サブタイトル個別 ウルトラマン 第20話


恐怖のルート87
ヒドラ

解説ブックレットより

●ウルトラマン第20話(製作No.20)1966年11月27日放映
●登場宇宙人・高原竜ヒドラ
●自動車事故で死亡した武藤アキラ少年の魂が乗り移ったかのように、国道87号線を走る車を襲い続ける高原竜ヒドラ。ヒドラをおびき出すべく、アラシ隊員はタンクローリーに乗って87号線を疾走する。このジオラマで再現されているのは、タンクローリーを追跡してきたヒドラが舞い降りた瞬間。この直後アラシは車から飛び出し、スパイダーショットでヒドラが鷲掴みにしたタンクローリーを爆発させて、ヒドラにダメージを与えることに成功するのだった。ヒドラのデザインはロケ地である伊豆シャボテン公園の怪獣石像“高原竜”をベースにしたもの。これは、頭と体が鳥類・手と足が哺乳類・シッポは爬虫類という、グリフォンをイメージしたような怪獣で、後に東映製作の戦隊シリーズにも登場。特撮ファンにはおなじみの存在だ。現在も伊豆シャボテン公園の顔として健在である。ヒドラのスーツは第25話「怪彗星ツイフォン」に登場するギガスに改造されている。
Text by Mizuki Eguchi

補足

●伊豆シャボテン公園の怪獣石像“高原竜”は、正確には“荒”原竜ではないかと。
●別角度画像
車輪のツブレも表現されているタンクローリー。小さいのによくできてる…と、思いますが、こんなちっちゃいパーツを置くだけというのは勘弁してほしい。正直、2度ほど無くしかけました。



最終更新:2008年06月21日 01:19