フロアルール
これは『ガンダムウォーネグザ』のゲーム大会に参加していただく皆様が、より楽しく、紳士的にゲームを楽しむことができるように定めたものです。ルール解説書と合わせて全ての項目を一読した上で参加して頂けますよう、お願い申し上げます。
ゲームの準備に関して
大会参加者は、前もって以下の準備・用意をして下さい。
筆記用具
デッキ
- デッキは、基本ルールに基づき構築されたメインデッキと、交換用のカードであるサイドボードをご用意下さい。メインデッキ、サイドボード共に、その大会開催中の変更はできません。大会開始時の内容を、終了時まで維持してください。
- 必要に応じて大会期間中、デッキリストの提出をしていただく場合があります。 「デッキの内容が提出しているデッキリストの内容と違う」「デッキリストそのものに不備がある」等の発見時には「罰則」が適用される場合がございます。また大会終了後であっても「順位の降格」や「出場記録の取り消し」等が行われる場合があります。
- メインデッキは50枚です。「51枚以上」や「50枚未満」は不正となります。
- サイドボードは0〜10枚までとします。グラフィック以外の同一名称のカードは、メインデッキ、サイドボードを合わせて3枚まで入れられます。
- デッキリストの提出後は、大会中に枚数の増減を行うことはできません。新たな対戦相手と対戦を行う場合は、必ずメインデッキを元の状態に戻さなくてはなりません。
- デッキのカードを保護する「スリーブ」を推奨します。(注:『ガンダムウォー』のカードを使用する場合、スリーブの着用は必須です)
- 裏にした状態でも、表面の内容が判別できるようなマーキング(印)のついたカード・スリーブは、絶対に使用しないで下さい。
- スリーブは、当社配布のオフィシャルスリーブか、裏面が透明ではないもの、カードの表面の映り込みが無いものを、色、模様を統一して使用して下さい。また、スリーブの上に更にスリーブを重ねる場合、2重スリーブまでは可能とします。 尚、スリーブ内のカードは、カードの上下を統一するように注意してください。
- マーキング(印)のついたカード・スリーブの使用が発覚した場合、「罰則」が与えられます。状況により使用しているカード・スリーブを適正なものと交換するように、ジャッジが要求する場合があります。大会中に破損してしまう場合に備え、予備のスリーブを用意しておくと便利です。
コイン、チップ
- 自分のデッキがコインやチップを必要とする場合は、あらかじめカウントできるものを必要分用意してください。
- ジャンクヤードやサイドボードのカードをコイン代わりに使用してはいけません。
- 通貨の使用を禁止いたします。
- 出来る限り、商品付属のチップカードや、おはじき等を使用してください。
ルール・エラッタ等の確認
- 最新のルールブックの持参をお勧めします。
- 参加する大会で適用されるエラッタやルールリファレンスを、事前に確認しておいてください。エラッタやルールリファレンスで確認できない内容がある場合、大会前にジャッジに確認してください。
大会中のマナーに関して
大会参加者は、大会中、以下の注意事項に留意して下さい。
- 大会中のマナーの遵守
- 大会中は、大会主催者の指示に従うこと。また、大会会場やその周辺地域の定めるルールを良く遵守すること。
- 対戦中のマナーの遵守
- 対戦前、対戦後に「宜しくお願いします」「ありがとうございました」等の挨拶を心がけること。
- 対戦中の飲食は行わないこと。
- 対戦中の携帯電話の使用を禁止します。携帯電話を時計の代わりに使用する場合は、対戦相手に承諾を得た上で使用して下さい。
- トイレなどは決められた休憩時間内、対戦が終了した際に済ませるようにしましょう。万が一、対戦中に立席したい場合は、できるだけ対戦相手にその事を伝えた上で、速やかに大会スタッフを呼んでください。
- 対戦中、相手のカードを触る場合は、許可を取ってから行いましょう。
- 対戦中、観戦者や対戦相手以外のプレイヤーとは、いかなる会話も行ってはいけません。
- 相手を罵倒したり、挑発するような発言は、絶対行ってはいけません。
