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 18:30:23 ID:hyR99RJK
保管庫更新乙です>中の人

338 :SS星の流れる時:その1:2007/12/15(土) 18:33:56 ID:HVGc/I6O
その頃の俺は、美人だが男のような口調で話す親友といっしょにいることが多く、周囲から恋人どうしとみなされていた。
「君は流星の伝説を知っているかい?」
「願い事を3回言ったら叶うというやつだろ?」
佐々木は、その整った顔で目にマゼラン星雲を浮かべて言った。
「もう一つの伝説はしっているかな?」
「さあ?」
「流れ星が一つ流れる時、地上の人間の一人が天に召されるのさ」
「つまり死ぬということか。嫌な伝説だな」
本当に嫌な伝説だ全く

「僕達が死ぬ時は、一緒に死ぬか、どちらかが他方を看取るのが良いな。くつくつ」
「縁起でもない」 佐々木が死ぬところを想像して、少し欝になった。
「心配しなくても老衰で死ぬ時の話だよ。ついでに、僕達の子供達と孫達に看取られて」
それを想像すると、確かに幸福な人生の終わり方だ。
「そうなったら良いな」
「君がそう言ってくれて嬉しいよ」
「俺達は、互いに恋人ができ、結婚して別々になっても、いつまでも親友でいたいな」
「な?」
何故か急に佐々木の機嫌が悪くなった。俺には女心が判らないからなー。
それが2年程前のことだ。

・・・・・・・・・・・・

「キョン、さっき流星が見えたわ」
「すまん、望遠鏡のセットしてたので見ていなかった」
「何よ、早くしなさい」
今、俺とハルヒは携帯の電波が届かない丘の上で双子座流星群の観察をしている。当然運転、雑用は全部俺の役目だ。
遠いのでハルヒの親父の車で来たけどな(注:この世界では16歳で自動車運転免許が取れる)。
しかし、星空観察で有名なはずなのに今日に限って誰もいないのは何故だ?
それに、佐々木との先約をキャンセルしてまで来たというのに、古泉、長門、朝比奈さんは用が有るので来れないらしい。
しかし、用って何なんだ?ハルヒの観察があいつらの仕事じゃないのか?

(今日こそキョンを落とすわよ。他の団員にはわざと知らせないようにして、佐々木さんにはキョンから強引に誘われたと嘘ついたし
これくらいのズル良いわね?今まで佐々木さんがしてきたのに比べると、かわいいものよね)

「なあ、長門達の用って聞いているか?」
「さあ?知らないわ。わざわざ詮索するのは嫌らしいから聞かなかったわ」
俺が休みたいとか用があるとか言うと一々詮索するのは何でだ?やたら暴力ふるうし。そんなに嫌われていたかな俺?
まさか、閉鎖空間でのキスのことを未だに根に持っているのか?しかしあれはハルヒ的に夢だろ。
しかし、団長様と二人きりは異常に疲れるんだよなー
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織。閉鎖空間にて
「群れなす神人。500体、いや、1000体を下らない。イヤー」
「ーーー現在・・・988体ーーーー1分で3体・・・増加ーーー」
「駄目です、キョンさんには連絡取れないのです。その上、佐々木さんは居留守で連絡取れないのです」
「機関の方に応援を頼んでますが、焼け石に水でしょう」
「世界の終わりです。エーン」

339 :SS星の流れる時:その2:2007/12/15(土) 18:37:28 ID:HVGc/I6O
 ・
 ・
「なあ、ハルヒ。佐々木でも誘った方が良かったかな?」
「佐々木さんは用があって来れないらしいわ。もしかしたらデートかもしれないわね」ピクピク
あの後、佐々木は予定を入れたのか。そうか良かった
「そうか。でもデートってことは無いな。佐々木が俺に黙って男と付き合うはずが無いから」
「なっ?」ビキビキ (何でそこまで信頼できるのよ、あんた)
何故かさらに機嫌が悪くなったよハルヒ。ハルヒと二人きりは間が持たなくて苦手だよ。
団員でも鶴屋さんでも佐々木でも谷口でも誰かいると全然違うのだがなー。
(何よ、いつもいつも佐々木、佐々木って。あたしの方がずっと良い女なのに。
駄目、駄目、怒っては水の泡。今日はキョンと最後までいって、それをネタに正式に付き合うのよ)

「ハルヒ。俺が作ってきた弁当食うか?」
「食べる、食べる」 (キョンのお弁当おいしいなー。あたしの作ってきたお弁当は明日の朝食にしよう)
「何だハルヒ。ジロジロ見て」
「えーと、お弁当おいしいよ。ありがとう」ニコッ
急に向日葵のような笑顔になったハルヒに俺はドキドキした。
「ありがとう。笑っていると可愛いぞ」ドキドキ
「////」ドキドキ これからどうしよう。いきなりキスするのも変だし

また星が流れる。それを見て、俺は2年前の佐々木の言葉を思い出した。
この言い様の無い不安は何故だ
「あ、また流れ星。どうしたのキョン?深刻な顔をして」
「いや、何。今夜俺の友達の誰かが死ぬような気がして、、、すまん。縁起でも無いことを言って」
「何辛気臭いこと言ってるの。せっかく来たんだから思いっきり楽しむのよ」
そうだな、ハルヒの言うとおりだ
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃の朝比奈さん
「長門さん、朝倉さん、喜緑さん。3人そろってどうしたのですか?それに、随分殺気立って」
「・・・あなたが気にすることは無い」

喜緑さんは変な機械と睨めっこしてます。
「朝倉さん、長門さん。ようやく涼宮ハルヒの位置が判ったわ」
「涼宮さんの崇拝者は佐々木さんの閉鎖空間でつきっきりだし。目撃者は涼宮さんの能力で排除されたし。
千載一遇のチャンスだわ。そろそろ、いきましょうか」
朝倉さんは嬉しそうです。は?もしかして?

「もしかして、またキョンくんを殺そうとすのでは?そんなの嫌です」
「・・・大丈夫、殺すのは涼宮ハルヒの方」
「長門さん。涼宮さんは大事な仲間じゃないですか。それを」
「・・・私は彼さえいれば良い。邪魔するならあなたも殺す」
長門さん。そんなー

「涼宮さんが殺ねば、能力がどうなるのか調べるための実験よ。
佐々木さんに移るのかしら、それとも、、、ワクワクしてこない?」
朝倉さんは本当に嬉しそうです。人間だったら病気です
「キョンくんの前で殺すのは良くないわね。キョンくん眠らせてからやる方法もあるけど。
未来人の朝比奈さん、だっけ?キョンくんを呼び出して、しばらく涼宮さんから引き離してくれない?」
断れば殺されましゅ。ひーん
「・・・失敗したら、殺す」
そんな、長門さん。勘弁して下さい。えーん

340 :SS星の流れる時:その3:2007/12/15(土) 18:41:51 ID:HVGc/I6O
 ・
 ・
「キョン、ロマンチックだと思わない?」
流星は人が死ぬときに見えるもの。だとすると、今、地球上の誰かが死んでいる。
ずっと感じる不安。今夜、俺の友人の誰かが死ぬような気がするのは杞憂なのか?

「ああ、そうだが、お前女の子がこんな夜中に出歩いて大丈夫か?俺は男だからまだ良いが」
俺は来る時、お袋にこってり絞られたな『恋人になって結婚するのは佐々木ちゃんにしなさい』だって。
佐々木もハルヒもそんなんじゃないのにな。
「何、あんた女一人守れない腰抜けなの?」
「正直、複数で襲われたらひとたまりも無い」
「あ、そう」(キョンはピンチの時はやるから安心しているのだけど、そんなに佐々木さんが気になるの?)プンプン

「それに、お前の親は心配してないのか?」
「キョンなら大丈夫だって、うちは放任主義だから」
(『キョン君をしっかりゲットするのよ、でないと一生お嫁に行けないわよ』『姉ちゃんの彼氏もてるから大変だな』
『キョン君と婚約してくれたら安心だな』って、あたしはそんなに男に不自由してないわよ)

しかし、放任にも限度がというものがあると思うがなー

何故かずっとここにいるとハルヒが死にそうな気がして、強引に連れて帰った方が良いか?と一瞬思った。
 ・
 ・
トルルル トルルル
電話?圏外のはずなのに
『もしもし、キョンくん?みくるです』(朝倉さん、ナイフを喉に押し付けないで下さいよ)
「もしもし、朝比奈さん。何ですか?声がうわずってますよ」
『今いる高台の30メートル下の小屋まで来てください。涼宮さんを残して一人で、今すぐ。
そうしないと、あたしが死んじゃいます。お願いします。必ず涼宮さんに何も言わずにその場に残して一人で来て下さい』
「本当に俺一人で行くのですか?」
「詳しいことは聞かないで下さい。必ず一人で来て下さい」
「判りました。すぐ行きます」
ツーツーツー
朝比奈さん、生命の危機?しかし何で俺一人なんだ。
「キョン、何の電話なのよ」

俺はハルヒの両肩に手をかけ、深刻な顔でハルヒに語りかける。
「ハルヒ、大事な話だ。聞いてくれ」
「うん////」 もしかして愛の告白?まだ心の準備が ドキドキ
「何も言わず、しばらくここに残ってくれ。俺はしばらく席をはずす」
「え?」
「後で説明する。大人しくここで待ってくれ」
「え?と、わかったわ」ポカーン

俺は全速力で駆け出した。
(告白じゃないの?どういうこと?何で説明してくれないのよ、キョン)シクシク

星が流れる。嫌な予感が。朝比奈さん、死なないでくれ。

341 :SS星の流れる時:その4:2007/12/15(土) 18:45:47 ID:HVGc/I6O
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「全然減らないのです。むしろ増える一方。増えるスピードも上がってます」
「ーーー現在ーーー1478体ーーー」
 ・
 ・
「うまくいったみたいね。これから、ステレス機能全開で涼宮ハルヒの所にいくわよ」
「朝比奈さん、適当に時間稼いでね」
「・・・彼とキスしたりS○Xすると・・・殺す」
(ひーん、怖いでしゅ)
 ・
 ・
何故か
朝比奈さんの指定した場所まで走る俺がいた。もうすぐ指定場所の小屋だ。
何故かハルヒを失いそうな気がして後ろを振り返ると、そこに見えるのは
キキー
「長門、そこにいるのか。それに朝倉に喜緑さんも」暗闇なんで見落とすところだった
(ステレスを見破った?何で?)
(計画失敗か。ち)
(・・・・・・・)

「頼みます、朝比奈さんの危機です。いっしょに来て下さい」
(計画失敗よ、ボロを出さないように)
「そうなの?キョンくん?それは大変、長門さん行くわよ」 イケシャアシャ
「・・・あなたのためなら、どんな敵だって」
 ・
 ・
俺はインターフェイス3人といっしょに朝比奈さんの所に行った。幸いなことに朝比奈さんは無事だった。
「キョンくん、怖かったよー、エーン」
抱きついて来るマイエンジェル。無事で良かったです。

「敵は私達が怖くて逃げたようね。大事にならなくて良かったわね」 シレット
「・・・団員が無事で良かった」
(余計な事を言ったら、タダじゃすまないわよ)
(わかってます。ひーん)

「それはそうと、いつまで抱き合っているの?朝比奈さん」
「・・そこは、私の席・・・・」
(ちょっと胸がでかいからっていい気になるんじゃない。こもメス豚)
(まだ怖いです。ひーん)

「大丈夫で安心しました。一緒にハルヒの所に行きましょう」

342 :SS星の流れる時:その5:2007/12/15(土) 18:47:37 ID:HVGc/I6O
俺は朝比奈さん達と一緒に帰った
 
「すまんハルヒ、何も言わずに駆け出して」
「そういうこと?へーそうなの。正直あんたを過小評価していたわ」ビキビキ
「ハルヒよ、黙って置いてきぼりにしたのは悪かった。すまん」
(二人きりで一晩過ごせると思ったのに、何で女の子が一気に4人も増えるの?このスケコマシが)
ハルヒの顔は笑っていたが、目がブラックホールみたいだった。
すごく機嫌が悪いな。古泉には悪いことしたかな。


「これが土星?綺麗だねー」
「・・・輪が見える」
「次あたし」

こうして見ると、宇宙人たちも普通の女の子だな。うん
「お前達も俺の作った弁当食べるか?」
「・・ありがとう」
「ありがとうキョンくん」
「食べる」
(TFEIのメス豚ども。キョンくんの前だけ良い子ちゃんの顔するんじゃないよ。今度、光線銃をおみまいするわよ)
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「ウワー、涼宮さんの閉鎖空間も発生して、神人が10、20、50。凄い勢いで増える」
「もう駄目なのです」
 ・
 ・
(キョン、今頃は涼宮さんと最後まで、、、、何で僕を選んでくれないのだよ、
キョンがいないだけで灰色でつまらない世界。そうだ、せめて悪戯電話でも)
トルルル トルルル
 ・
 ・
また電話が
「もしもし」
『今晩はキョン。そろそろ涼宮さんの○○○に君の○○○を挿入する頃かな?』
「何ねぼけているんだ?俺とハルヒはそんな仲じゃないぞ、それに長門達もいて普通に星を見ているだけだ」
『そうか3Pか、それは凄い』
「だから、ただの天体観測だって、やらしいことはしてないぞ」
『どうだかな』
「信じてくれ、俺を」
『悪かった、信じるよ。でも、君は楽しそうだな。それに比べて僕は週末の夜に一人で寂しく』
「暇なら今からでも来るか?」 直前にキャンセルされたんだな。かわいそうに
『本当?行く、行く、今すぐ』
ガシャン

おい、場所知っているのかよ

「キョン。さっきの電話何なのよ」
「佐々木も今から来るらしい」
「な?佐々木さんまで?」
「・・・そう」
(また長門さんのライバルが増えるの?キョンくんったらどこまで)

343 :SS星の流れる時:その5:2007/12/15(土) 18:50:44 ID:HVGc/I6O
 ・
 ・
僕は親父の車を運転してキョンのもとに、ワクワク

「早いな佐々木、電話から5分くらいしか経ってないのに」
「そうだったかな」
(・・・凄い能力)
(良い物見れたってお父さん達喜んでいるわ)
(閉鎖空間も消滅したわ)

ますますハルヒが不機嫌になるのが、女心のわからない俺にもわかった。何でだろ
(さては、佐々木さんもみくるちゃん達も近くに潜んでいたわね。
キョン、あんた何人の女の子に手を出しているのよ)ビキビキビキビキ

そして、皆は口に出さないけど、佐々木の胸に注目していた。
「なー佐々木、一つ聞いても良いか?」
「何だ、キョン」
「お前の胸、そんなにでかかったっけ?」
パシーン

「何卑猥なこと言ってるのよ。エロキョン」
バキバキ

「殴ってすまなかった、お詫びに僕の胸を触らせてあげるよ」
朝比奈(大)に匹敵するマンモス巨乳。触り心地が、すごく、、、いかん勃ってきた
「何やっているの、佐々木さん。キョン、もしかして勃っているわけじゃないでしょうね」

(胸で佐々木さんに負けた。えーん)

俺は悲しそうに自分の胸をじっと見る長門には気がつかなかった。
「ねえ、喜緑姉さん。キョンくん刺して良い?」
「駄目です」
「・・私が許さない」
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「何故か佐々木さんの閉鎖空間と神人が消滅したのです」
「その代わり、涼宮さんの神人の増える速度が速まりました」
「どうなっているのですかー」
 ・
 ・

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 18:53:03 ID:hyR99RJK
完結してるかもしれんけど一応支援

345 :SS星の流れる時:その6:2007/12/15(土) 18:57:47 ID:HVGc/I6O
夜が明けたので解散することになった。俺はハルヒの親父の車を運転することになる
ちなみに、いつの間にか鶴屋さんと九曜さんも参加していた。
「私達、正直、キョン君を過小評価していたわ」 キョンくんは女の子の気持ちに気づいてさえいないのに
評価って何だ?朝倉
「朝倉さんの評価ですら私達は高すぎると馬鹿にしていたのに」
二人とも評価って何ですか?


「ハルヒ、助手席に乗れ、今から帰るぞ。そんな仏頂面していたら美人が台無しだぞ」
まだブスッとしているよ。やれやれ
「佐々木さん、有希、みくるちゃん。それから朝倉に喜緑さんに鶴屋さんと九曜さん。あたし負けないからね。
って有希何で勝手に助手席に乗っているのよ」
「・・・・・」
「有希退きなさい」
「・・嫌」
「何ー、団長命令が聞けないの?」
「・・あなたは私の部室を、私の好意で借りているだけ。もっと自分の立場をわきまえるべき」
どうしたんだ、お前ら急に喧嘩して

「お前ら喧嘩やめろ。ハルヒお前いつも我侭ばっかり言ってるだろ。たまには我慢しろ」
「わかったわよ」
アヒル口は美人が台無しだぞ


「ところでハルヒ、ちょっと聞いて良いか?」
「何よ!」
「お前の胸ってそんなにでかかったか?」
パシーン

「何卑猥なこと言ってるんだよ。キョン。僕というものがありながら」
「悪かったから殴らないでくれ、佐々木」

ハルヒはしばらく考え込んでいたが、急に何か悪戯を思いついた子供の顔になった。
「殴ってすまなかったわ、キョン。お詫びに胸を触らせてあげようか」
「いいえ、遠慮します」
「佐々木さんのは触れて、あたしのは触れないと言うの?」
おい、ハルヒどうした?佐々木もやめてくれ

(胸で涼宮さんにも負けた。えーん)

「ねえ、喜緑姉さん。キョンくん刺して良い?」
「駄目ですって」
「・・・・・・」

そんな俺達を見てケタケタ笑っていた鶴屋さんだった。
「さいならっ、エロい少年。楽しそうだねー。まー、めがっさ頑張りなさいっ」
「また今度、鶴屋さん」 俺ってそんなにエロいかなー

「・・胸が大きな女の子の方が好き?」
「どうした長門、急に。真剣な顔で」
「正直に答えてほしい」
「長門はそのままで充分美人だぞ。胸だけが女の魅力じゃない」
長門の無表情の顔がわずかに緩んだ。

それを見てハルヒと佐々木は急にブスッとなる。特にハルヒが

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 19:00:05 ID:hyR99RJK
間に合ったようだ支援

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 19:02:36 ID:Icxdrin6
支援

348 :SS星の流れる時:その7:2007/12/15(土) 19:03:19 ID:HVGc/I6O

 ・
帰りの車内にて、後ろから殺気を感じる
「ハルヒ。今夜はすごく楽しかったぞ。また皆でどっか行こう」
ドキドキ 「そうだ、お弁当作ってきたのよ。アーン」
モグモグ 「うまいぞハルヒ。ありがとう」
「/////照れてなんかいないわよ、あたし」ドキドキ
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「何故か涼宮さんの閉鎖空間と神人が消滅したのです」
「助かった」
 ・
 ・
 ・
 ・
その後、俺は古泉と橘に問い詰められた
「一体どういうこと(なの)ですかー」
気が合っているなお前ら、付き合ったらどうだ
「誤魔化さないで下さい」
俺にも何のことかわからんぞ。
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
その後のことを少しだけ話そう。
佐々木達がいつの間にか編入して進学クラスに入っていた。
北高の進学クラスが3クラスになっていていた。俺とハルヒと谷口と国木田は佐々木と同じ組だ。
ちなみに、俺の両脇は佐々木とハルヒだ
中学や高校で佐々木と仲の良かった連中も北高に入っていた。

その他にも、俺と佐々木が昔よく行っていたラーメン屋が復活したり、
ハルヒと佐々木の家が広くなって金持ちになっていたり
北高の施設がやたら立派になっていたり、部室にクーラーがついていたり。
佐々木とハルヒの胸がやたらとでかくなっていたりとか。
近くに遊園地と植物園と博物館ができたりとか。
細かい変革があったな。うん。
その程度で済んで良かったのかな?


「あなたは能天気すぎます」
「それはそうと、阪中だけ違うクラスなのはどういうことだ?」
「そんなことは、どうでも良いです」

そういえば、朝比奈さんがずっとゴソゴソやっていますね。
(光線銃、何度も申請しているのに。許可されないよー
何々?「豊乳マッサージを許可するから我慢しろ」?)
「さきから何やっているんです?朝比奈さん」
ビクッ「えーと、友達へのメールです。ここでは繋がらないみたいですね。ははは」
(・・この未来人のメス豚、彼女は彼の前だけ良い子ちゃんを演じる。
武器を申請しているのは判明している。今度の機会に抹殺する予定)

(終わり)

349 :348:2007/12/15(土) 19:07:04 ID:HVGc/I6O
以上支援ありがとうございました。
黒いキャラが多くて、、、、、すいません。

1日遅れたかもしれませんが双子座流星群ネタでした。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 19:08:00 ID:rCP5cqYA
なんというか……まぁ、言うまい

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 19:09:16 ID:hyR99RJK
リアルタイムで見てたよ

何と見事なカオティック乙ww

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 21:02:41 ID:zqHYUM8n
>>349 GJ! 面白かったよw

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 22:16:31 ID:8TusdzAu
>>319
カオティック乙

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 22:36:53 ID:VBTgEuw+
>>349
GJ!
ほんとに光線銃あるのかw

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 23:00:34 ID:8TusdzAu
>>349すまん。アンカ間違えた。
>>354
エアーマンが倒せないの替え歌の「愛しの彼が振り向かないのみくるバージョン」に「光線銃は最後までとっておく」とか「バストマッサージ毎日3時間」とあったな。
あの替え歌では「アンパンマンが倒せない」が一番面白かった。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 23:05:10 ID:K346RhOf
>>355
「3時間はもはやオナニー」ってタグがあったよなwww
俺の中ではみくるは淫乱かつ一生処女。
ちなみにみくるは俺の嫁でもなんでもない。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 23:21:07 ID:43cZ6a+/
このスレには みくるは俺の嫁でもなんでもない という人はどの位いるんだ?
ちなみに俺もそうだが。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 23:24:58 ID:YuN0vQSV
>>349

違和感は多少あったけど、
それを超越して面白かったですよう。
GJ!

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 23:25:58 ID:hyR99RJK
ところで、カオスとシュールの線引きはどこだろう?
いつまでも待ってるから教えて佐々木さん

360 :流星の思い出 1/2:2007/12/15(土) 23:30:44 ID:0K2veipQ
 自慢にならない自慢とは、誰しも1つくらいは持っているのでは無かろうか?
例えば俺の昆虫博士の称号なんかは特にそうだろう。
 大体何々博士という言葉には妙な胡散臭さがあって、本当のDr.の称号を持っている人の場合は何々博士とは呼びはしない。
斯く云う俺には「昆虫博士」以外にも称号を持っており、それは「天体博士」という称号だ。
およそ何ともない称号で、一時は忘れ去りたい時があったが、いまはそれを懐かしく感じられる。
 そんなどうでもいいエピソードを紹介しよう。

 塾の帰りの時だった。
その日の俺は塾のテストでひどい間違いをしてしまい、塾の教師…この場合は講師だろうか?色々なパターンで皮肉と小言を拝領し、
少しは落ち込んだ気分で足早に自転車を押し、佐々木と二人してすっかり暗くなった夜道を歩いてた。
その日の佐々木は少し薄手のジャケットを羽織り、スリムなジーンズで冬らしからぬ軽やかさを演出してはいたが、少しその格好では
寒いだろうと話し掛けると、これでも充分に暖かさを感じるよと返してきた。
 どうも男と女では体のつくりが違うようだ。

 そんな会話をしつつ、両手を後ろに組んで歩く佐々木の姿を追いながら自転車を押して歩いていると、不意に視界の上から前方へと
またたく光りがすぅっと駆け抜けた。
 ・・・・今のは流星だな。
光量が変化するのは流星の元の物体がいびつな形をしていて回転しながら落下するからであり、光の色調が変化するのは花火と同じで
その中に含まれている元素が大気と反応して色めくせいだ。

「キョン、今の流れ星を見た?」
・・・・ああ、しっかりと見たよ。
「あんなに大きいのは僕も初めて見るが、君はあんな大きなのに出会った事があるかい?」
・・・・あんな大きなのは俺も初めて見るよ。
振り返った佐々木と俺はそんな事を話していたと思うが、実のところ内容はあまり覚えてはいなかった。
その時、俺の心は過去へ跳んでいた。




361 :流星の思い出 2/2:2007/12/15(土) 23:32:08 ID:0K2veipQ
 俺がまだまだ小さかった時だ、帰省した俺は祖母ちゃんの家でテレビを見ていた。
夜はテレビを見る為にあるような時間だと思っていた俺は、思いがけずに俺を呼び出したいとこの姉ちゃんにいったい何だと思った。
姉ちゃんは寒い夜空の下で俺の手を引き小高い丘に連れて行くと、こんな夜空を見た事あるかとを一杯に拡げた手の平で夜空を指し示
して今まで見た事がない大きな世界を垣間見せた。
 それは大きく雄大さを心に刻むには充分な気配を持っており、ガキな俺はそんな世界に心を奪われた。
姉ちゃんは眩しく光る点を細く長い指で繋げてゆき、身に覚えのある色んな形象へ変えていった。

「キョン、キョンってば。何をぼんやりしているんだい?」
・・・すまないな、星を見ると感傷的になってしまうんだ。
「君は意外にロマンチストかも知れないよ」
・・・お前は流れ星に何か願いでもかけたのか?
「人並みの願いをかけたつもりだが、残念ながら君には教えられないよ。僕にもプライバシーがあるからね」


 中学生だった姉ちゃんは天文部に所属しており、星や星座に関する事はとても詳しく、ガキの俺にも判るような面白げなエピソード
と共に俺に嬉しそうに語ってくれた。その時初めて知ったのだが星々にも春夏秋冬の流れがあって、季節によって違う表情を見せてく
れるそうだ。流れ星への願掛けや織姫と彦星が年に一度だけしか出会えない事もそんな遣り取りの中で憶えていった。

「流れ星を見ていると、少し寂しげに感じてしまうのは僕だけだろうか」
・・・どうした。なぜ寂しげな感じがするのか?
「流れ星の元は星の屑だと知ってるけど、誰にも知られずにずっとずっと孤独で誰にも顧みられぬ旅を続け、はじめてその存在が明ら
 かになる時はその身がついえる時だ。そんな星を思うと寂しげな感じがするんだよ」

 佐々木はとても明るい奴だ。
性格がアレだから人に誤解を受けやすい奴なのだが、あいつのいう言葉や態度の端々には前向きに物事を考える姿勢がありありと感じ
させ、そんな事に俺は元気を貰ったりしていたのは事実なのだが、今の言葉には佐々木らしからぬ後ろ向きの感じがして、俺は普段の
お返しをしなければいけないなと思い、何の役にも立たない知識を披露してその表情に明るさを取り戻そうと考えた。

・・・・最近の学説では流星が生命の元を運んだ可能性が指摘されているし、流星のエネルギーで大気の反応が促進されるという話もある。
そう考えると流星は命の世界での大きな可能性の1つとも考えられるぞ。
「そうか、そうなんだね。ありがとう、キョン」


 俺が星々への絶望感を伝えた時、高校生になっていた姉ちゃんは悲しそうな顔をした。
星々の世界が実は絶望的にまで遠い世界にあって、見ている星の瞬きは実は何千・何万・何億年も前の姿だと知った時、何だか俺は裏
切られた様な気がしたからだ。俺の言葉に姉ちゃんは「そうね、確かにそうね」と言葉を返し、俺に背を向けずっとと遠くを見ていた。
気まずい時間が俺達二人を包み込み、気まずさに耐えきれなくなった俺は姉ちゃんの顔をのぞき込んだ。
 頬を一筋の涙が流れていた。
―――そうか、こんな近くにも星があったんだ。もっと星を見たいと思った俺は姉ちゃんを抱き締めてた。

 目の前には大きな瞳に星々をたたえた佐々木が居た。
もう手放したくないと思った俺は小さな体を抱き締めた。

―――俺は生涯で2度目となる体験をした。

362 :132:2007/12/15(土) 23:38:20 ID:0K2veipQ
流星ネタをうながした手前、何かを書こうと思って頑張ってみました。

なんか俺の書く佐々キョンって微妙にエロ臭いな。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/15(土) 23:53:26 ID:8TusdzAu
>>362
GJ
俺は流星ネタ思い付かなかったので、作者谷川流ネタを投下した。
谷川先生ごめんなさい。早く驚愕出してね。

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 00:00:29 ID:hyR99RJK
GJ!
>>361の最後の一行は胸がきゅーん(死語)かなと思ってたら、
>>362でいきなり禁則事項方向に転進してしまったwどっちが正しいんだ?

365 :132:2007/12/16(日) 00:14:49 ID:wAACJIOy
>>364
純粋に禁則事項です。
キョン語りで禁則事項を語るとあんな感じになるとおもった。


366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 00:32:08 ID:xgGjm1wf
禁則事項かー。キョンと佐々木さんはやっていないイメージあるな。
そして、佐々木さんの前にやったことあるような。
ちなみに、従姉妹の姉ちゃん巨乳説は原作には無いよね?みくるマンセーから想像したのかな。

367 :>>362 GJ:2007/12/16(日) 01:22:58 ID:9ELmRvpi
>>359
佐々木さんがなかなか現れないようだから代わりに僕が答えてあげよう。
なに、遠慮しなくてもいいさ「答える」といったところでこの僕のちっぽけで
極僅かしか存在しない人生経験から導き出した、あっているかどうかも分
らない、決して返却されることのないテスト問題に書き込んだ解答のような
考察だからね。君の暇つぶし程度にでもなれるのならば至福の限りだし、
僕なんかの言う事が信用できない、心底どうでもいいと思うのなら君は何
も見なかった。つまりスルーしてくれて存分に構わない。まぁ、コレは逆に
僕の暇つぶしとも言えるかもしれないね、あはは。大して長く話し込む気も
ないけど最後まで付き合ってくれたら幸いだ。さて、何の話だったっけ?
いや、覚えてるよ、カオスとシュールの線引きだったね。この二つは元々の
意味からいっても本質的に全く異なるモノなんだけど、その辺の深い話は
アレだ結論を急ぐとして今回は置いておこうか。後で佐々木さんに補足と
してでも聞くといい。(…場合によっては補足の方が長くなる可能性も無き
にしも非ずといったところだがね…。)でまぁそれで、現在ssのジャンルの
一つとしても確立されている両者がどのように線引きすればいいか。コレは
さっきも言った通り、完璧なまでに僕の持論となるのだけれども、「登場人
物の認識の違い」に尽きるのではないかな。カオスというのは主格となる人
物を取り巻く環境が文字通り「混沌」として収拾がつかなくなっている状態。
(時にはその主格の人自身が暴走してしまってる例もあるみたいだがね)
それと比べてシュールとはどう見ても非日常な情景をさも当たり前のように
受け入れて、淡々と描写された状態。ではないだろうか、元となったシュー
ルレアリスムも日本語で訳せば「超現実主義」というしね、作品内の人物に
とってはあくまで現実の日常に過ぎないのかもしれないよ。僕の考えでは
こんなところだが、まぁ「コレ」と定められた線分もないわけだし、実際作者
の人が例えば「コレはカオスだ」と言い張ったならそうなってしまうわけなの
だがね。と、いくら安価レスとはいえスレ違いの女がこれ以上話し込むのも
はばかれるね。ここらで僕は退散するとしよう、では諸君引き続き佐々木さ
んの話題で盛り上がってくれたまえよ。

佐々木さんで書けないからこの人になっちまった…
しかも内容デタラメw サーセン

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 01:50:49 ID:79A7gObW
>>367
ありがとう。>>359じゃないけど礼を言うぜ。
えっと・・・代々木さん?

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 05:09:17 ID:xgGjm1wf
新キャラ現れる。代々木さん乙

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 05:15:55 ID:hXdoYbo+
9分佐々木

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 05:50:59 ID:DXC4C4og
残念

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 07:03:58 ID:vc7lC84V
>>368に倣って……>>367ありがとう代々木さん、ID変わったけど359だから礼を言うよ

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 12:34:17 ID:xgGjm1wf
燃料無いので、原作の後書き見てみた。
憂鬱と分裂以外は読むべきもの無いな。
消失の後書きの天才君は鶴屋さんのモデルで、文芸部の部長は長門のモデルだな。
長門の異様な人気と鶴屋さんの圧倒的存在感は身近な人がモデルだったからだと思う。
ハルヒやみくるは絵に書いたような記号的なキャラだから、思い入れが無いのかな。
流的にもキョン的にも理想の友人(恋人じゃないよ)は天才君=鶴屋さんのイメージ。そして、ハルヒシリーズは、ある意味でDQNハルヒが天才君=鶴屋さんに変身する話になっている
流が文芸部の部長を好きだったかどうかは知らんが、もっと交流しておけば良かったと後悔しているはず。


え?佐々木さんの話をしろ、って?
佐々木さんにも、流的にモデルとなった友人がいるんだよ。多分
昔の女友達で、付き合う寸前まで行った人だと思う。
驚愕の後書きに期待しよう。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 13:37:18 ID:+kBE9oVF
佐々木スレの新しい仲間だよ

・ササッキー1号
佐々木さんが(表向きは)キョンの受験勉強のために九曜さんに頼んで作ってもらった
"僕っ娘型ヒューマノイドインターフェイス"。カタカナの混じったロボ語で話し、少々頼りない印象
を見せるが、その性能はキョンに4ヶ月で大統一理論を解かせるほどの優秀さを誇る。
しかし、本人にとって代ろうという腹黒さもあわせ持ち決して(佐々木さんにとって)従順と
は言えない。また一部スペックが本人を凌駕しており夜のお供にも最適な仕様となって
いる。ちなみにササッキー2号は佐々木さん本人。

・代々木さん
なかなか姿を見せない佐々木さんに代わって、疑問に答えてくれるキュートでボインで
チャーミングなお姉さん。話し方が非常に似ているが、佐々木さんが「くつくつ」と笑うのに
対し、この人は「あはは」と笑う。人見知りで大勢がいるところを好まないため、深夜などの
過疎期に現れるらしい。わかっている方がいても決して病院がどうしたとか、某宅急便が
どうしたとか言ってはならない。

二人とも多分今後の出番はない…

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 13:41:48 ID:BSGNSxqX
誰か代々木さんが活躍するSS書いてくれ

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 14:31:57 ID:bbBE+KL1
佐々木に激しい手まんちょ攻撃

佐々木「ぬっほっほうー。」

佐々木はまんこに65000000のダメージ

佐々木は力尽き、まん汁を大量に放射した。


377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 15:15:01 ID:vc7lC84V
カオスとシュールでどんな話が出来るか考えてる途中で気付いた。
佐々木さんが女性で、本当に良かった!
女性だから、全ての人に同性と思われたくて口調を男女で使い分けても変な女(by国木田)で済む。
想像してみ?もし男でそんなことやったらただの変態だ

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 15:49:04 ID:d4a2EbjZ
オカマなど、男でも女言葉を使う人はいるだろう。
変態は言い過ぎではないかと。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 15:55:58 ID:AxakVNsw
>>378

うちの地方(田舎)ではオカマ=変態扱いだ

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 16:48:13 ID:8xmH4sfr
>>375
つまり、こういうことだな?

佐「あ……くっ……僕の中の悪魔が…!」

キ「おい、佐々木、どうした!?」

代「あはははっ! 貴方がキョン君だね。 あたしは佐々木の中に眠るもう一つの人格、代々木よ」

キ「………」
長「………」
ポ「………」
●「………」
ハ「………」
九「………」
朝「………」
鶴「………」

橘「す、すごいのですっ! 流石、佐々木さんです!」

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 17:30:13 ID:UZc2m4cj
ちょwww
何その厨二ww

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 19:01:58 ID:xgGjm1wf
>>375
オリキャラだけど良いのか?

