フリーソフトウェアとかその他いろいろ

foobar2000の使い方・機能

最終更新:

customize

- view
管理者のみ編集可

移転しました










foobar2000の使い方・機能解説

操作の仕方や最初からfoobarに入っているcomponentの解説など・・・
メインメニューの日本語訳

Menu>Playback(主に再生制御に関して)

Stop
停止
Pause
一時停止
Play
再生
Previous
戻る
Next
進む
Random
ランダム再生
Order
オーダー
 ・Default
  通常通り再生
 ・Repeat (playlist)
  プレイリスト内をリピートして再生
 ・Repeat (track)
  トラックをリピートして再生
 ・Shuffle (tracks)
  トラックをシャッフルして再生
 ・Shuffle (albums)
  アルバムをシャッフルして再生
 ・Shuffle (folders)
  フォルダをシャッフルして再生
Stop after current
現在聴いている曲が終わったら停止します。
Playback follows cursor
現在聴いている曲が終わったら選択されている曲を再生します。
Cursor follows playback
Menu>File>Preferences>GeneralのOther欄の
Change selection with cursor "Playback/Cursor Follows Playback"is enabled
が有効なとき現在選択されているカーソルを解除し再生中の曲にカーソルを合わせます。
(曲が変わるときに、自動で再生中の曲にカーソルを合わせます)

Menu>File

Open
ファイルを開く(アクティブプレイリストに上書きされます)
Add files
プレイリストにファイルを追加
Add folder
プレイリストにフォルダを追加
Add location
プレイリストに場所を指定して追加
New playlist
プレイリストを新規作成
Load playlist
プレイリストを読み込み
Save playlist
プレイリストを保存
Preferences
設定

Menu>Edit(主にプレイリストに関すること)

Undo
プレイリストを元に戻す
Redo
プレイリストをやり直し
Clear
プレイリストをクリア
Select all
プレイリストをすべて選択
Selection
選択している~
 ・Remove
  トラックを削除
 ・Crop
  トラック以外を削除
Sort
選択しているトラックを~
 ・Sort by ...
  TFで並べ替え
 ・Randomize
  ランダムに並べ替え
 ・Reverse
  逆順に並べ替え
 ・Sort by File Path
  ファイルパス順に並べ替え
 ・Sort by Artist
  アーティスト順に並べ替え
 ・Sort by Album
  アルバム順に並べ替え
 ・Sort by Track number
  トラックナンバー順に並べ替え
 ・Sort by Title
  タイトル順に並べ替え
Search
プレイリスト内を検索
Remove duplicates
プレイリスト内で重複しているものを削除
Remove dead items
プレイリスト内でデッドリンク(曲の参照先にファイルがないもの)を削除

Menu>View

Always on top
常に手前に表示
Equalizer
イコライザーを表示
Console
コンソールを表示
Playlist Manager
プレイリストの管理

Menu>Library

Album List
アルバムリストを表示
Search
ライブラリー内を検索
Rescan Media Library
メディアライブラリを再スキャン
タグ
タグとはファイルの中にアーティスト、作成年、曲名などの情報を書き込むためのものです。
mp3ファイルには、ID3タグと呼ばれる領域が確保されています。

ID3タグには以下のような種類があります。

ID3v1 前からある形式で、古いソフトなどでも対応していますが保存できる文字数が少ないです
対応項目
Title 曲のタイトル
Artist アーティスト名
Album アルバム名
Year 作成年やCDの発売年など
Genre 曲のジャンル
Comment コメント
Track トラック番号

ID3v2 ID3v1より入力項目が拡張され文字数制限もありません。対応しなていないソフトがあります
対応項目
約50種類の項目があり、さらに歌
詞や画像まで埋め込むことが出来ます。
TOTALTRACKS アルバムの曲数
ALBUM ARTIST ひとつのアルバムに複数のアーティストがいるときの代表者やグループ名
COMPOSER 作曲者
PERFORMER 演奏者
などが主に使われます。

foobar2000がサポートしているタグの種類

読み込み
OGG > VorbisComment
FLAC > FLAC tag
MPC > ApeTagv1 / ApeTagv2 / ID3v1
APE > ApeTagv1 / ApeTagv2 / ID3v1
AAC > ApeTagv2 / ID3v2
MP4 / M4A > MP4タグ
MP3 / MP2 > ApeTagv2 / ID3v1 / ID3v2 (v2.2/2.3/2.4)
タグ読み込みの優先度は ApeTagv2>ID3v2>ID3v1
混在している場合は優先度が高いタグのみ読み込む
注:MP3Gainが付加するタグはApeTagv2である

