サイドボード

メインデッキとは別の10枚のカードの事で、言わば「補欠」「控え」と言った立場のカード。
無理に10枚用意する必要は無く、0枚でも良い。
「サイドデッキ」とも、略して「サイド」とも呼ばれる。

GWの大会では普通、2本先取の1マッチを一回戦とした。
対戦相手がメインデッキで想定していたメタゲーム対象と異なる場合、2本目・3本目は、サイドボードから何枚かのカードを交換する事ができ、それによってより有利に戦う事ができる。
ただしサイドボーディング後、メインデッキとサイドボードの各枚数に変化があってはならない。(対戦に使用するデッキの枚数は常に50枚でなければならない)
また、次のマッチの1本目を開始する際には、元通りのメイン・サイド構成に戻さなければならない。

デッキによっては、10枚まるまる交換する事で、全く別物のデッキに変化する物もある。
これを「オフェンシブ・サイドボーディング」「アグレッシブ・サイドボーディング」などと言う。
それに対して「普通の」サイドボーディングを「ディフェンシブ・サイドボーディング」と呼ぶ。

1ゲーム目、2ゲーム目が終了してサイドボードを使用する際、相手にサイドボード使用の確認を取る必要はないが、サイドボードを使用した際は「(サイドボード)X枚です」と確認してもらう必要がある。この確認はメインデッキとサイドボードを入れ替えを検討した場合も含まれるが、サイドボードに触れていなければ確認してもらう必要はない。

なお、サイドボーディングの際、何枚交換したかを告げる義務は無い。枚数に変化がないことだけお互いに確認して、次のゲームを開始する事になる。
そのため「入れ替えた枚数という情報を相手に与えたくない」という理由で、一度サイドボードの10枚の全てをメインデッキ50枚に混ぜ、その後改めて不要な10枚を抜き出す、というテクニックが存在する。

参考



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最終更新:2012年03月31日 12:19