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 19:44:46 ID:HZhADZOq
>>380
なんという邪気眼w


でも佐々木って、原作でも厨二入ってるような言動だよな…

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 20:03:38 ID:wAACJIOy
次回より「おしえてササッキー1号シリーズ」が始まります。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 21:13:57 ID:3tRt9TMv
1号・・・

ポンジー「ほぅ、なかなかの能力だ。貴様の作戦目的とIDを聞こうか」

キョン「フラクラ。キョン」

あれ?これ2号か

386 :ササッキー1号の誘惑(エロ注意):2007/12/16(日) 22:21:48 ID:xgGjm1wf
ササッキー1号の誘惑
「キョン、ササッキー1号を作ったよ。これが君の実力を引き出すよ」

そして、2週間後
「素晴ラシイデス、ワズカ2週間デ共通1次過去問題1000点満点中811点デス」
「確か、800点以上で胸を揉ましてくれるんだな」ドキドキムラムラ
「ハイ、初メテデスカラ、優シクシテクダサイ。時間ハ10分デス」
モミモミモミ。佐々木より大きくて揉みごたえあるな。
「おい、キョン。おっとWAWAWAごゆっくり」
谷口に見られたよ。口止めしとかないと。

1月後
「大阪大学ノ入試、合格点デス」
「一緒に風呂に入ってくれるんだな」
「ハイ、僕ノ体ヲ、オ風呂デ綺麗綺麗シテ下サイ」
人間と変わらない女体を堪能して、風呂から上るとハルヒ達が、、、
「あわわ、キョンくん何て破廉恥な」
「へー?これが勉強?独創的ね。すごいじゃん」ビキビキ
「・・変態・・」

2月後
「君はすごい上達度だね。ご褒美に僕の初めての人にしてあげよう」
「えーと」
「僕が嫌いなのかな」
「いえ、お願いします。佐々木さん」
正直、こんな気持ち良いことが有ったなんて、知らなかったな。

3月後
「解けた、大学院入試問題」
「僕ハ男ノ人ヲ受ケ入レルノハ初メテデス。優シクシテ下サイ」
あっちいってなさい、マイシスター
そして、行為が終わった時、いつの間に鶴屋さんが
「少年っ、心配しなくても、誰にも言ってあげるにょろ。楽しみにしてねっ」ケタケタ
学校やめたいよ。俺


「九曜さん、こんな仕様聞いて無いよ―」
「―――」
「佐々木さんに酷いですよ。九曜さん」
「ちょっと過激だけど。これって、中学時代のキョンに対する佐々木さんの教授法じゃなかったっけ?」
「国木田さん、いたのですか?」
「そうだったー」
「フン。主人が変態だと分身も変態になるんだな」


中学時代
「全問正解だね。約束どうりキスしてあげるよ」
「フランス語も随分できるようになったじゃないか。一緒にお風呂に入ろう」
「今度は裸でエプロンなんかはどうだね」
「私立の進学校に合格したら僕の処女をあげるよ。くつくつ」
「いや、そこまでしてもらわなくても、、すまん佐々木、ありがとう。俺のために勉強みてもらうだけじゃなくて、人に言えない恥ずかしいことまでさせてしまって。もう充分だ、ありがとう」

というわけで、佐々木さんは処女だったんだよ
(終わり)

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 22:24:11 ID:xgGjm1wf
エロい上に雅が無い。でも反省は、した方が良いのかな?

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 22:25:45 ID:e/NdT2eu
>>386
共通一次って……アンタ何歳だw

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/16(日) 22:34:49 ID:HZhADZOq
>>386
おい…2月後のササッキーは1号じゃなくて2号(本人)に入れ替わってないか?
これはひょっとして『予定通り』なのか?

390 :1/2:2007/12/16(日) 23:37:38 ID:DXC4C4og
>>132 >>362
えらく遅くなったけど流星群ネタ。もらっておくれやす。

佐々木さんの、あの星空を見ただろうかの巻

この季節になると、いつも思い出すことがある。
あれは、中学3年の冬が本格的に始まった頃。
世間一般では、師走にはいり、クリスマスを控えた浮き足立った喧騒が街を包む頃。
そして、僕達にとっては、受験本番も近づき、志望校を最終決定しなくてはならなかった頃。
先生や塾の講師、両親の期待に背くことができず、僕が志望校を予定通り、進学校に決めた頃。

あれほど楽しかった塾への行き帰りは、とても心重いものとなった。
勿論、受験のプレッシャーからじゃない。
キョンに伝えたいことがたくさんあって、でも、伝えられる言葉がなくて。
いつもは彼の顔を見て、彼を言葉を交わすことがただただ楽しかった時間なのに、
僕はひたすら黙って、うつむいたままで歩むことで、あの貴重な時間を浪費していた。

キョンはいつもの通り、受験のプレッシャーか、模試の判定が悪かったせいだと思っていたようだが、
そんな行き帰りの時間を何日か過ごした後、ある雲のない夜空の下、こんなことを言って沈黙をそっと破った。
「なあ佐々木、こいつは俺の従姉妹の姉ちゃんからの受け売りなんだが。
 誰にでもできる、流れ星の見つけ方って知ってるか?」
突然振られた話題に戸惑いつつ、僕は答えた。
「質問の意図がよくわからないが、流れ星の観測をしたかったら、
 空気の澄んだ高地、それも観測の妨げとなる地上の明かりの少ない所などに行くと
 良いと聞くよ。山だと視界が樹木等で限られるから、高地がよいだろうね」
僕の答えを聞くと、キョンは「ようやくこっち見たな」と呟いて、安心したように微笑んだ。
数日ぶりに見たその微笑みに、胸にとても暖かいものと、鋭い痛みがよぎって、一瞬涙ぐみそうになる。
「残念、それだと「誰にでもできる」ってわけにはいかんだろう。
 正解はな、「上を向くこと」さ」
キョンの微笑みがちょっと意地の悪い笑みに変わる。
「ちょっと待ってくれキョン。確かに上を向かないと星は見えないかもしれないが、
それでは必要条件を満たしていても、充分条件とは言えない」
「分かってるよ。
 従姉妹の姉ちゃんも言ってたよ。上向いても、実際は流れ星見つけたことはないけどってね」
「だったら……」
「でもお前も認めただろ、上向かないと星は見えないんだぜ。
 佐々木、お前ここ2,3日の天気覚えてるか?」
ここ数日の天気など覚えてもいない。いや、こうして星の話をするまで、
今の空模様が、曇一つないことにすら気がついていなかった。
「何落ち込んでるか知らないけどさ。あんまり下ばっか向いてると、気分まで落ち込むばっかりだぜ。
胸張って歩けよ。お前なら大丈夫。何があったって乗り越えられるって」
「キョン……」
多分、君の案じていることは当たってない。当たってないけど、その微笑を見ていると、
僕の心配がやわらかくほぐれ解けてゆくような気持ちになる。
「12月で有名なのは、何とか流星群だっけか」
「……ふたご座流星群だよ」
「今年は受験でムリだけどさ、来年とかさ来年、流星群見ようぜ。
 俺はどこ見りゃいいかわからないから、解説役頼むよ。
 別の高校行ってまで、お前に世話かけるのも何なんだけどさ」
……キョン。


391 :2/2:2007/12/16(日) 23:38:08 ID:DXC4C4og
僕はその夜、ずっと上を向いて帰った。
見上げた星空に流れ星は見えなかったけど、こらえきれず溢れた涙を隠すのには役にたったかもしれない。
いくら暗くても、流石にバレていたとは思うけど、キョンは何も言わず、一緒に星空を見上げながら帰ってくれた。
大声を上げて泣いて、キョンの胸に飛び込むことも、あの時なら出来たかもしれない。
でも、それは僕らしくないように思えたし、
「お前なら大丈夫。何があったって乗り越えられるって」と言ってくれたキョンの信頼への、
正しい答えではないような気がしたから。

僕達はとてもちっぽけで。
勉強が多少できようとできまいと、まだほんの小さな子供でしかない。
恋愛小説のように、本当に好きなもののために一直線になどなれないし、
そのために他の全てを捨てることなんてできない。
周囲が希望するものを全て足蹴にして、自分の心の赴くまま進むことなんてできない。
僕らは、地球の中心にいるわけではないのだから。
でも、そんなちっぽけな僕だからこそ、
キョン、君の小さな手のひらでも、僕の心全てをすっぽり覆うこともできるんだろうね。
君自身が気づいているかどうはさておき。

流れ星は見えなくても、空の星は強い輝きをはなっていて。
たとえ離れてしまっていても、またいつか、同じ星空を見上げることができると、
保障してくれているように思えた。まあ、全く非合理的なことではあるのだけれど。
そう。これは永遠の別れでもないし、僕らは地の果てと果てに離別するわけでもない。
たかだか、通う学校がちょっと違うだけじゃないか。
ちょっとばかり距離が離れたって、また同じ星を同じ時に見上げることができるんだ。
また、こうして星空を見上げよう。それまでに君に披露する知識をたくさん仕入れておくから、
また私を導いてね、キョン。


この季節になると、いつも思い出すことがある。
期末試験の勉強が一段落したところで、カーテンを空け、窓越しに夜空を眺める。
窓は白く曇り、外は随分と寒そうだ。
携帯の短縮番号1番を押して、空を見上げながら電話をかける。
「よぉ佐々木、どうした」
野外にいるらしいキョンの声。
「いや大した用事はないのだけれどね。SOS団で流星観察に行くと言っていたから、
 調子はどうだろうと思ってね。くっくっ」
「いや今年はダメだ。全然見えねえや。もうともかく寒くてたまらんよ。とっとと帰りたい」
「くっくっ。罰が当たったのかね」
「罰って何だよ。へっくしょい!」
「気にしないでくれたまえ。試験前なのでほどほどにしたまえよ。体調を崩しては試験にさわるよ」
「ハルヒのヤツに言ってくれ。俺は今すぐ帰りたいよ。うう」
「くっくっ。もし帰りに寄り道する気力があるのなら、我が家秘伝の生姜湯を用意してあげるよ。
 そこらへんの自動販売機の缶コーヒーよりは温まると思うよ」
「そ、そいつは有難い。でもいいのか、こんな遅くにお邪魔すると親御さんがいい顔せんぞ」
「何を今更。近くまで来たら電話をくれたまえ。お湯を沸かして待っているよ。くっくっ」
涼宮さんの機嫌が悪くならないうちに電話を切る。
さて、生姜湯の材料はどこにしまったものやら。母に聞けばすぐわかるのだけれど、
両親ともたまたま外出ときている。
「まぁ、だからと言って間違いが期待できる相手ではないけどね、君は」
カーテンを閉じて、教科書をしまう。さて、お湯を沸かしに行くとしよう。

見上げた空に流れ星はなくても、たとえ君の隣で同じように星空を見上げる人達がいても。
僕は諦めず上を向き続けるとしよう。
君も同じ夜空を見上げていることを信じて。
                                   おしまい

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 01:01:45 ID:e+9vPpgF
いいなあ。3回くらい読み直した。GJ!

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 01:10:41 ID:CPdtZ4eG
GJ!!!
佐々木スレのSSはレベル高いな・・・

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 02:41:20 ID:5oS6A2dz
生姜の様なほの苦さが
GJ

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 02:44:41 ID:sl+B5fSt
>>391
自分の書いたやつとのレベルの差を思い知らされまするGJ!
ぱぱまま以来のじんわりとした温かさを感じました

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 03:03:30 ID:MUbNtmLY
佐々木の高校ってどこだっけ?

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 04:53:35 ID:5oS6A2dz
あの世界では、日本一の進学校灘が共学だと思う。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 05:17:24 ID:a9DPyizX
>>393
平均年齢が妙に高いのは過去レスからすると明らかだからな。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 16:44:36 ID:Rd5fd8sO
>>398
給食食ってるやつもいるがな

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 17:13:59 ID:sl+B5fSt
まあいいじゃないか
ネットの世界で年齢・性別を詮索するのは野暮ってもんだぜ
佐々木かわいいよ佐々木

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 17:32:34 ID:wGxy4L2V
>>399
教師かもしれないぞ

佐々木さん、将来は教師になるといいかもなあ。キョンは保父さんで、付属の幼稚園にいるんだよ。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 18:43:25 ID:9NG3c8S+
人居ねえ!age

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 18:44:11 ID:5oS6A2dz
12/18から21日は消失で、他スレではお祭りだろうなー。
佐々木さんには関係無い?
いやいや僕はSS書いてますよ。何とか18日か19日には間に合うはず。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 18:52:10 ID:sl+B5fSt
wktkして待ってるぜ

俺はいまネタ切れ

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 19:15:07 ID:DYyy0oMn
今あるたなの佐々木イラスト見てたんだが
直に(ry
のイラスト卑怯(秘境)じゃないか?
俺の内在エネルギーが沸騰しまくってんだがw

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 20:25:53 ID:yi+8xWlC
キョンがなんで頭に包帯している理由が解った!某サイトのキョンよりマシか?ドリルがクラッシュしているし

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 21:32:14 ID:hjb5KXhX
>>395

遅まきながら誰も突っ込まないから突っ込むね

なんというライダーSPIRITS!!

V3はハルにゃん?

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:18:37 ID:Rd5fd8sO
>>401
なるほど
 
今車学行ってて今日MT初乗車だったんだけど
メチャクチャ難しくて泣きそうになった
キョンはそつなくこなすんだろうなあ
そして軽トラに…

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:19:58 ID:EUJtTcSt
>>391
じんわり暖かい話だなー。
……生姜湯でも買ってくるか。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:22:02 ID:5oS6A2dz
ライダーの違いが判らない俺がいる

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:31:26 ID:sE6aKkb2
>>401
バンバンジーで前に給食の話を振った者だ。
自分は残念ながら、現在受験勉強に励んでいる身だ。
教師ではないぜ。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:32:43 ID:AGvz4/mH
>>411
リア厨か

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:37:06 ID:5oS6A2dz
そうだ、パンジー祭の準備を、、、
まだ急ぐ必要無いか。早くて1週間後だな。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:37:17 ID:sE6aKkb2
yes、でもそんなもんかんけぇねえZE。

佐々キョンを愛する気持ちは皆と変わらないはず。

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:50:09 ID:UmPGOfCn
リア厨う……まぁ、俺もあんま変わらんな

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 22:58:19 ID:LDm/swvo
リア厨・・・リアル厨房・・・リアルで厨房・・リアルで厨房にいる人


そういえば佐々木って料理の腕はどんなもんなんだろな

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:02:59 ID:gyQEo0B9
>>416
キョンの好物(何かは分からん)に関しては完璧に作れるけど、
他の料理はからっきしダメ・・・・

っていうのはありきたりすぎるよな。

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:06:28 ID:a9DPyizX
imageMEMORYのコスプレ佐々木も中々いける。

>>416
佐々木の料理はこんな感じだぞ。たぶん。
ttp://www.youtube.com/watch?v=BiAJexEw_s4&eurl

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:13:55 ID:5oS6A2dz
>>416
薄味の健康食品みたいなのを作る、という妄想あったな。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:14:08 ID:sl+B5fSt
このくらい女性としての嗜みだよ、なんてこと言いながら手際良く作りそう>料理
とにかく技術が要る事は全て一通り熟し(『こなし』で変換したら出て来た!初めて知ったよ…)そうな気がする

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:19:48 ID:gUeHHE/Z
たとえ黒焦げの焼き物や生煮えの煮物でも美しい食器に盛り付けられていれば
美味しく頂けます。

え、美しい食器ってどんなのかって?
そりゃもちろん佐々木さん自らの女体盛りで(ry

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:37:38 ID:e3F+NInx
>>408
自動車学校のこと、車学って略すんですね。どこ地方?
俺の地元(東海です)では車校と言うんだけど、今住んでいる北陸では自校というみたいです。
MT慣れるまでは難しく感じる(特にATに初めて乗る時簡単すぎて驚くw)けれど、
それも自転車と同じで慣れればその内簡単に出来るようになります。頑張れ!
…最近ずっとAT車にしか乗ってないなぁ。MT買おうかしら。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:38:49 ID:a9DPyizX
佐々木対ハルヒ
世紀の料理対決!!

しかし、乱入してきたキョン母のカレーに負ける二人。

「―――あなたの――――――カレーは―――とても素敵――――――――」

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:40:46 ID:e3F+NInx
佐々木はどっちかというと料理は出来なさそう。
っていうか親がやらせてなさそうなイメージ。
知識はあるんだけど実践が足りないと言うか。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:52:23 ID:OZh49qVn
>422

MTはいいぞー。
エンブレ効かせ易いし。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 23:54:37 ID:gyQEo0B9
>>424
ネットや本のレシピ通りになら完璧なのに・・・と俺は予想。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:00:19 ID:krqqKsVW
とりあえずMT車乗る前は靴の紐をきつく結び直すことを勧めるよ
緩いと半クラッチの感覚が掴めないから
後は何だろね、シフトダウンは余裕を持ってするってことか
曲がるべき交差点に二速で入っちゃったりすると教官に睨まれるし

そして我らの佐々木さんはハンドル握ると人格変わるタイプと見たぜ

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:16:47 ID:EgI9GO3I
交差点も1速か2速かは状況によると思うのだけれども。
まぁそもそも第1段階卒業できればMTだろうとATだろうと変わんなくなってると思う。

ハンドルもつと人格変わるのはみくるなイメージだな(ぉ
ささっきーはここでも知識が先行して実践では慎重そうな感じ(^^;

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:16:50 ID:Hs8jlHPq
車なんて怖くて運転できましぇん

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:17:12 ID:arfFFPDl
>>421こうですか?
「僕、料理アマリウマク出来ナカッタノデ、セメテ美シイ器二乗セマシタ。
美シイ器トイウノハ僕ノ体デス。オ食事ノ後ハ器ノ方モ味ワッテ下サイ。オ願イシマス」


「キョ―ン、団長のあたしが、特別に料理作ってあげるわよ」
「・・カレーは私の方が上手」
「大丈夫ですか?キョンくん」
「少年っ、飢え死にしてないかっね?」
「キョンくん、おでん好きよね」

ハルヒに長門に朝比奈さん、それに鶴屋さんと朝倉。どうやって入ってきたんだ?

「・・・・・・・・」
(女体盛り?)ビキビキビキビキ
「あわわ、何て破廉恥な」
「女体盛り、初めて見たよっ。めがっさ驚き」

「キョンくん死んで」
「・・私も協力する」
「キョン、あんた死んだ方が良いよね」
「みくる、帰ろうっ」
「え?はい鶴屋さん」

そんな、鶴屋さん帰らないで下さい。
朝倉がナイフでハルヒがヌンチャク、長門がチェーンをそれぞれ手に持っている。本当に殺しそうな雰囲気だ。
「お前ら、そんな物騒な物をしまえ」

「それ、無理」
「・・あなたは私の気持ちを踏みにじった」
「団長自ら極楽に送ってあげるわ」

(終わり)

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:33:38 ID:pXtHDZIf
佐々木「……」
橘「……」
藤原「……」
橘「うわぁ〜速いですね〜」
藤原「な、何キロ出てるんだ?」
橘「さ……佐々木さん時速200kmってスピード違反なんじゃ……」
佐々木「大丈夫。ポルシェは時速250kmまででる!」
藤原「意味わかんねぇよ!」
佐々木「うわははは!ソニックはもっと速かったぞ!」
藤原「誰かコイツ止めろ〜!」
橘「ひぃ〜」

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:46:41 ID:HXB4ackn
車の話かぁ
せっかく藤原がいるんだから

藤原豆腐店とか

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:51:54 ID:M8EoCqSP
イニシャルP?

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 01:04:10 ID:BukxIATO
佐々木さんはAudiのそれもA6あたりが似合いそうだ。
ハルヒはDQN系SUVだなw
キョンは国産コンパクト。
みくるは軽で古泉はBMWの525(それ以下でも以上でもダメ)で長門はV35GT-R

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 01:13:38 ID:/yj/XPB9
2輪厨の俺みたいなのにもわかるように、2輪でも考えていこうぜ。
佐々木さんは逆輸入の600クラスSS
キョンはスーパーカブ90
ハルヒはVマックス
古泉はトライアンフボンネビル
長門は・・・想像つかん
ポンジーはオフとかモタード
きょこたんはヴェルデ

そして!みくるは青のCB400SF!

おや、こんな時間にバイクの音とノックの音が。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 01:18:48 ID:BukxIATO
>>435
ゴトゥーザ様かw
バイクでいうなら長門はでいうとNR750だな。
昔ホンダが少量生産してた楕円ピストン8バルブのバイクね。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 01:29:07 ID:/yj/XPB9
>>436
ただいま!
女教師風のお姉さんに何かされたみたいだけど、気のせいだよな?
そのキャラが乗ってそうなバイクなのか、イメージが似てるバイクなのか。
考えててごちゃごちゃだぜwww

さすがながもん、ぐぐったが一筋縄じゃいかなそうなバイクだね。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 01:39:52 ID:2bdRZebX
>>431
中さんw

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 02:07:52 ID:arfFFPDl
ちょっと早いけど消失ネタ投下

440 :ハルヒじゃなくて佐々木の消失1/4:2007/12/18(火) 02:11:53 ID:arfFFPDl
12/18の朝、目覚めると、情報連結解除されたはずの朝倉がクラスにいて、長門と朝比奈さんが一般人だった。
ちなみに、同じアパートにいる長門と朝倉は、一緒に夕食をとる仲だ。昨日俺は長門のアパートでご馳走になった。
そして、ハルヒは北高でなく、進学校に改変された光陽学園にいた。
俺はハルヒに会うために走り出した。


ようやく着いた光陽学園。
下校時、俺と中学が一緒の奴が、俺を見てクスクス笑うのが判った。何だよお前ら。


ハルヒを見掛けたので声をかけようとすると。
「やあ、キョン。久しぶり。君が僕を出待ちしてくれるとは思わなかったよ」
佐々木?そう言えば高校入学以来、佐々木に会っていない。
「よう、久しぶりだな佐々木。お前ってこの高校だっけ?」
「おいおい、親友の経歴を忘れるか?」
「すまん、冗談だ」
良かった。佐々木は中学時代と変わっていないな。
肉体的にはすっかり女らしくなったようだが。
「佐々木さんの彼氏のキョンさんですね?佐々木さんからよく聞いてます。
私は佐々木さんの友人で橘と言うのです」
「僕は藤原だ」
佐々木の側にいた男女が言う。
いつの間にかハルヒはいなくなっていた。

俺達四人はしばらく、俺達の中学時代などの、とりとめのない世間話をした。
そして、しばらくためらった後、高校入学以来の不思議体験を話した。世界が改変されたことも。
枝葉の部分は省略したが、それでも説明に1時間はかかった。
「だいたい判った。
つまり、向こうの世界では、涼宮さんが神と言えるほどの特殊能力者で、宇宙人とか未来人もいる。
属性や学校が変わってしる人もいるけれど、性格はほぼ同じ。
そして、向こうでは、君は涼宮さんと恋人どうしで、今の世界では朝倉さんと長門さんとかいう女の子に二股かけているんだ」
そう言った佐々木は、注文したジュースを1/3まで飲んだ。
その時の佐々木の顔は今まで見たことのない悲しそうなものだった。
「ちょっと待て。後半は全然違うぞ」
「どっちにしろ僕はフラれるということか。
僕に力があれば、君と二人だけの世界を作りたいよ」
何故か佐々木の言葉が本当に実現しそうな気がした。
「キョンさん酷いです。佐々木さんみたいな美人な彼女をほっぽって他の女の子に手を出すなんて」

「おい、物騒なことを言うなよ」
「とにかく、その文芸部の部室に行きましょう。何かわかるかもしれません」
「おい、お前らじゃなくて涼宮ハルヒがいないと何も起こらないぞ」
「私達でも何とか出来る。そんな気がします。私には判ります」
「何故か僕もそんな気がするよ。くつくつ」
「どうせ、あの涼宮を今から説得できないだろ。普通」


文芸部の活動の一環ということで、他高生の佐々木達も怪しまれずに入ることができた。
部室に入ったら長門と、何故か朝倉がいた。
「わたしも、文芸部入ろうかなーって」


突然、パソコンが起動して
『鍵である宇宙人、未来人、超能力者、神的能力が揃う。脱出プログラムを作動しますか?』

帰還バージョンと残留バージョンに分岐

441 :ハルヒじゃなくて佐々木の消失2/4:2007/12/18(火) 02:15:45 ID:arfFFPDl
――帰還バージョン
俺は迷った末に脱出プログラムを起動した。やっぱり不思議に溢れた元の世界の方が良い。
 ・
 ・
 ・
目が覚めたら病院にいた。
「あんた、起きたか。3日も寝ていたぞ」
「藤原か」
藤原の代われに巨乳の未来人がいたような気がするのは、ただの気のせいだな。
「お前だけか?」
「あんた、幸せ者だぞ。彼女の佐々木が泊まり込みでつきっきりでいるんだから」

「ムニャムニャ。だめだよキョン。そこは女の子の敏感な所で、優しくしてくれないと」
しかし、なんちゅー寝言言っているんだ。
「は?キョン」
「おはよう、佐々木。心配かけてすまなかったな」
「起きたのか。夢じゃないだろうな」
「さあ、どうだかな」
「良かった。目が覚めて。ずっと眠ったままかもしれないと思った」
佐々木の頬は涙で濡れていた。

その後、朝倉、長門、橘達も俺の復活を泣いて喜んでくれた。


長門と朝倉、橘、藤原に、その特異な属性と佐々木と涼宮ハルヒについてのことを告白されたのは、また後の話。

442 :ハルヒじゃなくて佐々木の消失3/4:2007/12/18(火) 02:18:07 ID:arfFFPDl
――残留バージョン
皆、口々に言う。
「何これ?」
脱出プログラムを作動させようと思った時。
「もしかして、これで君は帰るのか?僕は君を帰したくない」
「わたしもよ」
「・・あなたの居場所はここ」
3人の美少女に頼まれて、帰ることなどできようか。
 ・
 ・
 ・
「キョン、キョンってば」
「キョンくん。起きないと悪戯しちゃうぞ」
後ろと隣りから起こされた。
隣りにいるのは佐々木で、後ろは、朝倉?
「おい、佐々木何でここにいる」
「今日から転入してきたのを、もう忘れたかな?ほっとくと、君が朝倉さんか長門さんと付き合いそうだからねー、くつくつ」
「キョンくん酷いのよ。昨日まで『何で朝倉がここにいるんだ』って言ってたのよ」
「キョン、放課後は文芸部部室に集合だ」
「ああ」
今までのは、全て夢なのか?

俺達は、文芸部を根城にして、時には橘や藤原を交えて遊んだ。

443 :ハルヒじゃなくて佐々木の消失4/4:2007/12/18(火) 02:19:46 ID:arfFFPDl
数日後
「キョンくん、今日こそはっきり決めてもらいましょう」
「もちろん、僕を選ぶだろうな?」
「・・ここより喫茶店の方が良い」
もしかして、これは、俗に言う修羅場ですか?皆さん怖いです。目がいってます。

俺は佐々木と朝倉に両腕を捕まれ、長門に後ろを押されて連行された。
途中で古泉を伴ったハルヒとすれ違う。
ハルヒは俺の前で立ち止まり。すごい形相だ。確か朝比奈さんや長門と仲良くした時の、、、
「このスケコマシ」
ゴフ 良いパンチが入った。

「ちょっと、何するのよ」
「涼宮さん、僕のキョンに何てことをするんだよ」

スタスタと歩くハルヒ、古泉が追いかける。
「涼宮さん。さっきのはどういう?」
「スッとしたわ。ああいう女の敵はバーンとやっちゃわないと。同じ女として天誅食らわせてやったわ」
「はあ、そうですか。僕はてっきり彼のことが好きじゃないかと、、」
「あんなスケコマシを、あたしが好きになるわけないじゃない。3人も引き連れて、3人もよ」
「はあ、そうですか」
「あたしは、古泉君を好きで良かった。
この前見た夢のように、さっきの女の子達みたいに3人の内の一人だったら、人生灰色だった。
古泉君は浮気なんかしないよね?」
「僕は涼宮さん一筋です」
「でも、男は浮気できるくらいでないと、って嘘嘘。浮気なんかしない方が良いわ」
「やっと笑ってくれましたね、涼宮さん。笑うとさらに美人ですよ」
「あたしね。悟ったわ。100%の幸せなんて無いって。で、古泉君以上の男なんて滅多にいないって。
ごめん、古泉君が100%じゃないってことで」
「気にしてませんよ。誰も100%の異性なんて巡り合えないですから」
「古泉君、腕組んで良いかな?」
「こちらこそ」
「ごめんね。古泉君」
(夢の中で好きだったのが古泉君でなくてごめん。
それから、夢でも現実でも、あいつはスケコマシなんだな。好きにならなくて良かった)
ハルヒは古泉と腕を組み、らきすたのキャラソン、ナイナイ100%を歌いながら帰って行った。

さて、俺だが
「キョンくん、そういえば、涼宮さんがどうとか言っていたわね」
「もしかして、涼宮さんと寝たのか、寝たのだろう」
「・・不潔」

「誤解だー」という俺の言葉が街に木霊した。
(終わり)

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 02:21:58 ID:arfFFPDl
以上です。車ネタで盛り上がっているところ、失礼しました。
おやすみなさい。

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 03:12:47 ID:S07zdJac
安西先生、地の文が欲しいです…

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 03:16:52 ID:mTQzUgSq
GJ!


消失まで後一時間となんぼか

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 03:20:35 ID:Iwzw0410
>>>444
そして佐々木さんを選べは、佐々木さんは残り二人を論理で説き伏せて諦めさせる
佐々木さん以外を選べは残ったもう一人をけしかけて相討ちにさせ、結局自分だけが生き残る
なんだ、佐々木さんで確定じゃないか

と思ったけどこの長門はスペック低いんだよな、まずいぞ佐々木さん、朝倉と一騎討ちだと勝てんぞ主にむ(ry

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 03:21:18 ID:HtQpqqSH
つかハルヒいらんだろ

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 07:19:33 ID:VxdPmxoo
ハルヒ・長門スレでは消失祭りかぁ。
だったらこっちは喪失祭りでも「やらないか」

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 08:08:22 ID:8jPgIvW7
>>422、427、428
ありがとう、俺は越後人です、超豪雪地帯です

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 10:11:50 ID:8Ql0uPQW

「見ろよ、変態パワーじゃ解決しないこともあるんだぜ」
「キョン…」
「オイニーって言うな、俺の名前はキョンだ。
いいか、くそ。腹一杯で十分だ。もう沢山だ。
団長のご機嫌伺いが終わったかと思ってりゃ、今度はデパートの下着売り場で僕っ娘のご機嫌伺いだ。こいつは一体何の冗談だ?
「猪口才なことを、君が…」
「キョンだ!猪口才?ふざけんじゃねえぞ馬鹿野郎。テメェは何だよ、受験戦争の本場、有名進学校の生徒様じゃねえか。
それが何だ、口を開きゃ、胸ムネ胸ムネ言いやがって。
一流大学が目当ての受験生。なのにテメェは勉強そっちのけでバストアップのことばかり。ケツの穴が小せぇにも程があるぞ。
自覚はねぇのか?お前の頭の中にはよぉ!」
「奇麗事を言わないでくれ!君に私(貧乳)の何が分かる?何が分かるって言うんだい!
言ってみてくれ、君みたいな温室育ちに分かることを!どんな扱いをされてきたか分かるはずないんだよ!」
「そうだな、分かるはずがない。俺はお前じゃないからな。
じゃ、聞くけどよ、お前に俺の、何が分かるんだよ?
どんな暮らしをしてたって、生きてりゃそれなりに辛い目にも遭うもんだ。だろ?
そいつを理解するつもりも無いくせに、答えに詰まりゃ都合よく悲劇のヒロインかよ。それがお前の一番卑怯なところだよ」
「うるさい!都合よくも物を見てるのは君の方だ。
ここはね、君が憧れているようなハリウッドの安ピカレスクとは違うんだよ。何が自覚だ、舐めたことを言わないでくれ。
ここを見るんだ、どれをとってもBからDカップのブラばかりで、Aカップの可愛いブラなんてどこにも無いんだよ!」
「Aカップブラがねぇんなら、九曜の情報操作でブラを作ればいい!
変態パワーで胸を大きくするよりは、よっぽどマシな方法だ」
「……うるさい、うるさいチクショウ。本気で怒るよ」
「ああ、やれよ。犬みたいに同じところをグルグル回ってろ。
ここでキレりゃ、それがいい証拠になる」
「どうせなら胸を大きくしたかったのよ!」
佐々木の渾身のビンタ。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 10:13:08 ID:8Ql0uPQW

佐々木にビンタされても尚、キョンは佐々木を見つめ続ける。
その様子に気圧される佐々木。
「佐々木、忘れたか……俺がここにいる訳を。
うちの団長はな、神妙な顔で、俺の命(秘蔵のエロ本)を切り捨てた(中古本屋に売払った)。
はした金と自分たちが遊ぶ場所のモラルを守る為にな」
(それはキョンが悪いと思う。いくら保管場所に困ったからといって、部室にそんなものを持ち込むのは……)
「俺はお前に誘われた時、何かが吹っ飛んだ感じがした。吹っ切れた感じがした。
朝っぱらから強制ハイキングして、愛想笑いで頭下げて、学業成績に命張ってよ。
巨乳メイドが淹れるお茶と、万能読書宇宙人と一緒に行く図書館があれば世は事もなし。
そんな全部がどうでもよくなったんだ!
そいつを教えてくれたのは、
俺を呼んでくれたのは、
お前だ、佐々木。
俺がこんなに拘ってんのはな、そんな生き方に気付かせてくれたその女が、
俺を裏切った連中と同じ様にポニーを拒否し、未だにショートにしてやがる。
俺にはそいつが、我慢ならねェ!」

「くつくつ、何を言ってるのか分からないよ、キョン。
まったく、本当に面倒な人だね君は。いつか誰かに刺されるよ」
「馬鹿なのも苦労するのもお互い様だ」
「あの…」
「いや、君は僕の上をいく馬鹿だよ。保証してあげよう」
「そうかい」
「君に説教されるようでは、僕もまだまだ…」
「あの、すいません」
キョンと佐々木が声がする方を向くと、店員さんが泣きそうな顔で訴えていた。
「どうか、続きは余所でやってください」
二人は改めて周囲を見渡し、多数のギャラリーが自分たちに注目していることを知る。
そこからの佐々木の行動は早かった。キョンの腕を掴むと、あっという間にその場を後にした。

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 10:34:17 ID:arfFFPDl
支援

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 11:42:46 ID:2KM09eTR
tst

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 13:26:22 ID:arfFFPDl
>>449
俺は無理。息切れ。皆の衆よろしく頼む。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 17:48:40 ID:RGVusuuk
ttp://upload.jpn.ph/img/u05226.jpg
ttp://upload.jpn.ph/img/u05227.jpg
ttp://upload.jpn.ph/img/u05228.jpg

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 18:17:57 ID:WYnJ05tH
>>456
勝手に転載したらだめにょろ。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 18:24:26 ID:3tcZ5IJ7

  2ちゃんねる以外のサイトにある画像を、
  いったんアップローダーに載せて紹介するのは、
  サイトへの直接リンクに比べれば、
  ネットマナーを守っていることになるだろうね
   2チャンネル ヲ キラウ ヒト モ イマダ オオイカラネ
       , -‐- 、.       ,. ‐-ー- 、   もっとも、
      ,'. /  ト、 ヽ.     ノ /    ヽ  ネチケットを守ることと、
.      i. ((从ソ 从〉    ノハハハハハ !  著作権を守ることは、
      l. (|┳ ┳i!l     .!|─ ─ ,iリ)!  別なんだよな……
     .ハNiヘ  ー ノハ!.    ’ 、 - ,ノル´
.        {iつ旦O      O旦と'!}   ダウソ ガ イヨイヨ
.       とくュュュュ〉      〈_.〈__,i'つ  イホウ ニ ナリソウダシ…

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 18:27:50 ID:arfFFPDl
>>458
佐々木さん乙

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 18:47:21 ID:Iwzw0410
>>449
『喪失』と聞いて思い浮かぶのは、俺のボキャブラリでは記憶と女の子の大切な物くらいしか無いのだがww

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 20:21:45 ID:VxdPmxoo
>>460
ソレダ!

「○○・・・・○○」
記憶を喪失した佐々木を巡る感動の話題作!
キョンが走り橘が舞う!
「お前の過去は俺が取り戻す!」
しかしそんな彼らをこころよく思わぬ人達が・・・・。
「残念ですが諦めて下さい」


「君は僕の恋人だというのかい?」

462 :SS佐々木の喪失:2007/12/18(火) 21:16:30 ID:2I5NJCeP
「君は昨日、僕の大事にしているものを奪ったな。許さないよ」
「今度ラーメンでも奢るから許してくれ」
「いや、それくらいでは許さないよ。君のおかげで女の子の大切なものを喪失したのだから」
「わかった、何でも言う事を聞いてやるから」
「何でもだね。その言葉忘れないよ。くつくつ」

「喪失?キョン、あんた、佐々木さんと、、、、」
「あわわ、キョンくん何て破廉恥な」
「・・不潔」
「あなたという人は、どこまで」
「少年、相変わらずエロいねっ」ケタケタ

皆さん、目がいってます。鶴屋さんは別か
「この女たらし、もう顔も見たくないわ」ボカボカ
「私、未来じゃなくて実家に帰ります」パシーン
「私の部室にもう来ないで欲しい」ゴフ
俺はSOS団の3人娘にぶん殴られて、絶交された。

「なー、古泉。佐々木の大事にしていたペンダントを壊したくらいで、何でハルヒ達にまで絶交されるんだ?」
「あなたの普段の行いが悪くて信用が無いからですよ。佐々木さんはただの友達じゃねいでしょう。全く」
「結婚式場は、鶴屋さんが貸してあげようっ」
結婚式場?どういうことですか?

