サブタイトル個別 ウルトラマン 第29話


地底への挑戦
ゴルドン

解説ブックレットより

●ウルトラマン第29話(製作No.29)1967年1月29日放映
●登場宇宙人・怪獣:黄金怪獣ゴルドン
●日本一の埋蔵量を誇る金山、大田山に、金を食べる怪獣ゴルドンが出現。地底を素早く動き回るゴルドンに対抗すべく、科学特捜隊はイデが開発した地底戦車ベルシダーで出動した。ジオラマは物語の前半、大田山地底の洞窟でゴルドンと対峙し、光線銃で攻撃するベルシダー。ちなみにこれは劇中2匹登場するうちの1匹めだが、ベルシダーを横倒しにセットすると、2匹めのゴルドンに襲われ大ピンチのクライマックスシーンを再現できる、かも? シャープな印象を受ける黄金怪獣ゴルドンのデザインモチーフは実はイモムシ。昆虫をベースにしながら、そのまま昆虫怪獣にせず、誰も見たことのないユニークな“生物”に仕立てるあたりがウルトラ怪獣デザインの神髄といえるだろう。またこのエピソードで初登場したベルシダーは、ウルトラ警備隊の地中用兵器マグマライザーに比べて商品化の機会が極端に少ないメカ。お手元のミニチュアは小さいが貴重な立体資料だ。
Text by Mizuki Eguchi

補足

●別角度画像




最終更新:2008年06月21日 02:33