26-338「星の流れる時」

その頃の俺は、美人だが男のような口調で話す親友といっしょにいることが多く、周囲から恋人どうしとみなされていた。
「君は流星の伝説を知っているかい?」
「願い事を3回言ったら叶うというやつだろ?」
佐々木は、その整った顔で目にマゼラン星雲を浮かべて言った。
「もう一つの伝説はしっているかな?」
「さあ?」
「流れ星が一つ流れる時、地上の人間の一人が天に召されるのさ」
「つまり死ぬということか。嫌な伝説だな」
本当に嫌な伝説だ全く

「僕達が死ぬ時は、一緒に死ぬか、どちらかが他方を看取るのが良いな。くつくつ」
「縁起でもない」 佐々木が死ぬところを想像して、少し欝になった。
「心配しなくても老衰で死ぬ時の話だよ。ついでに、僕達の子供達と孫達に看取られて」
それを想像すると、確かに幸福な人生の終わり方だ。
「そうなったら良いな」
「君がそう言ってくれて嬉しいよ」
「俺達は、互いに恋人ができ、結婚して別々になっても、いつまでも親友でいたいな」
「な?」
何故か急に佐々木の機嫌が悪くなった。俺には女心が判らないからなー。
それが2年程前のことだ。

・・・・・・・・・・・・

「キョン、さっき流星が見えたわ」
「すまん、望遠鏡のセットしてたので見ていなかった」
「何よ、早くしなさい」
今、俺とハルヒは携帯の電波が届かない丘の上で双子座流星群の観察をしている。当然運転、雑用は全部俺の役目だ。
遠いのでハルヒの親父の車で来たけどな(注:この世界では16歳で自動車運転免許が取れる)。
しかし、星空観察で有名なはずなのに今日に限って誰もいないのは何故だ?
それに、佐々木との先約をキャンセルしてまで来たというのに、古泉、長門、朝比奈さんは用が有るので来れないらしい。
しかし、用って何なんだ?ハルヒの観察があいつらの仕事じゃないのか?

(今日こそキョンを落とすわよ。他の団員にはわざと知らせないようにして、佐々木さんにはキョンから強引に誘われたと嘘ついたし
これくらいのズル良いわね?今まで佐々木さんがしてきたのに比べると、かわいいものよね)

「なあ、長門達の用って聞いているか?」
「さあ?知らないわ。わざわざ詮索するのは嫌らしいから聞かなかったわ」
俺が休みたいとか用があるとか言うと一々詮索するのは何でだ?やたら暴力ふるうし。そんなに嫌われていたかな俺?
まさか、閉鎖空間でのキスのことを未だに根に持っているのか?しかしあれはハルヒ的に夢だろ。
しかし、団長様と二人きりは異常に疲れるんだよなー
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その頃。橘の組織。閉鎖空間にて
「群れなす神人。500体、いや、1000体を下らない。イヤー」
「ーーー現在・・・988体ーーーー1分で3体・・・増加ーーー」
「駄目です、キョンさんには連絡取れないのです。その上、佐々木さんは居留守で連絡取れないのです」
「機関の方に応援を頼んでますが、焼け石に水でしょう」
「世界の終わりです。エーン」
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「なあ、ハルヒ。佐々木でも誘った方が良かったかな?」
「佐々木さんは用があって来れないらしいわ。もしかしたらデートかもしれないわね」ピクピク
あの後、佐々木は予定を入れたのか。そうか良かった
「そうか。でもデートってことは無いな。佐々木が俺に黙って男と付き合うはずが無いから」
「なっ?」ビキビキ (何でそこまで信頼できるのよ、あんた)
何故かさらに機嫌が悪くなったよハルヒ。ハルヒと二人きりは間が持たなくて苦手だよ。
団員でも鶴屋さんでも佐々木でも谷口でも誰かいると全然違うのだがなー。
(何よ、いつもいつも佐々木、佐々木って。あたしの方がずっと良い女なのに。
駄目、駄目、怒っては水の泡。今日はキョンと最後までいって、それをネタに正式に付き合うのよ)

