≪関連人物≫
第3話「朝に誓う」にて登場。
夢界第六層に構える
貴族院辰宮の本拠地、
辰宮百合香の屋敷へ訪れた神野と、辰宮筆頭家令としてそれを迎え撃つ幽雫。数多の剣撃で神野を切り刻む幽雫に対し、返す神野の武器はなんと挑発。
「くらなくんはまぞ。おじょうさまのあしのうらをなめるのがすき」
「おまえはじぶんでちんぽをこすることもできないこしぬけ。きれいなのはみためだけで、なかみはくさったせいえきしかつまってない」
「くさい。くさい。おまえはくさい。ゆりか。ゆりか。ああおじょうさま、ふんでください。うふふふ、ひぃっひっひっひ――きひはははははははは!」
内心はともかく当の幽雫は涼しい顔をしていたが、文字で見るだけでもこの通りまことにウザったいことこの上ない。自分が実際に言われた日には殺意くらいは軽く抱けるであろう、素晴らしいクオリティの煽り文句である。
稚拙で下卑たセリフだからこそ挑発としては申し分ないが、曰く神野には心理戦をしている自覚などなく、単に人の踏み入られたくない聖域に土足で踏み入る背徳感がたまらなく好きなだけらしい。故に、過剰に装飾がなされていてもその言が本質からはずれていることは決して無いとのこと。つまり、神野の挑発はその尽くが相手の図星を突いているのである。
この通り、素晴らしい煽り文句である事に加えて、声優・一条和矢氏の名演が光る。このような超下品でイラつくセリフを実に楽しそうにノリノリで喋る神野。テキストでは「ふんでください」だが声では絶妙なアクセントで「ふんでくださーーーーーいっ」と聞こえるのである。
正田卿曰く、神野は「煽り技能が
波旬より上かも。最悪だな。」とのこと。早々にそんな煽りスキルを魅せつけてくれた一幕であった。
- CSでセリフが変わってたのが残念 -- 名無しさん (2022-07-10 21:37:26)
最終更新:2024年02月04日 09:37