WWW サーバ apache について、本稿は、バージョン2。
インストール方法
ubuntu では、apt を使ってインストールできます。
$ sudo apt-get install apache2
起動されたかの確認
ウェブブラウザ等で、
http://localhost/
にアクセスしてみて、web ページが開かれれば apache は無事起動しています。
Conf ファイルの場所
ubuntu linux では、/etc/apache2、 FreeBSD は、/usr/local/etc/apache22 にある。
conf ファイルの場所は、OS やディストリによって違う場合があるので注意。
conf ファイルの場所は、OS やディストリによって違う場合があるので注意。
whereis あたりで調べるといいでしょう。
$ whereis apache2 apache2: /usr/sbin/apache2 /etc/apache2 /usr/lib/apache2 /usr/share/apache2 /usr/share/man/man8/apache2.8.gz
Document Root の設定
ubuntu では、 /etc/apache2/sites-available/default に Document Root の設定が記述されている。
- Document Root
- サーバのルートにアクセスしたときに表示されるページ。
著者は、Document Root を変更して、CGI を有効にしている。
Document Root /var/www/html/ <Directory /var/www/html/> Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI AllowOverride None Order allow,deny allow from all </Directory>
バージョン情報を隠す
Apache の初期状態では、404 エラーなどを返したときにOSやApache のバージョンを表示される。
セキュリティーの観点では好ましいとはいえないのでこれを無効にするために以下の編集を行う。
セキュリティーの観点では好ましいとはいえないのでこれを無効にするために以下の編集を行う。
ubuntu では、/etc/apache2/conf.d/security のServerTokens をProd へと、ServerSignature をoff にする。
ServerTokens Prod ServerSignature off
設定を反映する
なんらかの設定を変更した後は、ubuntu では、
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart
で、サーバを再起動させる。このとき、設定ファイルに誤りがあればエラーが返される。