ベストプラクティス
ベストプラクティス
以下は http://drupal.org/best-practices の日本語訳です。
There is no site that is so small that it is not important to someone. - Steven Peck
CMSのセットアップに時間を投資するつもりであれば、いくつかの単純なベストプラクティスに従うことによって、その投資を守るようにすべきです。これらのガイドラインは、単なる提案です。それがあなたのサイトにとって適切かどうかを決めるのは、あなた次第です。
以下のリストには、いくつかの簡単なポインタも含まれています(より詳しい情報は、このページの下部にある記事のリストを参照してください):
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サイトを設計しよう。Drupalは、あなたのサイト構築を助ける素敵なツールセットを提供しますが、依然として設計は必要です。よくできたワイヤーフレームと適切な設計で、将来の重大な考え違いや問題を避けることができます。
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将来の計画を立てよう。Drupalのメジャーバージョンのリリースがあるごとに、あなたのサイトを再訪して、再評価しなければなりません。これは、絶対にアップグレードしなければならないという意味ではありませんが、おおよそ12〜24ヶ月ごとに、アップグレードの評価と計画をすべきです。
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コミュニティに関わろう。これは、開発の傾向を理解する助けになります。また、他人を助けることによって、あなた自身が抱えている問題を解決するクールなアイデアを思い付くかもしれません。
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サイトをバックアップしよう。データベースとWebサーバ上のファイルの両方をバックアップしましょう。そしてバックアップをテストしましょう! テストしないままでは、正しくバックアップしているかどうか分からないのです。
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PHPスニペットをテストしよう。Drupalは、ブロックでPHPコードを使用する場合に、大きな力と柔軟性を提供しています。残念ながら、文字を間違えたりセミコロンを忘れたりすると、PHPは壊れてしまいます。するとDrupalは、他のページのリクエストのときでもその壊れたコードを評価しようとします。それでPHPインタプリタが詰まり、それによってサイト全体が壊れてしまいます。幸いなことに、これにはとても単純で簡単な解決策があります。コードを書いたりテストするのを、管理 > ブロックのページ内でする代わりに、コンテンツの作成をクリックし、新しくストーリーかページのノードを作ってください。PHP入力書式を使用して、コードを書き、プレビューしてコードをデバッグしてください。コードがちゃんと動くと満足できたら、そのコードをブロック内にコピー&ペーストしましょう。
以下のリンクでは、初級から中級のベストプラクティスを扱っています。より高度な、プログラマ向けのベストプラクティスを探している人は、Programming Best Practicesのページをどうぞ。
テストサイトを使おう
以下は http://drupal.org/node/22282 の日本語訳です。
ローカルのテストシステムを簡単にセットアップするためのプログラム(XAMPP、MAMP、Apache2Triad)がたくさんあります。サイトをいじったり、バックアップをテストしたり、本番サイトをリストアするために、テストサイトを一つは準備すべきです。テストサイトは、本番のデータをコピーして準備しましょう。サイトの保存の仕方をフォーラムで尋ねる必要はないですよね。一生懸命作ったサイトですから、それが消えてしまうと悔しくてたまらないはずです。
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決して実際の本番サイトで開発やテストは行わないでください。Drupalは素早く簡単にインストールできます。最初は常にテストサイトでテストしましょう。
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バックアップが動くかテストして、サイトの復元方法が分かっているか確認しましょう。お望みなら、テストシステムはローカルのデスクトップでもできます。サイトがダウンしたときに、ファイルをなくしたり、どう復元すればいいのか分からないという痛い目には遭いたくないでしょう。
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本番サイトを危険にさらす前に、サイトのアップグレード手順をテストして、取るべきステップを文書化しましょう。ドキュメントは、必要であれば同じプロセスを繰り返すのにも役立ちます。テストはSimpletestで出来ます。
テストサイトのインストールについての詳細は、開発環境のセットアップと、getting startedセクションを参照してください。InstallationのSpecial casesサブセクションには、本番サイトをテスト/開発環境にコピーする方法を示したいくつかの特定の例が出ています。
最終更新:2010年05月05日 14:22