そして、
「キョン、約束どうり結婚してもらうよ。まず書類にサインだ」
「え?」
「何でも言う事を聞くと言ったよね?何なら証拠のテープレコーダーを流そうか」
「えーと、それは、まだ俺達は高校生だし。なあ、古泉も何か言ってやれ」
「こんな美人と結婚できるなんて幸せじゃないですか」
「お金のことは、鶴屋のお姉さんに任せるにょろ」
「鶴屋さんもそう言っているよ、おとなしく僕と結婚するんだ」

「鶴屋さん。そんなの悪いですから」
「大丈夫、それが鶴屋家の役目だからっ。キョン君一家を援助するくらいわけないっさ」
「涼宮さんの方は僕達が何とかしますから、心配いりません」
「ハルにゃん達は今夜、残念会だねっ」

「キョン、子供を沢山作ろう。これは神のささやかな特権だよ。後ろめたいことでは無いよ」
そう言って佐々木はラブなホテルを指差した。
(おしまい)

(おまけ)
その夜:ハルヒ達
「今日はとことん飲むわよ。女どうして」
「涼宮さん、飲みすぎです。朝比奈さんと阪中さんはもう潰れてますし」古泉さんの言う大事な用事って、飲み会ですか?
「アホ橘。何言っているのよ。飲まなくちゃ、やっていけないでしょう」
「ルソー、幽霊が怖いの?待ってて。今から涼宮さんを呼ぶから」ヒック
「キョン君、もう結婚しちゃうなんて。いくら私と結婚できないからって。グス」
「いくら飲んでも酔わないこの体が恨めしい」
「ーーー」

「アホ橘、一緒に一升瓶一気いくわよ」
えー?
橘は急性アル中で救急病院に運ばれました。
めでたし、めでたし。かな?

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 21:31:14 ID:l/syaL4Z
>>462
GJ!
みんな人として大事な何かを喪失している感じがいいww

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 21:33:48 ID:2ihu+SeQ
佐々木さんの場合、喪失世界を作るとしたら、
自分がキョンと同じ学校行くか、キョンを自分の進学校に入れるか、
どっちを選ぶんだろうか。
まあ登場するレギュラーの関係上、佐々木に来てもらわないと
色々面倒だが。

橘が喪失朝倉みたいに病んだ目でキョンにナイフつきたてようとするんだろうか。

その前にこけて自分の手をちょっと切って大騒ぎ、という感じだが。
しかし登場シーンだけみると不敵でヤなキャラなのに、
いつの間にこんなにドジが似合う娘になったんだ橘。
やっぱり名前が悪いんディスかダディヤーナザァーン。


465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 21:47:01 ID:af63Kikg
定期あげ

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 22:03:31 ID:2I5NJCeP
>>464
橘が喪失朝倉みたいに病んだ目でキョンにナイフつきたてようとするーーー確かVIPにそんなSSあったな。


467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 22:05:41 ID:Iwzw0410
なんだかマジに記憶喪失ネタの電波受信しかけた。が、ラスト近くでハルヒも記憶喪失になって以降の受信に失敗…
最期、じゃない最後まで届け電波〜!

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 22:11:41 ID:l/syaL4Z
>>467
佐々ハルが仲良しになればいいんじゃない?

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 23:40:50 ID:HzD7wJ4M
( 0w0)<ウェーイ

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 23:45:58 ID:zKjqFeZs
喪失ネタではないのですが、せっかくですので投下させて貰います。

で、ちょっと注意。
主人公は佐々木さんなのですが、ヒロインが橘です。
佐々木さんじゃなきゃ嫌という方は飛ばすなりNG推奨します。

では、投下させていただきます。




471 :帰り道 1/6:2007/12/18(火) 23:47:03 ID:zKjqFeZs

 橘京子がキョンと付き合いだして一ヶ月が経過した。

 帰り道、坂を下りながら佐々木は静かにため息をつく。
 空に刻まれた夕日はすでに落ち、地平線の彼方から僅かな光を漏れ出している。
 夕暮れと夜の境目の中を、佐々木はキョンと肩を並べて歩く。
 なんとも言えない時間帯だった。
 そもそも、いつも藤原やその他の男友達と帰っていたキョンが、何ゆえ自分と肩を並べて歩いているのか。
 簡潔に言ってしまうのなら、それは橘京子の我儘に他ならない。
 まず、橘といつも一緒に佐々木が、キョンと二人で帰るべきだ、と主張して彼女と一
緒に帰るのを拒否した。
 普段から自分のために時間を割いている橘に対して、二人の時間というものを作って
やるべきだ、と佐々木は思ったのだ。帰り道まで拘束することはない、と。
 これに真っ向から反対したのは、何を隠そう橘である。
 理由はいくつか考えられるが、『佐々木団としての日常』が壊れることを恐れたのだろう、と佐々木は思っている。
 気を回しすぎて逆に困惑させてしまったのかもしれない。
 が、当時の自分はそこに気づいておらず、しかし、お互いに一歩も引かず、放課後の
教室で、さてどうしたものかと思案していると、ふらりとキョンがやってきて、なんだ
まだいたのか、という顔をしてこう言った。
「佐々木も一緒に帰るか?」
 こうしてこの問題は解決した。
 それ以来、三人で帰ることが通例となっている。
 それはまだ、二人が付き合ったばかりの頃の話。

 だからこそ、困るのだ。
 例えば、委員会で遅くなるから先に帰って下さい、というメールが来た日には。
 二人っきり。
 キョンと、二人っきりなのだ。
 実に、困る。
 具体的に何が困るのかは、まだ分らない。。
 先頭を歩くキョンの背中を、ちらりと盗み見る。
 ただの親友。
 ただの、友達の恋人、だ。
 だというのに。
 はぁ、とため息。
 橘という緩衝材がいないだけでこんなにも意識してしまうものなのだろうか。
「なあ、佐々木。どうしたんだ、いったい?」
 突然の声にどきりとした。
 視線の先には彼の困惑気味な顔があって、こちらを見つめていた。
 どうやらため息が聞かれたらしい。あるいは、この重い雰囲気をなんとかしようとで
も思ったのだろうか。
 どちらにせよ、有難かった。にこやかに笑みを浮かべて、誤魔化す。
「いや、何でもないよ」
「そっか。なら、いいんだが」
 それきり、天使でも通り過ぎたかのような静寂が満ちる。

472 :帰り道 2/6:2007/12/18(火) 23:48:11 ID:zKjqFeZs
 橘京子がキョンと付き合いだして三ヶ月が経過した。
 昼休み。夏服に変わりつつある日常の中、佐々木は無意識にキョンを見続ける。
 すでに7月。初めのうちこそ茶化す者もいたが、二か月も経てば慣れるというもので
、キョンと橘が屋上か部室に連れ添う姿はすでに風景の一部と化している。
 だから、誰も注意しないし、誰も注目しない。最近では野次すら飛ばず、それがごく
当たり前のような光景として、広まっている。
 今でもそうだ。未だに絆創膏の消えない指で、可愛らしい包みに入った弁当箱をぶら
下げて、橘が教室のドアを開いても、クラスメイトたちはちょっとだけそちらを見たき
りで、反応すらしない。
 視線の先で、藤原と谷口と会話をしていたキョンが誰よりも早く橘に気づいた。
 会話を中止し、謝罪のジェスチャー。雑音に支配された教室ではその会話は聞こえな
いが、いつもの事として認識されているのだろう。キョンはやれやれとでも言いたげな
足取りで、教室の外に向かう。
 が、佐々木にはわかる。あれは、とても嬉しがっている。
 そのくらいわかる。
 だって、塾が一緒だったんだから。
 帰り道だって、一緒に帰ったんだから。
 教室だって、一緒なんだから。
 たまにだけど、一緒に昼食を食べたりするんだから。
 人混みと混雑の先、いくつか言葉を交わして、キョンと橘の姿が、教室から消えた。
 おそらくは屋上か部室に行ったのだろう。
 弁当箱を取り出しながら、佐々木は静かに溜息をつく。
 これは日常である。
 誰も注意しないし野次も飛ばさないし茶化しもしない。
 これは日常だ。
 それなのに、自分はまだ、それを受け入れられない。
 机に寝そべりながら、ただただ溜息をつきながら、段々と自分が壊れていくような、そんな錯覚に陥っている。
 自分は何がしたいのだろう。

 やることもなくて、放課後の部室に足を運んだ。
 部室にはすでに長門さんがいつもの席で、いつもの格好のまま本を読んでいた。
 その反対側、まるで鏡の映し身のように、九曜さんが同じポーズで同じ本をめくっている。
 会釈を交わして、会長席に座る。周防九曜と長門有希にどのような確執があるのか佐
々木は知らない。
 だが、決して仲がいいとはいえない。お互いに無口だし、ときどき、まるで睨み合っているかのような空気すら起こる。
 が、仲が悪いとも言えないのが、彼女たちの不思議な所である。時々、長門さんの後
ろを、まるで雛鳥か何かのように歩く九曜さんの姿を見ることがある。
 はじめのうちこそ何をしているのか不思議だったが、ある日、九曜さんが長門の真似
をしているのだと唐突に気づいた。
 それは、親の真似をする子供のようだ、と佐々木は思う。
 そして、長門有希はそれを理解している節があり、自分の真似をする九曜のために、
ワザと分かりやすく動いてみたり、アイサインで教えていたりする。本人は隠している
つもりなのだろうけれど。
 それは、とても微笑ましいものと佐々木は思うのだ。


473 :帰り道 3/6:2007/12/18(火) 23:49:26 ID:zKjqFeZs
 だから、周防九曜が立ち上がり、団長席の横に座り込んだとき、とても驚いた。
「な、何かな?」
「―――彼―――の事―――」
 視線を感じる。振り返らなくても分かる。自分の頭越しに、長門有希が、九曜を睨みつけている。
 ビリビリとした殺気すら感じる。
「………否定する。まだ、時間的な余裕は――」
「今」
 とても、はっきりとした声だった。
「今しか―――ない」
「……推奨しない。暴走の可能性は、」
「―――問題―――は―――」
 そうして、九曜は顔を上げる。
「そこでは、ない」
 黒髪の奥、彼女の小さな瞳にはっきりとした意思があった。
 人形のように光を通さない瞳。自分というものが見えない言動。
 まるで、人形のような人だな、と佐々木は思っていた。
 そんなものと、糸の見えないマリオネットだと、そんな失礼な考えをしていたことを
、佐々木は心の底から詫びた。
 血肉の通った人間の瞳が、そこにあるのだ。
 長門有希は驚いたように九曜を見た。ここまで明確な意思表示に驚いているのは自分
だけではなかった。
 そして長門は小さく首肯する。
 周防九曜の視線が佐々木に戻る。
「あなた―――は―――」
 そうして、少しだけ息を吸って、彼女は言った。
 彼の事が好きなのでしょう、と。

「……えっ?」

 その言葉はまるで魔法のように、深く深く、心臓へと突き刺さる。
 どうして?
 言葉が血管に溶け出す。顔が熱い。血液が熱い。いきなり夏風邪でも引いたのか。そ
んな馬鹿な。いい加減現実を見ろ。何か月も無視してきたものが、鋼鉄の意思で防がれ
ていた開けてはいけなかったパンドラの箱が、たった一言で開いてしまった。
 まるで魔法のようだった。
 脈動する血液が告げる。無意識で封じ込めていたものが自意識に変わり、それはよう
やく理解できる感情として、佐々木の体を支配する。
 どうしてそんな、当たり前で、単純で、分かりやすい結論を出せなかったのか。
 私は、キョンのことが、好き、なんだ。
 それは、好きという感情。
 昔、切って捨てたものが、今、自己認識と共に動きだす。


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 23:49:42 ID:arfFFPDl
支援

475 :帰り道 4/6:2007/12/18(火) 23:50:40 ID:zKjqFeZs
 どうして忘れていたのか。
 こんな思いを昔にもしたはずなのに、どうして忘れていたのか。
 まるで決壊したダムのよう。次々と記憶がよみがえり、その度に胸がチクチクと痛み
だす。積み重なった記憶が剥がれ、まるで走馬灯のように、意識がゆっくりと過去へと戻っていく。
 6月。
 放課後、三人で帰るときに、ふと感じる二人の空間。まるで熟年した夫婦のような、初々しい、新婚のような。
 5月。
 まだ野次が飛んだ教室で、真っ赤になる橘と澄まし顔で教室を出ていくキョン。
 そして、最古の記憶。
 4月1日。入学式。
 まだ着なれない制服と、舞い散る桜。
 学校の裏手の、焼却炉のそば。
 キョンを探して見つけたものは、重なり合う二人の――

 それは初めて他人に敵意を抱いた日。
 論理的思考回路が全て吹き飛んだ日だ。全身に流れるのは嫉妬という感情、佐々木と
いう存在がただ感情のままに動こうとした日。
 そうか、つまり、僕/私は、橘さんを――
 肩を叩かれた。振りかえる視線の先、見知らぬ女生徒と長門有希がいて、


 そこで、目が覚めた。
 頭痛がしていた。
 いつの間にか夕方で、夕日が背中を見つめていた。
「あ、起こしちゃいました?」
 顔を上げると橘がいた。読んでいた少女漫画をパタンと閉じて、本棚にしまう。
「おはようございます、佐々木さん。珍しいですね、部室で昼寝なんて」
「……ここは?」
 そんな呟き声に橘は、もう、とワザとらしく眉を吊り上げた。
「お寝坊さんですよ。ここは部室です。今は、キョンさんを待っている最中ですよ」
「……ああ、そうだったね。思い出したよ」
 確かに、その通りだった、ような、気がする。
「ねえ、長門さんと九曜さんは?」
「図書当番やるからおサボりだそうです。まあ、今日は朝比奈先輩も委員会ですし。
 古泉さんや藤原さんはバイトだそうですので」
 時計を見る。眠ってから一時間ほどしか経っていないらしい。
 けれど。
 ああ、だけど。
 夢の中だろうが、現実だろうが。
 あのとき感じたあの感情は、本物なのだ。

「ねえ、橘さん」
 唇の端が歪む。今、自分は醜い顔をしているのかもしれない。
「はい、なんですか?」
「ひとつ、お願いがあるの。いいかしら?」
 キョンが来るまであと、30分と言ったところか。
 それまでに、伝えておかなければ。
「お、お願いですか! いいですよ、何でも聞いちゃいますよ」
「キョンのことなんだけど」
「はい。キョンさんがどうかしましたか?」
「ねえ、橘さん」
 くすっと悪戯っぽく笑った。

「キョンを、私にくれない?」

476 :帰り道 5/6:2007/12/18(火) 23:51:46 ID:zKjqFeZs
 にっこりと、橘が笑った。
「分かりました」
「……いいの?」
「私たち組織は、佐々木さんのために動いています。
 佐々木さんのお願いなら、なんでも聞いちゃいますよ」
 分かりやすい仮面だ、と佐々木は思う。
「えへへー、これでも佐々木支援隊のプロなんですよ。
 いい世界のためになら、なんだってしちゃいます」
 涙も零さなかったし、声だって震えていない。笑顔だって自然だ。
 なのに、仮面だと分かる。分かってしまう。
 それは、長い間一緒にいたから。
「ねえ、橘さん。本当に、いいのかしら?」
「いいです。佐々木さんになら譲ります。
 だって、」
 佐々木さんは神様ですから、と言われると思った。
 違った。

「友達ですから。私が、最も信頼する人ですから。だから、いいです」

 その言葉に、どれだけの魔法が掛かっていたのだろう。
 ふう、と息をはいた。
 立ちあがり、橘の正面に立つ。
 静かに笑う橘を、そっと抱き締める。
「ねえ、橘さん。神様とか、組織とか、抜きにして、聞きたいの」
 肩の後ろで、頷く感触。
 佐々木は、静かに問いかける。
「彼のこと、好き?」
「……はいっ!」
「じゃあ、もう一度、聞くよ」
 ぎゅっと力を込める。
「キョンを、私にくれない?」
 沈黙は、数秒だけだったと思う。
 あるいは、数分だったのかもしれない。
 ただ、その僅かな空白がとても静謐なものであったのは確かだ。
「……いや、です」
 嗚咽が聞こえる。
 組織としての橘京子を突き破り、友人としての橘京子が、佐々木の腕の中で泣いている。
「キョンさん、は、意地悪で、けど、優しいです」
 つっかえながら、涙で佐々木の肩を濡らしながら、橘京子が泣いている。
「だから、だから――!」
 はっきりと、聞こえた。
「取っちゃ、嫌です」
「……うん、ごめんなさい。意地悪して」

 放課後。刻む夕暮れ。
 夕日に染まる影法師。
 橘京子が泣いている。


477 :帰り道 6/6:2007/12/18(火) 23:52:55 ID:zKjqFeZs
 ようやく、キョンがやってきた。戸締りを確認し、鍵を佐々木に渡す。
「では、佐々木さん。お先に失礼します」
「あれ、佐々木は帰らないのか?」
「今日から佐々木さんとは別ルートなのです」
「なんでまた?」
「鈍感ですね。素直に喜んでくださいよ。二人っきりの時間が増えたんですから」
「そういう事だよ。もう少し、女の子の気持ちというものを考えて発言した方がいい」
 ストレートな二人の物言いに、キョンは言葉を返せない。
「まったく。そんなではいつか橘さんに愛想をつかされるよ」
「あ、それはないですから安心して下さい」
「……目の前でノロケられるのも嫌なものだね」
「……仲いいな、お前ら」
「それはもう。だって、友達だからね」
「はいです。阿吽の呼吸です」
 ねー、とお互いに微笑む二人を見て、少しばかりこめかみを押さえる。
「まあ、仲がいいのは理解したけどな。……で、どういうことなんだ?」
 また何か起きたのか、と言外に聞いているのだろう。
「特に深い意味はないんです。本当に佐々木さんが気を回してくれただけです」
 絶対に教えるもんか、と橘は思う。
 こちらのやりとりを見て、静かに微笑む佐々木さんは、それはそれは女の子の顔をしていらっしゃる。
 それがとつもなく綺麗で、少しだけむっとした。
 キョンの腕に抱きついて、べー、と舌を出してやる。
 絶対に渡してなるもんか、と橘は思う。
 微笑みが苦笑に変わる。部室に夕暮れが満ちる。

 帰り道。刻む夕暮れ。
 坂道に揺れる影法師が二つ、いつものように話をしていた。
 いつものように軽口を叩いて。

 ちょっとだけ、手なんか繋ぎながら。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 23:54:19 ID:zKjqFeZs
終わりっす。


479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:01:18 ID:fVeo5uaR
きょこたんも好きな俺には素敵な作品でした!
あぁ、きょこたんに軽い意地悪して困らせたいぜ。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:08:17 ID:o2zX63LZ
GJ

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:10:47 ID:6YtHYC95
全俺が拍手喝采した

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:28:52 ID:CVqf565a
>>478
ササッキーもきょこたんもかぁいい
GJ

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:38:07 ID:9wxGYaqy
いちいち設定を言うのは野暮だもんな…
修羅場嫉妬関係スキー的にもこれはいいですよ
19-75、24-310なみに楽しめたGJ

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:41:06 ID:bNV9SVK0
>>477
文化祭の人とお見受けした、GJ!

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:54:01 ID:Qx/FrNOm
最近豊作だなあ
どの職人さんたちも乙です!

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 05:09:30 ID:UjNEpOOs
これはGJといわざるを得ない

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 10:47:05 ID:67NKAtBf
読んでないけどGJ!

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 11:15:48 ID:o2zX63LZ
コラコラ

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 16:39:09 ID:fSkbzg72
http://upload.jpn.ph/img/u05323.jpg

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 18:10:33 ID:UjNEpOOs
可愛いのは認めるが未成年は自重しなさい

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 18:52:04 ID:HsHWtnJT
全俺が泣いた。
GJ

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 18:58:35 ID:8hzBiYkE
>>489
可愛いのは認めるが(ry
それと、「シリー」に見えた。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 19:29:28 ID:4/j7RSOs
未成年はコーラにしなさい。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 20:13:31 ID:hQfW6uqH
定期あげ

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 20:45:25 ID:ywW6l1cK
句読点で始まる文章を初めて見た。


496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 20:49:00 ID:gkUOZval
ハ・佐「どっちと付き合うの!?」
キ「………」
ハ・佐「さぁっ!」
キ「放課後、女子トイレでオナってんのがバレたんだけど」
ハ「え……?///」
佐「黒沢かっ!」
キ「……ハルヒ、付き合おうか」
佐「え!?」

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 21:34:41 ID:7k6n3mON
なんでだよ、ちゃんと突っ込みいれてくれたのにw

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 21:34:51 ID:EsiOPo9H
>>496
ちょww佐々木ww吹いたwww

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 21:38:52 ID:uC3iNZWc
悪いインターネットに云々、とキャラソンでも歌ってるからねえw

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 22:15:16 ID:4/j7RSOs
佐々木かわいいよ、佐々木

501 :佐々木@初夜:2007/12/19(水) 22:22:17 ID:ipRQbVk/
<1夜目>
「くっくっく、キョン。
 ようやく僕達もおおやけとして同衾する間柄となった訳だが、君は僕をどの様に扱ってくれるのか興味があってね、
 様々な書物を参照として僕なりに勉強を繰り返してきたのさ」
「すまん、佐々木。ムードに欠ける。
 今夜は無理だ」

<2夜目>
「昨夜は僕も流石に興奮を隠しきれず思わずおしゃべりに過ぎたよ。反省している」
「君は僕にムーディーな雰囲気を求めている訳だ。では改めて」

 "ねぇ、あなた。優しくしてね・・・・"

「すまん、佐々木。やっぱり元の方がいいぞ」

<3夜目>
「くっ・・・・・・くすくす、あっはっはっは・・・・・」
「ど、どうしたんだ佐々木?」
「君の手付きが僕にはこそば痒くてね、思わず声に出ちゃったよ」
「んなっ!」
「すまない、キョン。続けてくれたまえ」
「そんな事言われてもなぁ、俺としては少しショックだぞ」
「僕がウブだという事で、ここは認めて欲しいのだが」

<4夜目>
「ん・・・・、キョン。
 僕もようやく慣れてきたよ。もっと続けてくないか」
 ・
 ・
(中略)
 ・
 ・
「なぁ、そろそろ致したいのだがいいか?」
「まだだよ、キョン。今まで僕は散々に焦らされてきたんだ。これ位の反撃は許されて然るべきだよ」
「それはお前が奥手だからだろ?」
「その台詞、君にそっくりそのまま返すよ」
「やれやれ、相方がツンデレだと困るわ」
「君が言うな!君が!!」


<5夜目>
「ようやく1つになれたんだね、キョン」
「大丈夫か?痛くないのか??佐々木」
「だ、大丈夫だ、キョン。
 ・・・これが悦びにかわり、しあわせに感じる時には」
「やっぱり痛いんだな」
「うん・・・」
 ・
 ・
 ・
 ・
「でも、僕はいま充実しているよ。気分は最高潮に高揚している。
 いつまでも、いつまでも。二人で一緒に幸せでいよう!約束してくれないかい?」
「分かり切っている事を聞くのはお前的には"愚問"と言うんじゃないか?」
「キョン、ここは"お約束"だよ」
「そうだな、佐々木。俺と二人でもっと幸せになろうぜ!」
「うん」

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 22:24:45 ID:bsof0c6i
久しぶりにこのスレにきた
やっぱこのスレは雰囲気いいね


6月のハルヒノマカプオンリーに何組か佐々キョンで出る人がいるみたいだ
佐々キョンは意外と男女両方に人気あるカプだから嬉しいな

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 22:26:22 ID:lTpFOs1n
男性から見た佐々木は、
「頭がよくて可愛い女性」なんだが、
女性の目からみた佐々木ってどうなんだろう。

教えて女性ササキストの皆さん。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 22:34:52 ID:PB5ny1V9
>>502
佐々キョンの中学時代の頃の話とか健全本を見てみたいな。
あと恋人同士な佐々キョンや親友〜な佐々キョンや友達してるきょこ佐々とか。

今まで女性向けサイトで佐々キョン見かけるから
てっきり佐々キョンは男より女の人の方が好きな人が多いと思ってたよ

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 22:48:19 ID:4/j7RSOs
>>501
違和感が全然無い。GJ

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 23:18:10 ID:UjNEpOOs
正式に結婚するまではとお互い自省して、結婚してからも五日かかりますか
奥手というか堅物というか、佐々キョンらしいw

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 23:41:49 ID:o2zX63LZ
初々しい佐々木奥さんGJ

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:01:51 ID:HsHWtnJT
女性からみても可愛らしくて聡明で実に魅力的な女性だよ、佐々木さんは。

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:13:42 ID:ejhaMkmr
>>508
佐々木さん・・・いくらなんでも自演は良くないと思うのです⌒><⌒

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:18:53 ID:bZ5rRkuG
>>509
ポン「それを言わないのが約束だ。わざわざ自演を暴いてやるな」

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:27:36 ID:ejhaMkmr
>>510
九曜「――サーセン――」

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:37:09 ID:0xWO/cnZ
佐々木団内部分裂フラグktkr

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:37:15 ID:bZ5rRkuG
>>511
ハル「佐々木さんはねー、裏表のある、腹黒い女なのよ」

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:44:39 ID:qkHfLBfL
裏表のある女性、いいじゃないか。
心に闇を持った人間は深みがあって魅力的だぞ。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:45:47 ID:aK5rgm0b
>>503

佐々木さんは女から見てとても尊敬できる女性だと思います。
分裂を何度も読み返すたびに格好よさと可愛さの二面性にどんどん引き込まれていく感じです。
とても格好よく見えるんです。それでいて可愛いという……ホント好きです、佐々木さん

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 00:52:14 ID:0xWO/cnZ
>>515
きょこたん乙www

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 02:07:33 ID:n3WsSaDC
中学生なんて小学生の延長線、佐々木さんみたいに一般から離れたキャラは疎遠されそうだけどな
高校生には頼りにされるかもしれない

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 03:06:00 ID:MIqycn+m
僕っ娘なんてリアルで居たら、速効虐めの対象になるだろうな。
休み時間中にスカート切り割かれてジャージで過ごす嵌めになったり。
体育の着替えの際も、男子の更衣室に投げ込まれたり。
女子トイレの使用も許して貰えず、男子にトイレで用を足すことも。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 03:13:52 ID:bZ5rRkuG
どんな腐女子が生息する学校だよ。
せいぜいキモいオタクに告白されるくらいだよ。

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 03:18:35 ID:efbqKNcm
リアルの話なんか止めて
早く佐々木さんの私生活を妄想する作業に戻るんだ

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 03:42:45 ID:0xWO/cnZ
リアルの話なんかするもんじゃないぜ! ろくな事にならないからな!


月    席替え          ヒソヒソ・・・        「え?まだ居たの?」
曜          グループ学習   歌えないカラオケ
の   調理実習                 体   「あれ?今日呼んだっけ?」    便所飯
朝             修学旅行   怨み 育         休       弁当
 コソコソ・・・            罰ゲーム告白           み  「調子乗ってんじゃねーよ」
        「なんでお前もくんの?」       図       時間
                              書               ト    「えーと、誰?」
  二人組み       好きだったあの子    室       ザワ・・・   イ   鬱
     寝たふり    「なんか臭くない?」   / ̄ ̄ ̄\   落     レ
MDが友達   「おいお前コンビニ行ってこい」/ ─    ─ \  書         飲まされた泥水
                           /  <○>  <○>  \ き
   画鋲   机に花   キモイ・・・      |    (__人__)    |  隠された所持品   
ザワザワ・・・・     ガヤガヤ・・・        \    ` ⌒´    /「なにアイツ?」   
         アドレス帳      嫉妬   /             \        保健のテスト100点


522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 04:15:27 ID:AUq2YxWJ
定期あげ

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 06:10:16 ID:qD57c/2H
>>501
エロワード抜きなのに何故かオッキした
GJ!

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 06:34:44 ID:6deXegnD
>>518
僕っこ普通にいない?

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 07:07:53 ID:unfyyYX+
勝手ながらSS投下↓
ちょっとばかし暗め

526 :SS佐々キョン_終わりは始まり(1/2):2007/12/20(木) 07:09:24 ID:unfyyYX+
俺がSOS団を退団にされたのは2年の6月だ。
ハルヒはウチのクラスの新転校生高橋に付きっ切りだった。
ハルヒの前の席は高橋で固定された。
高橋は俺なんかよりずっと魅力的だ、俺が言うのもなんだがな。
長門からは、鍵の資格者が俺から高橋に移ったこと、
古泉からは、『恐らく涼宮さんは、自身にとってあなたが必要だと認めたくなかったのでしょう』と言われた。
立場上、朝比奈さん、古泉は俺との接触を避けるようになった。


はっきり言おう。寂しかった。毎日が空虚な感じだだった。
ハルヒと高橋が笑いあう教室になんか居たくなかったさ。
まぁ、ハルヒが望んだんだから仕方が無い、とは分かってるんだがさ。

そんな俺を救ったのは佐々木だった。出来るだけ俺と会う機会を作ってくれた。
あいつは俺の目を見てこう言うんだ。
『君のそんな寂しい目を見て居たくないから』
甘えさせてくれる佐々木に甘えていた。
体を求めたりもしたが、佐々木は応じてくれた。あくまで親友として。


秋。
土日には佐々木と必ず会うようになった。
進学高に進む佐々木に配慮して日曜は図書館で勉強した。
佐々木は俺のことをよく分かっていて、
『来週、僕が持ってくるテストで7割取れなかったら会う回数を減らすから』
なんていいやがる。案外厳しい。
ああ、頑張ったさ。減らされたくないからな。

冬。
俺たちは親友かつ恋人の様な関係なった。別に何かが変わったわけではない。
俺は佐々木と同じ大学を目指すようになった。
もちろん、佐々木が俺に大幅に歩み寄ってくれている。俺にとっては十分大変だが。
『くっくっ、自分が勉強するより、君の教師役のほうが楽しいからいい』だそうだ。
この頃になると、俺にはハルヒに話しかける余裕も出来ていた。
不機嫌なハルヒを見ているのはやはり嫌だからな。なんだかんだ言っても、こいつは大事な友達なんだ。
高橋と上手くいってほしい、SOS団で楽しくやっててほしい、これは本音だ。こいつには笑顔が似合う。
俺は名誉SOS団団員の肩書きで積極的に各イベントに参加した。雑用扱いなんだけどな。



527 :SS佐々キョン_終わりは始まり(2/2):2007/12/20(木) 07:10:36 ID:unfyyYX+
春休み初日。
俺は佐々木と図書館で待ち合わせをしていた。
俺は意外な人物を見た。
長門。漆黒の瞳で俺を見つめている。
「よう、長門。お前も図書館か?」
長門は、ゆっくり手を掲げて、って待てー
俺の意識は遠のいた。

春休み初日。
今日はキョンと図書館に行く日だ。
僕は意外な人物を見た。
長門さんとキョン。長門さんはキョンに手を掲げて、何かつぶやく。
ーキョンが崩れ落ちたー
悪寒。僕は最悪のシナリオを思い浮かべる。まさか…有り得ない。
「キョン、キョン!!」
キョンに意識は無い。
長門さんは既に僕が来た道を戻っていったところだった。
「う…」
「キョン…」
僕の頭はこんなときにも冷静に結論を出す。お願い、それだけはやめて。
「さ、佐々木?!どうしてここに?」
やめて。
「俺は…」
聞きたくない。
「市内探索の…なんでこんなとこに?」
嫌。

「ちょっとキョン、何やってんのよ?」
やっぱり来た、涼宮。その後ろには、無感情の悪魔。
「ちょっと…キョン、離れなさいよ。」
何故、僕が離さないといけない?離れるのはお前らの方だ。
「なぁ…佐々木。離してくれ。どうしたんだ?」
何でよ?
「あんた、離しな」
「黙れ!!」
あぁ、自分でもびっくりしているよ。僕ってこんなに大きな声出せるんだね。
僕は涼宮を見る、中途半端なポニーテール。こいつがしていると腹が立つ。
今度のキョンの入試模試の成績がC判定だったら僕がポニーテールにする約束だった。
「佐々木?どうした?」
キョンの方は見れない。今の僕の目はおぞましいほど憎悪に満ちているだろうから。
憎悪?空虚?悲しい?
「キョンは道具じゃないんだ!」
涼宮に向かってそう言い放つと、そのまま僕の意識は遠のいた。



今日は春休み初日。全くキョンは団員としての心構えがなってないのよ。
高橋の方がずっと団員らしいじゃないの。

今日は春休み初日。俺はいつものように駅前に向かう。
いつも通り、俺より先に5人が迎えてくれた。くそ、今度こそ、高橋に奢らせてやる。

今日は春休み初日。僕はいつもどおり予備校に向かう。
少し物足りない毎日だけれど、僕にはこれくらいのささやかな人生が似合う。

どうも失礼しました。

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 07:59:37 ID:UDz6KMOt
佐々木が不憫すぐる…

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 08:07:18 ID:luvMtlbn
不憫な佐々木ネタはハルヒスレかVIPに投下して欲しい。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 08:09:02 ID:ILJQJGUE
上がってて目に付いたから、削除依頼出しといた。
2期に出番があれば戻っておいで。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 08:22:17 ID:gUxEYHFM
26スレ目まで続いてるのに今更だなオイw

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 08:25:54 ID:ILJQJGUE
ラノベに移れば良いじゃん。続いてるのは理由にならんよ。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 08:28:31 ID:gUxEYHFM
というか今まで削除されなかったのが不思議ですぅ

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 08:29:00 ID:JAmEN2+a
佐々木が不憫なのもそうだが、オリジナルキャラを出すのはちょっとなあ。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 08:31:50 ID:LxeW2xZ6
排除依頼で排除されるとは思えないww

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 09:44:40 ID:su/3bp2I
>>518
それはない(AA略

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 10:16:27 ID:eeRyhFbu
冬休み前なのに

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 10:29:37 ID:edHxH6sz
高橋って誰すか

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 10:30:37 ID:bZ5rRkuG
引っ越しの話がまとまりかけているらしい。
避難所と文芸サロン自治スレ参照
ウザイ荒らしもいるし、俺的には引っ越した方が良いと思う。
引っ越しても保管庫使えるのかな?それだけが心配。ハルヒ×らきすたクロスオーバーSSスレは保管庫に行けなくなっているけれど。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 10:46:37 ID:7pO5gL4W
オリキャラ出てても佐々木不憫でも何でも良いと思うんだけど
ちょっと言葉足らずで話の筋が分かりにくいな
展開はすげえ好きだぜ

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 10:47:16 ID:BmTInfhR
引越しと保管庫は関係ないよ。引越しは板の問題だし、保管庫についてはサイトの管理人の問題だから。

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 11:10:59 ID:0ccGvfsy
下がってる

あげ〜ぃ

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 11:23:31 ID:bZ5rRkuG
>>527
あのー、この長門さんは一体何をしたいのですか?
長門は、ハルヒの忠実なロボットじゃないですよ。
キョンラブの長門にとって、キョンが佐々木からハルヒに行っても何のメリットも無い。
どうせ情報操作するなら、キョンを自分の彼氏又はその手前の存在にするんではないのかな。
もし、長門が、キョンが鍵だから惚れている(または、そう演じている)なら情報操作なんてする必要無いし。

>>529
ハルヒスレでも叩かれること必至だな。このハルヒは性格悪すぎ。
長門の情報操作がハルヒの願望なら、ハルヒは人(佐々木)の彼氏(キョン)を人外の手段で無理矢理奪った上、高橋とキョンで二股かける最低野郎だ。
高橋が単なる当て馬なら高橋かわいそすぎ。
ハルヒスレのハルヒは少しわがままで乱暴だけど、キョン一筋で、明るくて人を思いやる心(これは原作初期に最も足りない心)を持つ素晴らしい女の子なんだ。

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 11:41:33 ID:0ccGvfsy
>>501
違和感ないです
乙!

