きょうげつのさと
凶月一族の隠れ里。
秀真からは遠い場所にある。
忌避された
歪み者が最後に辿り着く流刑地。真っ当な者なら近寄ろうともしないため、漏れ伝わる情報は少ない。紫織曰く「割と普通な感じ」。
禍憑きを外に出さないために
御門が作り上げた牢獄であり、結界により歪み者は入ることは簡単だが出ることは難しい。結界には十重二十重の術法が編み込まれ、龍明に匹敵する術者でなければ下手に出ようとすると結界が暴走して一人残らず消し飛ぶ。
晦日には
陰気査定があるため唯一結界に僅かな撓みが生じる。
里から僅かばかりに逸れた森の中に入いって数分歩けば花畑がある。何故か何時からか存在していたもので、歪みの影響かとも危惧されたがむしろ異常なほどの清浄な空気に満ちている。
天狗道完成後に凶月の一族は咲耶を除いて殺されてしまうが、
第七天に移り変わった後は、咲耶はこの地に留まり子育てに奔走していたところ、咲耶の噂を聞いて凶月と同じく
武家から逆賊扱いされた
玖錠や御門一門、坂上の一族などが集まってくるようになり、里は活気を取り戻した。
- 凶月の里、ハプスブルク家みたいに家系図収縮したりしてない? -- 名無しさん (2023-01-15 16:54:36)
最終更新:2024年01月05日 21:23