詩歌藩国 @ wiki

銃士隊

最終更新:

raiilu

- view
メンバー限定 登録/ログイン

銃士隊

L:銃士隊 = {
 t:名称 = 銃士隊(職業)
 t:要点 = 剣形銃,紋章エプロン
 t:周辺環境 = 宮廷
 t:評価 = 体格1,筋力1,耐久力1,外見0,敏捷1,器用-1,感覚0,知識-1,幸運0
 t:特殊 = {
  *銃士隊の職業カテゴリ = ,,,派生職業アイドレス。
  *銃士隊の白兵距離戦闘行為補正 = 白兵距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(白兵距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。
  *銃士隊の近距離戦闘行為補正 = 近距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(近距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。
  *銃士隊の中距離戦闘行為補正 = 中距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(中距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。
 }
 t:→次のアイドレス = 鼠の騎士ジャスパー(ACE),竜士隊(職業),絶滅部隊?(職業)

「Tous Pour un、un Pour Tous」(みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために)

               ──銃士隊隊訓
/*/

銃士とは詩歌藩国に特有の職業であり、銃士による部隊である銃士隊もこの国にしか存在しない。

「悪党どもめ、この剣形銃の輝きを畏れぬならかかってくるがいい!」
 ──それは誇りのために剣と銃を取った犬である。

 わんわん帝國下、詩歌藩国の犬妖精は誇りの人である。古き戦争に犬妖精達は整備士として、コパイロットとして参戦した。
そして、敗戦した。完膚なきまでに、何も出来なかった。

だが、負けたままではいなかった。

「あの戦いを忘れない。だから、僕らは銃を取る」

彼らは剣と銃を持ち、その誇りをエプロンの紋章に込めて、胸に燦然と輝かせて再び立ち上がったのである。
このようにして銃士隊は発足し、詩歌藩国の文化として根付いた。

銃士隊は犬妖精たちのいる環境であれば……つまりわんわん帝國であれば、どこでも存在しうる。
詩歌藩国でも、今の銃士隊発足以前の昔に存在していたらしい。
だから将来にわたって詩歌藩国固有の職業と言い切ることは出来ないが、その性質上新たに銃士隊が発足する可能性は極めて低いと言える。
現代的な戦闘集団ではないからだ。

銃士隊は、古めかしい武装組織である。
その発足理由は次の戦争には勝利を得るため、いやせめて一矢報いるためと言ってもいいが、戦争のために生まれたことは間違いない。。
今は違う。
度重なる戦争は軍隊と戦術を進化させ、戦争の形は変わっていったのだ。
今彼らの役目は従来の歩兵に代わる治安維持にあり、古きよき帝國を象徴する式典部隊でもある。



■剣形銃
彼らの愛用する剣形銃は白兵から中距離までの広い有効戦域を持ち、この武器を華麗に扱う銃士隊は犯罪者の組し易い敵ではない。
ただ、この由緒ある武器も年代物ゆえに燃費など多くの点で問題もあり、蓄積された戦闘データと技術をつぎ込んだ新装備に換装される予定となっている。
現在は一部の部隊でテストが行われているようだ。

■紋章エプロン
一方の防御面だが、その目的から軽装である。
わんわん帝國国旗を胸に縫い付けた、紋章エプロンと呼ばれる服が彼らの正装だ。
お飾り部隊と揶揄されることもあるが、街中を巡回するのに無骨な装甲は不要だし、街を守る衛視である事が一目で分かるこの姿は合理的な面もある。
クリスマスなど特定の期間は一般の歩兵もこの紋章エプロンに着替えて巡回に加わる……のだが、実は偽者判別用に毎年デザインに工夫を凝らしていると云う。
また、彼らはいざという時には完全に域のあった防御陣を組み、鉄壁の守りを披露すると云う。

■宮廷の守護者
治安を維持する衛視としての側面の他に、銃士隊には宮廷警護師団としての側面もある。
詩歌藩国の宮廷、政庁などを見れば門を守る銃士隊を見る事が出来るだろう。
派手ではないが歴史のある宮廷を警護する銃士隊は、風景の一部のように場に溶け込んでいる。


文:九音・詩歌
絵:経
添付ファイル
目安箱バナー