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 11:48:30 ID:6deXegnD
どうみても個別のなかでも人気スレなのに今更引越しってのは自治の横暴だと感じるがなあ

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 11:50:51 ID:p/ICZPCZ
まぁアニメで出てないからしょうがないきもしないでもない

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 11:52:39 ID:ARnG259y
まあ仕方ないとは思うけど、
あまりこちらから動いて次スレで移転、ってのも違和感ある。
自治の方の結論でたのかな?
それからでも遅くないと思うんだが。

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 11:58:21 ID:BmTInfhR
新番組も控えてるし、アニメキャラじゃないスレたちのせいで、本来のアニメキャラスレが落ちるようなら、そりゃ怒るだろうさ。
人気だからどうとかは関係ない。

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 12:11:02 ID:bZ5rRkuG
SOS団のせいで、本来の文芸部部員があぶれるのはけしからん。『幽霊部員に毛が生えたくらいしか部室に来てないじゃないか』というのは理由にならない。
お前らは生徒会が用意した離れの部室にでも行ってろ。
ということだな。簡単に言うと。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 12:36:48 ID:HntuMrUn
526のSS読んだんだけど
一度はキョンを見限ったハルヒだけどオリキャラ高橋じゃ
役不足で不機嫌になり始め、やっぱりキョンも必要と思い始めたから
長門がキョンを情報操作して佐々木から無理矢理奪った上に世界改変し
佐々木とキョンの関係を無かったことにして
キョンと高橋の男二人をはべらせたという話なのかな?

このスレのSSだとハルヒは邪魔者、悪者扱いされる事があるけど
今回のハルヒはその中でも最悪だと思うんだが



551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 12:39:01 ID:unfyyYX+
>>543 に対しての返答
高橋はただの当て馬設定、別に谷口でも良かった

世界設定は、
ハルヒに対して交友的なキョンが戻ってきた後は、
キョンが居るときと居ないときでの精神安定度に大きなブレが出てきた

情報統合思念体(主流派)…
  ハルヒがキョンを連れてまた閉鎖空間に入ることを危惧
  ゆえ、ハルヒとキョンの関係を以前の安定期の状態に戻すことを実行
  観測にもそちらのほうが有効と判断された
ちなみにハルヒは、無意識的にもキョンを奪うつもりは無かった。
ハルヒの意思関係無く、思念体主流派の独断

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 12:53:45 ID:unfyyYX+
>>550 オリキャラ高橋じゃ 役不足で不機嫌になり始め
俺が考えていたのは、
・高橋は鶴屋さんポジション
で、結局キョンみたいな存在も必要だと。

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 13:34:29 ID:bZ5rRkuG
>>551
はいはい、ハルヒは気の利く子分持って良いね。ヤクザの親分も真っ青ですよ。
思念体の独断と言うが、古泉的には『涼宮さんが望んだこと』じゃないのか?
下手人を長門にやらせるのがまた残酷。消失でも、長門はキョンの記憶だけはいじらなかったんだぞ。それだけ素のキョンが好きだった。
当て馬にされた高橋もかわいそう。
朝倉涼子がいれば、ハルヒ刺しているぞ。

(勝手に続き)
誰かに呼び出されて、あたしはキョンと二人で放課後の教室に行った。
西日のさす教室には、転校したはずの朝倉がいて、

ゴフ キョンは殴られて気絶した。
「キョン、大丈夫?」
「気絶しているだけ、半日もあれば目を覚ますわよ」
朝倉は不気味な笑みを浮かべて言った。
「何て酷い」
「大したこと無いわ。あなたがキョンくんに、高橋くんに、佐々木さんに、そして長門さんにしてきたことに比べれば」

朝倉が言うには、朝倉と有希が宇宙人で、あたしが神。
そして、世界改変のことも話した。
「笑っちゃうでしょ。長門さんは、自分がキョンくんを手に入れようとした時ですら、キョンくんの記憶と人格だけはいじらなかったのに。それをあなたのために」
「そんな電波話信じると思う?」
「別に信じたくなければそれで良いわ。
で、神能力者が突然死ねばどうなると思う?思念体にも予測不能。佐々木さんに移るのかしら、それとも・・・ワクワクしてこない?」
そう言って朝倉はナイフを取り出す。かなり大型の
「そんな危ない物しまってよ」
「それ、無理。
あなたはわたしの親友の長門さんの心を踏みにじった。あたし個人としてもあなたを許すことができない」
あたしは、ただ、キョンと楽しく過ごしたかっただけなのに。何故?
あたしの体は、金縛りにあったように動かなかった。
朝倉のナイフを持った手が、あたしの体に近付くのがスローモーションのようにはっきりと見えた。
(完)
注:一部にどっかで見た表現があります。

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 13:59:34 ID:VtLGznJM
>>551
ハルヒの気紛れ(無意識だとしても)のために、
長門さんを含め他の大勢の登場人物が不幸になったってところが反感をかったんじゃないかなあ。
こういうのもあってもいいとは思うけど、読後感はよくないな。

>>553
補完乙
話は落ち着いたけどやっぱりバッドエンドになっちゃったね。

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 14:04:28 ID:9K9gUhfY
まぁ落ち着け。
しかし古泉たちが離れていくのはともかく、仮に本気でハルヒが新キャラに惚れたとしてもキョンがクビになるってのは変な話だよな。

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 14:10:32 ID:unfyyYX+
>>553
全く持ってその通り。
確かにハルヒを聖人視しすぎてた面もあるわ、反省。
かなりご都合設定なのも、反省。
貴重なご指摘、ありがとう。

>自分がキョンくんを手に入れようとした時ですら、キョンくんの記憶と人格だけはいじらなかったのに
ただ、ここはどうだろう。
キョンの記憶を残したのは、長門自身が改変を防げなかった対抗策として。
長門自身の意思ではないと思うが。

ま、何を言っても、俺の文筆能力・創作能力の欠如が招いた問題だ。
スレ汚し、ごめんなさい。

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 14:11:58 ID:WPPMlcRD
二時創作にあーだこーだ言っても仕方ないお…

佐々キョンサイトさんでも巡回してこようかな
最近は増えてきてるし嬉しい

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 14:31:21 ID:ARnG259y
保管庫管理人さん更新乙

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 15:06:12 ID:luvMtlbn
>>556
帰って来いよ!

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 15:28:29 ID:bZ5rRkuG
>>556
すいません。興奮して言い過ぎました。
佐々木キャラスレなんで、佐々木さんへの愛とか萌えが欲しかった。それだけなんです。
今度、萌えるやつ投下して下さい。甘甘じゃなくても良いですから。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 15:38:03 ID:I/Fi7kny
         ハ,,ハ
        ('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
      /ヽ   〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
       | モツ煮 |/
        ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ・スーパーマリオブラザーズ・練炭・とうきびチョコ・ジアース・ブラゲ豚 ・Keron
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みんなのうらみ 二壷線最新データ 中学校のキョンとの思い出

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 16:13:54 ID:3xYM87WH
>>556
佐々木スレで投下するならハルヒをわかりやすく悪役にしちゃうのがいい。
>>527も、最後にこう付け加えればいい。

ハルヒ「高橋君、もう来なくていわ。やっぱり雑用係はキョンじゃなきゃね。
     ありがと有希。持つべきものは親友ね」ナデナデ
長門「・・・いい。親友、だから。」

翌日高橋はまた転校した。今度はカナダだそうだ。
(おわり)

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 16:27:56 ID:AUq2YxWJ
定期あげ

564 :アルル:2007/12/20(木) 16:29:03 ID:elaka72g
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565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 16:30:10 ID:JAmEN2+a
まあ、しかし、書いたあとでもぐだぐだいうのは美しくないなあ。

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 17:20:03 ID:ACj1RARZ
もとからハルヒ、長門アンチな自分はさらにイメージダウンした。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 17:23:51 ID:Q+Ofw7vv
>>562
そういう分かり易いアンチハルヒを嫌う奴もいるんだ。この佐々木スレにも

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 17:32:03 ID:K0rithBq
エロゲ二次や嫉妬系のSSスレ荒らしてるのと同類の
こらえ性の無いだろう幼い奴多いんだな

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 17:44:55 ID:6deXegnD
確かに自分が満足いかないSSになんくせつけるのは大人じゃないよね。
佐々木スレだから佐々木ハッピーエンドじゃなきゃだめなんて逆につまらなくなるかと。

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 17:46:45 ID:0xWO/cnZ
まあこれ以上グダグダ言うのも大人気ないし、
ここからは気分を変えて佐々木さん萌えトークに華を咲かせようじゃないか

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 18:40:06 ID:Q+Ofw7vv
異色のSS投下して、俺が流れを変えてやるぞ。
といっても1レスだけだが。

572 :SS佐々木さんへの恋文:2007/12/20(木) 18:45:44 ID:Q+Ofw7vv
『佐々木さんへ

いつも勉強を教えて下さってありがとうございます
僕はあなたを一目見た時からあなたに恋してしまいました
あなたのその瞳、知的で凛々しい顔 あなたの全てが好きです
あなたに勉強を教えてもらう時、あなたと他愛のない会話をする時
いつも僕の鼓動が高まり、抑えることができません

もしかして、既に素敵な恋人がいらっしゃいますか?
もしそうならば、同級生の一人が馬鹿な事を言ったと笑い飛ばして下さい
そして、この手紙のことは忘れて、友達として付き合って下さい
僕は佐々木さんが幸せならそれで充分幸せです
そうでないならば、どうか、僕の彼女になることを考えて下さい。お願いします

佐々木さんの高校の同級生A』
 ・
 ・
 ・
 ・
佐々木さんへの恋文を手渡そうとした時、佐々木さんが男といるのが見えた。
とても楽しそうに。手なんか握って、どう見ても恋人どうしで
2人の会話から、相手はキョン。そう、キョンは佐々木さんの中学時代の恋人で、卒業と同時に佐々木さんを捨てた酷い奴だ。
奴は聞いていた以上にハンサムで、佐々木さんいわく「僕が出会った、潜在能力で僕より頭の良い唯一の人間」
その潜在能力は、佐々木さんの中学時代の同級生も認める。一種の天才だ。

僕なんかがそんな怪物の相手できるとは思えない。もし、奴が佐々木さんだけを見ているなら、きっぱりとあきらめるつもりだった。
しかし、奴は僕の中学出身の変人:涼宮ハルヒと付き合っているので有名だ。佐々木さんもそれを知っているはず。
というより、涼宮ハルヒを含めて少なくとも3股をかけている、という噂すらある。
いくら天才でも、佐々木さんを4人(もっと多いかもしれない)の中の1人にして、佐々木さんを弄ぶなんて許されない。
それに、女の子は、自分だけを見てくれる男と付き合うのが幸せだ。
 ・
 ・
 ・
 ・
『佐々木さんへ

いつも勉強を教えて下さってありがとうございます
先日、あなたが中学時代の恋人キョンと楽しそうに歩いているのが見えました
よりが戻ったのなら結構なことですが、そうではないと思います
彼が僕の中学出身の変人で彼の同級生の涼宮ハルヒと付き合っているのは知ってらっしゃいますか?
というより、涼宮ハルヒを含めて少なくとも3股をかけている、という、かなり確実な情報があります
あんな浮気者は佐々木さんには似合いません。別れた方が佐々木さんの幸せです

僕はあなたを一目見た時からあなたに恋してしまいました
あなたのその瞳、知的で凛々しい顔 あなたの全てが好きです
あなたに勉強を教えてもらう時、あなたと他愛のない会話をする時
いつも僕の鼓動が高まり、抑えることができません

彼と比べると、僕は物足りないかもしれませんが
僕は佐々木さんだけをずっと見て、佐々木さんをそこそこ幸せにする自信があります
彼と別れて、どうか、僕の彼女になってくれることを考えて下さい。お願いします

佐々木さんの高校の同級生A』

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 18:57:33 ID:UFy3BmGF
原作読んだことあるかい?

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 18:59:22 ID:6deXegnD
角川ストーカー文庫

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 19:09:33 ID:WPPMlcRD
>>572
これは新しいなww

自分としては佐々木とキョンの絡みがあればどんな関係でもいいや

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 19:45:05 ID:e6ZYZXFV
>>572
新作だね。
さて、1回原作を読み直そう
佐々木とはそこまで深い関係とは書いてないよ


577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 19:48:11 ID:bZ5rRkuG
>>572
キョンのスペックが高すぎるような気がするが、いや、何も言うまい。

578 :1/2:2007/12/20(木) 20:59:26 ID:ARnG259y
佐々木さんのsilent voiceの巻

 佐々木がたちの悪い風邪を引き込んだらしい。
 ここ数日は臥せっていて、ようやく快方に向かいつつあるようだが、
見舞いの一つも行かないのは何事か、とは、橘京子が夜半に俺の携帯にかけてきた第一声であった。
というかお前、いつ俺の電話番号を知った。
それはそれとして気がかりではあるので佐々木にメールをしてみると
『大分マシにはなったよ。大丈夫。ただちょっと喉をやられて声はでないけどね』
というメールがしばらくして帰ってきた。
ううむ、これはいかんな。明日はSOS団の活動休んで見舞いに行こう。
「明日は佐々木さんのご両親がどうしてもはずせない用件で外出してしまっているのです!
 ここでお見舞いに行かないのは友人として男としてダメダメのダメなのです!
 私も一緒に行きますから高級なお見舞いを持っていくのです!」
いいから何度も電話かけてきて、しかも叫ぶなダディアーナ。

 翌日、俺はハルヒに素直に事情を話して佐々木の見舞いに行った。
ハルヒのヤツは大概横暴で聞き分けの悪いやつだが、こういう時までごちゃごちゃ言うやつじゃない。
「パジャマ姿で抜け駆けはなしよ、って言っといて」
という訳の分からん伝言と、団長からの見舞いの品を買えと千円冊を2枚渡して送り出してくれた。
駅前で白桃の缶詰を買う。うん、風邪の見舞いは白桃か台湾バナナだ。
喉を痛めたらしいから桃の方がよかろう。
「あなたいつの時代の人ですか」
いやだからナズェ見てるんです橘さん。ところでお前今佐々木の家の方向から走ってこなかったか。
待ち合わせは佐々木の家の近くじゃなかったっけ。
「佐々木さんがご両親の助けもなく独りで病魔に苦しんでいるのですよ。
 学校なんか行ってる場合じゃありません。今日はずっと看病していたのです。
 あなたが遅いから迎えに来たのですよ、まったく」
へいへい。それは悪うござんした。で、あいつの様子はどうなんだ。
「熱は下がったようですし、風邪はほぼ抜けたようですよ。
 ただ、体力を消耗してるのと、咳で声があんまり出ないみたいで」
そりゃ結構大変だったんだな。お前みたいに煩いのがいたら却って消耗したんじゃないか、佐々木?
「な、なんて失礼なことを言うんですか!? 
 そりゃまあ、佐々木さんが何を言いたがってるのかわからずにちょっと最初のうち、
 ドタバタしなくはなかったですけど……」
橘の声がだんだん小さくなって口ごもる。何やらかしたんだお前。
そうこうしているうちに、久しぶりの佐々木の家についた。
自分の家でもないのに自慢げに扉を開ける橘の案内で玄関にお邪魔する。
……ってかお前、外出する時鍵かけずに家出たのか。
「……あ」
誰かこのバカ、クワガタと一緒に崖から叩き落せ。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 21:00:01 ID:s3gOYPOz
最初から頑張ってればなんとか佐々木さんと同じ高校に通えたくらい、
と俺は思ってる>キョンの学力

580 :ごめんはいりきらなかった2/3:2007/12/20(木) 21:00:18 ID:ARnG259y
幸い佐々木宅への闖入者はいなかったようで、何事もなく佐々木の部屋の扉をあけると、
ベッドにパジャマ姿で横たわる佐々木の姿があった。
「………ゃぁキョン。すまないねわざわざ」
掠れた声で数語しゃべると、つらそうに咳き込む佐々木。
表情は、やや頬が上気している以外は、そんなに具合悪そうでもないが、
喉は本格的に痛めちまったみたいだな。
あんまり無理してしゃべるなよ、今日は見舞いに来ただけだから、いいから横になってろ。
「……」
そんなにすまながるなよ。今までお前に世話になった分に比べれば何ほどのものかよ。
「じゃあ私は暖かいものでも入れてくるのです」
「……」
佐々木は冷たいものの方がいいってよ。あとお前、佐々木の家の台所と相性悪いみたいだから、
あんまりバタバタ動くな。
「何でわかったんですか!?」
いや、今佐々木そう言ったじゃん。
「頭大丈夫ですか? あ、そういえばお見舞い持ってきたのだから早く出すのです!」
へいへい。佐々木、ちょっと台所借りるぞ。
「……」
ああ、分かってる。何回か使ったことあるから。一緒に麦茶でも入れてくるよ。
「何独りで会話を進めてるんですか?」
いや、しぐさとか口の動きで普通わかるだろこれくらい。
「……ストーカーですか?」
黙れバナ。

その後、見舞いの白桃を開けて、飲み物と一緒に佐々木に水分と栄養を補給させ、
国木田など、中学の同級生だったヤツの近況を少し話した。
佐々木は時々うなずいたり軽く口元を動かして、いつもと同じように合いの手を入れて、
面白そうに話に聞き入っていた。まあ、この様子だと風邪がぶり返すようなことはないだろう。
あまり長居をして疲れさせても何なので、適当な所で切り上げたが、
橘よ、なんでお前は俺と佐々木が喋ってる間、ずっと東京ドームでダイビングキャッチをする
パンダを眺めるような驚愕した顔で、俺と佐々木を見つめていたのだ。なんかの病気の発作か?
「何で佐々木さんは一言も喋らなかったのに、会話が続けられるんですか?
 あなたも佐々木さんも、まるで当たり前みたいに」
いや、別に普通の他愛ない話だし、佐々木だって相槌うったりしてただけだろ。
禅問答してるわけじゃないんだから、佐々木の言いたそうなことだって限られるだろう。
いつもの薀蓄はあいつだって言わなかったし。
「……なんか何十年も連れ添った夫婦みたいなことするんですね。
 いつもは完全スルーのくせに。正面から言ってもスルーのくせに」
いやだからそんな大したもんじゃないから、恨みがましい目でこっち睨むな橘。
お前に「空気読む」という能力が絶望的に欠如しているだけだ。


581 :3/3:2007/12/20(木) 21:01:41 ID:ARnG259y
数日後、本復したらしい佐々木と橘の二人連れに駅前で出くわした。
「やあキョン。お見舞いありがとう。ようやく元通りという所だよ」
そいつは何よりだ佐々木……って、何橘に耳打ちされてるんだオイ。
「ところでキョン、この前は殆ど喋れなかったのに、僕の言いたいことを
ことごとく当てていたね。まあ、前もそんな感じで、喋らなくとも
大体理解してくれていたことがあったけど」
まあ、一年間つるんでたからなあ、なんとなく分かるもんだろ?
あの状況だと想定される言葉なんてそんなにないし。
「じゃあ、僕が今何を考えてるかわかるかい?」
そう言って佐々木は目を閉じた。
病み上がりのせいか、わずかに上向いた頬は、まだわずかに上気しているが、
そこにはイタズラっぽい微笑みが浮かんでいる。
まーた何をいきなり。
……。
……き、
「「き!?」」
はもるな。飛び跳ねてまで驚くなバナ。

今日は体力が戻ってきていい気分だ、とかそんなところか?

何故そこで腹を抱えて笑う橘。
その古泉ばりの「やれやれ」のポーズはなんだ佐々木。
くそ、二人して人をからかいやがって。
「ね、これが我らがキョンという人物の人となりなのだよ」
「す、凄いです佐々木さん、大当たりです。
さすがキョンさんを完璧に理解しているのです!」
キミタチ、なんか凄い失礼なことやってませんか、ねえ。
まったく。やれやれ。
                    おしまい

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 21:23:48 ID:qD57c/2H
>>578
GJ!

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 21:25:19 ID:s3gOYPOz
阿吽の呼吸な佐々キョンGJ!長年連れ添った夫婦みたい…って作中できょこたんに先に言われちまったww

あと割り込んでてスマンでした

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 21:52:46 ID:bZ5rRkuG
>>581
GJ
これは良い佐々キョン

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 22:21:57 ID:ExvCklsD
>>581
テラ夫婦wwww
しかしとある一点に関しては鈍いキョン

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 23:59:37 ID:4DJkwh0a
>>572
U-1化してねーか?

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 00:02:50 ID:W+jqdDTO
亀レスだが>>451、誰もその元ネタ知らないと思ったのか?
レヴィとロックのやりとりを佐々木とキョンに当てはめるのは無理があると思うぞ。

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 00:09:14 ID:ZHGcn4kF
>>587
言われて気づいたwwwこれブラクラのあのシーンか!

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 00:40:44 ID:pcS39P1T
>>587
誰にも気づいてもらえず凹んでいた所だよ……。
いや、あえてスルーされていたのかな? どっちでもいいけど。
やはり、改変し過ぎたのが悪かったのかなぁ。

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 00:41:47 ID:tIATZiwy
>>587
気付かなかったー

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 00:43:44 ID:ImMpsnf8
>>581
面白かったー。
空気が読めるキョンはうれしくもあり、しかし少し違和感があったが、
オチがいつも通りで安心してがっかりした。
……何を言いたいんだ俺は。

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 00:46:16 ID:EuO7VNnf
久々に来たw

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 00:50:07 ID:MmssbQ4z
最近来ていませんでしたが、なにやらかなり糞なSSが投下されたようですね。

分裂での佐々木は良いと感じていたのですが、このスレでSSを見ていると、
無性に腹立たしく感じる事があります。
SSですので個人の自由な発想の上で書かれるのは仕方ない事でしょうがキャラ
崩してまで書く必要あるのでしょうか?



長文失礼しました。以後このスレには来ない事にします。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 01:20:27 ID:0s/SjRQW
チラ裏ですので個人の印象の下で書かれるのは仕方ない事でしょうが空気
悪くしてまで書く必要あるのでしょうか?

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 01:22:57 ID:rNE62pYX
>>594
皆柳沢の如き華麗なスルーをしろとは言わないが
これ位はしっかりスルーしようぜ

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 01:23:16 ID:oEh87m++
不快を感じるなら、男は黙ってNGワードにID:MmssbQ4zを入れればおk

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 02:18:57 ID:W+jqdDTO
>>589
何だ、気づいてくれるのを期待していたのかw
ならば敢えてスルーしておいた方が良かったかな。
どうやら俺も、>>593並みにKYらしいorz

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 02:19:16 ID:KemmmKww
>>来ない事にします。
とか言いつつも来ない発言した香具師はスレに貼り付いてる件

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 02:51:40 ID:3Yuxc7sS
最近ひぐらし見たんだけど、鷹野三四の子供時代の絵ってゆーかうん
俺には佐々木に見える。

600 :SS「据膳は黄泉の味」:2007/12/21(金) 03:21:47 ID:tIATZiwy
良く言うだろう「据膳食わぬは男の恥」と。でも、いつも無料で食えると思ったら大間違いだ。それどころか・・・

いつの頃からか、俺は気付いていた。俺の回りの何人かの女は、俺が好きなんだと。そして、求めれば、体を許してくれそうだと。特に、佐々木はガチだ。
というか、何度か、向こうから誘惑してきた節があった。
というわけで、俺は自分の欲望を満たすため、佐々木をデートに誘い、そして、ホテルのベットで楽しい夜を。
「君が僕を選んでくれてうれしいよ、本当に。くつくつ」
佐々木はうれし泣きをしていた。
これが、第二の欲求を満たすということか。とても、良いです。今度はハルヒで試してみるか。うん
(君が何を考えているか、お見通しだよ。残念ながら、そうはいかない。当初の計画を実行に移すからね。くつくつ)

次の月曜日
「よう、ハルヒ」
「気安く声をかけないでよ」
なんだろ、あの日か?ハルヒを落とすのはまたの機会にするか。
ハルヒにばれないように気をつけて、朝倉あたりにアタックするかな。

その日席替えがあり、ハルヒと俺は離れ離れになり、6月頃に復活した朝倉が隣りに。
俺は隣りの朝倉に話しかける。最初は世間話だったが。
「なあ、朝倉。一緒に旅行でも行かない?」
「とう行った風の吹き回し?」
「旅行、楽しいと思うぞ」
「そうね。行ってみても良いわね」
うん、やっぱり朝倉もヤレそうだ。

昼休み。朝倉はハルヒに呼ばれた。しばらく話していたが、やがて朝倉が俺のところにやって来て。
ガフ 朝倉のナイフが俺の机に刺さる。笑顔を絶やさないが、殺気をビンビンに感じる。
「危うく騙されるところだったわ」
えーと、えーと

バーン
「少年っ、年貢を納めるんだってねっ」
ハルヒの次に声のでかい女がやって来た。
「キョンくん。結婚おめでとうございます」
マイエンジェル朝比奈さんも。え?結婚?

「解説は僕がしましょう」
おう古泉。どういうことだ、説明してくれ。
「あなたと佐々木さんの結婚式の招待状が配られてます。僕の所には先程着きました。
先日、佐々木さんと一つになられたそうですね。責任取って結婚してあげて下さい」

「キョンくんったら酷いのよ。さっきまで、あたしにモーションかけていたのよ。危うく騙されるところだったわ」
「あたしの所には招待状来ていたけれど、朝倉の所はまだだったのよ」
「浮気は良くないのね」
「キョンくん。酷いです」
「お仕置だっね」
「キョン。あんたは佐々木さんと一生添い遂げるのよ。今度浮気したら、団長自らあの世に送ってあげるわ」
「キョンくんを刺すのは、わたしの役目よ」
「・・私も手伝う」
長門、いたのか。お前まで俺を殺すのか
「揉み消しは鶴屋さんに任せるにょろ」
「まあまあ、今回は執行猶予で、次回からは早い者勝ちということで」

お前ら、そんなに俺を殺したいか。
確か、冥界で食事したら、現世に帰れなくなるんだったな。佐々木の据膳は、結婚という人生の墓場に連れて行くものだった。
俺は、冥界の神様の所に嫁に行った、女神様の名前が何であったかを、必死で思い出そうとしていた。
(終わり)

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 04:57:02 ID:KfPaCT/2
GJ,黒佐々木も魅力的なのです
佐々木が本気出したら簡単にキョンを篭絡できそうだ

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 08:58:20 ID:3A0+jkBh
定期あげ

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 08:58:56 ID:utLngEtE
佐々木には悲恋がよく似合う

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 09:46:26 ID:oEh87m++
>>599
幼女たかのんかぁいかったなぁ…確かに髪の色変えたら佐々木っぽくなるかもね

605 :佐々キョン:2007/12/21(金) 10:48:07 ID:KfPaCT/2
>>604
じゃあ、俺が幼女版佐々木を投下

「僕はね、人間は人生をどのように生きるべきかについて考えているんだ。
 幸せなんて有りもしないもの、求めるのはいい加減やめたほうがいいと思うんだよ。」
全く、少しは学校の勉強でもしたらどうだ?
「こっちの方がずっと楽しいんだよ。そうは思わない?」
思わない。
「いや、でも僕はねーー」
ほんと、こいつは嬉しそうに語る。笑顔がまぶしいね。

一体誰に似たんだか。
「いやいや、すまない。ここまで似るとは思ってなかったんだ。
 だってそうだろう?僕の遺伝子は半分しかこの子に受け継がれていないんだから。」
人生の命題について喜々としながら語る小学2年生なんてどこにいるんだ?
せめて口調ぐらい女の子らしくして欲しかったぞ。
「僕だってこっちの方が楽だよ。」
「くっくっ、だってね、この子、ずっと僕の話を目を輝かせながら聞いてくれるんだよ。
 ついつい、嬉しくなって多く語りすぎたようだ。ところで宿題は終わらせたの?」
「面倒だよ。あんなの。」
こうゆうところは誰に似てしまったのか。
「そうだなあ、自由研究どうするべきかなぁ。」
適当に貯金箱でも作っとけ。
「やだよ、そんなのつまらない。」
「くっくっ、そうだなぁ…漢字の成り立ちについて調べてみたらどうだろう?
 中々興味深いテーマだと思うけれど。」
「うん!それにしよう。」
漢字うんぬんに興味津々な女の子……いや、もう今更何も言うまい。
俺は苦笑いを浮かべていた。

「今、考えていることを当てて見せようか?」
お前なら当てられるさ。お前に隠し事なんて出来たためしがない。
「この子には女の子らしく育って欲しい、じゃないかい?」
そう言うと、ぽっこり膨らんだお腹をなでた。

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 10:56:47 ID:CdFyfsNz
あとは怠惰な男が生まれれば完璧だ

607 :閉鎖空間が赤で染まる日:2007/12/21(金) 11:02:46 ID:Hp6IBuV3
「んん・・・!もう!なんでクリスマスイブも潰してまでこんなことしなくちゃならないんですか?
今日こそ説得に応じてもらいますよ、キョンさん」
「そりゃこっちの台詞だ。お袋たちは『ごゆっくり』とか言って外に食べに行って
俺はお前と二人っきりで飯を食うことになるし・・・」
「あなたが頑固なのがいけないんですよ」
「・・・・・・ケーキは無しだな」
「あ、それはいただきます。だから私のショートを取らないで!」
「元々俺のだ!」
「女の子にはやさしくするものです」
「誘拐犯以外には優しいから心配すんな」
「根に持つ人は嫌われますよ」
「まったく構わないが何か?」
「ポンジーと同じタイプなのです」
「あいつと一緒にするな」
「じゃあショートぐらいくださいよ」
「……食って良いから帰れよ」
「今日は説得に応じるまで帰らないのです」
「寝る場所なんかないからな!」
「組織から支給された良い子のお泊りセットがあるので心配御無用なのです」
「今日ぐらい帰ってくれ!」
「なら話を聞いてください!」
  ピンポ〜ン
さて今日はクリスマスイブ。キョンのことだからフラグラばかりで一人のはずだ
前々からキョンの部屋には洋服や下着を隠しているからね
なし崩しでお泊りが出来るってもんだよ、くっくっ
「ホラキャクガキタカラオマエハカエレ」
「ソウヤッテニゲヨウタッテダメデスヨ」
おや先客がいたようだ。でも会話から察するに招かれざる客みたいだね
『キョンの将来の妻』の僕が来たからには帰ってもらうとするか…
「あ…佐、佐々木さん・・・奇、奇遇ですね…」
な、なんで彼女がここにいるんだ?キョンはいつから浮気する甲斐性ができたんだ?
落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…
『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…僕に勇気を与えてくれる
1…いや1は違う、2…3…5…7…11…13…17…19…ふう落ち着いた
いいだろう泥坊猫め…人の夫に手を出すとどうなるか思い知らせてやろうじゃないか…
「そんな急ぐことないじゃないよ、橘さん。まだ帰る気はなかったんだろう?
中でゆっくりお話でもしようか・・・」
「いや…ちょっと用事を思い出したので先に帰るのです」
「そうやって逃げようたってだめだよ」
帰す気はさらさらないんだからね、くっくっ
「ひぃっ!キョ、キョンさん!助けてほしいのです」
「あの〜佐々木さん?ちょっと怒r「キョン、君の部屋を借りてもいいかい?」
「サー・イエス・サー」

「さてわざわざこの聖夜に何をしに来たのかな、橘さん?」
「別に聖夜とかは関係ないのです、信じてください佐々木さん
イベントなんか関係なくキョンさんの家には毎日来ているのです」
「へぇ、ま・い・に・ち?」
「あ……」
「馬鹿、空気読め」
「きっちり話してもらおうか…内容次第では橘さん、君を閉鎖空間に送ってあげよう」
「ごめんなさい、ごめんなさい。だから神人の群れの中に行かせるのはやめて〜」
Happy Christmas Eve

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 12:31:50 ID:tIATZiwy
きょこたんのご冥福をお祈りします。

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 14:16:53 ID:lx9SZrAT
つ香典

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 15:58:26 ID:0ZNHqf56
本スレ1000日目30分で消費か…

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 16:30:50 ID:Zt+dDSbn
本当だ、本スレすごいな。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 17:37:31 ID:HYQ4VudT
ハルヒ2期もまだまだというに元気じゃのう・・・

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 17:55:20 ID:x5yIkyMp
>>612
前祝いなのだよ

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 19:31:45 ID:tIATZiwy
いやいや、本スレは元気だ。

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 20:56:04 ID:hyFuihrC
>>607GJ
何気にきょこたんも結構フラクラに貢献してますな


ところで、佐々木さん本人は自身の閉鎖空間に入った事あるのだろうか
分裂の描写見る限り無さそうだが

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 22:00:47 ID:tIATZiwy
俺も無いと思う。
伝聞でどんなものかだいたい知っているかもしれないけど。

617 :SS妹へのクリスマスプレゼント:2007/12/21(金) 23:40:53 ID:Zt+dDSbn
SOS団と佐々木団の合同クリスマスパーティーに、俺の妹が強引に参加した。
「妹ちゃん、クリスマスのプレゼント何が欲しい?」
「佐々木お義姉ちゃんに何でも頼んでね」
「情報操作は得意」

「んーとねー。キョン君の赤ちゃんー」
・・・世界が停止したような気がした

「妹ちゃんは、小学生の上に、、、キョン君、しょんな、酷いでしゅ」
「あんた。実の妹にまで手を出しているの?」
「君がそんな男だとは思わなかったよ」
「キョンさん、近親相姦は犯罪です」
「・・不潔」
「あなたという人はどこまで、」

「九曜。フライドポテトを食べさせて欲しいって?」
「ーーーあーんーーー」

「じゃなくてー、キョン君が早くお嫁さんもらってー。早く赤ちゃん作って欲しいなー」
「そういうことなら、嫁の役目は僕にまかせなさい」
「団長の仕事よ」
「・・彼と結婚するのは、私」
「ここは涼宮さんに任せるべきだと」
「いえ佐々木さんが適任なのです」

「今度はケーキだって?」
「ーーーあーんーーー」

(クリスマスはめでたいなー)

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 23:48:32 ID:Hp6IBuV3
>>617GJ
九曜ww

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 23:54:28 ID:ZHGcn4kF
あれ??
手が勝手に・・・うわ・・ふぁ
九曜は俺の嫁
九曜かわいいよ九曜
九曜たんと幸せお好み焼き作りたいよう

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 01:35:12 ID:+lSJbWTY
九曜っていいよな

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 01:45:07 ID:Mi8M3hnw
和むわ。

622 :SS 神は処女受胎を糾弾す 1/3:2007/12/22(土) 02:39:49 ID:O61TdN3n
 サンタクロースを信じているわけではないがクリスマスプレゼントはありがたく頂戴したいというのは、日本中の子供の偽らざる共通見解だろう。
 そんな年の瀬も迫ってきた頃のことだ。
 模試のために遠出した日曜日の帰り道、佐々木と繁華街を歩いていて、必然的にクリスマスというものの話題が出たのは。

「あそこまで来るともはやサンタも何もないな」

 サンタコスプレの20代女性などもはや珍しくもない。
 もっともあの水着のような部分だけの赤服はこの12月には堪えるだろうな。

「元が男性の聖人であることを考えるとキリスト教に対する冒涜と言ってもよいのだろうけど、不思議とこれについて異議を唱える人は少ないね」

 以下、セントニコラウスという人物についての講義を五分ほど拝聴する。

「なるほど。しかしクリスマスというのはもはやサンタクロース記念日だな。
 元はイエスキリストの誕生日なんだが、子供がおもちゃを貰う日に格下げされているとしか思えんな」
「くっくっ、そうはいっても君もご両親からプレゼントは貰うのだろう?」
「そりゃそうだ。こんなありがたい風習を逃してたまるか」

 お年玉をクリスマスプレゼントを拒絶する子供なんざいたら見てみたくもないね。

「ならばクリスマスがサンタクロース記念日になるのは必然というものさ。
 この日本においてサンタクロースはもはや恵比寿様や弁天様と同じ外来の神様になっているよ。
 神社は日本中の玩具屋。
 お参りすることによる御利益は、子供の健やかな成長だ。
 よい子はサンタさんからプレゼントをもらえるのだから、みんなよい子になりましょう。
 いい神様だと思うね」

 そういえば弁天様は元々インドの神様という話を佐々木から聞いたような覚えがある。
 考えてみれば閻魔大王もお釈迦様もみんな外来だが、原典なんぞ勉強したこともなく信じているな。な
 るほど、一般的日本人の中学生としてはそんなところで納得しておけばいいものなのかもしれん。

「だがなんでカップル記念日になるのかね」

 クリスマス当日ではないにしても、繁華街を行き交う人間の中には、明らかに子供に与えるクリスマスプレゼントとは無縁らしい、未婚のカップルがわんさかいる。
 当日はもっと増えるんだろうな。
 まったく、こちらは学友とともにテストに疲れた帰りだというのに、見せつけるようにいちゃつくなと言いたいね。

「神の子が生まれた日だからだろう。
 神の子にあやかり、次の世代の子供が生まれるための生殖行為を行うといったところではないのかな」

 佐々木の解説が妙に投げやりだった。
 さっきのまでのサンタについての嬉々とした解説と比べると、はっきりとわかる。

「佐々木、お前クリスマスに恨みでもあるのか」
「勘がいいね、君は。
 そう、僕もサンタクロースは好きだが、元の意味でのクリスマスは嫌いなんだ」
「イスラム教徒だというのならわかるが、クリスマス自体が嫌いというのは珍しいな」