「ハルヒ。俺が作ってきた弁当食うか?」
「食べる、食べる」 (キョンのお弁当おいしいなー。あたしの作ってきたお弁当は明日の朝食にしよう)
「何だハルヒ。ジロジロ見て」
「えーと、お弁当おいしいよ。ありがとう」ニコッ
急に向日葵のような笑顔になったハルヒに俺はドキドキした。
「ありがとう。笑っていると可愛いぞ」ドキドキ
「////」ドキドキ これからどうしよう。いきなりキスするのも変だし

また星が流れる。それを見て、俺は2年前の佐々木の言葉を思い出した。
この言い様の無い不安は何故だ
「あ、また流れ星。どうしたのキョン?深刻な顔をして」
「いや、何。今夜俺の友達の誰かが死ぬような気がして、、、すまん。縁起でも無いことを言って」
「何辛気臭いこと言ってるの。せっかく来たんだから思いっきり楽しむのよ」
そうだな、ハルヒの言うとおりだ
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その頃の朝比奈さん
「長門さん、朝倉さん、喜緑さん。3人そろってどうしたのですか?それに、随分殺気立って」
「・・・あなたが気にすることは無い」

喜緑さんは変な機械と睨めっこしてます。
「朝倉さん、長門さん。ようやく涼宮ハルヒの位置が判ったわ」
「涼宮さんの崇拝者は佐々木さんの閉鎖空間でつきっきりだし。目撃者は涼宮さんの能力で排除されたし。
千載一遇のチャンスだわ。そろそろ、いきましょうか」
朝倉さんは嬉しそうです。は?もしかして?

「もしかして、またキョンくんを殺そうとすのでは?そんなの嫌です」
「・・・大丈夫、殺すのは涼宮ハルヒの方」
「長門さん。涼宮さんは大事な仲間じゃないですか。それを」
「・・・私は彼さえいれば良い。邪魔するならあなたも殺す」
長門さん。そんなー

「涼宮さんが殺ねば、能力がどうなるのか調べるための実験よ。
佐々木さんに移るのかしら、それとも、、、ワクワクしてこない?」
朝倉さんは本当に嬉しそうです。人間だったら病気です
「キョンくんの前で殺すのは良くないわね。キョンくん眠らせてからやる方法もあるけど。
未来人の朝比奈さん、だっけ?キョンくんを呼び出して、しばらく涼宮さんから引き離してくれない?」
断れば殺されましゅ。ひーん
「・・・失敗したら、殺す」
そんな、長門さん。勘弁して下さい。えーん
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「キョン、ロマンチックだと思わない?」
流星は人が死ぬときに見えるもの。だとすると、今、地球上の誰かが死んでいる。
ずっと感じる不安。今夜、俺の友人の誰かが死ぬような気がするのは杞憂なのか?

「ああ、そうだが、お前女の子がこんな夜中に出歩いて大丈夫か?俺は男だからまだ良いが」
俺は来る時、お袋にこってり絞られたな『恋人になって結婚するのは佐々木ちゃんにしなさい』だって。
佐々木もハルヒもそんなんじゃないのにな。
「何、あんた女一人守れない腰抜けなの?」
「正直、複数で襲われたらひとたまりも無い」
「あ、そう」(キョンはピンチの時はやるから安心しているのだけど、そんなに佐々木さんが気になるの?)プンプン

「それに、お前の親は心配してないのか?」
「キョンなら大丈夫だって、うちは放任主義だから」
(『キョン君をしっかりゲットするのよ、でないと一生お嫁に行けないわよ』『姉ちゃんの彼氏もてるから大変だな』
『キョン君と婚約してくれたら安心だな』って、あたしはそんなに男に不自由してないわよ)

