部品構造
- 大部品: メイウィンターカルテット RD:41 評価値:9
- 大部品: 少数編成のプロフェッショナル演奏楽団の基本情報 RD:3 評価値:2
- 部品: 理念
- 部品: 自立
- 部品: 規則
- 大部品: 少数編成のプロフェッショナル演奏楽団の運営について RD:12 評価値:6
- 部品: 定期公演の計画と実行
- 部品: 演奏旅行の計画と実行
- 部品: 慰安公演会に関する計画と実行
- 部品: 特別公演に際する計画と実行
- 部品: 式典への参加の計画と実行
- 部品: 運営費
- 部品: 後援会
- 部品: 寄付
- 部品: 運搬と設営
- 部品: 規模
- 部品: オーディションとスカウト
- 部品: 休暇
- 大部品: プロフェッショナル弦楽四重奏楽団員の基本能力 RD:7 評価値:4
- 部品: 楽器奏者の基本能力の概要
- 部品: 演奏技術
- 部品: 音楽知識
- 部品: 弦楽器奏者の指の皮膚の硬化
- 部品: 楽器のメンテナンス
- 部品: 曲目の多さ
- 部品: 身軽さ
- 大部品: カルテットのヴァイオリニスト RD:10 評価値:5
- 大部品: コンサートマスター RD:3 評価値:2
- 部品: コンサートマスターの役割と担当する楽団員
- 部品: 他の楽器への理解
- 部品: 打ち上げの手配
- 大部品: 少数編成楽団の代表者のその他の仕事 RD:3 評価値:2
- 部品: マネージメント
- 部品: 司会者
- 部品: 譜面管理
- 部品: 主旋律の演奏
- 部品: 伴奏では高音域
- 部品: 独奏者
- 部品: ヴァイオリンの設計理念
- 大部品: コンサートマスター RD:3 評価値:2
- 大部品: ヴィオリスト RD:3 評価値:2
- 部品: ヴィオリストの役割
- 部品: 穏やかな主旋律
- 部品: ヴィオラの設計理念
- 大部品: チェリスト RD:3 評価値:2
- 部品: チェリストの役割
- 部品: 独奏者としてのチェリスト
- 部品: チェロの設計理念
- 大部品: コントラバシスト RD:3 評価値:2
- 部品: コントラバシストの役割
- 部品: 弓と指
- 部品: コントラバスの設計理念
- 大部品: 少数編成のプロフェッショナル演奏楽団の基本情報 RD:3 評価値:2
部品定義
部品: 理念
人の心を音楽の力で慰め幸せにすることを目的に結成した楽団。故に音楽を人の道理から外れたことに使うことは無い。また楽団員はこの音楽の力を信じ、日夜自分の演奏技術や音楽知識を向上させていく者でなければならない。
部品: 自立
プロフェッショナルの音楽演奏団体として自立して運営できるように行動を計画しそれを実行する。そのために定期公演や演奏旅行や特別公演を行い収益獲得を目指し、後援会を結成し、また寄付を募る。
部品: 規則
楽団員には音楽を愛し実践する者として、そのプロフェッショナルとして相応しい行動をすることを求める。それには自身の音楽技術や知識を研鑽することから、素行の良さなども含める。これを破るものは、その度合によって謹慎や減給、行いが悪質な場合や素行が極端に悪い場合には解雇の上で法的な措置をとる。判断は代表者(コンダクターやコンサートマスターやバンドマスターなど楽団の編成によってこの者は異なる)が行う。また代表者が悪質なこれにあたる場合は、楽団員はストライキを起こすことが出来る。
部品: 定期公演の計画と実行
楽団は場所や需要を得られる場所があればそこでの定期的な有料公演会を計画し可能ならばそれを行う。こうすることで観客が支払うチケット代を得て楽団への定期的な収入の確保を目指し、プロフェッショナル楽団としての自立を図る。それと共に日頃の鍛錬や研究の成果、音楽芸術の発表の場とする。またこれを行うことでその地域の音楽文化の広がりと、様々な文化の発展を目指す。
部品: 演奏旅行の計画と実行
演奏旅行とは普段楽団が活動の場としている場所以外の地域での有料公演会を行うことである。楽団はそういった需要がありそうな場所があればこれを計画し実行に移し収入の確保とともに、異なる地域での音楽文化の広がりと発展を目指し、それと共に地域事の文化の受容による楽団の更なる音楽的向上を目指す。その際はその地域の治安や危険度などを調べ十分に注意、また深刻な場合は演奏旅行を取りやめる。演奏旅行を実行する際には事前にその地域の文化や伝統を十分に調べて楽団員に周知することで、その場所で暮す人々に文化/伝統的な失礼を働かないようにも努める。
部品: 慰安公演会に関する計画と実行
プロフェッショナルの演奏楽団が掲げる理念である人の心を音楽の力で慰め幸せにするというものの下、意欲的に慰安公演会を行う。それは病院などを含む様々な施設への慰問であったり、災害や戦争があった場合の被害者への慰問であったりする、もちろん後者の場合は事前にその地域の危険度などを調べて計画の際にはこれを鑑みる。無料でこれを行う場合も、有料(通常の料金より安くする場合もあれば、通常の料金と同じ場合もある)でこれを行う場合もあり、慰問する場所や楽団の状況によりこれは変る。
部品: 特別公演に際する計画と実行
需要があると推測出来た場合には定期公演以外の特別講演を計画し実行する。そこでは普段演奏しない楽曲を奏でたり、国内外の音楽家を招き、他地域の音楽を演奏する。また祭りや藩国の年間行事の際にもこれを計画実行する。こうすることで運営費の確保と音楽文化の更なる発展を目指す。
部品: 式典への参加の計画と実行
国内外の式典への参加要望があればそれを計画して実行に移す。これは詩と音楽の国である詩歌藩国の楽団として相応しい行動であるとともに、外国の式典への参加の場合も国の文化を代表する行いであるので重要な行為である。基本的には参加要望を行った自国や海外の官庁から公演料を受け取ってこれを実行するが、状況によっては無給で行う。外国での式典の参加を実行する際には事前にその地域の文化や伝統を十分に調べて楽団員に周知することで、その場所で暮す人々に文化/伝統的な失礼を働かないようにも努める。
部品: 運営費
主に公演で観客から得たチケット代やお捻りで運営していく。また後援会を設けて会費を得ることも行い、その他にも寄付を受け付ける場合もある。得た収益は楽団の運営費に使用する。運営費のなかの人経費は楽団員に平等に分配しそれを各々の給与とするのだが、代表者に関してはその責務や仕事量の多さを考えて、若干給与を多くして良く、最大で1楽団員の給与の2倍までの給与を受け取って良い。
部品: 後援会