書き込み
OGG > VorbisComment
FLAC > FLAC tag
MPC > ApeTagv2
ID3v1 / ApeTagv1 は ApeTagv2 に変換される
APE > ApeTagv2
ID3v1 / ApeTagv1 は ApeTagv2 に変換される
AAC > ApeTagv2
MP4 / M4A > MP4タグ
Preferences > Advanced からタグを格納する位置を設定することができる
MP3 > ID3v1 / ID3v2 (v2.3) / ApeTagv2
MP3 はタグの書き込み方を設定することができる 設定は Preferences > Advanced から
ID3v1 + ApeTagv2 … メタデータの全機能を使用でき、ID3v1で互換性も確保
ApeTagv2のみ … メタデータの全機能を使用できるが、他アプリとの互換性なし
ID3v2のみ … メタデータの全機能を使用でき、互換性も高い
ID3v2 + ID3v1 … メタデータの全機能を使用でき、互換性も最も高い
選択した種類のタグ以外は除去される。
(foobar2000 for Japanese Users:foobar2000がサポートしているタグの種類より)

foobarでタグを編集する方法を3種類ほど紹介します。
Propertiesで編集
プレイリストで編集したい曲を右クリックしてPropertiesをクリックすると
タグの情報が表示されるのでそこで編集することが出来ます。
(選択したファイルのタグをまとめて編集することも可能です)
Masstagger(foo_masstag.dllが必要です)で編集
プレイリストで編集したい曲を右クリック>Tagging>Manage Scriptsを選択
Addを選択しAction Typeを設定します。
Action Typeとはタグを編集する動作のことで、Action Typeの種類は下記の通りです。
使いたいAction Typeを探しましょう。

Add value...

valueを追加
Field nameにタグの名前、Field Valueにタグの内容を入力。
valueに既に何か書き込まれていた場合上書きではなく、追加されます。

Auto track number

Files to processに表示されている順にトラック番号を書き込みます。
(%TRACKNUMBER%にトラック番号、%TOTALTRACKS%に総曲数を記録。)

Copy value...

指定したfieldのvalueをコピー
Source field nameにコピー元、Destination field nameにコピー先のfieldを入力。
コピー元のvalueが空だと、コピー先に空白が書き込まれます。
解決策として下記のFormat value from other fieldsがあります。

Format value from other fields...

TFを利用して他のfieldからvalueを引用します。
Destination field nameに反映するfield、
Formatting Patternに構文を入力。

例1
%album%に含まれるfb2kという文字列をfoobar2000に上書き。

Destination field name
ALBUM
Formatting Pattern
$replace(%album%,fb2k,foobar2000)

例2
%rate%の値を1増やす。(%rate%が空の場合は1を書き込む)

Destination field name
RATE
Formatting Pattern
$if(%rate%,$add(%rate%,1),1)

例3
%lyrics%のvalueが空でない場合を%lyric%にコピーする。

Destination field name
LYRIC
Formatting Pattern
$if2(%lyrics%,%lyric%)

Guess values from filename...

ファイル名からvalueを推測
schemeに構文を入力

例1
barアルバム_16_foobarの歌 - fooちゃん.mp3
というファイル名からタグ情報を推測する
%album%_%tracknumber%_%title% - %artist%
と入力

実行結果
ARTIST = fooちゃん
ALBUM = barアルバム
TRACKNUMBER = 16
TITLE = foobarの歌

例2
D:\Music\fooちゃん\barアルバム\16 foobarの歌.mp3
というファイルパスから推測
%artist%\%album%\%tracknumber% %title%

Guess value from other fields

他のfieldからvalueを推測
Source formatに推測元の構文(%filename%と入力するとGuess values from filenameと同じ動作をします)、Guessing patternに推測パターンを入力。

例1
TITLEのvalue(タイトル名 / アルバム名)を分割

Source format
%title%
Guessing pattern
%title% / %artist%
実行結果
TITLE = タイトル名
ARTIST = アルバム名

例2
Format value from other fieldsの例1と同じ処理をする
Source format
$replace(%album%,fb2k,foobar2000)
Guessing pattern
%album%

Input data (one line per track)...