しかし、放任にも限度がというものがあると思うがなー

何故かずっとここにいるとハルヒが死にそうな気がして、強引に連れて帰った方が良いか?と一瞬思った。
 ・
 ・
トルルル トルルル
電話?圏外のはずなのに
『もしもし、キョンくん?みくるです』(朝倉さん、ナイフを喉に押し付けないで下さいよ)
「もしもし、朝比奈さん。何ですか?声がうわずってますよ」
『今いる高台の30メートル下の小屋まで来てください。涼宮さんを残して一人で、今すぐ。
そうしないと、あたしが死んじゃいます。お願いします。必ず涼宮さんに何も言わずにその場に残して一人で来て下さい』
「本当に俺一人で行くのですか?」
「詳しいことは聞かないで下さい。必ず一人で来て下さい」
「判りました。すぐ行きます」
ツーツーツー
朝比奈さん、生命の危機?しかし何で俺一人なんだ。
「キョン、何の電話なのよ」

俺はハルヒの両肩に手をかけ、深刻な顔でハルヒに語りかける。
「ハルヒ、大事な話だ。聞いてくれ」
「うん////」 もしかして愛の告白?まだ心の準備が ドキドキ
「何も言わず、しばらくここに残ってくれ。俺はしばらく席をはずす」
「え?」
「後で説明する。大人しくここで待ってくれ」
「え?と、わかったわ」ポカーン

俺は全速力で駆け出した。
(告白じゃないの?どういうこと?何で説明してくれないのよ、キョン)シクシク

星が流れる。嫌な予感が。朝比奈さん、死なないでくれ。
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「全然減らないのです。むしろ増える一方。増えるスピードも上がってます」
「ーーー現在ーーー1478体ーーー」
 ・
 ・
「うまくいったみたいね。これから、ステレス機能全開で涼宮ハルヒの所にいくわよ」
「朝比奈さん、適当に時間稼いでね」
「・・・彼とキスしたりS○Xすると・・・殺す」
(ひーん、怖いでしゅ)
 ・
 ・
何故か
朝比奈さんの指定した場所まで走る俺がいた。もうすぐ指定場所の小屋だ。
何故かハルヒを失いそうな気がして後ろを振り返ると、そこに見えるのは
キキー
「長門、そこにいるのか。それに朝倉に喜緑さんも」暗闇なんで見落とすところだった
(ステレスを見破った?何で?)
(計画失敗か。ち)
(・・・・・・・)

「頼みます、朝比奈さんの危機です。いっしょに来て下さい」
(計画失敗よ、ボロを出さないように)
「そうなの?キョンくん?それは大変、長門さん行くわよ」 イケシャアシャ
「・・・あなたのためなら、どんな敵だって」
 ・
 ・
俺はインターフェイス3人といっしょに朝比奈さんの所に行った。幸いなことに朝比奈さんは無事だった。
「キョンくん、怖かったよー、エーン」
抱きついて来るマイエンジェル。無事で良かったです。

「敵は私達が怖くて逃げたようね。大事にならなくて良かったわね」 シレット
「・・・団員が無事で良かった」
(余計な事を言ったら、タダじゃすまないわよ)
(わかってます。ひーん)

「それはそうと、いつまで抱き合っているの?朝比奈さん」
「・・そこは、私の席・・・・」
(ちょっと胸がでかいからっていい気になるんじゃない。こもメス豚)
(まだ怖いです。ひーん)

「大丈夫で安心しました。一緒にハルヒの所に行きましょう」
俺は朝比奈さん達と一緒に帰った
 
「すまんハルヒ、何も言わずに駆け出して」
「そういうこと?へーそうなの。正直あんたを過小評価していたわ」ビキビキ
「ハルヒよ、黙って置いてきぼりにしたのは悪かった。すまん」
(二人きりで一晩過ごせると思ったのに、何で女の子が一気に4人も増えるの?このスケコマシが)
ハルヒの顔は笑っていたが、目がブラックホールみたいだった。
すごく機嫌が悪いな。古泉には悪いことしたかな。


