サブタイトル個別 ウルトラセブン 第7話


宇宙囚人303
キュラソ星人

解説ブックレットより

●ウルトラセブン第7話(製作No.8)1967年11月12日放映
●登場宇宙人・怪獣:火炎怪人キュラソ星人
●コスモポリタス第8惑星キュラソから逃亡してきた凶悪殺人犯303号は地球に潜伏、栄養素であるガソリンを補給するためガソリンスタンドを襲った。このエピソードの前半はホラータッチの演出で進むため、キュラソ星人はなかなかその全身を見せてくれず、ジオラマのモチーフになっているシーンも細かいカットの積み重ねで演出されている。ウルトラセブンとの戦闘がないこともあり、シリーズの中でもあまり目立たない存在のキュラソ星人だが、ウルトラ宇宙人の原点というべきケムール人の系譜に連なる(実は体は『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」に登場した2代目ケムール人の流用。デザインが描き起こされたのは頭部のみだった)シュールなデザインをフィギュアで再確認してほしい。昔懐かしいガソリン計量器にもご注目あれ。
Text by Mizuki Eguchi

補足

●別角度画像
後ろから見た方が芸の細かさを感じるジオラマ。キュラソ星人303号は侵略者ではなく、逃亡してきた凶悪犯罪者なので、通り魔的に強盗殺人をします。フツーに、と言うかリアルにおっかない話です。でも、つぶらな瞳とおちゅぼ口が意外とかわいい? 設定ではキュラソ星の囚人は覆面をさせられるということなので、これが素顔ではないのかもしれません。




最終更新:2008年06月24日 21:05