データを入力する (一行/一曲)
Schemeに構文、Input dataにデータを入力
(Files to processの順番に処理します)


タグの情報が一切なかったので、タグを書き込みたい曲の公式サイトやamazonなどを見たところ次のような情報があった。
01. アーティストあ - タイトルA
02. アーティストい - タイトルB
03. アーティストう - タイトルC
これらを一発でタギングする。
Scheme
%tracknumber%. %artist% - %title% 
Input data
01. アーティストあ - タイトルA
02. アーティストい - タイトルB
03. アーティストう - タイトルC

Remove all except for...

指定したfield以外全て削除。
Field to leave(semicolon-separated):に残したいfieldを入力(複数指定する場合セミコロン(:)を入力)

Remove all fields

全てのfieldを削除(ReplayGainの情報は消えません)

Remove field...

指定したfieldを削除

Set value...

valueをセット
同名のfieldは上書き
Add valueは追加して書き込むのに対し、こちらは上書きされます。

Split field by separator...

指定したfieldのvalueに分離記号をいれ分割します。
例えば
ARTIST = artist1とartist2とartist3
となっていたとして、
separatorを"と"と入力してアクションを実行することで分離されます。
(筆者も分離の意味がよくわかっていません。エクスプローラで見たところ一つ目のアーティストが表示され、
iTunesではartist1 artist2 artist3と表示され、foobarではartist1, artist2, artist3と表示されました。
foobarのプロパティではartist1; artist2; artist3; と表示されていました
分離記号を入れることでコンピュータは分離されていると認識してるので表示のされ方はばらばら?)

Split mulitiple artist fields

%artist%のvalueを自動で分離します。

ARTIST = artist1,artist2,artist3

ARTIST = artist1&artist2&artist3
となっている場合、自動で分割されます。


以下foo_cwb_hooksを導入すると選択できます

Stamp Current Date and Time...

Timestamp Tag...でfieldの名前を設定し、そのfieldに現在の日時が書き込まれます。

Stamp File Creation Time...

Timestamp Tag...でfieldの名前を設定し、そのfieldに現在の日時が書き込まれます。
(Stamp Current Date and Time...との違いがわからない・・・どなたか情報求む)

ここまでがAction Typeの種類となります。
自分のしたいことを探し、そのAction Typeを選んで設定しましょう。
RUNを押せば設定したアクションが実行されます。

Scriptsテキストボックスに名前を入力してSaveを押すとActions to performにあるアクションを保存、
保存したアクションは、Loadで読み込み、Addで追加、Removeで削除できます。
また、ファイルに読み書きもできます。
freedb Tagger(ネットで曲のタグ情報を取得することが出来ます)で編集

freedb Taggerの設定

日本語CDDBに対応させることで邦楽のタグをヒットさせやすくなります。
File>Preferences>Tools>Tagging>freedb TaggerのAddを選択します。
そして下記の設定を行ってください。

Protocol
HTTP
Server
freedbtest.dyndns.org
Port
80
Address
/~cddb/cddb.cgi
Description
分かりやすい名前などを入れておきます。(日本語CDDBなど)
これで日本語CDDBに対応することができます。

使い方

  取得したいアルバムすべてを選択し(10トラックあるアルバムがあったとしてそれのうち9トラックを選択しただけでは取得できません)
  右クリックしてTagging>Get Tags From freedbをクリックし、問題がなければUpdate filesを押して完了です。
Converter(エンコード)
エンコードしたファイルを選択し右クリックします。
Convert to...では変換先を指定してエンコードできます。
Convert to same directoryでは変換元と同じフォルダにエンコードされます。
Convert to single fileでは複数曲を選択しているときにひとつのファイルでエンコードされます。
Convert to album images with cuesheets or chapters
チャプター、またチャプターに対応していないフォーマットの場合は音楽ファイル+cueにエンコードされます。
目的の項目を選んでください。
Converter Setupというものがでたでしょうか?
そうしましたらエンコードしたいフォーマットを選んでください。エンコードが始まります。
mp3のCBRでエンコードしたい場合はcustomを選びましょう。
注意:エンコードしたいフォーマットのエンコーダーをfoobar2000.exeと同じフォルダに入れないとエンコードすることが出来ません。事前に準備しましょう。
(たとえばmp3に変換したい場合lame.exeを下記のURLを参考にDLしてfoobar2000.exeと同じフォルダに入れます)
エンコーダーを配布しているサイト
mp3 (lame)
mp4 (nero)
ape
など
目安箱バナー