聴者として音楽を愛し、また楽団を応援する人々を募り後援会を結成する。後援会に入った人々からは年間に定期的に会費を支払って貰い、その代わりにチケットの事前販売や、可能ならば定期的に楽団の情報を伝える会報誌を発行する。また年に数度親睦パーティーを開き、そこでは楽団員との交流の場を設ける。こうすることで運営費の確保を目指し、また音楽文化の理解者を増やしていく。
部品: 寄付
個人や企業などからの寄付も受け付ける。これで得た金銭は楽団の運営費に充てる。ただし寄付した個人や企業の要望を受けることは無い。この楽団の理念と活動に賛成するものからのみ寄付を受け取る。これは楽団の理念を守りその自立性を維持していくためである。
部品: 運搬と設営
楽器の運搬や公演のステージの設置などは、大きな公演の場合や、特別な式典などの場合を覗いて楽団員が行う。少数編成の楽団はその規模故にこれらを行う専門スタッフを常時雇ってはいないのだ。
部品: 規模
基本的に各楽器1人の奏者を置くとても小さな楽団である。特別な公演を行う場合や規模の大きな曲を演奏する必要がある場合はエキストラの楽団員を雇う。
部品: オーディションとスカウト
楽団員が何らかの理由で脱退または損失した場合はオーディションを開く。そこで演奏の聴取や面接を行い入団希望者の演奏力や音楽知識を計り、その後の楽団員たちによる話し合いにより新規入団者を決める。また代表者が新規入団者を直接スカウトする場合もある。
部品: 休暇
楽団員の心身を休めるために、運営にあまり影響の無い範囲で定期的、またときには不定期の休暇を楽団は取る。休暇の日程やその数は代表者が最終的に決めるが、楽団員と話し合いの場を持つことになっている。
部品: 楽器奏者の基本能力の概要
プロの演奏楽団であるので、それに見合った能力を持つ奏者でなくては入団することができない。故に高い演奏能力と音楽知識を有した楽団員のみがメンバーになっている。
部品: 演奏技術
各々の楽器を演奏するための能力。ここには指先や口をはじめとする身体能力の使い方や、各々の楽器の演奏に必要な体力や楽器の知識も含まれている。音楽院の演奏学部を卒業した者、またはそれと同等の演奏能力を持つ者が楽団員になることが出来る。
部品: 音楽知識
音楽院を卒業、または同等の期間をかけて学んだ音楽を制作し演奏するために必要な知識。作曲や各々が担当する楽器を演奏するための、また既存の楽曲を分析し演奏する為に必要な能力である。
部品: 弦楽器奏者の指の皮膚の硬化
弦楽器奏者は弦を抑える指先の皮膚が硬化している。これは数年間以上楽器の演奏を毎日のようにして、指先の皮膚が傷つきそして再生することで、皮膚が楽器演奏に適したものになった結果である。
部品: 楽器のメンテナンス
楽団員は担当楽器の清掃から、簡単な修理までをすることが出来る。とはいえ楽器製作者ほどの修理能力はなく、楽器の大きな故障の際にはそういった人々に修理を依頼しなくてはならない。自分で楽器の修理が出来る程度の故障なのか、それとも修理のプロに任せたほうがよい状態なのか、という判断をすることが出来る能力も有しており、これにより個人での無理な修理を行わず、楽器の寿命を長くすることができる。
部品: 曲目の多さ
オーケストラやビッグバンドとは違い編成人数が少ないため、奏者同士の意志の疎通もし易く、また曲の練習もし易く譜面の管理なども安易なため曲のレパートリーも多い。
部品: 身軽さ
その編成人数の少なさ故に様々な状況での演奏が安易であり、それを生かして色々なところに演奏旅行をしに行くことが多い。その中には病院を含む様々な施設への慰問公演会も多くある。
部品: コンサートマスターの役割と担当する楽団員
コンサートマスターの役目は楽団員のリーダーであり演奏の際には各員をまとめることであり、また楽団員の総意を指揮者に対して述べる場合もこの人が代表して行う。多くの場合で第一ヴァイオリン群の1番奏者が勤める場合が多く、これは首席演奏者とほぼ同意である。例外的にヴァイオリン奏者以外の他の楽器の演奏者がこれを勤めることもある。
部品: 他の楽器への理解
楽団員をまとめ、指示をし時には音楽上の悩みなどの相談に乗ることもあるコンサートマスターは、自らが担当する楽器以外の他の楽器の特徴やその奏者に関する知識を有している。それでなくてはこの職務は務まらない。
部品: 打ち上げの手配
小さな楽団では演奏会後の打ち上げや食事会の手配や、その後の処理などもしなくてはならない。大きな楽団でも彼の指示により個人的な飲み会や打ち上げ、食事会が行われることが多い。
部品: マネージメント
小規模な楽団では、公演の手配や楽団員のスケジュールの調整などのマネージメント業務を行う者を随時雇っているわけではないので、代表者がこれを受け持っている。
部品: 司会者
小規模な楽団では公演で行う、演奏前や〆の挨拶、楽団員の紹介や曲の解説などを専門に行う司会者や進行役を随時雇うことはなく、代表者がこれを行っている。
部品: 譜面管理
小規模な楽団なので、楽譜の購入や管理や楽団員への配布も代表者が行っている。譜面が無ければ演奏をすることが難しくなるのでこの仕事はとても重要なものである。本来楽団にはこれを専門の仕事とするライブラリアンが存在するか、少数編成の楽団はこれを随時雇っているわけではないので、代表者がこれを行う。
部品: 主旋律の演奏
ヴァイオリニストは弦楽器のヴァイオリンを演奏する奏者である。他の楽器奏者と合同演奏する場合は、弦楽器のなかでは曲の主旋律を奏でること圧倒的に多い。言わば楽団のなかの弦楽器群における主役であり、それ故に奏者には感情豊かな演奏や、高度な技術を有する演奏など多くのものが求められる。
部品: 伴奏では高音域
伴奏に回る場合には高音域から中音域を担当する。非常に目立つ音域での伴奏ということで、奏者には音は鳴らすが目立ち過ぎてはいけないという高度な技術を要求される。伴奏としての旋律を奏でる場合も、リズムを刻む場合もある。
部品: 独奏者
ヴァイオリンのための無伴奏曲も数多く作られており、1人だけで舞台に立つこともある。この時はこの楽器が出すことの出来る超高音域から低音まですべてを使う。これを奏でる姿はまさに楽器界のスターである。
部品: ヴァイオリンの設計理念
ヴァイオリン属のなかで高音を担当する弦楽器。弦楽器のなかで最高音域も奏でる、超音波すれすれの音も鳴らせる。故に合同演奏のなかで主旋律を奏でることが多く、独奏を披露することも多い、ヴァイオリン属の楽器のなかの花形である。これに見合うように設計されている。
部品: ヴィオリストの役割