 俺は神なんて信じないからクリスマスなんか拒絶してやるんだぜ、なんて中二病全開の同級生がいることは否定しないが、佐々木はそんな見栄とは無縁だろう。
 まして女の子なら、聖なる夜なんてロマンチックな代物は大体好きなものだと相場が決まっている。
 もっとも、佐々木を一般的な女の子という区分に入れるのは少々無理があるか。

「正確に言えば、クリスマスに生まれた神の子というのが気に入らないんだよ。
 イエスキリストの出生については知っているかな」
「少しくらいならな。あれだろ、厩戸皇子のモデルになったとか、東から三賢者が来たとか」
「妙に詳しいね。だがそれは生まれたときの話だ。
 聖母マリアはイエスキリストを処女受胎したと言われている。
 これは大いなる奇跡であり、身ごもらせたのは神又は聖霊である。
 ゆえに父親が神である神の子だということになっている」
「眉に唾を付けたくなる話だな」

623 :SS 神は処女受胎を糾弾す 2/3:2007/12/22(土) 02:41:28 ID:O61TdN3n
 なんで処女で受胎したなんてことがわかっているんだというあたりから下世話なツッコミが入れられそうだ。

「くっくっ、一刀両断にしたね。
 ところで、マリアには婚約者がいたということは知っているかい?」

 そっちは初耳だ。

「婚約者がいたのなら普通にそいつの子供なんじゃないのか」
「順当に考えればその方が自然だね。プロテスタントはそう主張している。
 だがここはカトリックが主張している通りだと仮定して話を進めようじゃないか。
 そうだとするとね、これは女性というものに対するこの上なき侮辱だと僕は思うんだよ」
「侮辱になるのか。神様が来たら祝福になるような気がするが」
「ではたとえ話をしよう。僕に婚約者がいたとする。
 しかしそれとは関係のない人物が配下のSPに命じて睡眠中の僕に自身の精子を注入して妊娠させてしまった」

 おいおいちょっと待て話が洒落にならないぞ、と止める間もなくとんでもない話が進行した。

「その人物は一つの宗教において神と崇められていて、権力財力ともに申し分ない。
 僕はその人物の子供を産むように選ばれたのだから喜ぶがいいと言われた。
 さあ、この状況で君は僕を祝福するかい?」

 しばらく俺は返答できなかった。
 悩んだのではなく、ようやく佐々木の言わんとすることがわかり、それ以上に目もくらむような怒りを覚えたからだ。

「絶対にそんなことはしない。それより先にそいつをなんとかしてぶん殴りに行くぞ」

 佐々木は一瞬目をぱちくりさせてから、ふっと笑った。

「殴っても事態は解決しないだろうけどね。
 だがたとえ話でも感情移入してくれたことは嬉しいよ、キョン」
「そんな不快なたとえ話はもうご免だ」

 佐々木がそんな風になる未来など考えたくもない。

「済まなかったキョン。だが、僕の言いたいことは概ねわかってくれただろう」
「ああ。マリアの意志が完璧に無視されているってことだな。
 彼女だって婚約者がいたら、そいつと添い遂げたかったろうにな」

 というかそれは寝取ると言わないか?
 いくら神様でもやっていいことと悪いことがあるだろう。
 神の名の下の結婚という行為が途端にうさんくさく思えてきたぞ。
 花嫁を取られた婚約者ってのはどんな心境だったのやら。
 あくまで仮定の話なんだが、先ほどの例え話の影響か、妙に佐々木とだぶらせて考え込んでしまう。
 気が付くと佐々木がじっと俺を見つめていた。

「どうした?」

 尋ね返すと、佐々木は慌てて顔をそらした。俺の顔に何か付いていたのかな。

「それだけじゃないんだよ。
 子供を作るということは男女がお互いの身体をさらけ出し、重ね合わせるということだ。
 男と女とが人間として機能しなければそれは為し得ない。
 たとえ強姦で女性の意志が無視される状況であったとしても、少なくとも女性であるということは認められているのさ。
 それが欲望の対象であったとしてもね」

624 :SS 神は処女受胎を糾弾す 3/3:2007/12/22(土) 02:42:13 ID:O61TdN3n
 愛と言う言葉が出てこないあたりが佐々木らしい。
 だがなるほどな。佐々木の言いたいことがわかってきた。
 強姦は少なくとも相手を人間の女と認識していて、それを手に入れようとする行為ではある。
 婦女暴行は人権を踏みにじる行為ではあるが、逆説的ながら相手を人間であると認識しているからこそ成立する行為なのだ。
 ……認めたくはないがな。

「それに比べて、神の行為は彼女を人間扱いしてないな」
「そういうことさ。
 男性を惹きつける容貌も、快感を覚える神経も、男性器を受け入れるための機能も、己が認めた相手に純潔を支える喜びも、欲望の対象としての肉体も一切不要。必要なのは子供を産む機能のみ。
 これが女性に対する侮辱でなくてなんだというんだ」

 そう言われてみるとこれはひどいな。世の中の女性はもっと怒っていいと思うぞ。

「そうして望まれぬ子供を生んだ古の女性が、僕は哀れでならない。
 僕はそんな神など認めない。
 いかなる神にもこの身体は侵させない。
 僕が子供を孕むときには、この魂と本能が選び認めた男性に全てを委ねたときだ」

 真っ直ぐに俺を見つめて語る佐々木の表情は、なんだろうな。
 皮肉なのか逆説的なのかわからんが、そう、あえて言えば神々しく思えてしまった。

「誰だかわからんが、そいつが羨ましいよ」

 佐々木が魂から認める男性というのは、それこそ神でもないといないんじゃないかと思うが、これは言うまい。
 だが、俺としては友人が幸せになることを祈るばかりだ。
 さてしかし、この場合何に祈ったらいいのかね。
 ただどうも、佐々木が期待した回答ではなかったらしく、何やら大きなため息が聞こえてきた。
 ふむ、俺がそんな奴を捜してこようかと言えばよかったのかな。
 それはそれで微妙に腹が立つのでやりたくないのだ。
 娘を嫁にやるわけでもないのにな。

「君という人間は……まあ、いや、それでこそキョンだよ。
ではひとまずちょっと暴食でもして涜神と洒落込まないかい」

 祝福の場に喧嘩を売るつもりかよ。
 だがそれも悪くないか。
 俺と佐々木はひとまず手近にあった白ひげ爺さんの店に入ることにした。


 後から思えば、この会話は一年少々未来の逆説的な暗示だったのかも知れん。
 神を憎んでいたはずの佐々木自身が神様になってしまった。
 神の横暴を憎んでいたからこそ、平穏な世界を求めようとするその意識は理解できる。
 だが、あいつは誰と結ばれたらいいんだろうな。
 とりあえず俺としては、親友と言ってさほど差し支えないあいつを助けてやるとするか。

おわり

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 03:23:55 ID:8bAu5CHY
24日夜に投下したらGJで200レスくらい埋まりそうな出来だわ…

626 :しごとのはなし:2007/12/22(土) 03:26:18 ID:+lSJbWTY
やぁ、こんばんは。
僕は佐々木だ。

 今キミ達は何をしているのだろうか?
僕はお風呂に入って(変な想像はしないでおくれ)一日の疲れを流し落として、今日一日の事を思い出している。
皆さんは僕の事を完璧人間と思っている節があるけれど、僕も人の子であり、その場その場に於いて判らなかった、あるいは思い出せ
なかった事がいくつかあり、それをメモして勉強して、次の機会に備えようとしている時間だ。
自分で解決法が見付かる事は自分自身で解決するし、自分で解決出来ない事は人に尋ねて解決法を探したりする。
もちろん理解しているさ。企業のコンプライアンスに関しては僕自身も話をしないし、相手の相談でも聞き糾したりはしない。
判らない事があればお互い尋ね合い、色々と議論する相手はおのずと決まってくる。それがキョンなのさ。
 今日はせっかくのクリスマスをはさんだ三連休だから、キョンと何をしようかと考えていたらキョンから短いメールが来た。

「佐々木よ。俺は会社をやめるぞ」

 いつものキョンは会社の愚痴をメールで書くだけだが、こんな言い切りの、しかも後ろ向きな事を言う人ではない。
よもやと思った僕が、深夜にもかかわらずキョンに電話をした事は誰に責められようか?

「・・・・・・佐々木か」
「メールを貰った以上、何かを答えなければいけないのだけどキョンよ。
 君に何があったのか僕に教えて欲しい」
 大抵の場合はキョンは素直に白状する事になるのだが、この時はずっと返答が無かった。
「・・・・・・」
「僕はね、今まで色んな事があって君に相談して助けて貰った事が多々あるのだけど、僕がその役に成れないのは悔しいよ・・・・」

 少し反則じみた言い方だけど、僕はキョンの役に立ちたいと思ったから少しでも話を聞いて彼の役に立ちたかった。

「お前に隠し事は出来ないよな。
 あのさ、今日は会社の先輩が自分の失敗を俺の責任にすり替えて、それを何を考えたか全社布告しやがった。
 凄く悔しいけれど、立場上何とも言えない立場なんだよ。俺の立場は地の底に落ちて、あいつの立場はそのままなんだ」

 僕はそんな立場になった事はないしなりたいとも思わないけど、そんな時に自分はどう考えるだろうかと思うと、とてもじゃないけ
ど冷静にはいられないと思った。
 キョンは何を考えて、そんな境遇に耐えているのだろうかと思うと、1つだけ思い当たる節があった。

「ねぇ、キョン。
 君は本当にお客さんが好きなんだね」
「そうだな、お客さんは好きだね。
 色んな事を教えてくれて楽しいし、俺がした事に満足して貰えると嬉しいな」

 キョンはいつだってそうだ。自分の事よりも他人の事を気にしている。おべっかをついている訳ではない。
彼は想像を超える程のお人好しであって、逆にその事で苦労をする事も多い。今回だってそうだ。
お客さんに迷惑を掛けたくないので自分ですべてを受け止めようとして苦労しているのだ。
そんな苦労をキョンに掛ける人物を許したくないけど、これは彼自身が解決すべき問題であろう。
ただ、やりきれない思いが僕に来ただけの話さ。

「ねぇ、キョン。
 もうすぐクリスマスだけれど、僕に何かプレゼントを貰えないかい?くっくっくっ・・・・」
「んなっ!」

それが最善かは知らないけれど、キョンの気分を変えてやろうと僕は思ったんだよ。

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 03:47:04 ID:zfsgxTWd
定期あげ

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 04:39:43 ID:vpx2blcF
>>624GJ
もうどっちからでもいいから一歩踏み込んじまえ!って言いたくなるな、
もどかしい二人だ

>>626
現実で何かあったのか!?負けるなよ、会社に残るより幸せになるのを目指して強く生きて行こうぜ
それが件の上司への最大の復讐だ

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 07:53:52 ID:+lSJbWTY
>>628
何でもないですよ。何でも・・・・。(;_;)

佐々キョンのクリスマス光景をちょっと考えてみただけですよ。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 08:22:15 ID:ulXpBAsx
>>624
処女受胎ネタ乙

>>626
どんなクリスマスになるか、妄想がふくらむ。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 09:24:05 ID:QXjOSwka
佐々木分が補給できた

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 09:54:09 ID:mCkfVUeI
もしもアニメに佐々木が出たとしたら、蒼星石の声が合うんじゃないかな
僕っ子つながりなだけだけどね

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 10:18:12 ID:j0tUYJLt
むしろ森永さん以外に考えられないな
リアル僕っ子だし

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 10:29:05 ID:HRmRvjXD
>>632
ハルヒはローゼンのパクりとも言われるようになるぞ。
ただでさえ橘が「〜のです」な喋り方をしてるっぽいのに

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 11:33:30 ID:mCkfVUeI
橘はひぐらしの羽入の声で脳内再生してるよ
声優あんまりわかんないからこんな言い方しかできない。
>>633マジ?本当にいるんだ・・・
>>634
最初見た時思った


636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 12:02:43 ID:V1jZeOrm
真綾たんでお願いします

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 12:57:16 ID:oQLof9gO
>>634
初出演のときはあんな口調じゃなかったのになあ。>きょこたん

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 13:13:55 ID:qusP0UH2
でも、常時使ってるわけではないじゃなあい

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 14:05:38 ID:vpx2blcF
原作中では意外と少ない。
橘京子…分裂でたまに使うくらい
きょこたん…使いまくる


640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 15:39:50 ID:ulXpBAsx
全員普通の口調だと、誰が言ったか一々断らないといけなくなる。
文脈から類推するのも限度がある。例えば、団長と長門と佐々木さんが、みくるの乳に顔をうずめるキョンを見た時―――口調が全く同じなら、誰が何を言っているか判別不能になる。
言っている内容的にはほとんど変わらないだろうから、判別できなくても良いという考えもあるけど。
髪の色で人物見分けるアニメ的手法と同じだな。登場人物がいちいち名札ぶら下げているアニメなんて無いだろ。

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 16:16:35 ID:mCkfVUeI
>>640
納得した!

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 17:26:03 ID:lhnYvaMY
新婚ハルヒ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1833829

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 17:39:19 ID:u7kTx+Lp
自分のサイトからss持ってきてここに貼るのって宣伝っぽくなるから辞めた方が良いかね?

と、一応聞いてみる

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 17:51:28 ID:b6DlonLq
yametokekaere

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 17:55:10 ID:+lSJbWTY
>>643
新作での投稿なら構わないと思うよ。

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 18:14:01 ID:vpx2blcF
>>643
もう一人くらい背中を押した方が投下しやすいかな、てことでGO!
明らかな嵐はスルー

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 18:23:57 ID:u7kTx+Lp
>>645
新作っちゃ新作だ
>>646
察してくれてありがとよw
んじゃ投下投下

648 :SS Ontology :2007/12/22(土) 18:27:55 ID:u7kTx+Lp
 世界はいつの間にか黒幕が掛かったような闇で埋もれている。
風が吹き抜けると、それが今は、千の刃のように、痛ましく、そして悲しく、私達の心の奥の奥に強く響き渡っていた。
三日月は高い。あのような物体が私達の遥か上空に存在し、そして認識されている事を、ふと、不思議に思う。
私は何かに対して酷く慌てて、辺りを見渡し、現状を必死で理解しようとしていた。そうだ、私は今、学校の屋上にいる。
世界は冷たく凍てついていて、その事が、私達二つの呼吸を、やけに落ち着かせる。寒い。だけど、今はこの寒さが、少なくとも私には似合っている。
 私達は今、学校の屋上にいる。
どのような経緯でここに来ているのかは、私にはよくわからない。というより、覚えていない。
多分、何てことない会話から、こんな所に私があの人を連れてきてしまったのだろうと思う。
「この学校にいられるのは、あと何ヶ月かしかないんだ」。ふとそんな想いが、私の体中を巡った。
すると次の瞬間、私は柄にも無く、強引に彼の腕を引っ張り、そしてこんな所に連れ込んでしまった訳だ。


 屋上の端の、冷たい手すりに掴まって、何かを物語るように、大きな背中を私に向けて、貴方は世界を想う。
沈黙すらも凍てついて剥がれ落ちしまいそうな、私達の存在するこの世界で、どんな思いが、貴方の脳裏には浮かんでいるのだろうか。
それを私は探ってみようと思う。ふと、「探ってみたい」と、そう思う。
 でも、それは私がどんなに足掻いても、理解する事も、ましてや解析する事も許されない、貴方自信の問題。とても個人的で、匿名的なその思索を、私は探ることが出来無い。
だって私には今、貴方が浮かべているその表情を、目にする事すら許されていないんだもの。
貴方はこの街を。或るいは、この世界を。たくさんの時間を掛けて、様々な方角を眺める。
 吐く息は、白く
私は貴方のその体を、ふと、抱きしめてしまいたいと。貴方その体を、自分の物にしてしまいたい。と思う。思ってしまう。
この醜い感情を、押し殺し、息絶えさせ、止めを刺す事が、今の私には上手く出来無い。
むしろ、しようとしなかっただけなのかもしれない。

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 18:28:30 ID:ulXpBAsx
>>643
投下希望

650 :SS Ontology :2007/12/22(土) 18:28:38 ID:u7kTx+Lp

「そこからは、どんな景色が見えるんだい?」。私は貴方の後方から、貴方の背中に問いかける。
貴方は言った。「暗くてなあんにも、見えやしねえよ」。と、投げ捨てるように。
でも、その言葉の余韻には、少しのぬくもりが感じられた。
「お前も見てみろよ。ホラ。真っ暗な闇ってのも、見てると結構面白いもんだぜ」。
貴方は屋上の手すりに寄りかかりながら言う。危ないなあ。手すりの耐久性が万が一、老化していたりしたら、死んでしまうのだぞ。と、そんな事を思う。
 貴方がいなくなってしまった後の世界を、私は想い、そして、唇が震えた。
恐らく、これ程恐ろしい概念は、私という固体の中には存在しないだろう。
「貴方がいない、この世界」
どんなに美しい花が咲き乱れていたとしても、
どんなに心地良い風が私の肌をなぞったとしても
そして、どんなぬくもりに包まれていたとしても、
貴方がいないこの世界に、本当のぬくもりなんて存在しない。それと同時に、私は味を感じたりしない。
そこでは全てが無味であり、無臭であり、そして無意味なんだ。
 貴方がいない。そんな世界なら、いっそ全て消えてしまった方がマシだ。ぬくもりを感じる事も、意味を問いただす事も出来無い世界なんて、私はいらない。
それならいっそ消えうせて、そして忘れさせて欲しい。
 屋上の手すりに寄りかかる貴方を見て、瞬時にそんな事を想ってしまった。
「寄りかかると、危ないよ」。私はワナワナと震える唇で、貴方に告げる。
「それもそうだな」。貴方は言う。そして、貴方は冷たい手すりから離れる。私はホッとする。過度な心配だ。と、自分でも思う。
「本当、馬鹿みたいだ」
 私は貴方に歩み寄って、ソッと肩を並べる。
私の隣に、貴方が立って、笑い合っている現実そのものが、自身の命なんかよりも、ずっとずっと大事に思えた。
 そうだ。例えば私はこんな日常を守る為なら、自らの命を捨ててしまうことだって、惜しまない。



 暫く続く沈黙を無言で破るように、私は貴方の肩に触れた。
この指先で、貴方に触れない訳にはいかなかった。だから私は触れた。この掌で、貴方の体温の流れを認識してしまいたかった。
理性を制御してしまう能力が、今の私には大きく欠落してしまっているのかもしれない。誰かがそれを意図的に、そうさせてしまったのか、
それとも私が理性という内なる壁を、自ら殺してしまったのかは、よくわからない。わからなくても良い事だと、今の私には思えた。
 私は欲望のまま貴方の胸の中に飛び込む。つまり、抱きついた。それはまるで水のように、綺麗で美しくて透き通っていて、それと同時に、すぐに黒く染まってしまいそうな、そんな欲望。
そんな欲望を、「僕」は、「キミ」にぶつけてしまった。


 貴方は私を受け入れた。その証に、私の冷たい体を、貴方の温かいぬくもりで、包んでくれた。
私にはそれだけで十分すぎた。むしろ、今の幸せが爆発してしまいそうで、未来を、ふと恐れてしまう。
貴方は、いつか私を見捨ててしまうかもしれない。それとも私のこの感情が、逆に貴方を見捨ててしまうのかもしれない。
けれど、やはり今はそんな事、どうでも良かったんだ。何故ならば私は貴方の優しすぎるその体温に触れていて、そして、貴方は私の体温を感じていてくれるから。
 私の頬にはいつの間にか、一粒の雫が伝って、そして静かに、コンクリートに落ちて、弾けた。
貴方は、私のその雫の通り道を、細長い指で優しく拭い取る。
 そして、そのまま私に一つ、口付けをした。


「そろそろ帰るか。佐々木」
私は、貴方のその問いに、頷いた。涙を流しながら、静かに頷いてみせた。
貴方は確かに、ここにいて、私も少なからず今は、ここにいる。そんな現実。そんな、日常。
私は、噛み締める。貴方に出会えて、貴方を愛して、貴方と共に呼吸し続けている今を、私は噛み締める。
 すると、私の瞼からはやっぱり、涙が留めなく溢れてきた。
でも、何でだろう。なんで私、こんなに心の奥底から、笑えているんだろう?不思議でしょうがないよ。
そんな私を見て、貴方は、ふと微笑み、そして何度も何度も、私の唇に、口付けをしてみせる。

 やはり、キミを手放してしまう事は、どうも僕には出来無いらしい。
すまないね、もうちょっとだけ、僕に付き合ってておくれよ。


大好きな、キョン。

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 18:30:27 ID:ulXpBAsx
支援

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 18:30:35 ID:u7kTx+Lp
以上です。>>649もありがとう
佐々木さんのキャラが全然違うよね。うん、ごめんなさい
精進します。


653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 18:55:23 ID:vpx2blcF
>>652
中学時代?のちょっと寂しい佐々木さん乙

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:00:53 ID:ulXpBAsx
>>652
このスレの佐々木さんが改変されすぎているだけで、実際の佐々木さんの心の中はこんな感じで、普通の女の子と同じかもしんない。
文章力に感動した。新しい佐々木さん乙

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:01:51 ID:dlIOdwW3
今からSSを投下します。

と、その前にこのSSは少し難しいかもしれませんので解説文みたいのを先に書いておきます。

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:02:59 ID:dlIOdwW3
〜黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る〜  李白

-------故人 西のかた黄鶴楼を辞し
古くからの友人『孟浩然』は(揚州より)西の方角にある黄鶴楼(※)
に別れを告げ、

-------煙花三月 揚州に下る
春の霞が立ち上る三月に、揚州に向けて下っていった。

-------弧帆の遠影 碧空につき
『孟浩然』が乗る帆掛け舟の遠い影も、青空に吸い込まれて見えなくなり

-------惟だ見る 長江の天際に流るるを
ただただ、長江が天の果てまで流れているのをみているだけであった。

※黄鶴楼 中国の武漢の南西にあった建物。


657 :漢詩と佐々木さん 1/2:2007/12/22(土) 19:04:28 ID:dlIOdwW3

突然だが、漢詩というものをしっているだろうか?
中国に昔から伝わる詩のひとつだ。僕はこれが大好きなのだよ。
昔の人がどんな事を考えていたか、どんな経験をしていたのか、昔を知る手がかりになるからね、とても面白い。よんでいてワクワクする。意外と昔の人も今の人と考えている事が変わらないのだよ。
でも、そんな漢詩にも読んでいて悲しくなる物があるんだ。
中学校の教科書で読んだ漢詩なのだけどね、初めて読んだ時はまさかその漢詩と同じような体験をするなんて思いもしなかったものだよ。くっくっ。
そう、あれは中学校の卒業式の時だ。



〜黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る〜  李白


-------故人 西のかた黄鶴楼を辞し

『3年5組17番 佐々木○○』 はい。
席を立ち、体育館をまっすぐ歩き校長先生の元へと向かう。
おや、キョンが寝ている。泣いている人もいるのに、全く彼はいつも・・・。
演台の上に立ち校長先生の元へと一歩進む。
『3年5組17番 佐々木○○。あなたは中学校の過程を終了したことを認める。以下同文です。』  ありがとうございます。



-------煙花三月 揚州に下る

「全く、佐々木はいいよな。頭の良い高校へ行けて」
そんなことを良いといわないで欲しいものだ。僕は君の事がうらやましいのだよ?
「なぜだ?」
君みたいな県立高校だと試験の順位を気にしなくてもいいからね。
「・・・お前は、嫌味を言っているのか?」
くっくっ。いや、すまない。そんなつもりはなかったんだけどね。
「全く、佐々木と同じ高校へ行きたかったぜ。」
・・・え?キョン?それどういうことだい?
「同じ高校へ行けば勉強を教えてもらう事ができたはずだからな。俺も落第せずにすむだろう?」
・・・あぁ、そういうことですか。


658 :漢詩と佐々木さん 2/2 :2007/12/22(土) 19:05:29 ID:dlIOdwW3

-------弧帆の遠影 碧空につき

ここでお別れだね。
「あぁ、そうだな。また、いつか会おうぜ。親友。」
こちらこそ。絶対また会おう。
「じゃあな、佐々木。」
じゃあね、キョン。
そういってキョンは特に別れを惜しむわけでもなく行ってしまった。



-------惟だ見る 長江の天際に流るるを

僕は、キョンが角を曲がって見えなくなってもキョンが最後にいたところをずっと見ていた。
「おねえちゃん。なんで泣いてるの?」
声がしたので見てみると、5歳ぐらいの女の子が僕を見ていた。
泣いている?僕が?そんなわけないだろうと言おうとして、ふと、目のピントが合っていない事に気が付いた。あれ?僕はいつから眼鏡が必要になったのかな?
「おねえちゃん。大丈夫?」
うん、大丈夫だよ。気にしないで。と言おうとするけど上手く喋る事ができない。
ただ嗚咽する声が漏れるだけだった。  
                              End


659 :656→658:2007/12/22(土) 19:07:21 ID:dlIOdwW3
以上です。初めてのSSなので見苦しい点もあるかと思います。

お粗末さまでした。⌒('A`)⌒

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:11:05 ID:FtMPCpV8
>>652
GJ!
個人的には佐々木の範疇に入ってる表現だと思うよ。
ただ、読点「、」が必要以上に多かったかな。読点で一句ずつ味わって読めるのは確かなんだけど、
同時に文の流れも止めてしまうものだから度を超えると多少の煩わしさを感じた。
内容は良かったから、また次回投下してくれるのを楽しみにしてます。

>>659
おぉ、なんかスゲェしっくりくるな!GJ

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:15:49 ID:zfsgxTWd
定期あげ

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:28:14 ID:ulXpBAsx
>>659
GJ初めてとは思えない。

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:38:51 ID:vpx2blcF
>>659GJ
うふふ…俺の初作品は保管所含めて完全スルーだったんだZE
まあ佐々木分薄すぎたから仕方ないか

初めてなのにこの出来は凄いっす

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:46:36 ID:dlIOdwW3
>>660
>>662
>>663

ありがとうございます!!本当にありがとうございます!!

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 19:47:55 ID:zkx2J4ov
これがなかったらGJなのにな・・・

666 :正夢実行計画:2007/12/22(土) 20:16:03 ID:KTsmFDe/
「ところでキョン、君は正夢を見た事があるかい」
何だいきなり。お前の話題はいつも突拍子がないぞ。しかも放課後に残ってまでそんな話か。
「ああすまない。実は僕、今まで正夢を見た事がなくてね。先日テレビ番組で予知夢の存在を
取り上げているのがあったんだけど、編集があちこちになされていてどうにも胡散臭いものだ
ったんだ。だから存在の真偽をこうして君に聞いている訳さ。どうだい、君は正夢を体験した
事はあったかい?」
うーん、そうだなあ…なかったんじゃねえかな。そもそも、夢自体があんまり記憶に残らねえ
からな。たとえ起こった出来事をあらかじめ夢で見ていても、それを覚えてなかったりしてな。
「そうだね、夢で見たことは大抵殆どの記憶が残っていない。おまけにそれは恐ろしく主観的
な世界で、環境どころか時間軸すらも自在だ。数分に感じた夢も太陽が昇るに十分な時間が流
れていたり、逆に数日に感じる事もある。現実と交わる事も、それを覚えている事も非常に稀
だ。そんな中見た夢を珍しく覚えていて、おまけにそれが実現するんだ。予知夢と考えたくな
るのは無理もない。キョン、まったく夢とは不思議なものと思わないかい」
ああ、全く時間軸まで自在なんてデタラメな事は夢の中だけにしてもらいたいね。そんな具合
に現実を改変してみろ。ぞっとしねえぞ。
「……キョン? 何の話をしているんだ?」
「ああ、何か夢の世界を現実に持ち込めるような奴がいると困るなーって言う話だ」
それを聞いた佐々木はくっくっと喉を鳴らし、発想の飛躍っぷりが君らしい、と俺を賞賛した。

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 20:19:03 ID:+lSJbWTY
支援

668 :正夢実行計画:2007/12/22(土) 20:19:08 ID:KTsmFDe/
それを聞いた佐々木はくっくっと喉を鳴らし、発想の飛躍っぷりが君らしい、と俺を賞賛した。


「……で、その、あれだよ、キョン」
なんだ? どうした?
「こ、ないだ思ったんだけどね、夢に見たことを実行すればそれは正夢になるんじゃないかな」
なんだそりゃ。そりゃあ、さっきの俺のぶっとんだ発想といい勝負だぞ。それじゃあ予知夢にも
ならんし、むしろ起こった偶然性に人は惹かれているんじゃないか。
「いいじゃないか。僕だって一度は正夢を見てみたいのさ。そ、それで一つ、キョンに協力をお
願いしたい」
話がどんどんややこしくなっている感じではあるが、ひとまず佐々木の話に乗ってみることにす
る。最近はフラグクラッシャーという、付き合いの悪い人間に対する揶揄もあるらしいからな
…え、違う? まあいい、それよりだ。
「俺は何をすれ「キョンは、そうだね、そこで目を瞑ってくれたまえ」
承諾の意見を聞く前に遮って話を続ける佐々木。なんだ、そんなに正夢を見たいのか?
「ほら、早く。目を……悪いようにはしないから」
お、おい、分かったから、そうせかすなよ。目を瞑って立ってるだけでいいんだな。
……ん、何だ、何をするっていうんだ。
俺は視界を伏せて、これから起こるであろう何かを待っていた。
「いくよ………ん…」
なんだ、口になにか…ってこれ…! まさか、お前!
目を開けると、佐々木が目の前に、いや、目と鼻の先にいた。唇などを重ねながら。
うわぁいちかいちかいささきさんくちびるやわらかいといきがこそばゆいせのびがかわいいとじ
ためのまつげがきれい ってちがう、何だ、何だこの状況!?
目を閉じたままするりと身を離すと、佐々木はいつも通りくっくっと笑って、
「済まない、驚かせてしまったね。こんなに実行しやすい夢を見たのは初めてでね。ああ、ふぁ、
ファーストなんとかというのだったならばノーカウントにしておいてくれたまえ。そう、猫に舐め
られた程度に思ってくれればいい。いいかい、他意はないからね、他意は。ではこれから急ぎの用
事があるので先に帰るよ、キョン。つき合わせてしまった埋め合わせは今度何かおごる事で許して
くれたまえ。では、失礼するよ。もう一度言うが他意はないからね」

そういうと、茫然自失とした俺を尻目に佐々木は足早に俺を残して去っていく。…あ、イスの背も
たれに膝ぶつけている。痛そうだが、それもどこ吹く風で教室を走って出て行った。

まあ、佐々木の言う事だからノーカウントと言ったらノーカウントなのだろう。あいつはそんな変
わったやつだ。間違っても恋愛に方向に期待はできない。それは精神病なのだから。
だがそれでも俺は…来たるべきセカンドを待ち遠しくする健康かつ健全な男子中学生なのだ。……そうか、
他意はないのか。やれやれ。…佐々木。

………はあ、はあ、…ああ…やってしまった。あれだけ他意はないと言ってしまうと他意があるように
しか聞こえないじゃないか私の馬鹿! しかも、もし夢は秘めたる欲求の発現である説もあることにキョン
が気付いたら……ああ……でも、非公式とは言えキョンの唇に…ああ、また顔が熱くなってきた、うん
頑張った私、よくキョンの前で赤面しなかった!
そういえば家にビールがあったな、今日は飲もう。こんな気持ち飲まずにいられない、だってノーカウ
ントとは言え初めてのキスがキョンと、あ、でもキョンは初めてだったのだろうか、調べによると男子
中学生の80%以上はまだだと、いやしかしこれは少女雑誌の曖昧な統計だ、信憑性にかけ(ry

以後、延々と佐々木さんの妄想と考察と反省とキョンのキス経験の有無に対する脳内議論が続く。

そして日は暮れる。


669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 20:26:51 ID:mn1YPa3d
>>668 ニヤニヤしてる顔がディスプレイに映ってるけど誰?

         G         J         !

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 20:43:10 ID:Obssf5qh
>>668
     ____
   /__.))ノヽ
   .|ミ.l _  ._ i.)
  (^'ミ/.´・ .〈・ リ
  .しi   r、_) |   一万年と二千年前からGJや!
    |  `ニニ' /
   ノ `ー―i


671 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/12/22(土) 21:26:42 ID:GOTwyCfy
>>668

                ∩
                ( ⌒)      ∩_ _グッジョブ !!
               /,. ノ      i .,,E)
              ./ /"      / /"
   _n グッジョブ!!  ./ /_、_    / ノ'
  ( l    _、 _   / / ,_ノ` )/ /_、 _    グッジョブ!!
   \ \ ( <_,` )(      /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E)
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//


672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 21:58:08 ID:vpx2blcF
>>668
なんという予知夢wwww
ニヤニヤが止まらぬ

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 22:15:08 ID:Di2gbn4s
>>668
素晴らしい予知夢です

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 02:58:13 ID:NVppRJVB
佐々木かわいいよ佐々木

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 04:11:51 ID:zEkNPYag
                 __  ヽ 、
          _、ー-‐"´   `` ‐ゞ `ト、
       , -‐`               ' └-、_,        _
      _フ                   ,、、く       ヽ. ` 、
       _フ            ,  , ,ィ ハ. } i        i  ヽ_ ..-‐- 、
     ´7         ,  ∠ ィ/ jノ   !'ハノ           !       :冫
      ノ         / /. ‐_‐   ,. ‐ 7′           ′       〉
   、彡'        r‐v1  '{゚_j`  { ー' |}            {:.          }
    >‐ . . . .: .: .: .: l rヽ!       . 〉  |              〉:_,...   ヽ__ ,´
    `Z..__,. .. .: .: .: .:cゝ_;..、    、 __   !              7.:     ,
      ∠:__: : : : : : : :,;:_;jヽ、   ‐  / _          /.:       ヽ
      ____,二ニニニ^'..⊥.-`‐:-...∠._ノ:::`::..、         f;:...__    O ヽ
     f´ r─‐-、 ,..イc¬、::::::::::::::;.- ‐`- _、:∠!        `゙┤   ̄ ̄``'P′
     ヽ ゝ- ‐'"′. . 、. .c_-`ーァ'"    /  , `ー‐---  、,_ r __      l
   ,.. '´ ". . .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ァ-‐'"/        '           ``‐ 、     l   _
 / .: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./   U                          ├ '´
└-''..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;イ       ヽ                         ,    ∠
    ``'ー-=::_:.'" l      `                          /    /

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 08:48:42 ID:Hwqc0ly7
くっくっ、少し肺に入ったようだ

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 10:52:53 ID:qaNf9/Cx
定期あげ

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 13:16:30 ID:BjrU4li0
年末に新スレだな。スレの引っ越しはするのかな?
年末ネタ、年始ネタ、引っ越しネタと時事ネタは豊富ですね。
もちろん24日までは、クリスマスネタが投下されますね。

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 13:19:46 ID:mKF/Lg3A
>>668
GJ乙!!
ニヤニヤが止まらないよ

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 13:51:26 ID:83UnEbOU
>>678
クリスマスイブが明日だということに今気づいた俺って・・・
\(^o^)/人生オワタ

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 14:09:30 ID:H3BuI8VJ
>>668
保管庫に載った時にはタイトルを「教室Kiss」にしたらどうだい?