「これが土星?綺麗だねー」
「・・・輪が見える」
「次あたし」

こうして見ると、宇宙人たちも普通の女の子だな。うん
「お前達も俺の作った弁当食べるか?」
「・・ありがとう」
「ありがとうキョンくん」
「食べる」
(TFEIのメス豚ども。キョンくんの前だけ良い子ちゃんの顔するんじゃないよ。今度、光線銃をおみまいするわよ)
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「ウワー、涼宮さんの閉鎖空間も発生して、神人が10、20、50。凄い勢いで増える」
「もう駄目なのです」
 ・
 ・
(キョン、今頃は涼宮さんと最後まで、、、、何で僕を選んでくれないのだよ、
キョンがいないだけで灰色でつまらない世界。そうだ、せめて悪戯電話でも)
トルルル トルルル
 ・
 ・
また電話が
「もしもし」
『今晩はキョン。そろそろ涼宮さんの○○○に君の○○○を挿入する頃かな?』
「何ねぼけているんだ?俺とハルヒはそんな仲じゃないぞ、それに長門達もいて普通に星を見ているだけだ」
『そうか3Pか、それは凄い』
「だから、ただの天体観測だって、やらしいことはしてないぞ」
『どうだかな』
「信じてくれ、俺を」
『悪かった、信じるよ。でも、君は楽しそうだな。それに比べて僕は週末の夜に一人で寂しく』
「暇なら今からでも来るか?」 直前にキャンセルされたんだな。かわいそうに
『本当?行く、行く、今すぐ』
ガシャン

おい、場所知っているのかよ

「キョン。さっきの電話何なのよ」
「佐々木も今から来るらしい」
「な?佐々木さんまで?」
「・・・そう」
(また長門さんのライバルが増えるの?キョンくんったらどこまで)
 ・
 ・
僕は親父の車を運転してキョンのもとに、ワクワク

「早いな佐々木、電話から5分くらいしか経ってないのに」
「そうだったかな」
(・・・凄い能力)
(良い物見れたってお父さん達喜んでいるわ)
(閉鎖空間も消滅したわ)

ますますハルヒが不機嫌になるのが、女心のわからない俺にもわかった。何でだろ
(さては、佐々木さんもみくるちゃん達も近くに潜んでいたわね。
キョン、あんた何人の女の子に手を出しているのよ)ビキビキビキビキ

そして、皆は口に出さないけど、佐々木の胸に注目していた。
「なー佐々木、一つ聞いても良いか?」
「何だ、キョン」
「お前の胸、そんなにでかかったっけ?」
パシーン

「何卑猥なこと言ってるのよ。エロキョン」
バキバキ

「殴ってすまなかった、お詫びに僕の胸を触らせてあげるよ」
朝比奈(大)に匹敵するマンモス巨乳。触り心地が、すごく、、、いかん勃ってきた
「何やっているの、佐々木さん。キョン、もしかして勃っているわけじゃないでしょうね」

(胸で佐々木さんに負けた。えーん)

俺は悲しそうに自分の胸をじっと見る長門には気がつかなかった。
「ねえ、喜緑姉さん。キョンくん刺して良い?」
「駄目です」
「・・私が許さない」
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「何故か佐々木さんの閉鎖空間と神人が消滅したのです」
「その代わり、涼宮さんの神人の増える速度が速まりました」
「どうなっているのですかー」
 ・
 ・
夜が明けたので解散することになった。俺はハルヒの親父の車を運転することになる
ちなみに、いつの間にか鶴屋さんと九曜さんも参加していた。
「私達、正直、キョン君を過小評価していたわ」 キョンくんは女の子の気持ちに気づいてさえいないのに
評価って何だ?朝倉
「朝倉さんの評価ですら私達は高すぎると馬鹿にしていたのに」
二人とも評価って何ですか?