ヴィオリストは弦楽器のヴィオラを演奏する奏者である。ヴィオリストが他の楽器奏者と合同演奏する場合は、伴奏として高音粋から中音域を使う旋律やリズムを奏でる。高音域を担当する楽器と低音域を担当する楽器のツナギ役とも言える。
部品: 穏やかな主旋律
主旋律も担当することがあり、その場合はヴァイオリンの華やかさとは違い、落ちついた優しい音色を奏でる。また楽器本体の大きさを利用した迫力のある音を出すことも出来る。
部品: ヴィオラの設計理念
ヴァイオリン属のなかで高音域から中音域を担当する弦楽器。様々な音域を出すことを求められるが、中音域でのメロディーを奏でることが多く、それは主旋律ではないが、それだけを抜き出しても非常に美しい感動的なものであることが多い。また中音域でリズムを刻むことも多い、弦楽四重奏などでは主旋律を奏でる役割も担当する。これらの用途に見合うように設計されている。
部品: チェリストの役割
チェリストは弦楽器のチェロを演奏する奏者である。チェリストが他の楽器奏者と合同演奏する場合は中音域から低音域を担当する。大きな音量を出す役割を担うことも多い。楽曲の低音部を表現する独立した旋律を弾いていることが多いが、それは主旋律ではない。
部品: 独奏者としてのチェリスト
この楽器のための無伴奏曲が作られることも多く、それを演奏する場合は1人でその楽曲を表現しなくてはならないので、奏者には合同演奏の際の役割とは別の独自性や個性を求められることが多い。
部品: チェロの設計理念
ヴァイオリン属のなかで中音域から低音域を担当する弦楽器。そのため音量を求められているので弦の張りも強く楽器本体はこの属の中でも大きいほうに入る。無伴奏曲の演奏も多く、それ故にただの伴奏楽器ではない、個性ある音色を求められる場合も多く、それらに対応するように設計されている。
部品: コントラバシストの役割
コントラバシストは弦楽器のコントラバスを演奏する奏者である。他の楽器奏者と合同演奏する場合は低音域を担当する。役割は伴奏に徹する裏方である。また楽器本体が大きすぎる弦楽器ということで音量を得難い、そのため大きな音量を出せる能力が奏者には求められている。
部品: 弓と指
コントラバスは他のヴァイオリン属の楽器と同じく弦を弓で擦ることで音を出す楽器だが、弦を指で弾いて音を出す割合がその他のヴァイオリン属の楽器と比べて遥かに多い。曲や音楽のジャンルによっては指だけで演奏する場合も多い。コントラバシストは両方の演奏方法をマスターしている。
部品: コントラバスの設計理念
ヴァイオリン属のなかでは最低音域を担当する弦楽器。またダブルベースやウッドベースという別名を持ち、様々なジャンルの音楽に使用される。演奏方法も弓を使う他に指で弾くことがヴァイオリン属の中でも圧倒的に多い。故に各々の用途にあったものを求められており、同じヴァイオリン族のなかでもこの楽器のヴァリエーションは多い。
提出書式
大部品: メイウィンターカルテット RD:41 評価値:9 -大部品: 少数編成のプロフェッショナル演奏楽団の基本情報 RD:3 評価値:2 --部品: 理念 --部品: 自立 --部品: 規則 -大部品: 少数編成のプロフェッショナル演奏楽団の運営について RD:12 評価値:6 --部品: 定期公演の計画と実行 --部品: 演奏旅行の計画と実行 --部品: 慰安公演会に関する計画と実行 --部品: 特別公演に際する計画と実行 --部品: 式典への参加の計画と実行 --部品: 運営費 --部品: 後援会 --部品: 寄付 --部品: 運搬と設営 --部品: 規模 --部品: オーディションとスカウト --部品: 休暇 -大部品: プロフェッショナル弦楽四重奏楽団員の基本能力 RD:7 評価値:4 --部品: 楽器奏者の基本能力の概要 --部品: 演奏技術 --部品: 音楽知識 --部品: 弦楽器奏者の指の皮膚の硬化 --部品: 楽器のメンテナンス --部品: 曲目の多さ --部品: 身軽さ -大部品: カルテットのヴァイオリニスト RD:10 評価値:5 --大部品: コンサートマスター RD:3 評価値:2 ---部品: コンサートマスターの役割と担当する楽団員 ---部品: 他の楽器への理解 ---部品: 打ち上げの手配 --大部品: 少数編成楽団の代表者のその他の仕事 RD:3 評価値:2 ---部品: マネージメント ---部品: 司会者 ---部品: 譜面管理 --部品: 主旋律の演奏 --部品: 伴奏では高音域 --部品: 独奏者 --部品: ヴァイオリンの設計理念 -大部品: ヴィオリスト RD:3 評価値:2 --部品: ヴィオリストの役割 --部品: 穏やかな主旋律 --部品: ヴィオラの設計理念 -大部品: チェリスト RD:3 評価値:2 --部品: チェリストの役割 --部品: 独奏者としてのチェリスト --部品: チェロの設計理念 -大部品: コントラバシスト RD:3 評価値:2 --部品: コントラバシストの役割 --部品: 弓と指 --部品: コントラバスの設計理念 部品: 理念 人の心を音楽の力で慰め幸せにすることを目的に結成した楽団。故に音楽を人の道理から外れたことに使うことは無い。また楽団員はこの音楽の力を信じ、日夜自分の演奏技術や音楽知識を向上させていく者でなければならない。 部品: 自立 プロフェッショナルの音楽演奏団体として自立して運営できるように行動を計画しそれを実行する。そのために定期公演や演奏旅行や特別公演を行い収益獲得を目指し、後援会を結成し、また寄付を募る。 部品: 規則 楽団員には音楽を愛し実践する者として、そのプロフェッショナルとして相応しい行動をすることを求める。それには自身の音楽技術や知識を研鑽することから、素行の良さなども含める。これを破るものは、その度合によって謹慎や減給、行いが悪質な場合や素行が極端に悪い場合には解雇の上で法的な措置をとる。判断は代表者(コンダクターやコンサートマスターやバンドマスターなど楽団の編成によってこの者は異なる)が行う。また代表者が悪質なこれにあたる場合は、楽団員はストライキを起こすことが出来る。 部品: 定期公演の計画と実行 楽団は場所や需要を得られる場所があればそこでの定期的な有料公演会を計画し可能ならばそれを行う。こうすることで観客が支払うチケット代を得て楽団への定期的な収入の確保を目指し、プロフェッショナル楽団としての自立を図る。それと共に日頃の鍛錬や研究の成果、音楽芸術の発表の場とする。またこれを行うことでその地域の音楽文化の広がりと、様々な文化の発展を目指す。 