サブタイトル個別 帰ってきたウルトラマン 第22話


この怪獣は俺がやる
ゴキネズラ

解説ブックレットより

●帰ってきたウルトラマン第22話(製作No.22)1971年9月3日放映
●登場宇宙人・怪獣:プラスチック怪獣ゴキネズラ
●東京湾のゴミ埋立地に出現した怪獣ゴキネズラ暴れ狂う。MATのミサイル攻撃を口や手で受け止め機敏性のある怪獣、口から吐く液状はクモの巣糸、最大の武器。というドラマです。
特撮ドラマの場合、第一に特殊美術スタッフが考えられ、企画の段階から、メインスタッフとして入り主役となるウルトラマンやマットアロー号、ジャイロ、怪獣等のキャラクター全般のデザイン、特撮ミニチュアセットのイメージデザインから実務まで担当。帰りマンのスーツのデザインをただ画くのではなく、全てのドラマのアクションを想定(構えやジャンプ)しどこから見てもカッコウ良く見え、MATアロー、ジャイロも大空を飛び攻撃し宙返りや、反転、流れるような舞姿のデザインが要求されます。重要視される事は現場のセット関係の比率並びにリアリティーがあげられます。この話数ではゴミ山のプラスチックと怪獣のリアル感がよく出てると思います。特技監督と同様に大切なのは特殊美術スタッフと考えます。
特殊技術 佐川和夫氏

補足


MATの名誉回復のため!のつもりなんでしょうか? 伊吹新隊長がこの話数から登場。ゴキネズラを殺ったのは伊吹新隊長と言って良いくらい、いきなり大活躍です。それ以前に、連絡事項は的確に、という気もしますが。
ニューヨークにも出現したらしワールドワイドなゴキネズラ。髪型(?)がキモイです。現代なら、プラスチックを食べてくれる有益な存在として、むしろ保護の対象になるかもしれません。




最終更新:2008年07月31日 00:44