サブタイトル個別 帰ってきたウルトラマン 第51話


ウルトラ5つの誓い
帰ってきたウルトラマン対ゼットン二代目・バット星人

解説ブックレットより

●第51話(制作No.51)1972年3月31日
●触覚宇宙人バット星人 宇宙恐竜ゼットン(二代目)
●実際に撮影をやっていた頃には、アフレコの時でも特撮パートは出来上がっていない事が多くて、完成品の作品を見るのは視聴者の方と同じタイミングだったんです。だから当時は1年通して毎日どこかを走り回っていたなというのが正直な印象ですね(笑)。ただ1・2話のアフレコの時には、先行していた特撮パートを見ながら作業ができて、合成された映像の迫力にスタジオで歓声が上がったのを覚えています。他の怪獣で印象に残っているのは、「ツインテール」で、どう考えても人が入っているはずなのに、顔が下にあるというこの発想の逆転は、デザインとして非常に優れていると思いますね。
 この“ウルトラ5つの誓い”は当時の子供たちに向けたメッセージだとも思っています。なので、今の子供達に向けるならまた違った形の内容になるのかも知れませんね。
郷秀樹役 団時朗氏

補足


●以下は、とってもウザイ個人的見解なので無理に読まないでください
最終話。まず、子供の落書きのようなデザインのバット星人にガッカリしました。ゼットンはもう唖然。これはゼットンの皮を被った何か別の生物だと今でも思っています。そしてウルトラ5つの誓い。唐突です。何の冗談なんだろうと感じたものです。
たぶん、自分は作品としては「帰ってきたウルトラマン」が一番好きなんだろうと思います。でも、そのウルトラマンは、「ウルトラの星光る時」で終わってしまいました。作品世界が崩れ、怪獣の着ぐるみに質感やスケール感が失われた終盤〜最終回に感じた空しさともいえる感情は今でも拭えていません。
●ここぞというエピソードに出てきた三大ガッカリ宇宙人




最終更新:2008年09月08日 01:29