部品: 演奏旅行の計画と実行 演奏旅行とは普段楽団が活動の場としている場所以外の地域での有料公演会を行うことである。楽団はそういった需要がありそうな場所があればこれを計画し実行に移し収入の確保とともに、異なる地域での音楽文化の広がりと発展を目指し、それと共に地域事の文化の受容による楽団の更なる音楽的向上を目指す。その際はその地域の治安や危険度などを調べ十分に注意、また深刻な場合は演奏旅行を取りやめる。演奏旅行を実行する際には事前にその地域の文化や伝統を十分に調べて楽団員に周知することで、その場所で暮す人々に文化/伝統的な失礼を働かないようにも努める。 部品: 慰安公演会に関する計画と実行 プロフェッショナルの演奏楽団が掲げる理念である人の心を音楽の力で慰め幸せにするというものの下、意欲的に慰安公演会を行う。それは病院などを含む様々な施設への慰問であったり、災害や戦争があった場合の被害者への慰問であったりする、もちろん後者の場合は事前にその地域の危険度などを調べて計画の際にはこれを鑑みる。無料でこれを行う場合も、有料(通常の料金より安くする場合もあれば、通常の料金と同じ場合もある)でこれを行う場合もあり、慰問する場所や楽団の状況によりこれは変る。 部品: 特別公演に際する計画と実行 需要があると推測出来た場合には定期公演以外の特別講演を計画し実行する。そこでは普段演奏しない楽曲を奏でたり、国内外の音楽家を招き、他地域の音楽を演奏する。また祭りや藩国の年間行事の際にもこれを計画実行する。こうすることで運営費の確保と音楽文化の更なる発展を目指す。 部品: 式典への参加の計画と実行 国内外の式典への参加要望があればそれを計画して実行に移す。これは詩と音楽の国である詩歌藩国の楽団として相応しい行動であるとともに、外国の式典への参加の場合も国の文化を代表する行いであるので重要な行為である。基本的には参加要望を行った自国や海外の官庁から公演料を受け取ってこれを実行するが、状況によっては無給で行う。外国での式典の参加を実行する際には事前にその地域の文化や伝統を十分に調べて楽団員に周知することで、その場所で暮す人々に文化/伝統的な失礼を働かないようにも努める。 部品: 運営費 主に公演で観客から得たチケット代やお捻りで運営していく。また後援会を設けて会費を得ることも行い、その他にも寄付を受け付ける場合もある。得た収益は楽団の運営費に使用する。運営費のなかの人経費は楽団員に平等に分配しそれを各々の給与とするのだが、代表者に関してはその責務や仕事量の多さを考えて、若干給与を多くして良く、最大で1楽団員の給与の2倍までの給与を受け取って良い。 部品: 後援会 聴者として音楽を愛し、また楽団を応援する人々を募り後援会を結成する。後援会に入った人々からは年間に定期的に会費を支払って貰い、その代わりにチケットの事前販売や、可能ならば定期的に楽団の情報を伝える会報誌を発行する。また年に数度親睦パーティーを開き、そこでは楽団員との交流の場を設ける。こうすることで運営費の確保を目指し、また音楽文化の理解者を増やしていく。 部品: 寄付 個人や企業などからの寄付も受け付ける。これで得た金銭は楽団の運営費に充てる。ただし寄付した個人や企業の要望を受けることは無い。この楽団の理念と活動に賛成するものからのみ寄付を受け取る。これは楽団の理念を守りその自立性を維持していくためである。 部品: 運搬と設営 楽器の運搬や公演のステージの設置などは、大きな公演の場合や、特別な式典などの場合を覗いて楽団員が行う。少数編成の楽団はその規模故にこれらを行う専門スタッフを常時雇ってはいないのだ。 部品: 規模 基本的に各楽器1人の奏者を置くとても小さな楽団である。特別な公演を行う場合や規模の大きな曲を演奏する必要がある場合はエキストラの楽団員を雇う。 部品: オーディションとスカウト 楽団員が何らかの理由で脱退または損失した場合はオーディションを開く。そこで演奏の聴取や面接を行い入団希望者の演奏力や音楽知識を計り、その後の楽団員たちによる話し合いにより新規入団者を決める。また代表者が新規入団者を直接スカウトする場合もある。 部品: 休暇 楽団員の心身を休めるために、運営にあまり影響の無い範囲で定期的、またときには不定期の休暇を楽団は取る。休暇の日程やその数は代表者が最終的に決めるが、楽団員と話し合いの場を持つことになっている。 部品: 楽器奏者の基本能力の概要 プロの演奏楽団であるので、それに見合った能力を持つ奏者でなくては入団することができない。故に高い演奏能力と音楽知識を有した楽団員のみがメンバーになっている。 部品: 演奏技術 各々の楽器を演奏するための能力。ここには指先や口をはじめとする身体能力の使い方や、各々の楽器の演奏に必要な体力や楽器の知識も含まれている。音楽院の演奏学部を卒業した者、またはそれと同等の演奏能力を持つ者が楽団員になることが出来る。 部品: 音楽知識 音楽院を卒業、または同等の期間をかけて学んだ音楽を制作し演奏するために必要な知識。作曲や各々が担当する楽器を演奏するための、また既存の楽曲を分析し演奏する為に必要な能力である。 部品: 弦楽器奏者の指の皮膚の硬化 弦楽器奏者は弦を抑える指先の皮膚が硬化している。これは数年間以上楽器の演奏を毎日のようにして、指先の皮膚が傷つきそして再生することで、皮膚が楽器演奏に適したものになった結果である。 部品: 楽器のメンテナンス 楽団員は担当楽器の清掃から、簡単な修理までをすることが出来る。とはいえ楽器製作者ほどの修理能力はなく、楽器の大きな故障の際にはそういった人々に修理を依頼しなくてはならない。自分で楽器の修理が出来る程度の故障なのか、それとも修理のプロに任せたほうがよい状態なのか、という判断をすることが出来る能力も有しており、これにより個人での無理な修理を行わず、楽器の寿命を長くすることができる。 部品: 曲目の多さ オーケストラやビッグバンドとは違い編成人数が少ないため、奏者同士の意志の疎通もし易く、また曲の練習もし易く譜面の管理なども安易なため曲のレパートリーも多い。 部品: 身軽さ その編成人数の少なさ故に様々な状況での演奏が安易であり、それを生かして色々なところに演奏旅行をしに行くことが多い。その中には病院を含む様々な施設への慰問公演会も多くある。 部品: コンサートマスターの役割と担当する楽団員 コンサートマスターの役目は楽団員のリーダーであり演奏の際には各員をまとめることであり、また楽団員の総意を指揮者に対して述べる場合もこの人が代表して行う。