「ハルヒ、助手席に乗れ、今から帰るぞ。そんな仏頂面していたら美人が台無しだぞ」
まだブスッとしているよ。やれやれ
「佐々木さん、有希、みくるちゃん。それから朝倉に喜緑さんに鶴屋さんと九曜さん。あたし負けないからね。
って有希何で勝手に助手席に乗っているのよ」
「・・・・・」
「有希退きなさい」
「・・嫌」
「何ー、団長命令が聞けないの?」
「・・あなたは私の部室を、私の好意で借りているだけ。もっと自分の立場をわきまえるべき」
どうしたんだ、お前ら急に喧嘩して

「お前ら喧嘩やめろ。ハルヒお前いつも我侭ばっかり言ってるだろ。たまには我慢しろ」
「わかったわよ」
アヒル口は美人が台無しだぞ


「ところでハルヒ、ちょっと聞いて良いか?」
「何よ!」
「お前の胸ってそんなにでかかったか?」
パシーン

「何卑猥なこと言ってるんだよ。キョン。僕というものがありながら」
「悪かったから殴らないでくれ、佐々木」

ハルヒはしばらく考え込んでいたが、急に何か悪戯を思いついた子供の顔になった。
「殴ってすまなかったわ、キョン。お詫びに胸を触らせてあげようか」
「いいえ、遠慮します」
「佐々木さんのは触れて、あたしのは触れないと言うの?」
おい、ハルヒどうした?佐々木もやめてくれ

(胸で涼宮さんにも負けた。えーん)

「ねえ、喜緑姉さん。キョンくん刺して良い?」
「駄目ですって」
「・・・・・・」

そんな俺達を見てケタケタ笑っていた鶴屋さんだった。
「さいならっ、エロい少年。楽しそうだねー。まー、めがっさ頑張りなさいっ」
「また今度、鶴屋さん」 俺ってそんなにエロいかなー

「・・胸が大きな女の子の方が好き?」
「どうした長門、急に。真剣な顔で」
「正直に答えてほしい」
「長門はそのままで充分美人だぞ。胸だけが女の魅力じゃない」
長門の無表情の顔がわずかに緩んだ。

それを見てハルヒと佐々木は急にブスッとなる。特にハルヒが

 ・
帰りの車内にて、後ろから殺気を感じる
「ハルヒ。今夜はすごく楽しかったぞ。また皆でどっか行こう」
ドキドキ 「そうだ、お弁当作ってきたのよ。アーン」
モグモグ 「うまいぞハルヒ。ありがとう」
「/////照れてなんかいないわよ、あたし」ドキドキ
 ・
 ・
 ・
 ・
その頃。橘の組織と機関。
「何故か涼宮さんの閉鎖空間と神人が消滅したのです」
「助かった」
 ・
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 ・
その後、俺は古泉と橘に問い詰められた
「一体どういうこと(なの)ですかー」
気が合っているなお前ら、付き合ったらどうだ
「誤魔化さないで下さい」
俺にも何のことかわからんぞ。
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 ・
その後のことを少しだけ話そう。
佐々木達がいつの間にか編入して進学クラスに入っていた。
北高の進学クラスが3クラスになっていていた。俺とハルヒと谷口と国木田は佐々木と同じ組だ。
ちなみに、俺の両脇は佐々木とハルヒだ
中学や高校で佐々木と仲の良かった連中も北高に入っていた。

その他にも、俺と佐々木が昔よく行っていたラーメン屋が復活したり、
ハルヒと佐々木の家が広くなって金持ちになっていたり
北高の施設がやたら立派になっていたり、部室にクーラーがついていたり。
佐々木とハルヒの胸がやたらとでかくなっていたりとか。
近くに遊園地と植物園と博物館ができたりとか。
細かい変革があったな。うん。
その程度で済んで良かったのかな?


「あなたは能天気すぎます」
「それはそうと、阪中だけ違うクラスなのはどういうことだ?」
「そんなことは、どうでも良いです」

そういえば、朝比奈さんがずっとゴソゴソやっていますね。
(光線銃、何度も申請しているのに。許可されないよー
何々?「豊乳マッサージを許可するから我慢しろ」?)
「さきから何やっているんです?朝比奈さん」
ビクッ「えーと、友達へのメールです。ここでは繋がらないみたいですね。ははは」
(・・この未来人のメス豚、彼女は彼の前だけ良い子ちゃんを演じる。
武器を申請しているのは判明している。今度の機会に抹殺する予定)

(終わり)

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最終更新:2007年12月20日 08:42
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