- 対戦中、テーブルの上には、デッキ、筆記用具、コイン等以外のものを乗せてはいけません。(対戦中に必要のない物は個人のバッグなどに入れて保管してください)
- 大会で使用しているデッキが入っているケースには、大会に使用するデッキ以外の『ガンダムウォー』『ガンダムウォーネグザ』のカードを入れないこと。
- 決して自分本位には考えずに、紳士的な態度で相手に接すること。
- 不正(ツミコミやイカサマ等)は、絶対に行わないこと。
- このフロアルールを逆手に取った行動を行ってはいけません。対戦相手の罰則を狙って勝つことを考えることは、正々堂々とゲームを楽しむこととはいえません。
ジャッジについて
- ルール等の疑問、フロアルールに違反する行為等がある場合、直ちにジャッジを呼び判断を仰ぎましょう。
- 対戦中、何らかの事情でジャッジの裁定が遅れる場合、現状を維持した状態で、ジャッジの裁定を待って下さい。その場合、待った時間に応じて対戦時間の延長を、ジャッジに対して要求する事ができます。
- ジャッジの指示には従いましょう。大会中のジャッジの裁定は絶対です。
- ゲーム上のルールの判断や、プレイミスの罰則適用を、プレイヤー間の判断のみで行わないこと。必ずジャッジを呼んで指示を仰いでください。
- ジャッジの行ったルールの裁定に疑問を感じた場合、その旨をヘッドジャッジに申告して、もう一度裁定を仰ぐことができます。ヘッドジャッジが下した裁定は、その大会では絶対となります。
偵察行為の禁止
- 他プレイヤーのデッキの内容等に対する偵察行為は禁止します。大会に参加しているプレイヤーは、他の参加者の観戦を極力行わないで下さい。
- 他プレイヤーのデッキの内容等を、観戦者から聞く行為は偵察行為とみなされます。
途中棄権
- プレイヤーは、大会参加を「途中棄権」する事ができます。「途中棄権」したプレイヤーは、以後の試合の対戦組合せから外され、大会終了後の順位もつけられません。
- 「途中棄権」は、自分の試合(セット)終了後に行う事ができます。その場合、その試合時間終了までに、受付に「途中棄権」の旨を伝えます。
- 受付に無断で「途中棄権」する事はできません。
ゲームを観戦する場合のマナーに関して
ゲームの観戦が主催者により許可されている場合、大会参加者以外は、許可されているエリア内のみで観戦を行う事ができます。観戦者は、以下の注意事項に留意して下さい。
- 観戦のマナーの遵守
- プレイヤーの邪魔にならないように、私語を行ってはいけません。
- 試合中のプレイヤーと、いかなる会話も行ってはいけません。
- 観戦者でも、ジャッジの指示には従いましょう。ジャッジの行動の妨げになるような行動は謹んで下さい。
- 観戦中に大声や不用意な発言など、ゲームに影響を与える行動は厳に慎んで下さい。実際にゲームに影響を与えた場合は、観戦者の場合でも厳しい「罰則」を適用する場合があります。
記録の禁止
(公的な許可を得ない限り)記録等を取ってはいけません。
観戦の拒否
プレイヤーは観戦者が邪魔であると感じた場合は、観戦を断ることができます。その場合、直ちにジャッジを呼び、申告して下さい。
不正等の発見
- 観戦中に、プレイヤーの「不正」を発見した場合は、ジャッジにのみ報告すること。また、対戦中のプレイヤーのプレイミスなどを発見した場合も、直ちにジャッジへ報告して下さい。
- 問題のある行動を行った、あるいはマナーが著しく悪い観戦者を発見した場合は、ジャッジに報告してください。
ゲーム中の注意事項に関して
大会参加者は、対戦中のゲームにおいて以下の注意事項に留意して下さい。
- シャッフル
- 対戦開始前、できるだけ対戦相手のプレイヤーの前で、入念なシャッフルを行うこと。ツミコミを行っていないことのアピールにもなります。
- 対戦の開始前、または対戦中に対戦相手がデッキのシャッフルを行った場合、必ずそのデッキを軽くカットやシャッフルしましょう。
- シャッフルは完全に無作為に行わなければなりません。シャッフルをする直前に、特定のカードを恣意的に重ねてからシャッフルする方法は、「ツミコミ」と判断されます。