多くの場合で第一ヴァイオリン群の1番奏者が勤める場合が多く、これは首席演奏者とほぼ同意である。例外的にヴァイオリン奏者以外の他の楽器の演奏者がこれを勤めることもある。 部品: 他の楽器への理解 楽団員をまとめ、指示をし時には音楽上の悩みなどの相談に乗ることもあるコンサートマスターは、自らが担当する楽器以外の他の楽器の特徴やその奏者に関する知識を有している。それでなくてはこの職務は務まらない。 部品: 打ち上げの手配 小さな楽団では演奏会後の打ち上げや食事会の手配や、その後の処理などもしなくてはならない。大きな楽団でも彼の指示により個人的な飲み会や打ち上げ、食事会が行われることが多い。 部品: マネージメント 小規模な楽団では、公演の手配や楽団員のスケジュールの調整などのマネージメント業務を行う者を随時雇っているわけではないので、代表者がこれを受け持っている。 部品: 司会者 小規模な楽団では公演で行う、演奏前や〆の挨拶、楽団員の紹介や曲の解説などを専門に行う司会者や進行役を随時雇うことはなく、代表者がこれを行っている。 部品: 譜面管理 小規模な楽団なので、楽譜の購入や管理や楽団員への配布も代表者が行っている。譜面が無ければ演奏をすることが難しくなるのでこの仕事はとても重要なものである。本来楽団にはこれを専門の仕事とするライブラリアンが存在するか、少数編成の楽団はこれを随時雇っているわけではないので、代表者がこれを行う。 部品: 主旋律の演奏 ヴァイオリニストは弦楽器のヴァイオリンを演奏する奏者である。他の楽器奏者と合同演奏する場合は、弦楽器のなかでは曲の主旋律を奏でること圧倒的に多い。言わば楽団のなかの弦楽器群における主役であり、それ故に奏者には感情豊かな演奏や、高度な技術を有する演奏など多くのものが求められる。 部品: 伴奏では高音域 伴奏に回る場合には高音域から中音域を担当する。非常に目立つ音域での伴奏ということで、奏者には音は鳴らすが目立ち過ぎてはいけないという高度な技術を要求される。伴奏としての旋律を奏でる場合も、リズムを刻む場合もある。 部品: 独奏者 ヴァイオリンのための無伴奏曲も数多く作られており、1人だけで舞台に立つこともある。この時はこの楽器が出すことの出来る超高音域から低音まですべてを使う。これを奏でる姿はまさに楽器界のスターである。 部品: ヴァイオリンの設計理念 ヴァイオリン属のなかで高音を担当する弦楽器。弦楽器のなかで最高音域も奏でる、超音波すれすれの音も鳴らせる。故に合同演奏のなかで主旋律を奏でることが多く、独奏を披露することも多い、ヴァイオリン属の楽器のなかの花形である。これに見合うように設計されている。 部品: ヴィオリストの役割 ヴィオリストは弦楽器のヴィオラを演奏する奏者である。ヴィオリストが他の楽器奏者と合同演奏する場合は、伴奏として高音粋から中音域を使う旋律やリズムを奏でる。高音域を担当する楽器と低音域を担当する楽器のツナギ役とも言える。 部品: 穏やかな主旋律 主旋律も担当することがあり、その場合はヴァイオリンの華やかさとは違い、落ちついた優しい音色を奏でる。また楽器本体の大きさを利用した迫力のある音を出すことも出来る。 部品: ヴィオラの設計理念 ヴァイオリン属のなかで高音域から中音域を担当する弦楽器。様々な音域を出すことを求められるが、中音域でのメロディーを奏でることが多く、それは主旋律ではないが、それだけを抜き出しても非常に美しい感動的なものであることが多い。また中音域でリズムを刻むことも多い、弦楽四重奏などでは主旋律を奏でる役割も担当する。これらの用途に見合うように設計されている。 部品: チェリストの役割 チェリストは弦楽器のチェロを演奏する奏者である。チェリストが他の楽器奏者と合同演奏する場合は中音域から低音域を担当する。大きな音量を出す役割を担うことも多い。楽曲の低音部を表現する独立した旋律を弾いていることが多いが、それは主旋律ではない。 部品: 独奏者としてのチェリスト この楽器のための無伴奏曲が作られることも多く、それを演奏する場合は1人でその楽曲を表現しなくてはならないので、奏者には合同演奏の際の役割とは別の独自性や個性を求められることが多い。 部品: チェロの設計理念 ヴァイオリン属のなかで中音域から低音域を担当する弦楽器。そのため音量を求められているので弦の張りも強く楽器本体はこの属の中でも大きいほうに入る。無伴奏曲の演奏も多く、それ故にただの伴奏楽器ではない、個性ある音色を求められる場合も多く、それらに対応するように設計されている。 部品: コントラバシストの役割 コントラバシストは弦楽器のコントラバスを演奏する奏者である。他の楽器奏者と合同演奏する場合は低音域を担当する。役割は伴奏に徹する裏方である。また楽器本体が大きすぎる弦楽器ということで音量を得難い、そのため大きな音量を出せる能力が奏者には求められている。 部品: 弓と指 コントラバスは他のヴァイオリン属の楽器と同じく弦を弓で擦ることで音を出す楽器だが、弦を指で弾いて音を出す割合がその他のヴァイオリン属の楽器と比べて遥かに多い。曲や音楽のジャンルによっては指だけで演奏する場合も多い。コントラバシストは両方の演奏方法をマスターしている。 部品: コントラバスの設計理念 ヴァイオリン属のなかでは最低音域を担当する弦楽器。またダブルベースやウッドベースという別名を持ち、様々なジャンルの音楽に使用される。演奏方法も弓を使う他に指で弾くことがヴァイオリン属の中でも圧倒的に多い。故に各々の用途にあったものを求められており、同じヴァイオリン族のなかでもこの楽器のヴァリエーションは多い。
インポート用定義データ