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 15:41:48 ID:Wo2M/aEC
俺は原題のままでいいと思うけどな。
ネタバレを適度に避けつつ、内容を的確に表現してるし

683 :モノローグ(佐々木):2007/12/23(日) 19:59:45 ID:1fQYp53f

ねぇ、キョン。縁とは時に大きなうねりと意思を持って人に
まとわりつくようだ。こうしてまた君と深い関わりを持つこと
になるとは思わなかったよ。だってそうだろ? 進路をたがえた
んだ。違う学び舎を選んだ上、今まで共通の都合だった塾には
行かなくなった。疎遠になるには十分じゃないか。
……君は僕が当時から例の精神病を患っていたのを知らない。そして今も。

だから最終進路決定をする十二月、僕がどんなに悩んだかも知ら
ないだろう。そして僕が下した決断に込められた意味を。…そ
う、僕は君じゃなく僕の将来を選び取ったのさ。どうしても君
だけに生涯を捧げると言う決断は出来なかった。精神病が慢性
だったことも知らずにね。だからそれに気付いた三月の「仰げ
ば尊し」は僕の胸をどうにかしてしまいそうなほど締め付けた
ものだよ。
もうどうしようもない。あの背中も、この気持ちも。そんな思
いが僕を後ろから貫いて前の方に重く長く垂れ込んだ。きっと
僕は君の影を求め続けるんだという確信めいた将来と、そして
それは決して終わらないという諦めにも似た考察が寂莫と重な
って僕の視界を揺らしていたのさ。

新しい学校での生活は楽しかった。中にはこんな僕を真摯に好
きだと言ってくれた人もいたんだよ。一度、確証を持ちたくて
付き合ってみた事もあった。ああ、確証と言うのは僕の精神病
の慢性かどうかということだ。すぐに分かったさ。いや、そ
んなの三月に分かっていたんだ。気を紛らわせたかった。つい
でにその人をキョン以上に好きになれたら……そんな身勝手な
期待を抱いていたんだ。
それからしてすぐに別れた。どうせ相手を傷つけるだけだった
からね。僕が君の想いの先に立っていないと想いを伝えるのが
我慢できなかったのだから、彼の気持ちは分かる。……彼には
本当に悪い事をした。今でも時々自己嫌悪に陥る時があるくら
いにね。

そして本物の代用物は本物への執着をたぎらせる。ますます君が
恋しくなった。

684 :モノローグ(佐々木):2007/12/23(日) 20:01:53 ID:1fQYp53f
夏も秋も冬も、君に連絡しようと思った。タイミングも考えた。
でも駄目だった。その度目の前に広がった黒い床が這い出てき
て恨み言を言うんだ。
「貴女は『僕』を殺して『私』になったのでしょう」
それがトレモロする。そのせいで知りきった住所と電話番号に
アクセスすることが、どうしてもできなかった。
そうして時間は過ぎていき、いつしか風の噂で君のSOS団で
の活躍を聞いた。そこに僕はいなかった。
「私」だけがここに、君の隣町にいた。

それから春のある日、新入生が眩しそうに入学してきた頃だ。何
と言うことだろう。僕は君に再び邂逅したんだ。心底驚いた反面、
驚くほど落ち着き払って君に呼びかけている僕がいた。

そんな僕を昨日別れた友人のように、忘れた時間割を聞くように、君は
返事を返してくれた。

一体何だったのだろう。その瞬間、僕の目の前の黒い何かが再び
僕の中に溶け込んでまばゆく光りだすのを感じたんだ。涙と共に
君の胸元に飛び込みたい衝動に駆られたけど、それは『僕』が許
さないだろうし、キョンに迷惑がかかると言う分別は残っていた
から何とか収まった。

でもね、その時決めたんだ。僕は沈めた『僕』を救い上げて、再び
君に向かっていこうと。確かに僕は、既にとんでもない過ちを犯し
ている。君を秤にかけて掲げあげたというね。それでも、それさえ
もこの邂逅の為だったのではないかと思ってしまったのだよ。キョ
ン、もう躊躇わないよ。
進路のせいにしないさ。僕は僕の道を歩みながら、君と交われる事
を知ってしまったんだ。

長門さんにも、朝比奈さんにも、涼宮さんにも、誰にも負けない。
僕は僕が歩く道の上に君がいる事を信じている。いや、確信してい
る。くっくっ。


また、連絡するよ、キョン。

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 20:47:46 ID:cjXccUo/
>>684
黒佐々木、いいねぇ。
GJ!

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 20:53:45 ID:4aZn86ks
続きが気になるZE!! GJ!!!

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 21:02:19 ID:Wo2M/aEC
>>684
深く静かに決意する佐々木さんGJ。

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 21:27:44 ID:BjrU4li0
>>684
素晴らしいです。GJ

689 :真夜中のプール:2007/12/23(日) 21:54:17 ID:1fQYp53f
連投で申し訳ない。この曲こそ公式の佐々木に相応しい。…認めたくないけど。
驚愕以降もレギュラーでいて欲しいな。


「真夜中のプール」   S.K

国木田が教えてくれたんだ、もうすぐ結婚するんだってね。
あの日の君の泣き顔が横切ったんだ。なつかしい校庭の片隅にね。
ひょっとして君も僕の事を……と思ってしまうよ。
……もう遅いけどね。

知らないうちに僕らは大人になっていたんだね。
あの大きかった鉄棒も君は数年で肩の下に従えていた。
おめでとう 相手は何をしているひとなんだい?
優しくしてくれるかい?

あの日描いた未来とは何か少し違ってるけど、それが時の流れなんだろうな。
真夜中に飛び込んだプールで服のまんま泳いだ夏を、君は覚えているかい?
……まあいいか。

ああ、協会の鐘が聞こえる。白い礼服が目に浮かぶ。
・……似合わないなあ。くっくっ。

あの日描いた未来とは何か少し違ってるけど、それが今は好きでね。
真夜中に飛び込んだプールは二度と戻らない、あの夏を僕に見せたんだ。

いけない、少し酔いすぎたみたいだ。プールサイドに君の影が月に照らされているように……
……もう一度飛び込んだら、今度こそ帰ろう。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 23:01:28 ID:oh9WzgjB
>>689
切ねぇぇぇぇ!!だがそれがイイ

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 23:30:38 ID:qaNf9/Cx
定期あげ

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 01:29:48 ID:UdTrFta4
‐-゙='-‐ ,.ニ--´、  ヽ::ヽ\
三三三/  , -- 、 ヽ i::::::l  ヽ
、,ニニ、! / ,--、 ヽ l!::::::!  ノ  くっくっくっく
ノ 二二ゝ ヽ、 ´ ノ ノ:::::/, -―- 、
.二二二.ヽ、   ̄ /;::,〃      ヽ
          ̄ ̄/´ !    ,-、   ',
_,.ィT Tヽ、__ , '´   ,r')   ー'   }
/`´ヽ二´-<     丿 )、     ノ
   /  ',、 \  /  ,. >--‐'´
 /__  il \ `´,. '"´
'´i´,っ`! !!  `"´
 ´゙ー ' ノ|

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 06:20:48 ID:qdU201Bi
>>689
切ないよー

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 07:30:38 ID:1/zROyYX
>>684
いいなあ

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 07:31:38 ID:8tGGpz0z
>>689
斎藤和義だっけ?


696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 09:47:53 ID:dP868uqn
>>689
切ないなぁ…と思っていたのに
「協会」でテンション落ちちゃったじゃねーか

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 10:07:36 ID:qdU201Bi
キョンは統一協会みたいな所に入ったのだよ。多分

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 10:59:11 ID:4cCByvPM
むぅ…元ネタ知らんからツッコミだけ。

佐々木さん、お風呂もだけど酔ったままプールに飛び込むと危ないよ。

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 11:11:38 ID:ApeovkmT
佐々木暗すぎです。

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 14:01:56 ID:fSNzXHtx
http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/227331/Y033629
元ネタ

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 16:10:01 ID:qdU201Bi
原作的には、キョンがハルヒとくっつくのは確実。佐々木さんの目は無い。当たり前だけど。
喜緑さんが邪魔しなかったら、佐々木さんはふられて、はい、終わりだったな。そこまで考えて邪魔したわけでは無いだろうが。

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:46:41 ID:4cCByvPM
>>700
サンクス。でも結局俺の環境じゃ見れなかった…

>>701
あの時点で完全に決裂した場合、困るのは橘の組織であって、佐々木ではない。
そしたら強行派が主導権握って古泉の機関と全面戦争になるか、佐々木を誘拐・洗脳しようするか。
どっちにしろ殺伐とした展開になりそう

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 19:52:38 ID:omxvwEic
12月24日の午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は
1年間で最もセックスをする人の多い「性の6時間」です。

長門有希も朝比奈みくるももれなくセックスをしています。
普段はあどけない顔して世間話してる朝倉涼子もセックスをしています。
貴方が片想いしているあの喜緑江美里もセックスをしています。
もしキョンや古泉がいま部活動をしていなくて、家にいないのでしたら間違いなくホモセックスしてます。
キョンと別れたあの涼宮ハルヒもキョンにやってきたことを別の男にやられています。
貴方の脳内恋人や脳内嫁は、いま違う男性キャラのいちもつでヒィヒィ言っています。
すべてを諦めましょう。そして、ともに戦いましょう。

            -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /人  ヽ   \
         //, '//  \ヽハ  、  ヽ
         〃中ノ     ヽ_|中│ |
        (イ| | ノ    `ヽ│|、|  i|
          ヽレ| ==   == レノ )i│ うふふ………
            )ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  ( ,(
         (  /⌒l,、 __, イァト |/ \
.          ) /  /::|三/:://  ヽ   )
         (  |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡,|  (

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 19:56:59 ID:+1GJXJSo
腐緑さんの妄想の中に、佐々木や橘の名前が無い件について。

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 19:57:28 ID:hthwrr9L
≫701
そこを脳内補正かけてでも佐々木さんとくっつけるのが俺達の役目だろ!!

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:06:07 ID:HdUdrNlz
>>703
それをここに張るんだったら佐々木の名前を入れろ。橘とのレズかもしれないけど。

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:11:33 ID:hthwrr9L
703がハルヒキャラの個別スレのあらゆるところにに貼ってあるなぁ

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:11:55 ID:4cCByvPM
このスレの住人にとって佐々木さんは脳内嫁や恋人ではなく、「キョンの」嫁・恋人からなあ

理性と知性を司る女神佐々木様美しいのです佐々木様

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:22:10 ID:A4O8DJ4a
それでも脳内補完で自分とキョンを重ねて妄想する俺ガイル

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:03:49 ID:kKowyrMY
キョン!古泉の相手は俺が引き受けるから・・・
はやく佐々木のところに行くんだ!!
いいから!早く!   ・・・アッー!

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:07:01 ID:kyinPxny
>>710
ポンジィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!?

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:11:01 ID:6GQaf4U3
>>705
>個人的には親友ポジションの佐々木が好きなんですが、今回はなぜか無性にキョンとくっつけたくなったんで
↑は某長編SSの作者さんのカキコだけど、このスレの切ない感じのSS読んでるとなんかそんな気になるよね


713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:54:44 ID:pnzmBtsr
佐々木かわいいよ佐々木

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:58:43 ID:t8qp1lvx
>>713
最近俺の通うスレでは「○○かわいいよ○○」のフレーズ見ないなぁ…
なんか懐かしい

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:29:02 ID:icBKBlJb
うわーん
佐々木〜性の6時間コピペが僕を虐めるよぉ〜

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:29:03 ID:pnzmBtsr
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○●○○○●○○○○●○○○●○○○○○○●○○○○○
○●●●●●●●○○●●●●●●●○○●●●●●●●○○
○○●○○○●○○○○●○○○●○○○○○○●○○○○○
○○○○○○●○○○○○○○○●○○○●●●●●●●○○
○○○○○●○○○○○○○○●○○○○○○○●○○○○○
○○○○●○○○○○○○○●○○○○○○○○●○○○○○
○○○●○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○●○○●●●●●●○○
○○○●○○○○○○●●●●●●○○○○○●○○○○○○○●○○○○○○○○●○○
○●●●●●●●○○●○○○○●○○○○●●○○○○○○●●○○○○○○○○●○○
○○○●○○○●○○○○○○○●○○○●○●○○○○○●○●○○○●●●●●●○○
○○○●○○○●○○○○○○●○○○●○○●○○○○●○○●○○○○○○○○●○○
○○○●○○○●○○○○○●○○○○○○○●○○○○○○○●○○○○○○○○●○○
○○●○○○○●○○○○●○○○○○○○○●○○○○○○○●○○○●●●●●●○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○●○○○●○○○○●○○○●○○○○○○●○○○○○
○●●●●●●●○○●●●●●●●○○●●●●●●●○○
○○●○○○●○○○○●○○○●○○○○○○●○○○○○
○○○○○○●○○○○○○○○●○○○●●●●●●●○○
○○○○○●○○○○○○○○●○○○○○○○●○○○○○
○○○○●○○○○○○○○●○○○○○○○○●○○○○○
○○○●○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 02:40:18 ID:icBKBlJb
狂おしいほどに同意

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 03:20:05 ID:gOGSjYAE
佐々木さんのかわいさは変則的じゃなくて、反則的です。

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 05:30:39 ID:5s1F+skh
>>716
力作乙。

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 05:53:18 ID:ftSqF55o
>>716
ちょっとぎくっとしたぞw

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 06:02:56 ID:HhsqVMhn
くっくっくっくっくっくっくっ

くっくっくっくっくっくっくっ

くっくっくっくっくっくっくっ

くっくっうぇ ごほっごほっぐ

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 07:28:14 ID:5s1F+skh
佐々木さん風邪ですか?
避難所でも職人さんが風邪で寝込んでたって仰ってましたし、お体は大切に。

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 09:50:43 ID:pnzmBtsr
>>722
うちの大学でも風邪がはやっていたんだな。
御身体を大事に。

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 10:10:55 ID:HhsqVMhn
佐々木さんといえども、中学生時代はこんな馬鹿げたことを
やってキョンを困らせていたかも知れん。

http://img.0bbs.jp/u/tkr62/qOrUxPvs7t2/22_3

キョン…

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 10:20:30 ID:Z/X02P/F
変な笑い方してるから咳き込むんだよw

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 10:46:26 ID:5s1F+skh
>>724
不覚にも…じゃないな、住人として撃ち抜かれて当然かww

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:27:54 ID:t8qp1lvx
>>724
うぉっっっっ…
名状しがたい可愛さ

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:34:12 ID:t8qp1lvx
>>727だけど、
>>724開いた時に何故かQuickTimeが起動して、
(Pro入ってないから)そのせいでファイル保存できなかったんだが…
まぁ、すぐにURLに「.png」か「.jpg」入れて保存できたけど。
なんだったんだろう…

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:50:42 ID:BnHDDy0N
佐々木がクリスマスも正月もキョンと会えない
という電波を受けたが
誰か書いてくれないか?

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:54:48 ID:t8qp1lvx
>>729
…なぁ、もしかしてメ欄は………ガチアドじゃ……?(((((;;゜д゜))))

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:56:07 ID:BnHDDy0N
ちゃうよ

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:57:10 ID:HSM0b8q0
>>730
マジだ・・・。

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:57:47 ID:t8qp1lvx
そうか、ならいいんだ。早とちりスマン

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:58:14 ID:HSM0b8q0
>>731
サーセン

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:58:17 ID:BnHDDy0N
昔のやつでいじってないから

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:02:25 ID:BnHDDy0N
というか職人いないかな?


737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:04:45 ID:t8qp1lvx
>>736
アドに気を取られていたから忘れてたけど、>>729の電波は佐々木可哀相ルートだな

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:11:12 ID:BnHDDy0N
でもキョンの力ならありえそうなもの。

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:20:25 ID:6FmqtVz5
もしかして嫌がらせか?sageろよ

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:22:56 ID:BnHDDy0N
すまない


741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:33:57 ID:pnzmBtsr
>>724
この佐々木さんは、いい

>>729
鬱展開は嫌です。もっと良い電波無いか?

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:37:35 ID:J9hpYv0+
なんか書いてたら途中からササキョンに見えてきたから投げてみる

「おやおや、こんな時間にクリスマスのお誘いかい?僕が思うに
少々遅すぎる誘いだと思うのだけれども」
「仕方がないだろ、外せない用事があったんだ」
「それは他の女性とのデートかな?なるほど、確かに君は
もてるからね。誘いの手は数多だろう。まして君の性格だ、
そういう誘いを断れないだろうことは想像に難くないね。とはいえ」
「違う、そういうのじゃない。バイトだ」
「・・・ということは、僕は君にとってバイトよりも優先度が
低い存在ということかな?詳しい説明を求めたいのだがね」
「・・・すまん、こいつを買うために金が足りなかった」
「これは・・・なるほど、そういうわけか。そういうことなら事前に
話せなかったというのも少しは納得できるよ」
「やっぱり怒ってるか?」
「もちろんだよ、少なくとも世間ではクリスマスイブという日は
特別なものとして捕らえられているんだよ。そういう日に一人で過ごす
というのはいくら僕でも寂しいと思ってしまうものさ。
たとえそれが僕へのクリスマスプレゼントを買うためだったとしてもね」
「悪かったと思ってる。だから今こうして誘ってるんだが」
「くっくっく、君は本当に面白いね。しかしこんなお昼にクリスマスか。
僕としてはやっぱりクリスマスイブに君と一緒に居たかったんだが。
知ってるかい?クリスマスイブのイブは、イブニングのことなんだ。
昔のユダヤの暦では日暮れから次の日暮れまでが1日だったため、
特に24日の日暮れから深夜にかけてをクリスマスイブと呼ぶんだよ。
そう考えると、クリスマスというのは25日の日暮れまでなのさ。
そうとなると、僕らは日暮れまでしか一緒に居れない事に
なるのだけれど」
「年に1度のことなんだ、25日の夜をロスタイムに入れたって神様だって
許してくれるだろ」
「くっくっく、きっとそうだね・・・ねえ?」
「なんだ?」
「メリークリスマス」
「・・・ああ、メリークリスマス」

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:40:39 ID:BnHDDy0N
あるのは、
大晦日→除夜の鐘をつく→年越しそばを食べる
→金が無いから二人で分ける→佐々木がデレデレ
こんな感じのが

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:45:35 ID:GoPWzrbz
一杯のかけそばを2人で分け合うのか…

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:47:22 ID:BnHDDy0N
そんな感じ

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:52:57 ID:pnzmBtsr
一杯のかけそばをキョン、佐々木さん、ハルヒ、長門の4人で分け合うのを幻視した。

クリスマスネタの電波が文章にならないよー。間に合うかな。

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:55:10 ID:BnHDDy0N
>>746
それはある意味キョンの死亡フラグのような

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:10:57 ID:bEM1C9ii
>746
ハルヒと佐々木が火花散らしてる間に、長門が喰っちまう想像しかできん(ww


749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:13:55 ID:BnHDDy0N
そしてキョンの財布には氷河期がおとずれるとな

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:26:49 ID:pnzmBtsr
>>748
エロパロになるな。そういや「漁夫の利」という鶴屋エンドのSSがあったな。

>>749
キョンの財布に氷河期がおとずれたら「しょうがないわね、団長のあたしがおごってあげるわ」だろ。
佐々木さんと長門と鶴屋さんも奢ってくれるはず。朝比奈さんは微妙

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:28:44 ID:BnHDDy0N
俺の中のキョンは女子にはおごらせれない紳士だから(笑)

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:49:30 ID:t8qp1lvx
>>751に同意。
思えば、キョンの小遣いは毎週数千円消費してるのに完全にカラにならないのは何故?

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:50:21 ID:v8mPVojH
>>752
嫁を求めるキョン母の策略。

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:58:00 ID:BnHDDy0N
>>752
七不思議ネタにしたら

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:58:24 ID:pnzmBtsr
>>752
機関の水面下での援助、長門の情報操作、作中で述べられていないけどアルバイト、何故か宝くじが当たる、貢ぐ女を囲っている
どれだ?
最後は無いか

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:12:18 ID:t5EGNNym
脳内設定の「実家が金持ち」で納得してる俺。

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:14:06 ID:bEM1C9ii
いつもの店自体は、結構安い設定だったような
二人で八百いくらって、溜息序盤にでてた。

あ〜〜、でも高校生にはキツいか

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:14:27 ID:IgQEb8X4
季節柄、冬期講習ネタなんてどうだい?

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:37:21 ID:t8qp1lvx
>>757
mjd?見落としてるな。え〜っと…溜息P10か。830円。
5人だと2000くらいか。不思議探索の時は朝だけでなく昼も奢るのかね?だと1日で4000は下らないはず。
余談だが俺が高校の時(去年だけど)は小遣い5000円だった。1日で破綻w

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:58:57 ID:5s1F+skh
即興で年末年始ネタ書いてみた
流れ無視スマン↓↓↓


佐々木さん、クリスマスは家族で過ごすものだよねの巻


「メリークリスマス、佐々木」
「キ、キョン?」

玄関を開けると、キョンが立っていた。

「き、今日は、どうしたんだねキョン?」
「急に会いたくなったから、と言ったらどうする?折角のクリスマスだしな。キャラを壊し過ぎというツッコミは却下だ」

無論凄く嬉しい。けど。『僕』はそれを認めてはいけないのだ。
受験勉強に勤しんでいた2年前の今頃、(主にキョンをサボらせない為)散々口を酸っぱくして説いたから。

「僕がクリスマス否定派だということはキミも重々承知であると期待していたのだが」
「ああちゃんと覚えてるぜ。キリスト教徒でもないのにクリスマスを祝うなんて馬鹿げている、
子供にあげるプレゼントを買ってもらいたいおもちゃ業界の陰謀に過ぎない、だったか?
ついでに赤服サンタはコカ・コーラ社の、
バレンタインは製菓業界、ゴールデンウィークは映画業界の陰謀だったっけな」
「その通り。キリスト教圏でのクリスマスの本来の過ごし方は、
次の年まで家族と共にゆったりと休暇をとってスキンシップを図るというものだ、
クリスマスは恋人と共に不純な夜を過ごす日本の若者、もとい、バカ者なんて、キリスト教への冒涜以外の何物でもない」

もちろん強がりであることに疑い無い。だが中学の頃から築き上げて来た『僕』のキャラクターが彼と共に逝くのを許さないのだ。

「そうだったな。だったら、家族なら良いわけだ。ほれ佐々木、俺から、いや俺を含む家族全員からのプレゼントだ」

そう言ってキョンは一枚の書類を取り出した。

「!…キョン、まさかこの紙は…」
「一週間くらい前に役所から貰ってきたんだ。もうお前の両親の了承はとってあるし、
ウチのお袋なんてお前が娘になってくれれば嬉しい事この上ないなんて言ってた」

キョンが一呼吸をおいて畏まる。

「佐々木さん、一筆サインをお願いします。それを役所に提出して、どうか年末年始を俺の家族として一緒に過ごしてください」

え、でもキョンはまだ17歳だから結婚は出来ないはずだし……まさか世界を改変しちゃったのか私!?



翌日、両家揃って書類を提出した。年齢制限に弾かれることもなく、滞りなく手続きは終わった。

「これでキョン、キミと正式に家族になれたんだね」
「ああ。これから宜しくな、佐々木。いや、もう佐々木じゃなかったんだな」
「そうだよ。僕、いや私はもう佐々木ではない。今後私を呼ぶ時は」
「では改めて、これから宜しく『姉さん』!」
「えええー!?」


ごめん、折っちまったよ
終われ!

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:11:33 ID:t8qp1lvx
何故か、キョンのフラクラが発生するといつも「っっしゃあぁぁ!!」って思ってしまうw
つかず離れずの状態がたまらんのだよ

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:20:44 ID:tZ92sTXT
>>760
こういうのすごく好きだwwwwwwww
GJ&乙!

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:27:56 ID:5s1F+skh
ありがたう。
んが、自分で書いといて何だが義理の兄弟姉妹は結婚できるらしい…

まだ望みはあるぜ佐々木さん
勝手に続きあるなら歓迎しまス。

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:02:19 ID:6FmqtVz5
あとで勝手に続きでも書くとするか

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:07:55 ID:gOGSjYAE
>>756
ハルヒの方は金持ちなんで、毎回キョンに奢らせても何とも思わない、のかな。
キョンは子供の頃のお年玉を貯めていて。そろそろ尽きる頃とか。

>>760
良いぞ、そのまま一緒にお風呂に入ったり、同じ布団で寝るんだな。義理の姉弟は結婚できるんだ。佐々木さんファイト
ハルヒパワーで佐々木さんとキョンが姉弟(兄妹だったかな?)になる話を思い出した。

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:21:29 ID:HhsqVMhn
キョンは日本ポニテ協会の名誉顧問?

http://img.0bbs.jp/u/tkr62/qOrUxPvs7t2/22_6

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:32:06 ID:eviRNS5v
>>766
これはいいGJ!

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:32:09 ID:2HRKtPgv
陰謀では久しぶりの探索と言ってるし、しかも昼食はワリカンだった。
分裂では急ぐという理由でおごりは免除だった。
毎回探索をしてるわけでもなければ、毎回奢ってるわけでもないようだけどね。

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:44:25 ID:t5EGNNym
>>766
ポニテ佐々木さんかぁいいよぅ!
お持ちかえりぃ〜!

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 18:27:14 ID:5s1F+skh
>>766
善いぞ、善いぞww

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:06:20 ID:gOGSjYAE
>>766
いいよー、いいよー

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:10:33 ID:gN6waGIu
佐々木さんの、Leprechaun Christmasの巻

日が沈む。とても冷たかった一日が終わろうとしている。
でも、街には人工の光と、その下で微笑む人々の姿があふれている。
とりわけ、今日という日には。

 ♪Bye Byeto sunrise キャンドルの光 道行く人に清らかに鐘がなる
  Hello twilight 雪の輝きが ツリーを飾り月明かりに揺れる♪

君はまだ、SOS団のクリスマス会に居るのだろうか。
今君は、涼宮さんに微笑んでいるのかな?
それともいつものように、彼女にふりまわされて、肩でもすくめているのだろうか?

 ♪Who's laughing who's crying この夜に
  Who's dancing who's fighting still now
  誰もが幸せ呼ぶ鳥を 探し続けてる♪

電飾の下で笑顔を交し合う恋人たち。
道端にあふれる赤い衣装を着てこの祝祭を演出する店員たち。
一人帰る道すがらが、今日はいつもよりちょっと寂しい。

 ♪have a merry Christmas,merry merry Christmas
  have a merry Christmas すべての街角から
  have a merry Christmas,merry merry Christmas
  have a merry Christmas すべての窓に

僕たちは、いや日本人の大半はキリスト教徒ではないし、キリストの生誕を祝うこととは
本来無縁なのだろうけど、やはり皆が楽しげに今日という日を過ごしているのを見ると、なにがし寂しくなる。

それこそ、まさしく日本人の特性である「バスに乗り遅れるな」的な情緒だと思うと、
それはそれで可笑しいものなのかな。
ねえ、そう思わないかい、キョン。

 ♪Twinkle Night 幾つもの扉 Empty Heart 叩き続けていた
  Twinkle Night 君を捜さなくちゃ Come And See今夜中に

今日がキリスト教徒にとっての聖日だとしても、ただ手を伸ばすだけじゃ、奇跡はもう起こらない。
だから、自分の足で歩いて君のところへ行こう。自分の手で、君の腕を掴んでやろう。
涼宮さん達が近くにいても、うん、大丈夫。
君の鈍さは、僕の折り紙つきだからね。まだ挽回可能なはずさ。
お手製のプレゼントを持って、準備は万端。
待っていてくれたまえ。
メリー クリスマス、キョン。

 ♪Candleなんてなくてもいい
  この手で君を Born Again
              おしまい

TMネットワーク(TMNですらない)知らない人にはごめんなさい。
どっちかといえばレプリカント〜の方がトゥインクル〜より好きだった。

あとジャスラックの方からは誰も来ないでくださいお願い。

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:33:19 ID:CGlhZzEW
定期あげ

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:42:53 ID:CbjVPHVE
>>752
亀レスだが、マツリダゴッホに賭けたんだろ

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:47:32 ID:tZ92sTXT
>>774
長門「まかせて、情報操作は得意」

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:51:46 ID:5s1F+skh
>>772
勝利をもぎ取れ佐々木さん!ごめんノリが違いますね

>>774
馬の名前だと気付けるの少ないと思うぞw

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:56:48 ID:gOGSjYAE
>>772
おお、歌詞ネタか。GJ

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:01:11 ID:CgvjY55G
キョンかっこいいよキョン

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:03:35 ID:v4Xj4tcG
>>778
佐々木かわいいよ佐々木

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:31:53 ID:ufCUxded
>>775
サムソンが上がらなかったのは長門のせいなのね…

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:41:40 ID:cXU73Pob
>>780
あーそうだったのかー。きっとドリームパスポートが躓いたのもそのせいだなー。
いやー、長門の情報操作なら仕方ないやー(以上棒読み)

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:09:58 ID:PoUO1wlh
ラノベキャラのスレなのに、
なんか・・・年齢層が・・・


き、気のせいだよな、う、うん。

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:17:03 ID:CHClvZiN
>>782
有馬獲ったんだから有名でもおかしくなくね?

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:32:17 ID:iyfVyuTJ
ラノベ読者の年齢層って、けっこう高いとこまで食い込んでるよ。

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 03:18:46 ID:0trH0bOU
昔から、定期的に硬い本を読む人は大人でも少数派だよ。
ラノベでも読むだけまし。

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 08:53:46 ID:VVCkCB6e
そして下は厨房までいる・・・と。

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:00:18 ID:j5C6hco1
ハルヒはハヤカワ読者からもかな〜〜〜り流れて来てるからな〜

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:57:21 ID:VVCkCB6e
かなりの時間更新されてなくて不安になるからカキコ

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:01:14 ID:hB4XNfb+
>>788
今pinkの規制全解除→大荒れで忙しいんだ

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:13:43 ID:0trH0bOU
携帯からの投稿が規制されるらしい。
携帯投稿する下手人じゃなくて職人は何人くらいいるのだろうか。
他のスレには何人かいるらしいけど。

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:01:04 ID:09B799A0
佐々木って変な女だからまんこも変な味がしたり変な臭いがしたりするの??



792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:03:11 ID:0trH0bOU
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○●●●○○○○○○○○○○
○○○○○○○○●○●○●○○○○○○○○○
○○○○○○○●○○●○○●○○○○○○○○
○○○○○○●○○○●○○○●○○○○○○○
○○○○○●○○○○●○○○○●○○○○○○
○○○○●○○○○○●○○○○○●○○○○○
○○○●○○○○○○●○○○○○○●○○○○
○○●○○○○○○○●○○○○○○○●○○○
○●○○○○○○○○●○○○○○○○○●○○
●○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○
○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○
○○●○○○●○○○●○○○○○●○○○○○
○●●●●●●●○○●○○●●●●●●●○○
○○●○○○●○○○●○○○○○●○○○○○
○○○○○○●○○○●○○●●●●●●●○○
○○○○○●○○○○●○○○○○●○○○○○
○○○○●○○○○○●○○○○○●○○○○○
○○○●○○○○○○●○○○○○●○○○○○
○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○
○○●○○○●○○○●○○○●●●●●●○○
○●●●●●●●○○●○○○○○○○○●○○
○○●○○○●○○○●○○○○○○○○●○○
○○○○○○●○○○●○○○●●●●●●○○
○○○○○●○○○○●○○○○○○○○●○○
○○○○●○○○○○●○○○○○○○○●○○
○○○●○○○○○○●○○○●●●●●●○○
○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○
○○○○●○○○○○●○○○○○○○○○○○
○●●●●●●●○○●○○●○○○○○○○○
○○○○●○○○○○●○○○●○○○○●○○
○○○○●○○○○○●○○○○○○○●○○○
○●●●●●●●○○●○○○○○○●○○○○
○○○○●○○○○○●○○●○○●○○○○○
○○○○●○○○○○●○○○●●○○○○○○
○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:08:11 ID:wU4WpAq9
てす

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:23:00 ID:wU4WpAq9
ふぅ、まだ書き込めるみたいだ

>>790
携帯ですが、1スレ1本目標にSS書いてます、あとポンジーを少々w
前スレは書き込めなかったんで、今スレは2本立ての予定

>>792
惜しい、相合い傘じゃなくて相合い矢印になってる

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:28:00 ID:CgvjY55G
http://img.0bbs.jp/u/tkr62/WJbGrW84Hms/22_7
センスのあるセリフを考えたやつ優勝

1

2

3

4

796 :SS相合傘:2007/12/26(水) 19:08:26 ID:0trH0bOU
ある日、いつものように始業直前に学校に行くと>>792のような相合傘がデカデカと書かれていた。
ご丁寧にも、その下には「S○Xする時はコン○ームつけましょう」と付け足されていた。
誰だ?こんな事をするのは?佐々木も怒って・・・怒ってはいないな・・・Why?
若干顔を赤らめてはいるが、むしろ機嫌が良い。
クスクスと笑いをこらえるクラスメートを尻目に真っ赤な顔で落書きを消す俺とは対照的に、佐々木は平静そのもの。


俺は隣の女子に話かける。
「なあ、佐々木。こんな悪質な悪戯ほっといて大丈夫か?」
「悪戯は悪戯だけど、悪質じゃないと思うよ。ただ、ヨの字が小さくないとね。それとも君は本名で呼んで欲しいのかな?」
「本名で呼ばれるにこしたことは無いが。問題はそこじゃないだろ。お前、俺なんかと付き合っていると思われているんだぞ」
佐々木をよく見ると、かなりの美人だ(よく見なくても美人だが)。性格も優しいし、変な口調さえ無ければモテモテなのに。もったいない。
「それは知っていたよ。もしかして、君は自分がどう評価されているか知らないとか」
「第三者の評価なんて興味無かったからな」

佐々木は悪戯っぽく笑って言った。
「やっぱりね。君は自分の第三者的評価をもっと知るべきだよ。くつくつ」
どうせ(キョンは佐々木なんかと釣り合わないのにおかしい。何か佐々木の弱みを握って無理やり付き合っているんだろ)とかいう酷い噂だろ。聞きたくもない。

「そうだ、二人きりの時は君を本名で呼ぼうか?それとも君が自分でつけたあだ名で呼ぼうか?」
「だったら、俺もお前を下の名前を呼び捨てで呼ぶぞ」
「どうぞ」
どうぞと言われても。
「うーん。いや、やっぱり止めよう」
「じゃ、二人きりでもそうでなくてもダーリン、ハニーと呼び合うというのはどうかね?」
笑えない冗談だな、おい。
「それだけは止めてくれ」
結局、うやむやの内に、下の名前で呼び合うことになった。

佐々木とは色々な約束をしたな。
25で両方共に結婚相手がいなければ結婚しよう、とか。私立の進学校に受かったら二人で沖縄旅行しよう、とか。
大学生になったら二人でエジプトとオーストラリアに行こう、とか。(佐々木がエジプト、俺がオーストラリアを主張して互いに譲らなかった)
毎年いっしょに七夕を祝おうとか。そうだ、七夕だ。忘れていた。今度謝っておこう。
ほとんど忘れていたけど、まだあったかな?

しかし、今でも女心はわからん。特に佐々木のは。
(ししまいだよ)

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:24:07 ID:CgvjY55G
>>796 どっからどう見てもカップルです。本当にGJでした。

4コマのヒントも得ることができました。

http://img.0bbs.jp/u/tkr62/WJbGrW84Hms/22_8

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:51:06 ID:v4Xj4tcG
>>796
カップルにしか見えん

>>797
その四コマはそんなんだったんか
1:昨日シャミの散歩してたらさ、橘に出会しちまっていつもの如く勧誘されたんだよ。
2:くっくっ、橘さんらしいね。嫌なら辞めるように言ってみようか?
3:それは有り難い、お願いしようじゃないか。
 それで話には続きがあって、橘が熱心に勧誘している時に丁度買い物帰りのお袋が通りがかって、何を勘違いをしたのか家へ招待したんだよ。
 それで夕飯を一緒に……
4:佐「   (呆然)」
 キ「どうしたんだ、佐々木」
裏:佐「ぶつぶつ……(痛めつけてやらないとね、くっくっ)」

↑みたいな話を作っちまったじゃないか
しかも四コマに収まってないし

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:59:23 ID:rxQIrswQ
>>797
(恋愛中のラブラブカップルな級友を見て)
1:なあ佐々木、恋愛って人間をああまで変えちまうもんなのかねえ。
2:もし知りたいのなら、僕と試しに恋愛関係に陥ってみる、という実践的な体験はどうだね。
  特に他意はないけれど、今なら定番の週末のデートのための衣装のコーディネート、
  デート場所の設定、昼食の選択、デート後のあれやこれやまで、
  一式まとめて実践的に教授してあげられるよ。
3:……なんかえらく面倒くさそうだな。遠慮しとくわ
4:(゚Д゚)

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:24:12 ID:CgvjY55G
>>798 http://img.0bbs.jp/u/tkr62/WJbGrW84Hms/22_9

シャミって散歩すんの?ww犬かよ でもサンクス

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:28:12 ID:CHClvZiN
>>800
頬染めGJw

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:55:25 ID:wU4WpAq9
ロボコン見てる間にぃ〜
>>796-800全部GJだコノヤロウww

佐々木さん理系文系どっちだろう理系なら俺と同じく今日はNHK祭

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:11:39 ID:6TP6S4pR
定期あげ

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:14:56 ID:CgvjY55G
>>799 http://img.0bbs.jp/u/tkr62/WJbGrW84Hms/22_11

キョン、デート後のあれやこれやしてもらえよ!!うらやまけしからん

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:28:54 ID:0trH0bOU
俺も作った。
1:12月になって急に寒くなったな
2:そうだ、クリスマスプレゼントにセーターなんかはどうかな?(もちろん僕の手編み)
3:ハルヒに『服を買うな。特に、佐々木さんから服のプレゼントもらったら、殺す』と言われているんで、、、
4:(゚Д゚)ポカーン(涼宮さん、今度勝負つけないとね。くつくつ)

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:46:43 ID:0trH0bOU
>>797>>800>>804GJ

もう一つ。自分のSSネタの改変
漫画は台詞を短くコンパクトにしないと駄目なのに気付いた。まだ長いか?でも俺にはこれが限界
1:最近、俺は佐々木との相合傘でからかわれるんだ
2:人の噂も75日だよ。それとも、相合傘を本物にするとか
3:佐々木からも関係を否定してくれ
4:(゚Д゚)(そんなに僕が嫌?)