宣言・確認作業
- 宣言は1つ1つはっきりと宣言すること。また、対戦相手はその宣言に対する了解をはっきり表明すること。
- ※本国あるいは捨て山から複数枚のカードを見たり、カードを移動したりする場合、対戦相手も確認できるよう1枚ずつ数えて行って下さい。また、対戦相手はそれを確認した旨をはっきり表明しましょう。
- お互いのプレイヤーが、コスト未払いなどのプレイミスが無いように、対戦相手のプレイにも注意を払いましょう。
- 大会中に複数回コスト未払いなどのプレイミスを確認されたプレイヤーには、「罰則」を適用する場合があります。
公開情報
- 本国、捨て山の枚数、ジャンクヤード、ハンガー、ゲームから取り除かれたカードの中身、手札の枚数、サイドボードの枚数、スコアシートの記述内容は、対戦中のプレイヤーにも公開された情報です。
- プレイヤーは、これらの公開情報を対戦相手の許諾を受けてから、確認する事ができます。確認を要求されたプレイヤーは、正確に掲示して下さい。もし偽って答えた場合、「罰則」を適用する場合があります。
- 手札の位置は常にテーブルの上にして、枚数等が対戦者に常に見えるようにゲームを行って下さい。枚数等が確認できないような手札の持ち方をしてはいけません。
- ゲームから取り除かれたカードは、各プレイヤーの左側に、両プレイヤーが見え易い状態で置いて下さい。
本国等の配置について
- 本国や捨て山の配置は、原則的にルールブックで規定された場所に配置して下さい。
- 通常と異なる位置への配置を希望する場合、対戦相手に確認し、その対戦相手が許可した場合にのみ、通常の配置場所と異なる位置への配置を認めます。
罰則により取り除かれたカードについて
- 「罰則」の適用により、対戦中に使用しているカードがゲームから取り除かれる場合があります。これらのカードは、ゲーム中の「取り除かれたカード」とは別の場所に置き、管理して下さい。ゲーム中で「取り除かれたカード」の枚数を参照する場合等でも、「罰則」により取り除かれたカードを含める事はできません。
遅延行為
- 故意に対戦時間を引き延ばす行為には、「罰則」が適用されます。
- 故意の有無にかかわらず、過度の長考や無駄の多いプレイングなどによって、対戦時間を著しく浪費している場合、「注意」「罰則」が与えられる場合があります。プレイヤーは、対戦相手が対戦時間を引き延ばしていると感じた場合、すみやかにジャッジを呼んで確認しましょう。
誘導やブラフ
- 対戦中、相手を惑わすような虚偽の発言や、相手の行動を誘導するような発言、行動は慎んで下さい。
- 自分に有利な解釈のルーリングを押し付けないようにして下さい。
遅刻
- 試合開始時点でテーブルについていないプレイヤーは「注意」を受ける場合があります。
- 遅刻した場合、ジャッジにその旨を伝えた上で、速やかに対戦テーブルについて下さい。
- 試合開始時にテーブルについていないプレイヤーは「1ゲームの敗北」が適用されます。
- 試合開始時から「10分経過」してもテーブルについていないプレイヤーは、さらに「1ゲームの敗北」が適用されます。
- 試合終了時間までに試合会場に戻らなかったプレイヤーは、「途中棄権」とみなされ、以後の試合の対戦組合せから外されます。
投了の宣言
- 対戦中に勝ち目が無いと判断したプレイヤーは、「投了」を宣言することができます。(※投了=そのゲームの敗北を自主的に宣言すること。)
同意による引き分け
- 同意による引き分けを行ってはいけません。大会中は全ての試合において、お互いに全力を尽くして勝敗を決定してください。
虚偽の報告
- 対戦後の成績報告において、虚偽の報告がなされた場合、「罰則」が適用されます。
- 虚偽報告が発覚した場合は大会終了後であっても「順位の降格」や「出場記録の取り消し」等が行われる場合があります。
その他不正の発覚
- 不正が発覚した場合、即「罰則」が適用されます。大会終了後であっても、「不正」が発覚した場合「罰則」を適用し「順位の降格」や「出場記録の取り消し」等が行われる場合があります。
最終更新:2012年03月30日 12:22