[ { "title": "メイウィンターカルテット", "part_type": "group", "children": [ { "title": "少数編成のプロフェッショナル演奏楽団の基本情報", "part_type": "group", "children": [ { "title": "理念", "description": "人の心を音楽の力で慰め幸せにすることを目的に結成した楽団。故に音楽を人の道理から外れたことに使うことは無い。また楽団員はこの音楽の力を信じ、日夜自分の演奏技術や音楽知識を向上させていく者でなければならない。", "part_type": "part" }, { "title": "自立", "description": "プロフェッショナルの音楽演奏団体として自立して運営できるように行動を計画しそれを実行する。そのために定期公演や演奏旅行や特別公演を行い収益獲得を目指し、後援会を結成し、また寄付を募る。\n", "part_type": "part" }, { "title": "規則", "description": "楽団員には音楽を愛し実践する者として、そのプロフェッショナルとして相応しい行動をすることを求める。それには自身の音楽技術や知識を研鑽することから、素行の良さなども含める。これを破るものは、その度合によって謹慎や減給、行いが悪質な場合や素行が極端に悪い場合には解雇の上で法的な措置をとる。判断は代表者(コンダクターやコンサートマスターやバンドマスターなど楽団の編成によってこの者は異なる)が行う。また代表者が悪質なこれにあたる場合は、楽団員はストライキを起こすことが出来る。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "少数編成のプロフェッショナル演奏楽団の運営について", "part_type": "group", "children": [ { "title": "定期公演の計画と実行", "description": "楽団は場所や需要を得られる場所があればそこでの定期的な有料公演会を計画し可能ならばそれを行う。こうすることで観客が支払うチケット代を得て楽団への定期的な収入の確保を目指し、プロフェッショナル楽団としての自立を図る。それと共に日頃の鍛錬や研究の成果、音楽芸術の発表の場とする。またこれを行うことでその地域の音楽文化の広がりと、様々な文化の発展を目指す。", "part_type": "part" }, { "title": "演奏旅行の計画と実行", "description": "演奏旅行とは普段楽団が活動の場としている場所以外の地域での有料公演会を行うことである。楽団はそういった需要がありそうな場所があればこれを計画し実行に移し収入の確保とともに、異なる地域での音楽文化の広がりと発展を目指し、それと共に地域事の文化の受容による楽団の更なる音楽的向上を目指す。その際はその地域の治安や危険度などを調べ十分に注意、また深刻な場合は演奏旅行を取りやめる。演奏旅行を実行する際には事前にその地域の文化や伝統を十分に調べて楽団員に周知することで、その場所で暮す人々に文化/伝統的な失礼を働かないようにも努める。", "part_type": "part" }, { "title": "慰安公演会に関する計画と実行", "description": "プロフェッショナルの演奏楽団が掲げる理念である人の心を音楽の力で慰め幸せにするというものの下、意欲的に慰安公演会を行う。それは病院などを含む様々な施設への慰問であったり、災害や戦争があった場合の被害者への慰問であったりする、もちろん後者の場合は事前にその地域の危険度などを調べて計画の際にはこれを鑑みる。無料でこれを行う場合も、有料(通常の料金より安くする場合もあれば、通常の料金と同じ場合もある)でこれを行う場合もあり、慰問する場所や楽団の状況によりこれは変る。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "特別公演に際する計画と実行", "description": "需要があると推測出来た場合には定期公演以外の特別講演を計画し実行する。そこでは普段演奏しない楽曲を奏でたり、国内外の音楽家を招き、他地域の音楽を演奏する。また祭りや藩国の年間行事の際にもこれを計画実行する。こうすることで運営費の確保と音楽文化の更なる発展を目指す。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "式典への参加の計画と実行", "description": "国内外の式典への参加要望があればそれを計画して実行に移す。これは詩と音楽の国である詩歌藩国の楽団として相応しい行動であるとともに、外国の式典への参加の場合も国の文化を代表する行いであるので重要な行為である。基本的には参加要望を行った自国や海外の官庁から公演料を受け取ってこれを実行するが、状況によっては無給で行う。外国での式典の参加を実行する際には事前にその地域の文化や伝統を十分に調べて楽団員に周知することで、その場所で暮す人々に文化/伝統的な失礼を働かないようにも努める。", "part_type": "part" }, { "title": "運営費", "description": "主に公演で観客から得たチケット代やお捻りで運営していく。また後援会を設けて会費を得ることも行い、その他にも寄付を受け付ける場合もある。得た収益は楽団の運営費に使用する。運営費のなかの人経費は楽団員に平等に分配しそれを各々の給与とするのだが、代表者に関してはその責務や仕事量の多さを考えて、若干給与を多くして良く、最大で1楽団員の給与の2倍までの給与を受け取って良い。\n", "part_type": "part" }, { "title": "後援会", "description": "聴者として音楽を愛し、また楽団を応援する人々を募り後援会を結成する。後援会に入った人々からは年間に定期的に会費を支払って貰い、その代わりにチケットの事前販売や、可能ならば定期的に楽団の情報を伝える会報誌を発行する。また年に数度親睦パーティーを開き、そこでは楽団員との交流の場を設ける。こうすることで運営費の確保を目指し、また音楽文化の理解者を増やしていく。\n", "part_type": "part" }, { "title": "寄付", "description": "個人や企業などからの寄付も受け付ける。これで得た金銭は楽団の運営費に充てる。ただし寄付した個人や企業の要望を受けることは無い。この楽団の理念と活動に賛成するものからのみ寄付を受け取る。これは楽団の理念を守りその自立性を維持していくためである。\n", "part_type": "part" }, { "title": "運搬と設営", "description": "楽器の運搬や公演のステージの設置などは、大きな公演の場合や、特別な式典などの場合を覗いて楽団員が行う。少数編成の楽団はその規模故にこれらを行う専門スタッフを常時雇ってはいないのだ。", "part_type": "part" }, { "title": "規模", "description": "基本的に各楽器1人の奏者を置くとても小さな楽団である。