詩歌藩国 @ wiki

犬妖精

最終更新:

raiilu

- view
メンバー限定 登録/ログイン
*犬妖精*
 ヒトの知性と犬の能力を併せ持った妖精の一種。
 性格はきわめて温厚で義理堅く、陽気で人懐っこい。
 その姿形は、大きく二つのタイプに分けられる。

 一方はヒト型。人間の姿に犬の耳、お尻の上に尻尾が生えた、所謂イヌ耳である。
 主に通信、オペレートに長け、そのほとんどが可愛らしい声と人並みはずれた演算能力をもつ妖精である。

 もう一方はイヌ型。こちらは二本足で歩く犬といった趣で、どこか絵本のキャラクターを思わせる妖精である。
 主に整備、コパイなどのサポートに長じ、軍施設に行けば犬士の後をとてとてと追いかける小柄なパイロットや、
 鼻歌を歌いながら機体整備をする陽気な犬の整備員を見ることができるだろう。

 t:要点=犬耳
 犬妖精には犬耳が生えています。
 犬妖精の姿形は色々ですが、犬耳の生えていない犬妖精はいません。滅多に。

 t:要点=尻尾
 犬妖精には尻尾が生えています。
 犬妖精の姿形は色々ですが、尻尾の生えていない犬妖精はいません。滅多に。

・詩歌藩国の犬妖精

 元々、犬妖精は人族よりも古く詩歌藩国に住まう民とされている。当時は少し賢い犬といった存在であったが、やがて人族が入植し、交流していく事によって現在の姿へとたどり着いた、と言われている。
 実際はそれよりも前に神様や精霊と呼ばれている者たちが先に住んでいたはずだが、彼らに尋ねるのは難しいだろう。

 犬妖精と人間とは完全に対等な立場にあり──と、いうか両者を分けて考えることがそもそもまれ──帝國の伝統的に藩王と王犬が置かれているが、初代の藩王は犬妖精だったとか。
 昔話で“人々”と歌われていたら、それは犬妖精かもしれないと疑ったほうがいい。

 それよりも昔、伝説の時代には猫妖精だったとも言われている。
 まあ伝説というのはそのくらいの信憑性である、ということだ。

 彼らはファミリーそれぞれが「我が家の歌」を持つ。(藩国中に伝わるそれを全て繋ぎ合わせると一つの魔術になるという噂もあるが、まあこれは御伽噺だろう)
 歌が大好き、という詩歌藩国の民に共通する藩国的趣味は彼らから受け継いできたものかもしれない。

#犬士と犬妖精
 別物。犬妖精の犬士もいれば、犬妖精でない犬士もいる。
 システムに通じたものが区別するだけなのであまり気にする人もいないが。


・王犬様のお友達

 藩王が王犬を連れて幼年学校を視察した際に、生徒達が贈った歌。

1.
 ずんずんずんずん ずんずんずんずん

 王犬シィを知ってるかい 

 白い毛皮のふさふさ尻尾 ぽむぽむ音するまんまる肉球

 黒いお鼻は友達を見つけるお鼻 チャーミングな瞳でみんなを見守っているのさ

 ぼくたち シィの友達 みんな シィの友達

2.
 ずんずんずんずん ずんずんずんずん

 あの足音を知ってるかい

 小さい前足がずしんと響かす 怪物のような足音さ

 二本足で立つ姿は威風堂々 その瞳の輝きは豪華絢爛の輝きなのさ

 ぼくたち シィの友達 みんな シィの友達


L:犬妖精={
 t:名称=犬妖精(職業)
 t:要点=犬耳,尻尾
 t:周辺環境=なし
 t:評価=体格0,筋力0,耐久力-1,外見1,敏捷0,器用-1,感覚1,知識-1,幸運1
 t:特殊={
  *犬妖精の職業カテゴリ = 基本職業アイドレスとして扱う。
  *犬妖精はコパイロット行為ができる。
  *犬妖精はオペレーター行為ができる。
  *犬妖精は追跡行為ができる。この時、追跡の判定は評価+3され、燃料は必ず-1万tされる。
  *犬妖精は白兵戦行為ができ、この時、攻撃、防御、移動判定は評価+1され、燃料は必ず-1万tされる。
 }
 →次のアイドレス:・ぽち王女の巡幸(イベント)・犬(職業)・銃士隊(職業)・バトルメード(職業)


文:崎戸剣二、九音・詩歌
絵:花陵
添付ファイル
目安箱バナー