サブタイトル個別 ウルトラセブン 第16話


闇に光る目
アンノン対ウルトラセブン

解説ブックレットより

●ウルトラセブン第16話(製作No.14)1968年1月21日放映
●登場宇宙人・怪獣:岩石宇宙人アンノン
●アンノン星に送り込まれたまま消息を絶っていた無人探査宇宙船サクラ9号が、突然地球へ帰還。そこには、サクラ9号の訪問を侵略行為と誤解したアンノンが潜んでいた……。光る目玉が本体であるアンノンは、岩石でできた行動用の体と合体して、怪獣のような姿になる。ジオラマは、ホーク1号を一撃で撃ち落とす強力な光線を持つアンノンとセブンの激闘を再現したもの。この戦いはナイトシーンということで、彩色もそれを意識したものになっている。セブンの目の光り具合などに注目。ラスト、アンノンはセブンの説得に応じて母星に帰っていく。宇宙人との和解が成立した数少ないケースとして印象に残るエピソードだ。なお、微妙に誤解されている向きも多いようだが、アンノンの名は未確認を意味するUNKNOWNに由来するもの。若い女性の間で流行した“アンノン族”の登場は70年代中盤なので(67年には雑誌アンアンは未創刊)この怪獣とは無関係だ。
Text by Mizuki Eguchi

補足

本体の眼だけの時はアンノン星人、岩と合体するとアンノンと呼ぶのが通例です。
小さくなりがちな対決シーンの中で、比較的ボリューム感を損なうことなく、うまくまとまっているのではないでしょうか。よく見ると、しっかりアンノンの眼もあります。
●注!
本来は、セブンの右手がアンノンのアゴというか口のところに、しっかり掛かるように取り付けるのが正しいフィギュアの状態だと思います。いつの間にかズレていたようで、写真を撮ってる時は気づきませんでした。





最終更新:2008年06月30日 01:10