特別な公演を行う場合や規模の大きな曲を演奏する必要がある場合はエキストラの楽団員を雇う。", "part_type": "part" }, { "title": "オーディションとスカウト", "description": "楽団員が何らかの理由で脱退または損失した場合はオーディションを開く。そこで演奏の聴取や面接を行い入団希望者の演奏力や音楽知識を計り、その後の楽団員たちによる話し合いにより新規入団者を決める。また代表者が新規入団者を直接スカウトする場合もある。", "part_type": "part" }, { "title": "休暇", "description": "楽団員の心身を休めるために、運営にあまり影響の無い範囲で定期的、またときには不定期の休暇を楽団は取る。休暇の日程やその数は代表者が最終的に決めるが、楽団員と話し合いの場を持つことになっている。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "プロフェッショナル弦楽四重奏楽団員の基本能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "楽器奏者の基本能力の概要", "description": "プロの演奏楽団であるので、それに見合った能力を持つ奏者でなくては入団することができない。故に高い演奏能力と音楽知識を有した楽団員のみがメンバーになっている。", "part_type": "part" }, { "title": "演奏技術", "description": "各々の楽器を演奏するための能力。ここには指先や口をはじめとする身体能力の使い方や、各々の楽器の演奏に必要な体力や楽器の知識も含まれている。音楽院の演奏学部を卒業した者、またはそれと同等の演奏能力を持つ者が楽団員になることが出来る。\n", "part_type": "part" }, { "title": "音楽知識", "description": "音楽院を卒業、または同等の期間をかけて学んだ音楽を制作し演奏するために必要な知識。作曲や各々が担当する楽器を演奏するための、また既存の楽曲を分析し演奏する為に必要な能力である。\n", "part_type": "part" }, { "title": "弦楽器奏者の指の皮膚の硬化", "description": "弦楽器奏者は弦を抑える指先の皮膚が硬化している。これは数年間以上楽器の演奏を毎日のようにして、指先の皮膚が傷つきそして再生することで、皮膚が楽器演奏に適したものになった結果である。\n", "part_type": "part" }, { "title": "楽器のメンテナンス", "description": "楽団員は担当楽器の清掃から、簡単な修理までをすることが出来る。とはいえ楽器製作者ほどの修理能力はなく、楽器の大きな故障の際にはそういった人々に修理を依頼しなくてはならない。自分で楽器の修理が出来る程度の故障なのか、それとも修理のプロに任せたほうがよい状態なのか、という判断をすることが出来る能力も有しており、これにより個人での無理な修理を行わず、楽器の寿命を長くすることができる。\n", "part_type": "part" }, { "title": "曲目の多さ", "description": "オーケストラやビッグバンドとは違い編成人数が少ないため、奏者同士の意志の疎通もし易く、また曲の練習もし易く譜面の管理なども安易なため曲のレパートリーも多い。\n", "part_type": "part" }, { "title": "身軽さ", "description": "その編成人数の少なさ故に様々な状況での演奏が安易であり、それを生かして色々なところに演奏旅行をしに行くことが多い。その中には病院を含む様々な施設への慰問公演会も多くある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "カルテットのヴァイオリニスト", "part_type": "group", "children": [ { "title": "コンサートマスター", "part_type": "group", "children": [ { "title": "コンサートマスターの役割と担当する楽団員", "description": "コンサートマスターの役目は楽団員のリーダーであり演奏の際には各員をまとめることであり、また楽団員の総意を指揮者に対して述べる場合もこの人が代表して行う。多くの場合で第一ヴァイオリン群の1番奏者が勤める場合が多く、これは首席演奏者とほぼ同意である。例外的にヴァイオリン奏者以外の他の楽器の演奏者がこれを勤めることもある。", "part_type": "part" }, { "title": "他の楽器への理解", "description": "楽団員をまとめ、指示をし時には音楽上の悩みなどの相談に乗ることもあるコンサートマスターは、自らが担当する楽器以外の他の楽器の特徴やその奏者に関する知識を有している。それでなくてはこの職務は務まらない。\n", "part_type": "part" }, { "title": "打ち上げの手配", "description": "小さな楽団では演奏会後の打ち上げや食事会の手配や、その後の処理などもしなくてはならない。大きな楽団でも彼の指示により個人的な飲み会や打ち上げ、食事会が行われることが多い。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "少数編成楽団の代表者のその他の仕事", "part_type": "group", "children": [ { "title": "マネージメント", "description": "小規模な楽団では、公演の手配や楽団員のスケジュールの調整などのマネージメント業務を行う者を随時雇っているわけではないので、代表者がこれを受け持っている。\n", "part_type": "part" }, { "title": "司会者", "description": "小規模な楽団では公演で行う、演奏前や〆の挨拶、楽団員の紹介や曲の解説などを専門に行う司会者や進行役を随時雇うことはなく、代表者がこれを行っている。\n", "part_type": "part" }, { "title": "譜面管理", "description": "小規模な楽団なので、楽譜の購入や管理や楽団員への配布も代表者が行っている。譜面が無ければ演奏をすることが難しくなるのでこの仕事はとても重要なものである。