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:47:20 ID:kkeU0qsP
>>789
俺の2chにおける古巣が大変なことに・・・w
いや、wとかつけてる状況じゃないんだが・・・

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:55:31 ID:SYz0gruH

   半角二次も
   エロパロも
   すごい惨状だね
       , -‐- 、    ,. ‐-ー- 、
      ,'. /  ト、 ヽ ノ /  u ヽ
.     i. ((从ソ u从〉.ノハハハハハ ! 板住人にとっちゃ、
     l. (|┳ ┳i!l !|─ ─ ,iリ)!  PSPなんて、
.     ハNiヘ  ヮ ノハ! ’ 、 - ,ノル´ やってるどころじゃ
.     __{iづニ/ ̄ ̄ ̄/|†'|゙|`i     ないんだろうな…
.     l\  \/___/ ̄ ̄(.ノ、
.     |l\\.   ̄ ̄ ̄        \
.     ソ__|.\l二二二二二二二二二l
          || |          .|| |
          ソ__|          .ン__|

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:00:34 ID:exK+ClPk
四コマネタ。

「身体的数値」

1 変わらないな、佐々木 。
2 くっくっ、これでも身体的数値は伸びてるのだがね。
3 (胸を見ながら)…本当にか?
4 ……ドキッ

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:16:38 ID:ufCUxded
1, 脳梗塞か…
2, kwsk
3, 驚愕はもう出ない。

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:29:39 ID:vBBFUqfq
797って珍しく佐々木さんの方が折ったような

812 :キョンのいろいろ消失・3:2007/12/26(水) 23:37:46 ID:NMKyNXml
佐々木デストロイ佐々木

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:03:17 ID:0trH0bOU
4コマネタ
「養子縁組」
1:妹が急に『お姉ちゃんが欲しい』と言い出して。やれやれ
2:僕がお義姉さんになってあげようか
3:俺達の姉になってくれるのは嬉しいが、お前の両親とも相談しないと
4:(ソウジャナクテ)

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:16:54 ID:nZ/gokYx
四コマ
1、「うーん、なんだったっけなあ」
2、「何を忘れたんだい?」
3、「俺の本名」
4、(゚Д゚)

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:19:19 ID:EKj1Vi8r
>>814
未来人でなくともそこには禁則がかかってるんだろうなw

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:48:03 ID:vrR9mG+M
一週間に一度の佐々木団+キョンとのお茶会
橘さんは説得をするためにキョンを毎週誘っている
せっかくのチャンスなのでキョンの隣に座らせてもらおうか
キョンがこんなにも近いことなんて今まであったかな?
ここまで近いんだ。ちょっとぐらい押し倒しても大丈夫だよね…
絡み合う二人の指、もしかしたら勢いで口付けもやっちゃうかもしれない
あっとヤバイちょっと妄想でよだれが…
「さーさーきー」
「ヴぇ!な、なんだいキョン」
「何か頼まないのか?」
「あ、ああミルクティーにしようかな」
「すみません、ミルクティー一つとコーヒー四つお願いします……なぁ、佐々木」
「なんだい?キョンから話を切り出すなんて今日は積極的だね」
「お前結構努力家なんだな…」
「!!!キョンそれはどういうことかな?」
まさかとは思うがばれてるのか?この前キョンが間違って貧乳団と言いかけて
ポンジーが柄にもなく腹を抱えて笑ったので(もちろんその後二人ともぶん殴っておいたが…)
何とかしようとミルクティーでカモフラージュしながら牛乳を飲んでいることを…
「え?そりゃあもちろんむn…」
―ただいまキョンをフルボッコにしています。ピーという音が鳴るまで自主規制させていただきます―
ピー
「すみません。もう二度と言いません」
「そのほうがいいと思うね」
「佐々木さんは胸がペッタンコなのを気にしているんですよ!まったくデリカシーのない人ですね!」
「橘さんフォローありがとう。ちょっと表に出ろ!」
「ひっ!ごめんなさいなのです」
「お待たせしました、ミルクティーとコーヒーでございます」
「―コーヒー――苦い――――」
「そういう時は砂糖とかを入れるんだよ。入れようか?」
「―ん…―――がんばって――――飲む――」
あれ?なぜか九曜さんのほうが待遇がいいな
いや気のせいか…昔からキョンは年下には面倒見がよかったし…
九曜さんはなんか幼く見えるし…うんそうだ!そうにちがいない
「――飲んだ――」
「よしよし、よく頑張ったな」
あ、頭撫でられてる!僕なんか手つないだ事もないのに………
今度はこっそり握ってみようかな…
キョンの匂い…ハァ…ハァ…キョン…ハァ…ハァじゃなくて!
「キョン!君と九曜さんはいったいどういう関係なんだい?」
僕と言う人がいながら君はっ!君と言う奴は!
「―――私の――ダーリン――――」
そのとき私の中で何かが壊れたような気がする
ああこうやって人は壊れていくんだなぁ
「キョン、君の意見は知らないが普通の関係じゃないことは良く分かった」
「いやいや誤解だって!違うよな?ジョークだよな、九曜?」
「――間違った?―――じゃあ――――お兄ちゃん(ハート)―」

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:53:31 ID:vrR9mG+M
「現地人…お前って奴は…」
「変態なのです……」
「だから違うっt」
「言い訳なんて見苦しいね、キョン」
「――――髪が――長いから――ポニテが―似合うと―――言ってくれた」
「思ったことはあるけど言ったことはねーよ」
思ったことはあるんだ……キョン、君は髪の長い人が好みなんだね
はは、とんだピエロだよ。今まで一人馬鹿みたいだ
「……『お兄ちゃん(ハート)』、君は髪が長い人なら見境がないのか?」
「え!そうだったんですか!じゃあ私も?」
「佐々木、落ち着いて人のはなs」
「まぁ、なら私も襲われるかもしれません…有機生命体って恐いですね。まるで狼です」
「喜緑さん、後から来て話をややこしくしないで下さい」
「とりあえず妹にちくっておきました」テヘッ
「何状況悪化させてるんですか!まったくあなた一部の人たちに
なんて呼ばれてるか知ってますか?鬼m…」
「―――――来た――」
でーでーででーでーででーでーででー♪でーでーででーでーででーでーででー♪
「喜緑さん…ダースベイダーの曲を流さないでと言うかなんで持ってるんですか?」
「残念…雰囲気でると思ったのですがしかたないですね」ポチットナ
「ターゲット確認…これより好きなタイプを短髪の女の人に情報操作する……」
いいぞ長門さん。やっちゃえ!僕が許可する
涼宮さんとあなたと僕の三つ巴になるけど
他の人を蹴落とせるのだから妥協しようじゃないか
最後に勝つのは僕だけどね。くっくっ
「落ち着け長門」
「私は…これまでに無いくらい落ち着いている……大丈夫………情報操作は得意」
「――――私の――お兄ちゃん(ハート)に―――危害を―――――加えるな――」
「私の?……ポッと出の奴が生意気な…」
「―――そろそろ――引退を―――お勧めする―――」
ふむ、また二人とも喧嘩を始めたようだ
二人のせいで店が半壊するけれどどうやら今日も支払いはしなくて済みそうだね
さぁキョン今のうちにご両親に挨拶にでも行k……っていない…
グスン悲しくなんかないもん

オマケ
「よし、長門と九曜が喧嘩を始めた今のうちに逃げr…」
トントン
「ん、誰?何?」
「私です、喜緑ですよ。ところで…さっき鬼緑とかワカメとかよく言ってくれましたね」
ア・・・ア・・・ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアア
「情報連結解除開始」
サラサラ(ry

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:53:41 ID:RgPUTWld
SIEN

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:02:22 ID:RgPUTWld
>>817
多分九曜スレのノリだな。あちらの住人かな?俺も九曜スレにも何か投下しよう。
GJ

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:07:42 ID:udjKSBHx
>>816
GJ!!
いいねぇ。俺こういうぶっ飛んだ佐々木のSS大好きだ。

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:15:03 ID:DEJssOSj
なんつーか、佐々木団のみんなには幸せになって欲しいなぁと思う。

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:31:43 ID:T0vEIC8H
>>817GJ

4コマネタ
1:佐々木は女の子らしい口調にすればもっと良いのだが
2:わたし、キョンくんと映画に行きたいのだけど
3:すまん、キモい。元が良い
4:ガーン

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 04:25:02 ID:8X/mpIJq
>>805 >>806 >>809 >>810 >>813 >>814 >>822
みんな面白いセリフ言わすなあw 814のキョンはやばいな

http://img.0bbs.jp/u/tkr62/TPwNt5yUWuw/22_12

続きはどんな展開がいいかなぁ ヤンデレ佐々木もいいかもなー
でもそうすると岡本さんがアレな事になりそうでやだなー

って悩んでるんですがどうでしょう

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 07:09:20 ID:8X/mpIJq
まちごーた

http://img.0bbs.jp/u/tkr62/TPwNt5yUWuw/22_13

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 07:13:41 ID:3f/s6Ynn
>>823
笑えばいいのか切なくなればいいのか…(ノ∀`)
ところでヤンデレは俺の大好物なんだ
尋常にヤンデレ佐々木を頼みたいんだがどうか

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 07:24:18 ID:nZ/gokYx
>>816
壊れっぷりワロタw最後を情報連結解除されたのはキョン?佐々木?それだけ解らんかった

>>824
岡本さん死亡…ではなくあえて新しい男性と出会いフラグってことにしとこう

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:09:42 ID:oiKfroW6
定期あげ

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:17:31 ID:DyLc+66H
>>791
うん。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:19:38 ID:w01snbvq
やっと明日から短い冬休みだお
年が明けたらだれか書き初めネタ書いてくれ

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:31:19 ID:vrR9mG+M
>>826
キョンです。解りづらくてスマン


831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:31:25 ID:RgPUTWld
>>824
岡本さんはこれでキョンを吹っ切れた、と期待しよう。

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:50:20 ID:Y5gVbvfh
ある伝説の少女は言った
「第二ボタンを貰うくらいならその場で本人をもらっちまえ」と

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:54:32 ID:udjKSBHx
伝説の少女A自重w

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:59:46 ID:fVP58J0Q
どっかで言ってた朝比奈ミクルキョンの子孫説が正解だとすると
朝比奈ミクルはハルヒとキョンが結ばれた未来の子孫で
ポンジーは佐々木とキョンが結ばれた未来の子孫なのだろうか

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:01:09 ID:B+E43kcj
めんどうだから、鶴屋サンとでもくっついとくれ

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:02:57 ID:wNAFkn/g
俺は2人ともキョン妹の子孫と思ってた。
いくつも枝分かれした末に。

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 13:30:34 ID:RgPUTWld
>>834
逆かもしれないぞ。
ポンジーの役目は、キョンに嫌がらせした後佐々木団に入って佐々木を嫌わせる。
みくるの役目は、キョンを誘惑してハル×キョンルートに待ったをかける。
味方面した奴が最大の敵。

>>835
鶴屋さんは属性がキョンと同じと自称しているな。ということは、鍵?

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:08:21 ID:8X/mpIJq
http://img.0bbs.jp/u/tkr62/TPwNt5yUWuw/22_14

ポンジュースが飲みたくなってきた ポンジュ

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 15:04:50 ID:RgPUTWld
>>838
素晴らしい漫画だ。

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 15:08:15 ID:3TQTNAcu
>>838
GJw

そろそろ佐々木の下の名前について考えてみないか?

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 15:10:43 ID:3TQTNAcu
すまんageてしまった。
閉鎖空間行ってくる

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:03:57 ID:iv6aJEjQ
>>840
千秋とか

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:08:31 ID:B+E43kcj
>>842
ハルヒ(春日)←→千秋か......

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:09:09 ID:EnhJR5HU
佐藤紗季
さとうさき
略して
ささき
よってあだ名は
佐々木

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:24:02 ID:pefweoNy
佐々木 紗季

ごめん、首吊って来る

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:27:21 ID:vA+p2oRt
佐々木秋日子 あきひこ
でいいよ

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:27:58 ID:PI8Vrb+L
佐々木白秋
佐々木夏目
佐々木四季


冬が思いつかないorw

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:30:10 ID:9gXLjHP9
佐々木冬華
佐々木美冬

冬はけっこうあるような。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:31:36 ID:nZ/gokYx
>>847
美冬なんていかが?

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:40:11 ID:PI8Vrb+L
>>848-849
thx

でもよく考えたら
ハルヒと対比させるのなら、名前漢字じゃなくて
カタカナの方が自然かもしれないかな。ミフユとか

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:42:07 ID:nZ/gokYx
連カキだったら失礼
>>834
ポンジー=みくるが去る時、最後のお願いでキョンの種もらって未来で一人で産み育てた息子説
佐々木スレ住人なのにスマン

>>837
俺も、マジで鶴屋さんは先代の『鍵』だと思ってる

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:54:48 ID:RgPUTWld
>>851
同じ未来だったらその可能性あるな。違う未来だったとしてもアメリカ大統領がブッシュでなくエドワードになっているくらいの小さな違いだったりとか。

>>840
男みたいだけど、アキラ
そういえば、男でハルヒもリアルでいるんだよな。

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:31:00 ID:B52abzuK
>>834
じゃあ、空き缶を蹴って病院へ行った男性はいったい?

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:43:17 ID:ycy4X0j+
男っぽいってとこで

佐々木 冬馬

・・・えぇ もろパクりです

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:43:39 ID:oiKfroW6
定期あげ

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:49:54 ID:EnhJR5HU
佐々木ハルカ
佐々木カナ
佐々木チアキ
佐々木トーマ

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:53:01 ID:Njf7Qjxt
ミナミケ乙

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:28:04 ID:pefweoNy
チアキは中の人でややこくなるからやめれ

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:29:53 ID:k3osKOHz
鶴屋さんがキョンと同じ属性ってどこで言ってた?

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:12:38 ID:vA+p2oRt
原作話だが、雪山で同じ属性っていうか、同じにおいがすると言っていたな。
あたしと同じにおいがするっさ とか言ってた。気がする。

でもそれは宇宙人、超能力、未来人とかいう変態的なプロフィールを持たない、
ごく普通の一般人だという意味合いだと思うぞ。

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:57:18 ID:mP35jqgB
流れ無視ですまないが

ミスチルの「NOT FOUND」って曲を聴いてたら

この曲って佐々木の歌じゃね?

とか思ってしまった…チラ裏スマソ

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:07:47 ID:w01snbvq
原作で佐々木の下の名前が明かされることがあると思う人挙手
 
………(´;ω;`)

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:09:00 ID:RgPUTWld
>>860
キョンと全く同じなら神能力の鍵なんだが、深読みであるかもしれない。鍵が何かは原作でも説明されていないし。
分裂での記述ではキョンはハルヒだけでなく佐々木の鍵でもある。だから、ハルヒがたまたま選んだからキョンが鍵だというわけでなく、逆の可能性(鍵だから選ばれた)が高そう。
なお、谷川スレでは、キョン=真の神説、鶴屋=真の神説もある。

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:10:50 ID:DEJssOSj
>>861
鬼束ちひろの「僕等、バラ色の日々」も佐々木さんソング(独断)

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:22:16 ID:EnhJR5HU
甲本の「連結機よ永遠に」も佐々木さんソング(偽)

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:23:47 ID:jEcMFrB3
連結器〜あこがれのぉ〜

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:31:43 ID:ycy4X0j+
>>862
原作でキョンの本名が明かされることがあると思う人挙手
 
………(´;ω;`)

そして>>866
連結か・・・。なんかエロいな。

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:32:17 ID:z+nKEDeo
ニコニコで流行った「メルト」も少しそれっぽいと思った

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:42:59 ID:EnhJR5HU
>>867
想像通りの歌だぞ

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 23:05:22 ID:nZ/gokYx
>>863
キョンがハルヒの鍵になったのは未来からの干渉の結果。
佐々木さんは、少なくとも現時点で何者かの干渉は未確認。そう考えると、佐々木さんが鍵=キョンに対応する正当な鍵穴?

また神の力は、一時的とはいえ一介のインターフェースでも奪って行使出来るものである以上、
マスターたる統合思念体が制御出来ないはずはない。
思念体は身の安全を確保しているのだから、観察が目的なら情報爆発を抑える鍵は邪魔でしかない。
なのに何故未来人達による鍵の生成を妨害しないのか…

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 23:33:56 ID:OthzjR6t
約束の国木田ボイスが佐々木さんとダブる件について。


個人的には、もうちょっと低めの声の方が好みだが。
こう、微かにハスキーというか何というか…

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 23:50:03 ID:N6suylx5
ふと佐々木の声はバーローでもいいんじゃないかと思った今日この頃

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 23:53:28 ID:M/VUhE4Q
見た目は子供、中身は乙女

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 23:57:04 ID:fdzB4Bnd
>>873
主に胸とか子ど(ry
ん?誰だ、こんな時間に?

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 00:09:57 ID:wRonjvGs
年上相手には「あれれ〜?」とか幼稚に喋り、
同年代相手には「バーロォw」とタメ口になるわけですね。


876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 00:32:08 ID:uf+7sVUE
>>870
思念体が神能力奪ったとして、暴走しても困るから鍵も必要だと思う。だから、鍵がどうやって神能力を抑えるかを観察するのも重要。リアルの原発事故みたいになったら嫌じゃん。
それとも、鍵は神能力を抑えることも増幅することもできるのかな?
朝倉はキョン殺そうとしていたけど、その時はキョン鍵説は思念体中で有ったのかな。鍵設定は憂鬱では無く、溜息で唐突に出てきたと思うけど。

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 00:33:59 ID:+I3TKtc/
>>876
急進派は「どんな形であれ凄い事になるからやっちまおうぜ」って感じだから
暴走しようがどうなろうがよかったんじゃないか?
朝倉の言う分にはとにかく動きが欲しかったみたいだし

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 00:35:24 ID:HEbkc8ot
そういえば、ポンジー祭りって今回もあるんだよな?

……今ちょっとポンジーネタのを考えてるんだが、
かなり厨臭くなってしまったんだが、
落として大丈夫か気になってるんだ。
大丈夫だろうか?

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 00:57:27 ID:gwfFwmh7
臭いのはいらね。
チラシの裏にでも書いて満足してろ。

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 01:28:41 ID:L9bo2XC4
もう900も近いな…
避難所で言ってたけど次スレは結局どうなるんだろうか
どうやら文書サロンが受け入れ先として決まったようだけど

>>878
流れが良けりゃそのまま行っちまえばいいんでないかね

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 02:15:03 ID:kshUE7vn
>>878
書いたなら落とす。
ボロクソ言われたらひとり枕を濡らして明日への糧とする。
それがSS書きのジャスティス。

>>880
変な荒らしもいなくなるだろうし、引越しの方向でいいんじゃね?

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 02:15:18 ID:oND1G2zT
書き下ろしピンナップhttp://k.pic.to/qi9i0

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 02:15:41 ID:6wj6HQbB
定期あげ

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 02:16:22 ID:oND1G2zT
ごめん。誤爆だ

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 03:26:31 ID:7y+xORlB
人はいないが投下


886 :SS 夜とコーヒーと本と彼 :2007/12/28(金) 03:27:37 ID:7y+xORlB
 テーブルの上で小さく存在しているブラックコーヒーを、僕は一気に飲み干してしまう。
喉の奥で、余韻が残る。苦い。だが、悪くない。と言った感じの余韻。
僕は先程までコーヒーが注がれてたコップを、テーブルに置く。コツンと音がする。
沈黙という海の中で、その音は波に紛れて消えてしまう。
だが、僕の耳の奥にはしばらく、その、コツンという音が存在し続け、そして呼吸している。
 飲み干してしまった苦いコーヒーに対して、僕はもう興味が湧かない。何故だろう?きっと、本質とズレが生じているからだと、僕は考える。今すべき事は、コーヒーについて考える事では無い。
 では、今すべき事はなんだろう。一体、僕は今何をすべきなのだろうか。
膝元に置いてある、電話帳ほどの厚さを誇るこの読みかけの本を読みきってしまう事か?いや、違うはずだ。なぜならこの本は、僕がこの空白の時間を埋めるべくして所持してきた存在だからだ。
 なぜだろう。酷く頭が痛い。そして、記憶が一部分、どこかに飛んでしまっている。
ここはどこだ?僕の部屋だ。そして僕は今、冷たく固い椅子に腰掛けている。
ジーンズのポケットには?携帯電話が入っている。他には、何も無い。
膝元には、先程も述べたように、電話帳程の厚さを誇る、読みかけの本。
 そして、テーブルの上には、相も変わらず、コーヒーカップだ。


 窓が開いている。風の強い夜だ。闇は随分と深く、見つめていると、丸々呑み込まれてしまいそうだ。
いや、既に幾らか、僕の意識は実際にその闇に呑み込まれている。
随分と深い場所まで僕は呑みこまれ、そして異物のように、その闇に吐き出される。僕の意識は、また元の僕の部屋へと戻ってくる。やはり、頭はズキズキと、痛覚がする。
 僕はこの時点で、何度も辺りを見渡している。そこにある何かを見つけ出そうとするように。
だが、いくら注意深く見渡しても、何も見つからない。当然だ。何故ならそこは、何の変哲も無い、いつもの僕の部屋だからだ。
 僕はジーンズのポケットに入っている携帯電話を取り出す。
着信が、一件。
見覚えのある番号だ。そして、僕の大好きな十一列だ。
僕は素早くその番号に、電話を掛ける。
 「もしもし」
「はいよ」。と、少し寝ぼけているような声が返ってくる。
「やあ、先程電話を貰っていたようだが、気づかなかったよ。すっかり寝ていたんだ」
「なに、気にするな。しかし佐々木よ。こんな時間に電話を掛けなおすのは、少し非常識じゃないか?」
と、聞き苦しい説教が聞こえた。だが彼も、本気で怒っている訳じゃなさそうだ。
僕は、くっくっと、喉の奥で笑う。
「寛大な心を持ってして、僕の非常識な行為を受け入れてくれよ。キョン。キミも男なのだろう?」
彼は言う。
「俺はかれこれ三時間くらい前には、もう布団の中で夢を見ていたんだ」、と。
「どんな夢だい?」。僕は言う
「そんなこと聞きたいのか?」キミは言う。
「もちろん」。と、僕は言う。そして続ける。「興味津々だ」、と。
彼は少し迷う。いや、迷っていたのかもしれない。というのが正しい。仮説を立てる事しか、今の僕には出来無い。何故なら僕は、彼の姿を受話器越しに想像する事しか出来無いのだから。少なくとも、今は。
 彼は言う。
「夢の中での世界は、朝だ。俺は見知らぬ部屋の中で、見知らぬテーブルに向かって、パンを食べているんだ。牛乳を片手に。窓からは眩しいくらいの朝日。そして、台所にはエプロン姿のお前がいる」
僕はその話を聞いて、少しだけ顔が赤くなる。その夢には僕も登場してくるのか。
 彼は続ける。
「そんで、お前は俺に向かって言うんだ。『そろそろ会社の時間じゃない?あなた』ってな。つまり、夢の中の俺達は結婚しているんだ。お前の左手の薬指には、綺麗な指輪がある」
そこまで言って、少しの沈黙。僕は彼が話し出すのを待っている。彼は、僕の感想を待っているのかもしれない。
 「それで、続きは?」と、僕は仕方なしに問う。
彼は言う。
「佐々木。お前さ、これから俺が話す事を聞いて、引いたりしないと約束できるか?」と。
僕は言う。
「内容にもよるね。それよりも、キミはなんていう夢を見ているんだ。反省してくれ」
彼は言う。
「夢なんて、俺は見たくて見てる訳じゃねえぞ。内容なんて、それこそ俺の意思とはまったく別の所で作り出されているんだ」
「それでも、脳裏のどこかで微かに思っている事を拾い集めて構成されているんだよ。夢とはそういうものさ」
「お前、人が夢を見る構造を知ってるのか?」
「さあね。少しも知らない。今度調べておくよ」
 僕達は受話器越しに、小さな声で笑い合った。


887 :SS 夜とコーヒーと本と彼 :2007/12/28(金) 03:29:18 ID:7y+xORlB
 僕は大きな欠伸をする。眠気がある訳じゃない。退屈な訳でもない。むしろ、楽しい。僕は彼との会話を、いつだって心から楽しんでいる。
膝元に置いてある分厚い読みかけの本に、栞を挟んで、閉じる。この本の役割は、今まさに一仕事終わった訳だ。何かを発信する側と、何かを受け取る側。
この本は、何かしらの概念を僕に向けて発信し、そして僕はそれを溢さないように拾い続ける。それは僕が考えるこの世で最も心地の良い作業の一つだ。
 僕が空のコーヒーカップに手を伸ばし、そして中身が無い事を再認識している間に、受話器越しに彼の言葉が聞こえてきた。
「夢の話をしてもいいが、俺が全て話し終えた後、この話は忘れてくれ。覚えていても良いが、口に出したりしないで欲しいんだ」
「そんな前置きをされると、益々興味が湧くよ。一体その夢のオチはどんなものなのだろう」
「オチって程の物でも無いんだけどな」。彼は困ったように言う。
 そして、一呼吸分の沈黙。僕と彼はその沈黙を分け合う。
実に大切そうに、お互い、両手で掬い取るようにして、その沈黙を分け合う。

 彼は夢の続きを話し始める。
「お前が夢の中で、台所から、俺の方に向かってくるんだ。朝食用に、目玉焼きに、そしてカリカリに焼いたベーコンが乗っけてある皿を、お前は俺の目の前のテーブルに乗せる。
そんでお前は、俺の隣の椅子に腰掛ける。そして、色目を使って、俺に言うんだ。
『昨日の夜は激しかったね』。ってさ」


 僕は彼のその話を聞いた後、こう思った。
多分、僕は目の前に彼がいたら、容赦なくこの握り拳を振り上げていただろうとね。
まずい。頬が赤い。この馬鹿男は、なんていう話を僕にしてくるんだ。
まあ、夢の話をしてくれと言ったのは僕だけど、それにしても、卑猥だ。そして下品だ。まったく。けしからんな。…まったく。
 彼は言う。
「いやしかし、あの時のお前は可愛かったな。そんで、とてつもなく女っぽかった」
それを聞いて、僕は少し腹が立つ。
「なんだねそれは。普段の僕が可愛くないと。そして女らしくないとでも言いた気だね」
と、少し声に怒り気を混じらせて言う。
 彼は、言った。
「普段のお前は、もっと可愛いぞ」、とね。
そして僕は思う。切実に思う。ああ、ついに本物の馬鹿になってしまったんだな。キョンよ。
そんな口説き文句のような台詞をキミは言うようなキャラでは無かったはずだぞ。おい
そんなふうに思いながらも、自分の顔が真っ赤になるのに気づく。ああ、動揺の余り、コーヒーカップを床に落としてしまった。空で良かったと思う。ああ、本が床に落ちる。そして、椅子が大きな音を立ててひっくり返った。
 そして僕は、何かにつまづいて顔面からベットに飛び込む。…痛い。

888 :SS 夜とコーヒーと本と彼 :2007/12/28(金) 03:30:13 ID:7y+xORlB
「フダンノオマエハ、モットカワイイゾ」…?確かに彼はそう言った。誰に向かって?
無論、僕に向かってだ。
いやいや待て待て、ありえないアリエナイ。そんな事はあるはずがない。だって僕はこんなにも女の子らしくない存在なのだぞ。
 別に、嬉しくない訳じゃない。「可愛い」。なんて、はっきり言って、色んな人に言われ慣れてる。
言われ慣れてはいるが、彼に言われるとなると、それはまた別の意味を持つ。もっともっと、深くて重い意味を持つものになるのだ。
え?ちょ、…ちょっと待ってくれよ。おいおい。なんで顔を赤くしてるんだよ僕は。受話器越しには、まだ彼がいるんだぞ。
おいおい。そうじゃないだろう。冷静になれ。得意分野のはずだ。冷静になれ。専売特許だろう。冷静になれ。そうだ。冷静になれ。なってしまえ。
呼吸よ落ち着け。鼓動よ静まれ。いつの間にこんなに乙女になってしまったんだ僕よ。これじゃあまるで、僕が彼に恋しているようじゃないか。
僕が彼に、恋している?
 ボクガカレニ、恋シテイル?
そんな馬鹿げた話が、あっていいのだろうか。
 でも、事実だろう?

889 :SS 夜とコーヒーと本と彼 :2007/12/28(金) 03:31:31 ID:7y+xORlB
 僕はキミを想うと胸が震えるんだ。それは、そうだね、ロックンロールと似ている。
別に興味がある訳じゃないが、ただの例え話さ。僕の胸はロックのように激しく震える。
僕はキミを想うと心が落ち着くんだ。それは、もちろん。クラッシックに似ている。
別に興味がある訳じゃないさ。ただの仮定だ。僕の心はどんな場面であっても、キミの表情を想うと心が落ち着くんだ。
 僕はキミを想うと、体の何処かが疼くんだ。
とても恥ずかしい事実ではあるが、そう、それは疑いようもない僕の中に確かに存在し続けている事実だ。真実だ。僕はキミを想うと、体が疼く。
そして、誰も慰めてはくれないから、僕は自分で自分を慰める。慰め続けている。
夜中に、布団を殻のように全身に被って、恥ずかしい声をあげながら、僕は僕自身を慰めるんだ。キミを想いながら。それはとても恥ずかしく、卑猥な話であるが、認めざるを得ない事実なのさ。そうだ。
 恋をするってのはこういう事を言うんだろう?
大人になれよ。僕。そうさ、僕はいつだって大人でありたいと願い、願い続けてきた。今だってそうさ。どんな状況にも慌てず、冷静に片付けてしまう、そんな大人に。
大人ってのはね、歳を重ねるだけじゃなれないのさ。苦労や悲しみを、冷淡や情熱を、血や汗を、そんな汚らしい物を経験として並べて、初めて僕は大人になるんだ。
そうさ、僕よ。大人になれよ。僕は彼に恋している。それは事実なんだ。
 僕は言う。
「素敵な夢を見たね」、と。

そして彼は笑いながら言う。
「お前なら、そう言ってくれると思ってたよ」
そして彼は笑いながら、言うんだ。
「佐々木、メリー・クリスマス」
彼はそう言うと、僕が口を開くのを待たずに電話を切った。

890 :SS 夜とコーヒーと本と彼 :2007/12/28(金) 03:32:05 ID:7y+xORlB
 床に落ちて、ページがわからなくなってしまっている本と栞。
床に落ちて、カランカランと音を立てているコーヒーカップ。
床にひっくり返って、普段の役割をまったく果たせていない椅子。
 そして、携帯電話を握り締めながら、カレンダーを見つめる、僕。
「今日は十二月、二十五日」
 そうだ。確かに。昨日が二十四日で、明日は二十六日だから、確かに今日は二十五日だ。
カレンダーの次に、僕は時計を見つめる。
時刻は、午前の三時をとっくに周っている。一日のうちに、最も深い闇が世界を覆っている時間帯だ。
今日は、聖夜。クリスマス。
今はもう、途切れてしまった彼の受話器越しでの声を、僕は思い出す。思い出してから、脳でそれを分解する。
 窓はまだ、開いている。
そこから覗く小さな闇を、僕はまた見つめる。闇には、優しさがある。
それはきっと、闇の生態が変わったのではなく、僕の意識に変化が生まれたのだ。
もう闇は、僕を呑み込んだりしない。そして僕は、簡単に呑みこまれたりはしない。
なぜなら僕の意識はもう既に、何者かによって完全に呑みこまれてしまっているのだ。無論、彼だ。
 彼の存在そのものに、僕の全ては呑みこまれてしまっている。
「まったく、適わないね」、僕は小さく呟く。
クリスマスの存在に、当日まで気づかなかった世間知らずの自分。
そして、普段は鈍感で朴念仁のくせして、こういう所には何気に気がつく、彼。
「彼は、どんなプレゼントを贈ってくるんだろうね。期待しても良いのだろう?」
僕は夜空に向かって、語りかける。
夜空からは当然、返答は無い。
でも、それでいいのだ。夜空は口を聞いたりしない。そうさ、それが当たり前なんだ。

891 :SS 夜とコーヒーと本と彼 :2007/12/28(金) 03:35:56 ID:7y+xORlB
 あとは、彼に話そう。
話したい事、話してもらいたい事、いっーぱいあるんだ。それこそ、あの夜空では足りないくらい。
本とコーヒーカップを、テーブルの上に置く。そして椅子を起こして、電気を消す。
そして僕は、布団に潜り込む。今夜は良い夢が見れそうだ。程よく純潔で、程よく卑猥な、そんな夢が見れそうだ。
そんなのも、悪くないだろう?
僕だって年頃の女の子なんだ。彼だってそうだ。まだ十代。色んな事を経験して、大人になっていくんだ。そうだろう?
 僕は、静かに目を閉じる。

頭の中を、彼の色でいっぱいに染めながら。

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 03:40:51 ID:7y+xORlB
以上です。タイトルはミスチルの「友とコーヒーと嘘と胃袋」に影響されて。
なんか自分で読み直しても状況がよく想像出来無い所が多い気がする。精進します
ではでは。失礼しやした

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 08:20:04 ID:Gvo/A6ps
>>886-891
GJです!
女っぽい佐々木かわいいよ女っぽい佐々木

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 08:25:32 ID:oVw8XcZV
>>892 GJ!キョンがこんなに積極的だったらいいのにね!

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 08:52:37 ID:hSYL7NSC
>>892
魅力的だよ佐々木魅力的だよ

今日も一日ガンバレそうだ

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 09:54:25 ID:uf+7sVUE
>>892
キョンが積極的すぎる。しかし、良いぞー

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 10:02:14 ID:kAl6RGP3
別に俺達は二次創作小説で慣れてしまっただけで、本当のキョンはこれくらい積極的なんじゃないか?

いやでもやはり>>892は積極的すぐるwキョン格好良いよキョン佐々木エロいよ佐々木
何よりも文章そのものが上手で綺麗でしたよ。GJ

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 12:16:23 ID:Gvo/A6ps
過疎だし、そろそろ声優について考えるか

出番三期以降だと思うが

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 12:33:05 ID:409vBxAD
声はともかく、あの登場の仕方がな。
キョンの語り+後ろ姿&手だけのカットをつなぐか
声は国木田みたいに、男の子風の声を出せる女性声優をつかうか・・・

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 12:46:43 ID:pnE+73vG
佐々木といえば小難しい長台詞
小難しい長台詞といえば千葉繁

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 12:50:43 ID:MSCBKt2+
少年役というと、斎賀みつきさんとか、くぎゅとか?

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 12:52:04 ID:FOF6NsDc
ハスキーボイスな女性声優なら誰でもいいと思うけどな
俺は>>872の所為で既にバーローの声で再生されてしまうが・・・

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 12:55:47 ID:Tmwx8TlJ
>>900
普段の声は可愛いのに興奮して喋り出すと千葉繁になるってネタが浮かんだ
…今度暇があったらかいてみっかw

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 12:57:12 ID:409vBxAD
だれだっっけ、あの、サイカノのアケミの人

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 13:01:12 ID:7xdEOLew
森永理科一択

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 13:04:46 ID:qROemrAd
俺からも森永理科で。
俺がこのスレの作品読むときの脳内声優がそうだもん。

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 13:20:41 ID:r29GtTln
坂本真綾を推す。
「もう一人のハルヒ」だしw

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 15:01:11 ID:oYKkodzd
>>899
黒い人のシルエットでいいんじゃね。目玉だけギョロっとした

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 15:16:41 ID:0CMTdlM4
どんだけバーローなんだよwwww

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 15:17:38 ID:0CMTdlM4
どんだけバーローなんだよWWWWW

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 15:18:17 ID:uf+7sVUE
>>880
引越しで問題になるのは、キャラスレ巡回している人にとって面倒になるということ。
あと、板の容量が持つのかな?容量はアニメスレの方がきついか。

サロンでは、佐々木スレより人気のあるスレは一つだけ。そして、九曜や橘スレと同等なのが、いくつか。
そして、一日平均1レスを切る板が多い。多分、一週間に一回しか見ない人が多いのだろう。


ちなみに、九曜と橘もじき引っ越すよな。
パンジー祭は今回で終わりで、パンジースレ立てるの?どうするつもりだ、パンジーファン。

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 16:20:15 ID:oVw8XcZV
元ネタわかるかな
 http://img.0bbs.jp/u/tkr62/GaOg0Cjlgek/22_15

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 16:21:58 ID:oVw8XcZV
あ!Fカップが二つある!間違えたww

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 16:48:37 ID:pnE+73vG
>>912
また懐かしいネタをw

Gカップ好きとHカップ好きはデカけりゃ良いって
もんじゃない事を肝に命じておいて下サーイ!

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 16:49:26 ID:oVw8XcZV
直した http://img.0bbs.jp/u/tkr62/GaOg0Cjlgek/22_18

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 16:55:01 ID:r29GtTln
三十路の鬼に斬られますよ
まあ、偽善者つながりで。

あれ、ドアをノックする音と窓ガラスg

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 17:54:51 ID:6wj6HQbB
定期あげ

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 18:23:25 ID:uf+7sVUE
cカップ好きが正解なんだよな

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 18:25:51 ID:5ePjFvGP
ノン、最も限りなく正解に近いが、ササッキーはAなのでAが正解なのだよ!

あれ?また宅配便か?ついさっききたところなんだg

920 :涼子:2007/12/28(金) 18:38:33 ID:VWZmdmJb
はじめまして。


921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 19:06:01 ID:SklYYl9R
正直、乳より尻だよな。

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 19:13:09 ID:1zfa3kpz
太ももだろ?

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 20:07:41 ID:Dpzohl6r
やっぱり知性
某クイズ番組でバカを売りにしてるような奴は駄目、とちょっとマジレスも入れてみる

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 20:18:08 ID:+I3TKtc/
やっぱり速さ
嫌なことを嫌といわず悩んでいる時間なんて無駄以外の何者でもない、とちょっとマジレスも入れてみる

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 20:45:56 ID:7n/HEX5r
でもやっぱり顔がある程度良くないとね、と全編マジレスでry

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 21:16:25 ID:Dpzohl6r
>>925
だが、かの新撰組の局長近藤勇は、稽古中の門弟の気が散らないようにとの配慮から
数いる嫁候補の中から最も醜い女性を妻に選んだそうだ。
そのことについてキョン、キミはどう考える?
「そんな極端な例を出すなよ。それに、昔は奥さんが遊郭に向かう旦那をハッパかけて送り出したりもしたそうだ。
今とは全然文化が違うから、比べろって方が無茶だぞ。やっぱりある程度外見も整ってないとな」


ここまで書いたが詰まった
保管庫はスルーしてください

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 21:29:32 ID:ijtvVwQB
>>924
情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さも必要だな

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 21:47:26 ID:AgWuIowf
>>924
クーガー兄貴乙


929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 22:33:57 ID:uf+7sVUE
>>926
それで、銀魂の近藤局長が宇宙人(地球人の感覚ではブス)にモテるのか。知らなかったよ。
みくるの未来では、銀魂の世界みたいに宇宙人(長門の妹達)がのさばっているのかな。

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 22:57:39 ID:NcUR2j2Y
新参丸出しで申し訳ないが保管庫ってひょっとしてここ数日更新されて無い?
あと保管庫は誰でも更新していい?

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 23:02:37 ID:A/A57JYM
wikiは口より手を出していい、むしろそうすべきなシステムだよ

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 23:10:08 ID:uf+7sVUE
>>930
誰でも更新して良いらしいよ。

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 23:35:33 ID:OHxyReX6
>>930
年末年始を利用して過去スレも整理してね☆

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 23:42:04 ID:Dpzohl6r
でも誤字脱字加筆修正したくても携帯からは出来ないんだよなあ
携帯厨は辛いぜ

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 23:58:25 ID:NcUR2j2Y
サンクス&把握した
>>572辺りから収録されてないみたいだし素人手で良ければ更新するけど宜しいか

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 00:26:25 ID:KUigsHvU
>>935
よろしこ

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 00:31:05 ID:4Zs/2rwG
>>935
お願いします

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 00:53:04 ID:zIO5RA4s
ようやく規制解除されたー

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 01:07:32 ID:4Zs/2rwG
リアルタイムで更新されている所を初めて見るが、更新間もないのにすごいヒット数だな。いつもそうなのか?

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 01:16:05 ID:YeLW4abg
ttp://www.kadokawa-hd.co.jp/hokoku/54md/html/04.html

驚愕は2月か

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 01:19:59 ID:B2NW6i+X
   ∩∩
   | | | |
  ( ゚ω゚)  <こうしんはんい ここまで
  。ノДヽ。    
   bb

一気にやったら疲れた…
寝ぼけ眼でやった故いろいろ抜けてるとこが有るかもしれませんので、もしミスとか発見したらご一報or修正願います

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 01:33:59 ID:YhmxDcmt
>>939
@wikiはリロードした回数=ヒット数だからな。一人でヒット数を稼ぐことも可能なんだよね…

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 01:35:02 ID:4Zs/2rwG
>>941
GJありがとう。
こうして見ると、26スレは良作が多い。長編もあるし。
24スレの合作と異常な多さのSS、25スレの軽トラ祭り、そして26スレの茜色の雫を始めとする長編
最近は良作が多いです。

ところで、某問題作は黒歴史ということでOKかな?

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 01:43:52 ID:GU7Nj1Nh
>>941
ひょっとしてガ板住人かな?

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 02:09:34 ID:oIWwxLd9
>>940 刊行予定………か…。
        ^^^^
頼むぜ!

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 02:32:23 ID:otX7GuBq
予定は未定…

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 04:23:09 ID:Ejo9GuHR
>>941
更新乙です、ありがとう

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 07:17:41 ID:C79jzVw1
冬コミで佐々木本がどの程度あるか見てみたい。
とりあえず、3冊は確認済みだが、その程度ではないはず。


949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 08:03:08 ID:SRRnSsib
>>941
更新作業お疲れさまです。

お前ら年末年始は何か予定はあるか?天気予報は大荒れらしいけど。
俺は嫁さんが仕事漬けだから、脳内佐々木さんとバーチャル初詣巡りだぜ。

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 09:54:40 ID:Ejo9GuHR
今スレは波が激しかったな
平日休日関係無しに、1日20レス以下の日が続いたかと思うと80近いレスが付く日もあった
今日はどうだろ今日中に新スレ立つかな立つとしたら何時ぐらいだろな

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 10:13:36 ID:curREq4h
コミケ行かずに、佐々木本を手に入れる手段ってある?

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 10:25:13 ID:M8dYvmB4
>>951
コミケ行った奴待ち伏せて……後はわかるな?

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 10:31:22 ID:curREq4h
>>952
トイレに連れ込むんですね。でも、東京に行けないんだ...

先行通販はもう終わってたorz

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 11:10:30 ID:MjaDyNmX
コミケ後に方々のショップに委託するのを期待する、くらいかねえ。
サイトがあるサークルだったら、そうしてほしいんだと伝えてみるとか。

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 13:52:45 ID:T3fKmUrx
この話は突発的に思いついたものなので
ちょっとしたネタ程度に受け取ってください
投下↓

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 13:55:48 ID:T3fKmUrx
「祝!!ハルヒ二期中止!!」
「どうしたんだ、佐々木?それにニ期中止はお前にとって喜ばしい事じゃないだろ
どう考えても二期に出れそうにないんだ。次が終わらなければとお前の出番はないぞ?」
「二期?終わらないと出れない?キョン、それは二期もきちんと通ろうとするからさ
逆に考えるんだ『二期なんかすっ飛ばしてもいいや』と考えるんだ」
「……そこまでシャッフルすると清々しいな。終わり方はどうするんだ?
まだお前たちは分裂しか出ていないのに…」
「―――『佐々木の努力がヒロインの座を奪えると信じて』――――」
「九曜さん、それだけはやめたほうがいいと思うのです」
「ふん、ただ投げてるだけじゃないk(サラサラ
「九曜、せっかくやるならきちんとまとめたほうがいいと思うぞ」
「――――あなたが――言うなら――やめる―――」
「でもこれは重要な問題だね。キョン考えてくれ
話を飛ばしているのだから普通原作を読まないとわからない
それになんだかんだ言って新参の僕がアニメに出ても
すぐには涼宮さんや長門さんの人気は超せないと思うんだ
人気が出ずに終了もありえる…」
「お前らレギュラーで行く気か!?」
「キョン、君は僕がヒロインじゃ不満かい」
「原作ってそんな風に進んだっけ?」
「原作のまんまじゃ僕が報われないかもしれないじゃないか!」
「???報われないって何が?」
「…………キョン、君なんて、君なんてTFEIに消されてしまえ!」
「――――鈍感――」プチッ
「サイテーなのです」ボソ(キョンハボクノコトガスキ・・・)
「なんかまずいこと言ったか?」ボソ(キライ・・・スキ・・・)
「気づいてないんですか…女の敵です!ハァ
……そういえば主題歌が決まってないですね」ボソ(キライ・・・スキ・・・・・・・・・)ポイッ
「あーでも俺たちの中で曲作れる奴いるか」プチッ、ボソ(キライ・・・スキ・・・)
「――できない――――」ボソ(キライ・・・スキ・・・)
「作れないのです」(キライ・・・アッ・・・・・・)ポイッ、プチッ
「じゃあ今のところ(仮)で他のアニメから借りてくるでいいか?」ボソ(スキ・・・キライ・・・)
「賛成なのです」ボソ(スキ・・・キライ・・・)
「――――賛成――――」ボソ(スキ・・・キライ・・・!!!)
「どこから借りてこようk「やったぁああ」
「いきなり何だ、佐々木」
「え?いやこっちの話。で、話し合いはどこまでいったんだい?」

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 13:59:58 ID:T3fKmUrx
「主題歌がないから借りてこようとしてるとこ…テーブルの花が少なくなってないか?」
「良くあることさ。気にしない。ふむ主題歌か…じゃあキョン僕は『ロマンス』がいいな」
「佐々木それはどんな曲なんだ?」
「聞けば分かるよ。僕の部屋にあるから…」
「ダッシュでとって来るのです!」
「……ちょ橘さん鍵!鍵!って行っちゃった…まったくこれじゃあ二度手間だ
どこに置いてるかも言ってないのに…ちょっと行ってくるから待っててくれ
キョン、狼になって九曜さんを襲わないように」
「喫茶店で襲うかよ」
「へー喫茶店じゃなければいいんだ」
「なぜそうなる」
「ただいまなのですハァ・・・ハァ・・・佐々木さん、ハァ・・・持ってハァ・・・きましたよ」ハァッゲホゲホ
「橘さん、これはどこから?」
「佐々木さんの部屋からですよ?」ハァ・・・ハァ・・・
「鍵渡してないし、どこに置いてあるかも言ってないのに?」
「あ……」
「もし持っているなら合鍵を渡してもらおうか」
「……はいどうぞ」
「……後で君がまだ持っている合鍵を貰いに行くからね」
「あぁ!ばれた!」
「ばれたってお前いくつあるんだ?」
「軽く三百は超えてます。写真ならもうダンボー」
「橘さん、君のストーキング自慢は後にしてくれない?」
「アイユエノコウドウナノニ・・・」⌒('A`)⌒
「皆、この曲を聴いてくれないか」
〜数分後〜
「別にいいんじゃないか?これでも…」
「これでキョンと僕の性別が逆なら完璧だったんだけどなぁ」
「???」
「………キョン、これ聞いて他に感想ある?」
「?いやまったく」
「そうか……くっくっ君は本当に…ハァ〜ア
今日はもう解散、次の話し合いは一週間後この場所で同じ時間
次は分裂だけでどうやって中身を充実させるかについて」
解散後の九曜
「―――あ―――ポンジー―――――別にいいか―――」
解散後の佐々木と橘
「橘さん、私の写真、何枚か欲しいんだけど」
「何か使うんですか?」
「キョンの部屋で妹さんと涼宮さんの目に付きやすいところに置いとこうと思ってね」
「じゃあ佐々木さんが寝てるときの写真にしましょう!可愛いですよ」
「戸締りもっと強化しようかな…」

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 14:05:55 ID:4Zs/2rwG
支援

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 14:12:12 ID:s5wjM4l6
そろそろ次スレのテンプレ用意を。詳細は避難所参照。

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 15:07:42 ID:4Zs/2rwG
文芸サロンに引越しするんだな。
次スレは、可能ならば、ぶち抜きで引越し祭を開催したいので、引越し祭の準備してくれたら嬉しいなー、って思ってます。
(引越しネタのSSかAAが欲しいなーっ、てだけです)

パンジー祭は有志で参加。フライングはご法度です。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 16:15:25 ID:g+8eEszB
勝手に引っ越しすんな!

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 16:37:35 ID:Ejo9GuHR
では、引っ越しすべきでない理由をちゃんと説明してくれ。
書き込むなら避難所のスレの方が適当かな

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 16:49:26 ID:4Zs/2rwG
>>961
まあまあ、あーるの光画部も引越しして幸せになったし。
レスも残り少ないし避難所に書き込みお願い。

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 18:46:51 ID:hKyMxt/D

  向こうの自治スレでも、
  キャラスレ受け入れは、
  了承済みのようだね
       , -‐- 、    ,. ‐-ー- 、
      ,'. /  ト、 ヽ ノ /    ヽ
.     i. ((从ソ 从〉.ノハハハハハ !
     l. (|┳ ┳i!l !|─ ─ ,iリ)! 問題は、
.     ハNiヘ  ヮ ノハ! ’ 、 - ,ノル´ キャラ萌えスレとして、
.     __{iづニ/ ̄ ̄ ̄/|†'|゙|`i   二次創作SSやAAを、
.     l\  \/___/ ̄ ̄(.ノ、  貼れる雰囲気の板かってことだ
.     |l\\.   ̄ ̄ ̄        \ ……前も聞いたが
.     ソ__|.\l二二二二二二二二二l ニジソウサク ヲ ドウジンクサイ トシテ
          || |          .|| |  キョゼツハンノウ スル ヒト ガ
          ソ__|          .ン__|  フツウ ノ イタ ニハ オオイカラナ…

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 19:55:59 ID:KlLctuui
次スレ立てました。

【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part27【変な女】
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1198925619/

966 :SS:PAPAPAパンジー:2007/12/29(土) 20:40:11 ID:4Zs/2rwG
始めの歌
『遠くで呼んでる声がする 
来てよパンジー 僕の所へ  来てよポンジー 私の所へ
心伝える合言葉  パンジー ポンジー パンジー
行くよ待ってて 友達になろう
手と手 心と心  繋いで遠くに飛ぼうよ あの未来
パンジー ポンジー パンジー  来たよ僕ポンジー』


『パンジーのラッキースケベの段』
「すいません、すいません、すいません」
「今度という今度は許さないよ」ビキビキ
また現地人:キョンが未来の妻:佐々木に折檻されている。例のごとく、現地人の浮気が原因だ。
「お前の胸を触ったのは事故で、わざとじゃないんだ。許してくれ」
「そんなことはどうでも良いよ。問題は、この数日だけでも君は、朝比奈さんの着替えを覗き、長門さんのスカートの中を見て、涼宮さんの尻を触り、鶴屋さんの胸に顔をうずめた。
僕に対して酷いとは思わないのか?」
「すいません、すいません、すいません」
現地人、聞いているか?佐々木は他の女にスケベな事をするのは許せないが、自分に対してならやってもOKと言っているんだぞ。

「あのー、佐々木さん。トイレ行ってよいですか?」
「君は逃げるのか?」
「まあまあ、生理現象ですし、しょうがないですよ。キョンさんはここで逃げるような卑怯な男では無いですよ」
10中8,9、この場を一時逃れるための言い訳だろうがな
「漏れそうだから行ってくる」

「まったく、キョンって奴は」ハア
「キョンさんがわざとやっているのではない、というのはわかっているのですけどねー」
「キョンはラッキースケベの運命を持っているのかな?藤原さんにでもラッキースケベの運命を移せれば良いのだが」
「―――やって―――みる?」
「え?できるのですか?そんなこと」
「是非、お願いできませんか?九曜さん」
「おい、俺の意思はどうなっているんだ」

そして、俺は佐々木団の3人娘の洗濯板を触り、「佐々木は俺の女だ、その手を退けろ未来人」と言って現地人に殴られた。さらに
「藤原さん、責任とって私と付き合って下さい」
「―――ポンジーは―――私の婿――」
おい、それはお前らが変な能力を俺に移すからだろ。それはそうと、来月は佐々木とキョンの結婚式だな。


終わりの歌
『自由に時間を飛べるけど 朝比奈みくるじゃ ないよ
時速119キロも スピード違反じゃないよ
大きな声じゃ言えないが 実は欠陥未来人
本名がパーと抜けて パンジーさ
佐々木団の一番後ろ 一番後ろ
PA PA  PA PA PA PA  パンジーは そこにいる
PO PO  PO PO PO PO  ポンジーは そこにいる』


次回予告
橘です。藤原さんって酷いのです、私と九曜さんで二股かけて。次回「藤原九曜?それとも藤原京子」。お楽しみね。
(おしまい)パンジー祭やって良いよね?良いはずだよね?もう投下しちゃったよ。

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 20:41:58 ID:hKyMxt/D

          It's PONSY TIME!!
.             ,、- ー-.、
.         。    ン,彡ヽンミゝ       。
       ミ/  .  バ〈〈゙`"〉〉〉.     ミ/
    ( '´ / ノ)   .イj(厂 厂ル  ( '´ / ノ)
.      / 彡     Ni、 −,ノ     / 彡
      ゚       と'j`:|:゙iつ    ゚
.              /¨`!¨ヾ.
              〈__/ ヽ__>
       , -‐- 、、.           , -‐- 、
.      〃 u  ;ヽヾ. |||   ||| ,'::;〃i::iヾヾ
      ハミ((メノリ从)).lll    lll .ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
      | i(| ┃ ┃ |!|      /((::!┯ ┯l!|
      | トリ、'' 〜'',∩.      i::: ∩ヽ - ノ八
.     レ゙⊂i´:i:iン 彡    !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
        く/_!_j,>         |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
        〈_,ハ_,>      ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:11:14 ID:Ejo9GuHR
>>966パーマン乙。始めて良いと思うよ。俺も次から死亡フラグポンジー投下

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:11:58 ID:Ejo9GuHR
死亡フラグポンジーその4

佐「藤原、どうしても行くと言うのか?」
藤「ああ、それが僕の規定事項だからな」
橘「藤原さん、無事に帰って来てくれますよね?」
藤「フン、禁則に掛かることを言えるわけがないだろう」
九「――行方不明――洗脳――改造―――敵性サイボーグ―――?」
藤「もう前半の台詞固定されたのな…それでも僕が行かねばならんのだ」
ハ「その時はねえ、拳でガツーンてやってあげればいいのよ!愛情込めた一発なら必ずや正気を取り戻せるわ」
藤「そいつは有り難いな。だがなぜ観察対象その1がここにいる?」
キ「俺が連れて来たんだ、運命変えてやるために。嫌な奴でも助けられるのに見殺しにしたとあっちゃ寝覚めが悪いからな」
藤「甘いな…だがそんなあんただから母さんは……」
キ「母さん?」
藤原「フン、なんでもない。そうだな、元に戻れるならその際はあんたに頼もう。あんたなら中途半端な真似はしないだろうしな」
キ「いいだろう。今まで不愉快にさせてくれた分を全部まとめてぶつけてやるよ」
古「そういう事でしたら戦闘訓練でも受けてみてはどうでしょう、機関で良い教官を紹介しますよ」
キ「凍てつくスマイルの森さんの事を言ってるのなら御免被る」

―――数週間後―――
ガアァァァッ!!
異形の怪物から俺達目掛け光線が疾り、轟音と共に爆風がはぜる。
佐「あれは…やっぱり…藤原なのかい?」
キ「あまり認めたくはないが、そうなんだろうな」
橘「どうするのですか!?藤原さんなら攻撃するわけにもいきません!」
佐「かと言ってこのままじゃやられるだけだ。何か手はないのか!」
キ「手ならあるさ。あん時ハルヒが言ってただろ?」
佐・橘「まさか…」
キ「そう、この手でぶん殴ってやるのさ」
佐「危険だキョン!」
キ「だが奴を元に戻す為にはやるしかあるまい。九曜、一瞬でいい、奴に隙を作ってくれ!」
俺の声に今までほぼ一人で藤原を抑えてくれていた九曜が僅かに頷き、奴の足元目掛け光線を発射した。
すると奴は爆風により少しだけ宙に舞い上げられた。今ならいける!
キ「元に……戻れぇッ!!」
ありったけの思いを込めて右拳を叩き込もうとした瞬間、奴の触手に腕を絡め取られ、俺は数mも吹っ飛ばされた。
くそ、失敗か。だが幸い骨折等はしてないようだから暫くじっとしてればすぐに動けるようになる、
そしたらもう一度だ。一度でだめなら二度でも何度でもやって…
九「――私が「ダメっ!九曜さんがやっちゃうと刃渡り1kmはありそうな丸型彫刻刀で大地が削られてしまいそうなのです、
だからあたしがやります!」
なんだ橘、そのやけに生々しい推測は。だが何故か俺にもその光景がありありと浮かんでしまう。
確かに九曜には任せない方が良さそうだ。
キ「だからと言ってお前に任せるのも「やらせて下さい!あたしだって彼を…藤原さんを助けたいのです!」
やれやれ、仕方ない。やり方は分かってるな?
橘「はい!愛ある拳は地球をも砕くのですっ!行きますよぉ、ふんんんもっふうっ!」ぽこん。
何だ今の掛け声は。超能力者の間で流行ってるのか?それよりぽこん、て何だぽこんて。全くダメージを与えた形跡が無いぞ。
橘「きゃあぁぁぁ!?」
案の定目標には何の変化も見られず、逆に何本にも枝分かれした奴の触手に全身を縛り上げられてしまった。それにしても…
橘「ああっ、そ、そこ触っちゃだめなの、で、すうっ!」
何と言うか、卑猥だ。色々と 持 て 余 す…
佐「キョン、見てないで助けるんだ!九曜さんも!」
佐々木の声ではっと我に返り、そうだった助けなければと思って奴の方を向いたが時既に遅し、
橘「あーーれーー」
かつて藤原だった物は、橘京子を捕らえたまま奇声を発しながら闇の中へ走り去って行った。

こうして、少なからざる犠牲を出しつつも俺達の平和は守られた訳だが…橘よ、確か藤原への愛はあったんだよな?

み「今回はどう見ます?」
長「これでいい。誰も不幸にならない」


子供が産まれたら顔見せに来いよポンジー&藤原・P・京子

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:14:18 ID:Ejo9GuHR
前回投下出来なかったから今回は2本立て!

死亡フラグポンジーその5

佐「藤原、どうしても行くと言うのか?」
藤「ああ、それが僕の規定事項だからな」
橘「藤原さん、無事に帰って来てくれますよね?」
藤「フン、禁則に掛かることを言えるわけがないだろう」
九「――行方不明――洗脳――改造―――敵性サイボーグ―――?」
藤「固定台詞にはもう飽きた。僕が行かねばならんのだ」
ハ「その時はねえ、拳でガツーンてやってあげればいいのよ!愛情込めた一発なら必ずや正気を取り戻せるわ」
藤「そいつは有り難いな。だがなぜ観察対象その1がここにいる?」
キ「俺が連れて来たんだ、運命変えてやるために。嫌な奴でも助けられるのに見殺しにしたとあっちゃ寝覚めが悪いからな」
藤「甘いな…だがそんなあんただから母さんは……」
キ「母さん?」
藤原「フン、なんでもない。そうだな、元に戻れるならその際はあんたに頼もう。あんたなら中途半端な真似はしないだろうしな」
キ「いいだろう。今まで不愉快にさせてくれた分を全部まとめてぶつけてやるよ」
古「そういう事でしたら戦闘訓練でも受けてみては如何でしょう、機関で良い教官を紹介しますよ」
キ「教官ってあの人なんだろうなあ…お手柔らかにお願いしますって言っといてくれ」



971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:15:36 ID:Ejo9GuHR

―――数週間後―――
ガアァァァッ!!
異形の怪物から俺達目掛け光線が疾り、轟音と共に爆風がはぜる。
佐「あれは…やっぱり…藤原なのかい?」
キ「あまり認めたくはないが、そうなんだろうな」
橘「どうするのですか!?藤原さんなら攻撃するわけにもいきません!」
佐「かと言ってこのままじゃやられるだけだ。何か手はないのか!」
キ「手ならあるさ。あん時ハルヒが言ってただろ?」
佐・橘「まさか…」
キ「そう、この手でぶん殴ってやるのさ」
古泉推薦の教官は、案の定森さんだった。あの気絶しそうになる笑顔に相応しく、
俺が受けたのは体がどんな状態だろうと確実に渾身の一撃を喰らわせる訓練で、それはこの日この時の為だ。
なんだか俺の死亡フラグの臭いがプンプンするが、台詞こそ発していないが端っこで長門も控えている事だし何とかなるだろう。
佐「止めても…無駄なんだろうね。キミは底無しのお人良しだから。骨は拾ってあげるから存分にやりたまえ、キョン!」
キ「スマンな。だが理解してくれて有難う、佐々木。九曜、一瞬でいい、奴に隙を作ってくれ!」
俺の声に今までほぼ一人で藤原を抑えてくれていた九曜が僅かに頷き、奴の足元目掛け光線を発射した。
すると奴は爆風により宙に舞い上げられ…いやこれは違う、自分で跳んだんだ!
奴は大きく俺を飛び越え、どうせ今回も平和なオチだろうと油断している長門の方…じゃない!
お茶の用意をしている朝比奈さんの元へ一直線ではないか!
キ「朝比奈さん!早く逃げてください!!」
ありったけの声を張り上げ呼び掛けるが、藤原だった物は今まさに朝比奈さんを手をかけようと腕を振り上げたところだ。
み「いやああっ、やめてくださあいっ!」ぽふ。
朝比奈さん、それは拳というより猫パンチです。なんてツッコんでる場合じゃない!早く助けに…ってあれ?様子がおかしい。
グオォォンウゥゥッ…
(元)藤原が苦しんでいる…!?
み「ふえ…ふ、藤原さん!?」
ラ○ュタでバルスを唱えた時のように、光が藤原の全身を網の目のように疾った後、怪物の肉体が崩壊して藤原は人の姿に戻った。
今はへたり込んだ朝比奈さんの膝に頭を乗せて気絶しているが、丁度ひざ枕の格好だ、羨ましい奴め。因みに全裸だ。
み「助かった…んですか?」
キ「そのようですね。俺も、あなたも。そして、」
着ていたを上着脱ぎ、藤原に被せる。
キ「こいつも」
佐「終わったんだね、全て」
佐々木がポン、と後から俺の左肩に手を置きながら言った。
キ「ああ、そうみたいだな。どういう理屈かは解らんが」
結局俺の出番は無かったな。全く、やれやれだ。…なんて事を呟きながら一つ大きく溜息をつく。
佐「解らない事を解らないままにしておくとストレスが溜まって体に悪いよ?折角だ、先程の現象と、以前に藤原が語った
『だがそんなあんただから母さんは……』という台詞との関連性について、考察してみようじゃないか」
あの佐々木さん?さっきから俺の左肩に貴女の指の爪が食い込んでる気がするのですが。
ハ「面白そうね。あたしも交ぜてもらおうかしら」
おいハルヒ、何故お前がここに居るんだ。
長「説明を求める」
長門サン、アナタモデスカー。


九「彼に――明日は……来る――?」
橘「二柱の神と、宇宙意思の代理人のみぞ知るのです」
古「締めは彼の台詞を借りましょう。『やれやれ』、ですね」



死亡フラグをバトンタッチポンジー
これでたぶん完結

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:25:26 ID:v+FivDXW
そろそろ次スレの季節なんだけど、空気が読めないなぁ。

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:29:37 ID:zUivvxAW
少し上くらい読もうぜ?

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:45:17 ID:pydqIEjc
>>972
そろそろ次スレの季節なんだけど、レスが読めてないなぁ。

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 21:52:28 ID:v+FivDXW
なんか急に空気が悪化してきた様だ。
ここのスレには見切りを付けて他に行きます。

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 22:31:08 ID:N23626EJ
---補足---
このスレは、次スレがたつとポンジースレになります。

          It's PONSY TIME!!
.             ,、- ー-.、
.         。    ン,彡ヽンミゝ       。
       ミ/  .  バ〈〈゙`"〉〉〉.     ミ/
    ( '´ / ノ)   .イj(厂 厂ル  ( '´ / ノ)
.      / 彡     Ni、 −,ノ     / 彡
      ゚       と'j`:|:゙iつ    ゚
.              /¨`!¨ヾ.
              〈__/ ヽ__>
       , -‐- 、、.           , -‐- 、
.      〃 u  ;ヽヾ. |||   ||| ,'::;〃i::iヾヾ
      ハミ((メノリ从)).lll    lll .ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
      | i(| ┃ ┃ |!|      /((::!┯ ┯l!|
      | トリ、'' 〜'',∩.      i::: ∩ヽ - ノ八
.     レ゙⊂i´:i:iン 彡    !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
        く/_!_j,>         |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
        〈_,ハ_,>      ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 23:56:31 ID:Qx/uxUas
.             ,、- ー-.、
.         。    ン,彡ヽンミゝ       。
       ミ/  .  バ〈〈゙`"〉〉〉.     ミ/
    ( '´ / ノ)   .イj(厂 厂ル  ( '´ / ノ)
.      / 彡     Ni、 −,ノ     / 彡
      ゚       と'j`:|:゙iつ    ゚
.              /¨`!¨ヾ.
              〈__/ ヽ__>
       , -‐- 、、.           , -‐- 、
.      〃 u  ;ヽヾ. |||   ||| ,'::;〃i::iヾヾ
      ハミ((メノリ从)).lll    lll .ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
      | i(| ┃ ┃ |!|      /((::!┯ ┯l!|
      | トリ、'' 〜'',∩.      i::: ∩ヽ - ノ八
.     レ゙⊂i´:i:iン 彡    !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
        く/_!_j,>         |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
        〈_,ハ_,>      ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ

・前スレ
【涼宮ハルヒ】ツンデレポンジーとユカイな俺たち part9【鍋のお供にポンジー】

・ポンジーSSの保管庫
Part13以降  俺たちの心の中に…

・パンジー ≒ ポンジー
 自称「藤原(笑)」、陰謀ではひねくれながらも記憶端末を手渡すツンデレっぷりを披露
 佐々木、橘両者から名前を覚えてもらえず「未来人」と呼ばれる始末
 みくるとは敵対する組織に所属すると考えられる
 みくる曰く「そんなに悪い人には見えなかったの」
 恐るべきことに佐々木スレpart13で609がタイプミスしたためこのあだ名に

・ポンジースレ化は>>970が宣言してくれ。新しい佐々木スレを立てた後にでも言うがいいさ。
 宣言できない場合でも勝手に始まっているだろうが、ふっくっく

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 23:56:38 ID:M8dYvmB4
能登かわいいよ能登

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 00:15:17 ID:VV6SSfJ7
>>978
ポンジーの声を能登にさせると言うのか!?

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 00:43:53 ID:ox4hYvwG
埋め

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 00:45:32 ID:I+JsNf+n
埋め埋め

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 00:58:34 ID:E+s3aO1p
パンジーの花壇の横で、バンバンジーとお菓子のポンジーを食べながら、ポンジュースを飲むポンジー。

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 01:26:33 ID:/DtqCxes
>>965
乙です。遂にキャラスレ退去か。
というわけで、それに乗っ取って小ネタ投下

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 01:28:29 ID:/DtqCxes
「…………………」
「佐々木さんどうしたのですか?急に黙り込んでしまって」
「ちょっと考え事をね」
「何を考えてたんですか?私で良ければ教えてください!」
「う〜ん…もうそろそろかなって」
「そろそろって…あ!もしかして神になってくれる話ですか?!
実は今までタイミングを図りかねてたんですね!それならそうと私に言ってくれればよかったのに。
やっと上の方々に良い報告が出来るのです!」
「いや、そうじゃなくて…」
「な、なんだ、違うんですか…グスン。では、いったい何がそろそろなのですか?」
「お別れよ」

「へ?」
「そろそろココともお別れしなきゃと思ってたのよ。そもそも私はココにいるには相応しくない人間なの」
「ちょっ、ちょっと待ってください!なんで急にそんな…」
「もう限界なのよ」
「え……」
「今までなるべく気にしないように頑張ってきたけど、もう限界。私はこの世界の人間じゃない。
九曜さんから聞いた話だけど、上位世界の人が私みたいな人間を排除しようとしてるの。
そして九曜さんは教えてくれた。もっと私に合った場所があると。だから私は上位世界の人から消される前に
自分から消えてみせるわ」
「え?え?それって神の力を身につけることですか?だ、だったら上位世界を消して陰謀を阻止しましょう?!
我ながらすごく良い案だと思うのです!」
「いいえ、それはできないわ。あの力は涼宮さんが持つべきもの。私はそんな力を使う気はないの。
さて、そろそろ時間かしら」

「…………って!」
「え?」
「待ってください!!それだったら私も一緒に行かせてくださいなのです!
佐々木さんの傍を離れないと誓ったのです!もうしつこくしませんから、
おねがいします、私も連れて行ってください!!」

「?何を言ってるの橘さん。あなたも一緒に行くのよ?」
「……………………………ふぇ?」
「だって貴女も私と同じでアニメに出て無いじゃない。私がこれから向かうのは文書サロン。
アニメ未登場キャラのスレを受け入れてくれた素晴らしい世界よ」
「は?へ?」
「橘さんも早く来てくれると嬉しいな。ほら、早く準備しないと強制退去命令下されちゃうわよ?」
「あ…は、はいなのです!」

「んん……もうっ!心配して損しちゃいました。
でも、佐々木さんとまた同じ世界でやっていけるなんて夢みたいです!あちらでもよろしくお願いしま、す……?」
「―――彼女は―――――もう―――消え――――――た――?」
「待ってえええええ佐々木さーーーーん!!!!!!!!!!!」

【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part27【変な女】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1198925619/





二人とも「らしさ」が消えてるけど気にしない。お粗末様でした。

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 01:48:37 ID:8baC4YuP
>>984
GJ!

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 01:54:09 ID:E+s3aO1p
>>484
移転GJ

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:10:55 ID:ox4hYvwG
埋めるぞ!!

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:11:40 ID:8baC4YuP


989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:11:46 ID:8baC4YuP


990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:11:53 ID:8baC4YuP


991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:01 ID:8baC4YuP


992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:12 ID:8baC4YuP


993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:21 ID:xOksvdEp

    ,、- ー-U
.   ン,彡ヽンミゝ                       御機嫌よう――
   バ〈〈゙`"〉〉〉 アー                     ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
   イj(广 广ル オレ ノ スレ…   たとえ板が違っても、
.   Ni、 −,ノ           佐々木さんはずっと ひんぬー団の一員なのです!
.   <'j´ ̄`i〉            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ゙l¨´!゙¨!     ……帰還を待つ
.    〈__八_,〉     ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
                  -‐-      , -‐- 、、     , -‐- 、
        ジャアネー  .〃.     ヾ   〃   ; ヽヾ   ,'::;〃i::iヾヾ.      僕は違う 僕は違う……
               ! |ノiノハ从ハヽゝ.ハミ((ノノリ从)) .  ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l        , -‐- 、
         ( "ミ0 ̄`ヽi (| |┰ ┰iイ  | i(| ┃ ┃ |!|  /((::!┯ ┯l!|       ,'. /  ト、 ヽ  微 デハナク
         ))(八)ヽソ 'ハリ、 - ノリ  | トリ、'' (フ''ノl'!| i:::l::ヾヽ - ノ八.      i. ((从ソ.u从〉 美 ナンダ…
          ヾ)゚ヮ゚ノ) ⊂}:|{H}l:iつ  レ゙⊂i__{\}_iつリ !:::l::⊂リ{介}リつ:i       l. (|┳ ┳i!l
           と|廿|⊃. くソ_i_li;ゝ    .ノ_/__l_jヽ  |:::|:::::i::く/_|_j〉::i::::|     ハNiヘ  ヮ ノハ!
           し-J    (__i_) .     `~(__i_)~´ ノ;;;l;;;;;i;;;;;(__i_);;;;;i;;リ      ⊂)"ー'゙iつ
                                                /ュュュュゝ
                                                /_,バ_,>

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:22 ID:8baC4YuP


995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:33 ID:8baC4YuP


996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:40 ID:8baC4YuP


997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:50 ID:8baC4YuP


998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:12:58 ID:8baC4YuP


999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:13:05 ID:8baC4YuP


1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 02:13:29 ID:8baC4YuP
佐々木は俺の嫁

1001 :1001:Over 1000 Thread
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