本来楽団にはこれを専門の仕事とするライブラリアンが存在するか、少数編成の楽団はこれを随時雇っているわけではないので、代表者がこれを行う。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "主旋律の演奏", "description": "ヴァイオリニストは弦楽器のヴァイオリンを演奏する奏者である。他の楽器奏者と合同演奏する場合は、弦楽器のなかでは曲の主旋律を奏でること圧倒的に多い。言わば楽団のなかの弦楽器群における主役であり、それ故に奏者には感情豊かな演奏や、高度な技術を有する演奏など多くのものが求められる。", "part_type": "part" }, { "title": "伴奏では高音域", "description": "伴奏に回る場合には高音域から中音域を担当する。非常に目立つ音域での伴奏ということで、奏者には音は鳴らすが目立ち過ぎてはいけないという高度な技術を要求される。伴奏としての旋律を奏でる場合も、リズムを刻む場合もある。\n", "part_type": "part" }, { "title": "独奏者", "description": "ヴァイオリンのための無伴奏曲も数多く作られており、1人だけで舞台に立つこともある。この時はこの楽器が出すことの出来る超高音域から低音まですべてを使う。これを奏でる姿はまさに楽器界のスターである。", "part_type": "part" }, { "title": "ヴァイオリンの設計理念", "description": "ヴァイオリン属のなかで高音を担当する弦楽器。弦楽器のなかで最高音域も奏でる、超音波すれすれの音も鳴らせる。故に合同演奏のなかで主旋律を奏でることが多く、独奏を披露することも多い、ヴァイオリン属の楽器のなかの花形である。これに見合うように設計されている。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "ヴィオリスト", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ヴィオリストの役割", "description": "ヴィオリストは弦楽器のヴィオラを演奏する奏者である。ヴィオリストが他の楽器奏者と合同演奏する場合は、伴奏として高音粋から中音域を使う旋律やリズムを奏でる。高音域を担当する楽器と低音域を担当する楽器のツナギ役とも言える。", "part_type": "part" }, { "title": "穏やかな主旋律", "description": "主旋律も担当することがあり、その場合はヴァイオリンの華やかさとは違い、落ちついた優しい音色を奏でる。また楽器本体の大きさを利用した迫力のある音を出すことも出来る。", "part_type": "part" }, { "title": "ヴィオラの設計理念", "description": "ヴァイオリン属のなかで高音域から中音域を担当する弦楽器。様々な音域を出すことを求められるが、中音域でのメロディーを奏でることが多く、それは主旋律ではないが、それだけを抜き出しても非常に美しい感動的なものであることが多い。また中音域でリズムを刻むことも多い、弦楽四重奏などでは主旋律を奏でる役割も担当する。これらの用途に見合うように設計されている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "チェリスト", "part_type": "group", "children": [ { "title": "チェリストの役割", "description": "チェリストは弦楽器のチェロを演奏する奏者である。チェリストが他の楽器奏者と合同演奏する場合は中音域から低音域を担当する。大きな音量を出す役割を担うことも多い。楽曲の低音部を表現する独立した旋律を弾いていることが多いが、それは主旋律ではない。\n", "part_type": "part" }, { "title": "独奏者としてのチェリスト", "description": "この楽器のための無伴奏曲が作られることも多く、それを演奏する場合は1人でその楽曲を表現しなくてはならないので、奏者には合同演奏の際の役割とは別の独自性や個性を求められることが多い。\n", "part_type": "part" }, { "title": "チェロの設計理念", "description": "ヴァイオリン属のなかで中音域から低音域を担当する弦楽器。そのため音量を求められているので弦の張りも強く楽器本体はこの属の中でも大きいほうに入る。無伴奏曲の演奏も多く、それ故にただの伴奏楽器ではない、個性ある音色を求められる場合も多く、それらに対応するように設計されている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "コントラバシスト", "part_type": "group", "children": [ { "title": "コントラバシストの役割", "description": "コントラバシストは弦楽器のコントラバスを演奏する奏者である。他の楽器奏者と合同演奏する場合は低音域を担当する。役割は伴奏に徹する裏方である。また楽器本体が大きすぎる弦楽器ということで音量を得難い、そのため大きな音量を出せる能力が奏者には求められている。\n", "part_type": "part" }, { "title": "弓と指", "description": "コントラバスは他のヴァイオリン属の楽器と同じく弦を弓で擦ることで音を出す楽器だが、弦を指で弾いて音を出す割合がその他のヴァイオリン属の楽器と比べて遥かに多い。曲や音楽のジャンルによっては指だけで演奏する場合も多い。コントラバシストは両方の演奏方法をマスターしている。\n", "part_type": "part" }, { "title": "コントラバスの設計理念", "description": "ヴァイオリン属のなかでは最低音域を担当する弦楽器。またダブルベースやウッドベースという別名を持ち、様々なジャンルの音楽に使用される。演奏方法も弓を使う他に指で弾くことがヴァイオリン属の中でも圧倒的に多い。故に各々の用途にあったものを求められており、同じヴァイオリン族のなかでもこの楽器のヴァリエーションは多い。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ]